JP2019174987A - 通信アダプタおよびファームウェア更新方法 - Google Patents

通信アダプタおよびファームウェア更新方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2019174987A
JP2019174987A JP2018060574A JP2018060574A JP2019174987A JP 2019174987 A JP2019174987 A JP 2019174987A JP 2018060574 A JP2018060574 A JP 2018060574A JP 2018060574 A JP2018060574 A JP 2018060574A JP 2019174987 A JP2019174987 A JP 2019174987A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
firmware
communication module
communication
update
updated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018060574A
Other languages
English (en)
Inventor
修一 久間
Shuichi Hisama
修一 久間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2018060574A priority Critical patent/JP2019174987A/ja
Publication of JP2019174987A publication Critical patent/JP2019174987A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】ファームウェアを適切に更新する方法及び通信アダプタを提供する。【解決手段】通信アダプタ50は、通信モジュール10と、制御部20と、記憶部30とを具備する。通信モジュール10は、外部装置と通信を行う。制御部20は、通信モジュール10を介して外部装置から取得した制御情報に基づいて対象装置100を制御する。記憶部30は、制御部20に接続され、少なくとも通信モジュール10がファームウェアを更新する前に更新後のファームウェアである更新ファームウェアを格納する。【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、通信アダプタおよびファームウェア更新方法に関する。
宅内に設けられ、宅内に設置された家電機器を遠隔操作することを可能にするホームネットワークシステムがある。例えば、ホームネットワークシステムでは、各家電機器が通信アダプタを介してネットワークと接続される。
ところで、通信アダプタに搭載されるモジュールの動作制御には、ファームウェアと称されるソフトウェアが用いられる。ファームウェアは、機能拡張や修正のためにバージョンアップされ、かかるモジュールがファームウェアの更新に失敗すると、各家電機器がホームネットワークから分断されてしまう恐れがある。
このため、モジュールのFlashROMを二重化し、一方に格納されたファームウェアを更新し、他方に格納されたファームウェアをリカバリー用のファームウェアとして保持しておくものがある。
特開2015−225508号公報
しかしながら、上記の通信アダプタに汎用性のあるモジュールを用いる場合、ファームウェアの更新に失敗する場合がある。
本発明が解決しようとする課題は、ファームウェアを適切に更新することができる通信アダプタおよびファームウェア更新方法を提供することである。
実施形態に係る通信アダプタは、通信モジュールと、制御部と、記憶部とを具備する。通信モジュールは、外部装置と通信を行う。制御部は、通信モジュールを介して外部装置から取得した制御情報に基づいて対象装置を制御する。記憶部は、制御部に接続され、少なくとも通信モジュールがファームウェアを更新する前に更新後のファームウェアである更新ファームウェアを格納する。
本発明によれば、ファームウェアを適切に更新することができる。
図1は、実施形態に係る制御システムの構成を示す図である。 図2は、実施形態に係る通信アダプタのブロック図である。 図3は、実施形態に係るファームウェアの更新手順を示すタイミングチャートである。 図4は、実施形態に係るファームウェアの更新手順を示すタイミングチャートである。 図5は、第1の変形例に係る通信アダプタのブロック図である。 図6は、第2の変形例に係る通信アダプタのブロック図である。
以下で説明する実施形態に係る通信アダプタ50は、通信モジュール10と、制御部20と、記憶部30とを具備する。通信モジュール10は、ゲートウェイ4または管理サーバ8(外部装置の一例に相当)と通信を行う。制御部20は、通信モジュール10を介してゲートウェイ4から取得した制御情報に基づいて家電機器100(対象装置の一例に相当)を制御する。記憶部30は、制御部20に接続され、少なくとも通信モジュール10がファームウェアを更新する前に更新後のファームウェアである更新ファームウェアを格納する。
また、以下で説明する実施形態に係る制御部20は、通信モジュール10がファームウェアの更新に失敗した場合に、記憶部30に格納された更新ファームウェアを用いて通信モジュール10のファームウェアを更新する。
また、以下で説明する制御部20は、通信モジュール10がファームウェアの更新に失敗した場合に、通信モジュール10を再起動させる。
また、以下で説明する制御部20は、通信モジュール10を再起動させる場合に、通信モジュールが起動時に読み込む起動ファイルに更新ファームウェアの書き込みを行う。
また、以下で説明する制御部20は、通信モジュール10が更新したファームウェアのバージョン情報と記憶部30に格納された更新ファームウェアのバージョン情報とを比較する。
以下、図面を参照して、実施形態に係る通信アダプタ50およびファームウェア更新方法について説明する。実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。また、以下に示す実施形態により、この発明が限定されるものではない。
(実施形態)
まず、図1を用いて通信アダプタ50を含む実施形態に係る制御システム1について説明する。図1は、実施形態に係る制御システム1の構成を示す図である。制御システム1は、例えば、HEMS(Home Energy Management System)と呼ばれる場合がある。また、制御システム1は、一例として、HEMS標準プロトコルの「ECHONET」(商標登録)又は「ECHONET Lite」(商標登録)が適用される場合がある。かかるECHONET又はECHONET Liteは、エコーネットコンソーシアムにより規定されたAIF(Application Interface)規格に準拠したものである。
図1に示した制御システム1は、ホームネットワークシステム2と、ユーザ端末6と、ネットワーク7と、管理サーバ8とを有する。ホームネットワークシステム2と、ユーザ端末6と、管理サーバ8とは、ネットワーク7を介して有線又は無線により通信可能に接続される。ネットワーク7は、例えば、インターネットやイントラネットに該当する。なお、図1に示すホームネットワークシステム2、ユーザ端末6、管理サーバ8の数は、一例に過ぎず、制御システム1の構成に応じて適宜変更可能である。
ホームネットワークシステム2は、例えば宅内や店舗内などの所定の建物内に構築され、アクセスポイント3と、ゲートウェイ4と、ユーザ端末5と、各通信アダプタ50と、各家電機器100とを含む。
ユーザ端末5は、例えば、リモートコントローラ、タブレット端末、PC(Personal Computer)、携帯電話機、PDA(Personal Data Assistance)などである。ユーザ端末5は、無線LAN(Local Area Network)や有線LANなどを介してゲートウェイ4と通信を行うことができる。例えば、ユーザ端末5は、ユーザ操作に従って、各家電機器100の動作を制御するための制御情報をゲートウェイ4に送信することができる。
各家電機器100は、宅内に設置される電化製品等である。例えば、家電機器100としては、照明器具、エアコン、テレビジョンセット、洗濯機、給湯器、電気錠、インターホン(ドアホン)などの生活家電、テレビジョン録画機などのオーディオ・ビジュアル機器などがある。
また、家電機器100は、上記の例に限られず、ゲーム機などのアミューズメント家電、パーソナルコンピュータなどの情報家電、太陽光発電関連機器などであってもよい。すなわち、家電機器100は、広く家庭電化製品一般であってもよい。なお、家電機器100は、対象装置の一例である。
通信アダプタ50は、それぞれに接続された家電機器100とアクセスポイント3との間の通信を中継する。すなわち、家電機器100は、通信アダプタ50を介してゲートウェイ4や管理サーバ8に接続される。
ゲートウェイ4は、いわゆるホームゲートウェイであり、ホームネットワークシステム2を外部のネットワーク7と通信可能に接続する通信機器である。ゲートウェイ4は、ユーザ端末5やアクセスポイント3を介して家電機器100と通信を行う。
例えば、ゲートウェイ4は、家電機器100の動作を制御する。具体的には、ゲートウェイ4は、ユーザ端末5から制御情報を受信した場合に、受信した制御情報を通信アダプタ50を介して家電機器100に送信する。
このように、ホームネットワークシステム2を利用するユーザは、ユーザ端末5を用いることで、ゲートウェイ4を介して家電機器100を制御することができる。例えば、ユーザ端末5がスマートフォンである場合、ユーザは、宅内でスマートフォンを操作するだけで、複数の家電機器100の動作を遠隔制御することができる。
アクセスポイント3は、Bluetooth(登録商標)などの近距離無線技術や宅内LANを用いて、ゲートウェイ4と家電機器100との通信を仲介する。なお、アクセスポイント3は、ゲートウェイ4と一体となって形成されてもよい。
また、図1において、ホームネットワークシステム2の外部に示したユーザ端末6は、例えば、携帯電話機、PDA、タブレット端末、PCなどであり、無線又は有線によりネットワーク7に接続される。ユーザ端末6は、ユーザ操作に従って家電機器100に対する制御情報を管理サーバ8に送信することができる。
管理サーバ8は、家電機器100に関する各種情報を管理する。例えば、管理サーバ8は、ホームネットワークシステム2内の機器で、更新すべきファームウェアが存在する場合、かかるファームウェアをゲートウェイ4に転送する。
ところで、上述したように、ホームネットワークシステム2は、AIF規格であるECHONET又はECHONET Liteの通信プロトコルに準拠して動作する。しかしながら、通信アダプタ50内の通信モジュール10(図2参照)に汎用性のある通信モジュールを用いる場合、通信モジュール10が、自装置のファームウェアの更新に際して、AIF以外の他の通信プロトコル(例えば、UDP(User Datagram Protocol))に準拠して動作する場合がある。
すなわち、制御システム1内において、通信モジュール10が、ファームウェアを更新する場合に、AIF規格に準拠して動作を行わない場合がある。また、仮に、通信モジュール10がファームウェアの更新に失敗すると、家電機器がホームネットワークシステム2から隔離されるおそれがある。
このため、実施形態に係る通信アダプタ50は、少なくとも通信モジュール10がファームウェアを更新する前に、更新後のファームウェアである更新ファームウェアを通信アダプタ50内に格納した後に、通信モジュール10のファームウェアを更新する。
これにより、仮に、通信モジュール10がファームウェアの更新に失敗したとしても、通信アダプタ50内に格納した更新ファームウェアを用いて通信モジュール10のファームウェアを更新することが可能となる。以下、かかる点の詳細について説明する。
次に、図2を用いて実施形態に係る通信アダプタ50の構成例について説明する。図2は、実施形態に係る通信アダプタ50のブロック図である。なお、図2では、通信アダプタ50に加え、ゲートウェイ4および家電機器100をあわせて示す。
図2に示すように、通信アダプタ50は、通信モジュール10と、制御部20と、記憶部30とを具備する。通信モジュール10は、例えば、アクセスポイント3(ここでは不図示)を介してゲートウェイ4や管理サーバ8と情報の送受信を行う。例えば、通信モジュール10は、2重化されたFlashROMを有し、かかるRAMにファームウェアが格納される。上述のように、例えば、通信モジュール10が、ファームウェアの更新を行う場合、例えば、UDPに沿ってファームウェアの更新を行う。
制御部20は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM、入出力ポートなどを有するマイクロコンピュータや各種の回路を含む。制御部20は、CPUがROMに記憶されたプログラムを、RAMを作業領域として使用して実行することにより機能する確認部21、比較部22、検出部23および転送部24を備える。
制御部20は、上述のゲートウェイ4から取得した制御情報に基づいて家電機器100を制御する。かかる制御情報は、例えば、上述のECHONET又はECHONET Liteに準拠したデータ通信方式に沿って生成される。
制御部20の確認部21は、例えば、所定の周期で通信モジュール10が更新すべきファームウェアの有無をゲートウェイ4へ確認する。確認部21は、確認の結果、更新すべきファームウェア(以下、更新ファームウェアと記載する)があった場合に、かかるファームウェアを取得し、記憶部30のファームウェア格納領域31へ格納する。そして、確認部21は、ファームウェア格納領域31へファームウェアの格納を終えると、通信モジュール10に対してファームウェアの更新を指示する。
比較部22は、通信モジュール10からファームウェアの完了通知をうけて、通信モジュール10が更新したファームウェアのバージョン情報と、ファームウェア格納領域31に格納された更新ファームウェアのバージョン情報とを比較する。
すなわち、比較部22は、通信モジュール10が更新したファームウェアが適切なファームウェアであるか否かを確認する。比較部22は、比較の結果、両者のバージョン情報が異なる場合に、通信モジュール10に対して再度ファームウェアの更新を指示する。
これにより、通信モジュールで10は、ファームウェアの更新を再度行うこととなる。このように、比較部22が、ファームウェアのバージョン情報を比較することで、通信モジュール10に対して適切なファームウェアを更新させることが可能となる。
検出部23は、通信モジュール10によるファームウェアの更新エラーを検出する。例えば、検出部23は、通信モジュール10がファームウェアを更新する際のタイムアウトエラーを更新エラーとして検出する。
具体的には、検出部23は、通信モジュール10がファームウェアの更新開始にあわせてタイマを起動させる。そして、検出部23は、所定時間内に通信モジュール10からファームウェアの更新の完了通知が通知されなかった場合に、タイムアウトエラーを検出する。検出部23は、タイムアウトエラーを検出すると、通信モジュール10を再起動させる。
転送部24は、検出部23が通信モジュール10を再起動させた場合に、通信モジュール10が起動時に読み込む起動ファイルへファームウェア格納領域31に格納された更新ファームウェアを転送、すなわち、書き込みを行う。
つまり、実施形態に係る通信アダプタ50では、通信モジュール10がファームウェアの更新に失敗した場合、ファームウェア格納領域31に予め格納していた更新ファームウェアを用いて通信モジュール10のファームウェアの更新を行う。
これにより、通信モジュール10が、仮に、ファームウェアの更新に失敗したとしても、通信モジュール10のファームウェアを適切に更新することが可能となる。つまり、通信モジュール10がファームウェアの更新に失敗したとしても、ファームウェアを適切に更新することが可能となる。
次に、図3および図4を用いて実施形態に係る通信アダプタ50が行う通信モジュール10のファームウェアの更新処理の処理手順について説明する。図3および図4は、実施形態に係るファームウェアの更新手順を示すタイミングチャートである。
まず、図3を用いてファームウェアが正常に更新される場合の処理手順について説明する。図3に示すように、まず、制御部20は、ゲートウェイ4に対して更新ファームウェアの有無について問い合わせを行う(ステップS1)。その後、ゲートウェイ4は、かかる問い合わせに対する応答を制御部20へ送信する(ステップS2)。
かかる応答において、更新ファームウェアがない場合には、処理を終了し、更新ファームウェアがある場合、制御部20は、ゲートウェイ4に対して更新ファームウェアのダウンロードを要求する(ステップS3)。
そして、制御部20は、ゲートウェイ4から更新ファームウェアのダウンロードを行う(ステップS4)。このとき、かかる更新ファームウェアは、記憶部30のファームウェア格納領域31に格納される。その後、制御部20は、ダウンロードを終えると、通信モジュール10に対してファームウェアの更新指示を通知し(ステップS5)、タイマを制限時間Tに設定し、起動させる。
制御部20は、通信モジュール10が制限時間T内にファームウェア更新を完了しなかった場合、更新エラーとして検出することとなる。なお、更新エラーを検出した場合の処理については図4を用いて後述する。
通信モジュール10は、かかる更新指示をうけてゲートウェイ4に対して更新ファームウェアの更新要求を通知し(ステップS6)、ゲートウェイ4から送信される更新ファームウェアへファームウェアの更新を行う(ステップS7)。
そして、通信モジュール10は、ファームウェアの更新を終えると、完了通知を制御部20へ通知する(ステップS8)。制御部20は、かかる完了通知を取得すると、通信モジュール10に対してバージョン情報の送信要求を通知する(ステップS9)。
そして、制御部20は、通信モジュール10から通信モジュール10が更新したファームウェアのバージョン情報を取得し(ステップS10)、ファームウェア格納領域31に格納したファームウェアのバージョン情報と比較する(ステップS11)。ここで、両者のバージョン情報が同じである場合、処理を終了する。一方、制御部20は、両者のバージョン情報が互いに異なる場合、ステップS5の処理へ移行し、通信モジュール10に対して再度更新指示を通知する。
その後、制御部20は、通信モジュール10が再度更新したファームウェアのバージョン情報がファームウェア格納領域31に格納したファームウェアのバージョン情報と異なる場合、ゲートウェイ4に対してエラーを通知する。
次に、図4を用いて更新エラーが生じた場合のファームウェアの更新手順について説明する。なお、図4に示すステップS7までの処理については、図3で既に説明したため、ここでの説明を省略する。
図4に示すように、制御部20は、通信モジュール10から制限時間T内に完了通知が通知されなかった場合、ファームウェアの更新エラーを検出する(ステップS21)。制御部20は、更新エラーを検出すると、通信モジュール10を再起動させる(ステップS22)。
その後、制御部20は、通信モジュール10が起動し、通信モジュール10のブートローダが立ち上がったタイミングでブートローダが読み込む起動ファイルへファームウェア格納領域31に格納したファームウェアの書き込みを行い(ステップS23)、処理を終了する。
これにより、通信モジュール10がファームウェアの更新に失敗した場合であっても、通信モジュール10のファームウェアの更新を適切に行うことが可能となる。
上述したように、実施形態に係る通信アダプタ50は、通信モジュール10と、制御部20と、記憶部30とを具備する。通信モジュール10は、ゲートウェイ4または管理サーバ8(外部装置の一例に相当)と通信を行う。
制御部20は、通信モジュール10を介してゲートウェイ4から取得した制御情報に基づいて家電機器100(対象装置の一例に相当)を制御する。記憶部30は、制御部20に接続され、少なくとも通信モジュール10がファームウェアを更新する前に更新後のファームウェアである更新ファームウェアを格納する。したがって、実施形態に係る通信アダプタ50によれば、ファーウェアを適切に更新することができる。
ところで、上述した実施形態では、通信アダプタ50が1つの通信モジュール10を有する場合について説明したが、これに限定されるものではない。すなわち、通信アダプタ50が具備する通信モジュール10は、複数であってもよい。図5は、第1の変形例に係る通信アダプタ50Bのブロック図である。
図5に示すように、第1の変形例に係る通信アダプタ50Bは、2つの通信モジュール10a、10bを具備する。例えば、通信モジュール10aは、上述のアクセスポイント3とBluetoothで通信を行うための通信モジュールである。また、通信モジュール10bは、例えば、ユーザ端末5とNFC(Near Field Communication)で通信を行うための通信モジュールである。
また、制御部20は、2つの通信モジュール10a、10bが並列に接続される。かかる場合であっても、制御部20は、通信モジュール10a、10bのファームウェアの更新に際し、記憶部30に更新ファームウェアを一旦格納した後に、各通信モジュール10a、10bに対してそれぞれファームウェアを更新させることが可能である。
そして、制御部20は、各通信モジュール10a、10bがファームウェアの更新に失敗した場合には、記憶部30に格納した更新ファームウェアを用いて各通信モジュール10a、10bの更新を行う。すなわち、第1の変形例に係る通信アダプタ50Bは、複数の通信モジュール10を具備する場合であっても、各通信モジュール10a、10bに対して適切にファームウェアを更新させることが可能である。なお、図5では、通信モジュール10が2つである場合について示したが、通信モジュール10は3つ以上であってもよい。
ところで、上述した実施形態では、通信モジュール10のファームウェアを更新する場合について説明したが、これに限定されるものではない。すなわち、通信アダプタ50内のその他のモジュールについてもファームウェアを更新することが可能である。
図6は、第2の変形例に係る通信アダプタ50Cのブロック図である。図6に示すように、通信アダプタ50Cは、モジュール40をさらに具備する。モジュール40は、例えば、人感センサや、電流センサ等の任意のモジュールであり、通信モジュール10と、制御部20に接続される。
通信アダプタ50Cでは、モジュール40のファームウェアを更新する場合、制御部20がモジュール40の更新ファームウェアを記憶部30に格納した後に、モジュール40に対してファームウェアの更新を指示する。
このとき、モジュール40は、通信モジュール10を介してファームウェアの更新を行う。制御部20は、モジュール40が通信モジュール10を介してファームウェアの更新に失敗した場合、記憶部30に格納した更新モジュールを用いてモジュール40のファームウェアの更新を行うこととなる。
このように、通信アダプタ50Cは、通信モジュール10のみならず、その他のモジュール40についても同様に、ファームウェアを適切に更新させることが可能である。また、上述した実施形態では、いずれも通信アダプタ50内のファームウェアを更新する場合について説明したが、通信アダプタ50に接続された家電機器100のファームウェアを更新することも可能である。なお、図6に示す例では、モジュール40が1つである場合について示したが、モジュール40は複数であってもよい。
かかる場合に、通信アダプタ50は、例えば、更新ファームウェアの容量に応じて更新ファームウェアを分割してゲートウェイ4から取得した後に、記憶部30へ一旦格納する。その後、通信アダプタ50は、記憶部30へ格納した更新ファームウェアを家電機器100へ逐次送信することで、家電機器100のファームウェアを更新することも可能である。
本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 制御システム
2 ホームネットワークシステム
3 アクセスポイント
4 ゲートウェイ
5、6 ユーザ端末
7 ネットワーク
8 管理サーバ
10、10a、10b 通信モジュール
20 制御部
21 確認部
22 比較部
23 検出部
24 転送部
30 記憶部
31 ファームウェア格納領域
50、50B、50C 通信アダプタ
100 家電機器

Claims (6)

  1. 外部装置と通信を行う通信モジュールと;
    前記通信モジュールを介して前記外部装置から取得した制御情報に基づいて対象装置を制御する制御部と;
    前記制御部に接続され、少なくとも前記通信モジュールがファームウェアを更新する前に更新後の前記ファームウェアである更新ファームウェアを格納する記憶部と;
    を具備する通信アダプタ。
  2. 前記制御部は、
    前記通信モジュールが前記ファームウェアの更新に失敗した場合に、前記記憶部に格納された前記更新ファームウェアを用いて前記通信モジュールの前記ファームウェアを更新する
    請求項1に記載の通信アダプタ。
  3. 前記制御部は、
    前記通信モジュールが前記ファームウェアの更新に失敗した場合に、前記通信モジュールを再起動させる
    請求項2に記載の通信アダプタ。
  4. 前記制御部は、
    前記通信モジュールを再起動させる場合に、前記通信モジュールが起動時に読み込む起動ファイルへ前記更新ファームウェアの書き込みを行う
    請求項3に記載の通信アダプタ。
  5. 前記制御部は、
    前記通信モジュールが更新した前記ファームウェアのバージョン情報と前記記憶部に格納された前記更新ファームウェアのバージョン情報とを比較する
    請求項1〜4のいずれか一つに記載の通信アダプタ。
  6. 通信モジュールを介して外部装置から取得した制御情報に基づいて接続機器を制御する制御ステップと;
    少なくとも前記通信モジュールがファームウェアの更新前に更新後のファームウェアを格納する記憶ステップと;
    を含むファームウェア更新方法。
JP2018060574A 2018-03-27 2018-03-27 通信アダプタおよびファームウェア更新方法 Pending JP2019174987A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018060574A JP2019174987A (ja) 2018-03-27 2018-03-27 通信アダプタおよびファームウェア更新方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018060574A JP2019174987A (ja) 2018-03-27 2018-03-27 通信アダプタおよびファームウェア更新方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019174987A true JP2019174987A (ja) 2019-10-10

Family

ID=68168837

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018060574A Pending JP2019174987A (ja) 2018-03-27 2018-03-27 通信アダプタおよびファームウェア更新方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019174987A (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09251430A (ja) * 1996-03-14 1997-09-22 Toshiba Corp 計算機システムのデータ配布装置
JP2001014150A (ja) * 1999-06-30 2001-01-19 Ricoh Co Ltd ネットワーク機器のバージョンアップ方法
JP2009169524A (ja) * 2008-01-11 2009-07-30 Panasonic Electric Works Co Ltd 宅内設備機器用のネットワークシステム
US20170139778A1 (en) * 2015-11-13 2017-05-18 Kabushiki Kaisha Toshiba Relay apparatus, relay method, and computer program product
JP2017097851A (ja) * 2015-11-13 2017-06-01 株式会社東芝 中継装置、中継方法およびプログラム
JP2017102561A (ja) * 2015-11-30 2017-06-08 東芝ライテック株式会社 制御装置、制御方法および制御プログラム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09251430A (ja) * 1996-03-14 1997-09-22 Toshiba Corp 計算機システムのデータ配布装置
JP2001014150A (ja) * 1999-06-30 2001-01-19 Ricoh Co Ltd ネットワーク機器のバージョンアップ方法
JP2009169524A (ja) * 2008-01-11 2009-07-30 Panasonic Electric Works Co Ltd 宅内設備機器用のネットワークシステム
US20170139778A1 (en) * 2015-11-13 2017-05-18 Kabushiki Kaisha Toshiba Relay apparatus, relay method, and computer program product
JP2017097851A (ja) * 2015-11-13 2017-06-01 株式会社東芝 中継装置、中継方法およびプログラム
JP2017102561A (ja) * 2015-11-30 2017-06-08 東芝ライテック株式会社 制御装置、制御方法および制御プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105683845B (zh) 用于装置检测和app配置的系统和方法
JP6239465B2 (ja) 情報機器および制御機器
JP2009135783A (ja) 通信アダプタ及びその接続情報設定方法
JP6231594B2 (ja) 制御装置、機器操作システム、制御方法及びプログラム
JP5974931B2 (ja) 通信装置
JP2017041747A (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御プログラム、制御方法及び情報処理システム
US10489055B2 (en) Z-wave controller shift in thermostats
JP2012129916A (ja) 通信装置
JP6381044B2 (ja) 中継装置、ポートマッピング設定方法、及びプログラム
JP5868476B2 (ja) 通信装置、通信システム、通信方法、及び、プログラム
JP2019174987A (ja) 通信アダプタおよびファームウェア更新方法
JP6212306B2 (ja) 機器管理装置及び機器管理システム
JP6776164B2 (ja) 管理装置、管理方法およびプログラム
JP7336857B2 (ja) 制御システム、接続状態判定方法およびプログラム
JP2014086763A (ja) ホームゲートウェイの設定引継方法、ホームゲートウェイ、及びプログラム
JP2019169960A (ja) 制御装置、機器操作システム、制御方法及びプログラム
JP2007036355A (ja) ネットワーク機器制御システム
JP6739645B2 (ja) 遠隔操作システム及び家電機器
EP3096505B1 (en) Method and apparatus for processing interactions between devices
JP2012059080A (ja) 電子機器及びファームウェアアップデート方法
JPWO2016113870A1 (ja) 宅内制御装置および宅内制御システム
JP5857927B2 (ja) 通信アダプタ及び再起動プログラム
JP2014230064A (ja) 通信システム、サーバ装置、通信方法、およびプログラム
JP2018042018A (ja) 通信装置、通信方法および通信プログラム
KR100840939B1 (ko) 전자장치 및 그 제어방법

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20190424

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190808

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200630

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200804

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210309