JP5858388B2 - 画像記録装置、画像記録方法、画像記録用プログラム及び情報記録媒体 - Google Patents

画像記録装置、画像記録方法、画像記録用プログラム及び情報記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP5858388B2
JP5858388B2 JP2013555041A JP2013555041A JP5858388B2 JP 5858388 B2 JP5858388 B2 JP 5858388B2 JP 2013555041 A JP2013555041 A JP 2013555041A JP 2013555041 A JP2013555041 A JP 2013555041A JP 5858388 B2 JP5858388 B2 JP 5858388B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
imaging
information
image
image recording
recording apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013555041A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2013111278A1 (ja
Inventor
松本 和彦
和彦 松本
Original Assignee
ピタフォー モバイル エルエルシー
ピタフォー モバイル エルエルシー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ピタフォー モバイル エルエルシー, ピタフォー モバイル エルエルシー filed Critical ピタフォー モバイル エルエルシー
Publication of JPWO2013111278A1 publication Critical patent/JPWO2013111278A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5858388B2 publication Critical patent/JP5858388B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00681Detecting the presence, position or size of a sheet or correcting its position before scanning
    • H04N1/00684Object of the detection
    • H04N1/00687Presence or absence
    • H04N1/00689Presence
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00681Detecting the presence, position or size of a sheet or correcting its position before scanning
    • H04N1/00729Detection means
    • H04N1/00734Optical detectors
    • H04N1/00737Optical detectors using the scanning elements as detectors
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/04Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa
    • H04N1/19Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa using multi-element arrays
    • H04N1/195Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa using multi-element arrays the array comprising a two-dimensional array or a combination of two-dimensional arrays
    • H04N1/19594Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa using multi-element arrays the array comprising a two-dimensional array or a combination of two-dimensional arrays using a television camera or a still video camera
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/387Composing, repositioning or otherwise geometrically modifying originals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N2201/00Indexing scheme relating to scanning, transmission or reproduction of documents or the like, and to details thereof
    • H04N2201/04Scanning arrangements
    • H04N2201/0402Arrangements not specific to a particular one of the scanning methods covered by groups H04N1/04 - H04N1/207
    • H04N2201/0436Scanning a picture-bearing surface lying face up on a support

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Description

本発明は、画像記録装置、画像記録方法、画像記録用プログラム及び情報記録媒体の技術分野に属する。より詳細には、カメラ等の撮像手段を備える画像記録装置及び当該画像記録装置において実行される画像記録方法、当該画像記録装置で用いられる画像記録用プログラム及び当該画像記録用プログラムが記録された情報記録媒体の技術分野に属する。
近年の情報化社会においては、業務以外の個人の日常生活においても、書面(紙)等に文字や記号又は図形として記載されている情報を、高画質且つ高解像度或いは広範囲でデジタル的に画像化したいという要望は依然として多い。ここで、上記のような画像化のためには、いわゆるスキャナを用いることが一般的である。この場合のスキャナとしては、例えばいわゆるフラットベッド型のスキャナ等が一般的である。
しかしながら、このようなスキャナを例えば業務以外の個人用として保有することは、コスト、設置場所又は取り扱いの煩雑さ等の面から便利でない場合が多い。また近年では、個人としてパーソナルコンピュータを保有しない場合も多くなり、よって上記スキャナを接続する本体としてのパーソナルコンピュータがそもそも存在しない環境も、個人宅等においては増加している。更に、一般に大型のフラットベッド型スキャナが必要な単行本、雑誌又は大型紙などに記載されている情報の画像化は、上記のような事情でより困難である場合が多い。
一方、個人が手軽に扱える撮像用装置としては、いわゆるデジタルカメラが一般化している。しかしながら現在入手可能なデジタルカメラをスキャナ代わりに用いようとしても、一般の個人が扱う場合は、例えば撮像時に手ブレが起きる、或いは周囲の照明が不適切といった理由により、スキャナとしては撮像に失敗する場合が多い。また、複数回の撮像(スキャン)を行おうとすると、当該撮像の度に、撮像対象となる書面等をセットし直し、更にデジタルカメラを持ち直して撮像する、と言った煩雑な手間を繰り返す必要がある。
他方、手書きの書面等の場合、当該書面上への記入順序が後ほど重要となる場合が多いが、手書きが完了した後の最終的な書面等を撮像しただけでは、一般に書面等上の内容が手書きされた順序を読み取ることはできない。そして、このような手書きの順序を情報として保存するためには、一つの情報が手書きされる度にその手書き作業を中断して手書きされた内容を撮像しなければならないと言った大変煩雑な手間が必要となる。
更に、上記スキャナをパーソナルコンピュータに接続して画像化を行う場合、読み取られた画像データ等は、基本的にはそのパーソナルコンピュータ内に記憶又は蓄積される。この場合、例えば外出先や他人所有のスキャナを用いると、その読み取られた画像データ等は当該外出先又は他人所有のパーソナルコンピュータに記憶等されることとなり、結果として、例えば機密保持上の問題やその画像データ等を改めて自身のパーソナルコンピュータ等に移動する手間が必要である等、使い勝手が悪い場合が多い。
他方、最近では、いわゆるスマートフォンやタブレット型情報端末など、カメラが内蔵された携帯型の情報機器を誰もが携行するようになってきており、しかもそれらは常に身に着けられている場合が多い。また、当該情報機器に備えられたカメラが備える撮像能力や画像処理能力、或いはネットワークへの接続能力は、いずれも近年大きく向上してきており、今後も急速な改善が期待される。
なお、上述したスキャナ又は撮像処理に関連する先行技術としては、例えば下記特許文献1及び特許文献2に開示されている内容が知られている。
米国特許第6,061,478号公報 米国特許第7,949,370 B1号公報
以上のように、書面等に記載されている情報を手軽に画像化したいという要望が多いにも拘わらず、それを個人でも簡易に実現できる有効な方法は、現状では存在していない。よって、このような画像化の方法の確立が望まれている。
そこで、本発明は上記の要望に鑑みて為されたもので、その課題の一例は、書面等の撮像対象物に記載されている情報を簡易に且つ高画質に撮像して記録することが可能な画像記録装置及び当該画像記録装置において実行される画像記録方法、当該画像記録装置で用いられる画像記録用プログラム及び当該画像記録用プログラムが記録された情報記録媒体を提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、書面等の撮像対象物が置かれる対象物載置位置に対する相対的な位置が一定とされる撮像手段であって、前記撮像対象物が置かれていない前記対象物載置位置又は当該対象物載置位置に置かれている前記撮像対象物を連続して撮像し、当該対象物載置位置又は当該撮像対象物に相当する撮像情報を当該撮像ごとに出力するカメラ等の撮像手段と、各前記出力された撮像情報に基づいて、前記対象物載置位置に前記撮像対象物が置かれているか否かを識別するCPU等の識別手段と、前記撮像対象物が置かれていることが識別されたとき、当該識別されたタイミングに対応して出力された前記撮像情報をROM等の記録媒体に記録するCPU等の記録手段と、を備える。
上記の課題を解決するために、請求項33に記載の発明は、書面等の撮像対象物が置かれる対象物載置位置に対する相対的な位置が一定とされる撮像手段であって、前記撮像対象物が置かれていない前記対象物載置位置又は当該対象物載置位置に置かれている前記撮像対象物を連続して撮像し、当該対象物載置位置又は当該撮像対象物に相当する撮像情報を当該撮像ごとに出力するカメラ等の撮像手段を備える画像記録装置において実行される画像記録方法において、各前記出力された撮像情報に基づいて、前記対象物載置位置に前記撮像対象物が置かれているか否かを識別する識別工程と、前記撮像対象物が置かれていることが識別されたとき、当該識別されたタイミングに対応して出力された前記撮像情報を記録媒体に記録する記録工程と、を含む。
上記の課題を解決するために、請求項34に記載の発明は、書面等の撮像対象物が置かれる対象物載置位置に対する相対的な位置が一定とされる撮像手段であって、前記撮像対象物が置かれていない前記対象物載置位置又は当該対象物載置位置に置かれている前記撮像対象物を連続して撮像し、当該対象物載置位置又は当該撮像対象物に相当する撮像情報を当該撮像ごとに出力するカメラ等の撮像手段を備える画像記録装置に含まれるコンピュータを、各前記出力された撮像情報に基づいて、前記対象物載置位置に前記撮像対象物が置かれているか否かを識別する識別手段、及び、前記撮像対象物が置かれていることが識別されたとき、当該識別されたタイミングに対応して出力された前記撮像情報を記録媒体に記録する記録手段、として機能させる。
上記の課題を解決するために、請求項35に記載の発明は、書面等の撮像対象物が置かれる対象物載置位置に対する相対的な位置が一定とされる撮像手段であって、前記撮像対象物が置かれていない前記対象物載置位置又は当該対象物載置位置に置かれている前記撮像対象物を連続して撮像し、当該対象物載置位置又は当該撮像対象物に相当する撮像情報を当該撮像ごとに出力するカメラ等の撮像手段を備える画像記録装置に含まれるコンピュータを、各前記出力された撮像情報に基づいて、前記対象物載置位置に前記撮像対象物が置かれているか否かを識別する識別手段、及び、前記撮像対象物が置かれていることが識別されたとき、当該識別されたタイミングに対応して出力された前記撮像情報を記録媒体に記録する記録手段、として機能させる画像記録用プログラムが前記コンピュータにより読み取り可能に記録されている。
請求項1又は請求項33から請求項35のいずれか一項に記載の発明によれば、撮像対象物が置かれる対象物載置位置に対する相対的な位置が一定とされる撮像手段により連続して撮像物載置位置又は撮像対象物を撮像し、各撮像情報に基づいて対象物載置位置に撮像対象物が置かれていることが識別されたとき、当該識別がされたタイミングに対応して出力された撮像情報を自動的に記録媒体に記録するので、例えば記録や撮像のための撮像手段に対する使用者の操作によるぶれを防止しつつ、撮像対象物上に記載されている情報を簡易に撮像して記録することができる。
上記の課題を解決するために、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像記録装置において、前記識別手段は、前記撮像手段からそれぞれ出力された前記撮像情報に基づき、当該各撮像情報における前記撮像対象物と当該撮像対象物の周囲とを画する境界が識別されたとき、前記対象物載置位置に前記撮像対象物が置かれていると識別するように構成される。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の作用に加えて、撮像手段からそれぞれ出力された撮像情報に基づき、各撮像情報における撮像対象物と当該撮像対象物の周囲とを画する境界が識別されたとき、対象物載置位置に撮像対象物が置かれていると識別するので、より確実且つ簡易に撮像対象物を撮像してそれに記載されている情報を記録することができる。
上記の課題を解決するために、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の画像記録装置において、前記境界が識別されたとき、当該識別された境界を示す境界線を前記撮像情報における前記撮像対象物に対応付けて表示する表示部等の表示手段を更に備える。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明の作用に加えて、撮像対象物と周囲との境界が識別されたとき、当該境界を示す境界線を撮像対象物に対応付けて表示するので、より正確に当該表示がされるように例えばユーザが撮像対象物を移動させる等することにより、当該境界の認識精度及び撮像自体の成功率を向上させることができる。
上記の課題を解決するために、請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の画像記録装置において、前記識別手段は、前記撮像手段からそれぞれ出力された前記撮像情報に基づき、当該各撮像情報の一部又は全部が時系列において所定量変化し、その後に当該変化がなくなったと識別されたとき、前記対象物載置位置に前記撮像対象物が置かれていると識別するように構成される。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の作用に加えて、撮像手段からそれぞれ出力された撮像情報に基づき、撮像情報の一部又は全部が時系列において所定量変化し、その後に当該変化がなくなったと識別されたとき、対象物載置位置に前記撮像対象物が置かれていると識別するので、より確実且つ簡易に撮像対象物を撮像してそれに記載されている情報を記録することができる。
上記の課題を解決するために、請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の画像記録装置において、前記識別手段は、前記撮像対象物が載置される載置台の前記対象物載置位置に相当する部分の特徴を示す特徴情報に基づいて、前記載置台の前記対象物載置位置が遮られたことが認識されたとき、前記対象物載置位置に前記撮像対象物が置かれていると識別するように構成される。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の作用に加えて、撮像対象物が載置される載置台の対象物載置位置に相当する部分の特徴を示す特徴情報に基づいて、載置台の対象物載置位置が遮られたことが認識されたとき、対象物載置位置に撮像対象物が置かれていると識別するので、より確実且つ簡易に撮像対象物を撮像してそれに記載されている情報を記録することができる。
上記の課題を解決するために、請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の画像記録装置において、前記識別手段は、前記撮像対象物が置かれていない前記対象物載置位置に相当する前記撮像情報と、他の前記撮像情報と、の差分に基づいて、前記対象物載置位置に前記撮像対象物が置かれていると識別するように構成される。
請求項6に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の作用に加えて、撮像対象物が置かれていない対象物載置位置に相当する撮像情報と、他の撮像情報と、の差分に基づいて、対象物載置位置に撮像対象物が置かれていると識別するので、より確実且つ簡易に撮像対象物を撮像してそれに記載されている情報を記録することができる。
上記の課題を解決するために、請求項7に記載の発明は、請求項1から請求項6にいずれか一項に記載の画像記録装置において、前記撮像対象物が置かれていることが認識されているか否かを逐次告知する表示部等の告知手段を更に備える。
請求項7に記載の発明によれば、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の発明の作用に加えて、撮像対象物が置かれていることが認識されているか否かが逐次告知されるので、当該告知に基づいて例えばユーザが撮像対象物を移動させる等することにより、当該置かれていることの認識精度及び撮像自体の成功率を向上させることができる。なおこの場合の告知は、視覚による方法、聴覚による方法又は画像記録装置を振動させる方法などを用いることができる。
上記の課題を解決するために、請求項8に記載の発明は、請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の画像記録装置において、前記対象物載置位置に前記撮像対象物が置かれていると識別された後、前記撮像情報における少なくとも前記撮像対象物が予め設定された所定時間静止しているか否かを判定するCPU等の判定手段と、前記判定手段による前記撮像対象物が前記所定時間静止している旨の判定に対応して出力された前記撮像情報を前記記録媒体に記録するように前記記録手段を制御するCPU等の制御手段と、を備える。
請求項8に記載の発明によれば、請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の発明の作用に加えて、撮像対象物が置かれていると識別された後、撮像情報における少なくとも撮像対象物が予め設定された所定時間静止している旨の判定に対応して出力された撮像情報を記録媒体に記録するので、少なくとも撮像対象物に変化がない状態で撮像することにより、より高画質に撮像対象物を撮像することができる。
上記の課題を解決するために、請求項9に記載の発明は、請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の画像記録装置において、前記対象物載置位置に前記撮像対象物が置かれていると識別された後、前記撮像情報における前記撮像対象物の範囲内に当該撮像対象物以外の他の物が撮像されているか否かを判定するCPU等の判定手段と、前記撮像情報における前記撮像対象物の範囲内に前記他の物が撮像されていると判定されたとき、当該判定されたタイミングに対応して出力された前記撮像情報の前記記録媒体への記録を禁止するように前記記録手段を制御するCPU等の制御手段と、を備える。
請求項9に記載の発明によれば、請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の発明の作用に加えて、撮像対象物が置かれていると識別された後、撮像対象物の範囲内に他の物が撮像されていると判定されたとき、そのタイミングに対応して出力された撮像情報の記録を禁止するので、撮像対象物以外の他の物が撮像された撮像情報が記録されることを防止することができる。
上記の課題を解決するために、請求項10に記載の発明は、請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の画像記録装置において、前記記録媒体に記録済みの第1撮像情報における前記撮像対象物と、前記第1撮像情報が前記記録媒体に記録されたタイミングより後に前記撮像手段から出力された第2撮像情報における前記撮像対象物と、を各前記撮像ごとに比較するCPU等の比較手段と、前記第1撮像情報における前記撮像対象物と、前記第2撮像情報における前記撮像対象物と、が同一であるとき、前記第2撮像情報の前記記録媒体への記録を禁止するように前記記録手段を制御するCPU等の制御手段と、を備える。
請求項10に記載の発明によれば、請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の発明の作用に加えて、記録済みの第1撮像情報における撮像対象物と、未記録の第2撮像情報における撮像対象物と、を各撮像ごとに比較し、両者が同一であるとき、第2撮像情報の記録を禁止するので、同一の撮像対象物を含む撮像情報が重複して記録されることを防止できる。
上記の課題を解決するために、請求項11に記載の発明は、請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の画像記録装置において、前記撮像対象物に関連する関連対象物の像を前記撮像対象物上に投影するプロジェクタ等の投影手段を備え、前記像が投影されているタイミングにおいて前記撮像手段から出力された前記撮像情報を前記記録媒体に記録するように前記記録手段を制御するように構成される。
請求項11に記載の発明によれば、請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の発明の作用に加えて、撮像対象物に関連する関連対象物の像を撮像対象物上に投影し、その像が投影されているタイミングにおいて出力された撮像情報を記録するので、関連対象物との関係を明確としつつ、撮像対象物を撮像して記録することができる。
上記の課題を解決するために、請求項12に記載の発明は、請求項11に記載の画像記録装置において、前記像が投影されている前記撮像対象物に相当する前記撮像情報と、前記像の投影が一時的に中断されている間の前記撮像対象物に相当する前記撮像情報と、を共に前記記録媒体に記録するように前記記録手段を制御するように構成される。
請求項12に記載の発明によれば、請求項11に記載の発明の作用に加えて、関連撮像対象物の像が投影されている撮像対象物に相当する撮像情報と、当該像の投影が一時的に中断されている間の撮像対象物に相当する撮像情報と、を共に記録媒体に記録するので、当該像の投影が終了した撮像対象物に相当する撮像情報を選択的に記録することができる。
上記の課題を解決するために、請求項13に記載の発明は、請求項1から請求項12のいずれか一項に記載の画像記録装置において、同一の前記撮像対象物に相当する複数の前記撮像情報を合成して合成撮像情報を生成するCPU等の合成手段を更に備え、前記生成された合成撮像情報を前記記録媒体に記録するように前記記録手段を制御するように構成される。
請求項13に記載の発明によれば、請求項1から請求項12のいずれか一項に記載の発明の作用に加えて、同一の撮像対象物に相当する複数の撮像情報を合成して合成撮像情報を生成して記録するので、より高画質或いは広範囲の撮像対象物に相当する撮像情報を記録することができる。
上記の課題を解決するために、請求項14に記載の発明は、請求項13に記載の画像記録装置において、前記合成手段は、同一の前記撮像対象物に相当する複数の前記撮像情報であって、前記撮像対象物の撮像条件が相互に異なる複数の前記撮像情報を合成して前記合成撮像情報を生成するように構成される。
請求項14に記載の発明によれば、請求項13に記載の発明の作用に加えて、同一の撮像対象物に相当し且つ撮像対象物の撮像条件が相互に異なる複数の撮像情報を合成して合成撮像情報を生成するので、例えば立体的に撮像対象物を撮像することができ、より高画質且つ高精度の撮像対象物に相当する撮像情報を記録することができる。
上記の課題を解決するために、請求項15に記載の発明は、請求項13に記載の画像記録装置において、前記撮像手段と前記撮像対象物との相対的な位置の、前後する撮像間における変更に基づき、前記合成手段は、同一の前記撮像対象物に相当する当該変更前後の複数の前記撮像情報を用いて、当該各撮像情報それぞれに相当する画像よりも高画質或いは広範囲の合成画像に相当する前記合成撮像情報を生成するように構成される。
請求項15に記載の発明によれば、請求項13に記載の発明の作用に加えて、撮像手段と撮像対象物との相対的な位置の、前後する撮像間における変更に基づき、同一の撮像対象物に相当する当該変更前後の複数の撮像情報それぞれに相当する画像よりも高画質或いは広範囲の合成画像に相当する合成撮像情報を生成するので、撮像対象物に相当するより高画質或いは広範囲の合成撮像情報を記録することができる。
上記の課題を解決するために、請求項16に記載の発明は、請求項1から請求項15のいずれか一項に記載の画像記録装置において、前記撮像対象物は、人を個人的に特定する個人情報が記載された撮像対象物であるように構成される。
請求項16に記載の発明によれば、請求項1から請求項15のいずれか一項に記載の発明の作用に加えて、撮像対象物に個人情報が記載されているので、個人情報を改めて記入したり入力したりする手間を省くことができる。
上記の課題を解決するために、請求項17に記載の発明は、請求項1から請求項16のいずれか一項に記載の画像記録装置において、前記撮像情報が前記記録媒体に記録されたとき、当該記録された撮像情報に関連付けられ、且つ当該記録された撮像情報に関連するイベントを特定するイベント情報を生成するCPU等のイベント情報生成手段と、前記生成されたイベント情報がイベント情報記録手段に既に記録されているいずれかのイベント情報と同一のイベントに対応しているか否かを照合するCPU等の照合手段と、前記生成されたイベント情報が前記イベント情報記録手段に記録されているいずれのイベント情報と同一のイベントにも対応していないとき、当該生成されたイベント情報を当該イベント情報記録手段に記録させる通信インターフェース等の送信手段と、を更に備える。
請求項17に記載の発明によれば、請求項1から請求項16のいずれか一項に記載の発明の作用に加えて、撮像情報が記録媒体に記録されたとき、記録された撮像情報に関連付けられ且つ当該撮像情報に関連するイベントを特定するイベント情報を生成し、それがイベント情報記録手段に記録されているいずれのイベント情報と同一のイベントにも対応していない場合に当該イベント情報記録手段にその生成されたイベント情報を記録させるので、撮像対象物に関連付けられ且つ撮像情報に関連するイベントを特定するイベント情報を簡易に生成して記録させることで、当該イベント情報を簡易に維持管理することができる。
上記の課題を解決するために、請求項18に記載の発明は、請求項17に記載の画像記録装置において、前記生成されたイベント情報が前記イベント情報記録手段に記録されているいずれかのイベント情報と同一のイベントに対応しているとき、当該生成されたイベント情報に関連付けられる前記撮像情報の当該関連付け先を、前記同一のイベントの前記イベント情報に変更するCPU等の関連付変更手段を更に備える。
請求項18に記載の発明によれば、請求項17に記載の発明の作用に加えて、生成されたイベント情報が、記録されているいずれかのイベント情報と同一のイベントに対応しているとき、当該生成されたイベント情報に関連付けられる撮像情報の関連付け先を当該同一のイベントのイベント情報に変更するので、複数の撮像情報を記録済みのイベント情報に関連付けて管理することができる。
上記の課題を解決するために、請求項19に記載の発明は、請求項1から請求項18のいずれか一項に記載の画像記録装置において、前記撮像情報が前記記録媒体に記録されたとき、当該記録された撮像情報に関連付けられ且つ当該記録された撮像情報に関連する個人を特定する個人情報を生成するCPU等の個人情報生成手段と、前記生成された個人情報が個人情報記録手段に既に記録されているいずれかの個人情報により示される個人に対応しているか否かを照合するCPU等の照合手段と、前記生成された個人情報が前記個人情報記録手段に記録されているいずれの個人情報により示される個人とも対応していないとき、当該生成された個人情報を当該個人情報記録手段に記録させる通信インターフェース等の送信手段と、を更に備える。
請求項19に記載の発明によれば、請求項1から請求項18のいずれか一項に記載の発明の作用に加えて、撮像情報が記録媒体に記録されたとき、記録された撮像情報に関連付けられた個人情報を生成し、それが個人情報記録手段内に記録されているいずれの個人情報により示される個人とも対応していない場合に当該個人情報記録手段にその生成された個人情報を記録させるので、撮像対象物に関連する個人情報を簡易に生成して記録させることで、当該個人情報を簡易に維持管理することができる。
上記の課題を解決するために、請求項20に記載の発明は、請求項19に記載の画像記録装置において、前記生成された個人情報が前記個人情報記録手段に記録されているいずれかの個人情報により示される個人に対応しているとき、当該生成された個人情報に関連付けられる前記撮像情報の当該関連付け先を、前記記録されている個人の前記個人情報に変更するCPU等の関連付変更手段を更に備える。
請求項20に記載の発明によれば、請求項19に記載の発明の作用に加えて、生成された個人情報が、記録されているいずれかの個人情報により示される個人に対応しているとき、当該生成された個人情報に関連付けられる撮像情報の関連付け先を当該記録されている個人の個人情報に変更するので、複数の撮像情報を記録済みの個人情報に関連付けて管理することができる。
上記の課題を解決するために、請求項21に記載の発明は、請求項1から請求項20のいずれか一項に記載の画像記録装置において、前記撮像情報が前記記録媒体に記録されたとき、当該記録された撮像情報に関連付けられ、且つ当該記録された撮像情報に関連する個人及びイベントを特定するリンク情報を生成するCPU等のリンク情報生成手段と、前記生成されたリンク情報が、リンク情報記録手段に既に記録されているいずれかのリンク情報と同一の個人及びイベントを特定しているか否かを照合するCPU等の照合手段と、前記生成されたリンク情報が、前記リンク情報記録手段に記録されているいずれのリンク情報により特定される個人及びイベントをも特定していないとき、当該生成されたリンク情報を当該リンク情報記録手段に記録させる通信インターフェース等の送信手段と、を更に備える。
請求項21に記載の発明によれば、請求項1から請求項20のいずれか一項に記載の発明の作用に加えて、撮像情報が記録媒体に記録されたときリンク情報を生成し、それがリンク情報記録手段内に記録されているいずれのリンク情報により特定される個人及びイベントをも特定していない場合にリンク情報記録手段にその生成されたリンク情報を記録させるので、撮像情報に関連付けられるリンク情報を簡易に生成して記録させることで、当該リンク情報を簡易に維持管理することができる。
上記の課題を解決するために請求項22に記載の発明は、請求項21に記載の画像記録装置において、前記生成されたリンク情報が前記リンク情報記録手段に記録されているいずれかのリンク情報により特定される前記個人及び前記イベントを特定しているとき、当該生成されたリンク情報に関連付けられる前記撮像情報の当該関連付け先を、前記記録されているリンク情報に変更するCPU等の関連付変更手段を更に備える。
請求項22に記載の発明によれば、請求項21に記載の発明の作用に加えて、生成されたリンク情報がリンク情報記録手段内に記録されているいずれかのリンク情報により特定される個人及びイベントを特定しているとき、当該生成されたリンク情報に関連付けられる撮像情報の関連付け先を当該記録されているリンク情報に変更するので、複数の撮像情報を記録済みのリンク情報に関連付けて管理することができる。
上記の課題を解決するために、請求項23に記載の発明は、請求項17又は請求項18に記載の画像記録装置において、前記撮像情報が前記記録媒体に記録されたときの前記撮像手段の位置を検出し、検出された位置を示す位置情報を生成するCPU等の位置検出手段を更に備え、前記イベント情報生成手段は、前記生成された位置情報を含ませて前記イベント情報を生成するように構成される。
請求項23に記載の発明によれば、請求項17又は請求項18に記載の発明の作用に加えて、撮像情報が記録されたときの撮像手段の位置を示す位置情報がイベント情報に含まれるので、利用価値の高いイベント情報を簡易に維持管理することができる。
上記の課題を解決するために、請求項24に記載の発明は、請求項1から請求項23のいずれか一項に記載の画像記録装置において、前記撮像手段は、携帯可能な情報処理装置に備えられた撮像手段であるように構成される。
請求項24に記載の発明によれば、請求項1から請求項23のいずれか一項に記載の発明の作用に加えて、撮像手段が携帯可能な情報処理装置に備えられているので、簡易な構成で撮像対象物を撮像することができる。
上記の課題を解決するために、請求項25に記載の発明は、請求項1から請求項24のいずれか一項に記載の画像記録装置において、前記撮像手段は、携帯可能な保持具に当該画像記録装置が保持されることにより前記相対的な位置が一定とされる撮像手段であるように構成される。
請求項25に記載の発明によれば、請求項1から請求項24のいずれか一項に記載の発明の作用に加えて、撮像手段の相対的な位置が、携帯可能な保持具に当該画像記録装置が保持されることにより一定とされるので、簡易な構成で撮像対象物を撮像することができる。
上記の課題を解決するために、請求項26に記載の発明は、請求項24又は請求項25に記載の画像記録装置において、前記撮像手段は、保持具に当該画像記録装置が保持されることにより前記相対的な位置が一定とされる撮像手段であり、前記保持具が、折り曲げ可能なシート状材料を折り曲げて組み立てられる保持具であって、携帯時には展開されてシート状とされ、使用時には折り曲げて組み立てられて前記画像記録装置を保持可能とされる保持具であるように構成される。
請求項26に記載の発明によれば、請求項24又は請求項25に記載の発明の作用に加えて、保持具に画像記録装置が保持されることにより撮像手段の相対的な位置が一定とされ、当該保持具が、折り曲げ可能なシート状材料を折り曲げて組み立てられる保持具であって、携帯時には展開されてシート状とされ、使用時には折り曲げて組み立てられて画像記録装置を保持可能とされる保持具であるので、安価/軽量で携帯性の高い保持具だけで、安定して撮像対象物を撮像することができる。
上記の課題を解決するために、請求項27に記載の発明は、請求項1から請求項26のいずれか一項に記載の画像記録装置において、前記対象物載置位置に前記撮像対象物が置かれていると識別されたとき、当該識別されたタイミングに対応して出力された前記撮像情報に対して、広告の内容を有する広告情報を加えるCPU等の画像処理手段を更に備え、前記記録手段は、前記広告情報が加えられた前記撮像情報を前記記録媒体に記録するように構成される。
請求項27に記載の発明によれば、請求項1から請求項26のいずれか一項に記載の発明の作用に加えて、広告情報が加えられた撮像情報が記録されるので、広告を画像によって配信することで、ユーザがより安価に本発明に関連するサービスを享受することができる。
上記の課題を解決するために、請求項28に記載の発明は、請求項27に記載の画像記録装置において、前記画像処理手段は、前記対象物載置位置に前記撮像対象物が置かれていると識別されたタイミングに対応して出力された前記撮像情報の少なくとも一部を外部の情報処理装置に送信する通信インターフェース等の撮像情報送信手段と、前記送信された撮像情報の内容の前記情報処理装置における認識結果に基づいて当該情報処理装置において前記広告情報が加えられた当該撮像情報を受信する通信インターフェース等の撮像情報受信手段と、を備え、前記記録手段は、前記受信された撮像情報を前記記録媒体に記録するように構成される。
請求項28に記載の発明によれば、請求項27に記載の発明の作用に加えて、撮像対象物が置かれていると識別されたタイミングに対応して出力された撮像情報の少なくとも一部を外部の情報処理装置に送信してその内容の認識及び広告情報の追加を行わせ、当該広告情報が加えられた撮像情報を受信して記録するので、画像記録装置における処理負荷を軽減しつつ、撮像された情報と共に広告をも記録して爾後に参照することができる。
上記の課題を解決するために、請求項29に記載の発明は、請求項27に記載の画像記録装置において、前記画像処理手段は、前記広告情報を予め一又は複数記録するROM等の広告情報記録手段と、前記対象物載置位置に前記撮像対象物が置かれていると識別されたタイミングに対応して出力された前記撮像情報の内容を認識するCPU等の認識手段と、前記認識された内容に対応する前記広告情報を前記広告情報記録手段から読み出すCPU等の読出手段と、を備え、当該画像処理手段は、前記読み出された広告情報を前記内容が認識された前記撮像情報に加えるように構成される。
請求項29に記載の発明によれば、請求項27に記載の発明の作用に加えて、撮像対象物が置かれていると識別されたタイミングに対応して出力された撮像情報の内容に対応する広告情報を広告情報記録手段から読み出して撮像情報に加えるので、画像記録装置内で完結する構成により、撮像された情報と共に広告をも記録して爾後に参照することができる。
上記の課題を解決するために、請求項30に記載の発明は、請求項27に記載の画像記録装置において、前記画像処理手段は、前記対象物載置位置に前記撮像対象物が置かれていると識別されたタイミングに対応して出力された前記撮像情報の内容を認識するCPU等の認識手段と、前記認識手段による認識結果を外部の情報処理装置に送信する通信インターフェース等の認識結果送信手段と、前記送信された認識結果に基づいて当該情報処理装置から送信された前記広告情報を受信する通信インターフェース等の広告情報受信手段と、を備え、当該画像処理手段は、前記受信された広告情報を前記内容が認識された前記撮像情報に加えるように構成される。
請求項30に記載の発明によれば、請求項27に記載の発明の作用に加えて、撮像対象物が置かれていると識別されたタイミングに対応して出力された撮像情報の内容の認識結果を外部の画像処理装置に送信し、その認識結果に基づく広告情報を受信して撮像情報に加えるので、撮像された情報と共に広告をも記録して爾後に参照することができる。
上記の課題を解決するために、請求項31に記載の発明は、請求項1から請求項30のいずれか一項に記載の画像記録装置において、前記撮像情報を前記記録媒体に記録する際、前記記録手段は、各前記撮像情報を識別するための識別情報、当該撮像情報に相当する前記撮像対象物が撮像された時を示す時刻情報又は当該撮像が行われた場所を示す場所情報の少なくともいずれか一つを前記撮像情報内に画像として埋め込んだ後、当該撮像情報を前記記録媒体に記録するように構成される。
請求項31に記載の発明によれば、請求項1から請求項30のいずれか一項に記載の発明の作用に加えて、撮像情報を記録する際、識別情報、時刻情報又は場所情報の少なくともいずれか一つを撮像情報内に画像として埋め込んだ後に記録するので、記録後の撮像情報を容易に識別することができる。
上記の課題を解決するために、請求項32に記載の発明は、請求項31に記載の画像記録装置において、前記記録手段は、撮像された前記撮像情報内に他の前記識別情報が既に含まれていることを認識したとき、当該認識した他の前記識別情報に関連する新たな識別情報を生成し、当該撮像により前記記録媒体に記録する当該撮像情報内に当該生成された新たな識別情報を埋め込んで記録するように構成される。
請求項32に記載の発明によれば、請求項31に記載の発明の作用に加えて、撮像された撮像情報内に他の識別情報が既に含まれていることを認識したとき、当該他の識別情報に関連する新たな識別情報を生成して撮像情報内に埋め込んで記録するので、識別情報の関連性により、複数回に渡る撮像により得られた撮像情報を確実に識別することができる。
本発明によれば、撮像対象物が置かれる対象物載置位置に対する相対的な位置が一定とされる撮像手段により連続して撮像物載置位置又は撮像対象物を撮像し、各撮像情報に基づいて対象物載置位置に撮像対象物が置かれていることが識別されたとき、当該識別がされたタイミングに対応して出力された撮像情報を自動的に記録媒体に記録する。
従って、例えば記録や撮像のための撮像手段に対する使用者の操作によるぶれを防止しつつ、撮像対象物上に記載されている情報を簡易に撮像して記録することができる。
第1実施形態に係るキャプチャシステムの概要構成を示す外観斜視図等であり、(a)は当該外観斜視図であり、(b)は撮像された画像を例示する図である。 第1実施形態に係るスマートフォンの概要構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係るキャプチャ処理を示すフローチャートである。 第1実施形態に係るキャプチャ処理を例示する図(I)であり、(a)はキャプチャ処理の第1例を示す図であり、(b)はキャプチャ処理の第2例を示す図である。 第1実施形態に係るキャプチャ処理を例示する図(II)であり、(a)はキャプチャ処理の第3例を示す図であり、(b)はキャプチャ処理の第4例を示す図であり、(c)はキャプチャ処理の第5例を示す図であり、(d)はキャプチャ処理の第6例を示す図であり、(e)はキャプチャ処理の第7例を示す図である。 第1実施形態に係るキャプチャシステムに含まれるスタンドの他の例を示す外観斜視図(I)である。 第1実施形態に係るキャプチャシステムに含まれるスタンドの他の例を示す外観斜視図(II)であり、(a)は組立前の当該スタンドを示す正面図であり、(b)は組立後の当該スタンドの使用例を示す外観斜視図である。 第2実施形態に係るキャプチャシステムの第1例の概要構成を示す外観斜視図である。 第2実施形態に係るキャプチャシステムの第2例の概要構成を示す外観斜視図である。 第2実施形態に係るキャプチャシステムの第3例の概要構成を示す外観斜視図である。 第3実施形態に係るキャプチャシステムの概要構成を示す外観斜視図である。 第4実施形態に係るキャプチャシステムに含まれるスマートフォンの概要構成を示すブロック図である。 第4実施形態に係るキャプチャ処理を示すフローチャートである。 第4実施形態に係る位置合わせ処理を例示する図(i)であり、(a)は位置合わせ前の状態を例示する図であり、(b)は位置合わせ処理中を例示する図(i)であり、(c)は位置合わせ処理中を例示する図(ii)である。 第4実施形態に係る位置合わせ処理を例示する図(ii)であり、(a)は位置合わせ処理中を例示する図(iii)であり、(b)は位置合わせ処理中を例示する図(iv)であり、(c)は位置合わせ処理中を例示する図(v)であり、(d)は位置合わせ処理中を例示する図(vi)である。 第4実施形態に係る位置合わせ処理を例示する図(iii)である。
次に、本発明を実施するための形態について、図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する各実施形態は、連写及び動画の撮像が可能なデジタルカメラ(以下、単にカメラと称する)を備える携帯可能なスマートフォンを用いて画像をキャプチャ(即ち記録する)するキャプチャシステムに対して本発明を適用した場合の実施の形態である。なお当該スマートフォンに備えられているデジタルカメラではなく、装置として独立したデジタルカメラを用いて画像をキャプチャするキャプチャシステムに対して本発明を適用しても良い。また、本発明に係るスマートフォンの携帯者を、以下、単に「携帯者」と称する。
(I)第1実施形態
初めに、本発明に係る第1実施形態について、図1乃至図7を用いて説明する。なお、図1は第1実施形態に係るキャプチャシステムの概要構成を示す外観斜視図等であり、図2は第1実施形態に係るスマートフォンの概要構成を示すブロック図であり、図3は第1実施形態に係るキャプチャ処理を示すフローチャートである。また図4及び図5は第1実施形態に係るキャプチャ処理をそれぞれ例示する図であり、図6及び図7は第1実施形態に係るキャプチャシステムに含まれるスタンドの他の例をそれぞれ示す外観斜視図である。
第1実施形態に係るキャプチャシステムでは、撮像対象物の一例としての例えば書面又は立体物上に文字、記号又は図形等を用いて記載されている情報を、当該撮像対象物が置かれる位置に対して相対的に一定の位置にある上記スマートフォンのカメラを用いて、連写又は動画撮像する。その後、当該撮像された画像に相当する画像データの中から、後述するキャプチャ処理により選択された画像データを記録(キャプチャ)する。
即ち図1(a)に示すように、第1実施形態に係るキャプチャシステムCSは、カメラ9を備えるスマートフォンSと、当該カメラ9が撮像対象物の一例である書面Pに対向するようにスマートフォンSを支持するスタンドSTと、により構成されている。この場合のスマートフォンSが本発明に係る「画像記録装置」の一例に相当する。このスタンドSTによりスマートフォンSが動かないように支持されることで、カメラ9(及びその撮像範囲AR)の位置が、書面Pが置かれる位置に対して相対的に一定とされる。スタンドSTにより支持されているスマートフォンSのカメラ9により、撮像範囲AR内の例えば机D上に置かれている書面Pを撮像した場合、当該撮像により得られる画像は、例えば図1(b)に示すような机D上の書面Pを含むものとなる。なお図1(b)に示す机D上に置かれている書面Pが撮像対象物である例は、後述する図4及び図5においても同様である。
図1に示す状態でスマートフォンSは、カメラ9を用いて書面Pを連写又は動画撮像し、撮像された画像に相当する画像データの中から、後述するキャプチャ処理により選択された画像データを当該スマートフォンS内に記録(キャプチャ)する。これにより、第1実施形態に係る書面P(換言すれば書面P上に記載された情報)のキャプチャ処理が行われる。
次に、図2乃至図5を用いて、第1実施形態に係るキャプチャシステムCSの構成及び動作の細部について説明する。
先ず図2に示すように、第1実施形態に係るキャプチャシステムCSに含まれるスマートフォンSは、CPU1と、ROM(Read Only Memory)2と、RAM(Random Access Memory)3と、操作ボタン及びタッチパネル等からなる操作部4と、当該タッチパネルがその表面に配置されている液晶ディスプレイ等からなるディスプレイ5と、スピーカ7及びマイク8が接続されている通話制御部6と、本発明に係る「撮像手段」の一例としての上記カメラ9と、図1において図示しない外部のネットワーク(無線LAN(Local Area Network)、専用回線、インターネット又はいわゆる3G回線等のネットワーク)に接続するためのアンテナANTを備える通信インターフェース10と、カメラ9による撮像の対象となる上記撮像対象物の一部又は全部を当該撮像時に照らすライト11と、により構成されている。またRAM3内には、CPU1を中心とした第1実施形態に係るキャプチャ処理を実行するために必要なバッファとして、カレント画像バッファ32が揮発性の記憶領域として形成されている。
上記の構成のうちCPU1が、本発明に係る「識別手段」の一例、「記録手段」の一例、「判定手段」の一例、「制御手段」の一例、「比較手段」の一例、「合成手段」の一例、「イベント情報生成手段」の一例、「照合手段」の一例、「個人情報生成手段」の一例、「位置検出手段」の一例、「画像処理手段」の一例、「読出手段」の一例、及び「リンク情報生成手段」の一例に、それぞれ相当する。また通信インターフェース10が、「送信手段」の一例、「撮像情報送信手段」の一例、「撮像情報受信手段」の一例、「認識結果送信手段」の一例、「撮像情報受信手段」の一例及び「広告情報受信手段」の一例に、それぞれ相当する。更にディスプレイ5が、本発明に係る「表示手段」の一例及び「告知手段」の一例に、それぞれ相当する。更にまたROM2が、本発明に係る「記録媒体」の一例、「イベント情報記録手段」の一例、「個人情報記録手段」の一例、「リンク情報記録手段」の一例及び「広告情報記録手段」の一例に、それぞれ相当する。
この構成において通信インターフェース10は、CPU1の制御の下、アンテナANTを介した上記ネットワークとのデータの授受を制御する。この時通信インターフェース10は、アンテナANTを介した無線によるデータの授受だけでなく、例えば有線LANやいわゆるUSB(Universal Serial Bus)等を介した有線によるデータの授受を制御するように構成することもできる。
また通話制御部6は、CPU1の制御の下、マイク8及びスピーカ7を用いたスマートフォンSとしての音声通話を制御する。更に操作部4は、スマートフォンSの使用者による操作に基づいて、当該操作に対応する操作信号を生成してCPU1に出力する。これによりCPU1は、当該操作信号に基づいてスマートフォンS全体を制御する。
一方ROM2には、後述する第1実施形態に係るキャプチャ処理を初めとするスマートフォンSとしての処理のためのプログラム等が予め不揮発性に記録されている。またROM2には書き換え可能な領域が含まれており、この書き換え可能なROM2の領域内には、第1実施形態に係るキャプチャ処理によりキャプチャされた画像に相当する画像データが記録される。そしてCPU1は、ROM2に記録されている上記プログラム等を読み出して実行することにより、上記スマートフォンSとしての処理を制御する。この他ROM2内の上記書き換え可能な領域内には、例えば電話番号データやアドレスデータ等、スマートフォンSとしての処理に必要なデータも不揮発性に記録される。
一方RAM3は、上記カレント画像バッファ32として必要なデータを一時的に記憶し、更に上記スマートフォンSとしての処理に必要な他のデータを一時的に記憶する。更にディスプレイ5は、CPU1の制御の下、第1実施形態に係るキャプチャ処理のために必要な情報に加えて、スマートフォンSとしての処理に必要な情報を、その携帯者に対して表示する。
他方、カメラ9は、CPU1の制御の下、上記書面P等上の情報を連写又は動画撮像し、当該撮像した画像に対応する画像データ(デジタル化された画像データ)を、当該連写の都度又は動画撮像の場合にあっては連続して、CPU1に出力する。これによりCPU1は、出力された画像データをRAM3内のカレント画像バッファ32に一時的に入力する。そしてCPU1は、カレント画像バッファ32に記憶されている画像データを用いて、第1実施形態に係るキャプチャ処理を実行する。またこの際にライト11は、CPU1の制御の下、カメラ9により撮像される上記書面P等の一部又は全部を、当該撮像時において当該撮像に好適な照度となるように照らす。
次に、RAM3内のカレント画像バッファ32は、その時点で第1実施形態に係るキャプチャ処理の対象となっている一フレーム分の画像データを記憶する。この場合の一フレーム分の画像データ(フレーム画像データ)に相当する画像を、「カレント画像」と称する。
次に、第1実施形態に係るキャプチャ処理について、具体的に図3乃至図5を用いて説明する。第1実施形態に係るキャプチャ処理は、例えば携帯者による所定の操作が操作部4において実行されたときに開始される。
そして書面Pが置かれて当該キャプチャ処理が開始されると、図3に示すようにCPU1は先ず、撮像範囲AR内に置かれている書面Pを撮像すべく、カメラ9を起動する(ステップS1)。これにより、書面Pに相当する画像(カレント画像に相当する画像)が、連写又は動画により複数撮像される。そしてCPU1は、当該撮像に伴ってカメラ9から入力されてくるカレント画像の画像データを、カレント画像バッファ32に一時的に入力する(ステップS2)。次にCPU1は、ステップS1の処理により撮像された画像において、それに映っている書面Pとその周囲との境界(図1及び図4に例示する場合には、図4(a)右に例示する書面Pと机Dとの境界BD)の全部が認識されるか否かを識別する(ステップS3)。ステップS3の識別においていずれかの画像において当該境界の全体が認識されている場合(ステップS3;YES)、CPU1は次に、その時点でカレント画像バッファ32に記憶されている画像データにおいて、予め設定された所定時間、当該画像に写っている書面P等が静止しているか否かを判定する(ステップS4)。なおこの場合、例えば境界が認識されたとき、当該認識された境界に相当する位置に、図4に例示する境界BDを書面Pの画像に合わせて表示させるように構成することもできる。また、書面Pが置かれていることが認識されているか否かを、例えばディスプレイ5やライト11の点滅、或いはスピーカ7からの放音等を用いて逐次告知するように構成することもできる。
ステップS4の判定において当該画像内の書面P等が所定時間静止していると判定された場合(ステップS4;YES)、次にCPU1は、その時点でカレント画像バッファ32に記憶されている画像データの画像と、その直前にキャプチャされてROM2に記録されている画像データの画像と、を比較し、両者が同一か否かを判定する(ステップS5)。ステップS5の判定において両者が同一でない場合(ステップS5;NO)、CPU1は、その時点でカレント画像バッファ32に記憶されている画像データをROM2に記録(即ちキャプチャ)する(ステップS6)。その後CPU1は、操作部4において第1実施形態に係るキャプチャ処理を終了する旨の操作が例えば携帯者により行われたか否かを判定し(ステップS8)、当該終了操作が行われたときは(ステップS8;YES)、第1実施形態に係るキャプチャ処理を終了する。一方ステップS8の判定において当該終了操作が行われていないとき(ステップS8;NO)、CPU1は上記ステップS2に戻って、次の撮像を行う。
一方、上記ステップS3の識別において、カレント画像バッファ32に記憶されている画像において書面Pとその周囲との境界の全体が認識されていない場合(ステップS3;NO)、又は上記ステップS4の判定において、カレント画像バッファ32に記憶されている画像データの画像内の書面P等が所定時間静止していないと判定された場合(ステップS4;NO)、或いは上記ステップS5の判定においてカレント画像バッファ32に記憶されている画像データの画像と、その直前にキャプチャされてROM2に記録されている画像データの画像と、が同一である場合(ステップS5;YES)、CPU1は、その時点でカレント画像バッファ32に記憶されている画像データはキャプチャに適さないとして、これらを破棄し(ステップS7)、その後上記ステップS8の処理に移行する。
以上の第1実施形態に係るキャプチャ処理が実行された場合、例えば図4(a)に示すように、書面Pと机Dとの間の境界BDの全てが認識されており(上記ステップS3;YES参照)、且つ書面Pを含む画像内が上記所定時間だけ静止している場合に(上記ステップS4;YES参照)のみ、その時にカレント画像バッファ32に記憶されている画像データがキャプチャの対象とされ得ることになる。従って、例えば図4(b)に示すように、書面Pに書き込みをするための筆記具を持つ手Hが書面P上にあることで境界BDの一部が画像内で認識されていない場合(上記ステップS3;NO参照)、及び当該手Hによる書き込みのため書面Pを含む画像内が上記所定時間静止していない場合(上記ステップS4;NO参照)には、その時にカレント画像バッファ32に記憶されている画像データは、キャプチャの対象とはされずに破棄される(上記ステップS7参照)。
更に図5に他の例として示すように、初めに図5(a)に示す書面P及び机Dが映った画像がキャプチャされた(上記ステップS6参照)後に、図5(b)に例示するように手Hが書面P上に入ったが書面P上に何ら書き込みがされなかった場合(即ち書面Pとしては直前のキャプチャ時と同一である場合)、手Hが書面P上から出た以降上記所定時間が経過したとしても(上記ステップS4;YES参照)、図5(c)に例示するように書面Pとしては直前のキャプチャ時(図5(a)参照)と同一であるので(上記ステップS5;YES参照)、その時にカレント画像バッファ32に記憶されている画像データは、キャプチャの対象とはされずに破棄される(上記ステップS7参照)。これに対して、図5(b)に例示するように手Hが書面P上に入り、更に図5(d)に例示するように例えば文字Lが書面Pに書き込まれた場合(即ち書面Pとしては直前のキャプチャ時と同一でなくなった場合)、手Hが書面P上から出た以降上記所定時間が経過したら(上記ステップS4;YES参照)、書面Pとしては直前のキャプチャ時と同一でないため(上記ステップS5;NO参照)、その時にカレント画像バッファ32に記憶されている画像データがキャプチャされる(上記ステップS6参照)。
以上説明したように、第1実施形態に係るキャプチャシステムCSの動作によれば、書面Pが置かれる位置に対する相対的な位置が一定とされるカメラ9により連続して書面Pを撮像し、各画像データに基づいてその位置に書面Pが置かれていることが識別されたとき、当該識別がされたタイミングに対応して出力された画像データを自動的にキャプチャするので、例えば記録や撮像のためのカメラ9に対する使用者の操作によるぶれを防止しつつ、書面P上に記載されている情報を簡易に且つ高画質にキャプチャすることができる。
また、カメラ9からそれぞれ出力された画像データに基づき、各画像データにおける書面Pと当該書面Pの周囲とを画する境界BDが識別されたとき、所定位置に書面Pが置かれていると識別するので、より確実且つ簡易に書面Pを撮像してそれに記載されている情報をキャプチャすることができる。
更に、書面Pが置かれていると識別された後、画像データにおける少なくとも書面Pが予め設定された所定時間静止している旨の判定に対応して出力された画像データをキャプチャするので、少なくとも書面Pが当該所定時間静止している状態で撮像することにより、より高精度に書面Pを撮像することができる。
更にまた、書面Pが置かれていると識別された後、書面Pの範囲内に手H等の他の物が撮像されていると判定されたとき、そのタイミングに対応して出力された画像データのキャプチャを禁止するので、書面P以外の他の物が撮像された画像データが記録されることを防止することができる。
また、キャプチャ済みの画像データにおける書面Pと、未キャプチャの画像データにおける書面Pと、を各撮像ごとに比較し、両者が同一であるとき、画像データのキャプチャを禁止するので、同一の書面Pで且つ当該書面Pに新たな書き込み等がない場合に、当該書面Pを含む画像データが重複してキャプチャされることを防止できる。
更に、カメラ9が携帯可能なスマートフォンSに備えられており、またカメラ9の相対的な位置が、例えば携帯可能なスタンド(図7参照)にスマートフォンSが保持されることにより一定とされるので、カメラ9と書面Pとの相対的な位置を一定としつつ、簡易な構成で書面Pを撮像することができる。
また、当該スタンドを、折り曲げ可能なシート状材料を折り曲げて組み立てられるスタンド(後述の図7参照)とした場合は、より簡易な構成により書面Pを撮像することができる。
更に、書面Pと周囲との境界が識別されたとき、その境界を示す境界BDを書面Pの画像に対応付けて表示する場合には、より正確に当該表示がされるように例えばユーザが書面Pを移動させる等することにより、境界の認識精度及びキャプチャ自体の成功率を向上させることができる。
更にまた、書面Pが置かれていることが認識されているか否かが逐次表示等により告知する場合には、当該告知に基づいて例えばユーザが書面Pを移動させる等することにより、当該置かれていることの認識及び撮像自体の成功率を向上させることができる。
なお、上述した第1実施形態に係るキャプチャ処理においては、上記ステップS3乃至ステップS5の処理によりキャプチャ対象であるカレント画像としての適合性が判定された画像の画像データをキャプチャすることとした。しかしながら、キャプチャ対象たる画像データは書面Pの認識(識別)に用いられた画像の画像データ自体に限られず、例えば、書面Pの認識(識別)が完了したタイミング以降に新たに撮像された画像(例えばカメラ9を静止画モードに換えて撮像された高画質の静止画像)の画像データをキャプチャ(上記ステップS6参照)するように構成してもよい。
また、第1実施形態に係るスマートフォンSの書面P等に対する設置方法は、図1(a)に例示するスタンドSTによる方法には限られない。
例えば図6に例示するキャプチャシステムCS1のように、載置台B上に置かれている撮像対象物PPに例えばアクリルやガラス等の透明板TBを被せ、この撮像対象物PPを載置台Bに固定された支持部BS1により支持されているライトLTにより透明板TB越しに照らし、更に載置台Bに固定された支持部BS2により撮像対象物PPに対して一定位置に支持されている保持台PT上にカメラ9が撮像対象物PPに対向するように置かれているスマートフォンSの当該カメラ9により撮像する(上記ステップS1参照)ように構成することもできる。
この場合の透明板TBは、撮像対象物PPの出し入れが容易となるように開閉可能とするようにしても良い。また載置台Bの底板は、撮像対象物PPの高さ等に応じて透明板TBとの間隔を調整できるように、図6において上下方向に移動可能にしても良い。更に載置台Bは、透明板TBを解放せずとも撮像対象物PPが出し入れできる構造としても良い。また支持部BS2は撮像対象物PPに対するカメラ9の位置や角度を調整できる機構とするのが好ましい。更に保持台PTは、スマートフォンSを静止保持できるように、凹み付のトレイ型のものやスマートフォンSの外部形状にあった形状の着脱可能式のホルダ等により構成することができる。更にライトLTは、スマートフォンSが保持台PTに載置されたのと連動して自動的に点灯する構成とするのが便利である。
更に図6に例示するキャプチャシステムCS1の応用例として、例えば撮像対象物が薄い原稿やフィルム状のものである場合、当該撮像対象物の裏から照らすライトを用いて撮像しても良い。また、図6に例示する場合とは逆に、カメラ9を上に向けてスマートフォンSを設置し、透明板TBの上側(即ち、カメラ9を上向きに置いたスマートフォンSの上方)に書面Pを下向きに置いて撮像するように構成しても良い。更には、スマートフォンSから、撮像した画像データを有線又は無線により図示しないプロジェクタに出力して投影させることで、いわゆるOHP(Over Head Projector)としてキャプチャシステムCS1を用いることもできる。また、スマートフォンSのCPU1の制御の下で駆動され、撮像対象物PP上におけるカメラ9の撮像範囲を移動させる駆動部を保持台PTが備えていても良い。更に、カメラ9又はライトLTの近傍に、支持部BS1により、例えば所定のレンズ又は偏光フィルタ等の光学機構を備えるように構成しても良い。
また他の例として、図7(a)に示すように、一枚のシート状素材(例えば段ボール紙等)から切り出してなる折り曲げ可能なスタンドST1により、書面Pに対してカメラ9が対向するようにスマートフォンSを保持するように構成しても良い。
図7(a)に示すスタンドST1は、当該一枚のシート状素材により形成される保持台PT1、支持部PT2及びPT3からなるように構成されている。また図7(a)において、保持台PT1と支持部PT2との接合部及び支持部PT2と支持部PT3との接合部において、実線は切り込みを示しており、一点鎖線はスタンドST1としての組立時において谷折りとされる線部を示している。図7(b)には、実際にスタンドST1が組み立てられ、更にカメラ9が、図7(b)において図示しないが撮像時にはスマートフォンSの下方に載置される書面に対向するようにスマートフォンSが保持台PT1上に置かれて撮像可能となっている状態のキャプチャシステムの外観斜視図が示されている。
以上の図6及び図7に例示する構成によっても、第1実施形態に係るキャプチャシステムCSと同様の効果を奏することができる。
なお、上述した第1実施形態に係るキャプチャ処理において、書面Pが置かれていると識別された後にカメラ9における振動等に起因する動きが検出されたとき、そのタイミングに対応して出力された画像データのキャプチャを禁止するように構成すれば、カメラ9の動きによってぶれた画像データがキャプチャされることを防止することができる。
また、(例えば原稿台上の)書面Pが置かれる位置に予め形成されている参照用の模様やパターンなどの特徴を示す特徴データを用いて、その位置が(書面Pにより)が遮られたことが認識されたとき、CPU1がその位置に書面Pが置かれていると識別するように構成することもできる。
更に、(例えば原稿台上の)書面Pが置かれていない位置に相当する画像データと、それ以外の他の画像データ(例えばその前後の画像データ)と、の差分に基づいて、当該位置に書面Pが置かれていると識別するように構成することもできる。
(II)第2実施形態
次に、本発明に係る他の実施形態である第2実施形態について、図8乃至図10を用いて説明する。なお図8乃至図10は、第2実施形態に係るキャプチャシステムの各例の概要構成をそれぞれ示す外観斜視図である。また第2実施形態に係るスマートフォンのハードウエア的な構成において、第1実施形態に係るスマートフォンSと同一の部材は、同一の部材番号を用いてその構成及び機能等を説明する。
上述した第1実施形態に係るキャプチャシステムCSのキャプチャ処理では、書面Pのみをキャプチャする構成であった。これに対し、以下に説明する第2実施形態に係るキャプチャシステムの各例では、書面Pを、当該書面P上に投影された他の情報と共にキャプチャする。
即ち図8に示すように、先ず第1例として、第2実施形態に係るキャプチャシステムCS2−1は、第1実施形態に係るキャプチャシステムSと同様のスタンドSTに支持されているスマートフォンSのカメラ9により、その撮像範囲AR内に置かれている書面Pを撮像する。
このとき第2実施形態に係るスマートフォンSには、カメラ9の他にプロジェクタ20が備えられている。プロジェクタ20は、例えばレーザ方式又は他の光学方式により、書面Pと共にキャプチャされるべき他の投影情報PJを、書面Pの撮像時において当該書面P上に投影する。このプロジェクタ20が、本発明における「投影手段」の一例に相当する。この場合に投影情報PJとして書面P上に投影される画像としては、例えば、書面P上に書き込みをする場合に用いられる罫線や、書き込まれるべき部分が空白とされている様式、或いは書き込み時に参照されるべき他の図形や文字等を含む画像である。この投影情報PJは、例えば第2実施形態に係るスマートフォンSのROM2内に予め記憶されているものを読み出して投影しても良いし、或いは記録媒体又は通信インターフェース10を介して、外部において電子的に生成された画像或いは非画像の電子的データを当該外部から取得して投影するように構成しても良い。
更に撮像時にあっては、書面P上に投影情報PJを投影しているタイミングにおいて両者を合わせてキャプチャする(図3ステップS6参照)ように構成することができる。この場合には、手で書き込まれるべき情報のみを書面P上に残すことができると共に、キャプチャされる画像としては投影情報PJの内容と、それに基づいて書面Pに書き込まれた情報と、が合わさった画像をキャプチャすることができる。またこの他に、投影情報PJが投影されている状態で書き込みがされた書面Pのみを、投影情報PJの投影を終了させた後又は一時的に中断させている間に、投影情報PJとは別個にキャプチャする(図3ステップS6参照)ように構成することができる。この場合には、参照されるべき投影情報PJの内容とは別個に書面P上に書き込まれた情報をキャプチャすることができる。
なお、第2実施形態に係るキャプチャシステムの第2例としては、例えば図9に示すキャプチャシステムCS2−2のように、投影情報PJを、書面Pの裏に配置されたプロジェクタ20から投影するように構成しても良い。この場合、投影情報PJの内容を書面Pの表面(撮像される面)から見透せる程度に書面Pが薄ければ、図8に示したキャプチャシステムCS2と同様の効果を奏することができる。
更にまた、第3例として例えば図10に示すキャプチャシステムCS2−3のように、投影情報PJを、書面Pの裏に配置された表示デバイスDDを用いて、書面Pの裏側から透明シートTSを介して投影するように構成しても良い。この場合も、投影情報PJの内容を書面Pの表面から見透せる程度に書面Pが薄ければ、図8に示したキャプチャシステムCS2と同様の効果を奏することができる。このときの表示デバイスDDとしては、例えば、液晶パネル又はいわゆるタブレット型のコンピュータ等を用いることができる。
以上説明したように、第2実施形態に係るキャプチャシステムCS2−1乃至キャプチャシステムCS2−3それぞれの動作によれば、第1実施形態に係るキャプチャシステムCSの動作による作用効果に加えて、ROM2から読み出された投影情報PJの像を書面P上に投影し、その像が投影されているタイミングにおいて出力された画像データをキャプチャするので、投影情報PJとの関係を明確としつつ、書面Pを撮像して記録することができる。
また、投影情報PJが投影されている書面Pに相当する画像データと、当該投影が一時的に中断されている間の書面Pに相当する画像データと、を共にキャプチャするので、当該投影が終了した書面Pに相当する画像データを選択的に記録することができる。
(III)第3実施形態
次に、本発明に係る他の実施形態である第3実施形態について、図11を用いて説明する。なお図11は、第3実施形態に係るキャプチャシステムの概要構成をそれぞれ示す外観斜視図である。また第3実施形態に係るスマートフォンのハードウエア的な構成において、第1実施形態に係るスマートフォンSと同一の部材は、同一の部材番号を用いてその構成及び機能等を説明する。
例えば上述した第1実施形態に係るキャプチャシステムCSのキャプチャ処理では、単一のカメラ9を用いて書面Pをキャプチャする構成であった。これに対し、以下に説明する第3実施形態に係るキャプチャシステムでは、撮像対象物を複数のカメラを用いてキャプチャする。
即ち図11に示すように、第3実施形態に係るキャプチャシステムCS3は、第1実施形態に係るキャプチャシステムCSと同様のスタンドSTに支持されているスマートフォンS3のカメラ9Aによりその撮像範囲AR1内に置かれている撮像対象物PPを撮像することに加えて、同じスマートフォンS3に更に備えられたカメラ9Bにより、その撮像範囲AR2内に置かれている当該撮像対象物PPを撮像する。そして第3実施形態に係るスマートフォンS3では、カメラ9Aにより撮像された画像とカメラ9Bにより撮像された画像とをCPU1により合成し、撮像対象物PPを撮像した一つの合成画像を生成し、これをキャプチャする(即ち、ROM2内に記録する)。この場合、別々のカメラ9A及びカメラ9Bで別個に撮像された画像が合成されることで、より高画質或いは広範囲に撮像対象物PPをキャプチャすることができる。
なおこの場合、カメラ9Aとカメラ9Bとの間で、例えば、撮像角度、焦点、ズーム度又はカメラ9A及びカメラ9B毎に備えられた図示しないライトの照度などを変えるように構成することができる。これにより、撮像対象物PPが図11に例示するような立体的な撮像対象物PPであったとしても、その立体的な形状や配置などを認識した上で撮像対象物PPの幾何学的補正の精度を向上させて合成画像を生成することができる。より具体的には、例えば撮像対象物PPが厚い書籍が見開かれたものである場合の表面の湾曲などを補正して高精度の合成画像を生成することができる。
更には、各カメラ9A及びカメラ9Bそれぞれが撮像した画像(例えば時間的に前後して撮像された画像)をCPU1により比較し、その比較結果に基づいて、例えばスマートフォンS3自体の振動等に起因してカメラ9A及びカメラ9Bが動いた(ブれた)ことを検出したとき、そのタイミングでのキャプチャを禁止するように構成することができる。
以上説明したように、第3実施形態に係るキャプチャシステムCS3の動作によれば、第1実施形態に係るキャプチャシステムCSの動作による作用効果に加えて、同一の撮像対象物PPに相当し且つ撮像対象物PPの撮像条件が相互に異なる複数の画像データを合成して合成画像を生成するので、例えば立体的に撮像対象物PPを撮像することができ、より高画質且つ高精度の撮像対象物PPに相当する画像データを記録することができる。
なお、撮像条件としてのフォーカス深度が異なる複数の画像データを合成することにより、撮像対象物PP全体の各部でピントが合致した画像をキャプチャするように構成することもできる。また、撮影条件の異なる複数の画像データを得るに当たっては、第3実施形態のように複数のカメラ9A及び9Bを用いることは、必ずしも必要ではない。具体的に例えば、一つのカメラ9でフォーカス深度を変えながら複数の画像データを撮像し、それらを合成することにより撮影対象物PP全体の各部でピント等が合致した画像をキャプチャするように構成することもできる。
(IV)第4実施形態
最後に、本発明に係る他の実施形態である第4実施形態について、図12乃至図16を用いて説明する。なお図12は第4実施形態に係るキャプチャシステムに含まれるスマートフォンの概要構成を示すブロック図であり、図13は第4実施形態に係るキャプチャを示すフローチャートである。また図14乃至図16は第4実施形態に係る位置合わせ処理をそれぞれ例示する図である。更に第4実施形態に係るスマートフォンのハードウエア的な構成において、第1実施形態に係るスマートフォンSと同一の部材は、同一の部材番号を用いてその構成及び機能等を説明する。
例えば上述した第1実施形態に係るキャプチャシステムCSのキャプチャ処理では、単一のカメラ9を用いて、その撮像範囲AR内に収まる大きさの書面Pをキャプチャする構成であった(図1(a)参照)。これに対し、以下に説明する第4実施形態に係るキャプチャシステムでは、例えば、撮像範囲ARに収まらない大きさの書面Pのキャプチャ(図3ステップS6に係るキャプチャ)を、一つのカメラ9を用いて当該書面Pの部分(撮像範囲AR内に収まる大きさの部分)毎にキャプチャした後に、これを合成して元の大きな書面Pのキャプチャを行う。またこの他に、撮像範囲ARに収まる大きさの書面Pであっても、その部分毎に撮像することを書面Pの全体に渡って繰り返して合成画像を生成することにより、書面Pのキャプチャを全体として高画質化する場合に第4実施形態を適用することもできる。なお第4実施形態に係るキャプチャ処理では、上記ステップS6に係るキャプチャ以外の処理は、基本的には第1実施形態に係るキャプチャ処理(図3参照)と同様の処理が実行されるため、それらの詳細な説明は省略する。
初めに第4実施形態に係るスマートフォンの構成について、図12を用いて説明する。図12に示すように第4実施形態に係るスマートフォンS4は、第1実施形態に係るスマートフォンSと同様のCPU1、ROM2、操作部4、ディスプレイ5、通信制御部6、スピーカ7、マイク8、カメラ9、アンテナANTを備える通信インターフェース10及びライト11を備える。これに加えて第4実施形態に係るスマートフォンS4のRAM3内には、CPU1を中心とした第4実施形態に係るキャプチャ処理を実行するために必要なバッファとして、第1実施形態に係るスマートフォンSと同様のカレント画像バッファ32に加えて、合成画像バッファ31と、位置合わせ済みカレント画像バッファ33と、が、揮発性の記憶領域として形成されている。
ここで、当該RAM3内のカレント画像バッファ32以外の各バッファについて、具体的に説明する。
先ず合成画像バッファ31は、第4実施形態に係るキャプチャのうちの合成処理により高画質/広範囲化して形成された合成画像に相当する画像データを、当該合成処理の進捗に合わせて逐次記憶する。次に位置合わせ済みカレント画像バッファ33は、第4実施形態に係る画像処理のうちの位置合わせ処理後で、且つこれから合成処理の対象となる一フレーム分の画像データを記憶する。なお第4実施形態に係るカレント画像バッファ32に記憶されているカレント画像が、その時点での後述する位置合わせ処理の対象となる。
次に、第4実施形態に係るキャプチャ(第1実施形態に係るキャプチャ処理(図3)におけるステップS6に相当)について、具体的に図12乃至図16を用いて説明する。なお第4実施形態においては、スマートフォンS4の合成画像バッファ31が、第4実施形態の処理を含む図3に示したキャプチャ全体の開始時に、一度「ゼロ」に初期化されている。
そして、図3に示すステップS3乃至ステップS5と同様の処理によりカレント画像バッファ32にその時点で記憶されている(図3ステップS2参照)画像データの、キャプチャ対象であるカレント画像としての適合性が判定されると、次にCPU1は、図13に示す第4実施形態に係る位置合わせ処理を開始する。
即ちCPU1は、図13に示すように、第4実施形態に係る非剛体の位置合わせ処理を、カレント画像バッファ32に記憶されている画像データを用いて行う(ステップS21)。このときの非剛体の位置合わせ処理は、カレント画像として撮像された書面Pの部分と、先に撮像されて合成画像バッファ31に記憶されている書面Pに他の部分と、を比較し、両者の重複部分が画像として不連続とならずに両者が継ぎ合わされるように、カレント画像の位置合わせを行う処理である。当該位置合わせ処理についてより具体的には、図14乃至図16を用いて後ほど詳説する。
カレント画像に相当する画像データに対する非剛体の位置合わせ処理が完了すると(ステップS21)、CPU1は、当該位置合わせ処理後のカレント画像の画像データを位置合わせ済みカレント画像バッファ33に記憶させる(ステップS22)。
次にCPU1は、位置合わせ済みカレント画像バッファ33内の画像データを合成画像バッファ31内の画像データに追加し、重複している画像の領域がある場合は例えば画素値の平均値等を用いて画質を向上させる(ステップS23)。このステップS23の処理により、それまでに合成されていた合成画像にカレント画像が追加される。これにより、書面P全体に占める合成画像の領域的な割合が拡大されたり、或いは該当する部分の画質が向上したりすることになる。その後CPU1は、第4実施形態に係る現在合成中の合成画像の生成を終了するか否かを確認する(ステップS24)。この終了確認処理として具体的には、例えば、予め設定されている撮像回数分だけカレント画像の撮像が完了しているか否かを確認することにより、当該撮像回数分の撮像が完了していれば終了するように構成することができる。この他に例えば、所定の終了操作によって終了させることとしてもよい。
ステップS24の確認において引き続き同一の合成画像の生成を行う場合(ステップS24;NO)、CPU1は、第4実施形態に係るキャプチャを一旦終了して、図3に示すステップS8と同様の処理に移行する。一方ステップS24の確認において現在合成中の合成画像の生成を終了する場合(ステップS24;YES)、CPU1は、その時点で合成画像バッファ31に記憶されている合成画像に相当する画像データをROM2に記録(即ちキャプチャ)し(ステップS25)、次に合成画像バッファ31を初期化した上で(ステップS26)、図3に示すステップS8と同様の処理に移行する。
次に、上記ステップS21に係る非剛体の位置合わせ処理について、具体的に図14乃至図16を用いて説明する。
上記ステップ21に係る位置合わせ処理は、上述したように、カレント画像として撮像された書面Pの部分と、合成画像(合成画像バッファ31に記憶されている画像データ)と、を比較し、両者の重複部分が画像として不連続とならずに両者が継ぎ合わされるように、カレント画像の位置合わせ(変形)を行う処理である。ここで、図14乃至図16に示す例では、図14(a)左に示す合成画像GA(合成画像バッファ31に記憶されている画像データ)を基準画像とし、図14(a)右に示すカレント画像GTについて非剛体の位置合わせ処理を行うものとする。
ステップS21に係る位置合わせ処理として先ずCPU1は、図14(b)に例示するように、カレント画像GTを所定数に分割する。図14(b)右に例示する場合では、カレント画像GTを四つの分割画像GTa乃至GTdに分割しているが、より高画質を得るためには分割数は多いほどよい。次にCPU1は、図14(c)に例示するように一つの分割画像に着目する。図14(c)に例示する場合、CPU1は分割画像GTaに着目している。
次にCPU1は、図15(a)に例示するように、着目している分割画像GTaを、その時点までに合成されている合成画像GAに重ねる。なお図15における座標軸は、合成画像GAにおける各分割画像に対応する領域の左上隅と、各分割画像の左上隅と、を原点(0,0)とし、図15において右方向がx座標軸の正方向、図15において下方向がy座標軸の正方向である。図15(a)において分割画像GTaを合成画像GAに最初に重ねる場合、そのオフセットは(0,0)とされる。
その後CPU1は、図15(b)に例示するように、合成画像GA内において、分割画像GTaとその内容が最もよく一致する位置(オフセット)を探索する。なお、画像同士の内容の一致を定量化するためには、例えば相互情報量(Mutual Information)を用いる手法や、対象となる領域(図15(b)に例示する場合は、分割画像GTaの領域)に対する輝度差の総和(SAD(Sum of Absolute Difference))を用いる手法などが好適である。図15(b)の例でCPU1は、当該オフセットとして座標データ(−2,+3)が得られている。
その後CPU1は、図15に例示する分割画像GTa以外の他の分割画像GTb乃至分割画像GTdについても、同様にその内容が最もよく一致する位置(オフセット)を合成画像GA内において探索する。図15(c)に例示する場合、分割画像GTaの場合は当該オフセットとして座標データ(−2,+3)が、分割画像GTbの場合は当該オフセットとして座標データ(+2,+3)が、分割画像GTcの場合は当該オフセットとして座標データ(+4,−1)が、分割画像GTdの場合は当該オフセットとして座標データ(−3,−1)が、それぞれCPU1により得られている。
以上の一連の処理により、ステップS21に係る位置合わせ処理として各分割画像GTa乃至分割画像GTdそれぞれの中心点が移動されるべき量が、上記オフセットとして、例えば図15(d)右に例示するようにそれぞれ得られる。なおこの中心点は、一般に「アンカー」と称されることもある。
この他、各分割画像GTa乃至分割画像GTdそれぞれのアンカーの移動量に基づいたいわゆる内挿法又は外挿法により、図16に例示するようにカレント画像GT全体を変形させるように位置合わせ処理を行うことも可能である。この場合には、カレント画像GTの内容と合成画像GAの内容とを、より一致させることができる。更には、カレント画像GT全体、或いは分割画像GTa乃至分割画像GTd全体の移動や変形(それらの回転、拡大/縮小又は台形変形等を含む)を用いることもできる。
以上説明したように、第4実施形態に係るキャプチャシステムの動作によれば、第1実施形態に係るキャプチャシステムCSの動作による作用効果に加えて、同一の書面Pに相当する複数の画像データを合成して合成画像を生成してキャプチャするので、より高画質或いは広範囲の書面Pに相当する画像データをキャプチャすることができる。
なお、各キャプチャの間に書面Pを例えば携帯者がずらすことにより、一度のキャプチャでは全体をキャプチャし切れない大きさの書面Pであっても、高画質にキャプチャすることができる。即ち、前後する撮像の間にカメラ9と書面Pとの相対的な位置が適切に変更されることによって同一の書面Pに相当する当該変更前後の複数の画像データそれぞれに相当する画像よりも高画質或いは広範囲の合成画像を生成するので、書面Pに相当するより高画質の合成画像をキャプチャすることができる。
(V)変形形態
なお、本発明は、上述してきた各実施形態以外にも様々な応用が可能である。
(a)第一の変形形態
先ず第一の変形形態として、撮像される書面Pを、人を個人的に特定する個人情報が記載された書面Pとしてもよい。この場合には、書面Pに個人情報が記載されていても、それがスマートフォンSの外部に流出することがないので、当該個人情報を簡易に且つ確実に保護することができると共に、当該個人情報を改めて記入したり入力したりする手間を省くことができる。
(b)第二の変形形態
また第二の変形形態として、一の画像データがキャプチャされたとき、当該キャプチャされた画像データに関連付けられるイベントを特定するイベント情報(即ち、会議、試合又は登山等の、画像に関連付けられるイベントを示すイベント情報。またこのイベント情報には、例えばそれに関連する日時や場所を示す情報を含めることが、一般的に考えられる。以下、同様。)を自動的に生成し、この生成されたイベント情報が例えば外部のイベント情報管理サーバ又はROM2内に既に記録されているいずれかのイベント情報と同一のイベントに対応しているか否かを照合するように構成する。そして当該イベント情報が、イベント情報管理サーバ等に記録されているいずれのイベント情報と同一のイベントにも対応していないとき、当該新たに生成されたイベント情報をイベント情報管理サーバ等に記録させるように構成することができる。この場合には、書面Pに関連付けられたイベント情報を簡易に生成して記録させることで、当該イベント情報を簡易に維持管理することができる。
なお、上記第二の変形形態の場合において、画像データがキャプチャされたときのカメラ9(スマートフォンS)の位置を例えばGPS(Global Positioning System)等を用いて検出し、その検出された位置を示す位置データを含ませて上記イベント情報を生成するように構成してもよい。この場合は、利用価値の高いイベント情報を簡易に維持管理することができる。
(c)第三の変形形態
次に第三の変形形態として、一の画像データがキャプチャされたとき、キャプチャされた画像データに関連付けられ、且つキャプチャされた画像データに関連する個人を特定する個人情報を自動的に生成し、この生成された個人情報が外部の個人情報管理サーバ等内又はスマートフォンS自体内に既に記録されているいずれかの個人情報により示される個人に対応しているか否かを照合するように構成する。そして当該個人情報が、個人情報管理サーバ等内又はスマートフォンS自体内に記録されているいずれの個人情報により示される個人とも対応していないとき、当該新たに生成された個人情報を個人情報管理サーバ等に送信して記録させるように構成することができる。この場合には、書面Pに関連する個人情報を簡易に生成して記録させることで、当該個人情報を簡易に維持管理することができる。
なお、上記第二の変形形態及び第三の変形形態の場合において、一の画像データがキャプチャされたとき、上記イベント情報及び上記個人情報に加えて、これらにより示されるイベント及び個人を特定するリンク情報を自動的に生成するように構成しても良い。このリンク情報として具体的には、例えば、当該イベント情報により示されるイベントに、当該個人情報により特定される個人が参加する場合の、当該参加の旨の出席情報がこれに相当する。そして、当該出席情報が、上記イベント情報管理サーバ等及び上記個人情報管理サーバ等とは別個の例えば出席情報管理サーバ等に記録/蓄積するように構成する。そして、イベント情報、個人情報に加えて出席情報の記録の有無が、それぞれ上記イベント情報管理サーバ等、上記個人情報管理サーバ等及び上記出席情報管理サーバ等との間で照合され、それらの記録の有無が確認されるように構成する。これにより、新たなイベント情報(個人情報又は出席情報)がイベント情報管理サーバ等(個人情報管理サーバ等又は出席情報管理サーバ等)内に記録されていなければ、画像データとの関連付けはそのままに、その新たなイベント情報(個人情報又は出席情報)をイベント情報管理サーバ等(個人情報管理サーバ等又は出席情報管理サーバ等)内に新たに記録する。これに対し、新たなイベント情報(個人情報又は出席情報)がイベント情報管理サーバ等(個人情報管理サーバ等又は出席情報管理サーバ等)内に記録されていれば、キャプチャされた画像データの関連付けを、当該記録済みのイベント情報(個人情報又は出席情報)に変更する。このようにすれば、一つのイベント情報(個人情報又は出席情報)に対して複数の画像データを関連付けることができ、この結果として、例えば、一つの個人情報への複数の画像データの関連付け、一つのイベント情報への複数の画像データの関連付け、一つのイベントへの複数の出席者、一人の個人の複数のイベントへの出席、のそれぞれの情報管理が可能となることになる。
(d)第四の変形形態
更に第四の変形形態として、所定位置に書面Pが置かれていると識別されたとき、当該識別されたタイミングに対応して出力された画像データに対して、例えば広告の内容を有する画像データや文字列データ等を追加するか又は一部を置き換えて挿入し、その画像データ又は文字列データが加えられた画像データをキャプチャするように構成してもよい。この場合は、撮像された情報と共に広告をも記録して爾後に参照することができ、更に広告を画像によって配信することで、ユーザがより安価に本発明に関連するサービスを享受することができる。
なおこの場合に、上記所定位置に書面Pが置かれていると識別されたタイミングに対応して出力された画像データの少なくとも一部を外部の画像処理サーバ等に送信し、その送信された画像データの内容の画像処理サーバ等における認識結果に基づいて当該画像処理サーバにおいて広告の内容を有する画像データが加えられた画像データを受信し、これをキャプチャするように構成しても良い。この場合には、スマートフォンSにおける処理負荷を軽減しつつ、撮像された情報と共に広告をも記録して爾後に参照することができる。
またこれとは異なり、スマートフォンSのROM2内に広告の内容を有する画像データを予め一又は複数記録しておき、上記所定位置に書面Pが置かれていると識別されたタイミングに対応して出力された画像データの内容をCPU1において認識し、認識された内容に対応する広告の内容を有する画像データをROM2から読み出して加えるように構成してもよい。この場合には、スマートフォンS内で完結する構成により、撮像された情報と共に広告をも記録して爾後に参照することができる。
他方、上記所定位置に書面Pが置かれていると識別されたタイミングに対応して出力された画像データの内容をCPU1において認識し、その認識結果を外部の画像処理サーバ等に送信し、その認識結果に基づいて画像処理サーバ等から送信された広告の内容を有する画像データを受信して加えるように構成してもよい。この場合には、撮像された情報と共に広告をも記録して爾後に参照することができる。
更には、本発明は以下のような様々な変形が可能である。
・各実施形態に係るスタンドSTを、角度や高さの調整が可能な構成とすることができる。
・撮像時においてスマートフォンSのライト11により照明を補って撮影を行うように構成することができる。
・キャプチャした画像を幾何補正して、一般的な長方形の文書画像にするように構成することができる。なおこの場合、スマートフォンSに備えられた姿勢センサ(加速度センサやジャイロセンサ)を用いて書面Pに対するカメラ9の角度を検出し、これを上記幾何補正に用いるように構成することができる。
・スタンドSTと文書(ノートなど)を物理的にクリップなどで固定するように構成することができる。この場合、文書を手で動かすと、スタンドもこれに合わせて一緒に動くことになる。
・自動でキャプチャが行われた瞬間に、音声、LED等の発光体又は振動などの表示以外の方法で携帯者に通知するように構成しても良い。
・書面Pを置く位置を決める際に、書面Pを置く推奨位置をスマートフォンS又はスタンドSTからの光やレーザ光線、或いはディスプレイで提示すると共に、実際のキャプチャ時には、書面Pの位置に対して最適となるように、カメラ9のズーム又は首振り角度等の自動的に調節するように構成することができる。
・一つの書面Pだけでなく、複数の撮像対象物(例えば、名刺等の小さい書面等)を同時に認識してキャプチャするように構成することができる。
・本発明に係る撮像対象物としては、各実施形態において説明した書面P、即ち紙だけではなく、例えばスレート型のパーソナルコンピュータやいわゆる電子ブックの表示装置等の携帯型の表示装置に表示されている画像等を撮像するように構成することができる。
・更に、キャプチャの際、各画像データを識別するための識別情報(シリアル番号等の文字列等)、当該画像データが撮像された時を示す時刻情報、又は当該キャプチャが行われた場所を示す場所情報の少なくともいずれか一つを画像データ内に画像として埋め込んだ後、記録するように構成することができる。この場合には、画像データをキャプチャする際、識別情報、時刻情報又は場所情報の少なくともいずれか一つを画像として埋め込んだ後に記録するので、記録後の画像データを容易に識別することができる。また、例えば過去にキャプチャして「1234」なる文字列(例えばシリアル番号等)が埋め込まれた画像データを印刷し、それに新しい書き込みを入れた上で再度キャプチャする場合、そのキャプチャされる印刷物のシリアル番号等(「1234」)を、例えば画像を入力とする文字認識機能により認識し、これに関連した、例えば「1234−2」といった文字列(関連のない例えば「3456」などではない、関連した文字列)を新たにキャプチャする画像データ内に埋め込んだ後に記録するように構成してもよい。この場合には、キャプチャされた画像データ内に他の文字列等が既に含まれていることを認識したとき、当該他の文字列等に関連する新たな文字列等を生成して画像データ内に新たに埋め込んで記録するので、文字列等の関連性により、複数回に渡る撮像により得られた画像データを確実に識別することができることになる。
なお、図3及び図13に示すフローチャートに対応するプログラムを、インターネット等のネットワークを介して取得し、或いは光ディスク等の情報記録媒体に記録されているものを取得して、例えば汎用のマイクロコンピュータによりこれを読み出して実行するように構成することもできる。この場合のマイクロコンピュータは、各実施形態に係るCPU1と同様の処理を実行することになる。
以上夫々説明したように、本発明は画像記録装置の分野に利用することが可能であり、特にカメラ9により撮像された画像をキャプチャする画像記録装置の分野に適用すれば特に顕著な効果が得られる。また上述したように、いつでも誰でもどこででも、個人ならそのプライバシーを、仕事なら関連する情報のセキュリティを、それぞれ最高レベルで確保しながら、手間を取らずに簡単に高画質或いは広範囲の画像合成を行うことができる。これは、今までの装置等にはなかった、画期的な価値である。
1 CPU
2 ROM
3 RAM
4 操作部
5 ディスプレイ
6 通話制御部
7 スピーカ
8 マイク
9、9A、9B カメラ
10 通信インターフェース
20 プロジェクタ
31 合成画像バッファ
32 カレント画像バッファ
33 位置合わせ済みカレント画像バッファ
4A、4B、4C 操作ボタン
S、S3、S4 スマートフォン
P 書面
D 机
H 手
L 文字
BD 境界
DD 表示デバイス
TS 透明シート
PJ 投影情報
PT、PT1 保持台
ST、ST2 スタンド
B 載置台
PP 撮像対象物
TB 透明板
BS1、BS2、PT2、PT3 支持部
LT ライト
AR、AR1、AR2 撮像範囲
CS、CS1、CS2−1、CS2−2、CS2−3、CS3 キャプチャシステム
ANT アンテナ
GA 合成画像
GT カレント画像
GTa、GTb、GTc、GTd 分割画像

Claims (34)

  1. 撮像対象物が置かれる対象物載置位置に対する相対的な位置が一定とされる撮像手段であって、前記撮像対象物が置かれていない前記対象物載置位置又は当該対象物載置位置に置かれている前記撮像対象物を連続して撮像し、当該対象物載置位置又は当該撮像対象物に相当する撮像情報を当該撮像ごとに出力する撮像手段と、
    各前記出力された撮像情報に基づいて、前記対象物載置位置に前記撮像対象物が置かれているか否かを識別する識別手段と、
    前記撮像対象物が置かれていることが識別されたとき、当該識別されたタイミングに対応して出力された前記撮像情報を記録媒体に記録する記録手段と、
    前記撮像対象物に関連する関連対象物の像を前記撮像対象物上に投影する投影手段とを備え、
    前記像が投影されているタイミングにおいて前記撮像手段から出力された前記撮像情報を前記記録媒体に記録するように前記記録手段を制御することを特徴とする画像記録装置。
  2. 請求項1に記載の画像記録装置において、
    前記識別手段は、前記撮像手段からそれぞれ出力された前記撮像情報に基づき、当該各撮像情報における前記撮像対象物と当該撮像対象物の周囲とを画する境界が識別されたとき、前記対象物載置位置に前記撮像対象物が置かれていると識別することを特徴とする画像記録装置。
  3. 請求項2に記載の画像記録装置において、
    前記境界が識別されたとき、当該識別された境界を示す境界線を前記撮像情報における前記撮像対象物に対応付けて表示する表示手段を更に備えることを特徴とする画像記録装置。
  4. 請求項1に記載の画像記録装置において、
    前記識別手段は、前記撮像手段からそれぞれ出力された前記撮像情報に基づき、当該各撮像情報の一部又は全部が時系列において所定量変化し、その後に当該変化がなくなったと識別されたとき、前記対象物載置位置に前記撮像対象物が置かれていると識別することを特徴とする画像記録装置。
  5. 請求項1に記載の画像記録装置において、
    前記識別手段は、前記撮像対象物が載置される 載置台の前記対象物載置位置に相当する部分の特徴を示す特徴情報に基づいて、前記載置台の前記対象物載置位置が遮られたことが認識されたとき、前記対象物載置位置に前記撮像対象物が置かれていると識別することを特徴とする画像記録装置。
  6. 請求項1に記載の画像記録装置において、
    前記識別手段は、前記撮像対象物が置かれていない前記対象物載置位置に相当する前記撮像情報と、他の前記撮像情報と、の差分に基づいて、前記対象物載置位置に前記撮像対象物が置かれていると識別することを特徴とする画像記録装置。
  7. 請求項1から請求項6いずれか一項に記載の画像記録装置において、
    前記撮像対象物が置かれていることが認識されているか否かを逐次告知する告知手段を更に備えることを特徴とする画像記録装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の画像記録装置において、
    前記対象物載置位置に前記撮像対象物が置かれていると識別された後、前記撮像情報における少なくとも前記撮像対象物が予め設定された所定時間静止しているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段による前記撮像対象物が前記所定時間静止している旨の判定に対応して出力された前記撮像情報を前記記録媒体に記録するように前記記録手段を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像記録装置。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の画像記録装置において、
    前記対象物載置位置に前記撮像対象物が置かれていると識別された後、前記撮像情報における前記撮像対象物の範囲内に当該撮像対象物以外の他の物が撮像されているか否かを判定する判定手段と、
    前記撮像情報における前記撮像対象物の範囲内に前記他の物が撮像されていると判定されたとき、当該判定されたタイミングに対応して出力された前記撮像情報の前記記録媒体への記録を禁止するように前記記録手段を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像記録装置。
  10. 請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の画像記録装置において、
    前記記録媒体に記録済みの第1撮像情報における前記撮像対象物と、前記第1撮像情報が前記記録媒体に記録されたタイミングより後に前記撮像手段から出力された第2撮像情報における前記撮像対象物と、を各前記撮像ごとに比較する比較手段と、
    前記第1撮像情報における前記撮像対象物と、前記第2撮像情報における前記撮像対象物と、が同一であるとき、前記第2撮像情報の前記記録媒体への記録を禁止するように前記記録手段を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像記録装置。
  11. 請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の画像記録装置において、
    前記像が投影されている前記撮像対象物に相当する前記撮像情報と、前記像の投影が一時的に中断されている間の前記撮像対象物に相当する前記撮像情報と、を共に前記記録媒体に記録するように前記記録手段を制御することを特徴とする画像記録装置。
  12. 請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の画像記録装置において、
    同一の前記撮像対象物に相当する複数の前記撮像情報を合成して合成撮像情報を生成する合成手段を更に備え、
    前記生成された合成撮像情報を前記記録媒体に記録するように前記記録手段を制御することを特徴とする画像記録装置。
  13. 請求項12に記載の画像記録装置において、
    前記合成手段は、同一の前記撮像対象物に相当する複数の前記撮像情報であって、前記撮像対象物の撮像条件が相互に異なる複数の前記撮像情報を合成して前記合成撮像情報を生成することを特徴とする画像記録装置。
  14. 請求項12に記載の画像記録装置において、
    前記撮像手段と前記撮像対象物との相対的な位置の、前後する撮像間における変更に基づき、前記合成手段は、同一の前記撮像対象物に相当する当該変更前後の複数の前記撮像情報を用いて、当該各撮像情報それぞれに相当する画像よりも高画質或いは広範囲の合成画像に相当する前記合成撮像情報を生成することを特徴とする画像記録装置。
  15. 請求項1から請求項14のいずれか一項に記載の画像記録装置において、
    前記撮像対象物は、人を個人的に特定する個人情報が記載された撮像対象物であることを特徴とする画像記録装置。
  16. 請求項1から請求項15のいずれか一項に記載の画像記録装置において、
    前記撮像情報が前記記録媒体に記録されたとき、当該記録された撮像情報に関連付けられ、且つ当該記録された撮像情報に関連するイベントを特定するイベント情報を生成するイベント情報生成手段と、
    前記生成されたイベント情報がイベント情報記録手段に既に記録されているいずれかのイベント情報と同一のイベントに対応しているか否かを照合する照合手段と、
    前記生成されたイベント情報が前記イベント情報記録手段に記録されているいずれのイベント情報と同一のイベントにも対応していないとき、当該生成されたイベント情報を当該イベント情報記録手段に記録させる送信手段と、
    を更に備えることを特徴とする画像記録装置。
  17. 請求項16に記載の画像記録装置において、
    前記生成されたイベント情報が前記イベント情報記録手段に記録されているいずれかのイベント情報と同一のイベントに対応しているとき、当該生成されたイベント情報に関連付けられる前記撮像情報の当該関連付け先を、前記同一のイベントの前記イベント情報に変更する関連付変更手段を更に備えることを特徴とする画像記録装置。
  18. 請求項1から請求項17のいずれか一項に記載の画像記録装置において、
    前記撮像情報が前記記録媒体に記録されたとき、当該記録された撮像情報に関連付けられ且つ当該記録された撮像情報に関連する個人を特定する個人情報を生成する個人情報生成手段と、
    前記生成された個人情報が個人情報記録手段に既に記録されているいずれかの個人情報により示される個人に対応しているか否かを照合する照合手段と、
    前記生成された個人情報が前記個人情報記録手段に記録されているいずれの個人情報により示される個人とも対応していないとき、当該生成された個人情報を当該個人情報記録手段に記録させる送信手段と、
    を更に備えることを特徴とする画像記録装置。
  19. 請求項18に記載の画像記録装置において、
    前記生成された個人情報が前記個人情報記録手段に記録されているいずれかの個人情報により示される個人に対応しているとき、当該生成された個人情報に関連付けられる前記撮像情報の当該関連付け先を、前記記録されている個人の前記個人情報に変更する関連付変更手段を更に備えることを特徴とする画像記録装置。
  20. 請求項1から請求項19のいずれか一項に記載の画像記録装置において、
    前記撮像情報が前記記録媒体に記録されたとき、当該記録された撮像情報に関連付けられ、且つ当該記録された撮像情報に関連する個人及びイベントを特定するリンク情報を生成するリンク情報生成手段と、
    前記生成されたリンク情報が、リンク情報記録手段に既に記録されているいずれかのリンク情報と同一の個人及びイベントを特定しているか否かを照合する照合手段と、
    前記生成されたリンク情報が、前記リンク情報記録手段に記録されているいずれのリンク情報により特定される個人及びイベントをも特定していないとき、当該生成されたリンク情報を当該リンク情報記録手段に記録させる送信手段と、
    を更に備えることを特徴とする画像記録装置。
  21. 請求項20に記載の画像記録装置において、
    前記生成されたリンク情報が前記リンク情報記録手段に記録されているいずれかのリンク情報により特定される前記個人及び前記イベントを特定しているとき、当該生成されたリンク情報に関連付けられる前記撮像情報の当該関連付け先を、前記記録されているリンク情報に変更する関連付変更手段を更に備えることを特徴とする画像記録装置。
  22. 請求項16又は請求項17に記載の画像記録装置において、
    前記撮像情報が前記記録媒体に記録されたときの前記撮像手段の位置を検出し、検出された位置を示す位置情報を生成する位置検出手段を更に備え、
    前記イベント情報生成手段は、前記生成された位置情報を含ませて前記イベント情報を生成することを特徴とする画像記録装置。
  23. 請求項1から請求項22のいずれか一項に記載の画像記録装置において、
    前記撮像手段は、携帯可能な情報処理装置に備えられた撮像手段であることを特徴とする画像記録装置。
  24. 請求項1から請求項23のいずれか一項に記載の画像記録装置において、
    前記撮像手段は、携帯可能な保持具に当該画像記録装置が保持されることにより前記相対的な位置が一定とされる撮像手段であることを特徴とする画像記録装置。
  25. 請求項23又は請求項24に記載の画像記録装置において、
    前記撮像手段は、保持具に当該画像記録装置が保持されることにより前記相対的な位置が一定とされる撮像手段であり、
    前記保持具が、折り曲げ可能なシート状材料を折り曲げて組み立てられる保持具であって、携帯時には展開されてシート状とされ、使用時には折り曲げて組み立てられて前記画像記録装置を保持可能とされる保持具であることを特徴とする画像記録装置。
  26. 請求項1から請求項25のいずれか一項に記載の画像記録装置において、
    前記対象物載置位置に前記撮像対象物が置かれていると識別されたとき、当該識別されたタイミングに対応して出力された前記撮像情報に対して、広告の内容を有する広告情報を加える画像処理手段を更に備え、
    前記記録手段は、前記広告情報が加えられた前記撮像情報を前記記録媒体に記録することを特徴とする画像記録装置。
  27. 請求項26に記載の画像記録装置において、
    前記画像処理手段は、
    前記対象物載置位置に前記撮像対象物が置かれていると識別されたタイミングに対応して出力された前記撮像情報の少なくとも一部を外部の情報処理装置に送信する撮像情報送信手段と、
    前記送信された撮像情報の内容の前記情報処理装置における認識結果に基づいて当該情報処理装置において前記広告情報が加えられた当該撮像情報を受信する撮像情報受信手段と、
    を備え、
    前記記録手段は、前記受信された撮像情報を前記記録媒体に記録することを特徴とする画像記録装置。
  28. 請求項26に記載の画像記録装置において、
    前記画像処理手段は、
    前記広告情報を予め一又は複数記録する広告情報記録手段と、
    前記対象物載置位置に前記撮像対象物が置かれていると識別されたタイミングに対応して出力された前記撮像情報の内容を認識する認識手段と、
    前記認識された内容に対応する前記広告情報を前記広告情報記録手段から読み出す読出手段と、
    を備え、
    当該画像処理手段は、前記読み出された広告情報を前記内容が認識された前記撮像情報に加えることを特徴とする画像記録装置。
  29. 請求項26に記載の画像記録装置において、
    前記画像処理手段は、
    前記対象物載置位置に前記撮像対象物が置かれていると識別されたタイミングに対応して出力された前記撮像情報の内容を認識する認識手段と、
    前記認識手段による認識結果を外部の情報処理装置に送信する認識結果送信手段と、
    前記送信された認識結果に基づいて当該情報処理装置から送信された前記広告情報を受信する広告情報受信手段と、
    を備え、
    当該画像処理手段は、前記受信された広告情報を前記内容が認識された前記撮像情報に加えることを特徴とする画像記録装置。
  30. 請求項1から請求項29のいずれか一項に記載の画像記録装置において、
    前記撮像情報を前記記録媒体に記録する際、前記記録手段は、各前記撮像情報を識別するための識別情報、当該撮像情報に相当する前記撮像対象物が撮像された時を示す時刻情報又は当該撮像が行われた場所を示す場所情報の少なくともいずれか一つを前記撮像情報内に画像として埋め込んだ後、当該撮像情報を前記記録媒体に記録することを特徴とする画像記録装置。
  31. 請求項30に記載の画像記録装置において、
    前記記録手段は、撮像された前記撮像情報内に他の前記識別情報が既に含まれていることを認識したとき、当該認識した他の前記識別情報に関連する新たな識別情報を生成し、当該撮像により前記記録媒体に記録する当該撮像情報内に当該生成された新たな識別情報を埋め込んで記録することを特徴とする画像記録装置。
  32. 撮像対象物が置かれる対象物載置位置に対する相対的な位置が一定とされる撮像手段であって、前記撮像対象物が置かれていない前記対象物載置位置又は当該対象物載置位置に置かれている前記撮像対象物を連続して撮像し、当該対象物載置位置又は当該撮像対象物に相当する撮像情報を当該撮像ごとに出力する撮像手段を備える画像記録装置において実行される画像記録方法において、
    各前記出力された撮像情報に基づいて、前記対象物載置位置に前記撮像対象物が置かれているか否かを識別する識別工程と、
    前記撮像対象物が置かれていることが識別されたとき、当該識別されたタイミングに対応して出力された前記撮像情報を記録媒体に記録する記録工程と、
    前記撮像対象物に関連する関連対象物の像を前記撮像対象物上に投影する投影工程と、
    を含み、
    前記記録工程は、前記像が投影されているタイミングにおいて前記撮像手段から出力された前記撮像情報を前記記録媒体に記録することを特徴とする画像記録方法。
  33. 撮像対象物が置かれる対象物載置位置に対する相対的な位置が一定とされる撮像手段であって、前記撮像対象物が置かれていない前記対象物載置位置又は当該対象物載置位置に置かれている前記撮像対象物を連続して撮像し、当該対象物載置位置又は当該撮像対象物に相当する撮像情報を当該撮像ごとに出力する撮像手段と前記撮像対象物に関連する関連対象物の像を前記撮像対象物上に投影する投影手段とを備える画像記録装置に含まれるコンピュータを、
    各前記出力された撮像情報に基づいて、前記対象物載置位置に前記撮像対象物が置かれているか否かを識別する識別手段、及び、
    前記撮像対象物が置かれていることが識別されたとき、当該識別されたタイミングに対応して出力された前記撮像情報を記録媒体に記録する記録手段として機能させ、
    前記像が投影されているタイミングにおいて前記撮像手段から出力された前記撮像情報を前記記録媒体に記録するように前記記録手段を制御することを特徴とする画像記録用プログラム。
  34. 撮像対象物が置かれる対象物載置位置に対する相対的な位置が一定とされる撮像手段であって、前記撮像対象物が置かれていない前記対象物載置位置又は当該対象物載置位置に置かれている前記撮像対象物を連続して撮像し、当該対象物載置位置又は当該撮像対象物に相当する撮像情報を当該撮像ごとに出力する撮像手段と前記撮像対象物に関連する関連対象物の像を前記撮像対象物上に投影する投影手段とを備える画像記録装置に含まれるコンピュータを、
    各前記出力された撮像情報に基づいて、前記対象物載置位置に前記撮像対象物が置かれているか否かを識別する識別手段、及び、
    前記撮像対象物が置かれていることが識別されたとき、当該識別されたタイミングに対応して出力された前記撮像情報を記録媒体に記録する記録手段として機能させ、
    前記像が投影されているタイミングにおいて前記撮像手段から出力された前記撮像情報を前記記録媒体に記録するように前記記録手段を制御する画像記録用プログラムが前記コンピュータにより読み取り可能に記録されていることを特徴とする情報記録媒体。
JP2013555041A 2012-01-25 2012-01-25 画像記録装置、画像記録方法、画像記録用プログラム及び情報記録媒体 Expired - Fee Related JP5858388B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2012/051500 WO2013111278A1 (ja) 2012-01-25 2012-01-25 画像記録装置、画像記録方法、画像記録用プログラム及び情報記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2013111278A1 JPWO2013111278A1 (ja) 2015-05-11
JP5858388B2 true JP5858388B2 (ja) 2016-02-10

Family

ID=48873050

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013555041A Expired - Fee Related JP5858388B2 (ja) 2012-01-25 2012-01-25 画像記録装置、画像記録方法、画像記録用プログラム及び情報記録媒体

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5858388B2 (ja)
WO (1) WO2013111278A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6007091B2 (ja) * 2012-12-07 2016-10-12 株式会社Pfu 撮像用載置台及び撮像システム
JP5698823B1 (ja) 2013-10-31 2015-04-08 株式会社Pfu 照明装置、撮像システム及び照明制御方法
JP5756202B1 (ja) 2014-03-18 2015-07-29 株式会社Pfu 撮像システム
JP7451159B2 (ja) * 2019-12-09 2024-03-18 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
JP7438736B2 (ja) * 2019-12-09 2024-02-27 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH089318A (ja) * 1994-06-22 1996-01-12 Sony Corp 書面撮像化ファイリング装置
JP2002112008A (ja) * 2000-09-29 2002-04-12 Minolta Co Ltd 画像処理システム及び画像処理プログラムが記録された記録媒体
JP2004356984A (ja) * 2003-05-29 2004-12-16 Casio Comput Co Ltd 撮影画像処理装置およびプログラム
JP4524616B2 (ja) * 2004-07-06 2010-08-18 カシオ計算機株式会社 撮影装置、撮影画像の画像処理方法及びプログラム
JP2006235498A (ja) * 2005-02-28 2006-09-07 Ricoh Co Ltd カメラ用の撮影台
JP4424314B2 (ja) * 2006-02-03 2010-03-03 カシオ計算機株式会社 書画撮影装置、書画静止検出方法及びプログラム
JP2008072388A (ja) * 2006-09-13 2008-03-27 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
JP5228705B2 (ja) * 2008-08-27 2013-07-03 株式会社リコー 画像読み取り装置、画像読み取り方法、画像読み取りプログラム、画像読み取りプログラムが記憶された記憶媒体
US20130091187A1 (en) * 2010-04-22 2013-04-11 Adc Technology Inc. Storage device

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2013111278A1 (ja) 2015-05-11
WO2013111278A1 (ja) 2013-08-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5858388B2 (ja) 画像記録装置、画像記録方法、画像記録用プログラム及び情報記録媒体
US20180286098A1 (en) Annotation Transfer for Panoramic Image
CN109891871A (zh) 信息处理终端
US20160173840A1 (en) Information output control device
US20150269782A1 (en) Augmented reality display system, augmented reality information generating apparatus, augmented reality display apparatus, and server
JP2013255166A (ja) 画像読取装置及びプログラム
JP6098784B2 (ja) 画像処理装置及びプログラム
US8154771B2 (en) Training a user on an accessiblity device
JP5831764B2 (ja) 画像表示装置及びプログラム
US8411316B2 (en) Method and apparatus for printing images comprising individual information corresponding to face recognition information on second side of sheet of printing paper
JP5796747B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP5987136B2 (ja) 印刷装置、情報処理装置、印刷方法、情報処理プログラム及び情報記録媒体
JP2013070218A (ja) 投影装置
WO2013175550A1 (ja) 撮像システム、撮像方法、撮像用プログラム及び情報記録媒体
JP2016139975A (ja) 画像取得装置、画像取得方法及び画像取得のためのプログラム
TW201005679A (en) Display device and image zooming method thereof
JP2014178977A (ja) 表示装置、及び表示装置の制御プログラム
JP2015102915A (ja) 情報処理装置、制御方法およびコンピュータプログラム
JP2013206405A (ja) 連絡操作支援システム、連絡操作支援装置および連絡操作方法
JP6788801B2 (ja) 画像確認装置、画像確認方法、及びプログラム
JP6514386B1 (ja) プログラム、記録媒体及び画像生成方法
US10652472B2 (en) Enhanced automatic perspective and horizon correction
JP6128358B2 (ja) 画像読取装置、画像読取方法及びプログラム
JP6025031B2 (ja) 画像処理装置及びプログラム
JP5962975B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150203

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150428

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150714

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151002

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151110

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151207

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5858388

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees