JP4753848B2 - 列車制御装置 - Google Patents

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この発明は、列車の走行位置を検知して列車の速度を自動的に制限速度に制御する列車制御装置、特に地上子を使用しないで列車の走行位置を高精度に検出することに関するものである。
列車を安全に運行させるためには線路を閉そく区間に分割して、1閉そく区間に1列車だけを運転させ、他の列車を同時に入れないようにしている。この閉そく方式を行うためには先行列車の位置を検知して後方の列車に対して先行列車までの距離等の情報を送る必要がある。
この列車検知には、レールを所定の長さに区分けして電気回路を構成した軌道回路の列車進出側の境界から列車検知信号を送信し、軌道回路の列車進入側の境界で所定レベルの列車検知信号を受信しているとき、その軌道回路に列車が在線していないと判定し、列車が軌道回路に進入して車軸によりレールが短絡されて受信している列車検知信号が一定レベル以下になったとき、その軌道回路に列車が在線していると判定している。
地上と列車との間で情報を伝送するために、地上装置は先行列車の位置と進路の条件等により定まる停止目標位置を示す列車制御信号を有する信号電流を変調して軌道回路に送信し、列車は車両の床下に設けた受電器で軌道回路に流れる信号電流を受信し、車上装置は受信した信号電流に有する列車制御信号から得られる先行列車との間隔や停止目標位置までの照査速度パターンに基づき連続的に列車の速度を可変するようにしている。この列車に伝送する情報量を多くするため、近年ではレールに流す信号電流の変調方式にMSK(Minimum Shift Keying)変調を用いている。
この列車制御信号を伝送するとき、交流電化区間の場合、運転電流の高調波が極めて強力であり、この高調波雑音が入り込んでも通信可能として列車制御信号の伝送を向上させるため、特許文献1や特許文献2等にスペクトラム拡散通信方式を使用した列車制御装置が開示されている。このスペクトラム拡散通信方式を使用した列車制御装置は、地上装置では列車制御信号を擬似雑音符号(以下、PN符号という)でスペクトラム拡散変調して広い周波数帯に拡散してレールに送信し、列車に搭載された車上装置の受信部は、レールに送られているスペクトラムを拡散した信号を受信して、受信した信号を地上装置と同じPN符号を使用して拡散変調する。このPN符号を使用して拡散変調すると、受信した信号に混入した雑音信号はスペクトラムが拡散され列車制御拡散信号はもとの周波数帯域内に集められて地上装置で発生した元の列車制御信号にもどされる。この拡散変調した信号を狭帯域のバンドパスフィルタを通して雑音成分を除去し、送信された列車制御信号を得るようにしている。
また、車上装置で軌道回路の境界を検出するには、有絶縁軌道回路では、レールに流れている信号電流の位相が転極することを検出する方法や、軌道回路毎に異なる周波数の列車制御信号を送信している場合には、受信する周波数の変化を検出する方法や、列車制御信号に軌道IDを含ませて、受信した軌道IDにより検出する方法が用いられている。
また、無絶縁軌道回路では、軌道境界に絶縁がないため、レールに流れている信号電流の位相が転極することは検出できず、周波数の変化を検出する方法と列車制御信号に含まれる軌道IDにより検出する方法を用いている。また、例えば特許文献3に示された列車位置検出装置は、無絶縁軌道回路に送信されている列車検知信号を受信しなくなった時点により軌道回路の境界を検出し、その時点から自列車の走行距離を計測し、自列車が新たな無絶縁軌道回路に進入して新たな無絶縁軌道回路に係るATC信号を受信したときに計測された自列車位置を計測された距離に基づいて補正するようにしている。
特開平7−221674号公報 特開2004−90871号公報 特許第3639386号公報
しかしながら信号電流の位相が転極することを検出する方法や周波数の変化を検出する方法及び列車検知信号を受信しなくなった時点で軌道回路の境界を検出しても、得られた情報は軌道回路境界の情報のみであり、軌道回路境界の位置や軌道回路長の情報を得ることはできず、列車の位置を特定することはできなかった。
この列車の位置を特定するため、レールの間に地点情報すなわちキロ程を送信する地点検知用地上子を設け、車両に地点検知用地上子からの地点情報を受信する車上子を別個設ける必要があった。このようにレール間に地点検知用地上子を設けると保守作業が低下するという欠点がある。
また、列車制御信号に軌道IDを含ませた電文を送信して、電文を受信して別の軌道回路に入ったことを検出する方式では電文の長さが数10ビットとなり、電文を受信している時間だけ検出が遅れるため、検出する境界の位置精度が低下してしまう。この検出を早めるために電文のフレーム長を短くすると伝送する情報の内容が制約を受けてしまう。また、同一周波数を使用した場合には、軌道回路の境界を通過したときに電文が結合してしまう問題もある。
この発明は、このような問題を解消し、列車で列車制御信号の打ち込み点通過や列車の位置を精度良く検出するとともに先行列車との距離からブレーキパターンを作成して高密度運転を行うことができる列車制御装置を提供することを目的とするものである。
この発明の列車制御装置は、レールを複数区間に分割し、各区間の列車の進出端に接続された送信器と、各区間の列車の進入端に接続された列車検知用受信器及び列車に搭載された車上装置を有し、前記送信器は、列車検知信号をあらかじめ区間毎に設定された搬送波周波数と拡散符号により変調した列車検知用拡散信号と、列車の進行方向の前方区間の搬送波周波数と拡散符号種別及び区間境界のキロ程を有する地上情報を列車検知用拡散信号と同じ搬送波周波数で列車検知用拡散信号とは異なる拡散符号により変調した情報送信用拡散信号とを重畳してレールに送信し、
前記列車検知用受信器は、列車検知用拡散信号と同じ搬送波周波数で同じ拡散符号によりレールから受信した拡散信号を復調し、復調した列車検知信号のレベルの変化により、各区間に列車が在線したか否を検出し、
前記車上装置は、チャネル選択部と情報選択部と情報処理部及び列車位置算出部を有し、前記チャネル選択部は、区間毎の列車検知用拡散信号と同じ搬送波周波数と拡散符号を組み合わせた整合フィルタを有し、各区間に送信されている列車検知用拡散信号を入力してパルス列を出力し、前記情報選択部は、区間毎の情報送信用拡散信号と同じ搬送波周波数と拡散符号を組み合わせた復調部を有し、各区間に送信されている情報送信用拡散信号を復調して地上情報を抽出し、前記情報処理部は前記チャネル選択部から出力するパルス列の変化により列車が各区間の境界に達したことを認識し、パルス列が出力されなくなったチャネルを検出し、そのチャネルに対応する前記情報選択部の復調部で復調した地上情報に示されている前方区間の搬送波周波数と拡散符号の整合フィルタからパルス列が出力されていることを確認し、確認したチャネルに対応する搬送波周波数と拡散符号の復調部から出力されている地上情報から区間境界のキロ程を抽出し、前記列車位置算出部は前記情報処理部で抽出した区間境界のキロ程と区間境界を検出したとき速度発電機から出力するパルス数により自列車の走行位置を算出することを特徴とする。
前記送信器からレールに送信する地上情報に自区間長も有し、前記車上装置には、前記情報処理部で列車が各区間の境界に達したことを認識したとき、パルス列が出力されなくなったチャネルを検出し、そのチャネルに対応する前記情報選択部の復調部で復調した地上情報に示されている自区間長と、その区間を走行しているときの速度発電機から出力する全パルス数と車輪1回転のパルス数から車輪径を算出して補正する車輪径補正部を有し、
前記列車位置算出部は前記情報処理部で抽出した区間境界のキロ程と区間境界を検出したとき速度発電機から出力するパルス数と前記車輪径補正部で補正した車輪径補正値とから自列車の走行位置を算出する。
また、前記送信器からレールに送信する列車検知信号と地上情報に区間境界のキロ程で示した先行列車位置も有し、前記列車検知用受信器は、復調した列車検知信号に有する先行列車位置を進入側の区間に設けられた前記受信器に伝送し、前記車上装置のパターン作成部は、前記列車位置算出部で算出した自列車の走行位置と前記情報処理部で地上情報から抽出した先行列車位置から速度パターンを作成する。
さらに、前記レールを分割した各区間の列車の進出端に接続された列車情報受信器を有し、前記車上装置は、前記列車位置算出部で算出した自列車の走行位置と列車編成長を有する車上情報を前記送信器で使用している搬送波周波数と拡散符号とは異なる搬送波周波数と拡散符号により変調した車上情報拡散信号をレールに送信し、前記列車情報受信器は、車上情報拡散信号と同じ搬送波周波数で同じ拡散符号によりレールに送信された車上情報拡散信号を復調し、復調した車上情報に有する列車走行位置と列車編成長から列車の最後尾位置を算出し、算出した列車の最後尾位置を同じ区間の列車検知用受信器に伝送し、前記列車検知用受信器は進入側の区間に設けられた前記受信器に伝送している先行列車位置を伝送された列車の最後尾位置に変更し、前記車上装置のパターン作成部は、前記列車位置算出部で算出した自列車の走行位置と前記情報処理部で地上情報から抽出した先行列車の最後尾位置から速度パターンを作成する。
また、前記前記車上装置からレールに送信する車上情報に列車種別と車輪径の補正状況も有する。
この発明はレールを複数区間に分割した各区間の列車の進出端に接続された送信器からレールに送信する列車検知用拡散信号と情報送信用拡散信号を車上装置で受信し、受信した列車検知用拡散信号により区間境界に達したことを検出し、情報送信用拡散信号に含まれる区間境界のキロ程と区間境界を検出したとき速度発電機から出力するパルス数により列車の走行位置を算出することにより、列車の走行位置を区間長の変化に対応させて検出することができる。
また、送信器からレールに送信する情報送信用拡散信号に自区間長も含め、車上装置は区間境界に達したとき、走行していた区間に送信されていた情報送信用拡散信号に含まれる自区間長と、その区間を走行しているときの速度発電機から出力する全パルス数と車輪1回転のパルス数から車輪径を算出して補正し、区間境界に達したときに抽出した区間境界のキロ程と区間境界を検出したとき速度発電機から出力するパルス数と車輪径補正値とから列車の走行位置を算出することにより、列車の走行位置を高精度で検出することができる。
さらに、送信器からレールに送信する列車検知信号と地上情報に区間境界のキロ程で示した先行列車位置も含み、列車検知用受信器は復調した列車検知信号に有する先行列車位置を進入側の区間に設けられた受信器に伝送することにより列車進入側の各区間に先行列車位置を順次伝送することができ、後続する列車は先行列車位置を確実に検知することができる。
また、車上装置は列車の走行位置と地上情報から抽出した先行列車位置から速度パターンを作成することにより、後続列車の速度を安定して制御することができる。
さらに、レールを分割した各区間の列車の進出端に接続された列車情報受信器を設け、車上装置は列車の走行位置と列車編成長を有する車上情報をレールに送信し、列車情報受信器はレールに送信された車上情報に有する列車走行位置と列車編成長から列車の最後尾位置を算出し、算出した列車の最後尾位置を同じ区間の列車検知用受信器に伝送し、列車検知用受信器は進入側の区間に設けられた受信器に送っている先行列車位置を伝送された列車の最後尾位置に変更することにより進入側の区間に設けられた受信器は列車の最後尾位置を含む地上情報の情報送信用拡散信号をレールに送信でき、車上装置は列車の走行位置と地上情報から抽出した先行列車の最後尾位置から速度パターンを作成するから、列車の運行を安定して高密度化することができる。
また、車上装置から列車種別と車輪径の補正状況も含めた車上情報をレールに送信することにより、列車種別を踏切制御に利用できるとともに車輪径の補正状況を地上で確認することができる。
図1はこの発明の列車制御装置の配置図である。図に示すように、列車制御装置は、列車1が走行するレール2を信号の伝送レベルが保てる長さの区間1T〜4Tに分割し、各区間1T〜4Tの列車1の進出端に接続された送信器3a〜3dと列車情報受信器4a〜4dと、各区間1T〜4Tの列車1の進入端に接続された列車検知用受信器5a〜5d及び列車1に搭載された車上装置6を有する。
送信器3は、図2のブロック図に示すように、情報処理部31と第1の変調部32と第2の変調部33及び送信部34を有する。情報処理部31は区間境界(打込点)のキロ程で示した先行列車位置を含む列車検知信号を生成して第1の変調部32に送り、列車1に送信する地上情報を生成して第2の変調部33に送る。この地上情報には、先行列車位置と自区間長と列車1の進行方向の前方区間の搬送波周波数と拡散符号種別及び区間境界(打込点)のキロ程を有する。第1の変調部32は送られた列車検知信号をあらかじめ設定された搬送波周波数と拡散符号により変調して列車検知用拡散信号を発生する。第2の変調部33は送られた地上情報を第1の変調部32の搬送波周波数と同じ搬送波周波数で第1の変調部32とは異なる拡散符号により変調して情報送信用拡散信号を発生する。送信部34は所定の搬送波周波数の列車検知用拡散信号と情報送信用拡散信号をレール2に重畳して送信する。
このレール2に送信する列車検知用拡散信号と情報送信用拡散信号の搬送波周波数は少なくとも2周波使用し、隣接する区間で異なる搬送波周波数を使用する。例えば図1に示すように、区間1Tに接続された送信器3aでは搬送波周波数f1を使用し、区間2Tに接続された送信器3bでは搬送波周波数f2、区間3Tに接続された送信器3cでは搬送波周波数f1、区間4Tに接続された送信器3dでは搬送波周波数f2を使用する。また、第1の変調部32と第2の変調部33で変調する拡散符号は例えば異なる4種類を使用し、図1に示すように、送信器3aの第1の変調部32はPN1、第2の変調部33はPN2を使用し、送信器3bの第1の変調部32はPN2、第2の変調部33はPN3を使用し、送信器3cの第1の変調部32はPN3、第2の変調部33はPN4を使用し、送信器3dの第1の変調部32はPN4、第2の変調部33はPN1を使用する。そして区間1Tに接続された送信器3aは搬送波周波数f1で拡散符号PN1の列車検知用拡散信号と搬送波周波数f1で拡散符号PN2の情報送信用拡散信号をレール2に送信し、区間2Tに接続された送信器3bは搬送波周波数f2で拡散符号PN2の列車検知用拡散信号と搬送波周波数f2で拡散符号PN3の情報送信用拡散信号をレール2に送信し、区間3Tに接続された送信器3cは搬送波周波数f1で拡散符号PN3の列車検知用拡散信号と搬送波周波数f1で拡散符号PN4の情報送信用拡散信号をレール2に送信し、区間4Tに接続された送信器3dは搬送波周波数f2で拡散符号PN4の列車検知用拡散信号と搬送波周波数f2で拡散符号PN1の情報送信用拡散信号をレール2に送信している。
列車検知用受信器5は、図2のブロック図に示すように、受信部51と復調部52及び情報処理部53を有する。受信部51は送信器3からレール2に送られている拡散信号を受信する。復調部52は、同じ区間に接続された送信器3から送信する拡散信号と同じ搬送波周波数で第1の変調部32に設定された拡散符号と同じ拡散符号により受信部51で受信した拡散信号を変調して列車検知信号を抽出する。情報処理部53は復調部52で抽出した列車検知信号のレベルの変化により、各区間に列車1が在線したか否を検出する。この列車検知用受信器5は列車1の進入側の区間に設けられた送信器3に地上回線で接続され、情報処理部53で検出した先行列車位置を進入側の区間に設けられた送信器3に伝送する。
車上装置6は、図3のブロック図に示すように、送受信部61とチャネル選択部62と情報選択部63と情報処理部64と計数部65と車輪径補正部66と列車位置算出部67とパターン作成部68と情報記憶部69と速度制御部70と列車情報作成部71及び変調部72を有する。
送受信部61はレール2に送信されている拡散信号をアンテナ7を介して受信し、列車の情報を示す拡散信号をアンテナ7を介してレール2に送信する。チャネル選択部62は、図4のブロック図に示すように、搬送波周波数f1と拡散符号PN1を組み合わせた整合フィルタ621と、搬送波周波数f2と拡散符号PN2を組み合わせた整合フィルタ622と、搬送波周波数f1と拡散符号PN3を組み合わせた整合フィルタ623と、搬送波周波数f2と拡散符号PN4を組み合わせた整合フィルタ624を有し、各整合フィルタ621〜624は送受信部61で受信した拡散信号を入力して各区間1T〜4Tに送信されている列車検知用拡散信号の拡散符号の1周期ごとに単一パルスを生成し、生成したパルス列を出力する。情報選択部63は、図4のブロック図に示すように、搬送波周波数f1と拡散符号PN2を組み合わせた復調部631と、搬送波周波数f2と拡散符号PN3を組み合わせた復調部632と、搬送波周波数f1と拡散符号PN4を組み合わせた復調部633と、搬送波周波数f2と拡散符号PN1を組み合わせた復調部634を有し、各復調部631〜634は送受信部61で受信した拡散信号を入力して各区間1T〜4Tに送信されている情報送信用拡散信号を復調して地上情報を抽出する。
情報処理部64はチャネル選択部62から出力するパルス列の変化により列車1が各区間1T〜4Tの境界に達したことを認識し、情報選択部63で復調した地上情報から先行列車位置と自区間長と前方区間の搬送波周波数と拡散符号種別及び区間境界(打込点)のキロ程を抽出する。計数部65は速度発電機8から出力するパルスを計数する。車輪径補正部66は情報処理部64で区間境界を検出したとき、情報処理部64で抽出した列車1が走行している区間の区間長Lとその区間を走行したときに計数部65で計数した全パルス数Pと車輪1回転のパルス数P1から車輪径補正値Dを、D=(L・P1)/(π・P)で算出する。列車位置算出部67は情報処理部64で抽出した区間境界のキロ程と区間境界を検出したときから計数部65で計数しているパルス数と車輪径補正部66から出力される車輪径補正値Dとから列車1の走行位置を算出する。パターン作成部67は列車位置算出部67で算出している自列車走行位置と、情報処理部64で抽出した先行列車位置又は先行列車最後尾位置及び情報記憶部69に記憶している速度制御情報により速度パターンを作成する。速度制御部68はパターン作成部67で作成した速度パターンにより列車1の速度を制御する。
列車情報作成部71は、情報記憶部69に記憶している列車IDと列車編成長と列車種別及び列車位置算出部67で算出している自列車走行位置と列車走行位置の算出に使用した車輪径の補正状況により車上情報を作成して変調部72に送る。変調部72は送られた車上情報を地上の送信器3で使用している搬送波周波数と拡散符号とは異なる搬送波周波数f3と拡散符号PN5により変調して車上情報の拡散信号を発生する。送受信器61は発生した車上情報の拡散信号をアンテナ7を介してレール2に送信する。
各区間1T〜4Tの列車1の進入端に接続された列車情報受信器4は、図2のブロック図に示すように、受信部41と復調部42及び車上情報処理部43を有する。受信部41は車上装置6からレール2に送られている車上情報の拡散信号を受信する。復調部42は、車上装置6の変調部72と同じ搬送波周波数f3と拡散符号PN5により受信部41で受信した拡散信号を復調する。情報処理部43は復調された車上情報に有する列車走行位置と列車編成長から列車の最後尾位置を算出するとともに車輪径の補正状況を確認する。この列車情報受信器4は地上回線により同じ区間の列車検知用受信器5に接続され、情報処理部43で算出した列車最後尾位置を列車検知用受信器5の情報処理部53に伝送する。
この列車制御装置で、図1に示すように、例えば区間1Tの区間長が600m、区間2Tの区間長が1400m、区間3Tの区間長が900m、区間1Tの区間長が600mで、区間1Tと区間2Tの境界のキロ程が3k800、区間2Tと区間3Tの境界のキロ程が5k200、区間3Tと区間4Tの境界のキロ程が6k100であり、先行列車1bが区間4Tに在線している場合、図5に示すように区間1Tに接続された送信器3aは先行列車1bの位置6k100と自区間長600mと前方区間2Tの搬送波周波数f2と拡散符号PN2及び区間境界のキロ程3k800を有する地上情報を搬送波周波数f1で拡散符号PN2の情報送信用拡散信号でレール2に送信し、区間2Tに接続された送信器3bは先行列車1bの位置6k100と自区間長1400mと前方区間3Tの搬送波周波数f1と拡散符号PN3及び区間境界のキロ程5k200を有する地上情報を搬送波周波数f2で拡散符号PN3の情報送信用拡散信号でレール2に送信し、区間3Tに接続された送信器3cは先行列車1bの位置6k100と自区間長900mと前方区間4Tの搬送波周波数f2と拡散符号PN4及び区間境界のキロ程6k100を有する地上情報を搬送波周波数f1で拡散符号PN4の情報送信用拡散信号でレール2に送信している。
この状態で、例えば図1に示すように、区間1Tに在線していた後続の列車1aが区間2Tに進入すると、区間2Tの列車検知用受信器5bで受信していた搬送波周波数f2で拡散符号PN2の列車検知用拡散信号が列車1aの車軸で短絡され、図5(a)に示すように、列車検知用受信器5bの情報処理部53は検出している列車検知信号のレベルが低下して列車1aが区間2Tに進入したことを検知すると、列車1aの位置を区間1Tと区間2Tの境界にセットし、区間1Tの送信器3aに列車1aの位置情報例えば3k800を送る。区間1Tの送信器3aは送られた列車1aの位置情報により先行列車位置を更新して搬送波周波数f1で拡散符号PN1の列車検知用拡散信号と搬送波周波数f1で拡散符号PN2の情報送信用拡散信号を重畳してレール2に送信する。
一方、車上装置6の情報処理部64は、列車1aが区間2Tに進入して、図5(b)に示すように、チャネル選択部62の搬送波周波数f1と拡散符号PN1を組み合わせた整合フィルタ621からパルス列が出力されなくなると、そのタイミングを区間境界に達したタイミングと判断して区間境界検知信号を車輪径補正部66と列車位置算出部67に送るとともにパルス列が出力されなくなったチャネルを検出し、そのチャネルに対応する情報選択部63の復調部631で復調した地上情報に示されている前方区間の搬送波周波数f2と拡散符号PN2の整合フィルタ622からパルス列が出力されていることを確認し、確認したチャネルに対応する搬送波周波数f2と拡散符号PN3の復調部632から出力されている地上情報を選択し、この地上情報に含まれている先行列車1bの位置6k100と自区間長1400と前方区間3Tの搬送波周波数f1と拡散符号PN3と区間境界のキロ程5k200を抽出する。
車輪径補正部66は区間境界検知信号を入力すると区間1Tを走行しているときに受信した地上情報に含まれる区間1Tの区間長600mと区間1Tを走行したときに計数部65で計数した全パルス数Pと車輪1回転のパルス数P1から車輪径Dを算出して補正して列車位置算出部67に送る。列車位置算出部67は区間境界検知信号を入力すると、情報処理部64で抽出した区間境界のキロ程5k200と区間境界を検出したとき計数部65で計数しているパルス数と車輪径補正部66から出力される車輪径補正値Dとから列車1aの走行位置を算出してパターン作成部68と列車情報作成部71に送る。パターン作成部68は送られた列車1aの走行位置と情報処理部64で抽出した先行列車1bの位置6k100及び情報記憶部69に記憶している速度制御情報により速度パターンを作成して速度制御部70に送る。速度制御部70は送られた速度パターンにより列車1aの速度を制御する。
一方、列車情報作成部71は情報記憶部69に記憶している列車IDと列車編成長と列車種別と列車位置算出部67から送られた自列車走行位置及び列車走行位置の算出に使用した車輪径の補正状況により車上情報を作成して変調部72に送る。変調部72は送られた車上情報を搬送波周波数f3と拡散符号PN5により変調して車上情報の拡散信号を発生する。送受信器61は発生した車上情報の拡散信号をアンテナ7を介してレール2に送信する。
区間2Tのレール2に接続された列車情報受信器4の受信部41は列車2aからレール2に送られている拡散信号を受信し、復調部42は、図5(c)に示すように、受信した拡散信号を搬送波周波数f3と拡散符号PN5により復調して情報処理部43に送る。情報処理部43は送られた車上情報から列車IDと列車編成長と列車種別と自列車走行位置及び車輪径の補正状況を抽出して列車2aの走行位置と列車編成長から列車2aの最後尾位置を算出するとともに車輪径の補正状況を確認する。そして算出した列車2aの最後尾位置を列車検知用受信器5bの情報処理部53に伝送する。列車検知用受信器5bの情報処理部53は送られた列車2aの最後尾位置を区間1Tに接続された送信器3aに送る。区間1Tの送信器3aは送られた列車1aの最後尾位置により先行列車位置を更新して地上情報を生成し、搬送波周波数f1で拡散符号PN2の情報送信用拡散信号をレール2に送信する。このようにして列車1aが区間2Tを走行しているとき、区間2Tの列車進入側の区間1Tに列車1aの最後尾位置を地上情報として送信できる。したがって例えば先行列車1bが区間4Tに在線しているとき、後続する列車1aが区間3Tに進入したとき、車上装置6で先行列車位置として先行列車1bの最後尾位置の情報を得ることができ、この先行列車1bの最後尾位置により速度パターンを生成することにより、列車1の高密度運転を可能にすることができる。また、情報処理部43で車輪径の補正状況を確認することにより、地上でも車輪径の補正状況を把握することができるとともに抽出した列車種別を踏切制御に利用することができる。
この発明の列車制御装置の配置図である。 送信器と列車情報受信器及び列車検知用受信器の構成を示すブロック図である。 車上装置の構成を示すブロック図である。 車上装置のチャネル選択部と情報選択部の構成を示すブロック図である。 列車検知用受信器で復調した列車検知信号と車上装置で復調した地上情報復調信号と列車情報受信器で復調した車上情報復調信号を示す図である。
符号の説明
1;列車、2;レール、3;送信器、4;列車情報受信器、5;列車検知用受信器、
6;車上装置、31;情報処理部、32;第1の変調部、33;第2の変調部、
34;送信部、41;受信部、42;復調部、43;車上情報処理部、
51;受信部、52;復調部、53;情報処理部、61;送受信部、
62;チャネル選択部、63;情報選択部、64;情報処理部、65;計数部、
66;車輪径補正部、67;列車位置算出部、68;パターン作成部、
69;情報記憶部、70;速度制御部、71;列車情報作成部、72;変調部。

Claims (5)

  1. レールを複数区間に分割し、各区間の列車の進出端に接続された送信器と、各区間の列車の進入端に接続された列車検知用受信器及び列車に搭載された車上装置を有し、
    前記送信器は、列車検知信号をあらかじめ区間毎に設定された搬送波周波数と拡散符号により変調した列車検知用拡散信号と、列車の進行方向の前方区間の搬送波周波数と拡散符号種別及び区間境界のキロ程を有する地上情報を列車検知用拡散信号と同じ搬送波周波数で列車検知用拡散信号とは異なる拡散符号により変調した情報送信用拡散信号とを重畳してレールに送信し、
    前記列車検知用受信器は、列車検知用拡散信号と同じ搬送波周波数で同じ拡散符号によりレールから受信した拡散信号を復調し、復調した列車検知信号のレベルの変化により、各区間に列車が在線したか否を検出し、
    前記車上装置は、チャネル選択部と情報選択部と情報処理部及び列車位置算出部を有し、
    前記チャネル選択部は、区間毎の列車検知用拡散信号と同じ搬送波周波数と拡散符号を組み合わせた整合フィルタを有し、各区間に送信されている列車検知用拡散信号を入力してパルス列を出力し、
    前記情報選択部は、区間毎の情報送信用拡散信号と同じ搬送波周波数と拡散符号を組み合わせた復調部を有し、各区間に送信されている情報送信用拡散信号を復調して地上情報を抽出し、
    前記情報処理部は前記チャネル選択部から出力するパルス列の変化により列車が各区間の境界に達したことを認識し、パルス列が出力されなくなったチャネルを検出し、そのチャネルに対応する前記情報選択部の復調部で復調した地上情報に示されている前方区間の搬送波周波数と拡散符号の整合フィルタからパルス列が出力されていることを確認し、確認したチャネルに対応する搬送波周波数と拡散符号の復調部から出力されている地上情報から区間境界のキロ程を抽出し、
    前記列車位置算出部は前記情報処理部で抽出した区間境界のキロ程と区間境界を検出したとき速度発電機から出力するパルス数により自列車の走行位置を算出することを特徴とする列車制御装置。
  2. 前記送信器からレールに送信する地上情報に自区間長も有し、
    前記車上装置には、前記情報処理部で列車が各区間の境界に達したことを認識したとき、パルス列が出力されなくなったチャネルを検出し、そのチャネルに対応する前記情報選択部の復調部で復調した地上情報に示されている自区間長と、その区間を走行しているときの速度発電機から出力する全パルス数と車輪1回転のパルス数から車輪径を算出して補正する車輪径補正部を有し、
    前記列車位置算出部は前記情報処理部で抽出した区間境界のキロ程と区間境界を検出したとき速度発電機から出力するパルス数と前記車輪径補正部で補正した車輪径補正値とから自列車の走行位置を算出する請求項1記載の列車制御装置。
  3. 前記送信器からレールに送信する列車検知信号と地上情報に区間境界のキロ程で示した先行列車位置も有し、
    前記列車検知用受信器は、復調した列車検知信号に有する先行列車位置を進入側の区間に設けられた前記受信器に伝送し、
    前記車上装置は、前記列車位置算出部で算出した自列車の走行位置と前記情報処理部で地上情報から抽出した先行列車位置から速度パターンを作成するパターン作成部を有する請求項1又は2記載の列車制御装置。
  4. 前記レールを分割した各区間の列車の進出端に接続された列車情報受信器を有し、
    前記車上装置は、前記列車位置算出部で算出した自列車の走行位置と列車編成長を有する車上情報を前記送信器で使用している搬送波周波数と拡散符号とは異なる搬送波周波数と拡散符号により変調した車上情報拡散信号をレールに送信し、
    前記列車情報受信器は、車上情報拡散信号と同じ搬送波周波数で同じ拡散符号によりレールに送信された車上情報拡散信号を復調し、復調した車上情報に有する列車走行位置と列車編成長から列車の最後尾位置を算出し、算出した列車の最後尾位置を同じ区間の列車検知用受信器に伝送し、
    前記列車検知用受信器は進入側の区間に設けられた前記受信器に伝送している先行列車位置を伝送された列車の最後尾位置に変更し、
    前記車上装置のパターン作成部は、前記列車位置算出部で算出した自列車の走行位置と前記情報処理部で地上情報から抽出した先行列車の最後尾位置から速度パターンを作成する請求項3記載の列車制御装置。
  5. 前記前記車上装置からレールに送信する車上情報に列車種別と車輪径の補正状況も有する請求項4記載の列車制御装置。
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