JP2017041747A - 情報処理装置、情報処理装置の制御プログラム、制御方法及び情報処理システム - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置の制御プログラム、制御方法及び情報処理システム Download PDF

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Abstract

【課題】結線間違いがある状況でも、自律的に通信可能な状態に移行することができる方法を提供する。【解決手段】情報処理装置100aは、特定部132、記憶部120、制御部133を備える。特定部132は、通信ポート145a〜145cに接続された機器200a〜200cが、通信ポート145a〜145cが属する通信セグメントに属していないことを検出すると、機器が属している他の通信ポートが属する他の通信セグメントを特定する。記憶部120は、特定された他の通信ポートに割り当てていた第1のアドレスと、通信ポートに割り当てていた第2のアドレスとを入れ替えて記憶する。制御部133は、機器への通信を第1のアドレスが割り当てられた前記通信ポートを用いて通信するよう制御する。【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置に関する。
情報処理装置の部品交換を行う際など、電源を切り、接続されている通信ケーブルを全て外すことがある。このような場合、作業者は、再度情報処理装置を稼動させるためには、接続されていた通信ケーブルの結線を元に戻す。
サーバの分野では、セキュリティなどの理由から、事前に通信ポートの接続先が決められている場合が多い。そのため作業者は、通信ケーブルの結線を元に戻すため、通信ポートの設定と該通信ポートの物理的位置などを仕様書などから確認し、結線する。しかし、結線作業において適切な通信ケーブルと通信ポートの接続を実施し情報処理装置を通信可能な状態に戻せるかどうかは、作業者の結線作業の的確さやスキルに依存する。そのため、人為的なミスが発生することもある。
人為的な通信ケーブルの結線間違いを防ぐために、通信ケーブルにタグ付けをし、通信ケーブルを識別するための対策などが行われている。しかし、ネットワークの設定は利用状況などにより変更されることがあり、タグと通信ケーブルの不整合が発生することがある。このため、通信ケーブルの結線間違いに対して人が判断する方法以外の解決方法が求められる。
ネットワーク中継装置において、論理情報と物理情報を自律的に結び付ける技術が知られている。ネットワーク中継装置は、ポート番号の物理情報とIP(Internet Protocol)アドレス及びVLAN(Virutal Local Area Netowrok)−IDなどの論理情報との対応付けを構成情報にて設定しない。変わりに論理情報と結び付けた識別子を設定する。そしてケーブル接続後に、これら識別子とポート番号を含んだL2パケットをネットワーク中継装置間で相互に送り合う。これをネットワーク中継装置が相互に受信することで、自装置の各ポートに接続された相手装置の識別子を識別し、論理情報と物理情報の結び付けを決定する(例えば、特許文献1を参照)。
特開2012−39542号公報
サーバの分野では、セキュリティなどの理由から、事前に通信ポートの接続先が決められている場合が多い。そのような設定環境において間違った結線がされた場合、作業者は、再度通信ケーブルの結線をやり直す。そのため、通信ポートの数が増えるほど、作業の負担が増加してしまうという問題がある。
本発明は1つの側面において、結線間違いがある状況でも、自律的に通信可能な状態に移行することを目的とする。
情報処理装置は、特定部、記憶部、制御部を備える。特定部は、通信ポートに接続された機器が、通信ポートが属する通信セグメントに属していないことを検出すると、機器が属している他の通信ポートが属する他の通信セグメントを特定する。記憶部は、特定された他の通信ポートに割り当てていた第1のアドレスと、通信ポートに割り当てていた第2のアドレスとを入れ替えて記憶する。制御部は、機器への通信を第1のアドレスが割り当てられた前記通信ポートを用いて通信するよう制御する。
本発明によれば、結線間違いがある状況でも自律的に通信可能な状態に移行とすることができる。
本実施形態に係る情報処理装置と各種機器の例を説明する図である。 本実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成の例を説明する図である。 正しい結線状況における情報処理装置の例を説明する図である。 通信部における接続確認の処理の例を説明する図である。 誤って結線された情報処理装置の例を説明する図である。 ポートリストを更新する処理の例を説明する図(その1)である。 ポートリストを更新する処理の例を説明する図(その1)である。 発信パケットフレームの例を説明する図である。 本実施形態に係る情報処理装置の処理の例を説明するフローチャートである。 本実施形態に係る情報処理装置の処理の例を説明するフローチャートである。 結線間違いが複数の通信ポートに跨ってある情報処理装置の例を説明する図である。 ポートリストを更新する処理の例を説明する図(その2)である。
サーバの分野では、セキュリティなどの理由から、事前に通信ポートの接続先が決められている場合が多い。そのような設定環境において間違った結線がされた場合、作業者は、再度通信ケーブルの結線をやり直す。そのため、通信ポートの数が増えるほど、作業の負担が増加してしまうという問題がある。
そこで本実施形態に係る情報処理装置は、通信ケーブルの結線状況に依存せず、接続したネットワークの用途に合ったIPアドレスに通信ポート設定を自動で修正する機能を提供する。
以下、図面を参照しながら、実施形態を詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る情報処理装置の処理の例を説明する図である。本実施形態に係る情報処理装置100は、制御チップ110、CPU(Central Processing Unit)141、チップセット142、メモリ143、通信ポート145a、通信ポート145b、通信ポート145cを備える。CPU141は、情報処理装置100で実行されるプログラムを実行する処理回路である。チップセット142は、情報処理装置100に搭載されている各種ハードウェア制御に用いられる。該チップセット142の制御は、CPU141からの処理命令により実行される。メモリ142は、OS(Operation System)144のプログラムを備える。
メモリ143は、ポート設定146の情報を記憶している。ポート設定146は、通信ポート145a、通信ポート145b、通信ポート145cの物理MAC(Media Access Control)アドレスと、各物理MACアドレスに対応づけられたIPアドレスを記憶している。例えば、通信ポート145aに対応するIPアドレスとして、「10.21.154.240/24」が設定されている。なお、IPアドレスにおける「/24」の表記は、CIDR(Classless Inter−Domain Routing)で、サブネットマスクの「255.255.255.0」を表す。通信ポート145bに対応するIPアドレスとして、「192.168.0.2/24」が設定されている。通信ポート145cに対応するIPアドレスとして、「192.168.1.2/24」が設定されている。
セキュリティなどの理由から、事前に通信ポートの接続先が決められている場合、例えば、通信ポート145と接続先の機器200とは、同じ通信セグメントに属するように設定される。具体的には、機器200aには、IPアドレスとして「10.21.154.1/24」が設定されている。そのため、機器200aと通信ポート145aは、「10.21.154.1〜255」の通信セグメントに属している。機器200bには、IPアドレスとして「192.168.0.1/24」が設定されている。そのため、機器200bと通信ポート145bは、「192.168.0.1〜255」の通信セグメントに属している。機器200cには、IPアドレスとして「192.168.1.1/24」が設定されている。そのため、機器200cと通信ポート145cは、「192.168.1.1〜255」の通信セグメントに属している。なお、通信ポート145と機器200とは同じ通信セグメントに属している場合には相互に通信可能であるものの、異なる通信セグメントに属している通信ポート145と機器200の間では通信はできない。
図1に示す情報処理装置100の例では、機器200bと機器200cに接続されている通信ケーブルを、作業者が誤った通信ポートに結線した場合の例である。具体的には、通信ポート145bには機器200cと接続される通信ケーブルが結線されており、通信ポート145cには機器200bと接続される通信ケーブルが結線されている。すると、情報処理装置100は、通信ポート145bと機器200cの通信セグメントが異なるため、機器200cと通信できない。同様に、情報処理装置100は、通信ポート145cと機器200bの通信セグメントが異なるため、機器200bと通信できない。
本実施形態に係る情報処理装置100は、通信ケーブルの結線状況に依存せず、接続したネットワークの用途に合ったIPアドレスに通信ポート設定を自動で修正する機能を提供する。そのため、本実施形態に係る情報処理装置100では、誤った通信ケーブルの結線状況でも、接続したネットワークの用途に合ったIPアドレスに通信ポート設定を自動で修正し、用途に合った通信を行うことができる。この機能を提供するため、情報処理装置100は、制御チップ110を備える。
以下に、図1の実施例に係る情報処理装置100の例を用いた通信ポート設定を自動で修正する機能の処理の例を順に説明する。
(A1)通信部134は、1つの通信ポートを選択し、選択した通信ポートに対応するIPアドレスの通信セグメントネットワークに対して接続確認(例えば、Ping)をする命令をCPU141に送信する。(A1)の処理は、情報処理装置100の電源が投入された際に実行されればよい。
(A1.1)通信部134は、選択された通信ポート145aが属する通信セグメントネットワークに対して接続確認(例えば、Ping)をする命令をCPU141に送信する。CPU141は、該接続確認を通信ポート145aから通信セグメントネットワークに対して送信する。通信ポート145aと同じ通信セグメントに属している機器200aは、接続確認への応答を情報処理装置100に返す。制御部133は、通信ポート145aと機器200aの接続に問題がないと判定する。
(A1.2)通信部134は、選択された通信ポート145bが属する通信セグメントネットワークに対して接続確認(例えば、Ping)をする命令をCPU141に送信する。CPU141は、該接続確認を通信ポート145bから通信セグメントネットワークに対して送信する。しかし、通信ポート145bには、異なる通信セグメントに属する機器200cが接続されているため、接続確認への応答は「応答エラー」で返される。制御部133は、通信ポート145bに接続されている機器200に問題があると判定、検出する。
(A1.3)通信部134は、選択された通信ポート145cが属する通信セグメントネットワークに対して接続確認(例えば、Ping)をする命令をCPU141に送信する。CPU141は、該接続確認を通信ポート145cから通信セグメントネットワークに対して送信する。しかし、通信ポート145cには、異なる通信セグメントに属する機器200bが接続されているため、接続確認への応答は「応答エラー」で返される。制御部133は、通信ポート145cに接続されている機器200に問題があると判定する。
(A2)特定部132は、正しい接続先を特定する処理を開始する。
(A2.1)特定部132は、応答エラーのあった通信ポート145bと接続されている機器の特定処理を開始する。特定部132は、応答エラーのあった通信ポート145bと異なる通信ポート(通信ポート145a、145c)の通信セグメントを取得する。通信部134は、通信ポート(通信ポート145a、145c)の通信セグメントネットワークに対して接続確認(例えば、Ping)をする命令をCPU141に送信する。この接続確認は、応答エラーのあった通信ポート145bから送信される。すると、通信ポート145bからの接続要求に対して、機器200cからの応答が返ってくる。特定部132は、通信ポート145bに通信ポート145cの通信セグメントに属する機器が接続されていることを特定する。
(A2.2)特定部132は、応答エラーのあった通信ポート145cと接続されている機器の特定処理を開始する。特定部132は、応答エラーのあった通信ポート145cと異なる通信ポート(通信ポート145a、145b)の通信セグメントを取得する。通信部134は、通信ポート(通信ポート145a、145b)の通信セグメントネットワークに対して接続確認(例えば、Ping)をする命令をCPU141に送信する。この接続確認は、応答エラーのあった通信ポート145cから送信される。すると、通信ポート145cからの接続要求に対して、機器200bからの応答が返ってくる。特定部132は、通信ポート145cに通信ポート145bの通信セグメントに属する機器が接続されていることを特定する。
(A3)(A1)〜(A2.2)の処理により、通信ポート145bと通信ポート145cに接続される通信ケーブルが逆に接続されていることがわかる。そこで生成部131は、OS144に記憶されているポート設定146とは別に、通信ポートに対応づけられたIPアドレスを保持するポートリスト(後述する)を更新する。図1の情報処理装置100の例において生成部131は、通信ポート145bのIPアドレスと通信ポート145cのIPアドレスとを入れ替えたポートリストを生成する。
(A4)制御部133は、以降、通信ポート145bと通信ポート145cに属する通信セグメント内の機器に通信をする場合、ポートリストに含まれるIPアドレスに基づいて通信をするようにCPU141を制御する。
このように、制御チップ110は、情報処理装置100に接続されている通信ケーブルの接続間違いを検知できる。該接続間違いを検出すると、制御チップ110は、通信ポートとIPアドレスの対応関係を修正したポートリストを生成する。制御チップ110は、ポーチリストに基づいて機器への通信を制御することで、結線間違いがある状況のまま正常に通信を可能とする。
図2は、本実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成の例を説明する図である。情報処理装置100は、プロセッサ11、メモリ12、バス15、外部記憶装置16、ネットワーク接続装置19を備える。さらにオプションとして、情報処理装置100は、入力装置13、出力装置14、媒体駆動装置17を備えても良い。情報処理装置100は、例えば、コンピュータなどで実現されることがある。
プロセッサ11は、CPU141などの任意の処理回路である。また、プロセッサ11は、制御チップ110に搭載されているMPU(Micro Processing Unit)でもよい。プロセッサ11は、生成部131、特定部132、制御部133として動作することができる。なお、プロセッサ11は、例えば、外部記憶装置16に記憶されたプログラムを実行することができる。メモリ12は、メモリ143として動作する。又、メモリ12は、制御チップ110内の記憶部120として動作してもよい。さらに、メモリ12は、プロセッサ11の動作により得られたデータや、プロセッサ11の処理に用いられるデータも、適宜、記憶する。ネットワーク接続装置19は、他の装置との通信に使用される。ネットワーク接続装置19は、通信ポート145a〜145cとして動作することができる。
入力装置13は、例えば、ボタン、キーボード、マウス等として実現され、出力装置14は、ディスプレイなどとして実現される。バス15は、プロセッサ11、メモリ12、入力装置13、出力装置14、外部記憶装置16、媒体駆動装置17、ネットワーク接続装置19の間を相互にデータの受け渡しが行えるように接続する。外部記憶装置16は、プログラムやデータなどを格納し、格納している情報を、適宜、プロセッサ11などに提供する。媒体駆動装置17は、メモリ12や外部記憶装置16のデータを可搬記憶媒体18に出力することができ、また、可搬記憶媒体18からプログラムやデータ等を読み出すことができる。ここで、可搬記憶媒体18は、フレキシブルディスク、Magnet−Optical(MO)ディスク、Compact Disc Recordable(CD−R)やDigital Versatile Disk Recordable(DVD−R)を含む、持ち運びが可能な任意の記憶媒体とすることができる。
図3は、正しい結線状況における情報処理装置の例を説明する図である。図3の情報処理装置100において、図1の情報処理装置100と同じものには同じ番号を付す。図3における情報処理装置100aでは、機器200bと通信ポート145bとが接続され、機器200cと通信ポート145cとが接続されている。そのため、全ての通信ポート145は、各機器200との通信を正常にできる状態である。
図3に示す機器200a〜200cは、夫々通信ポート145と同じ通信セグメントに属するように接続されている。このように正しい結線がされている状況において、CPU141は、メモリ143に記憶されているポート設定146に基づいた各通信ポート145のIPアドレスを取得し、機器200a〜200cなどと通信する処理を実行する。
ここで、正しい結線がされている状況であっても本実施形態に係る制御チップ110は、各通信ポート145のIPアドレスを記憶部120に記憶されるポートリスト125aから取得するようCPU141を制御してもよい。生成部131は、例えば、情報処理装置100aの電源が投入された際にポートリスト125aを生成する。なお、ポートリスト125aは、正しい結線状況として初期構成として設定された通信ポートの情報を含む。
具体的には、ポートリスト125aは、通信ポート、物理MACアドレス、仮MACアドレス、IPアドレス、設定フラグ、捜索フラグを備える。初期構成(正しい結線状況)でポートリスト125aが生成される場合、生成部131は、ポート設定146から各通信ポートに関する情報を取得する。生成部131は、各通信ポートを識別する情報(通信ポート145a〜145c)と、各通信ポートに対応する物理MACアドレスとIPアドレスをポート設定146から取得し、ポートリスト125aを生成する。
生成部131は、仮MACアドレスに物理MACアドレスと同じMACアドレスを格納させる。生成部131は、設定フラグに、「未設定」を示す情報を格納させる。生成部131は、捜索フラグに「未捜索」を示す情報を格納させる。なお、仮MACアドレス、設定フラグ、捜索フラグは、特定部132の処理で使用されるもので、詳しくは後述する。
このように、各通信ポート145に対応する物理MACアドレスとIPアドレスを含むポートリスト125aを備えることで、制御部133は、CPU141の機器200への通信を制御することができる。
図4は、通信部における接続確認の処理の例を説明する図である。図4は、通信部134における(A1)に示す処理の例である。通信部134は、情報処理装置100aの電源が投入されると、ポートリスト125aに保持されている通信ポートを1つ選択し、該通信ポートに対応するIPアドレスの通信セグメントネットワークに対して接続確認をする命令をCPU141に送信する。
接続確認は、例えば、Pingである。接続確認パケット310は、通信部134がCPU141に送信するパケットの例である。接続確認パケット310は、宛先MAC、発信元MAC、宛先IP、発信元IP、ICMP(Internet Control Message Protocol)メッセージ部を含む。宛先MACには、Broadcastアドレスを示すMACアドレスが格納される。宛先MACにBroadcastアドレスが格納されているため、接続確認パケット310は、通信ポートが属する通信セグメントネットワークに含まれる全ての機器(宛先)に送られる。発信元MACには、(A1)で選択した通信ポートのMACアドレス(発信元)がポートリスト125aに基づいて格納される。なお、宛先MACと発信元MACは、Ethernet(登録商標)フレームにおけるヘッダに属する。
宛先IPには、Broadcastアドレスを示すIPアドレスが格納される。宛先IPにBroadcastアドレスが格納されているため、接続確認パケット310は、通信ポートが属する通信セグメントネットワークに含まれる全ての機器(宛先)に送られる。発信元IPには、(A1)で選択した通信ポートのIPアドレス(発信元)がポートリスト125aに基づいて格納される。発信元IPと発信元MACが格納されていることで、接続確認パケット310を受信した各種機器は、該発信元に対して接続確認への応答を返す。なお、宛先IPと発信元IPは、Ethernet(登録商標)フレーム内のIPヘッダに属する。ICMPメッセージ部は、接続確認パケット310への応答結果のメッセージを格納する。接続確認パケット310の時点では、応答結果はまだでていないため、ICMPメッセージ部にはエラーがないことを示す情報が格納される。
応答パケット320は、接続確認パケット310に対して、通信パケットと同じ通信セグメントに属する機器から「通信に問題がない」ことを示す情報を含めて、接続確認パケット310の送信元に送信されるパケットである。応答パケット320は、宛先MAC、発信元MAC、宛先IP、発信元IP、ICMPメッセージ部を含む。宛先MACには、接続確認パケット310を発信した通信ポートのMACアドレスが格納される。発信元MACには、応答を返す機器200のMACアドレスが格納される。宛先IPには、接続確認パケット310を発信した通信ポートのIPアドレスが格納される。発信元IPには、応答を返す機器200のIPアドレスが格納される。機器200が通信ポートの通信セグメントと同じセグメントに属している場合であるため、「通信に問題がない」ことを示す情報がICMPメッセージ部に格納される。このような応答パケット320を通信部134が取得することで、通信部134は、通信ポートと同じ通信セグメントに属している機器が、該通信ポートに接続されているかを判定できる。
一方、応答パケット330は、接続確認パケット310に対して、異なる通信セグメントに属する機器200から「応答エラー」であることを示す情報を含めて、接続確認パケット310の送信元に送信されるパケットである。応答パケット330は、宛先MAC、発信元MAC、宛先IP、発信元IP、ICMPメッセージ部を含む。宛先MACには、接続確認パケット310を発信した通信ポートのMACアドレスが格納される。発信元MACには、応答を返す機器200のMACアドレスが格納される。宛先IPには、接続確認パケット310を発信した通信ポートのIPアドレスが格納される。発信元IPには、応答を返す機器200のIPアドレスが格納される。機器200が通信ポートの通信セグメントと異なるセグメントに属している場合であるため、「応答エラー」であることを示す情報がICMPメッセージ部に格納される。応答パケット330を通信部134が取得することで、通信部134は、通信ポートの通信セグメントと異なる機器が通信ポートに接続されていることを判定できる。
通信部134は、(A1)の処理で、ポートリスト125aに基づき各通信ポートが属している通信セグメントネットワークに対して、接続確認パケット310を送信する。接続確認パケット310を受信した機器200は、発信元となる通信ポートと自身が同じ通信セグメントに属しているかを判定する。自身と同じ通信セグメントに属する通信ポートから接続確認パケット310を受信している場合、機器200は、応答パケット320を送信する。自身と異なる通信セグメントに属する通信ポートから接続確認パケット310を受信している場合、機器200は、応答パケット330を送信する。このような方法で接続確認を取ることで、特定部132は、結線間違えのある通信ポートを特定することができる。
図5は、誤って結線された情報処理装置の例を説明する図である。図5の情報処理装置100bは、図3と同じものには同じ番号を付す。図5の情報処理装置100bでは、正しく結線された図3の情報処理装置100aに対して作業者が誤って作業をし、誤った結線をした場合の例である。
誤った結線が行われているため、制御チップ110は、(A1)〜(A4)の処理を実行し、接続したネットワークの用途に合ったIPアドレスに通信ポート設定を自動で修正する。その結果、初期構成時に生成されたポートリスト125aを、生成部は、ポートリスト125gのように更新する。
ポートリスト125gでは、誤った結線がされている通信ポート145bと通信ポート145cに対応する仮MACアドレスとIPアドレスとが、ポートリスト125aから入れ替えられて格納されている。具体的には、ポートリスト125aには、通信ポート145bに対応し「物理MAC:901B0E0BBB」「仮MAC:901B0E0BBB」「IPアドレス192.168.0.2/24」が格納されている。ポートリスト125aには、通信ポート145cに対応した「物理MAC:901B0E0CCC」「仮MAC:901B0E0CCC」「IPアドレス192.168.1.2/24」が格納されている。なお、ポートリストにおいてMACアドレスやIPアドレスの入れ替えが行われるものの、実際には、各機器や通信ポートのMACアドレスやIPアドレスは変更されない。
一方、ポートリスト125gには、通信ポート145bに対応させて「物理MAC:901B0E0BBB」「仮MAC:901B0E0CCC」「IPアドレス192.168.1.2/24」が格納されている。ポートリスト125gには、通信ポート145cに対応させて「物理MAC:901B0E0CCC」「仮MAC:901B0E0BBB」「IPアドレス192.168.0.2/24」が格納されている。
制御チップ110の記憶部120に更新後のポートリスト125gが記憶されている場合、制御部133は、ポートリスト125gに基づいてCPU141を制御する。例えば、CPU141が通信ポート145bを使用する場合、制御部133は、通信ポート145bのMACアドレスを「仮MAC:901B0E0CCC」、IPアドレスを「IPアドレス:192.168.1.2/24」であるとCPU141に認識させる。その結果、CPU141は、通信ポート145bを通信セグメント「192.168.1.1〜255」(通信ポート145cが属する通信セグメント)に属しているものと仮定して、機器200cと通信処理を可能となる。CPU141が通信ポート145cを使用する場合、制御部133は、通信ポート145cのMACアドレスを「仮MAC:901B0E0BBB」、IPアドレスを「IPアドレス192.168.0.2/24」であるとCPU141に認識させる。その結果、CPU141は、通信ポート145cを通信セグメント「192.168.0.1〜255」(通信ポート145bが属する通信セグメント)に属しているものと仮定して、機器200bと通信処理を可能となる。言い換えると、仮MACは、通信ポートに対して、本来の物理MACアドレスと異なるMACアドレスを割り当てるために用いられる。
以降、図6Aと図6Bを用いてポートリスト125aが更新され、ポートリスト125gまで更新されていく過程を順に説明する。図6Aと図6Bは、ポートリストを更新する処理の例を説明する図(その1)である。ポートリスト125aは、正しい結線状況として初期構成として設定された通信ポートの情報を含む。
ここで、作業者が通信ケーブルを一度全て抜き、再度結線した後の制御チップ110の処理を順に説明する。
<通信ポート145aに対するポートリスト更新処理>
通信部134は、ポートリスト125aの上から順に1つの通信ポート(例えば、通信ポート145a)を選択する。通信部134は、ポートリスト125aから通信ポート145aのIPアドレス「10.21.154.240/24」を取得する。その後、通信部134は、通信ポート145aが属する通信セグメントネットワーク「10.21.154.1〜255」に対してブロードキャストで接続確認をする命令をCPU141に送信する。通信ポート145aと同じ通信セグメントに属している機器200aは、接続確認への応答を情報処理装置100bに返す。制御部133は、通信ポート145aと機器200aの接続に問題がないと判定する。
すると、生成部131は、ポートリストの通信ポート145aに対応する設定フラグに、通信ポート145aのMACアドレスとIPアドレスの設定が完了したことを示す「設定済」を示す情報を格納する。結果、生成部131は、ポートリスト125bに示すようにポートリストを更新する。
<通信ポート145bに対するポートリスト更新処理>
次に、通信部134は、最新のポートリスト125bの上から順に1つの通信ポート(例えば、通信ポート145b)を選択する。なお、通信部134は、通信ポートを1つ選択する際、ポートリスト125の設定フラグに「設定済」が設定されている通信ポートをスキップする。通信部134は、ポートリスト125bから通信ポート145bのIPアドレス「192.168.0.2/24」を取得する。その後、通信部134は、通信ポート145bが属する通信セグメントネットワーク「192.168.0.1〜255」に対してブロードキャストで接続確認をする命令をCPU141に送信する。しかし、通信ポート145bには、異なる通信セグメントに属する機器200cが接続されているため、接続確認への応答は「応答エラー」で返される。制御部133は、通信ポート145bに接続されている機器200に問題があると判定する。
すると、生成部131は、ポートリストの通信ポート145bに対応する捜索フラグに、該通信ポート145bが属する通信セグメントの接続確認が完了したことを示す「捜索済」を示す情報を格納する。結果、生成部131は、ポートリスト125cに示すようにポートリストを更新する。
特定部132は、応答エラーのあった通信ポート145bの正しい接続先を特定する処理を開始する。特定部132は、最新のポートリスト125cの上から順に1つの通信ポート(例えば、通信ポート145a)を選択する。なお、特定部132は、通信ポートを1つ選択する際、ポートリスト125の捜索フラグに「捜索済」が設定されている通信ポートをスキップする。通信部134は、通信ポート145bから、通信ポート145aの通信セグメントネットワークに対して接続確認(例えば、Ping)をする命令をCPU141に送信する。しかし、通信ポート145bには、機器200cが接続されているため、接続確認への応答は「応答エラー」で返される。特定部132は、通信ポート145bに接続されている機器200が通信ポート145aの通信セグメントに属していないと判定する。生成部131は、ポートリストの通信ポート145aに対応する捜索フラグに、「捜索済」を示す情報を格納する。
特定部132は、最新のポートリスト125cの上から順に1つの通信ポート(例えば、通信ポート145c)を選択する。なお、特定部132は、通信ポートを1つ選択する際、ポートリスト125の捜索フラグに「捜索済」が設定されている通信ポート(通信ポート145a、145b)をスキップする。通信部134は、通信ポート145bから、通信ポート145cの通信セグメントネットワークに対して接続確認(例えば、Ping)をする命令をCPU141に送信する。すると、通信ポート145bからの接続要求に対して、機器200cからの応答が返ってくる。特定部132は、通信ポート145bに通信ポート145cの通信セグメントに属する機器が接続されていることを特定する。
生成部131は、通信ポート145bに対応する「仮MAC」と「IPアドレス」と、通信ポート145cの「仮MAC」と「IPアドレス」とを入れ替え、ポートリスト125dに示すようにポートリストを更新する。具体的に生成部131は、ポートリスト125dにおける通信ポート145bに対応させて、(通信ポート145cに属する)「仮MAC:901B0E0CCC」「IPアドレス192.168.1.2/24」を格納する。生成部131は、ポートリスト125dにおける通信ポート145cに対応させて、(通信ポート145bに属する)「仮MAC:901B0E0BBB」「IPアドレス192.168.0.2/24」を格納する。
制御チップ110は、通信ポート145bの正しい接続先を特定し、ポートリスト125を修正したため、後処理を開始する。生成部131は、ポートリスト125dにおける捜索フラグに対して全て「未捜索」を格納する。生成部131は、ポートリスト125eに示すようにポートリストを更新する。
生成部131は、ポートリストの通信ポート145bに対応する設定フラグに、通信ポート145bのMACアドレスとIPアドレスの設定が完了したことを示す「設定済」を示す情報を格納する。結果、生成部131は、ポートリスト125fに示すようにポートリストを更新する。
<通信ポート145cに対するポートリスト更新処理>
通信部134は、最新のポートリスト125fの上から順に1つの通信ポート(例えば、通信ポート145c)を選択する。なお、通信部134は、通信ポートを1つ選択する際、ポートリスト125の設定フラグに「設定済」が設定されている通信ポートをスキップする。通信部134は、ポートリスト125fから通信ポート145cのIPアドレス「192.168.0.2/24」を取得する。通信部134は、通信ポート145cが属すると設定された通信セグメントネットワーク「192.168.0.1〜255」に対してブロードキャストで接続確認をする命令をCPU141に送信する。「192.168.0.1〜255」に属している機器200aは、接続確認への応答を情報処理装置100bに返す。制御部133は、通信ポート145cと機器200bの接続に問題がないと判定する。
生成部131は、ポートリストの通信ポート145cに対応する設定フラグに、通信ポート145cのMACアドレスとIPアドレスの設定が完了したことを示す「設定済」を示す情報を格納する。結果、生成部131は、ポートリスト125gに示すようにポートリストを更新する。
このように、制御チップ110は、情報処理装置100bに接続されている通信ケーブルの接続間違いを検出すると、通信ポートとIPアドレスの対応関係を修正したポートリストを生成する。制御チップ110は、ポーチリストに基づいて機器への通信を制御することで、結線間違いがある状況のまま正常に通信を可能とする。
図7は、発信パケットフレームの例を説明する図である。誤った結線状況を修正した情報を保持するポートリスト125gを用いて、制御部133は、CPU141の機器との通信処理を制御する。
例えば、通信ポート145bを用いた通信をしたい場合、CPU141は、ポート設定146に基づいて発信パケット410を生成する。発信パケット410は、宛先MAC、発信元MAC、宛先IP、発信元IPを少なくとも含む。宛先MACには、宛先となる機器のMACアドレスが格納される。発信元MACには、通信ポート145bのMACアドレスが格納される。宛先IPには、宛先となる機器のIPアドレスが格納される。発信元IPには、通信ポート145bのIPアドレスが格納される。
ここで、制御部133は、最新のポートリスト125gに基づいて発信パケット410を変換する。制御部133は、ポートリスト125から、発信パケット410に含まれる発信元MACと一致する仮MACを備える通信ポートを特定する。通信ポート145bのMACアドレスは、ポートリスト125gの通信ポート145cの仮MACアドレスと一致する。制御部133は、発信パケット410の発信元MACに、通信ポート145cのMACアドレスを格納する。
そのため、CPU141で通信ポート145bを使用した通信処理を実行する場合、実際には、通信ポート145cから該通信処理が行われる。
図8Aと図8Bは、本実施形態に係る情報処理装置の処理の例を説明するフローチャートである。制御部133は、全ての通信ポートに通信ケーブルが結線されていることを確認する(ステップS101)。生成部131は、ポートリストの設定フラグを全て「未設定」に変更する(ステップS102)。通信部134は、ポートリストの設定フラグに「未設定」の通信ポートがあるかを判定する(ステップS103)。ポートリストの設定フラグに「未設定」が設定されている通信ポートがある場合(ステップS103でYES)、通信部134は、未設定が設定されている通信ポートを1つ選択する(ステップS104)。通信部134は、選択した通信ポートが属する通信セグメントネットワークに対してブロードキャストで接続確認をする命令をCPU141に送信する(ステップS105)。制御部133は、接続確認に対する応答として、応答エラーを受信したかを判定する(ステップS106)。接続確認の結果で応答エラーでなかった場合(ステップS106でNO)、生成部131は、ポートリスト内の選択した通信ポート145に対応する設定フラグに、「設定済」を示す情報を格納する(ステップS107)。制御チップ110は、ステップS107の処理が終了すると、処理をステップS103から繰り返す。
通信部134は、ポートリストの捜索フラグに「未捜索」の通信ポートがあるかを判定する(ステップS109)。ポートリストの捜索フラグに「未捜索」が設定されている通信ポートがある場合(ステップS109でYES)、通信部134は、未捜索が設定されている通信ポートを1つ選択する(ステップS110)。通信部134は、選択した通信ポートが属する通信セグメントネットワークに対してブロードキャストで接続確認をする命令をCPU141に送信する(ステップS111)。制御部133は、接続確認に対する応答として、応答エラーを受信したかを判定する(ステップS112)。応答エラーがない場合(ステップS112でNO)、生成部131は、ポートリストを更新する(ステップS113)。生成部131は、ステップS106で応答エラーのあった通信ポートのMACアドレス、IPアドレスと、ステップS112で応答エラーのない通信ポートのMACアドレス、IPアドレスとをポートリスト内で入れ替えてポートリストを更新する。ステップS113の処理が終了すると、制御チップ110は、処理をステップS107から繰り返す。
応答エラーがある場合(ステップS112でYES)、生成部131は、ステップS110で選択した通信ポートに対応したポートリスト内の捜索フラグに「捜索済」を設定し、更新する(ステップS114)。ステップS114の処理が終了すると、制御チップ110は、処理をステップS108から繰り返す。ポートリストの捜索フラグに「未捜索」が設定されている通信ポートがない場合(ステップS109でNO)、生成部131は、全ての通信ポートの捜索フラグに未捜索を設定するようにポートリストを更新する(ステップS115)。ステップS115の処理が終了すると、制御チップ110は、処理をステップS108から繰り返す。
ポートリストの設定フラグに「未設定」が設定されている通信ポートがない場合(ステップS103でNO)、制御チップ110は、ポートリストを更新する処理を終了する。
このように、制御チップ110は、情報処理装置100bに接続されている通信ケーブルの接続間違いを検出すると、通信ポートとIPアドレスの対応関係を修正したポートリストを生成する。制御チップ110は、ポーチリストに基づいて機器への通信を制御することで、結線間違いがある状況のまま正常に通信を可能とする。
<その他>
図1〜図8の実施形態に係る情報処理装置は、2つの通信ポートで結線間違いがある場合の例である。結線間違いが複数の通信ポートに跨ってされたとしても、本実施形態に係る情報処理装置は、通信ポートとIP、MACアドレスの対応関係を修正して通信可能な状況に自動的に移行できる。
図9は、結線間違いが複数の通信ポートに跨ってある情報処理装置の例を説明する図である。図9の情報処理装置100cにおいて、図1の情報処理装置100と同じものには同じ番号を付す。図9における情報処理装置100cでは、機器200aと通信ポート145b、機器200bと通信ポート145c、機器200cと通信ポート145aが接続されている。すると、機器200が属する通信セグメントと通信ポート145が属する通信セグメントが同じものがなく、全ての通信ポートから機器への通信はできない状態である。
そこで、制御チップ110は、(A1)〜(A4)の処理を実行し、接続したネットワークの用途に合ったIPアドレスに通信ポート設定を自動で修正する。記憶部120には、初期構成(正しい結線がなされた場合)におけるポートリスト500aが記憶されている。制御チップ110は、接続したネットワークの用途に合ったIPアドレスに通信ポート設定を自動で修正し、ポートリスト500aをポートリスト500dのように更新する。
ポートリスト500dには、通信ポート145aに対応させて「物理MAC:901B0E0AAA」「仮MAC:901B0E0CCC」「IPアドレス192.168.1.2/24」が格納されている。ポートリスト500dには、通信ポート145bに対応させて「物理MAC:901B0E0BBB」「仮MAC:901B0E0AAA」「IPアドレス10.21.154.240/24」が格納されている。ポートリスト500dには、通信ポート145cに対応させて「物理MAC:901B0E0CCC」「仮MAC:901B0E0BBB」「IPアドレス192.168.0.2/24」が格納されている。
制御チップ110の記憶部120に更新後のポートリスト500dが記憶されている場合、制御部133は、ポートリスト500dに基づいてCPU141を制御する。例えば、CPU141が通信ポート145aを使用する場合、制御部133は、通信ポート145aのMACアドレスを「仮MAC:901B0E0CCC」、IPアドレスを「IPアドレス:192.168.1.2/24」であるとCPU141に認識させる。その結果、CPU141は、通信ポート145aを通信セグメント「192.168.1.1〜255」(通信ポート145cが属する通信セグメント)に属しているものと仮定して、機器200cと通信処理を可能となる。CPU141が通信ポート145bを使用する場合、制御部133は、通信ポート145bのMACアドレスを「仮MAC:901B0E0AAA」、IPアドレスを「IPアドレス10.21.154.240/24」であるとCPU141に認識させる。その結果、CPU141は、通信ポート145bを通信セグメント「10.21.154.1〜255」(通信ポート145aが属する通信セグメント)に属しているものと仮定して、機器200aと通信処理を可能となる。CPU141が通信ポート145cを使用する場合、制御部133は、通信ポート145cのMACアドレスを「仮MAC:901B0E0BBB」、IPアドレスを「IPアドレス192.168.0.2/24」であるとCPU141に認識させる。その結果、CPU141は、通信ポート145cを通信セグメント「192.168.0.1〜255」(通信ポート145bが属する通信セグメント)に属しているものと仮定して、機器200bと通信処理を可能となる。
以降、図10を用いてポートリスト500aが更新され、ポートリスト500dまで更新されていく過程を順に説明する。図10は、ポートリストを更新する処理の例を説明する図(その2)である。ポートリスト500aは、正しい結線状況として初期構成として設定された通信ポートの情報を含む。
ここで、作業者が通信ケーブルを一度全て抜き、再度結線した後の制御チップ110の処理を順に説明する。
<通信ポート145aに対するポートリスト更新処理>
通信部134は、ポートリスト500aの上から順に1つの通信ポート(例えば、通信ポート145a)を選択する。通信部134は、ポートリスト500aから通信ポート145aのIPアドレス「10.21.154.240/24」を取得する。その後、通信部134は、通信ポート145aが属する通信セグメントネットワーク「10.21.154.1〜255」に対してブロードキャストで接続確認をする命令をCPU141に送信する。しかし、通信ポート145aには、異なる通信セグメントに属する機器200cが接続されているため、接続確認への応答は「応答エラー」で返される。制御部133は、通信ポート145aに接続されている機器200に問題があると判定する。
すると、生成部131は、ポートリストの通信ポート145aに対応する捜索フラグに、該通信ポート145aが属する通信セグメントの接続確認が完了したことを示す「捜索済」を示す情報を格納する。
特定部132は、応答エラーのあった通信ポート145aの正しい接続先を特定する処理を開始する。特定部132は、最新のポートリスト500aの上から順に1つの通信ポート(例えば、通信ポート145b)を選択する。なお、特定部132は、通信ポートを1つ選択する際、ポートリスト500の捜索フラグに「捜索済」が設定されている通信ポートをスキップする。通信部134は、通信ポート145aから、通信ポート145bの通信セグメントネットワークに対して接続確認(例えば、Ping)をする命令をCPU141に送信する。しかし、通信ポート145aには、機器200cが接続されているため、接続確認への応答は「応答エラー」で返される。特定部132は、通信ポート145aに接続されている機器200が通信ポート145bの通信セグメントに属していないと判定する。生成部131は、ポートリストの通信ポート145bに対応する捜索フラグに、「捜索済」を示す情報を格納する。
特定部132は、最新のポートリスト500cの上から順に1つの通信ポート(例えば、通信ポート145c)を選択する。なお、特定部132は、通信ポートを1つ選択する際、ポートリスト500の捜索フラグに「捜索済」が設定されている通信ポート(通信ポート145a、145b)をスキップする。通信部134は、通信ポート145aから、通信ポート145cの通信セグメントネットワークに対して接続確認(例えば、Ping)をする命令をCPU141に送信する。すると、通信ポート145aからの接続要求に対して、機器200cからの応答が返ってくる。特定部132は、通信ポート145aに通信ポート145cの通信セグメントに属する機器が接続されていることを特定する。
生成部131は、通信ポート145aに対応する「仮MAC」と「IPアドレス」と、通信ポート145cの「仮MAC」と「IPアドレス」とを入れ替え、ポートリスト500bに示すようにポートリストを更新する。具体的に生成部131は、通信ポート145aに対応させて、(通信ポート145cに属する)「仮MAC:901B0E0CCC」「IPアドレス192.168.1.2/24」をポートリストに格納する。生成部131は、通信ポート145cに対応させて、(通信ポート145aに属する)「仮MAC:901B0E0AAA」「IPアドレス10.21.154.240/24」を格納する。
制御チップ110は、通信ポート145aの正しい接続先を特定し、ポートリスト500を修正したため、後処理を開始する。生成部131は、ポートリスト500における捜索フラグに対して全て「未捜索」を格納する。生成部131は、ポートリスト500bに示すようにポートリストを更新する。
生成部131は、ポートリストの通信ポート145aに対応する設定フラグに、通信ポート145aのMACアドレスとIPアドレスの設定が完了したことを示す「設定済」を示す情報を格納する。結果、生成部131は、ポートリスト500bに示すようにポートリストを更新する。
<通信ポート145bに対するポートリスト更新処理>
通信部134は、最新のポートリスト500bの上から順に1つの通信ポート(例えば、通信ポート145b)を選択する。通信部134は、ポートリスト500bから通信ポート145bのIPアドレス「192.168.0.2/24」を取得する。その後、通信部134は、通信ポート145bが属する通信セグメントネットワーク「192.168.0.1〜255」に対してブロードキャストで接続確認をする命令をCPU141に送信する。しかし、通信ポート145bには、異なる通信セグメントに属する機器200aが接続されているため、接続確認への応答は「応答エラー」で返される。制御部133は、通信ポート145bに接続されている機器200に問題があると判定する。
すると、生成部131は、ポートリストの通信ポート145bに対応する捜索フラグに、該通信ポート145bが属する通信セグメントの接続確認が完了したことを示す「捜索済」を示す情報を格納する。
特定部132は、応答エラーのあった通信ポート145bの正しい接続先を特定する処理を開始する。特定部132は、最新のポートリスト500bの上から順に1つの通信ポート(例えば、通信ポート145a)を選択する。なお、特定部132は、通信ポートを1つ選択する際、ポートリスト500の捜索フラグに「捜索済」が設定されている通信ポートをスキップする。通信部134は、通信ポート145bから、通信ポート145aの通信セグメントネットワークに対して接続確認(例えば、Ping)をする命令をCPU141に送信する。ここで、通信ポート145aの通信セグメントは、初期構成における通信ポート145cに属する「192.168.1.1〜255」である。しかし、通信ポート145bには、「192.168.1.1〜255」とは異なる通信セグメントに属する機器200aが接続されているため、接続確認への応答は「応答エラー」で返される。特定部132は、通信ポート145bに接続されている機器200が通信ポート145aの通信セグメントに属していないと判定する。生成部131は、ポートリストの通信ポート145aに対応する捜索フラグに、「捜索済」を示す情報を格納する。
特定部132は、最新のポートリスト500bの上から順に1つの通信ポート(例えば、通信ポート145c)を選択する。なお、特定部132は、通信ポートを1つ選択する際、ポートリスト500の捜索フラグに「捜索済」が設定されている通信ポート(通信ポート145a、145b)をスキップする。通信部134は、通信ポート145bから、通信ポート145cの通信セグメントネットワークに対して接続確認(例えば、Ping)をする命令をCPU141に送信する。ここで、通信ポート145cの通信セグメントは、初期構成における通信ポート145aに属する「10.21.154.1〜255」である。通信ポート145bには、「10.21.154.1〜255」の通信セグメントに属する機器200aが接続されているため、接続要求に対して、機器200aからの応答が返ってくる。特定部132は、通信ポート145bに通信ポート145a(ポートリスト500b上の通信ポート145c)の通信セグメントに属する機器が接続されていることを特定する。
生成部131は、通信ポート145bに対応する「仮MAC」と「IPアドレス」と、通信ポート145cの「仮MAC」と「IPアドレス」とを入れ替え、ポートリスト500cに示すようにポートリストを更新する。具体的に生成部131は、通信ポート145bに対応させて、(通信ポート145aに属する)「仮MAC:901B0E0AAA」「IPアドレス10.21.154.240/24」をポートリストに格納する。生成部131は、通信ポート145cに対応させて、(通信ポート145bに属する)「仮MAC:901B0E0BBB」「IPアドレス192.168.0.2/24」を格納する。
制御チップ110は、通信ポート145bの正しい接続先を特定し、ポートリスト500を修正したため、後処理を開始する。生成部131は、ポートリスト500における捜索フラグに対して全て「未捜索」を格納する。生成部131は、ポートリスト500cに示すようにポートリストを更新する。
生成部131は、ポートリストの通信ポート145bに対応する設定フラグに、通信ポート145bのMACアドレスとIPアドレスの設定が完了したことを示す「設定済」を示す情報を格納する。結果、生成部131は、ポートリスト500cに示すようにポートリストを更新する。
<通信ポート145cに対するポートリスト更新処理>
通信部134は、最新のポートリスト500cの上から順に1つの通信ポート(例えば、通信ポート145c)を選択する。なお、通信部134は、通信ポートを1つ選択する際、ポートリスト500の設定フラグに「設定済」が設定されている通信ポートをスキップする。通信部134は、ポートリスト500cから通信ポート145cのIPアドレス「192.168.1.2/24」を取得する。その後、通信部134は、通信ポート145cが属する通信セグメントネットワーク「192.168.1.1〜255」に対してブロードキャストで接続確認をする命令をCPU141に送信する。通信ポート145cと同じ通信セグメント「192.168.1.1〜255」に属している機器200bは、接続確認への応答を情報処理装置100cに返す。制御部133は、通信ポート145aと機器200bの接続に問題がないと判定する。
すると、生成部131は、ポートリストの通信ポート145cに対応する設定フラグに、通信ポート145cのMACアドレスとIPアドレスの設定が完了したことを示す「設定済」を示す情報を格納する。結果、生成部131は、ポートリスト125dに示すようにポートリストを更新する。
このように、制御チップ110は、情報処理装置100bに接続されている通信ケーブルの接続間違いを検出すると、通信ポートとIPアドレスの対応関係を修正したポートリストを生成する。制御チップ110は、ポーチリストに基づいて機器への通信を制御することで、結線間違いがある状況のまま正常に通信を可能とする。
100 情報処理装置
110 制御チップ
120 記憶部
125a、125b ポートリスト
131 生成部
132 特定部
133 制御部
134 通信部
141 CPU
142 チップセット
143 メモリ
144 OS
145、145a〜145c 通信ポート
146 ポート設定
200a〜200c 機器

Claims (7)

  1. 通信ポートに接続された機器が、前記通信ポートが属する通信セグメントに属していないことを検出すると、前記機器が属している他の通信ポートが属する他の通信セグメントを特定する特定部と、
    特定された前記他の通信ポートに割り当てていた第1のアドレスと、前記通信ポートに割り当てていた第2のアドレスとを入れ替えて記憶する記憶部と、
    前記機器への通信を前記第1のアドレスが割り当てられた前記通信ポートを用いて通信するよう制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記記憶部は、
    前記通信ポートに対応させて、前記他の通信ポートに割当てていた前記第1のアドレスと前記第1のアドレスに対応する第1の物理MAC(Media Access Control)アドレスとを一時的に記憶している
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 通信ポートに接続された機器が、前記通信ポートが属する通信セグメントに属していないことを検出すると、前記機器が属している他の通信ポートが属する他の通信セグメントを特定し、
    特定された前記他の通信ポートに割り当てていた第1のアドレスと、前記通信ポートに割り当てていた第2のアドレスとを入れ替えてメモリに記憶させ、
    前記機器への通信を前記第1のアドレスが割り当てられた前記通信ポートを用いて通信するよう制御する
    ことを特徴とする情報処理装置の制御プログラム。
  4. 前記通信ポートに対応させて、前記他の通信ポートに割当てていた前記第1のアドレスと前記第1のアドレスに対応する第1の物理MACアドレスとを一時的にメモリに記憶させる
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置の制御プログラム。
  5. 通信ポートに接続された機器が、前記通信ポートが属する通信セグメントに属していないことを検出すると、前記機器が属している他の通信ポートが属する他の通信セグメントを特定し、
    特定された前記他の通信ポートに割り当てていた第1のアドレスと、前記通信ポートに割り当てていた第2のアドレスとを入れ替えてメモリに記憶させ、
    前記機器への通信を前記第1のアドレスが割り当てられた前記通信ポートを用いて通信するよう制御する
    ことを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  6. 前記通信ポートに対応させて、前記他の通信ポートに割当てていた前記第1のアドレスと前記第1のアドレスに対応する第1の物理MACアドレスとを一時的にメモリに記憶させる
    ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置の制御方法。
  7. 通信ポートに接続された機器が、前記通信ポートが属する通信セグメントに属していないことを検出すると、前記機器が属している他の通信ポートが属する他の通信セグメントを特定する特定装置と、
    特定された前記他の通信ポートに割り当てていた第1のアドレスと、前記通信ポートに割り当てていた第2のアドレスとを入れ替えて記憶する記憶装置と、
    前記機器への通信を処理するプロセッサと、
    前記機器への通信を前記第1のアドレスが割り当てられた前記通信ポートを用いて通信するよう前記プロセッサを制御する制御装置と、
    を備えることを特徴とする情報処理システム。
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