JP5853867B2 - ヘルパーロールの速度制御装置及び速度制御方法 - Google Patents

ヘルパーロールの速度制御装置及び速度制御方法 Download PDF

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この発明は、ヘルパーロールの速度制御装置及び速度制御方法に関するものである。
連続材を連続的に処理するプロセスラインにおいては、マスターロールと複数のヘルパーロールとが設けられる(例えば、特許文献1参照)。
特開平1−167156号公報
当該プロセスラインにおいて、コントローラは、マスターロールとヘルパーロールの速度フィードバックを受け取り、これらの速度偏差に応じて、速度指令を増減させる。
しかしながら、マスターロールとヘルパーロールとの間に大きな変化を伴う速度偏差が生じた場合、ヘルパーロールの速度フィードバックが速度指令に追従できない。この場合、連続材の張りや弛みが発生する。
この発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、連続材の張りや弛みを抑制することができるヘルパーロールの速度制御装置及び速度制御方法を提供することである。
この発明に係るヘルパーロールの速度制御装置は、連続材を処理するプロセスラインにおいて、マスターロールの速度基準と前記マスターロールと協働して前記連続材を搬送する複数のヘルパーロールの速度基準とを出力する主幹コントローラと、前記マスターロールの速度基準と前記マスターロールの実速度との偏差に基づいて、前記マスターロールを駆動する電動機を制御するマスターロール駆動ドライブ装置と、前記複数のヘルパーロールの各々に対応して設けられ、対応したヘルパーロールの速度基準と前記対応したヘルパーロールの実速度との偏差に基づいて、前記対応したヘルパーロールを駆動する電動機を制御する複数のヘルパーロール駆動ドライブ装置と、を備え、前記複数のヘルパーロール駆動ドライブ装置の各々は、前記対応したヘルパーロールの速度基準と前記対応したヘルパーロールの実速度との偏差に基づいて、第1指令を演算する速度制御演算部と、前記第1指令に基づいて、第2指令を演算する電流制御演算部と、前記第2指令に基づいて、前記対応したヘルパーロールに供給される電力を制御する変換部と、前記マスターロール駆動ドライブ装置のゲインに応じたゲインが設定されるモデル速度制御演算器と、前記対応したヘルパーロールの速度基準と自らが出力するモデル速度との偏差が前記モデル速度制御演算器に入力されるように設けられ、前記マスターロールの実速度と前記モデル速度との偏差が0となるように調整し得るモデルイナーシャ調整部と、を備え、前記モデル速度と前記対応したヘルパーロールの実速度との偏差に対応した値を前記第1指令に加算するものである。
この発明に係るヘルパーロールの速度制御方法は、連続材を処理するプロセスラインにおいて、マスターロールの速度基準と前記マスターロールと協働して前記連続材を搬送する複数のヘルパーロールの速度基準とを出力する工程と、前記マスターロールの速度基準と前記マスターロールの実速度との偏差に基づいて、前記マスターロールを駆動する電動機を制御する工程と、対応したヘルパーロールの速度基準と前記対応したヘルパーロールの実速度との偏差に基づいて、前記対応したヘルパーロールを駆動する電動機を制御する工程と、前記対応したヘルパーロールの速度基準と前記対応したヘルパーロールの実速度との偏差に基づいて、第1指令を演算する工程と、前記第1指令に基づいて、第2指令を演算する工程と、前記第2指令に基づいて、前記対応したヘルパーロールに供給される電力を制御する工程と、モデルのゲインを設定する工程と、前記マスターロールの実速度と前記モデルの出力であるモデル速度との偏差が0となるように調整する工程と、前記モデル速度と前記対応したヘルパーロールの実速度との偏差に対応した値を前記第1指令に加算する工程と、を備えたものである。
この発明によれば、連続材の張りや弛みを抑制することができる。
この発明の実施の形態1におけるヘルパーロールの速度制御方法が利用されるプロセスラインの構成図である。 この発明の実施の形態1におけるヘルパーロールの速度制御方法を説明するためのブロック図である。
この発明を実施するための形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるヘルパーロールの速度制御方法が利用されるプロセスラインの構成図である。
図1において、炉1の外側には、速度マスター用のマスターロール2が設けられる。炉1の内側には、複数のヘルパーロール3a〜3hが設けられる。マスターロール2と複数のヘルパーロール3a〜3hには、連続材(ストリップ材)が巻き掛けられる。
マスターロール2は、マスターロール電動機4の軸の先に取り付けられる。マスターロール電動機4に対応して、マスターロール速度検出器5とマスターロール駆動ドライブ装置6とが設けられる。
ヘルパーロール3a〜3hの各々は、対応したヘルパーロール電動機7a〜7hの軸の先に取り付けられる。ヘルパーロール電動機7a〜7hの各々に対応して、ヘルパーロール速度検出器8a〜8hとヘルパーロール駆動ドライブ装置9a〜9hとが設けられる。
マスターロール駆動ドライブ装置6とヘルパーロール駆動ドライブ装置9a〜9hとには、主幹コントローラ10が接続される。
当該プロセスラインにおいては、主幹コントローラ10は、マスターロール駆動ドライブ装置6とヘルパーロール駆動ドライブ装置9a〜9hとにドライブ装置制御信号11を出力する。
ドライブ装置制御信号11に基づいて、マスターロール駆動ドライブ装置6は、マスターロール電動機4の速度をベクトル制御する。当該速度制御に基づいて、マスターロール電動機4が駆動する。当該駆動に基づいて、マスターロール2が回転する。
ドライブ装置制御信号11に基づいて、ヘルパーロール駆動ドライブ装置9a〜9hの各々は、対応したヘルパーロール電動機7a〜7hの速度をベクトル制御する。当該速度制御に基づいて、ヘルパーロール電動機7a〜7hの各々が駆動する。当該駆動に基づいて、ヘルパーロール3a〜3hの各々が回転する。
この際、マスターロール速度検出器5は、マスターロール2の実速度を検出する。当該実速度は、マスターロール駆動ドライブ装置6にフィードバックされる。ヘルパーロール速度検出器8a〜8hの各々は、対応したヘルパーロール3a〜3hの実速度を検出する。当該実速度は、対応したヘルパーロール駆動ドライブ装置9a〜9hにフィードバックされる。
マスターロール駆動ドライブ装置6は、速度FBK12として、マスターロール2の実速度を主幹コントローラ10に出力する。ヘルパーロール駆動ドライブ装置9a〜9hは、速度FBK12として、ヘルパーロール3a〜3hの実速度を主幹コントローラ10に出力する。プロセスラインは、各検出信号13を主幹コントローラ10に出力する。
本実施の形態においては、マスターロール駆動ドライブ装置6からの速度FBK12は、ハード信号線等を介してヘルパーロール駆動ドライブ装置9a〜9hの各々に入力される。当該速度FBK12に基づいて、ヘルパーロール駆動ドライブ装置9a〜9hの各々は、対応したヘルパーロール電動機7a〜7hの制御を補正する。
次に、図2を用いて、マスターロール2とヘルパーロール3a〜3hの速度制御方法を説明する。
図2はこの発明の実施の形態1におけるヘルパーロールの速度制御方法を説明するためのブロック図である。
マスターロール駆動ドライブ装置6には、マスターロール速度垂下量補正演算器14、マスターロール速度制御演算器15、マスターロール電流制御演算器16、マスターロール2−3軸・PWM変換器17が設けられる。
マスターロール速度垂下量補正演算器14は、主幹コントローラ10から出力されたAAAAに基づいて、BBBBを演算する。主幹コントローラ10から出力されたマスターロール速度基準18とBBBBとの偏差は、マスターロール速度リファレンス19となる。マスターロール速度制御演算器15は、マスターロール速度リファレンス19とマスターロール速度FBK19との偏差に基づいて、CCCCを演算する。
マスターロール電流制御演算器16は、CCCCとマスターロール負荷電流FBK21との偏差に基づいて、DDDDを演算する機能を備える。マスターロール2−3軸・PWM変換器17は、DDDDに基づいて、マスターロール電動機4に供給される電力をPWM制御する。
ヘルパーロール駆動ドライブ装置9a〜9hの各々には、ヘルパーロール速度垂下量補正演算器22、ヘルパーロール速度制御演算器23、ヘルパーロール電流制御演算器24、ヘルパーロール2−3軸・PWM変換器25が設けられる。
ヘルパーロール速度垂下量補正演算器22は、主幹コントローラ10から出力されたEEEEに基づいて、FFFFを演算する。主幹コントローラ10から出力されたヘルパーロール速度基準26とFFFFとの偏差は、ヘルパーロール速度リファレンス27となる。ヘルパーロール速度制御演算器23は、ヘルパーロール速度リファレンス27とヘルパーロール速度FBK28との偏差に基づいて、GGGGを演算する機能を備える。
ヘルパーロール電流制御演算器24は、GGGGとヘルパーロール負荷電流FBK29との偏差に基づいて、HHHHを演算する機能を備える。ヘルパーロール2−3軸・PWM変換器25は、HHHHに基づいて、対応したヘルパーロール電動機7a〜7hに供給される電力をPWM制御する。
ヘルパーロール駆動ドライブ装置9a〜9hの各々には、モデル速度制御演算器30、モデルイナーシャ調整器31、第1切替フラグ32、第2切替フラグ33、制御ゲイン調整器34が付加される。
モデル速度制御演算器30とモデルイナーシャ調整器31とは、マスターロール速度制御モデル35として機能する。具体的には、モデル速度制御演算器30の入力部には、ヘルパーロール速度リファレンス27とモデルイナーシャ調整器31の出力との偏差が入力される。モデルイナーシャ調整器31の入力部には、モデル速度制御演算器30の出力が入力される。
第1切替フラグ32の入力部の一方には、マスターロール速度FBK20が入力される。第1切替フラグ32の入力部の他方には、モデルイナーシャ調整器31の出力であるモデル速度FBK36が入力される。第2切替フラグ33の入力部の一方には、第1切替フラグ32の出力とヘルパーロール速度FBK28との偏差が入力される。第2切替フラグ33の入力部の他方には、0が入力される。
制御ゲイン調整器34の入力部には、第2切替フラグ33の出力が入力される。制御ゲイン調整器34の出力は、一次遅れフィルタ等を介してヘルパーロール速度制御演算器23の出力に加算される。
マスターロール駆動ドライブ装置6とヘルパーロール駆動ドライブ装置9a〜9hとの調整においては、まず、マスターロール2の速度制御に必要な各種調整が行われる。具体的には、マスターロール速度制御演算器15のゲイン、マスターロール電流制御演算器16のゲイン等が調整される。
その後、ヘルパーロール3a〜3hの速度制御に必要な各種調整が行われる。具体的には、第1切替フラグ32は、入力部の他方が導通状態となるように設定される。第2切替フラグ33は、入力部の他方が導通状態となるように設定される。この場合、マスターロール速度制御モデル35は機能しない。
マスターロール速度制御モデル35が機能しない状態で、ヘルパーロール速度制御演算器23のゲイン、ヘルパーロール電流制御演算器24のゲイン等が調整される。モデル速度制御演算器30のゲイン等は、マスターロール速度制御演算器15内の各調整ゲイン等と同様の値に調整される。その結果、マスターロール速度制御モデル35は、マスターロール2に模擬される。
この状態で、モデルイナーシャを決定する。モデルイナーシャは、マスターロール2の重量やその他の機械的な損失からの各負荷分に基づいて決定される。そこで、マスターロール2の加減速が同時に行われる。
マスターロール2の加減速時に、マスターロール速度FBK20とモデル速度FBK36の偏差である第1実機・モデル間速度偏差37が0となるようにモデルイナーシャ調整器31が調整される。その結果、マスターロール速度制御モデル35は、マスターロール2と同期する。
その後、第2切替フラグ33は、入力の一方が導通状態となるように切り替えられる。その結果、調整されたマスターロール速度制御モデル35が機能する。すなわち、マスターロール速度制御モデル35がヘルパーロール3a〜3hの速度制御に反映される。
この状態で、対応したヘルパーロール3a〜3hの加減速が行われる。対応したヘルパーロール3a〜3hの加減速時に、第2実機・モデル間速度偏差38が0となるようにヘルパーロール速度制御演算器23内部の各ゲインが再調整される。その結果、マスターロール速度制御モデル35とヘルパーロール3a〜3hの揃速性が向上する。
以上で説明した実施の形態1によれば、マスターロール2の実速度に基づいて、ヘルパーロール電動機7a〜7hの制御が補正される。このため、マスターロール2とヘルパーロール3a〜3hの揃速性を常に保つことができる。その結果、炉1内の連続材の張りや弛みの軽減させることができる。すなわち、連続材の速度一定制御と張力一定制御が行われる。当該制御により、連続材の材質が改善される。当該改善により、高品質な製品を製造することができる。
この際、マスターロール速度FBK20とモデル速度FBK36の偏差である第1実機・モデル間速度偏差37が0となるように調整される。このため、マスターロール速度制御モデル35をマスターロール2に同期させることができる。
また、マスターロール速度制御モデル35がヘルパーロール3a〜3hの速度制御に反映されている際に、第2実機・モデル間速度偏差38が0となるようにヘルパーロール速度制御演算器23内部の各ゲインが再調整される。このため、マスターロール2とヘルパーロール3a〜3hの揃速性をより確実に向上させることができる。
また、ドライブ調整時に、ハンチング等により、マスターロール2の速度制御応答まで、ヘルパーロール駆動ドライブ装置9a〜9hの速度制御ゲインを上げることができなかった場合にも、外乱無くヘルパーロール3a〜3hの速度制御応答を高くすることができる。その結果、マスターロール2と同等の速度制御応答とすることができる。
また、モデル速度制御演算器30、モデルイナーシャ調整器31、第1切替フラグ32、第2切替フラグ33、制御ゲイン調整器34は、ヘルパーロール駆動ドライブ装置9a〜9hの各々に対して同一の構成となる。このため、ヘルパーロール3a〜3hの位置に応じてヘルパーロール駆動ドライブ装置9a〜9hの構成を変更する必要はない。
1 炉、 2 マスターロール、 3a〜3h ヘルパーロール、
4 マスターロール電動機、 5 マスターロール速度検出器、
6 マスターロール駆動ドライブ装置、 7a〜7h ヘルパーロール電動機、
8a〜8h ヘルパーロール速度検出器、
9a〜9h ヘルパーロール駆動ドライブ装置、
10 主幹コントローラ、 11 ドライブ装置制御信号、12 速度FBK、
13 検出信号、 14 マスターロール速度垂下量補正演算器、
15 マスターロール速度制御演算器、 16 マスターロール電流制御演算器、
17 マスターロール2−3軸・PWM変換器、 18 マスターロール速度基準、
19 マスターロール速度リファレンス、20 マスターロール速度FBK、
21 マスターロール負荷電流FBK、 22 ヘルパーロール速度垂下量補正演算器、
23 ヘルパーロール速度制御演算器、 24 ヘルパーロール電流制御演算器、
25 ヘルパーロール2−3軸・PWM変換器、 26 ヘルパーロール速度基準、
27 ヘルパーロール速度リファレンス、28 ヘルパーロール速度FBK、
29 ヘルパーロール負荷電流FBK、 30 モデル速度制御演算器、
31 モデルイナーシャ調整器、 32 第1切替フラグ、 33 第2切替フラグ、
34 制御ゲイン調整器、35 マスターロール速度制御モデル、
36 モデル速度FBK、 37 第1実機・モデル間速度偏差、
38 第2実機・モデル間速度偏差

Claims (4)

  1. 連続材を処理するプロセスラインにおいて、マスターロールの速度基準と前記マスターロールと協働して前記連続材を搬送する複数のヘルパーロールの速度基準とを出力する主幹コントローラと、
    前記マスターロールの速度基準と前記マスターロールの実速度との偏差に基づいて、前記マスターロールを駆動する電動機を制御するマスターロール駆動ドライブ装置と、
    前記複数のヘルパーロールの各々に対応して設けられ、対応したヘルパーロールの速度基準と前記対応したヘルパーロールの実速度との偏差に基づいて、前記対応したヘルパーロールを駆動する電動機を制御する複数のヘルパーロール駆動ドライブ装置と、
    を備え、
    前記複数のヘルパーロール駆動ドライブ装置の各々は、
    前記対応したヘルパーロールの速度基準と前記対応したヘルパーロールの実速度との偏差に基づいて、第1指令を演算する速度制御演算部と、
    前記第1指令に基づいて、第2指令を演算する電流制御演算部と、
    前記第2指令に基づいて、前記対応したヘルパーロールに供給される電力を制御する変換部と、
    前記マスターロール駆動ドライブ装置のゲインに応じたゲインが設定されるモデル速度制御演算器と、
    前記対応したヘルパーロールの速度基準と自らが出力するモデル速度との偏差が前記モデル速度制御演算器に入力されるように設けられ、前記マスターロールの実速度と前記モデル速度との偏差が0となるように調整し得るモデルイナーシャ調整部と、
    を備え、
    前記モデル速度と前記対応したヘルパーロールの実速度との偏差に対応した値を前記第1指令に加算することを特徴とするヘルパーロールの速度制御装置。
  2. 前記速度制御演算部は、前記モデル速度と前記対応したヘルパーロールの実速度との偏差に対応した値を前記第1指令に加算している際に、前記モデル速度と前記対応したヘルパーロールの実速度との偏差が0となるように調整されることを特徴とする請求項記載のヘルパーロールの速度制御装置。
  3. 連続材を処理するプロセスラインにおいて、マスターロールの速度基準と前記マスターロールと協働して前記連続材を搬送する複数のヘルパーロールの速度基準とを出力する工程と、
    前記マスターロールの速度基準と前記マスターロールの実速度との偏差に基づいて、前記マスターロールを駆動する電動機を制御する工程と、
    対応したヘルパーロールの速度基準と前記対応したヘルパーロールの実速度との偏差に基づいて、前記対応したヘルパーロールを駆動する電動機を制御する工程と、
    前記対応したヘルパーロールの速度基準と前記対応したヘルパーロールの実速度との偏差に基づいて、第1指令を演算する工程と、
    前記第1指令に基づいて、第2指令を演算する工程と、
    前記第2指令に基づいて、前記対応したヘルパーロールに供給される電力を制御する工程と、
    モデルのゲインを設定する工程と、
    前記マスターロールの実速度と前記モデルの出力であるモデル速度との偏差が0となるように調整する工程と、
    前記モデル速度と前記対応したヘルパーロールの実速度との偏差に対応した値を前記第1指令に加算する工程と、
    を備えたことを特徴とするヘルパーロールの速度制御方法。
  4. 前記モデル速度と前記対応したヘルパーロールの実速度との偏差に対応した値を前記第1指令に加算している際に、前記モデル速度と前記対応したヘルパーロールの実速度との偏差が0となるように調整する工程、
    を備えたことを特徴とする請求項記載のヘルパーロールの速度制御方法。
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