JP5854003B2 - デジタル制御発振器および周波数可変発振器 - Google Patents

デジタル制御発振器および周波数可変発振器 Download PDF

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Description

本発明は、複数の遅延素子をリング状に連結したリング遅延回路を利用して所望の周波数の信号を生成するデジタル制御発振器および周波数可変発振器に関する。
従来、遅延素子をリング状に連結したリング遅延回路(リングオシレータ)を利用して、所望の周波数を有する出力パルス信号を生成するデジタル制御発振器が知られている(例えば、特許文献1参照)。
具体的には、リング遅延回路でのパルス信号の周回数をカウントするカウンタと、各遅延素子の出力のいずれかを選択(リング遅延回路内でのパルスの周回位置を特定)する選択回路とを用いて、所望の周波数(周期)に対応した段数分の遅延素子を通過する毎に、選択回路で選択された信号を用いて出力パルス信号の信号レベルを変化させている。
特開平7−183800号公報
しかし、上述の従来装置では、リング遅延回路を構成する遅延素子での遅延時間の逆数が、出力パルス信号の周波数分解能となり、それ以下の周波数分解能を実現することができないという問題があった。
本発明は、上記問題点を解決するために、リング遅延回路の出力を利用して所望の周波数を生成する発振器において、遅延素子での遅延時間で決まる周波数分解能より高い周波数分解能を実現することを目的とする。
本発明は、リング遅延回路(10)と、タイミング信号生成部(20)と、出力信号生成部(30)とを備える。
リング遅延回路は、m(mは2以上の整数)個の遅延素子をリング状に接続してなり、パルス信号を遅延させながら伝送する。タイミング信号生成部は、リング遅延回路でのパルス信号の周回周期をm×n分割したタイミングのいずれかを指定するタイミング選択データに従い、リング遅延回路を構成する各遅延素子の出力である通過信号から、タイミング選択データに対応したタイミング信号を生成する。但し、タイミング信号生成部は、遅延素子での遅延時間のn分の1を単位遅延時間として、一つの入力信号から単位遅延時間ずつタイミングが異なるn個のシフト信号を生成するパルスエッジシフト回路(ES1〜ESm,ES)を用いることで、周回周期をm×n分割したタイミングを生成する。出力信号生成部は、出力パルス信号の出力周期を指定するコントロールデータおよびタイミング選択データに基づいて、出力パルス信号が出力される毎にタイミング選択データを設定すると共に、該タイミング選択データに従った出力パルス信号を、タイミング信号生成部から出力されるタイミング信号を用いて生成する。
このような構成によれば、遅延素子での遅延時間によって決まる周波数分解能に対してn倍の周波数分解能を実現することができる。
また、全ての構成をデジタル回路で構成することができるため、アナログ回路が混在する場合と比較して、回路面積を小さくすること、消費電力を低減すること、より高温での動作を可能とすることができる。しかも、IC化技術の微細化に伴って、更なる高分解能化を実現することができる。
なお、特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
第1実施形態のデジタル制御発振器の全体構成図である。 (a)がパルスエッジシフト回路の構成を表す回路図、(b)がシフト量調整素子の構成、およびシフト量の設定方法を表す説明図である。 タイミング信号生成部の動作を示すタイミング図である。 出力信号生成部の動作を示すタイミング図である。 第2実施形態におけるタイミング信号生成部の構成を示す回路図である。 第3実施形態の周波数可変発振器の全体構成図である。 パルス位相差符号化回路の構成を示すブロック図である。
以下、本発明が適用された実施形態について、図面を用いて説明する。
[第1実施形態]
<全体構成>
デジタル制御発振器1は、図1に示すように、リング遅延回路10と、タイミング信号生成部20と、出力信号生成部30とを備える。
<リング遅延回路>
リング遅延回路10は、パルス信号を周回させることが可能なようにリング状に連結したm(m=2,pは正整数)個の遅延素子DUからなる。各遅延素子DUは、CMOSインバータゲート回路を1又は複数段(本実施形態では2段)接続することで構成されている。
但し、図1に示すリング遅延回路10は、遅延素子DUの接続状態を模式的に示したものであり、実際には、リング遅延回路10を起動する(パルス信号の周回を開始させる)ためパルス信号PAを生成する構成や、立ち上がりエッジが一周する前に信号レベルをロウレベルに戻してパルス信号の周回を継続させるための構成等も有しているが、これらは公知技術(例えば、特許文献1参照)であるため、ここでは説明を省略する。また、以下では、遅延素子DUでの遅延時間をTdで表すものとする。
<タイミング信号生成部>
タイミング信号生成部20は、リング遅延回路10を構成する各遅延素子DUから出力される通過信号P1〜Pmを用いて、リング遅延回路10でのパルス信号の周回周期(m×Td)をm×n(n=2,qは正整数)分割したタイミングのいずれかを指定するタイミング選択データPSELに従い、タイミング選択データPSELに応じたタイミング信号CKPを生成する。
タイミング信号生成部20は、シフト信号生成部21とパルスセレクタ22とを備える。
シフト信号生成部21は、通過信号P1〜Pm毎に設けられ、それぞれが通過信号Pi(i=1,2,…,m)からn個のシフト信号Pi1〜Pinを生成する合計m個のパルスエッジシフト回路ES1〜ESmからなる。パルスエッジシフト回路ESiは、図2(a)に示すように、通過信号Pi(i=1,2,…,m)を入力とし、遅延素子DUでの遅延量Tdのn分の1ずつシフト量(遅延量)が異なるように設定されたn個のシフト量調整素子SC1〜SCnによって構成されている。また、シフト量調整素子SCj(j=1,2,…,n)は、図2(b)に示すように、CMOSインバータ回路からなり、シフト量は、CMOSインバータ回路を構成するPチャンネルトランジスタのゲート長Wを調整することによって所望の値に設定されている。具体的には、シフト量がTd/nとなるゲート長Wをkとすると、シフト量調整素子SCjのゲート長はWj=j×kに設定されている。従って、例えば、n=4(q=2)の場合、通過信号Pi(図ではP1〜P4)と、シフト信号Pi1〜Pi4の関係は、図3に示すようなものとなる。
パルスセレクタ22は、出力信号生成部30から供給される(p+q)ビットで表されたタイミング選択データPSELに従って、シフト信号生成部21で生成された合計m×n(=2p+q )個のシフト信号P11〜Pmnからいずれか一つを選択し、選択したシフト信号Pijをタイミング信号CKPとして出力信号生成部30に出力する。
<出力信号生成部>
出力信号生成部30は、図1に示すように、加算器31と、第1ラッチ回路32と、ダウンカウンタ33と、第2ラッチ回路34とを備える。
加算器31は、出力パルス信号POUTの周期を表すコントロールデータCDに、タイミング信号生成部20に供給したタイミング選択データPSELを加算する。
第1ラッチ回路32は、加算器31での加算結果のうち、下位の(p+q)ビットのデータ(以下「下位データ」ともいう)を、出力パルス信号POUTの立ち上がりエッジのタイミングでラッチするD型フリップフロップ回路からなり、ラッチしたデータをタイミング選択データPSELとして出力する。
ダウンカウンタ33は、加算器31での加算結果のうち上記下位データを除いた上位ビットのデータ(以下「周回数データ」ともいう)を、出力パルス信号POUTの立ち上がりエッジのタイミングでロードし、通過信号P1をクロック入力としてダウンカウントする。また、ダウンカウンタ33は、カウントアウト時にハイレベルとなり、周回数データのロード時にロウレベルにリセットされるボロー信号BOWを出力する。
第2ラッチ回路34は、ボロー信号BOWを、タイミング信号CKPの立ち上がりエッジのタイミングでラッチするD型フリップフロップ回路からなり、ラッチしたデータを、出力パルス信号POUTとして出力する。
このように構成された出力信号生成部30の動作を、図4に示すタイミング図を参照して説明する。
タイミング選択データPSELの値がa(aはi,jを特定する値)である間、タイミング信号生成部20からはシフト信号Paのタイミングでタイミング信号CKPが出力される。ダウンカウンタ33がカウントアウトすることにより、通過信号P1のタイミングでボロー信号BOWがハイレベルに変化すると、その直後のタイミング信号CKP(即ち、シフト信号Paのタイミング)で、出力パルス信号POUTがハイレベルに変化する。すると、出力パルス信号POUTの変化に伴って、第1ラッチ回路32にて、加算器31の出力の下位データがラッチされることにより、タイミング選択データPSELが更新される(ここではaからbに変化する)と共に、ダウンカウンタ33のカウント値として加算器31の上位データ(周回数データ)がロードされる。これにより、タイミング信号生成部20から出力されるタイミング信号CKPのタイミングは、シフト信号Paのタイミングからシフト信号Pbのタイミングに変化すると共に、ダウンカウンタ33が出力するボロー信号BOWはロウレベルにリセットされる。
その後、最初のタイミング信号CKP(即ち、シフト信号Pbのタイミング)で、出力パルス信号POUTはロウレベルに変化する。以後、出力パルス信号POUTは、ボロー信号BOWが再びハイレベルに変化した直後のタイミング信号CKPのタイミングまでロウレベルが保持される。
これにより、遅延素子DUでの遅延時間Tdのn分の1を単位遅延時間として、単位遅延時間をコントロールデータCD倍した周期を有する出力パルス信号POUTが生成されることになる。
<効果>
以上説明したように、デジタル制御発振器1では、リング遅延回路10の各遅延素子DUの出力である通過信号Piから、パルスエッジシフト回路ESiを用いてシフト量(遅延量)がTd/nずつ異なるn個のシフト信号Pi1〜Pinを生成することによって、出力パルス信号POUTの生成時に選択することのできるタイミングを、通過信号P1〜Pmだけを用いる場合と比較してn倍に増加させている。これにより、デジタル制御発振器1によれば、遅延素子DUでの遅延時間Tdによって決まる周波数分解と比較してn倍の周波数分解能を実現することができる。
また、デジタル制御発振器1によれば、全ての構成をデジタル回路で構成することができるため、アナログ回路が混在する回路と比較して、回路面積や消費電力を削減することができると共に、より高温での動作を可能とすることができる。しかも、将来的には、IC化技術の微細化に伴って、更なる小型化,高分解能化を実現することができる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明する。
<第1実施形態との相違点>
第2実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、共通する構成については説明を省略し、相違点を中心に説明する。具体的には、本実施形態では、タイミング信号生成部20aの構成が、第1実施形態のタイミング信号生成部20とは異なっている。
<タイミング信号生成部>
タイミング信号生成部20aは、図5に示すように、上位パルスセレクタ23と、シフト信号生成部24と、下位パルスセレクタ25とを備える。
上位パルスセレクタ23は、出力信号生成部30から供給される(p+q)ビットで表されたタイミング選択データPSELのうち、上位pビットからなる上位選択データUSELに従って、リング遅延回路10で生成されたm個の通過信号P1〜Pmからいずれか一つを選択し、選択した通過信号Piを上位タイミング信号UCKとして出力する。
シフト信号生成部24は、第1実施形態で説明したものと同様に構成されたパルスエッジシフト回路ESからなり、上位パルスセレクタ23から出力される上位タイミング信号UCKを入力とし、遅延素子DUでの遅延量Tdのn分の1ずつ異なるn個のシフト信号Q1〜Qnを生成する。
下位パルスセレクタ25は、出力信号生成部30から供給される(p+q)ビットで表されたタイミング選択データPSELのうち、下位qビットからなる下位選択データLSELに従って、シフト信号生成部24で生成されたn個のシフト信号Q1〜Qnからいずれか一つを選択し、選択したシフト信号Qjを、タイミング信号CKPとして出力する。
<効果>
本実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果が得られるだけでなく、第1実施形態の場合と比較して、タイミング信号生成部20aを構成するパルスエッジシフト回路ESの数を削減することができ、その結果、装置構成をより簡略化することができる。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態について説明する。
第1実施形態では、外部から与えられたコントロールデータCDに従って、コントロールデータCDに示された周期(周波数)を有する出力パルス信号POUTを生成するデジタル制御発振器1について説明したが、本実施形態では、基準信号PBの周期を計測して、その計測結果である基準周期データDOUTを用いてコントロールデータCDの生成も行う周波数可変発振器2について説明する。
<全体構成>
周波数可変発振器2は、図6に示すように、リング遅延回路10と、タイミング信号生成部20と、出力信号生成部30と、周期測定部40と、コントロールデータ生成部50とを備える。このうち、リング遅延回路10、タイミング信号生成部20、出力信号生成部30は、第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
<周期測定部>
周期測定部40は、タイミング信号生成部20で生成されるシフト信号P11〜Pmnに基づき、外部より入力される基準信号PBの立ち上がりから次の立ち上がりまでの位相差を2進デジタル値に変換してなる基準周期データDOUTを生成する。
周期測定部40は、具体的には、図7に示すように、シフト信号Pmmによって、リング遅延回路10を周回するパルス信号の周回数をカウントする周回数カウンタ41と、基準信号PBの立ち上がりタイミングで周回数カウンタ41の出力をラッチするラッチ回路42と、基準信号PBの立ち上がりタイミングでシフト信号P11〜Pmnをラッチし、そのラッチした結果に従って、パルス信号の位置を(p+q)ビットの二進データに符号化するラッチ符号化回路43と、ラッチ回路42がラッチした値を上位ビット、ラッチ符号化回路43で符号化された(p+q)ビットの値を下位ビットとする測定値を記憶すると共に、前回の測定値との差分を求めた結果を基準周期データDOUTとして出力する信号処理回路44とを備える。
つまり、周期測定部40は、リング遅延回路10を構成する遅延素子DUの遅延時間Tdのn分の1を単位として、基準信号PBの周期を整数値で表した基準周期データDOUTを出力する。
<コントロールデータ生成部>
図6に戻り、コントロールデータ生成部50は、逓倍数又は分周数を表す設定値MNを除数又は乗数とし、基準周期データDOUTを被除数又は被乗数する演算を実行することで出力パルス信号POUTの出力周期を表すコントロールデータCDを生成する。
<効果>
以上説明したように、周波数可変発振器2によれば、第1実施形態のデジタル制御発振器1を利用して構成されているため、これと同様の効果を得ることができる。
[他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。例えば、一つの構成要素が有する機能を複数の構成要素に分散させたり、複数の構成要素が有する機能を一つの構成要素に統合したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、同様の機能を有する公知の構成に置き換えてもよい。
1…デジタル制御発振器 2…周波数可変発振器 10…リング遅延回路 20,20a…タイミング信号生成部 21,24…シフト信号生成部 22…パルスセレクタ 23…上位パルスセレクタ 25…下位パルスセレクタ 30…出力信号生成部 31…加算器 32…第1ラッチ回路 33…ダウンカウンタ 34…第2ラッチ回路 40…周期測定部 41…周回数カウンタ 42…ラッチ回路 43…ラッチ符号化回路 44…信号処理回路 50…コントロールデータ生成部

Claims (6)

  1. m=2 p (pは正整数)として、m個の遅延素子をリング状に接続してなり、パルス信号を遅延させながら伝送するリング遅延回路(10)と、
    n=2 q (qは正整数)として、前記リング遅延回路での前記パルス信号の周回周期をm×n分割したタイミングのいずれかを指定するタイミング選択データに従い、前記リング遅延回路を構成する各遅延素子の出力である通過信号から、前記タイミング選択データに対応したタイミング信号を生成するタイミング信号生成部(20,20a)と、
    出力パルス信号の出力周期を指定するコントロールデータおよび前記タイミング選択データに基づいて、前記出力パルス信号が出力される毎に前記タイミング選択データを設定すると共に、該タイミング選択データに従った前記出力パルス信号を、前記タイミング信号生成部から出力される前記タイミング信号を用いて生成する出力信号生成部(30)と、
    を備え、
    前記タイミング信号生成部は、前記遅延素子での遅延時間のn分の1を単位遅延時間として、一つの入力信号から前記単位遅延時間ずつタイミングが異なるn個のシフト信号を生成するパルスエッジシフト回路(ES1〜ESm,ES)を用いて、前記周回周期をm×n分割したタイミングを生成し、
    前記出力信号生成部は、
    前記コントロールデータに前記タイミング選択データを加算する加算器(31)と、
    前記リング遅延回路での前記パルス信号の周回数をカウントするカウンタ(33)と、を備え、前記加算器の出力のうち、下位の(p+q)ビットを前記タイミング選択データとして出力すると共に、残りの上位ビットを周回数データとして、前記カウンタによって前記周回数データ分の周回後に前記タイミング信号生成部から出力されるタイミング信号を用いて、前記出力パルス信号を生成することを特徴とするデジタル制御発振器。
  2. 前記タイミング信号生成部は、
    前記通過信号のそれぞれに設けられたm個の前記パルスエッジシフト回路(ES1〜ESm)と、
    m個の前記パルスエッジシフト回路から出力される合計m×n個のシフト信号のいずれか一つを、前記タイミング選択データに従って選択する選択回路(22)と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のデジタル制御発振器。
  3. 前記タイミング信号生成部は、
    m個の前記通過信号のいずれか一つを、前記タイミング選択データに従って選択する第1選択回路(23)と、
    前記第1選択回路で選択された前記通過信号を入力とする一つの前記パルスエッジシフト回路(ES)と、
    前記パルスエッジシフト回路から出力されるn個のシフト信号のいずれか一つを、前記タイミング選択データに従って選択する第2選択回路(25)と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のデジタル制御発振器。
  4. 前記パルスエッジシフト回路は、遅延時間が異なるn個のシフト量調整素子(SC1〜SCn)によって構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のデジタル制御発振器。
  5. 前記シフト量調整素子はCMOSインバータゲート回路からなり、該CMOSインバータゲート回路を構成するPチャンネルトランジスタのゲート長を調整することによって遅延時間が設定されていることを特徴とする請求項4に記載のデジタル制御発振器。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のデジタル制御発振器(10,20,30)と、
    予め設定された基準信号を入力し、少なくとも前記シフト信号を利用して前記基準信号の周期を符号化した基準周期データを生成する周期測定部(40)と、
    逓倍数又は分周数を表す設定値を除数又は乗数とし、前記基準周期データを被除数又は被乗数とした演算を実行することにより、前記コントロールデータを生成するコントロールデータ生成部(50)と、
    を備えることを特徴とする周波数可変発振器。
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