JP6219124B2 - キロ程演算装置 - Google Patents

キロ程演算装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6219124B2
JP6219124B2 JP2013223081A JP2013223081A JP6219124B2 JP 6219124 B2 JP6219124 B2 JP 6219124B2 JP 2013223081 A JP2013223081 A JP 2013223081A JP 2013223081 A JP2013223081 A JP 2013223081A JP 6219124 B2 JP6219124 B2 JP 6219124B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
kilometer
wheel diameter
value
vehicle
degree
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013223081A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015089150A (ja
Inventor
佳男 三浦
佳男 三浦
和則 宗像
和則 宗像
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EIKURA TSUSHIN CO., LTD.
Original Assignee
EIKURA TSUSHIN CO., LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by EIKURA TSUSHIN CO., LTD. filed Critical EIKURA TSUSHIN CO., LTD.
Priority to JP2013223081A priority Critical patent/JP6219124B2/ja
Publication of JP2015089150A publication Critical patent/JP2015089150A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6219124B2 publication Critical patent/JP6219124B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)

Description

本発明は、鉄道車両に搭載するキロ程演算装置に関する。
新幹線(登録商標)などの鉄道車両は、軌道狂いなどの異常がある場合、動揺が大きくなって乗り心地が悪化する。異常の度合が大きい場合には、脱線事故に繋がる恐れもある。このため、鉄道車両に搭載した動揺センサーで動揺を検知し、軌道狂いなどの異常をその度合が小さい段階で発見するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
動揺が発生した地点は、鉄道車両に搭載した演算装置でキロ程(走行距離)を算出することで把握できる(例えば、特許文献2参照)。演算装置は、予めメモリーに記憶されている車輪径と、速度発電機のパルス数と、に基づいて、キロ程を逐次算出する。ただし、算出するキロ程は、車輪の空転、予め設定されている車輪径と実際の車輪径との差異などにより、実際のキロ程との間に誤差が生じ得る。そこで、10キロ走行する毎に、外部から信号を受信して実際のキロ程に補正している。
特許第3624390号公報 特開2001−287647号公報
研磨作業によって標準の車輪よりも径が小さくなった車輪を使う場合には、正確な車輪径を予め入力しておかないと、演算装置で算出されるキロ程が狂ってしまう。また、走行中に摩耗して車輪径が小さくなったり熱膨張して大きくなったりした場合には、正確な車輪径を入力しておいても、演算装置で算出されるキロ程は狂ってしまう。このような場合、10キロ走行する毎にキロ程を補正できても、その後すぐに、キロ程が狂い始めて誤差が累積してしまう。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、鉄道車両が走行したキロ程を正確に算出することができるキロ程演算装置を提供することを目的とする。
(1)本発明は、基準キロ程走行する毎に外部の送信機からの信号を受信機で受信する鉄道車両に搭載されるキロ程演算装置であって、速度発電機の1回転当たりのパルス数、車輪径、及び前記基準キロ程の各値が記憶されるメモリーと、前記速度発電機のパルス数をカウントするカウンターと、前記メモリーに記憶されている前記速度発電機の1回転当たりのパルス数及び前記車輪径、並びに前記カウンターでカウントされた前記パルス数の各値に基づいて、前記鉄道車両が走行したキロ程を走行中に逐次算出するキロ程演算手段と、前記受信機が前記信号を受信したことを契機に、前記メモリーに記憶されている前記速度発電機の1回転当たりのパルス数及び前記基準キロ程、並びに前記カウンターでカウントされた前記パルス数の各値に基づいて、前記車輪径を算出する車輪径算出手段と、前記メモリーに記憶されている前記車輪径の値に、前記車輪径算出手段で算出された前記車輪径の値を上書きして記憶する制御手段と、を備えていることを特徴とする、キロ程演算装置である。
本発明によれば、基準キロ程(例えば、10km)走行する毎に、車輪径の値の補正を自動的に行える。これにより、研磨作業によって標準の車輪よりも径が小さくなった車輪を使っていた場合や、走行中に摩耗して車輪径が小さくなったり熱膨張して大きくなったりした場合であっても、正しい車輪径に基づいて、鉄道車両が走行したキロ程を正確に算出することができる。
(2)本発明はまた、前記鉄道車両に搭載される動揺センサーで取得される該鉄道車両の動揺の度合を示す値が、所定の閾値を超過しているか否かを判別する動揺度合判別手段を備え、前記制御手段は、前記動揺センサーで取得される前記鉄道車両の動揺の度合を示す値が、前記動揺度合判別手段によって、前記所定の閾値を超過したと判別されたタイミングに、前記キロ程演算手段で算出された前記キロ程を、前記メモリーに記憶することを特徴とする、上記(1)に記載のキロ程演算装置である。
上記発明によれば、鉄道車両の動揺が検知された地点(キロ程)を正確に算出することができる。
本発明の上記(1)及び(2)に記載のキロ程演算装置によれば、鉄道車両が走行したキロ程を正確に算出することができる。
本発明の実施形態に係るキロ程演算装置を採用した新幹線(登録商標)自動動揺計測システムの構成図である。 新幹線(登録商標)自動動揺計測システムにおける車上側装置の構成を示すブロック図である。 自動動揺計測器の構成の一部を示すブロック図である。 車輪径の補正の流れを示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係るキロ程演算装置として機能する自動動揺計測器11の構成について説明する。図1は、新幹線(登録商標)自動動揺計測システム1の構成図である。図2は、車上側装置2の構成を示すブロック図である。図3は、自動動揺計測器11の構成の一部を示すブロック図である。なお、各図において、一部の構成を適宜省略して、図面を簡略化する。
図1に示される新幹線(登録商標)自動動揺計測システム(以下、計測システムという。)1は、軌道狂いなどの異常を早期に発見するために、鉄道事業者に利用される。この計測システム1は、新幹線(登録商標)車両の動揺を逐次計測し、クライアント端末7で解析・表示・印刷することを実現する。具体的に、計測システム1は、複数の車上側装置2と、携帯電話回線3と、専用回線4と、回線ルーター5と、通信端末6aと、サーバー6bと、クライアント端末7と、などを備えている。
車上側装置2は、新幹線(登録商標)車両の動揺及び対向車両を逐次検知する。そして、車上側装置2は、検知したデータを、携帯電話回線3、専用回線4、回線ルーター5、通信端末6aを経由して、サーバー6bに逐次送信する。
携帯電話回線3は、外部の固定通信回線であり、電気通信事業者が提供するものが利用される。
専用回線4は、鉄道事業者専用の回線であり、固定通信回線に接続されている。
回線ルーター5は、通信端末6a及びサーバー6bを専用回線4に接続する。
通信端末6aは、車上側装置2から送信されたデータを受信して、サーバー6bに転送する。
サーバー6bは、通信端末6aから転送されたデータを記憶する。
クライアント端末7は、サーバー6bから一方通行となるように、当該サーバー6bにケーブル接続されている。このクライアント端末7は、サーバー6bに記憶されたデータを読み出して、解析・表示・印刷を行う。なお、回線ルーター5からクライアント端末7までの間に、中継用のサーバーや端末を適宜配置するようにしてもよい。
図2に示されるように、車上側装置2には、新幹線(登録商標)装置10などが接続されている。この車上側装置2は、アンテナ8と、自動動揺計測器11と、加速度センサーユニット12と、対向車両検知装置13と、などを備えている。
アンテナ8は、移動通信手段として機能して、携帯電話回線3に無線で接続される。
新幹線(登録商標)装置10は、いわゆる「キロ程補正」に用いる信号(速度発電機(図示省略)からの信号や、外部信号を受信する受信機(図示省略)からの信号)などを、自動動揺計測器11に送信する。なお、キロ程補正の詳細は、追って説明する。
自動動揺計測器11は、加速度センサーユニット12及び対向車両検知装置13などで取得されたデータを処理し、そのデータを携帯電話回線3に向けて送信する。
加速度センサーユニット12は、前後、左右、上下の3次元(XYZの3次元)の方向のそれぞれについて、新幹線(登録商標)車両の動揺の度合を示す値を逐次取得して、自動動揺計測器11に出力する。すなわち、加速度センサーユニット12は、動揺センサーとして機能する。
対向車両検知装置13は、対向車両の有無を判別する検知信号を自動動揺計測器11に出力する。なぜならば、新幹線(登録商標)車両の動揺が、軌道狂いなどの異常に起因するだけでなく、対向車両とすれ違う際に生じる風圧などに起因して発生するが、それを把握するためである。なお、対向車両検知の詳細は、例えば、特許第4492983号公報を参照されたい。
図3に示される自動動揺計測器11は、キロ程演算装置として機能する。この自動動揺計測器11は、内部構造として、メモリー14と、カウンター15と、キロ程演算手段16aと、車速演算手段16bと、車輪径算出手段17と、制御手段18と、動揺度合判別手段19と、などを備えている。
メモリー14には、キースイッチなどの入力手段(図示省略)によって入力された値や、制御手段18によって処理された値が記憶される。具体的に、メモリー14には、速度発電機の1回転当たりのパルス数(いわゆるパルスレート)、車輪径、及び基準キロ程(本実施形態では、10km)などの各値が記憶される。速度発電機の1回転当たりのパルス数は、予め設定されたものであっても、入力手段から入力されたものであってもよい。車輪径は、予め設定されたものであっても、入力手段から入力されたものであってもよい。基準キロ程は、予め設定されたものであってもよいし、入力手段から入力されたものであってもよい。なお、メモリー14は、用途に応じて複数種類のもの(RAMやROMなど)を適宜設け、使い分けるようにすればよい。
カウンター15は、速度発電機からの信号に基づいて、当該速度発電機のパルス数をカウントする。そして、カウンター15でカウントされたパルス数は、受信機が外部信号を受信したことを契機に、メモリー14に記憶される。すなわち、カウンター15でカウントされたパルス数は、基準キロ程(本実施形態では、10km)毎に、メモリー14に記憶される。
キロ程演算手段16aは、新幹線(登録商標)車両が走行したキロ程を走行中に逐次算出する演算手段である。このキロ程演算手段16aは、メモリー14に記憶されている速度発電機の1回転当たりのパルス数及び車輪径、並びにカウンター15でカウントされたパルス数(累計値)の各値に基づいて、キロ程を逐次算出する。具体的に、キロ程演算手段16aは、速度発電機の1回転当たりのパルス数及び車輪径の各値から1パルス当たりのキロ程を求め、その値を加算すること(その値にカウントされたパルス数を乗じること)で、新幹線(登録商標)車両が走行したキロ程を逐次算出する。なお、ここでいう「逐次」とは、カウンター15でパルス数をカウントする都度(毎回)であってもよいし、一定の間隔毎であってもよい。
例えば、速度発電機の1回転当たりのパルス数が90[ppr]で、車輪径が760[mm]の場合、キロ程演算手段16aは、1パルス当たりのキロ程を約26.5[mm](≒π×760[mm]/90[ppr])と求める。そして、キロ程演算手段16aは、その値にカウントされたパルス数を乗じることで、新幹線(登録商標)車両が走行したキロ程を逐次算出する。なお、キロ程演算手段16aは、新幹線(登録商標)車両が走行したキロ程を逐次算出することができればどのように実現してもよく、ハードウエアで実現しても、ソフトウエアで実現してもよい。
車速演算手段16bは、新幹線(登録商標)車両の速度を逐次算出する演算手段である。この車速演算手段16bは、メモリー14に記憶されている速度発電機のパルス数、タイマー(図示省略)でカウントされた集計時間、及びキロ程演算手段16aが算出した1パルス当たりのキロ程の各値に基づいて、新幹線(登録商標)車両の速度を逐次算出する。具体的に、車速演算手段16bは、集計時間、1秒当たりのパルス数及び1パルス当たりのキロ程の各値から、新幹線(登録商標)車両が集計時間に走行するキロ程を求め、その値から新幹線(登録商標)車両の速度を逐次算出する。
例えば、集計時間が0.1[秒]で、1秒当たりのパルス数が1256[Hz]で、1パルス当たりのキロ程が26.5[mm]の場合、車速演算手段16bは、新幹線(登録商標)車両が0.1秒間に走行するキロ程を約3328.4[mm](≒0.1[秒]×1256[Hz]×26.5[mm])と求める。そして、車速演算手段16bは、新幹線(登録商標)車両の速度を約120[km/h](≒33284[mm/秒]=3328.4[mm]/0.1[秒])と求める。なお、車速演算手段16bは、新幹線(登録商標)車両の速度を逐次算出することができればどのように実現してもよく、ハードウエアで実現しても、ソフトウエアで実現してもよい。
車輪径算出手段17は、車輪径を算出する算出手段である。この車輪径算出手段17は、受信機が、基準キロ程(本実施形態では、10km)毎に外部信号を受信したことを契機に、メモリー14に記憶されている速度発電機の1回転当たりのパルス数及び基準キロ程(本実施形態では、10km)、並びに受信機が外部信号を受信してから次の外部信号を受信するまでの間(新幹線(登録商標)車両が10km走行する間)にカウンター15でカウントされたパルス数の各値に基づいて、車輪径を算出(逆算)する。
例えば、速度発電機の1回転当たりのパルス数が90[ppr]で、カウントされたパルス数が381972[パルス]の場合、車輪径算出手段17は、車輪径を約750[mm](≒10[km]×90[ppr]/381972[パルス]/π)と求める。なお、車輪径算出手段17は、車輪径を算出(逆算)することができればどのように実現してもよく、ハードウエアで実現しても、ソフトウエアで実現してもよい。
制御手段18は、CPUなどであり、各種プログラムが実行されて各種制御を実行する。この制御手段18は、車輪径算出手段17が車輪径を算出した場合、メモリー14に記憶されている車輪径の値(例えば、760[mm])に、当該車輪径算出手段17で算出された車輪径の値(例えば、750[mm])を上書きして記憶する。これにより、車輪径の値が自動的に補正される。そして、制御手段18は、後述する動揺度合判別手段19からの検知信号を受けて、キロ程演算手段16aで算出されたキロ程をメモリー14に記憶する。ただし、車輪径算出手段17が算出した車輪径の値が、何らかの原因により、どんでもない値になった場合に備え、予め車輪径または、前回に算出した車輪径の値の±10%以内であれば採用し、その値を上書きして記憶する。すなわち、±10%を超えていれば採用せず、その値を上書きしないで破棄する。
動揺度合判別手段19は、加速度センサーユニット12からの信号(値)に基づいて、新幹線(登録商標)車両の動揺の度合を判別する。具体的に、動揺度合判別手段19は、加速度センサーユニット12からの信号の値が、所定の閾値を超過しているか否かを判別する。本実施形態において、動揺度合判別手段19は、前後、左右、上下の3次元の方向のそれぞれについて、動揺の度合を別々に判別する。そして、動揺度合判別手段19は、加速度センサーユニット12からの信号の値が、所定の閾値を超過していると判別した場合に、異常な動揺を検知したことを意味する検知信号を出力する。この検知信号は、制御手段18に入力される。
所定の閾値は、固定方式であっても、速度変動方式であってもよい。固定方式の場合、予め設定された限界基準値を閾値として使用する。限界基準値は、例えば、第1、第2、第3限界基準値のように、複数の限界基準値から予め選択できるようにしておいてもよい。限界基準値の下限値は、0.025G(重力)としておくことが好ましい。この限界基準値は、測定中でも変更可能とする。この場合、処理が待機状態の時を見計らって更新する。速度変動方式の場合、車速演算手段16bで算出された新幹線(登録商標)車両の速度を用い、所定の換算式により閾値を決定する。
なお、動揺度合判別手段19は、加速度センサーユニット12からの信号に基づいて、新幹線(登録商標)車両の異常な動揺を検知することができればどのように実現してもよく、ハードウエアで実現しても、ソフトウエアで実現してもよい。
次に、図4を用いて、「車輪径の補正」の流れについて説明する。図4は、車輪径の補正の流れを示すフローチャートである。
図4に示されるように、新幹線(登録商標)車両が基準キロ程(本実施形態では、10km)走行し、受信機が外部信号を受信することで、受信機からの信号が自動動揺計測器11に入力される(ステップ(以下、Sと略す。)100)。受信機からの信号が自動動揺計測器11に入力されると、車輪径算出手段17が、メモリー14に記憶されている速度発電機の1回転当たりのパルス数及び基準キロ程(本実施形態では、10km)、並びに受信機が外部信号を受信してから次の外部信号を受信するまでの間にカウンター15でカウントされたパルス数の各値に基づいて、車輪径を算出(逆算)する(S200)。車輪径が算出されると、制御手段18がその値をメモリー14に上書きして保存する(S300)。
このように、キロ程演算装置として機能する自動動揺計測器11によれば、10キロ走行する毎に、車輪径の値の補正を自動的に行える。これにより、研磨作業によって標準の車輪より径が小さくなった車輪を使っていた場合や、走行中に摩耗して車輪径が小さくなったり熱膨張して大きくなったりした場合であっても、正しい車輪径の値に基づいて、新幹線(登録商標)車両が走行したキロ程を正確に算出することができる。
そして、動揺度合判別手段19が所定の閾値を超過したと判別したタイミングに、キロ程演算手段16で算出された新幹線(登録商標)車両が走行したキロ程をメモリー14に記憶するので、新幹線(登録商標)車両の動揺が検知された地点(キロ程)を正確に算出することができる。
本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、その趣旨及び技術思想を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
すなわち、上記実施形態において、新幹線(登録商標)車両の動揺を検知する場合を例に説明したが、本発明は、これに限定されず、在来線車両その他の鉄道車両の動揺を検知する場合に採用できる。
11 自動動揺計測器(キロ程演算装置)
12 加速度センサーユニット(動揺センサー)
14 メモリー
15 カウンター
16 キロ程演算手段
17 車輪径算出手段
18 制御手段
19 動揺度合判別手段

Claims (2)

  1. 基準キロ程走行する毎に外部の送信機からの信号を受信機で受信する鉄道車両に搭載されるキロ程演算装置であって、
    速度発電機の1回転当たりのパルス数、車輪径、及び前記基準キロ程の各値が記憶されるメモリーと、
    前記速度発電機のパルス数をカウントするカウンターと、
    前記メモリーに記憶されている前記速度発電機の1回転当たりのパルス数及び前記車輪径、並びに前記カウンターでカウントされたパルス数の各値に基づいて、前記鉄道車両が走行したキロ程を走行中に逐次算出するキロ程演算手段と、
    前記基準キロ程走行する毎に前記受信機が前記信号を受信したことを契機に、前記メモリーに記憶されている前記速度発電機の1回転当たりのパルス数及び前記信号に基づく直近の前記基準キロ程(以下、直近基準キロ程という)、並びに、前記直近基準キロ程において前記カウンターでカウントされた前記パルス数の各値に基づいて、前記直近基準キロ程における前記車輪径を算出する車輪径算出手段と、
    前記メモリーに記憶されている前記車輪径の値に対して、前記車輪径算出手段で算出された前記直近基準キロ程における前記車輪径の値を、順次、上書きして記憶する制御手段と、を備えていることを特徴とする、
    キロ程演算装置。
  2. 前記鉄道車両に搭載される動揺センサーで取得される該鉄道車両の動揺の度合を示す値が、所定の閾値を超過しているか否かを判別する動揺度合判別手段を備え、
    前記制御手段は、前記動揺センサーで取得される前記鉄道車両の動揺の度合を示す値が、前記動揺度合判別手段によって、前記所定の閾値を超過したと判別されたタイミングに、前記キロ程演算手段で算出された前記キロ程を、前記メモリーに記憶することを特徴とする、
    請求項1に記載のキロ程演算装置。
JP2013223081A 2013-10-28 2013-10-28 キロ程演算装置 Active JP6219124B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013223081A JP6219124B2 (ja) 2013-10-28 2013-10-28 キロ程演算装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013223081A JP6219124B2 (ja) 2013-10-28 2013-10-28 キロ程演算装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015089150A JP2015089150A (ja) 2015-05-07
JP6219124B2 true JP6219124B2 (ja) 2017-10-25

Family

ID=53051426

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013223081A Active JP6219124B2 (ja) 2013-10-28 2013-10-28 キロ程演算装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6219124B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109410368A (zh) * 2018-10-29 2019-03-01 北京康拓红外技术股份有限公司 一种基于铁路车号信息计算货车运行里程的方法

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6458622B2 (ja) * 2015-04-21 2019-01-30 日本精工株式会社 異常診断装置、軸受、回転装置及び車両
JP6802555B2 (ja) * 2016-07-25 2020-12-16 株式会社エイクラ通信 鉄道車両位置測定システム
WO2018131544A1 (ja) * 2017-01-10 2018-07-19 株式会社エイクラ通信 速度信号送信装置、速度信号受信装置、動揺測定システム
CN107314776B (zh) * 2017-06-12 2020-05-01 西南交通大学 一种基于铁路轨道检测数据进行里程校准的方法
CN107883978A (zh) * 2017-12-22 2018-04-06 中车青岛四方机车车辆股份有限公司 一种车辆里程及速度采集装置及计算方法
CN110979403B (zh) * 2019-12-16 2021-07-16 中铁工程机械研究设计院有限公司 一种悬挂式轨道列车空气轮胎轮径补偿方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03183301A (ja) * 1989-12-12 1991-08-09 Higashi Nippon Riyokaku Tetsudo Kk 車輌走行距離計測装置
JP5007030B2 (ja) * 2005-07-27 2012-08-22 北海道旅客鉄道株式会社 非常停止システム
JP4753848B2 (ja) * 2006-11-30 2011-08-24 学校法人日本大学 列車制御装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109410368A (zh) * 2018-10-29 2019-03-01 北京康拓红外技术股份有限公司 一种基于铁路车号信息计算货车运行里程的方法
CN109410368B (zh) * 2018-10-29 2020-10-13 北京康拓红外技术股份有限公司 一种基于铁路车号信息计算货车运行里程的方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015089150A (ja) 2015-05-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6219124B2 (ja) キロ程演算装置
JP4719188B2 (ja) 操作装置における振動の測定方法
CN102414578B (zh) 用于移动机械的位置监控系统
JP6035064B2 (ja) 車線逸脱判定装置,車線逸脱警報装置及びそれらを使った車両制御システム
JP6620720B2 (ja) 路面状態判定システム
JP2020038634A5 (ja)
JP4800138B2 (ja) 車両制御装置およびそれを備えた車両
RU2009124466A (ru) Система для индикации состояния загрузки транспортного средства
JP2015138316A (ja) 特異走行箇所検出装置及び特異走行箇所検出方法
EP2991861A1 (en) Method, apparatus and computer program for detecting a collision using accelerometer data
JP2011064594A5 (ja)
JP2007064880A (ja) 速度表示装置
EP2997898A1 (en) Electronic device, control program, control method, and system
CN109849904A (zh) 车辆碰撞识别装置
JP2015229433A (ja) 路面状態検出装置及び路面状態検出システム
CN104527720A (zh) 一种图像采集控制方法、装置及图像采集系统
KR101868999B1 (ko) 속도 검출 장치
WO2018003278A1 (ja) 車両挙動判定装置、コンピュータプログラム及び車両挙動判定方法
JP6619616B2 (ja) 集電電流監視装置
JP2012126308A (ja) タイヤ交換判定システム、コンピュータプログラム、及び、タイヤ交換判定方法
JP2014215271A (ja) 測位装置、測位方法、および測位プログラム
JP6322385B2 (ja) 情報通信システム
JP6881086B2 (ja) 車両の診断装置及び車両の診断システム
JP6731252B2 (ja) 挙動事故検知装置、サーバ装置、制御方法、プログラム及び記憶媒体
JP6270553B2 (ja) 事故検知装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160927

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170621

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170627

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170823

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170912

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170927

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6219124

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250