JP2005286681A - 中継機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】
IGMPをサポートしていない端末へマルチキャストのデータパケットを配信する場合に、端末が接続しているポートを移動しても、移動した端末へデータを効率よく配信することができる中継機器を提供すること。
【解決手段】
本発明にかかる中継機器は、ルータ110と、端末130aとの通信を中継するレイヤ2スイッチ120であって、配信先アドレスリストと、学習アドレスリストと、配信識別子リストとを格納する記憶部と、学習アドレスリストを設定する中継部と、配信識別子リストを設定する制御部とを備え、中継部は、ルータ110からパケットを受信した場合に、配信識別子リストに基づいて、該当するインタフェースから当該パケットを端末130aへ送信するものである。
【選択図】 図1
IGMPをサポートしていない端末へマルチキャストのデータパケットを配信する場合に、端末が接続しているポートを移動しても、移動した端末へデータを効率よく配信することができる中継機器を提供すること。
【解決手段】
本発明にかかる中継機器は、ルータ110と、端末130aとの通信を中継するレイヤ2スイッチ120であって、配信先アドレスリストと、学習アドレスリストと、配信識別子リストとを格納する記憶部と、学習アドレスリストを設定する中継部と、配信識別子リストを設定する制御部とを備え、中継部は、ルータ110からパケットを受信した場合に、配信識別子リストに基づいて、該当するインタフェースから当該パケットを端末130aへ送信するものである。
【選択図】 図1
Description
本発明は、中継機器に関するものであり、特に、パケットをマルチキャストアドレスで送信する配信装置と、パケットをマルチキャストアドレスで受信、端末識別アドレスで送受信する端末との通信を中継する中継機器に関する。
インターネットに代表されるネットワークは、電子メールやWebデータ、音声、映像など様々なデータの通信に利用されている。ピアツーピア通信などのように単一の相手を指定して通信することをユニキャスト通信といい、映像の配信等のように、マルチキャストアドレスによりマルチキャストグループの複数の相手を指定して通信することをマルチキャスト通信という。マルチキャスト通信では、特定多数の通信相手へ、通信回線を圧迫することなく効率よく転送することができる。また、マルチキャスト通信を実現するためのプロトコルとして、IGMP(Internet Group Management Protocol)が知られている。
図8に、マルチキャスト通信を行うことができる、従来の通信システム800の一例を示す。この通信システム800は、図に示されるように、ルータ810、レイヤ2スイッチ820、IGMP端末830a、830b及び830cを備えている。ルータ810は、LANケーブル等により、レイヤ2スイッチ820のポート4に接続されており、IGMP端末830a、830b及び830cは、同様に、レイヤ2スイッチ820のポート1、ポート2及びポート3にそれぞれ接続されている。また、マルチキャストアドレスが「01AB」のマルチキャストグループには、IGMP端末830a及び830bが属している。
IGMP端末830a、830b及び830cは、IGMPをサポートしている端末であり、IGMPの制御パケットをルータ810と送受信し、ルータ810から配信されるマルチキャストのデータパケットを受信することができる。
ここで、図9を用いて、IGMPの制御パケットやデータパケットに用いられるパケットのフォーマットの一例について説明する。このパケットは、図に示されるように、”宛先アドレス”、”送信元アドレス”、”プロトコルタイプ”、”メッセージタイプ”及び”データ”から構成されている。この”宛先アドレス”及び”送信元アドレス”は、ここでは、MACアドレスを示している。例えば、IGMPの制御パケットの場合には、”プロトコルタイプ”にIGMPの識別子、”メッセージタイプ”にIGMPの制御パケットである「クエリー」や、「レポート」、「リーブ」等の識別子が格納される。また、マルチキャストのデータパケットの場合には、”宛先アドレス”にマルチキャストアドレス、”送信元アドレス”に送信機器の端末識別アドレス(単にアドレスともいう)、”データ”に送信するデータが格納され、ユニキャストのデータパケットの場合には、”宛先アドレス”に受信機器のアドレス、”送信元アドレス”に送信機器のアドレス、”データ”に送信するデータが格納される。
図8において、ルータ810がマルチキャストのデータパケットを送信する場合、まず、ルータ810は、IGMP端末830a、830b及び830cへ、「クエリー」パケットを送信する。そして、IGMP端末830a及830bは、マルチキャストアドレス「01AB」をデータに含む「レポート」メッセージを、ルータ810へ送信する。これにより、ルータ810は、マルチキャストアドレス「01AB」のマルチキャストグループを認識し、マルチキャストアドレスが「01AB」のデータパケットをレイヤ2スイッチ820を介して送信する。
また、レイヤ2スイッチ820は、中継するパケットの宛先アドレス及び送信元アドレスを監視し、送信するポートの制御を行っている。例えば、レイヤ2スイッチ820は、送信元アドレスがIGMP端末830aのアドレスであるパケットをポート1から受信すると、その後、宛先アドレスがIGMP端末830aのアドレスであるパケットを他のポートから受信した場合に、当該パケットを他のポートには送信せずに、ポート1のみから送信する。
しかしながら、レイヤ2スイッチ820は、一般に、中継するパケットの宛先アドレス及び送信元アドレスのみしか監視していないため、マルチキャストアドレスが「01AB」のデータパケットを送信すべきポートの特定をすることができない。したがって、マルチキャストアドレスのデータパケットをポート1、2及び3の全てのポートから送信してしまい、帯域幅を無駄に消費してしまうという問題がある。
このような問題を解決する方法の1つにIGMPスヌーピングが知られている。IGMPスヌーピングとは、IGMPの制御パケットを監視し、マルチキャストのデータパケットを送信するポートを制御することをいう。例えば、レイヤ2スイッチ820は、IGMPスヌーピングを行うことにより、「クエリー」パケットや、「レポート」パケット等を監視し、マルチキャストアドレスが「01AB」のマルチキャストグループに属するIGMP端末830a及び830bが、ポート1及び2に接続されていることを検出することができる。これにより、ルータ810から送信されたマルチキャストアドレスが「01AB」のパケットを、ポート3からは送信せずに、ポート1及び2からのみ送信することができる。また、この方法では、例えば、IGMP端末830aをポート1からポート3へ接続し直した場合にも、IGMPの制御パケットを監視しているため、ポート1ではなくポート3へ送信することができる。
一方、IGMP等のマルチキャストをサポートしていない端末も数多く存在しいる。このような端末においては、マルチキャスト通信を利用できず、さらに、端末が接続されたレイヤ2スイッチ820では、IGMPスヌーピングを行うことができないため、上述と同様に、全てのポートにマルチキャストのパケットを送信してしまうという問題がある。
IGMPをサポートしていない端末に、効率よく、マルチキャストデータを配信する方法の1つとして、レイヤ2スイッチ820に、マルチキャストアドレスと配信するポートの対応付けをあらかじめ登録しておく方法が知られている。
図10に、マルチキャストアドレスと配信するポートとを対応付ける配信ポートリストを示す。例えば、図に示すように、マルチキャストアドレス「01AB」とポート1及び2を対応付けておく。レイヤ2スイッチ820は、ルータ810からマルチキャストアドレスが「01AB」のパケットを受信した場合、この配信ポートリストを参照し、当該パケットをポート1及び2から送信する。
しかしながら、この方法では、ポート1に接続していた端末を、ポート3へ移動した場合にも、マルチキャストアドレスが「01AB」のパケットをポート1及び2から送信してしまうという問題がある。
尚、従来のマルチキャストパケットの通信制御方法として特許文献1が知られている。
特開2002−44143号公報
このように、従来の中継機器では、マルチキャストアドレスに対応するポートの固定的な設定しか行えなかったため、マルチキャストのデータパケットを配信する場合に、端末が接続されているポートを移動すると、移動した端末へデータを配信することができないという問題点があった。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、端末へマルチキャストのデータパケットを配信する場合に、端末が接続されているポートを移動しても、移動した端末へデータを配信することができる中継機器を提供することを目的とする。
本発明にかかる中継機器は、マルチキャストアドレスを含むパケットを送信可能な配信装置と、端末識別アドレスを含むパケットを送受信し、前記端末識別アドレスにより識別される端末との通信を中継する中継機器であって、マルチキャストアドレスと前記端末の端末識別アドレスを対応付ける配信先アドレスリストと、前記端末の端末識別アドレス及び端末へ送信する前記中継機器のインタフェースの識別子(例えば、本実施形態におけるレイヤ2スイッチのポート)を対応付ける学習アドレスリストと、前記マルチキャストアドレス、前記インタフェースの識別子及び前記端末の端末識別アドレスを対応付ける配信識別子リストとを格納する記憶部と、前記端末から受信したパケットに含まれる端末識別アドレス及び当該パケットを受信した前記インタフェースの識別子に基づき、前記学習アドレスリストを設定する中継部と、前記配信先アドレスリスト及び前記学習アドレスリストに基づき、前記配信識別子リストを設定する制御部とを備え、前記中継部は、前記配信装置からマルチキャストアドレスを含むパケットを受信した場合に、前記配信識別子リストに基づいて、対応するインタフェースから当該パケットを端末へ送信するものである。これにより、マルチキャストのデータパケットを効率よく配信でき、さらに、端末が接続されるインタフェースをあらかじめ特定せずに配信することができる。
上述の中継機器において、前記中継部は、前記端末から受信したパケットに含まれる端末識別アドレスが、前記学習アドレスリストに存在しない場合に、当該端末識別アドレス及び当該パケットを受信したインタフェースの識別子を前記学習アドレスリストに追加し、前記制御部は、前記追加された端末識別アドレスが、前記配信先アドレスリストに存在する場合に、該当するマルチキャストアドレス、当該インタフェースの識別子及び前記端末の端末識別アドレスを前記配信識別子リストに追加してもよい。これにより、接続された端末を自動的に検出し、当該端末へマルチキャストのパケットの転送を開始することができる。
上述の中継機器において、前記中継部は、前記学習アドレスリストに設定されている端末識別アドレスを含むパケットを、一定時間、受信しない場合に、当該端末識別アドレス及び当該インタフェースの識別子を前記学習アドレスリストから削除し、前記制御部は、前記削除された端末識別アドレスが、前記配信先アドレスリストに存在する場合に、該当するマルチキャストアドレス、当該インタフェースの識別子及び前記端末の端末識別アドレスを前記配信識別子リストから削除してもよい。これにより、切断された端末を自動的に検出し、当該端末へマルチキャストのパケットの転送を停止することができる。
上述の中継機器において、前記中継部は、前記端末から受信したパケットに含まれる端末識別アドレスが、前記学習アドレスリストに存在し、かつ、当該パケットを受信したインタフェースの識別子が、前記学習アドレスリストに設定されている識別子と一致しない場合に、前記学習アドレスリストに設定されている識別子を当該パケットを受信したインタフェースの識別子に変更し、前記制御部は、前記変更されたインタフェースの識別子の端末識別アドレスが、前記配信先アドレスリストに存在する場合に、前記配信識別子リストに設定されているインタフェースの識別子を当該パケットを受信したインタフェースの識別子に変更してもよい。これにより、接続されているインタフェースが変更された端末を自動的に検出し、当該端末へマルチキャストのパケットの適切なインタフェースから転送できる。
また、本発明にかかる中継機器は、マルチキャストアドレスを含むパケットを送信可能な配信装置と、端末識別アドレスを含むパケットを送受信し、前記端末識別アドレスにより識別される端末との通信を中継する中継機器であって、マルチキャストアドレスと前記端末の端末識別アドレスを対応付ける配信先アドレスリストを格納する記憶部と、前記端末から受信したパケットに含まれる端末識別アドレス、前記パケットを受信した前記中継機器のインタフェースの識別子及び前記配信先アドレスリストに基づき、前記端末へ送信するインタフェースを特定する制御部と、前記配信装置から受信したパケットを、前記制御部において特定されたインタフェースから、前記端末へ送信する中継部とを備えるものである。これにより、マルチキャストのデータパケットを効率よく配信でき、さらに、端末が接続されるインタフェースをあらかじめ特定せずに配信することができる。
また、本発明にかかる中継機器は、マルチキャストアドレスを含むパケットを送信可能な配信装置と、端末識別アドレスを含むパケットを送受信し、前記端末識別アドレスにより識別される端末との通信を中継する中継機器であって、マルチキャストアドレスと、端末識別アドレスと、中継機器のインタフェースの識別子を互いに関連付けて格納する記憶部と、前記端末から受信したパケットに含まれる端末識別アドレスと、当該パケットを受信したインタフェースの識別子に基づいて、前記記憶部の端末識別アドレスとインタフェースの識別子を設定する手段と、前記配信装置からマルチキャストアドレスを含むパケットを受信した場合に、前記記憶部に格納された情報に基づいて、当該端末識別アドレスに対応するインタフェースを介して、当該パケットを端末に対して送信するものである。これにより、マルチキャストのデータパケットを効率よく配信でき、さらに、端末が接続されるインタフェースをあらかじめ特定せずに配信することができる。
本発明によれば、端末へマルチキャストのデータパケットを配信する場合に、端末が接続しているポートを移動しても、移動した端末へデータを効率よく配信することができる中継機器を提供することができる。
まず、図1を用いて、本実施形態にかかる通信システム100の構成について説明する。この通信システム100は、図に示されるように、ルータ110、レイヤ2スイッチ120、端末130a、130b及び130cを備えている。ルータ110は、LANケーブル等により、レイヤ2スイッチのポート4に接続されており、端末130a、130b及び130cは、同様に、レイヤ2スイッチ120のポート1、ポート2及びポート3にそれぞれ接続されている。また、マルチキャストアドレスが「01AB」のマルチキャストグループには、端末130a及び130bが属している。端末130a、130b及び130cのユニキャストのアドレスは、それぞれの「A」、「B」及び「C」である。
通信システム100は、IGMP等のマルチキャストのプロトコルをサポートしていない端末130a、130b及び130cに対し、レイヤ2スイッチ120によって、マルチキャストのデータパケットを効率よく配信することができる。また、端末130aと130cの間や、その他の通信機器間でユニキャストのデータパケットを、レイヤ2スイッチ120を介して送受信することもできる。尚、通信システム100において、送受信されるパケットのフォーマットは、例えば、図9に示されるフォーマットである。
例えば、ルータ110には、図示しない、マルチキャストのデータパケットを配信する配信サーバやインターネット等の他のネットワークが接続されている。配信サーバから受信したマルチキャストのデータパケットを、ルータ110が受信し、レイヤ2スイッチ120を介して、マルチキャストグループに属する端末130a及び130bへ配信する。
ルータ110は、他のネットワークから受信したマルチキャストのデータパケットを中継することができる中継機器である。ルータ110は、他のネットワークからのマルチキャストのデータパケットを中継できれば、ルータに限らず、レイヤ3スイッチ、ゲートウェイ等でもよい。ルータ110は、他のネットワークからマルチキャストのデータパケットを受信するために、DVMRP(Distance Vector Multicast Routing Protocol)やPIM−DM(Protocol Independent Multicast-Dense Mode)等のマルチキャストルーティングプロトコルをサポートしていることが好ましい。また、ルータ110は、マルチキャストアドレスが「01AB」のマルチキャストグループにデータパケットを転送するために、あらかじめルータ110内のルーティングテーブル等にマルチキャストアドレスを設定してもよい。
例えば、ルータ110は、他のネットワークからパケットを受信すると、宛先アドレス等とルーティングテーブルを参照し、アドレスがマルチキャストグループのアドレスであれば、レイヤ2スイッチ120へ当該パケットを送信する。このとき、参照するパケットのアドレスは、ルータ110の機能やルーティングテーブルの条件に応じて、MACアドレスやIPアドレス、その他の識別子であってもよい。
レイヤ2スイッチ120は、ルータ110から受信したマルチキャストのデータパケットを中継することができる中継機器である。レイヤ2スイッチ120は、ルータ110からのマルチキャストのデータパケットを中継できれば、レイヤ2スイッチに限らず、ハブ、レイヤ3スイッチ、ルータ、ゲートウェイ等でもよい。レイヤ2スイッチ120は、ポート1、2、3及び4の他、後述するように中継部210、制御部220及び記憶部230を備えている。レイヤ2スイッチ120は、効率よくパケットの転送を行うために、各ポートから受信するパケットを監視し、ポートに接続されている端末のアドレスを学習する。また、レイヤ2スイッチ120には、マルチキャストをサポートしていない端末にマルチキャストのデータパケットを転送するために、あらかじめ、マルチキャストグループに属している端末のアドレスを登録しておき、マルチキャストアドレスを端末のアドレスへ変換し、端末が接続されているポートからパケットを送信する。
例えば、レイヤ2スイッチ120は、ルータ110から受信したパケットの宛先アドレスを参照し、アドレスが「A」の場合、ポート1から当該バケットをそのまま送信し、アドレスがマルチキャストアドレスの「01AB」の場合、マルチキャストパケットを、ポート1、ポート2から送信する。
例えば、端末130aは、宛先アドレスが「A」のパケットをレイヤ2スイッチ120から受信し、また、送信元アドレスが「A」のパケットをレイヤ2スイッチ120へ送信する。
次に、図2を用いて、本実施形態にかかるレイヤ2スイッチ120の構成について説明する。このレイヤ2スイッチ120は、図に示されるように、中継部210、制御部220、記憶部230、ポート1、2、3及び4を備えている。また、中継部210は、ポート1、2、3、4及び制御部440と接続されており、制御部220は、さらに、記憶部230と接続されている。レイヤ2スイッチ120は、その他にも、電源部や表示部、設定用の端末を直接接続するRS−232Cのポート等を備えていてもよい。
例えば、ポート4において、ルータ110から宛先アドレス「A」のパケットを受信すると、中継部210において、当該パケットの宛先アドレス等を参照し、当該パケットがポート1から送信される。また、パケットの宛先アドレスや送信元アドレス等に基づいて、制御部220において、記憶部230を参照し、中継部210へマルチキャストアドレス等が設定される。
ポート1、2、3及び4は、ルータ110や端末130a等と通信するための通信ケーブルを接続する通信ポートである。例えば、ポート1、2、3及び4には、LANケーブルや光ファイバ等が接続される。ポート1、2、3及び4は、全て同じ形状、機能でもよいし、例えば、ルータ110と接続されるポート4のみ、他のポートよりも広帯域なものとしてもよい。
中継部210は、パケットの中継処理を行う専用の回路であり、例えば、スイッチチップ等の半導体集積回路である。中継部210は、その内部に記憶部を有しており、後述する学習アドレスリストや配信ポート・アドレスリストを格納している。また、中継部210は、各ポートから受信されるパケットを解析してアドレスを学習し、学習アドレスリストの更新や、制御部220へ学習アドレスの通知を行う。また中継部210は、学習アドレスリストや配信ポート・アドレスリストに基づいて、受信したパケットを該当するポートから送信する。
制御部220は、中継部210の設定や、各種の制御処理を行う制御回路であり、例えば、CPU等である。制御部220は、後述する記憶部230の配信先アドレスリストの設定や、中継部210から学習アドレスの通知が入力されると、配信先アドレスリストに基づき、中継部210の配信ポート・アドレスリストの設定を行う。
記憶部230は、後述する配信先アドレスリストや各種制御プログラム等を格納する記憶装置である。記憶部230は、電源を落としても情報が消えないように、フラッシュメモリやEEPROM等としてもよいし、ハードディスクやメモリカード等の外部記憶装置としてもよい。
次に、図3及び図4を用いて、本実施形態にかかる配信先アドレスリスト、学習アドレスリスト及び配信ポート・アドレスリストについて説明する。これらのリストは、アドレスやポート等を対応付けるテーブル構造のデータである。
図3は、記憶部230に格納される配信先アドレスリストの一例を示している。配信先アドレスリストには、図に示されるように、マルチキャストアドレスと、マルチキャストアドレスに対応する配信先の端末のアドレスが登録されている。ここでは、マルチキャストアドレス「01AB」には、配信先アドレス「A」及び「B」が登録されている。このリストに基づき、配信ポート・アドレスリストを設定することにより、マルチキャストアドレス「01AB」のパケットは、接続されているポートに依存せずにアドレス「A」及び「B」の端末へ送信することができる。
配信先アドレスリストの設定は、例えば、設定用の端末を、RS−232C経由で直接接続したり、ポート1乃至4を介して接続して行われる。コンソールやtelnet、ブラウザプログラムにより、マルチキャストアドレス及び配信先アドレスを指定し登録用のコマンドが入力され、制御部220によって、記憶部230の配信先アドレスリストに当該マルチキャストアドレス及び配信先アドレスが設定される。
また、設定用の端末で配信先アドレスリストの設定を行う場合には、端末130aや130bのアドレスをあらかじめ調べておく必要がある。また、設定用の端末に限らず、端末130a、130bあるいは130cにより設定してもよい。端末130aや130bにおいて登録する場合には、その場でアドレスがわかるため、あらかじめアドレスを調べておく必要はない。例えば、設定専用のアプリケーションプログラムにより、自動的に端末のアドレスを検出し、マルチキャストアドレスを入力するだけで登録したり、マルチキャストアドレスに関連する配信コンテンツの名称を入力するだけで登録してもよい。
図4(a)は学習アドレスリスト、図4(b)は、配信ポート・アドレスリストの一例を示している。これらのリストは、中継部210の内部に格納されているが、中継部210が参照、更新できれば、記憶部230に格納してもよい。
図4(a)の学習アドレスリストには、中継したパケットのアドレスから学習した端末のアドレスと、そのアドレスに対応するポートが登録されている。ここでは、学習アドレスの「A」、「B」、「C」に、学習ポートがそれぞれ「1」、「2」、「3」が登録されている。このリストにより、宛先アドレスが「A」、「B」、「C」のパケットは、それぞれポート1、2、3から送信される。
例えば、中継部210は、送信元アドレスが「A」のパケットをポート1から受信すると、学習アドレスリストに当該アドレスとポートを設定する。中継部210は、その後、宛先アドレスが「A」のアドレスのパケットを受信すると、アドレス「A」をキーとして学習アドレスリスト検索してポートを決定し、ポート1から当該パケットを送信する。
図4(b)の配信ポート・アドレスリストには、マルチキャストアドレスと、マルチキャストアドレスに対応する配信ポート及び配信先アドレスが登録されている。ここでは、マルチキャストアドレス「01AB」に、配信ポート「1」及び「2」、配信先アドレス「A」及び「B」が登録されている。ここでは、1つの配信ポート及び配信先アドレスの欄に、複数設定しているが、配信ポートと配信先のアドレスの数に応じて、欄を分けてもよい。このリストにより、マルチキャストアドレス「01AB」のパケットは、ポート1及び2から、送信することができる。
また、配信ポート・アドレスリストの配信先アドレスの欄を使用しなくてもよく、学習アドレスリストの学習ポートから、配信する端末のアドレスを検索してもよい。配信先アドレスの欄を使用した場合には、学習アドレスリストを検索する必要がないため、転送処理を高速に行うことができ、配信先アドレスの欄を使用しない場合には、配信先アドレスの欄のメモリが不要のため、少ないメモリで転送処理を実現することができる。
例えば、中継部210は、宛先アドレスが「01AB」のパケットを受信すると、アドレス「01AB」をキーとして配信ポート・アドレスリストを検索して、配信ポート及び配信先アドレスを決定し、ポート1、ポート2から送信する。
次に、図5乃至図7を用いて、本実施形態にかかる配信先の追加、削除及び変更の処理について説明する。本実施形態では、効率よくマルチキャストアドレスのパケットを転送するために、前述の配信先アドレスリスト、学習アドレスリスト及び配信ポート・アドレスリストを用いて、転送するポート及びアドレスを追加、削除及び変更することができる。
図5は、本実施形態にかかる配信先の追加の処理を示すフローチャートである。本実施形態では、ポートに接続された端末のアドレスを検出し、配信先へ追加され、その後、転送が行われる。ここでは、一例として、ポート1に端末130aを接続し、通信を開始した場合について説明する。学習アドレスリストに、端末130aのアドレス「A」が設定されておらず、配信先アドレスリストに、マルチキャストアドレス「01AB」と配信先アドレス「A」が設定された状態で、この処理が開始される。
まず、ポート1に端末130aを接続すると、パケットがポート1から受信される。そして、受信したパケットから新アドレスを検出する(S501)。この処理は、例えば、中継部210において、ポート1から受信したパケットを解析し、当該パケットの送信元アドレスを参照する。そして、中継部210は、アドレス「A」をキーとして学習アドレスリストの学習アドレスを検索する。ここでは、当該アドレスが設定されていないため、新しいアドレスとして、学習アドレスリストに、受信したアドレス「A」とポート1を設定する。さらに、中継部210は、このアドレス「A」とポート1を制御部220へ通知する。
続いて、当該アドレスが配信先アドレスリストにあるか判定する(S502)。この処理は、例えば、制御部220において、中継部210からアドレス「A」とポート1が入力されると、当該アドレスをキーとして、配信先アドレスリストの配信先アドレスを検索する。ここでは、アドレス「A」にはマルチキャストアドレス「01AB」が設定されているため、当該アドレスありと判定される。
S502において、当該アドレスが配信先アドレスリストにあると判定された場合、当該アドレスを配信ポート・アドレスリストに追加する(S503)。この処理は、例えば、制御部220において、配信先アドレスリストを検索して得られた、マルチキャストアドレス「01AB」、アドレス「A」、さらに、当該アドレスのポート1を、中継部210へ出力する。そして、中継部210において、配信先ポート・アドレスリストを検索し、ここでは、当該アドレス等がまだ設定されていないため、マルチキャストアドレス、ポート、アドレスを配信ポート・アドレスリストへ設定する。
こうして、配信ポート・アドレスリストが設定され、マルチキャストアドレスが「01AB」のパケットが、ポート1から送信される。このように、ポートに端末が接続されたことを自動的に検出することにより、接続されたポートのみにパケットを転送することができる。
図6は、本実施形態にかかる配信先の削除の処理を示すフローチャートである。本実施形態では、ポートから切断された端末のアドレスを検出し、配信先から削除され、その後、転送が行われない。ここでは、一例として、ポート1から端末130aのケーブルを抜く等により、通信が途絶えた場合について説明する。学習アドレスリストに、端末130aのアドレス「A」とポート1が設定されており、配信先アドレスリストに、マルチキャストアドレス「01AB」と配信先アドレス「A」が設定された状態で、この処理が開始される。
まず、ポート1から端末130aのケーブルを抜くと、パケットがポート1から全く受信されなくなり、無通信のアドレスを検出する(S601)。この処理は、例えば、中継部210において、学習アドレスリストに登録されているアドレス及びポートから該当するパケットを受信しているか、タイマーにより監視している。このタイマーの間に、該当するパケットを受信しない場合、無通信であることを検出する。このタイマーは、例えば、300秒であるが、その他の値でもよい。尚、端末を接続していてもパケットを受信しないと無通信としてしまうが、一般的には定期的に端末からパケットが送信されているため、正常に、無通信を検出することができる。例えば、より確実に無通信を検出するために、レイヤ2スイッチ120から端末130aへ、定期的に、ICMP(Internet Control Message Protocol)のECHOパケットを送信してもよい。この他、端末130aの無通信を、ポートのリンクの状態により検出してもよい。中継部210は、無通信を検出した場合、学習アドレスリストから、無通信となったアドレス「A」とポート1を削除する。さらに、中継部210は、このアドレス「A」とポート1を制御部220へ通知する。
続いて、当該アドレスが配信先アドレスリストにあるか判定する(S602)。この処理は、S502と同様に、制御部220において、配信先アドレスリストを検索し、ここでは、アドレス「A」にはマルチキャストアドレス「01AB」が登録されているため、当該アドレスありと判定される。
S620において、当該アドレスが配信先アドレスリストにあると判定された場合、当該アドレスを配信ポート・アドレスリストから削除する(S603)。この処理は、例えば、制御部220において、配信先アドレスリストを検索して得られた、マルチキャストアドレス「01AB」、アドレス「A」、さらに、当該アドレスのポート1を、中継部210へ出力する。そして、中継部210において、配信先ポート・アドレスリストを検索し、ここでは、当該アドレス等がすでに設定されているため、マルチキャストアドレス、ポート、アドレスを配信ポート・アドレスリストから削除する。
こうして、配信ポート・アドレスリストから削除され、マルチキャストアドレスが「01AB」のパケットは、転送されなくなる。このように、ポートから端末が切断されたことを自動的に検出することにより、接続されていないポートにはパケットを転送しないようにすることができる。
図7は、本実施形態にかかる配信先の変更の処理を示すフローチャートである。本実施形態では、接続されているポートが変更された端末のアドレスを検出し、配信先が変更され、その後、変更されたポートへ転送が行われる。ここでは、一例として、端末130aのケーブルをポート1からポート3へ差し替えた場合について説明する。学習アドレスリストに端末130aのアドレス「A」とポート1が設定されており、配信先アドレスリストに、マルチキャストアドレス「01AB」と配信先アドレス「A」が設定された状態で、この処理が開始される。
まず、端末130aのケーブルをポート1からポート3へ差し替えると、パケットがポート3から受信される。そして、受信したパケットからポートの変更を検出する(S701)。この処理は、例えば、中継部210において、ポート3から受信したパケットを解析し、当該パケットの送信元アドレスを参照する。そして、中継部210は、学習アドレスリストの学習アドレスを検索する。ここでは、アドレス「A」がポート1として登録されているため、ポート変更が検出され、学習アドレスリストのアドレス「A」の学習ポートをポート3に変更する。さらに、中継部210は、このアドレス「A」とポート3を制御部220へ通知する。
続いて、当該アドレスが配信先アドレスリストにあるか判定する(S702)。この処理は、S502と同様に、制御部220において、配信先アドレスリストを検索し、ここでは、アドレス「A」にはマルチキャストアドレス「01AB」が登録されているため、当該アドレスありと判定される。
S702において、当該アドレスが配信先アドレスリストにあると判定された場合、当該アドレスを配信ポート・アドレスリストを変更する(S703)。この処理は、例えば、制御部220において、配信先アドレスリストを検索して得られた、マルチキャストアドレス「01AB」と、アドレス「A」と、さらに、当該アドレスのポート3を、中継部210へ出力する。そして、中継部210において、配信先ポート・アドレスリストを検索し、ここでは、当該アドレス等が設定されているため、該当する配信ポートを変更する。
こうして、配信ポート・アドレスリストが変更され、マルチキャストアドレスが「01AB」のパケットが、ポート3から送信される。このように、端末が接続されているポートの変更を自動的に検出することにより、変更されたポートのみにパケットを転送することができる。
上述のように、あらかじめ、マルチキャストアドレスと配信先のアドレスを登録しておくことにより、IGMP等のマルチキャストを使えない環境においても、マルチキャストのパケットを効率よく配信することができる。また、配信するポートは登録しないため、物理的なネットワーク構成を意識せずに、マルチキャストアドレスと配信先の登録が可能である。さらに、配信先の端末がレイヤ2スイッチのポートから切断されたり、端末が故障し通信不能となった場合には、自動的に配信を停止することができる。
尚、上述の例では、配信先アドレスリストをあらかじめ設定する方法について説明したが、これに限らず、配信先アドレスリストを自動的に設定してもよい。例えば、マルチキャストアドレスは、あらかじめ設定されており、ポートに接続された端末を検出し、当該端末のアドレスを無条件、あるいは一定の条件で、マルチキャストアドレスに対応付けてもよい。設定されているマルチキャストアドレスのパケットのみを接続されている端末へ配信することができる。
また、上述の例では、レイヤ2スイッチに接続されている端末や接続している回線を特定するための識別子として、MACアドレスとレイヤ2スイッチのポートの番号を用いたが、これに限らず、他の識別子でもよい。例えば、IPアドレス、仮想ポートの番号、VLANの識別子、VPNの識別子、その他の仮想的なリンクの識別子、電話番号、ホスト名称、回線名称でもよい。
100 通信システム
110 ルータ
120 レイヤ2スイッチ
130a〜c 端末
210 中継部
220 制御部
230 記憶部
110 ルータ
120 レイヤ2スイッチ
130a〜c 端末
210 中継部
220 制御部
230 記憶部
Claims (6)
- マルチキャストアドレスを含むパケットを送信可能な配信装置と、端末識別アドレスを含むパケットを送受信し、前記端末識別アドレスにより識別される端末との通信を中継する中継機器であって、
マルチキャストアドレスと前記端末の端末識別アドレスを対応付ける配信先アドレスリストと、
前記端末の端末識別アドレス及び端末へ送信する前記中継機器のインタフェースの識別子を対応付ける学習アドレスリストと、
前記マルチキャストアドレス、前記インタフェースの識別子及び前記端末の端末識別アドレスを対応付ける配信識別子リストとを格納する記憶部と、
前記端末から受信したパケットに含まれる端末識別アドレス及び当該パケットを受信した前記インタフェースの識別子に基づき、前記学習アドレスリストを設定する中継部と、
前記配信先アドレスリスト及び前記学習アドレスリストに基づき、前記配信識別子リストを設定する制御部とを備え、
前記中継部は、前記配信装置からマルチキャストアドレスを含むパケットを受信した場合に、前記配信識別子リストに基づいて、対応するインタフェースから当該パケットを端末へ送信する中継機器。 - 前記中継部は、前記端末から受信したパケットに含まれる端末識別アドレスが、前記学習アドレスリストに存在しない場合に、当該端末識別アドレス及び当該パケットを受信したインタフェースの識別子を前記学習アドレスリストに追加し、
前記制御部は、前記追加された端末識別アドレスが、前記配信先アドレスリストに存在する場合に、該当するマルチキャストアドレス、当該インタフェースの識別子及び前記端末の端末識別アドレスを前記配信識別子リストに追加することを特徴とする請求項1に記載の中継機器。 - 前記中継部は、前記学習アドレスリストに設定されている端末識別アドレスを含むパケットを、一定時間、受信しない場合に、当該端末識別アドレス及び当該インタフェースの識別子を前記学習アドレスリストから削除し、
前記制御部は、前記削除された端末識別アドレスが、前記配信先アドレスリストに存在する場合に、該当するマルチキャストアドレス、当該インタフェースの識別子及び前記端末の端末識別アドレスを前記配信識別子リストから削除することを特徴とする請求項1に記載の中継機器。 - 前記中継部は、前記端末から受信したパケットに含まれる端末識別アドレスが、前記学習アドレスリストに存在し、かつ、当該パケットを受信したインタフェースの識別子が、前記学習アドレスリストに設定されている識別子と一致しない場合に、前記学習アドレスリストに設定されている識別子を当該パケットを受信したインタフェースの識別子に変更し、
前記制御部は、前記変更されたインタフェースの識別子の端末識別アドレスが、前記配信先アドレスリストに存在する場合に、前記配信識別子リストに設定されているインタフェースの識別子を当該パケットを受信したインタフェースの識別子に変更することを特徴とする請求項1に記載の中継機器。 - マルチキャストアドレスを含むパケットを送信可能な配信装置と、端末識別アドレスを含むパケットを送受信し、前記端末識別アドレスにより識別される端末との通信を中継する中継機器であって、
マルチキャストアドレスと前記端末の端末識別アドレスを対応付ける配信先アドレスリストを格納する記憶部と、
前記端末から受信したパケットに含まれる端末識別アドレス、前記パケットを受信した前記中継機器のインタフェースの識別子及び前記配信先アドレスリストに基づき、前記端末へ送信するインタフェースを特定する制御部と、
前記配信装置から受信したパケットを、前記制御部において特定されたインタフェースから、前記端末へ送信する中継部とを備える中継機器。 - マルチキャストアドレスを含むパケットを送信可能な配信装置と、端末識別アドレスを含むパケットを送受信し、前記端末識別アドレスにより識別される端末との通信を中継する中継機器であって、
マルチキャストアドレスと、端末識別アドレスと、中継機器のインタフェースの識別子を互いに関連付けて格納する記憶部と、
前記端末から受信したパケットに含まれる端末識別アドレスと、当該パケットを受信したインタフェースの識別子に基づいて、前記記憶部の端末識別アドレスとインタフェースの識別子を設定する手段と、
前記配信装置からマルチキャストアドレスを含むパケットを受信した場合に、前記記憶部に格納された情報に基づいて、当該端末識別アドレスに対応するインタフェースを介して、当該パケットを端末に対して送信する手段を有する中継装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004097551A JP2005286681A (ja) | 2004-03-30 | 2004-03-30 | 中継機器 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004097551A JP2005286681A (ja) | 2004-03-30 | 2004-03-30 | 中継機器 |
Publications (1)
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Family Applications (1)
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JP2004097551A Pending JP2005286681A (ja) | 2004-03-30 | 2004-03-30 | 中継機器 |
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- 2004-03-30 JP JP2004097551A patent/JP2005286681A/ja active Pending
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