JP5857927B2 - 通信アダプタ及び再起動プログラム - Google Patents

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本発明の実施形態は、通信アダプタ及び再起動プログラムに関する。
宅内に設けられ、宅内に設置された家電機器を遠隔操作することを可能にするホームネットワークシステムがある。例えば、ホームネットワークシステムでは、家電機器を制御するための制御情報が、ゲートウェイ装置に接続されたアクセスポイントから、家電機器に接続された通信アダプタへと送信される。ホームネットワークシステムにおける通信アダプタとアクセスポイントとの通信では、Bluetooth(登録商標)などの近距離無線技術が用いられる場合がある。
ホームネットワークシステムにおける通信アダプタとアクセスポイントとの通信において、近距離無線技術が用いられる場合には、電波の干渉などが原因となって、通信アダプタとアクセスポイントとの無線通信が出来なくなってしまうことがある。ホームネットワークシステムにおいて、通信アダプタとアクセスポイントとの無線通信が出来なくなる障害が発生した場合には、例えば、通信アダプタは、次のような処理を行う。すなわち、通信アダプタは、自機を再起動(リセット)した上で、自機に接続された家電機器に対して、アクセスポイントとの通信の再確立を行う際に用いられるデータを要求する。かかる要求の結果、家電機器からデータを得た場合には、通信アダプタは、受信したデータを用いて、アクセスポイントとの通信の確立を行う。そして、通信アダプタは、通信が確立した旨を、自機に接続された家電機器に送信する。家電機器は、通信が確立した旨を受信すると、通信が確立したことを報知するために、所定の報知音を出力する。
しかしながら、かかる通信アダプタによって実行される上述の処理では、電波の干渉などが原因となって通信アダプタとアクセスポイントとの無線通信が出来なくなるたびに、家電機器から報知音が出力される。そのため、家電機器を利用するユーザにとって、わずらわしいという問題がある。
特開2011−29694号公報
本発明が解決しようとする課題は、わずらわしさを抑制することができる通信アダプタ及び再起動プログラムを提供することである。
実施形態の通信アダプタは、検知部と、格納部と、再起動実行部と、確立部とを具備する。検知部は、通信対象との通信の障害を検知する。格納部は、検知部により通信の障害が検知された場合に、通信対象との通信の確立に用いられるデータ、および、所定の情報を記憶部に格納する。再起動実行部は、格納部によりデータおよび所定の情報が記憶部に格納された場合に、自機の再起動を実行する。確立部は、再起動実行部により自機の再起動が実行された場合に、記憶部に所定の情報が格納されているときには、記憶部に格納されたデータを用いて、通信対象との通信の確立を行う。また、確立部は、通信対象との通信が確立された後に、通信対象との通信が確立されたことを示す情報を、自機に接続された家電機器に送信する処理を実行することを回避する。
図1は、実施形態に係る家電機器制御システムの構成例を示す図である。 図2は、実施形態に係る通信アダプタ1のハードウェア構成の一例を示す図である。 図3は、実施形態に係る通信アダプタの機能ブロック図である。 図4は、実施形態に係る再起動処理の手順を示すフローチャートである。 図5は、実施形態に係る初期処理の手順を示すフローチャートである。
以下で説明する実施形態では、通信アダプタ1は、検知部1aと、格納部1bと、再起動実行部1cと、確立部1dとを具備する。検知部1aは、通信対象の一例であるアクセスポイント3との通信の障害を検知する。格納部1bは、検知部1aにより通信の障害が検知された場合に、アクセスポイント3との通信の確立に用いられるデータ、および、所定の情報「1」を記憶部の一例である不揮発性メモリ11cに格納する。再起動実行部1cは、格納部1bによりデータおよび所定の情報「1」が不揮発性メモリ11cに格納された場合に、自機の再起動を実行する。確立部1dは、再起動実行部1cにより自機の再起動が実行された場合に、不揮発性メモリ11cに所定の情報「1」が格納されているときには、不揮発性メモリ11cに格納されたデータを用いて、アクセスポイント3との通信の確立を行う。また、確立部1dは、アクセスポイント3との通信が確立された後に、アクセスポイントとの通信が確立されたことを示す情報を、自機に接続された家電機器2の一例であるエアコンに送信する処理を実行することを回避する。
また、以下で説明する実施形態では、通信アダプタ1は、確立部1dによりアクセスポイント3との通信が確立された場合に、不揮発性メモリ11cに格納された所定の情報「1」を不揮発性メモリ11cから削除する削除部1eを更に具備する。
また、以下で説明する実施形態では、確立部1dは、再起動実行部1cにより自機の再起動が実行された場合に、不揮発性メモリ11cに所定の情報「1」が格納されていないときには、エアコンからデータを取得し、取得したデータを用いて、アクセスポイント3との通信の確立を行い、アクセスポイント3との通信が確立された後に、アクセスポイント3との通信が確立されたことを示す情報を、エアコンに送信する処理を実行する。
また、以下で説明する実施形態では、再起動プログラム300は、コンピュータ50に、アクセスポイント3との通信の障害を検知する検知手順を実行させる。そして、再起動プログラム300は、コンピュータ50に、検知手順により通信の障害が検知された場合に、アクセスポイント3との通信の確立に用いられるデータ、および、所定の情報「1」を不揮発性メモリ11cに格納する格納手順を実行させる。そして、再起動プログラム300は、コンピュータ50に、格納手順によりデータおよび所定の情報「1」が不揮発性メモリ11cに格納された場合に、自機の再起動を実行する再起動実行手順を実行させる。そして、再起動プログラム300は、コンピュータ50に、再起動実行手順により自機の再起動が実行された場合に、不揮発性メモリ11cに所定の情報「1」が格納されているときには、次のような手順を実行させる。すなわち、再起動プログラム300は、不揮発性メモリ11cに格納されたデータを用いて、アクセスポイント3との通信の確立を行い、アクセスポイント3との通信が確立された後に、アクセスポイント3との通信が確立されたことを示す情報を、自機に接続されたエアコンに送信する処理を実行することを回避する確立手順を実行させる。
(家電機器制御システムの構成例)
以下、実施形態に係る通信アダプタ、および、再起動プログラムについて、図面を参照して説明する。図1は、実施形態に係る家電機器制御システム100の構成例を示す図である。
図1に示すように、家電機器制御システム100は、複数のユーザ端末6、管理サーバ7、ホームネットワークシステム10を有する。ユーザ端末6と、管理サーバ7と、ホームネットワークシステム10の後述するゲートウェイ装置4とは、ネットワーク8を介して接続されている。ユーザ端末6は、ユーザの所有する端末である。ユーザ端末6は、スマートフォンなどの携帯電話機、PDA(Personal Data Assistance)、ノートパソコンなどの電子機器である。ユーザが、ユーザ端末6に、ユーザ自身の宅内の家電機器2に対する指示を入力すると、ユーザ端末6は、ネットワーク8を介して、管理サーバ7に指示のデータを送信する。かかる指示の一例としては、「エアコンをオンする」や、「エアコンの冷房の温度を28度に設定する」などが挙げられる。また、ユーザ端末6は、管理サーバ7から送信された指示のデータに対するレスポンスを受信する。
管理サーバ7は、ネットワーク8を介して接続されたゲートウェイ装置4を制御する。管理サーバ7は、ユーザ端末6から指示のデータを受信すると、受信したデータをユーザのホームネットワークシステム10のゲートウェイ装置4に送信する。また、ホームネットワークシステム10のゲートウェイ装置4から家電機器2の状態などのレスポンスがあった場合、管理サーバ7は、かかるレスポンスのデータをユーザ端末6に送信する。
ホームネットワークシステム10は、ユーザの宅内に設けられ、ネットワーク8を介して入力された指示のデータに基づいて、宅内の家電機器2を制御するシステムである。ホームネットワークシステム10は、複数の通信アダプタ1、複数の家電機器2、アクセスポイント3、ゲートウェイ装置4、ユーザ端末5を有する。
ユーザ端末5は、ユーザの所有する端末である。ユーザ端末5は、パーソナルコンピュータ等の入力装置および表示装置を備えた電子機器である。ユーザ端末5は、ゲートウェイ装置4にLAN(Local Area Network)等を介して接続されている。ユーザ端末5は、ゲートウェイ装置4の操作指示や状況などの情報を、ユーザ端末5の表示装置に表示する。また、ユーザ端末5は、ユーザ端末5の入力装置から入力された指示をゲートウェイ装置4に入力する。なお、ユーザ端末5も、ユーザ端末6と同様に、ネットワーク8に接続して、ユーザ自身の宅内の家電機器2に対する指示のデータを、管理サーバ7に送信することができる。
ゲートウェイ装置4は、家電機器2を制御する。例えば、ゲートウェイ装置4は、管理サーバ7から送信された指示のデータを受信すると、受信した指示のデータが指示対象の家電機器2に送信されるように、指示のデータをアクセスポイント3に送信する。なお、ゲートウェイ装置4は、アクセスポイント3からレスポンスがあった場合には、レスポンスを管理サーバ7に送信する。
アクセスポイント3は、Bluetoothなどの近距離無線技術を用いて、通信アダプタ1と無線通信を行う。例えば、アクセスポイント3は、ゲートウェイ装置4から送信された指示のデータを受信すると、受信したデータが示す指示対象の家電機器2に接続された通信アダプタ1に受信したデータを無線通信によって送信する。また、アクセスポイント3は、通信アダプタ1からレスポンスがあった場合には、レスポンスをゲートウェイ装置4に送信する。
通信アダプタ1は、家電機器2をゲートウェイ装置4に接続するためのインタフェースである。例えば、通信アダプタ1は、家電機器2に配線20を介して接続されている。また、通信アダプタ1は、Bluetoothなどの近距離無線技術を用いて、ゲートウェイ装置4に接続されたアクセスポイント3と無線通信を行うことができる。それゆえ、通信アダプタ1によれば、家電機器2をゲートウェイ装置4に接続することができる。
また、通信アダプタ1は、アクセスポイント3から無線通信によって送信された指示のデータを受信すると、受信した指示のデータを、自機に接続された家電機器2に送信する。また、通信アダプタ1は、自機に接続された家電機器2から、指示のデータに対するレスポンスがあった場合には、レスポンスを、無線通信によってアクセスポイント3に送信する。
家電機器2は、宅内に設けられた家庭用電化製品などである。例えば、家電機器2は、
冷蔵庫、エアコン、インターホンなどである。以下、家電機器2がエアコンである場合を例に挙げて説明する。
家電機器2の一例であるエアコンは、通信アダプタ1から送信された指示のデータを受信すると、指示のデータが示す指示を実行する。例えば、指示のデータが示す指示が「エアコンをオンする」という指示である場合には、エアコンは、自機をオンする。また、指示のデータが示す指示が「エアコンの冷房の温度を28度に設定する」という指示である場合には、エアコンは、冷房の温度を28度に設定する。そして、エアコンは、指示結果をレスポンスとして通信アダプタ1に送信する。
以上説明したように、家電機器制御システム100では、遠隔操作によって、ユーザ端末6から、宅内の家電機器2を制御することが可能である。
ここで、実施形態に係る通信アダプタ1のハードウェア構成の一例について説明する。図2は、実施形態に係る通信アダプタ1のハードウェア構成の一例を示す図である。図2に示すように、通信アダプタ1は、コンピュータ50を有する。コンピュータ50は、家電機器インタフェース部11a、無線通信部11b、不揮発性メモリ11c、RAM(Random Access Memory)11d、ROM(Read Only Memory)11e、CPU(Central Processing Unit)11fを有する。
家電機器インタフェース部11aは、家電機器2と通信を行うためのインタフェースである。家電機器インタフェース部11aは、配線20を介してエアコンに接続されている。
無線通信部11bは、Bluetoothなどの近距離無線技術によってアクセスポイント3と通信を行う。
不揮発性メモリ11cは、不揮発性のメモリであり、例えば、通信アダプタ1が再起動した場合であっても、データを保持し続けることができるメモリである。なお、通信アダプタ1が再起動した場合であっても、データを保持し続けることができるメモリであれば、不揮発性メモリ11cの代わりに用いることができる。
RAM11dには、CPU11fにより実行される処理に用いられるデータが一時的に記憶される。
ROM11eには、各種のプログラムが記憶される。例えば、ROM11eには、後述する再起動処理を実行するための再起動プログラム300が記憶されている。
CPU11fは、ROM11eに記憶された各種のプログラムを読み取り、読み取ったプログラムを実行することにより、通信アダプタ1全体の動作を制御する。例えば、CPU11fは、ROM11eに記憶された再起動プログラム300を読み取り、読み取った再起動プログラム300を実行する。
CPU11fにより再起動プログラム300が実行される場合の通信アダプタ1を機能的に表すと、図3に示すように、通信アダプタ1が、検知部1a、格納部1b、再起動実行部1c、確立部1d、削除部1eを有することとなる。
検知部1aは、自機とアクセスポイント3との通信に発生した障害を検知する。例えば、検知部1aは、まず、所定時間毎に、アクセスポイント3のIP(Internet Protocol)アドレスをARP(Address Resolution Protocol)リクエストに設定する。また、検知部1aは、家電機器2の一例であるエアコンに電源が投入されたことを検知すると、アクセスポイント3のIPアドレスをARPリクエストに設定する。なお、実施形態の家電機器2の一例であるエアコンは、電源が投入されると、電源が投入されたことを示すデータを配線20を介して通信アダプタ1に送信する。そのため、検知部1aは、かかる電源が投入されたことを示すデータを受信した場合に、エアコンに電源が投入されたことを検知する。
そして、検知部1aは、アクセスポイント3のIPアドレスが設定されたARPリクエストを無線通信によりブロードキャストするように無線通信部11bを制御する。ここで、アクセスポイント3は、ARPリクエストを受信すると、自身のMAC(Media Access Controller)アドレスを含むARPリプライを生成し、生成したARPリプライを無線通信により通信アダプタ1に送信する。
続いて、検知部1aは、アクセスポイント3との通信に障害が発生しているか否かを判定する。具体的には、検知部1aは、ARPリクエストをブロードキャストしてからの経過時間の計測を開始する。そして、検知部1aは、計測した経過時間が所定の閾値を超える前にアクセスポイント3からのARPリプライを受信した場合には、アクセスポイント3との通信に障害が発生していないと判定する。一方、検知部1aは、計測した経過時間が所定の閾値を超える前にアクセスポイント3からのARPリプライを受信しなかった場合には、アクセスポイント3との通信に障害が発生したと判定する。このようにして、検知部1aは、アクセスポイント3との通信に発生した障害を検知する。
格納部1bは、検知部1aにより通信の障害が検知された場合に、アクセスポイント3との通信の確立に用いられるデータ、および、所定の情報「1」を不揮発性メモリ11cに格納する。
例えば、格納部1bは、まず、検知部1aにより通信の障害が検知された場合に、アクセスポイント3との通信の確立に用いられるデータ、例えば、自機に接続されたエアコンに関する各種のデータをRAM11dから取得する。なお、後述の処理によって、RAM11dには、エアコンに関する各種のデータが格納される。また、RAM11dに格納された各種のデータは、通信アダプタ1が再起動すると、RAM11dから消去される。
続いて、格納部1bは、所定の情報「1」を不揮発性メモリ11cの所定の記憶領域に格納する。かかる所定の情報「1」は、通信アダプタ1とアクセスポイント3との通信に障害が発生したことを示す。
そして、格納部1bは、取得したエアコンに関する各種のデータを不揮発性メモリ11cに格納する。
再起動実行部1cは、通信アダプタ1の再起動を実行する。例えば、再起動実行部1cは、格納部1bにより、エアコンに関する各種のデータおよび所定の情報「1」が不揮発性メモリ11cに格納された場合に、自機である通信アダプタ1の再起動を実行する。再起動が実行されると、例えば、RAM11dでは、再起動前に保持していたデータが消去されてしまうが、不揮発性メモリ11cは、再起動前に保持していたデータを保持し続けることができる。
なお、再起動実行部1cは、自機に接続されたエアコンに電源が投入された場合にも、自機である通信アダプタ1の再起動を実行する。
確立部1dは、再起動実行部1cにより自機の再起動が実行された場合に、不揮発性メモリ11cに所定の情報「1」が格納されているときには、次のような処理を行う。すなわち、確立部1dは、不揮発性メモリ11cに格納されたエアコンに関する各種のデータを用いて、アクセスポイント3との通信の確立を行う。また、確立部1dは、アクセスポイント3との通信が確立された後に、アクセスポイントとの通信が確立されたことを示す情報を、自機に接続されたエアコンに送信する処理の実行を回避する。
確立部1dにより実行される処理の具体例について説明する。確立部1dは、再起動実行部1cにより自機の再起動が実行されると、まず、不揮発性メモリ11cの所定の記憶領域を参照し、所定の記憶領域に所定の情報「1」が格納されているか否かを判定する。なお、アクセスポイント3との通信に障害が発生して、再起動実行部1cにより自機の再起動が実行された場合には、所定の記憶領域に所定の情報「1」が格納されている。また、エアコンに電源が投入されて、再起動実行部1cにより自機の再起動が実行された場合には、所定の記憶領域に何も記憶されていない。
所定の記憶領域に所定の情報「1」が格納されている場合には、確立部1dは、不揮発性メモリ11cに記憶されているエアコンに関する各種のデータを取得する。そして、確立部1dは、取得したデータを用いてアクセスポイント3との通信を確立するように無線通信部11bを制御する。この結果、無線通信部11bによって、アクセスポイント3との通信が確立される。
そして、確立部1dは、取得したエアコンに関する各種のデータをRAM11dに格納する。
一方、所定の記憶領域に所定の情報「1」が格納されていない場合には、確立部1dは、「エアコンに関する各種のデータを自機に送信する指示」を自機に接続されたエアコンに送信するように、家電機器インタフェース部11aを制御する。この結果、家電機器インタフェース部11aは、「エアコンに関する各種のデータを自機に送信する指示」を、配線20を介してエアコンに送信する。「エアコンに関する各種のデータを自機に送信する指示」を受信したエアコンは、各種のデータを、配線20を介して、通信アダプタ1に送信する。
エアコンから送信されたエアコンに関する各種のデータを受信して取得した場合には、確立部1dは、取得したデータを用いてアクセスポイント3との通信を確立するように無線通信部11bを制御する。この結果、無線通信部11bによって、アクセスポイント3との通信が確立される。
そして、確立部1dは、取得したエアコンに関する各種のデータをRAM11dに格納する。
そして、確立部1dは、通信が確立した旨を、自機に接続されたエアコンに送信するように、家電機器インタフェース部11aを制御する。この結果、家電機器インタフェース部11aは、配線20を介して、通信が確立したことを示す情報を自機に接続されたエアコンに送信する。通信が確立したことを示す情報を受信したエアコンは、通信が確立したことを報知するために、所定の報知音を出力する。
削除部1eは、確立部1dによりアクセスポイントとの通信が確立された場合に、不揮発性メモリ11cの所定の記憶領域に格納された所定の情報「1」を不揮発性メモリ11cから削除する。
次に、実施形態に係る通信アダプタ1の処理の流れを説明する。図4は、実施形態に係る再起動処理の手順を示すフローチャートである。この再起動処理の実行タイミングとしては様々なタイミングが考えられる。例えば、再起動処理は、通信アダプタ1の電源がオンの間、実行される。
図4に示すように、検知部1aは、現時点のタイミングが、アクセスポイント3のIPアドレスが設定されたARPリクエストを送信するタイミングであるか否かを判定する(S101)。なお、所定時間間隔で到来するタイミング、または、エアコンに電源が投入されたことを検知されたタイミングが、ARPリクエストを送信するタイミングである。
ARPリクエストを送信するタイミングでない場合(S101否定)には、検知部1aは、再び、S101の判定を行う。一方、ARPリクエストを送信するタイミングである場合(S101肯定)には、検知部1aは、アクセスポイント3のIPアドレスが設定されたARPリクエストを無線通信によりブロードキャストするように無線通信部11bを制御する(S102)。
続いて、検知部1aは、アクセスポイント3との通信に障害が発生しているか否かを判定する(S103)。障害が発生していない場合(S103否定)には、検知部1aは、S101に戻る。一方、障害が発生している場合(S103肯定)には、格納部1bは、自機に接続されたエアコンに関する各種のデータをRAM11dから取得する(S104)。
続いて、格納部1bは、所定の情報「1」を不揮発性メモリ11cの所定の記憶領域に格納する(S105)。そして、格納部1bは、取得したエアコンに関する各種のデータを不揮発性メモリ11cに格納する(S106)。
そして、再起動実行部1cは、自機である通信アダプタ1の再起動を実行する(S107)。そして、確立部1d及び削除部1eは、初期処理を実行し(S108)、S101に戻る。
次に、実施形態に係る初期処理の流れを説明する。図5は、実施形態に係る初期処理の手順を示すフローチャートである。この初期処理は、例えば、上述の再起動処理のS108で実行される。また、初期処理は、エアコンに電源が投入されて、通信アダプタ1の再起動が実行された場合にも実行される。
図5に示すように、確立部1dは、不揮発性メモリ11cの所定の記憶領域を参照し、所定の記憶領域に所定の情報「1」が格納されているか否かを判定する(S201)。なお、アクセスポイント3との通信に障害が発生して、再起動実行部1cにより自機の再起動が実行された場合には、所定の記憶領域に所定の情報「1」が格納されている。また、エアコンに電源が投入されて、再起動実行部1cにより自機の再起動が実行された場合には、所定の記憶領域に何も記憶されていない。
所定の記憶領域に所定の情報「1」が格納されている場合(S201肯定)には、確立部1dは、不揮発性メモリ11cに記憶されているエアコンに関する各種のデータを取得する(S202)。そして、確立部1dは、取得したデータを用いてアクセスポイント3との通信を確立するように無線通信部11bを制御する(S203)。そして、確立部1dは、取得したエアコンに関する各種のデータをRAM11dに格納する(S204)。続いて、削除部1eは、不揮発性メモリ11cの所定の記憶領域に格納された所定の情報「1」を不揮発性メモリ11cから削除し(S205)、処理を終了するか、または、処理結果をCPU11fの内部メモリに格納し、リターンする。
一方、所定の記憶領域に所定の情報「1」が格納されていない場合(S201否定)には、確立部1dは、次のような処理を行う。すなわち、確立部1dは、「エアコンに関する各種のデータを自機に送信する指示」を自機に接続されたエアコンに送信するように、家電機器インタフェース部11aを制御する(S206)。
確立部1dは、エアコンから送信されたエアコンに関する各種のデータを受信したか否かを判定する(S207)。データを受信していない場合(S207否定)には、確立部1dは、再び、S207の判定を行う。一方、データを受信した場合(S207肯定)には、確立部1dは、受信して取得したデータを用いてアクセスポイント3との通信を確立するように無線通信部11bを制御する(S208)。そして、確立部1dは、取得したエアコンに関する各種のデータをRAM11dに格納する(S209)。
そして、確立部1dは、通信が確立した旨を、自機に接続されたエアコンに送信するように、家電機器インタフェース部11aを制御し(S210)、処理を終了するか、または、処理結果をCPU11fの内部メモリに格納し、リターンする。
(実施形態の効果)
上述してきたように、実施形態に係る通信アダプタ1は、検知部1aと、格納部1bと、再起動実行部1cと、確立部1dとを具備する。検知部1aは、通信対象の一例であるアクセスポイント3との通信の障害を検知する。格納部1bは、検知部1aにより通信の障害が検知された場合に、アクセスポイント3との通信の確立に用いられるデータ、および、所定の情報「1」を記憶部の一例である不揮発性メモリ11cに格納する。再起動実行部1cは、格納部1bによりデータおよび所定の情報「1」が不揮発性メモリ11cに格納された場合に、自機の再起動を実行する。確立部1dは、再起動実行部1cにより自機の再起動が実行された場合に、不揮発性メモリ11cに所定の情報「1」が格納されているときには、不揮発性メモリ11cに格納されたデータを用いて、アクセスポイント3との通信の確立を行う。また、確立部1dは、アクセスポイント3との通信が確立された後に、アクセスポイントとの通信が確立されたことを示す情報を、自機に接続された家電機器2の一例であるエアコンに送信する処理を実行することを回避する。したがって、実施形態に係る通信アダプタ1では、通信アダプタ1とアクセスポイント3との通信に障害が発生した後に、再び通信が確立されたとしても、エアコンから報知音が出力されない。それゆえ、実施形態に係る通信アダプタ1によれば、わずらわしさを抑制することができる。
また、実施形態に係る通信アダプタ1は、削除部1eを具備する。削除部1eは、確立部1dによりアクセスポイント3との通信が確立された場合に、不揮発性メモリ11cに格納された所定の情報「1」を不揮発性メモリ11cから削除する。これにより、アクセスポイント3との通信が確立された後に、エアコンに電源が投入されたことによって通信アダプタ1が再起動を実行した場合であっても、不揮発性メモリ11cには、所定の情報「1」が格納されていない。そのため、エアコンに電源が投入されたことによって通信アダプタ1が再起動を実行した場合であっても、通信が確立されたことを示す情報をエアコンに送信する処理を実行することを回避するような誤った処理を行うようなことにはならない。したがって、実施形態に係る通信アダプタ1によれば、誤動作を抑制することができる。
また、実施形態に係る通信アダプタ1において、確立部1dは、再起動実行部1cにより自機の再起動が実行された場合に、不揮発性メモリ11cに所定の情報「1」が格納されていないときには、次のような処理を行う。確立部1dは、エアコンからデータを取得し、取得したデータを用いて、アクセスポイント3との通信の確立を行い、アクセスポイント3との通信が確立された後に、アクセスポイント3との通信が確立されたことを示す情報をエアコンに送信する処理を実行する。
実施形態では、再起動プログラム300は、コンピュータ50に、アクセスポイント3との通信の障害を検知する検知手順を実行させる。そして、再起動プログラム300は、コンピュータ50に、検知手順により通信の障害が検知された場合に、アクセスポイント3との通信の確立に用いられるデータ、および、所定の情報「1」を不揮発性メモリ11cに格納する格納手順を実行させる。そして、再起動プログラム300は、コンピュータ50に、格納手順によりデータおよび所定の情報「1」が不揮発性メモリ11cに格納された場合に、自機の再起動を実行する再起動実行手順を実行させる。そして、再起動プログラム300は、コンピュータ50に、再起動実行手順により自機の再起動が実行された場合に、不揮発性メモリ11cに所定の情報「1」が格納されているときには、次のような手順を実行させる。すなわち、再起動プログラム300は、不揮発性メモリ11cに格納されたデータを用いて、アクセスポイント3との通信の確立を行い、アクセスポイント3との通信が確立された後に、アクセスポイント3との通信が確立されたことを示す情報を、自機に接続されたエアコンに送信する処理を実行することを回避する確立手順を実行させる。したがって、実施形態に係る再起動プログラム300によれば、通信アダプタ1とアクセスポイント3との通信に障害が発生した後に、再び通信が確立されたとしても、エアコンから報知音が出力されない。それゆえ、実施形態に係る再起動プログラム300によれば、わずらわしさを抑制することができる。
以上説明したとおり、上記実施形態によれば、わずらわしさを抑制することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 通信アダプタ
1a 検知部
1b 格納部
1c 再起動実行部
1d 確立部
1e 削除部

Claims (4)

  1. 通信対象との通信の障害を検知する検知部と;
    前記検知部により通信の障害が検知された場合に、前記通信対象との通信の確立に用いられるデータ、および、所定の情報を記憶部に格納する格納部と;
    前記格納部により前記データおよび前記所定の情報が前記記憶部に格納された場合に、自機の再起動を実行する再起動実行部と;
    前記再起動実行部により前記自機の再起動が実行された場合に、前記記憶部に前記所定の情報が格納されているときには、前記記憶部に格納された前記データを用いて、前記通信対象との通信の確立を行い、前記通信対象との通信が確立された後に、前記通信対象との通信が確立されたことを示す情報を、前記自機に接続された家電機器に送信する処理の実行を回避する確立部と;
    を具備することを特徴とする通信アダプタ。
  2. 前記確立部により前記通信対象との通信が確立された場合に、前記記憶部に格納された前記所定の情報を該記憶部から削除する削除部
    を更に具備することを特徴とする請求項1に記載の通信アダプタ。
  3. 前記確立部は、前記再起動実行部により前記自機の再起動が実行された場合に、前記記憶部に前記所定の情報が格納されていないときには、前記家電機器から前記データを取得し、取得したデータを用いて、前記通信対象との通信の確立を行い、前記通信対象との通信が確立された後に、前記通信対象との通信が確立されたことを示す情報を、前記家電機器に送信する処理を実行することを特徴とする請求項1または2に記載の通信アダプタ。
  4. コンピュータに、
    通信対象との通信の障害を検知する検知手順と;
    前記検知手順により通信の障害が検知された場合に、前記通信対象との通信の確立に用いられるデータ、および、所定の情報を記憶部に格納する格納手順と;
    前記格納手順により前記データおよび前記所定の情報が前記記憶部に格納された場合に、自機の再起動を実行する再起動実行手順と;
    前記再起動実行手順により前記自機の再起動が実行された場合に、前記記憶部に前記所定の情報が格納されているときには、前記記憶部に格納された前記データを用いて、前記通信対象との通信の確立を行い、前記通信対象との通信が確立された後に、前記通信対象との通信が確立されたことを示す情報を、前記自機に接続された家電機器に送信する処理の実行を回避する確立手順と;
    を実行させるための再起動プログラム。
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