JP5860594B2 - ガスタービンの始動制御のためのシステム及び方法 - Google Patents

ガスタービンの始動制御のためのシステム及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5860594B2
JP5860594B2 JP2011007394A JP2011007394A JP5860594B2 JP 5860594 B2 JP5860594 B2 JP 5860594B2 JP 2011007394 A JP2011007394 A JP 2011007394A JP 2011007394 A JP2011007394 A JP 2011007394A JP 5860594 B2 JP5860594 B2 JP 5860594B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas turbine
speed
acceleration
time
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011007394A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011153621A (ja
Inventor
デビッド・オーガスト・スナイダー
ランディ・スコット・ロッソン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Publication of JP2011153621A publication Critical patent/JP2011153621A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5860594B2 publication Critical patent/JP5860594B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02CGAS-TURBINE PLANTS; AIR INTAKES FOR JET-PROPULSION PLANTS; CONTROLLING FUEL SUPPLY IN AIR-BREATHING JET-PROPULSION PLANTS
    • F02C7/00Features, components parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart form groups F02C1/00 - F02C6/00; Air intakes for jet-propulsion plants
    • F02C7/26Starting; Ignition
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05DINDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
    • F05D2260/00Function
    • F05D2260/85Starting
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05DINDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
    • F05D2270/00Control
    • F05D2270/30Control parameters, e.g. input parameters
    • F05D2270/304Spool rotational speed

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Control Of Turbines (AREA)
  • Control Of Eletrric Generators (AREA)

Description

本発明は、一般にガスタービンに関し、特に、ガスタービンの始動制御のためのシステム及び方法に関する。
既存のガスタービン始動制御システム及びガスタービン始動制御方法は、例えば、最小/最大燃料流量、加速度、始動トルク及び他の適切なパラメータなどの種々の始動パラメータに関連する所定のスケジュールに基づく。所定のスケジュールはガスタービンの始動特性を定義する。始動パラメータは、それらのスケジュールにおいて規定される公称経路に追随するように制御される。しかし、実際には、例えば周囲温度の変化又は部品性能の変動などによって、スケジュールにおいて規定される公称経路からガスタービン始動が外れてしまう場合もある。そのような偏差が始動中に修正されない場合、ガスタービンの始動時間が著しく大きく変化する結果になる。これにより、ガスタービンの部品の寿命、翼端隙間及び性能は影響を受ける。
始動時の変動の問題に対応する方法の1つは、始動時間の裕度を大きく設定する。しかし、予測可能性及び効率の観点から、このような方法は必ずしも望ましくない。更に、商業用ガスタービンに共通して要求される条件として、始動時間を保証することは重要性を増している。
ガスタービン始動時の変動に対応するために使用可能な別の方法は、目標追跡スケジュールの適用である。この方法において、ガスタービンの速度又は他の適切な始動パラメータと時間との関係が監視される。制御ルーチンは、ガスタービン速度又は他の適切なパラメータに何らかの誤差が存在するか否かを判定し、誤差を修正するために、燃料流量及び始動トルクなどの種々のエフェクタを制御する。
しかし、ガスタービン速度が低速応答特性である場合、誤差が発生するとその誤差を消滅しようとする試みの中で、確定された限界に対して制御は急速に飽和してしまう。例えば、最高点火温度又は最高排気温度などの制御限界で制御を継続することは、通常望ましくない。更に、誤差が0に近づくと、感度の欠落によって、制御ループは急速に一方の境界から他方の境界へ移動するので、機器の摩耗及び他の問題が起こる可能性もある。
米国特許第5718111号明細書 米国特許第6321526号明細書 米国特許第6988368号明細書 特開平05−098996号公報
従って、当該技術分野において、上記の欠点を克服するように裕度を縮小した上で始動時間を保証する改良されたガスタービン始動制御システム及びガスタービン始動制御方法は受け入れられるだろう。
本発明の態様及び利点は、以下の説明の中に一部は記載されるだろうが、以下の説明から明らかになるか又は本発明の実施から習得されてもよい。
本発明の例示的な一実施形態は、ガスタービンの始動を制御する方法に関する。方法は、ガスタービンの動作速度を達成するための目標始動時間を定義することと、目標始動時間を達成するまでの残り時間を判定することとを含む。方法は、始動と関連する少なくとも1つのパラメータを監視することを含む。方法は、パラメータの第1の動作ポイントを判定し且つ少なくとも部分的に始動の残り時間に基づいてパラメータの第1の動作ポイントを第2の動作ポイントに調整する。方法は、パラメータの第2の動作ポイントに基づいてエフェクタを制御する。
本発明の別の例示的な実施形態は、ガスタービンの始動を制御するシステムに関する。システムは、ガスタービン始動のパラメータを監視し且つパラメータと関連するフィードバック信号を発生するように構成された監視システムを含む。システムは、目標始動時間を達成するまでのガスタービンの始動の残り時間を判定するように構成された制御システムを更に含む。制御システムは、パラメータの第1の動作ポイントを判定し且つ始動の残り時間に基づいてパラメータの第1の動作ポイントを第2の動作ポイントに調整するように構成される。制御システムは、少なくとも部分的にフィードバック信号及びパラメータの第2の動作ポイントに基づいて誤差信号を発生するように構成され且つ誤差信号に基づいてエフェクタを制御するように構成される。
本発明の上記の例示的な実施形態に対して変更及び変形が実施されてもよい。
本発明の上記の特徴、態様及び利点並びに他の特徴、態様及び利点は、以下の説明及び添付の特許請求の範囲を参照することにより更によく理解されるだろう。本明細書に取り入れられ且つ本明細書の一部を構成する添付の図面は、本発明の実施形態を例示し、以下の説明と共に本発明の原理を説明するのに有用である。
本明細書において、添付の図面を参照して、本発明の最良の態様を含む本発明の完全且つ有効な開示が当業者に向けて以下に提供される。
図1は、本発明の例示的な実施形態に従って使用可能な加速軌跡の例を示した特性図である。 図2は、本発明の例示的な実施形態に従って所定の動作速度を達成するための加速軌跡を残り時間の関数として示した特性図である。 図3は、本発明の例示的な一実施形態に係るガスタービンの始動の一実施例を示した特性図である。 図4は、本発明の例示的な一実施形態に係る制御システムの制御トポロジーの一実施例を示した図である。 図5は、本発明の例示的な一実施形態に係る制御システムの制御トポロジーの一実施例を示した図である。 図6は、本発明の例示的な一実施形態に係る軌跡調整スケジュールの一実施例を示した図である。 図7は、本発明の例示的な一実施形態に係る方法を示したフローチャートである。
次に、本発明の実施形態を詳細に参照する。実施形態のうち1つ以上の実施例が添付の図面に示される。各実施例は、本発明を限定するためではなく、本発明を説明するために示される。実際、本発明の範囲又は精神から逸脱することなく本発明において種々の変形及び変更が実施されてもよいことは当業者には明らかだろう。例えば、1つの実施形態の一部として図示又は説明される特徴は、更に別の実施形態を提供するために別の実施形態と組み合わせて使用されてもよい。従って、本発明は、添付の特許請求の範囲及びその同等物の範囲内に入るそのような変形及び変形を含むことが意図される。
一般に、本発明は改良された始動制御のシステム及び方法に関する。ガスタービンに関連して本発明を説明するが、本発明がガスタービンの始動制御に限定されず、他の技術にも同等に適用可能であることは、本明細書において提供される開示を考慮して当業者には理解されるべきである。本発明の実施形態は、制御応答及び安定性の面で問題を引き起こすことなく、始動時間の変動を大幅に減少するために軌跡スケジューリングを使用する。所定の目標始動時間を達成するようにスケジュールを制御するためにリアルタイム調整を実行するように、始動制御と関連するパラメータは始動情報の現在の状態と共に使用される。
追加制御ループの使用を必要としない補間テーブル又は他の関数によって、制御スケジュールの調整を実行可能である。ガスタービン又は他の装置の既存の始動制御構造に相対的にわずかな機能を追加するだけで、本発明の実施形態は実現可能である。始動の終了時における累積効果を考慮して始動パラメータに対する調整が実行されるので、制御調整の量は減少される。
本発明の軌跡制御方法及び軌跡制御システムは、目標始動時間を達成するまでの残り時間に基づいて制御スケジュールに対する調整を実行する。目標始動時間は、ガスタービン又は他の装置がガスタービンの場合の100%速度又は全速力のような所定の動作速度を達成するための時間目標である。目標始動時間は顧客仕様又は他の条件に従って予め定義されてもよい。目標始動時間を達成するまでの残り時間は、経過した始動時間を監視することにより判定又は計算可能である。
本発明の実施形態において、一連の始動特性を開発するために、スケジュールを変化させることで多数の始動がモデル化される。始動中の任意の時点から目標始動時間までに始動を完了するために(すなわち、所定の動作速度を達成するために)利用可能な複数の軌跡を定義するために、それらの特性と残り時間との関係を特性図で示すことができる。必要とされる軌跡を実現するために、現在の速度及び始動を完了するまでの残り時間に基づいて、既存のスケジュールに対して適切な調整を実行可能である。
例えば、図1は、ガスタービンの始動の複数の加速軌跡10、12及び14を速度と時間との関係として示した特性図である。加速軌跡10は公称加速スケジュールを示し、加速軌跡12及び14は公称加速スケジュールからの±10%の偏差をそれぞれ示す。図1には軌跡は3つしか示されないが、本発明の範囲から逸脱することなく任意の数の加速軌跡が規定されてもよいことは、本明細書の開示を考慮して当業者により理解されるべきである。図1に示される複数の加速軌跡10、12及び14は、目標始動時間までに所定の動作速度を達成するために残り時間に基づいて既存のスケジュールに対して実行される調整を判定するために使用される。
図2は、図1の加速軌跡10、12、14を100%速度などの所定の動作速度からの軌跡として残り時間の関数として示す。図2及び図3の破線15は始動の一例を示す。ポイント「A」に至るまで、ガスタービンの加速は公称加速スケジュールより遅れている。これは、例えば、始動トルクの供給開始が遅いこと及び/又は燃料減少によりガスタービンの加速が遅いことに起因すると考えられる。
ポイント「A」において、目標始動時間を達成するまでの残り時間及び現在のガスタービン速度が判定される。残り時間及び現在のガスタービン速度に基づいて、ガスタービンが目標始動時間までに所定の動作速度を達成するように加速スケジュールに対する調整が実行される。例えば、図2及び図3に示されるように、目標始動時間に約100%の所定の動作速度を達成するために適切な軌跡は、+10%加速軌跡12に基づく。ガスタービンが目標始動時間に所定の動作速度を達成できるように調整された加速スケジュールに基づいて、制御システム及び制御方法は、燃料流量、タービン燃焼及び/又はガスタービンに供給される始動トルクなどの種々のエフェクタを制御する。
スケジュールに対する調整は連続的に実行可能であり且つ複数の始動スケジュールが同時に調整されてもよい。例えば、安定性に問題を生じることなくガスタービン加速を最適に制御するために、始動トルク及び燃料流量が調整されてもよい。更に、調整は補間テーブルから判定されるか又は残り時間の関数として判定されるので、追加制御ループは不要である。
次に図4を参照して、本発明の例示的な一実施形態に係る制御システム100を詳細に説明する。制御システム100は、ガスタービンの始動と関連する種々のパラメータを監視する。例えば、図示されるように、監視システムによりガスタービン速度Nが監視され、制御システム100への入力として速度信号102が供給される。ガスタービン加速度Ndotも監視され、加速度入力信号104が制御システム100に入力として更に供給される。制御システム100は、ガスタービン始動と関連する動作パラメータとして速度N及び加速度Ndotを監視するが、燃料流量、排気温度、タービン燃焼及び他の適切な動作パラメータなどの他の始動パラメータにも本発明が同等に適用可能であることは、本明細書の開示を考慮して当業者には理解されるべきである。
速度信号102及び加速度入力信号104は、種々のエフェクタを制御するための制御出力を判定するために制御システム100により使用される。例えば、制御システム100は、始動中にガスタービンに供給される燃料の流量を制御するために燃料出力制御信号182を発生する。更に、制御システム100は、ガスタービンに供給される始動トルクの量を制御するためのトルク出力制御信号176を発生する。燃料流量及び始動トルクに関連するエフェクタの制御に関して制御システム100を説明するが、ガスタービンの始動特性を調整するための他の適切なエフェクタにも本発明を同等に適用可能であることは、本明細書の開示を考慮して当業者には理解されるべきである。
速度信号102は、加速スケジュール130、最小燃料スケジュール150及び始動トルクスケジュール170を含む複数の始動スケジュールに供給される。加速スケジュール130、最小燃料スケジュール150及び始動トルクスケジュール170は、始動パラメータの第1の動作ポイントを判定するために制御システム100により使用される。例えば、加速スケジュール130は、ガスタービンの現在の速度Nに基づいてガスタービン加速の第1の動作ポイントを判定するために使用される。制御システム100は、加速スケジュール130において規定される動作ポイントに基づいて第1の加速制御信号132を発生する。
同様に、最小燃料スケジュール150は、ガスタービンの現在の速度Nに基づいてガスタービンに供給される燃料の最小流量の第1の動作ポイントを判定するために使用される。制御システム100は、最小燃料スケジュール150において規定される動作ポイントに基づいて最小燃料信号152を発生する。始動トルクスケジュール170は、ガスタービンの現在の速度Nに基づいて始動トルクの第1の動作ポイントを判定するために使用される。制御システム100は、始動トルクスケジュール170において規定される動作ポイントに基づいて第1の始動トルク信号172を発生する。
加速スケジュール130、最小燃料スケジュール150及び始動トルクスケジュール170は、ガスタービンの始動の公称経路に基づく。種々の動作条件によって、加速スケジュール130、最小燃料スケジュール150及び始動トルクスケジュール170に規定される公称経路からガスタービンの始動が外れる場合もある。本発明の実施形態によれば、ガスタービンが所定の目標始動時間までに所定の動作速度を達成できるようにガスタービン始動の偏差に対応するために、制御システム100は、加速スケジュール130及び始動トルクスケジュール170などの始動スケジュールにおいて規定される動作ポイントに対して調整を実行するように構成される。
制御システム100は、目標始動時間を達成するまでのガスタービンの残り時間をまず判定することにより、加速スケジュール130及び始動トルクスケジュール170により規定される動作ポイントに対する調整を実行する。目標始動時間は、顧客仕様又は他の適切な条件に適合するように制御システムのユーザ又は他の操作員により事前に定義される。目標始動時間は、T_Target信号106として制御システム100に供給される。
特に、目標始動時間を示すT_Target信号106は、制御装置110に供給される。制御装置110は経過時間を示すTime信号105を更に受信する。制御装置110は、T_Target信号106及びTime信号105に基づいて残り時間を示す残り時間信号112を発生するように構成される。制御装置110は、T_Target信号106及びTime信号105に基づいて残り時間信号112を発生するように構成された加算器又は他の制御装置であってもよい。
制御システム100は、残り時間信号112に基づいて、加速スケジュール130及び始動トルクスケジュール170などの始動スケジュールにおいて規定される動作ポイントを調整するように構成される。始動スケジュールにおいて規定される動作ポイントは、軌跡スケジュールに基づいて調整される。前述のように、軌跡スケジュールは、一連の始動特性を開発するためにスケジュールを変化させつつ多数の始動をモデル化することにより開発される。スケジュールの開発は、種々の権限レベル、すなわち暗黙の境界に対応可能である。例えば、低速での安定性を向上するために、軌跡スケジュールは、加速、燃料流量、タービン燃焼、排気温度又は他の適切な始動パラメータなどの他の始動パラメータの変化より始動トルクの変化を優先してもよい。始動中の任意の時点から目標始動時間に始動を完了するために利用可能ないくつかの軌跡を定義するように、それらの特性と残り時間との関係が定義されてもよい。
例示的な一実施形態において、軌跡スケジュールは、残り時間及び現在のタービン速度に基づいて始動スケジュールにおいて規定される動作ポイントを調整するための調整値を規定する補間テーブルを含んでもよい。他の実施形態において、調整値は残り時間及び現在のタービン速度の関数として判定されてもよい。調整値は、目標始動時間までに所定の動作速度を達成するための複数の軌跡に基づいて定義される。調整は補間テーブルから判定可能であるか又は残り時間の関数として判定可能であるので、追加の制御ループは不要である。
図4を参照すると、残り時間信号112及び速度信号102は、加速軌跡スケジュール120に供給される。加速調整信号122は、残り時間信号112及び速度信号102に基づいて加速軌跡スケジュール120から判定される。加速調整信号122は制御装置140に供給される。
制御装置140は制御装置135から第1の誤差信号136を受信する。制御装置135は、加速制御信号132及び加速度入力信号104に基づいて第1の誤差信号136を判定するように構成される。制御装置135は、加速制御信号132と加速度入力信号104との誤差を判定するための加算器又は他の適切な装置であってもよい。
制御装置140は、加速調整信号122と第1の誤差信号136とを加算することにより、ガスタービンの加速の第2の動作ポイントを示す加速制御信号142を発生する。このようにして、制御システム100は、目標始動時間までに所定の動作速度を達成するまでの残り時間に基づいて、加速スケジュール130において規定される第1の動作ポイントを第2の動作ポイントに調整する。図4に示されるように、加速軌跡スケジュール120において規定される加速動作ポイントに対する調整は、ガスタービンの典型的な始動制御構造に相対的にわずかな機能を追加するだけで実現可能である。
制御システム100は、始動パラメータの第2の動作ポイントに基づいて燃料流量又は始動トルクなどのエフェクタを制御するように構成される。例えば、加速制御信号142は調整器145に供給され、調整器145は加速制御信号142に基づいて燃料流量コマンド信号146を発生する。調整器145は、比例調整器、比例積分調整器、比例微分調整器、比例積分微分調整器又は他の適切な調整器であってもよい。
燃料流量コマンド信号146は、制御装置180において最小燃料流量信号152と比較される。制御装置180は、燃料流量コマンド信号146と最小燃料流量信号152のうち大きいほうの値を判定する。制御装置180は、燃料流量コマンド信号146と最小燃料流量信号152のうち大きいほうの値を燃料制御信号182として出力する。このようにして、制御システム100は、加速の第2の動作ポイントに基づいてエフェクタ、すなわち燃料流量を制御する。
同様に、残り時間信号112及び速度信号102は、始動トルク軌跡スケジュール160に供給される。始動トルク調整信号162は、残り時間信号112及び速度信号102に基づいて始動トルク軌跡スケジュール160から判定される。始動トルク調整信号162は制御装置175に供給される。制御装置175は、始動トルク調整信号162の値を第1の始動トルク制御信号172に加算し且つ始動トルク出力制御信号176を発生する。制御システム100は、始動トルク出力制御信号176に基づいてガスタービンに加えられる始動トルクを制御する。このようにして、制御システム100は、始動トルクの第2の動作ポイントに基づいてエフェクタ、すなわち始動トルクを制御する。
図5を参照して、本発明の別の例示的な実施形態を詳細に説明する。図5は、速度信号202及び加速度信号204を入力信号として受信する制御システム200を示す。制御システム200は、目標始動時間までにガスタービンの所定の動作速度を達成するようにエフェクタ、すなわち、燃料流量を制御するための燃料流量出力制御信号246を発生するように構成される。
制御システム200は、ガスタービンの所定の目標始動時間を示すT_Target信号206及び始動の経過時間を示すTime信号205を受信する。T_Target信号206及びTime信号205は制御装置210に供給され、制御装置210は、T_Target信号206及びTime信号205に基づいて残り時間信号212を判定する。制御装置210は、T_Target信号206及びTime信号205から残り時間信号212を判定するための加算器又は他の適切な装置であってもよい。
残り時間信号212及び速度信号202は、共に加速軌跡スケジュール220に供給される。加速軌跡スケジュール220の制御論理を詳細に説明する。速度入力信号202は残り時間始動スケジュール222に供給される。残り時間始動スケジュール222は、ガスタービン加速の目標軌跡に基づいてガスタービンの理想残り時間と速度との関係を示す。残り時間始動スケジュール222から理想残り時間信号224が判定される。理想残り時間信号224及び残り時間信号212は制御装置225に供給される。制御装置225は、理想残り時間信号224で残り時間信号212を除算することにより、残り時間比信号226を発生する。
残り時間比信号226は軌跡調整スケジュール228に供給される。軌跡調整スケジュール228の一実施例が図6に示される。軌跡調整スケジュール228は加速調整値ΔNdotを速度の関数として示す。軌跡調整スケジュール228に供給される適切な残り時間比信号226と関連する軌跡曲線を追跡することにより、適切な加速調整値を判定可能である。
例えば、図6を参照すると、軌跡調整スケジュール228の一実施例は3つの軌跡曲線20、22及び24を含む。軌跡曲線20は約1の残り時間比と関連してもよい。軌跡曲線22は約0の残り時間比と関連してもよい。軌跡曲線24は約2の残り時間比と関連してもよい。厳密には0、1又は2と等しくない残り時間比と関連する調整値ΔNdotは、補間又は他の適切な方法によって判定可能である。
軌跡曲線20に基づいて説明すると、残り時間比が約1(すなわち、残り時間信号と理想残り時間信号がほぼ等しい)である場合、調整は不要であるので、加速調整値ΔNdotは約0になる。軌跡曲線22に基づいて説明すると、残り時間比が約0又は0〜1の範囲(すなわち、残り時間信号が理想残り時間信号より遅れている)である場合、ガスタービンの加速に対して適切な調整を実行するために、曲線22から判定された適切な調整値ΔNdotが供給される。図6に示されるように、調整値ΔNdotの値はガスタービンの現在の速度によって決まる。同様に、軌跡曲線24に基づいて説明すると、残り時間比が約2又は1〜2の範囲(すなわち、残り時間信号が理想残り時間より進んでいる)である場合、ガスタービンの加速に対して適切な調整を実行するために、曲線24から判定された適切な調整値ΔNdotが供給される。調整値ΔNdotの値はガスタービンの現在の速度によって決まる。
図5に戻ると、軌跡調整スケジュール228から判定された適切な調整値を示す調整値信号250は、制御装置235に供給される。制御システム200は、この調整値信号250を使用して、加速始動スケジュール230において規定される動作ポイントに対する調整を実行する。特に、速度入力信号202は加速始動スケジュール230に供給される。加速始動スケジュール230から第1の動作ポイントが判定され、第1の加速制御信号232として供給される。第1の加速制御信号232は制御装置235に供給され、制御装置235は、調整値信号250と第1の加速制御信号232とを加算することにより、第2の加速制御信号236を発生する。制御装置235は、第1の加速制御信号232及び調製値信号250から第2の加速制御信号236を発生するための加算器又は他の適切な制御装置であってもよい。
制御システム200は、第2の加速制御信号236に基づいて燃料流量又は始動トルクなどのエフェクタを制御するように構成される。例えば、第2の加速制御信号236は加速度入力信号204と共に制御装置240に供給される。制御装置240は、第2の加速制御信号236及び加速度入力信号204に基づいて誤差信号242を判定する。制御装置240は、第2の加速制御信号236と加速度入力信号204との誤差を判定するための加算器又は他の適切な装置であってもよい。誤差信号242は調整器245に供給され、調整器245は誤差信号242に基づいて燃料流量出力制御信号246を発生する。調整器245は、比例調整器、比例積分調整器、比例微分調整器、比例積分微分調整器又は他の適切な調整器であってもよい。燃料流量出力制御信号246は、目標始動時間までにガスタービンの所定の動作速度を達成するように燃料流量を制御するために使用される。
図7を参照して、本発明の例示的な一実施形態に係る方法300を示したフローチャートを詳細に説明する。ステップ310において、方法は目標始動時間を定義する。目標始動時間は、ガスタービンがその時間までに所定の動作速度を達成する所望の時間である。目標始動時間は顧客仕様又は他の条件に基づいて定義可能である。
ステップ320において、方法300は目標始動時間を達成するまでの残り時間を判定する。残り時間は、種々の始動パラメータの動作ポイントに対する調整を実行するために方法300により使用される。残り時間は始動の経過時間及び初期始動時間を監視することにより判定されてもよい。例えば、残り時間は目標始動時間から経過時間を減算することにより判定されてもよい。
ステップ330において、方法300は始動と関連するパラメータを監視する。例えば、方法は、ガスタービン速度、加速度、始動トルク、燃料流量、排気温度、タービン燃焼又は始動と関連する他の適切なパラメータを監視してもよい。ステップ340において、方法300はパラメータの第1の動作ポイントを判定する。第1の動作ポイントは、始動パラメータの公称経路に基づいて所定の始動スケジュールから判定されてもよい。
ステップ350において、方法300は、少なくとも部分的に始動の残り時間に基づいてパラメータの第1の動作ポイントを第2の動作ポイントに調整する。例えば、方法300は、パラメータの第1の動作ポイントを第2の動作ポイントに調整するために第1の動作ポイントに調整値を提供してもよい。ステップ360において、方法は、第2の動作ポイントに基づいて、燃料流量、始動トルク、タービン燃焼などのエフェクタ又は他の適切なエフェクタを制御する。このようにして、方法300は、始動情報の現在の状態を使用して、所定の目標始動時間を達成するようにスケジュールを制御するためのリアルタイム調整を実行する。
以上、最良の態様を含めて本発明を開示するため、並びに任意の装置又はシステムの製造及び使用及び取り入れられている任意の方法の実施を含めて当業者による本発明の実施を可能にするために、実施例を使用して本発明を説明した。本発明の特許性の範囲は、添付の特許請求の範囲により定義され、当業者には明らかである他の実施例を含んでもよい。他のそのような実施例は、特許請求の範囲の用語と相違しない構造要素を含む場合又は特許請求の範囲の用語と実質的に相違しない同等の構造要素を含む場合には特許請求の範囲の範囲内に含まれることを意図する。
10 加速軌跡
12 加速軌跡
14 加速軌跡
15 始動例
20 軌跡曲線
22 軌跡曲線
24 軌跡曲線
100 制御システム
102 速度信号
104 加速度入力信号
105 Time信号
106 T_Target信号入力
108 T_Start信号
110 制御装置
112 残り時間信号
120 加速軌跡スケジュール
122 加速調整信号
130 加速スケジュール
132 第1の加速制御信号
135 制御装置
136 第1の誤差信号
140 制御装置
142 加速制御信号
145 調整器
146 燃料流量コマンド信号
150 最小燃料スケジュール
152 最小燃料流量信号
160 始動トルク軌跡スケジュール
162 始動トルク調整信号
170 始動トルクスケジュール
172 第1の始動トルク制御信号
175 制御装置
176 始動トルク出力制御信号
180 制御装置
182 燃料出力制御信号
200 制御システム
202 速度入力信号
204 加速度入力信号
205 Time信号
206 T_target信号
210 制御装置
212 残り時間信号
214 T_Rem(最短)信号
215 制御装置
216 時間出力信号
220 加速軌跡スケジュール
222 残り時間始動スケジュール
224 理想残り時間信号
225 制御装置
226 残り時間比信号
228 軌跡調整スケジュール
230 加速始動スケジュール
232 第1の加速制御信号
235 制御装置
236 第2の加速制御信号
240 制御装置
242 誤差信号
245 調整器
246 燃料流量出力制御信号
250 調整値スケジュール
255 制御装置
260 制御装置
N ガスタービン速度
Ndot ガスタービン加速度

Claims (10)

  1. 所定の目標時間でガスタービンの所望の動作速度を達成するための、公称加速軌跡曲線と、公称加速軌跡曲線から外れた複数の加速軌跡曲線とを規定する始動加速軌道スケジュールから、公称加速軌跡曲線を選択するステップであって、始動加速軌道スケジュールからの加速軌跡曲線は速度ゼロから目標速度の範囲である、ステップと、
    始動トルクをガスタービンに適用するステップと、
    ガスタービンの現在の速度を決定するステップであって、現在の速度は、目標始動時間より前に取得される、ステップと、
    現在の速度が決定された時点に応じて、目標始動時間に達するまでの残り時間を決定するステップと、
    現在の速度および残り時間を、公称加速軌跡曲線と比較するステップと、
    現在の速度および残り時間が公称加速軌跡曲線から外れているときには、ガスタービンを公称加速軌跡曲線から外れた複数の加速軌跡曲線のひとつに追随させて、所定の目標時間でガスタービンの所望の動作速度を達成するために、ガスタービンの少なくとも1つのエフェクタを修正するステップと、
    を含む、ガスタービン始動方法。
  2. ガスタービンの現在の速度を決定するステップと、
    目標始動時間に達するまでの残り時間を決定するステップと、
    現在の速度および残り時間を、公称加速軌跡曲線および公称加速軌跡曲線から外れた複数の加速軌跡曲線と比較するステップと、
    をさらに続ける、請求項1に記載の方法。
  3. 現在の速度および残り時間が現在選択している加速軌跡曲線から外れているときには、ガスタービンを異なる加速軌跡曲線に追随させて、所定の目標時間でガスタービンの所望の動作速度を達成するために、ガスタービンの少なくとも1つのエフェクタを修正するステップをさらに含む、請求項2に記載の方法。
  4. エフェクタは、燃料流量および始動トルクのうちの少なくとも一方である、請求項1から3のいずれかに記載の方法。
  5. ガスタービンの始動に関連する少なくとも1つのパラメータを監視するステップと、
    前記パラメータの第1の動作ポイントを決定するステップと、
    をさらに含み、
    前記パラメータは、燃料流量、排気温度、タービン燃焼のうちの1つである、
    請求項1から4のいずれかに記載の方法。
  6. 前記パラメータの前記第1の動作ポイントは、始動加速軌跡スケジュールにおいて定義される公称加速軌跡曲線に少なくとも部分的に応じて決定される、請求項5に記載の方法。
  7. 前記残りの時間に少なくとも部分的に応じて、前記パラメータの前記第1の動作ポイントを前記第2の動作ポイントに調整するステップをさらに含む、請求項5または6に記載の方法。
  8. 少なくとも部分的に調整値に応じて、前記パラメータの前記第1の動作ポイントを前記第2の動作ポイントに調整するステップであって、調整値は、補間テーブルによって提供されるパラメータ軌跡スケジュールに少なくとも部分的に応じて決定される、ステップをさらに含む、請求項7に記載の方法。
  9. エフェクタは、前記パラメータの前記第2の動作ポイントに応じて修正される、請求項7または8に記載の方法。
  10. ガスタービンへの始動トルクの印加から全速力までガスタービンの始動を制御するシステムであって、
    ガスタービンの速度と加速度を監視して、ガスタービンの速度および加速度を示すガスタービンの速度信号および加速度信号とを提供する監視システムと、
    ガスタービンの速度信号および加速度フィードバック信号を受け取り、前記フィードバック信号に応じて離散時間における現在の速度を提供し、前記現在の速度および目標始動時間とに応じて、全速力に達するまでのがスタービンの残り時間を決定するように構成された制御装置と、
    を備え、
    前記制御装置は、全速力に達するまでの始動加速軌跡スケジュールを用いるように構成され、
    始動加速軌跡スケジュールは、所定の目標時間で速度ゼロから全速力に達するための、公称加速軌跡曲線と、公称加速軌跡曲線から外れた他の複数の加速軌跡曲線とを規定し、
    前記制御装置は、現在の速度および残り時間を、公称加速軌跡曲線と比較し、現在の速度および残り時間が公称加速軌跡曲線から外れているときには、ガスタービンを公称加速軌跡曲線から外れた複数の加速軌跡曲線のひとつに追随させて、所定の目標時間で全速力に達するために、ガスタービンの少なくとも1つのエフェクタを修正する信号を生成するように構成されている、
    システム。
JP2011007394A 2010-01-27 2011-01-18 ガスタービンの始動制御のためのシステム及び方法 Active JP5860594B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US12/694,334 US8833085B2 (en) 2010-01-27 2010-01-27 System and method for gas turbine startup control
US12/694,334 2010-01-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011153621A JP2011153621A (ja) 2011-08-11
JP5860594B2 true JP5860594B2 (ja) 2016-02-16

Family

ID=44294936

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011007394A Active JP5860594B2 (ja) 2010-01-27 2011-01-18 ガスタービンの始動制御のためのシステム及び方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8833085B2 (ja)
JP (1) JP5860594B2 (ja)
CN (1) CN102135037B (ja)
CH (1) CH702608B1 (ja)
DE (1) DE102011000148B4 (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8437941B2 (en) 2009-05-08 2013-05-07 Gas Turbine Efficiency Sweden Ab Automated tuning of gas turbine combustion systems
US9267443B2 (en) 2009-05-08 2016-02-23 Gas Turbine Efficiency Sweden Ab Automated tuning of gas turbine combustion systems
US9354618B2 (en) 2009-05-08 2016-05-31 Gas Turbine Efficiency Sweden Ab Automated tuning of multiple fuel gas turbine combustion systems
US9671797B2 (en) 2009-05-08 2017-06-06 Gas Turbine Efficiency Sweden Ab Optimization of gas turbine combustion systems low load performance on simple cycle and heat recovery steam generator applications
US8555653B2 (en) * 2009-12-23 2013-10-15 General Electric Company Method for starting a turbomachine
US9611786B2 (en) * 2012-01-09 2017-04-04 Honeywell International Inc. Engine systems with enhanced start control schedules
US9140192B2 (en) * 2012-01-11 2015-09-22 Alstom Technology Ltd. Startup method for large steam turbines
JP5840015B2 (ja) * 2012-02-01 2016-01-06 三菱日立パワーシステムズ株式会社 ガスタービン運転制御装置及び方法並びにプログラム、ガスタービン
FR2995345B1 (fr) * 2012-09-10 2018-06-15 Safran Helicopter Engines Procede et systeme de demarrage d'un turbomoteur d'aeronef
US20140123664A1 (en) * 2012-11-05 2014-05-08 General Electric Company Systems and Methods for Generating a Predictable Load Upon Completion of a Start Sequence of a Turbine
US9157406B2 (en) * 2014-02-05 2015-10-13 General Electric Company Systems and methods for initializing a generator
WO2015133994A1 (en) * 2014-03-04 2015-09-11 Sikorsky Aircraft Corporation Electrical augmentation of a gas turbine engine
US9988928B2 (en) * 2016-05-17 2018-06-05 Siemens Energy, Inc. Systems and methods for determining turbomachine engine safe start clearances following a shutdown of the turbomachine engine
CN110886656A (zh) * 2018-09-11 2020-03-17 普拉特 - 惠特尼加拿大公司 用于为发动机启动设定加速度计划的方法与系统

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4337615A (en) 1979-03-21 1982-07-06 The Garrett Corporation Gas turbine fuel control system
US5241817A (en) * 1991-04-09 1993-09-07 George Jr Leslie C Screw engine with regenerative braking
JP2799792B2 (ja) 1991-10-05 1998-09-21 川崎重工業株式会社 ガスタービン起動制御方式
US5718111A (en) 1995-08-04 1998-02-17 Alliedsignal Inc. Fuzzy start logic for jet engines
JPH1037762A (ja) * 1996-04-26 1998-02-10 Toshiba Corp ガスタービン発電プラントの制御方法及び装置
JP3673020B2 (ja) * 1996-06-26 2005-07-20 株式会社東芝 ガスタービン発電プラントの制御装置
JPH11229898A (ja) 1998-02-19 1999-08-24 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ガスタービンの起動制御装置
US5986438A (en) * 1998-04-21 1999-11-16 Heller-Dejulio Corporation Rotary induction machine having control of secondary winding impedance
US6810676B2 (en) 2001-12-14 2004-11-02 Pratt & Whitney Canada Corp. Method of engine starting in a gas turbine engine
JP4723884B2 (ja) * 2005-03-16 2011-07-13 株式会社東芝 タービン起動制御装置およびその起動制御方法
JP2007138856A (ja) * 2005-11-21 2007-06-07 Chugoku Electric Power Co Inc:The 蒸気タービンプラントの起動スケジュール予測システムおよび予測方法、ならびに予測用プログラムおよび該プログラムを格納した記録媒体
JP2009281248A (ja) * 2008-05-21 2009-12-03 Toshiba Corp タービンシステムおよびタービンシステム起動制御方法
JP2009295853A (ja) 2008-06-06 2009-12-17 Sony Corp 素子転写装置、素子転写方法及び表示装置の製造方法
JP5223476B2 (ja) * 2008-06-09 2013-06-26 株式会社Ihi ガスタービン発電プラントの発電量制御方法および装置
US8195339B2 (en) * 2009-09-24 2012-06-05 General Electric Company System and method for scheduling startup of a combined cycle power generation system
US8555653B2 (en) * 2009-12-23 2013-10-15 General Electric Company Method for starting a turbomachine

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011153621A (ja) 2011-08-11
CH702608B1 (de) 2016-08-15
CH702608A2 (de) 2011-07-29
CN102135037A (zh) 2011-07-27
CN102135037B (zh) 2014-10-29
DE102011000148B4 (de) 2023-02-02
US8833085B2 (en) 2014-09-16
DE102011000148A1 (de) 2011-07-28
US20110179802A1 (en) 2011-07-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5860594B2 (ja) ガスタービンの始動制御のためのシステム及び方法
JP5868671B2 (ja) 弁制御装置、ガスタービン、及び弁制御方法
EP1762715B1 (en) Fuel-flow-rate control device and controlling method for a power generation system
KR101194126B1 (ko) 가스 터빈의 제어 방법 및 가스 터빈 발전 장치
CN104917435A (zh) 电动机的启动控制方法、装置、电动机和压缩机
JP7470110B2 (ja) 電気モータを備えるターボ機械を制御するための方法
EP3034841B1 (en) Gas turbine engine optimization control device
JP2013543557A (ja) パルス状の燃料分割を有する燃焼装置
RU2654552C2 (ru) Способ и устройство генерирования команды расхода топлива для впрыска в камеру сгорания газотурбинного двигателя
JP2018109399A (ja) 燃料電池システムにおける適応燃料配分のためのシステムおよび方法
JP6134616B2 (ja) 2軸ガスタービン
EP2827204B1 (en) Gas turbine engine controller with event trigger
JP4270763B2 (ja) ガスタービン制御装置
WO2016067642A1 (ja) 補機制御装置、制御システム、過給機、制御方法及びプログラム
JP6252786B2 (ja) 過給機制御装置、制御システム、過給機、制御方法及びプログラム
CN114597918A (zh) 一种确定满足频率稳定约束的惯量控制延时的方法及系统
JP4305949B2 (ja) ガスタービン発電装置の制御モード切替方法
CN107620639B (zh) 用于控制通向三通止回阀的液体燃料流的方法及涡轮发电控制系统
US10174679B2 (en) Systems and methods related to control of gas turbine startup
JP2006029215A (ja) 水力発電用ガバナとそれを備えた水力発電用調速制御装置、水力発電プラント
JP2009197637A (ja) ガバナフリー制御装置およびガバナフリー制御方法
JPH11117894A (ja) ガス圧縮設備及びその運転方法
JP6213302B2 (ja) ボイラシステム
JP2004245143A (ja) 蒸気タービン制御装置および制御方法
CN110939519A (zh) 微型燃气轮机起动机电流抗积分饱和pi控制方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140110

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150303

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150529

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151201

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151221

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5860594

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350