JP5858897B2 - 位置検出システム及び位置検出方法 - Google Patents

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本発明は、LRT(Light Rail Transit)や路線バス等の交通機関において、車両が走行する位置を検出する位置検出システム及び位置検出方法に関する。
車両の位置を測位するGPS受信機と、GPS受信機で測位した測位位置を中央管理装置に向けて送信する車上無線伝送部とを備えた車上装置を車両に搭載し、中央管理装置において車両が位置する検知区間を把握する位置検知システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−237582号公報
しかしながら、従来技術においては、車上装置から中央管理装置に向けて測位位置を直接無線送信する必要があると共に、新たな検知区間への車両の進入を検知するためには、車両に搭載した車上装置から常に測位位置を送信しなければならないため、免許を必要とする通信可能距離が長く高速で大規模な無線網を採用しなければならず、位置検出システムの構築が高価で煩雑なものになってしまうという問題点があった。
本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、特定小電力無線を用いた安価で簡便な位置検出システム及び位置検出方法を提供する点にある。
本発明に係る位置検出システムは、走行路線を走行する車両の位置を検出する位置検出システムであって、GPS信号に基づいて位置を測位して現在位置を出力するGPS受信機と、前記走行路線に沿って設定された複数の区間ブロックの領域を表す座標を路線データとして記憶する路線データ記憶手段と、前記現在位置と前記路線データとに基づいて前記車両が位置する前記区間ブロックを特定する走行位置特定手段と、前記車両を特定する車両情報を記憶する車両情報記憶手段と、前記車両が新たな前記区間ブロックに進入したと判断した場合に、前記走行位置特定手段によって特定された前記区間ブロックと前記車両情報とを含む無線フレームを生成する無線フレーム生成手段と、前記無線フレーム生成手段によって生成された前記無線フレームを特定小電力無線の帯域を用いて送信する車載無線機と、前記走行路線に配置された複数の無線機の内、前記現在位置から最も近い前記無線機を特定し、特定した前記無線機に割り当てられたチャンネルを用いて、前記車載無線機によって前記無線フレームを送信させる無線フレーム送信手段とを前記車両に具備し、前記車両の前記車載無線機から送信される前記無線フレームを受信する複数の前記無線機が前記走行路線に配置され、前記区間ブロックは、前記走行路線に沿って連続的に配置された複数の余長ブロックで構成されていると共に、前記無線機は、上り用無線機と下り用無線機とで構成され、前記走行位置特定手段は、前記現在位置と前記路線データとに基づいて前記車両が位置する前記余長ブロックを特定することで、前記区間ブロックを特定し、前記無線フレーム送信手段は、前記走行位置特定手段によって特定された前記余長ブロックの履歴である走行履歴によって前記車両の走行方向を特定し、特定した走行方向に該当する前記上り用無線機もしくは前記下り用無線機に割り当てられた第1のチャンネルを用いて、前記車載無線機によって前記無線フレームを送信させ、第1のチャンネルを用いた送信を複数回行っても前記無線フレームを送信できない場合に、特定した走行方向と反対方向に該当する前記下り用無線機もしくは前記上り用無線機に割り当てられた第2のチャンネルを用いて、前記車載無線機によって前記無線フレームを送信させることを特徴とする。
さらに、本発明に係る位置検出システムにおいては、前記無線フレーム送信手段は、前記現在位置と最も近い前記無線機との距離に応じた送信出力を特定し、特定した送信出力で前記車載無線機によって前記無線フレームを送信させることを特徴とする。
また、本発明に係る位置検出方法は、走行路線を走行する車両の位置を検出する位置検出方法であって、前記車両において、GPS受信機によって、GPS信号に基づいて現在位置を測位して現在位置を出力し、路線データ記憶手段に前記走行路線に沿って設定された複数の区間ブロックの領域を表す座標を路線データとして記憶しておき、走行位置特定手段によって、前記現在位置と前記路線データとに基づいて前記車両が位置する前記区間ブロックを特定し、車両情報記憶手段に前記車両を特定する車両情報を記憶しておき、無線フレーム生成手段によって、前記車両が新たな前記区間ブロックに進入したと判断した場合に、前記走行位置特定手段によって特定した前記区間ブロックと前記車両情報とを含む無線フレームを生成し、前記無線フレーム送信手段によって、前記走行路線に配置された複数の無線機の内、前記現在位置から最も近い前記無線機を特定し、特定した前記無線機に割り当てられたチャンネルを用い、前記無線フレーム生成手段によって生成した前記無線フレームを、車載無線機によって特定小電力無線の帯域を用いて送信し、前記車両の前記車載無線機から送信される前記無線フレームを前記走行路線に配置された複数の無線機によって受信し、前記区間ブロックは、前記走行路線に沿って連続的に配置された複数の余長ブロックで構成されていると共に、前記無線機は、上り用無線機と下り用無線機とで構成され、前記走行位置特定手段は、前記現在位置と前記路線データとに基づいて前記車両が位置する前記余長ブロックを特定することで、前記区間ブロックを特定し、前記無線フレーム送信手段は、前記走行位置特定手段によって特定された前記余長ブロックの履歴である走行履歴によって前記車両の走行方向を特定し、特定した走行方向に該当する前記上り用無線機もしくは前記下り用無線機に割り当てられた第1のチャンネルを用いて、前記車載無線機によって前記無線フレームを送信し、第1のチャンネルを用いた送信を複数回行っても前記無線フレームを送信できない場合に、特定した走行方向と反対方向に該当する前記下り用無線機もしくは前記上り用無線機に割り当てられた第2のチャンネルを用いて、前記車載無線機によって前記無線フレームを送信することを特徴とする。
本発明の位置検出システム及び位置検出方法では、車両側で区間ブロックを特定しているので、車両から常に現在位置を送信する必要がなく、車両の新たな区間ブロックへの進入時のみに無線フレームを送信すれば良いため、通信トラフィックを軽減させることができ、通信可能距離が短く低速な特定小電力無線を用い、安価で簡便な位置検出システムを構築することができるという効果を奏する。また、現在位置に最も近い無線機との距離に応じて送信出力を特定して無線フレームを送信するので、無線フレームを送信する際の混信を防止できる。
本発明に係る位置検出システムの実施の形態のシステム構成図である。 図1に示す車載装置の構成を示すブロック図である。 図1に示す車両が走行する走行路線に配置された余長ブロック例を示す図である。 図2に示す路線データ記憶部に記憶されている路線データ例を示す図である。 図1に示す車載無線機、上り用無線機及び下り用無線機で用いられるチャンネル例を示す図である。 図2に示す無線情報記憶部に無線情報として記憶されているチャンネル情報例を示す図である。 図2に示す無線情報記憶部に無線情報として記憶されている送信出力情報例を示す図である。 図2に示す走行履歴記憶部に記憶される走行履歴例を示す図である。 図2に示す走行位置特定部による余長ブロック特定動作について説明するための説明図である。 図2に示す走行位置特定部による余長ブロック特定動作について説明するための説明図である。 図2に示す無線フレーム生成部による無線フレーム生成動作について説明するためのフローチャートである。 図2に示す無線フレーム送信部による無線フレーム送信動作について説明するためのフローチャートである。 図2に示す無線フレーム送信部による無線フレーム送信動作について説明するための説明図である。
以下に、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
本実施の形態の位置検出システムは、決められた走行路線を走行するLRT(Light Rail Transit)や路線バス等の交通機関において、走行中の車両の位置を検出するシステムであり、図1を参照すると、走行中の車両10に設置されたGPS受信機20、車載装置30及び車載無線機60と、車両10が停止する駅70にそれぞれ設置された上り用無線機71及び下り用無線機72と、車両10の運行を管理する管理室80に設置されている中央管理装置81とから構成されている。また、上り用無線機71及び下り用無線機72と、中央管理装置81とは、光回線90とのインターフェースである光I/F91を介して光回線90で接続されている。
GPS受信機20は、複数のGPS衛星からのGPS信号を、車両10の屋根等に設置されたGPSアンテナ21を介して受信し、受信したGPS信号に基づいて現在位置(緯度、経度)を測位する機能を有し、測位した現在位置(緯度、経度)を測位位置として出力する。GPS受信機20は、所定時間毎に測位を実行して測位位置を出力するように構成されている。なお、GPS受信機20が測位を実行して測位位置を出力するタイミングは、予め設定しておいても良く、ユーザによって設定可能に構成しても良い。
車載装置30は、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置であり、制御部40に、記憶部50と、GPS受信機20とのインターフェースであるGPSI/F31と、車載無線機60とのインターフェースである無線I/F32と、マウスやキーボード等からなる入力部33とを備えている。
制御部40は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えたマイクロコンピューター等の情報処理部である。ROMや記憶部50には車載装置30の動作制御を行うための制御プログラムが記憶されている。制御部40のCPUは、ROMや記憶部50に記憶されている制御プログラムを読み出し、制御プログラムをRAMに展開させることで、図2に示す測位位置受信部41と、走行位置特定部42と、無線フレーム生成部43と、無線フレーム送信部44としてそれぞれ機能する。
記憶部50は、半導体メモリやHDD(Hard Disk Drive)等の記憶手段であり、図2に示す路線データを記憶する路線データ記憶部51と、車両情報を記憶する車両情報記憶部52と、無線情報を記憶する無線情報記憶部53と、走行履歴を記憶する走行履歴記憶部54として機能する。
測位位置受信部41は、GPSI/F31を介してGPS受信機20からの測位位置を受信し、走行位置特定部42に出力する。
路線データ記憶部51には、走行路線をブロック化した路線データが記憶されている。車両10が走行する走行路線には、図3(a)に点線で示す複数のブロック(以下、余長ブロックと称す)が設定され、各余長ブロックには、それぞれ異なるブロック名が付与されている。駅70に設定された余長ブロックには、駅70を表す「T○○○」が、駅70間の路線に設定された余長ブロックには、路線を表す「R○○○」がそれぞれ付与されている。余長ブロックは、矩形状の領域であり、隣り合う余長ブロックの1辺が共通化され、走行路線に沿って連続的に配置されている。また、図3(b)を参照すると、駅70間の路線に設定された余長ブロックをグループ化した区間ブロックが設定されている。なお、区間ブロックは、ユーザによって設定可能なブロックであり、車両10の位置を細かく検出したい場合には、少ない数の余長ブロックをグループ化すれば良く、車両10の位置の検出が大まかで良い場合には、多い数の余長ブロックをグループ化すれば良い。路線データは、余長ブロックと、余長ブロックをグループ化した区間ブロックとを表すデータであり、図4を参照すると、「余長ブロック名」と、「区間ブロック名」と、余長ブロックのa点〜d点の4つの頂点座標(緯度/経度)とからなる。なお、図4において、
「T○○○」及び「R○○○」は、「余長ブロック名」を、「Y○○○」は、「区間ブロック名」を、「a○○○」、「b○○○」、「c○○○」及び「d○○○」は、余長ブロック「T○○○」及び「R○○○」における4つの頂点a、b、c、dのそれぞれの座標(緯度/経度)を表している。なお、本実施の形態では、図4に示すように、隣り合う余長ブロックのa点とc点、さらにb点とd点とは共通の頂点座標(緯度/経度)になっている。従って、路線テータにおいて、a及びb点、もしくはc及びd点のいずれかを省略することもできる。さらに、各余長ブロックの形状は、図3(a)に示すように同一である必要はなく、GPS測位の誤差等を反映させ、幅や長さを調整することができる。
走行位置特定部42は、測位位置受信部41から入力された測位位置と、路線データ記憶部51に記憶されている路線データとを比較することで、車両10が位置する余長ブロックを特定すると共に、特定した余長ブロックが属する区間ブロックを特定する。走行位置特定部42による余長ブロック特定動作については、後述する。走行位置特定部42は、特定した区間ブロックの「区間ブロック名」を無線フレーム生成部43に出力すると共に、特定した余長ブロックの「余長ブロック名」を走行履歴記憶部54に走行履歴として記憶させる。
車両情報記憶部52には、車両情報として、車両10を特定する車両IDと、乗務員を特定する乗務員IDとが記憶されている。車両ID及び乗務員IDは、ユーザが入力部33から入力するようにしても良く、入力部33としてICカード等の外部記憶媒体の接続ポートを設け、車両ID及び乗務員IDが記憶された外部記憶媒体を接続ポートに接続して入力するようにしても良い。なお、外部記憶媒体の接続ポートを設ける場合には、外部記憶媒体自体を車両情報記憶部52として機能させることができる。
無線フレーム生成部43は、車両10が新たな区間ブロックに進入したか否かを判断し、車両10が新たな区間ブロックに進入したと判断した場合は、中央管理装置81に送信する無線フレームを生成する。無線フレーム生成部43によって生成する無線フレームには、車両10を特定する車両情報として車両情報記憶部52に記憶されている車両ID及び乗務員IDと、車両10が位置する区間ブロックを特定する位置情報として走行位置特定部42から入力された「区間ブロック名」とが含まれている。なお、無線フレームには、車両情報及び位置情報以外に、ユーザが所望する各種データを付加することができる。無線フレーム生成部43による無線フレーム生成動作については、後述する。
車載無線機60、上り用無線機71及び下り用無線機72は、総務省で定める一定の条件を満たした無線設備であれば無線従事者資格も無線局免許も不要である特定小電力無線の帯域、例えば429MHz帯を用いて無線フレームを送信する小電力無線であり、複数のチャンネルが設けられている。本実施の形態では、図5に示すように7つのチャンネルが設けられており、車載無線機60は、7つのチャンネルのいずれかで無線フレームを送信する機能を有している。また、上り用無線機71及び下り用無線機72には、図6に示すように、駅70毎に特定のチャンネルが割り当てられている。図6には、チャンネル数の1/2よりも多い10個の駅70が走行路線に存在する例が示されており、従って同一のチャンネルが異なる駅70の上り用無線機71及び下り用無線機72で用いられている。なお、特定小電力無線の帯域、例えば429MHz帯を用いた小電力無線機の通信可能距離が最大でも2km程度あるため、この通信可能距離よりも十分に離れている駅70では同一のチャンネルを使用しても問題が生じない。
無線情報記憶部53には、無線フレームを送信するチャンネルを示すチャンネル情報と、無線フレームを送信する送信出力を示す送信出力情報とが無線情報として記憶されている。チャンネル情報としては、図6に示すような、走行路線に存在する各駅70に設置された上り用無線機71及び下り用無線機72にそれぞれ割れ当てられているチャンネルが設定されている。また、送信出力情報としては、図7に示すように、車両10と無線フレームを送信する駅70との距離に応じた送信出力が設定されている。
走行履歴記憶部54は、図8に示すように、走行位置特定部42から入力された「ブロック名」と、入力された時刻とを走行履歴として順次記憶する。余長ブロックの「ブロック名」を走行履歴として記憶する期間は、任意であるが、少なくとも複数の余長ブロックの「ブロック名」が記憶されている必要がある。図8に示す走行履歴では、0.5秒ごとに車両10が位置する余長ブロックが特定されていることが分かり、また、13h20m17s00では、車両10が位置する余長ブロックが特定されなかったことが分かる。
無線フレーム送信部44は、無線フレーム生成部43によって無線フレームが生成されると、走行履歴記憶部54に記憶されている走行履歴と、無線情報記憶部53に記憶されている無線情報と、路線データ記憶部51に記憶されている路線データとに基づいて無線フレームを送信するチャンネルと送信出力とを特定し、無線フレーム生成部43によって生成された無線フレームと共に、特定したチャンネルと送信出力とを無線I/F経由で車載無線機60に出力し、車載無線機60によって特定したチャンネルを用い、特定した送信出力で無線フレームを送信させる。無線フレーム送信部44による無線フレーム送信動作については、後述する。
車両10の車載無線機60によって送信された無線フレームは、アンテナ711を介して上り用無線機71もしくはアンテナ721を介して下り用無線機72によって受信され、上り用無線機71及び下り用無線機72は、受信した無線フレームを光回線90経由で中央管理装置81に送信する。これにより、中央管理装置81には、走行路線を走行する全ての車両10の位置情報(車両10が位置する区間ブロック)が集約されることになる。
中央管理装置81は、プログラム制御によって動作する情報処理装置であり、走行路線を走行する全ての車両10からの無線フレームを受信することで、車両10の運行情報を生成し、生成した運行情報を管理室80や駅70に設置された図示しないモニタに出力したり、図示しないインターネット回線経由でウェブ上に公開したりする。また、図示しない電子連動装置や案内装置に出力することもできる。
次に、走行位置特定部42による余長ブロック特定動作について図9及び図10を参照して詳細に説明する。
走行位置特定部42は、測位位置受信部41から測位位置が入力されると、経度をX軸、緯度をY軸とし、路線データ記憶部51に路線データとして記憶されている各余長ブロックのX座標の最大値及び最小値とY座標を最大値及び最小値とを算出し、X座標の最大値及び最小値とY座標を最大値及び最小値とで設定される外枠内に入力された測位位置が含まれるか否かを判定し、外枠内に入力された測位位置が含まれる余長ブロックを候補ブロックとして抽出する。例えば、図9に示す余長ブロック「R033」の場合には、頂点bの経度がX座標の最大値に、頂点cの経度がX座標の最小値に、頂点aの緯度がY座標の最大値に、頂点dの緯度がY座標の最大値にそれぞれ算出され、図9に一点鎖線で示す外枠が設定され、入力された測位位置が点Aや、点Bや、点Cの場合には、余長ブロック「R033」が候補ブロックとしてとして抽出される。なお、候補ブロックは、1個に限られることなく、例えば、入力された測位位置が点Cの場合には、余長ブロック「T903」も候補ブロックとして抽出されることになる。また、全ての余長ブロックについて上述の候補ブロックの判定を行うように構成しても良いが、走行履歴記憶部54に記憶されている走行履歴に基づいて、先に特定された余長ブロックと、当該余長ブロックの周辺に配置されている余長ブロックのみについて上述の判定を行うようにすると処理量を軽減することができる。さらに、走行履歴記憶部54に記憶されている走行履歴に基づいて、車両10の走行方向を判断し、先に特定された余長ブロックと、当該余長ブロックの車両10の走行方向側に配置されている余長ブロックのみについて上述の判定を行うようにしても処理量を軽減することができる。
図9に示す余長ブロック「R033」の場合には、入力された測位位置が余長ブロック内に含まれない点Bであっても、候補ブロックとして抽出される。従って、走行位置特定部42は、候補ブロックとして抽出したそれぞれ余長ブロック内に入力された測位位置が含まれるか否かをそれぞれ判定し、入力された測位位置が含まれる余長ブロックを、車両10が位置する余長ブロックとして特定する。走行位置特定部42は、まず、図10に示すように、入力された測位位置のX座標と、余長ブロックの4つの辺とが交わるポイントZを算出し、算出したポイントZの内のY座標が小さい方の2点を結ぶ線分上に入力された測位位置が位置する場合に、入力された測位位置が余長ブロック内に含まれていると判定する。図10に示すように、入力された測位位置が点A(Xa、Ya)の場合には、ポイントZ1(Xa、Y1)とポイントZ2(Xa、Y2)とが算出され、Y1<Ya<Y2であるため、ポイントZ1(Xa、Y1)とポイントZ2(Xa、Y2)とを結ぶ線分上に点A(Xa、Ya)が位置する。従って、余長ブロック「R033」内に入力された測位位置が含まれると判定されることになり、走行位置特定部42は、車両10が位置する余長ブロック「R033」を特定すると共に、特定した余長ブロックが属する区間ブロック「Y006」を特定し、区間ブロック名「Y006」を無線フレーム生成部43に出力する。一方、入力された測位位置が点B(Xb、Yb)の場合には、ポイントZ3(Xb、Y3)とポイントZ4(Xb、Y4)とが算出され、Yb<Y3<Y4であるため、ポイントZ3(Xb、Y3)とポイントZ4(Xb、Y4)とを結ぶ線分上に点B(Xb、Yb)が位置していない。従って、余長ブロック「R033」内に入力された測位位置が含まれないと判定されることになり、走行位置特定部42は、車両10が位置する余長ブロックを特定することなく、特定動作を終了させる。なお、本実施の形態では、入力された測位位置のX座標を基準にして、余長ブロック内に入力された測位位置が含まれるか否かを判定するように構成したが、入力された測位位置のY座標を基準にして、余長ブロック内に入力された測位位置が含まれるか否かを判定するように構成しても良い。
また、本実施の形態で使用する路線データは、隣り合う余長ブロックの1辺が共通化されているため、測位位置が余長ブロックの辺の上に位置する場合には、2つの余長ブロックが特定される場合がある。この場合には、特定された2つの余長ブロックの内のいずれかを選択したり、先に特定された余長ブロックを選択したりすれば良い。
次に、無線フレーム生成部43による無線フレーム生成動作について図11を参照して詳細に説明する。
図11を参照すると、無線フレーム生成部43は、走行位置特定部42からの「区間ブロック名」の入力を監視している(ステップA1)。ステップA1で走行位置特定部42から「区間ブロック名」が入力されると、無線フレーム生成部43は、新たな「区間ブロック名」か否かを判断し(ステップA2)、新たな「区間ブロック名」でない場合、すなわち前回入力された「区間ブロック名」と同一の場合には、ステップA1に戻る。
ステップA2で新たな「区間ブロック名」である場合、すなわち前回入力された「区間ブロック名」とは異なる場合には、無線フレーム生成部43は、走行位置特定部42からの次の「区間ブロック名」の入力を監視する(ステップA3)。ステップA3で走行位置特定部42から「区間ブロック名」が入力されると、無線フレーム生成部43は、前回と同じ「区間ブロック名」か否かを判断し(ステップA4)、前回と同じ「区間ブロック名」でない場合、すなわち前回入力された「区間ブロック名」とは異なる場合には、ステップA1に戻る。
ステップA4で前回と同じ「区間ブロック名」である場合、すなわち前回入力された「区間ブロック名」と同一の場合には、すなわちステップA1で入力された新たな「区間ブロック名」が再び走行位置特定部42によって特定されて入力された場合には、無線フレーム生成部43は、車両10が新たな区間ブロックに進入したと判断し、車両情報記憶部52に記憶されている車両ID及び乗務員IDと、走行位置特定部42から入力された「区間ブロック名」とが含まれる無線フレームを生成する。このように、本実施の形態では、新たな「区間ブロック名」が入力され、その「区間ブロック名」が連続して入力されると、車両10が新たな区間ブロックに進入したと判断する用に構成しされている。なお、連続回数は2回に限ることなく、3回以上であっても良い。
次に、無線フレーム送信部44による無線フレーム送信動作について図12及び図13を参照して詳細に説明する。
図12を参照すると、無線フレーム送信部44は、無線フレーム生成部43による無線フレームの生成を監視している(ステップB1)。ステップB1で無線フレーム生成部43によって無線フレームが生成されると、無線フレーム送信部44は、走行履歴記憶部54に記憶されている走行履歴と、路線データ記憶部51に記憶されている路線データとに基づいて、最も近い駅70を特定すると共に(ステップB2)、車両10の走行方向を特定する(ステップB3)。
図8に示すような走行履歴の場合には、車両10が余長ブロック「R041」に位置することが分かり、無線フレーム送信部44は、C駅までのブロック数と、D駅までのブロック数とを比較することで、ブロック数が少ない駅70を最も近い駅70として特定する。図13に上段に示すように余長ブロックが配置され、下段に示すように区間ブロックが設定され、車両10が余長ブロック「R041」に位置している場合には、C駅までのブロック数が、9ブロックであり、D駅までのブロック数が、7ブロックである。従って、無線フレーム送信部44は、C駅を最も近い駅70として特定する。なお、ブロック数で比較することなく、測位位置から駅70までの距離を演算して、最も距離が短い駅70を特定するようにしても良い。
また、図8に示すような走行履歴の場合には、車両10が余長ブロック「R040」から余長ブロック「R041」に移動していることが分かり、無線フレーム送信部44は、車両10の走行方向が図13に示す「上り」であることが分かる。
次に、無線フレーム送信部44は、無線情報記憶部53に記憶されているチャンネル情報に基づいて、ステップB2で特定した駅70に設置された上り用無線機71と下り用無線機72との内、ステップB3で特定とした走行方向に該当するものを、無線フレームを送信する第1のチャンネルを特定すると共に(ステップB4)、無線情報記憶部53に記憶されている送信出力情報に基づいて、ステップB2で特定した駅70までの距離に応じた無線フレームを送信する送信出力を特定する(ステップB5)。
ステップB2でC駅が特定され、ステップB3で走行方向が「上り」と特定され、図6に示すようなチャンネル情報が無線情報記憶部53に無線情報として記憶されている場合には、無線フレーム送信部44は、無線フレームを送信する第1のチャンネルとして「CH3」を特定する。また、ステップB2で特定されたC駅までのブロック数(距離)が図13に示すように9ブロックであり、図6に示すような送信出力情報が無線情報記憶部53に無線情報として記憶されている場合には、無線フレーム送信部44は、線フレームを送信する送信出力として7mWを特定する。
次に、無線フレーム送信部44は、ステップB4で特定した第1のチャンネルと、ステップB5で特定した送信出力とを無線I/F経由で車載無線機60に出力し、車載無線機60によって特定した第1のチャンネルを用いて、特定した送信出力で無線フレームを送信させる(ステップB6)。これにより、無線フレームは、車両10から最も近い駅70に設置され、車両10の走行方向に該当する上り用無線機71と下り用無線機72とのいずれかに対し、車両10と最も近い駅70との距離に応じた送信出力で送信されることになる。
次に、無線フレーム送信部44は、確認応答の受信を監視し(ステップB7)、所定時間以内に確認応答を受信すると、無線フレーム送信動作を終了する。ステップB7で所定時間以内に確認応答が受信されない場合には、無線フレーム送信部44は、今回の無線フレーム送信動作において、無線フレームの送信を予め設定されたN回目か否かを判断し(ステップB8)、N回目でない場合には、ステップB6に戻って再び第1のチャンネルを用いて無線フレームを送信させる。これにより、確認応答が受信できない場合には、第1のチャンネルを用いた無線フレームの送信がN回行われることになる。
ステップB8でN回目である場合には、無線フレーム送信部44は、無線情報記憶部53に記憶されているチャンネル情報に基づいて、ステップB2で特定した駅70に設置された上り用無線機71と下り用無線機72との内、ステップB3で特定とした走行方向の反対方向に該当するものを、無線フレームを送信する第2のチャンネルを特定する(ステップB9)。そして、無線フレーム送信部44は、ステップB9で特定した2のチャンネルと、ステップB5で特定した送信出力とを無線I/F経由で車載無線機60に出力し、車載無線機60によって特定した第2のチャンネルを用いて、特定した送信出力で無線フレームを送信させる(ステップB10)。これにより、無線フレームは、車両10から最も近い駅70に設置され、車両10の走行方向に該当する上り用無線機71と下り用無線機72とのいずれかに対し、車両10と最も近い駅70との距離に応じた送信出力で送信されることになる。
次に、無線フレーム送信部44は、確認応答の受信を監視し(ステップB11)、所定時間以内に確認応答を受信すると、無線フレーム送信動作を終了する。ステップB11で所定時間以内に確認応答が受信されない場合には、無線フレーム送信部44は、無線フレームが送信できなかったことを示す送信エラーを無線フレーム生成部43に出力する(ステップB12)。
無線フレーム送信部44から送信エラーが入力された無線フレーム生成部43は、上述の無線フレーム動作に拘わらず、予め設定された設定時間が経過した後に、走行位置特定部42から「区間ブロック名」が入力されると、無線フレームを生成する。すなわち、送信エラーで車両10から本来送信されるはずの無線フレームが送信されなかったため、無線フレーム生成部43は、車両10が新たな区間ブロックに進入したと判断しなくても、無線フレームを生成し、無線フレーム送信部44によって送信が再びトライされる。
なお、上り用無線機71及び下り用無線機72は、必ずしも駅70に設置する必要はなく、駅70以外の任意の位置に設置することができ、この場合には、無線フレーム送信部44は、最も近い上り用無線機71及び下り用無線機72を特定することになる。
以上、説明したように本実施の形態は、GPS信号に基づいて位置を測位して現在位置を出力するGPS受信機20と、走行路線に沿って設定された複数の区間ブロックの座標を路線データとして記憶する路線データ記憶部51と、現在位置と路線データとに基づいて車両が位置する区間ブロックを特定する走行位置特定部42と、車両10を特定する車両情報を記憶する車両情報記憶部52と、車両10が新たな前記区間ブロックに進入したと判断した場合に、走行位置特定部42によって特定された区間ブロックと車両情報とを含む無線フレームを生成する無線フレーム生成部43と、無線フレーム生成部43によって生成された無線フレームを特定小電力無線の帯域を用いて送信する車載無線機60とを車両10に具備し、車載無線機60からの無線フレームを受信する上り用無線機71及び下り用無線機72が走行路線の各駅70にそれぞれ設置されている。この構成により、
車両10側で区間ブロックを特定しているので、車両10から常に現在位置を送信する必要がなく、車両10の新たな区間ブロックへの進入時のみに無線フレームを送信すれば良いため、通信トラフィックを軽減させることができ、通信可能距離が短く低速な特定小電力無線を用い、安価で簡便な位置検出システムを構築することができるという効果を奏する。
また、本実施の形態によれば、各駅70にそれぞれ設置されている上り用無線機71及び下り用無線機72の内、現在位置から最も近い上り用無線機71及び下り用無線機72を特定し、特定した上り用無線機71及び下り用無線機72に割り当てられたチャンネルを用いて、車載無線機60によって無線フレームを送信させる無線フレーム送信部44を具備している。この構成により、通信可能距離内にある上り用無線機71及び下り用無線機72に対して確実に無線フレームを送信することができる。
また、本実施の形態によれば、無線フレーム送信部44は、現在位置と最も近い上り用無線機71及び下り用無線機72との距離に応じた送信出力を特定し、特定した送信出力で車載無線機60によって無線フレームを送信させるように構成されている。この構成により、無線フレームを送信する際の混信を防止することができる。
また、本実施の形態によれば、無線フレーム送信部44は、現在位置に基づく走行履歴によって車両10の走行方向を特定し、特定した走行方向に該当する上り用無線機71もしくは下り用無線機72に割り当てられた第1のチャンネルを用いて、車載無線機60によって無線フレームを送信させ、第1のチャンネルを用いた送信を複数回行っても無線フレームを送信できない場合に、特定した走行方向と反対方向に該当する下り用無線機72もしくは上り用無線機71に割り当てられた第2のチャンネルを用いて、車載無線機60によって無線フレームを送信させるように構成されている。これにより、上り及び下りの車両10からの無線フレームを受信する優先順位を上り用無線機71及び下り用無線機72に設定することができ、車両10からの無線フレームを確実に受信することができる。
なお、本発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。なお、各図において、同一構成要素には同一符号を付している。
10 車両
20 GPS受信機
21 GPSアンテナ
30 車載装置
31 GPSI/F
32 無線I/F
33 入力部
40 制御部
41 測位位置受信部
42 走行位置特定部
43 無線フレーム生成部
44 無線フレーム送信部
50 記憶部
51 路線データ記憶部
52 車両情報記憶部
53 無線情報記憶部
54 走行履歴記憶部
60 車載無線機
70 駅
71 上り用無線機
72 下り用無線機
80 管理室
81 中央管理装置
90 光回線
91 光I/F

Claims (3)

  1. 走行路線を走行する車両の位置を検出する位置検出システムであって、
    GPS信号に基づいて位置を測位して現在位置を出力するGPS受信機と、
    前記走行路線に沿って設定された複数の区間ブロックの領域を表す座標を路線データとして記憶する路線データ記憶手段と、
    前記現在位置と前記路線データとに基づいて前記車両が位置する前記区間ブロックを特定する走行位置特定手段と、
    前記車両を特定する車両情報を記憶する車両情報記憶手段と、
    前記車両が新たな前記区間ブロックに進入したと判断した場合に、前記走行位置特定手段によって特定された前記区間ブロックと前記車両情報とを含む無線フレームを生成する無線フレーム生成手段と、
    前記無線フレーム生成手段によって生成された前記無線フレームを特定小電力無線の帯域を用いて送信する車載無線機と
    前記走行路線に配置された複数の無線機の内、前記現在位置から最も近い前記無線機を特定し、特定した前記無線機に割り当てられたチャンネルを用いて、前記車載無線機によって前記無線フレームを送信させる無線フレーム送信手段とを前記車両に具備し、
    前記車両の前記車載無線機から送信される前記無線フレームを受信する複数の前記無線機が前記走行路線に配置され、
    前記区間ブロックは、前記走行路線に沿って連続的に配置された複数の余長ブロックで構成されていると共に、
    前記無線機は、上り用無線機と下り用無線機とで構成され、
    前記走行位置特定手段は、前記現在位置と前記路線データとに基づいて前記車両が位置する前記余長ブロックを特定することで、前記区間ブロックを特定し、
    前記無線フレーム送信手段は、前記走行位置特定手段によって特定された前記余長ブロックの履歴である走行履歴によって前記車両の走行方向を特定し、特定した走行方向に該当する前記上り用無線機もしくは前記下り用無線機に割り当てられた第1のチャンネルを用いて、前記車載無線機によって前記無線フレームを送信させ、第1のチャンネルを用いた送信を複数回行っても前記無線フレームを送信できない場合に、特定した走行方向と反対方向に該当する前記下り用無線機もしくは前記上り用無線機に割り当てられた第2のチャンネルを用いて、前記車載無線機によって前記無線フレームを送信させることを特徴とする位置検出システム。
  2. 前記無線フレーム送信手段は、前記現在位置と最も近い前記無線機との距離に応じた送信出力を特定し、特定した送信出力で前記車載無線機によって前記無線フレームを送信させることを特徴とする請求項記載の位置検出システム。
  3. 走行路線を走行する車両の位置を検出する位置検出方法であって、
    前記車両において、
    GPS受信機によって、GPS信号に基づいて現在位置を測位して現在位置を出力し、
    路線データ記憶手段に前記走行路線に沿って設定された複数の区間ブロックの領域を表す座標を路線データとして記憶しておき、
    走行位置特定手段によって、前記現在位置と前記路線データとに基づいて前記車両が位置する前記区間ブロックを特定し、
    車両情報記憶手段に前記車両を特定する車両情報を記憶しておき、
    無線フレーム生成手段によって、前記車両が新たな前記区間ブロックに進入したと判断した場合に、前記走行位置特定手段によって特定した前記区間ブロックと前記車両情報とを含む無線フレームを生成し、
    前記無線フレーム送信手段によって、前記走行路線に配置された複数の無線機の内、前記現在位置から最も近い前記無線機を特定し、特定した前記無線機に割り当てられたチャンネルを用い、前記無線フレーム生成手段によって生成した前記無線フレームを、車載無線機によって特定小電力無線の帯域を用いて送信し、
    前記車両の前記車載無線機から送信される前記無線フレームを前記走行路線に配置された複数の無線機によって受信し、
    前記区間ブロックは、前記走行路線に沿って連続的に配置された複数の余長ブロックで構成されていると共に、
    前記無線機は、上り用無線機と下り用無線機とで構成され、
    前記走行位置特定手段は、前記現在位置と前記路線データとに基づいて前記車両が位置する前記余長ブロックを特定することで、前記区間ブロックを特定し、
    前記無線フレーム送信手段は、前記走行位置特定手段によって特定された前記余長ブロックの履歴である走行履歴によって前記車両の走行方向を特定し、特定した走行方向に該当する前記上り用無線機もしくは前記下り用無線機に割り当てられた第1のチャンネルを用いて、前記車載無線機によって前記無線フレームを送信し、第1のチャンネルを用いた送信を複数回行っても前記無線フレームを送信できない場合に、特定した走行方向と反対方向に該当する前記下り用無線機もしくは前記上り用無線機に割り当てられた第2のチャンネルを用いて、前記車載無線機によって前記無線フレームを送信することを特徴とする位置検出方法。
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