JP5853693B2 - 端末装置、表示制御プログラム、及び表示制御方法 - Google Patents

端末装置、表示制御プログラム、及び表示制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、端末装置、表示制御プログラム、及び表示制御方法に関する。
特許文献1には、撮影画像を撮影位置に相当する地図上の位置に表示する表示処理装置が開示されている。この表示処理装置は、撮影位置が対応付けられている撮影画像を地図上の撮影位置上に表示し、撮影位置が対応付けられていない撮影画像を、地図上のドロップ位置に表示する機能を備える。
特開2007−323543号公報
特許文献1に開示されている表示処理装置は、撮影位置が対応付けられている画像を地図上の対応位置に自動的に表示する。しかし、撮影位置に対応付けられていない画像を地図上に表示する場合、ユーザが、自ら、個別にドロップ操作する必要がある。このため、撮影位置に対応付けられていない画像の数が増加すると、ドロップ操作を行う回数が増加し、煩雑であり、操作性が低いという問題があった。
同様の問題は、画像の撮像に限らず、操作されたアプリケーションを示す画像を地図上の発生位置や予定位置に表示する場合に、操作位置が画像に付加されていない場合にも発生する。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、操作されたアプリケーションを表す画像の表示位置をより容易に特定できる端末装置、表示制御プログラム、及び表示制御方法を提供することにある。
また、本発明は、アプリケーションの正確な操作位置が特定できない場合でも、おおよその操作位置を簡単な操作で特定して、操作されたアプリケーションを表す画像を地図上に表示できる端末装置、表示制御プログラム、及び表示制御方法を提供することを他の目的とする。
本発明の第1の観点に係る端末装置は、
アプリケーションが操作された第1の操作日時と、前記第1の操作日時において前記アプリケーションが操作された第1の操作位置と、を対応付けて取得し、前記アプリケーションが操作された第2の操作日時と、前記第2の操作日時において前記アプリケーションが操作された第2の操作位置と、を対応付けて取得し、かつ前記アプリケーションが操作された操作日時であって、当該操作日時における前記アプリケーションの操作位置が不明な第3の操作日時を取得する情報取得手段と、
前記不明な操作位置と前記第1の操作位置との距離と、前記不明な操作位置と前記第2の操作位置との距離と、の比と、前記第3の操作日時と前記第1の操作日時との時間差と、前記第3の操作日時と前記第2の操作日時との時間差と、の比と、の差異が所定の範囲に含まれる位置であり、前記第1の操作位置と前記第2の操作位置との距離と、前記第1の操作日時と前記第2の操作日時との時間差と、から算出される前記アプリケーションを操作するユーザの移動速度により推定される移動手段に応じた前記ユーザの前記第1の操作位置から前記第2の操作位置までの移動経路の内で、最も所要時間が短いと予想される又は最も距離が短い移動経路から所定距離以内の位置に、前記不明な操作位置を推定する位置推定手段と、
前記位置推定手段で推定された推定位置と、前記アプリケーションが操作されたことを示すアプリ画像と、を対応付けて表示する表示手段と、を備える、
ことを特徴としている。
上記第1の観点に係る端末装置において、
ユーザの操作を受け付ける操作受付手段と、
前記第3の操作日時を記憶する情報記憶手段と、をさらに備え、
前記情報記憶手段が、前記第1の操作位置と対応付けて前記第1の操作日時を記憶しておらず、かつ前記第2の操作位置と対応付けて前記第2の操作日時も記憶していない場合に、前記情報取得手段は、前記操作受付手段が受け付けた第1の操作で指定された第1の操作日時と前記第1の操作で指定された第1の操作位置とを対応付けて取得し、前記操作受付手段が受け付けた第2の操作で指定された第2の操作日時と前記第2の操作で指定された第2の操作位置とを対応付けて取得し、かつ前記情報記憶手段から前記第3の操作日時を取得する、
としても良い。
上記第1の観点に係る端末装置において、
ユーザの操作を受け付ける操作受付手段と、
前記第3の操作日時を記憶する情報記憶手段と、をさらに備え、
前記情報記憶手段が、前記第2の操作位置と対応付けて前記第2の操作日時を記憶していないが、前記第1の操作位置と対応付けて前記第1の操作日時を記憶している場合に、前記情報取得手段は、前記情報記憶手段から前記第1の操作日時と前記第1の操作位置とを対応付けて取得し、前記操作受付手段が受け付けた第2の操作で指定された第2の操作日時と前記操作で指定された第2の操作位置とを対応付けて取得し、かつ前記情報記憶手段から前記第3の操作日時を取得する、
としても良い。
上記第1の観点に係る端末装置において、
前記位置推定手段は、前記情報取得手段で取得された第1の操作位置と前記第2の操作位置とを結ぶ直線から所定距離以内の位置を前記不明な操作位置として推定する、
としても良い。
上記第1の観点に係る端末装置において、
前記情報取得手段で取得された第1の操作位置から前記第2の操作位置へ至る地図上の移動経路を推定する経路推定手段をさらに備え、
前記位置推定手段は、前記移動経路から所定距離以内の位置を前記不明な操作位置として推定する、
としても良い。
上記第1の観点に係る端末装置において、
前記表示手段は、前記アプリケーションの操作日時を表示する日時表示領域において、前記情報取得手段で取得された第3の操作日時と前記アプリ画像とを対応付けて表示し、前記アプリケーションの操作位置を掲載した地図を表示する地図表示領域において、前記情報取得手段で取得された第1の操作位置に相当する前記地図表示領域上の位置と、前記第2の操作位置に相当する前記地図表示領域上の位置と、に、前記アプリ画像を表示する、
としても良い。
上記第1の観点に係る端末装置において、
前記表示手段は、前記第1の操作位置に対応付けられた前記アプリ画像を所定の態様で表示し、前記推定位置に対応付けられた前記アプリ画像を前記所定の態様と異なる態様で表示する、
としても良い。
また、本発明の第2の観点に係る表示制御プログラムは、
コンピュータを、
アプリケーションが操作された第1の操作日時と、前記第1の操作日時において前記アプリケーションが操作された第1の操作位置と、を対応付けて取得し、前記アプリケーションが操作された第2の操作日時と、前記第2の操作日時において前記アプリケーションが操作された第2の操作位置と、を対応付けて取得し、かつ前記アプリケーションが操作された操作日時であって、当該操作日時における前記アプリケーションの操作位置が不明な第3の操作日時を取得する情報取得手段、
前記不明な操作位置と前記第1の操作位置との距離と、前記不明な操作位置と前記第2の操作位置との距離と、の比と、前記第3の操作日時と前記第1の操作日時との時間差と、前記第3の操作日時と前記第2の操作日時との時間差と、の比と、の差異が所定の範囲に含まれる位置であり、前記第1の操作位置と前記第2の操作位置との距離と、前記第1の操作日時と前記第2の操作日時との時間差と、から算出される前記アプリケーションを操作するユーザの移動速度により推定される移動手段に応じた前記ユーザの前記第1の操作位置から前記第2の操作位置までの移動経路の内で、最も所要時間が短いと予想される又は最も距離が短い移動経路から所定距離以内の位置に、前記不明な操作位置を推定する位置推定手段、
前記位置推定手段で推定された推定位置と、前記アプリケーションが操作されたことを示すアプリ画像と、を対応付けて表示するように表示手段を制御する表示制御手段、として機能させる、
ことを特徴としている。
また、本発明の第3の観点に係る表示制御方法は、
アプリケーションが操作された第1の操作日時と、前記第1の操作日時において前記アプリケーションが操作された第1の操作位置と、を対応付けて取得し、前記アプリケーションが操作された第2の操作日時と、前記第2の操作日時において前記アプリケーションが操作された第2の操作位置と、を対応付けて取得し、かつ前記アプリケーションが操作された操作日時であって、当該操作日時における前記アプリケーションの操作位置が不明な第3の操作日時を取得する情報取得ステップと、
前記不明な操作位置と前記第1の操作位置との距離と、前記不明な操作位置と前記第2の操作位置との距離と、の比と、前記第3の操作日時と前記第1の操作日時との時間差と、前記第3の操作日時と前記第2の操作日時との時間差と、の比と、の差異が所定の範囲に含まれる位置であり、前記第1の操作位置と前記第2の操作位置との距離と、前記第1の操作日時と前記第2の操作日時との時間差と、から算出される前記アプリケーションを操作するユーザの移動速度により推定される移動手段に応じた前記ユーザの前記第1の操作位置から前記第2の操作位置までの移動経路の内で、最も所要時間が短いと予想される又は最も距離が短い移動経路から所定距離以内の位置に、前記不明な操作位置を推定する位置推定ステップと、
前記位置推定ステップで推定された推定位置と、前記アプリケーションが操作されたことを示すアプリ画像と、を対応付けて表示するように表示手段を制御する表示制御ステップと、を有する、
ことを特徴としている。
本発明の端末装置、表示制御プログラム、及び表示制御方法によれば、操作されたアプリケーションを表す画像の表示位置をより容易に特定できる。
(a)は、本発明の実施形態に係る端末装置の正面図であり、(b)は、その背面図である。 実施形態1に係る端末装置の表すハードウェア構成図である。 端末装置が記憶するアプリケーションテーブルの一例を表す図である。 端末装置が記憶する住所テーブルの一例を表す図である。 (a)は、実施形態1において端末装置が記憶する操作状況テーブルの一例を表す図である。(b)は、実施形態1の変形例1において端末装置が記憶する操作状況テーブルの一例を表す図である。(c)は、実施形態1の変形例2において端末装置が記憶する操作状況テーブルの一例を表す図である。 端末装置が記憶する地図画像テーブルの一例を表す図である。 (a)は、実施形態1において端末装置が記憶するアイコンテーブルの一例を表す図である。(b)は、実施形態1の変形例2において端末装置が記憶するアイコンテーブルの一例を表す図である。 実施形態1に係る端末装置の機能ブロック図である。 端末装置が実行するログ保存処理の一例を表すフローチャートである。 端末装置が受け付けた操作の一例を表す図である。 実施形態1において端末装置が実行する初期表示制御処理の一例を表すフローチャートである。 (a)は、端末装置が表示する地図表示領域の一例と、日時表示領域の一例と、を表す図である。(b)は、図12(a)に示す日時表示領域の拡大図である。 (a)は、操作位置を指定する際に表示される地図表示領域の一例と、日時表示領域の一例と、を表す図である。(b)は、操作位置が推定された場合に表示される地図表示領域の一例を表す図である。 実施形態1において端末装置が実行する推定操作位置表示制御処理の一例を表すフローチャートである。 操作位置が推定された場合に表示される地図表示領域の他例を表す図である。 (a)は、日時表示領域の他例を表す図である。(b)は、2つの位置がユーザによって指定された場合に表示される地図表示領域の一例を表す図である。 2つの位置がユーザによって指定された場合に、端末装置が実行する推定操作位置表示制御処理の一例を表すフローチャートである。 (a)は、2つの位置がユーザによって指定された場合に端末装置が表示する地図表示領域の他例を表す図である。(b)は、実施形態2において、端末装置が表示する地図表示領域の一例を表す図である。 実施形態2において端末装置が実行する推定操作位置表示制御処理の一例を表すフローチャートである。 実施形態2に係る端末装置が有する機能の一例を表す機能ブロック図である。 実施形態3において端末装置が表示する時系列表示領域の一例を表す図である。 実施形態3において端末装置が実行する初期表示制御処理の一例を表すフローチャートである。 実施形態3において端末装置が実行する推定操作位置表示制御処理の一例を表すフローチャートである。 操作位置が推定された場合に表示される時系列表示領域の一例を表す図である。
以下、本発明の実施形態に係る端末装置100について、添付図面を参照しつつ説明する。
<実施形態1>
本発明の実施形態に係る端末装置100は、所謂携帯電話、スマートフォン等から構成され、様々なアプリケーションを実行する機能を有し、各アプリケーションの実行位置を記憶し、アプリケーションを表すアイコンを、アプリケーションの操作位置に相当する地図上の位置に表示する機能を備える。
端末装置100の前面には、図1(a)に示すように、電源のON/OFFを操作するための操作ボタン111、タッチパネル114、マイクロフォン115、及びスピーカ116が配置されている。また、端末装置100の背面には、図1(b)に示すように、デジタルカメラ105が配置されている。
操作ボタン111は、電源のオン・オフを切り替える操作ボタンである。タッチパネル114は、LCD(Liquid Crystal Display)と、LCDの表示面上に配置されたデジタイザ(位置入力装置)とから構成され、任意の画像を表示すると共にタッチされた位置を表す信号を出力する。マイクロフォン115は、入力音声を電気信号に変換する。スピーカ116は、音声を出力する。
デジタルカメラ105は、CMOSカメラ等から構成され、静止画又は動作を撮影する。
また、端末装置100の内部には、図2に示すように、互いにバス119で接続されたCPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、記録部104、前述のデジタルカメラ105、信号処理回路107、GPS(Global Positioning System)回路109、入力制御回路110、LCDコントローラ114a、前述のタッチパネル114、マイクロフォン115、スピーカ116、内部クロック117が配置されている。
CPU101は、ROM102若しくは記録部104に保存されたプログラムを実行することで、端末装置100の全体制御を行う。RAM103は、CPU101のワークメモリとして機能し、CPU101によるプログラムの実行時において、処理対象のプログラム及びするデータを記憶する。
記録部104は、CPU101から内容を直接読み書きできないフラッシュメモリ装置、ハードディスク装置等から構成され、CPU101が実行する各種のアプリケーションや、CPU101がアプリケーションを実行する際に参照する各種のテーブルを記憶し、CPU101の制御に従って当該各種のテーブルに各種データを記録する。尚、テーブルの構成については後述する。また、記録部104は、端末装置100の内部に設置されても良いし、外部に設置されても良い。
デジタルカメラ105は、CPU101の制御に従って、画像を撮影する。
信号処理回路107は、アンテナ106に接続されている。信号処理回路107は、アンテナ106を介して、ラジオ放送電波、テレビ放送電波、若しくは基地局から電波等を受信し、受信した電波を復調し、ベースバンド信号をCPU101へ出力する。
また、信号処理回路107は、CPU101の制御に従って、マイクロフォン115から出力された音声信号に、変調処理などの各種信号処理を施してからアンテナ106を介して、電波として出力する。
GPS回路109は、GPSアンテナ108を介して、GPS信号をGPS衛星から受信し、受信したGPS信号に基づいて、端末装置100の現在位置の緯度及び経度を求める。GPS回路109は、GPS信号の受信状況の悪化、電源低下等により、緯度及び経度を測定できないことがある。
入力制御回路110は、操作ボタン111に行われた操作を表す電気信号をCPU101へ出力する。
LCDコントローラ114aは、CPU101から指示された画像をLCD114bに表示するため、駆動信号(例えば、画像信号と走査信号)をLCD114bに出力する。
デジタイザ114cは、LCD114bの表示画面に積層され、ユーザのタッチ操作を検出し、操作位置を示す信号をCPU101に出力する。LCD114bとデジタイザ114cにより、タッチパネル114が形成されている。
内部クロック117は、現在日時を計時する。
次に、記録部104に格納される各種テーブルについて、図3から図7を参照して説明する。
まず、記録部104は、図3に示すような、この端末装置100にインストールされているアプリケーションを識別する情報(以下、アプリIDという)とアプリケーション名とを対応付けたレコードが複数保存されたアプリケーションテーブルを記憶している。
さらに、記録部104は、図4に示すような住所テーブルを記憶している。住所テーブルは、緯度及び経度と、当該緯度及び経度で特定される位置の住所とを対応付けたレコードを複数格納する。住所テーブルは、GPS回路109で取得した緯度・経度を住所に変換する場合等に使用される。
また、記録部104は、アプリケーションの操作状況を記憶するために、図5(a)に示すような操作状況テーブルを記憶している。この操作状況テーブルは、アプリケーション操作の一種のログに相当するものであり、アプリIDと、アプリケーションの操作日時と、緯度及び経度の組み合わせ若しくは住所で特定される操作位置と、を対応付けたレコードを複数格納する。尚、ある操作日時における操作位置が不明である場合には、当該操作日時を格納するレコードは、操作位置を表す緯度及び経度並びに住所が不明であることを表す「null」文字と、アプリIDと、アプリケーションの操作日時と、を対応付けて格納する。
さらに、記録部104は、アプリケーションの操作位置を掲載した地図を特定するため、図6に示すような地図画像テーブルを記憶している。この地図画像テーブルは、地図を表す画像(以下、地図画像という)のパスと、当該地図画像に掲載された位置の経度及び緯度の内で、最小の緯度(以下、最小緯度という)と、最小の経度(以下、最小経度という)と、最大の緯度(以下、最大緯度という)と、最大の経度(以下、最大経度という)と、が対応付けられたレコードを複数格納している。つまり、地図画像テーブルの第1レコードを例に挙げて説明すると、パス「./map01.jpg」に格納された地図画像の最も左下の地点が、緯度「141度00分00秒」経度「43度00分00秒」の地点であり、当該地図の最も右上の地点が、緯度「141度01分00秒」経度「43度01分00秒」の地点である。すなわち、当該地図は、緯度が「141度00分00秒」以上「141度01分00秒」以下であり、かつ経度が「43度00分00秒」以上「43度01分00秒」以下である位置の全てを掲載している。
さらに、記録部104は、アプリケーションの操作位置に相当する地図上の位置に表示するアイコンのファイルパスを記憶した、図7(a)に示すようなアイコンテーブルを記憶している。このアイコンテーブルは、各アプリケーションについて、検出位置画像へのパスと、指定位置画像のパスと、推定位置画像のパスと、位置未取得画像のパスと、を対応付けたレコードを複数格納している。
ここで、検出位置画像は、アプリケーションのアイコンを表す画像であって、当該画像が表示される位置が位置検出部135で検出された、当該アプリケーションの操作位置(以下、検出操作位置という)に相当する地図画像上の位置であることを表す画像である。
指定位置画像は、アプリケーションのアイコンを表す画像であって、当該画像が表示される位置がユーザによって指定された、当該アプリケーションの操作位置(以下、指定操作位置という)に相当する地図画像上の位置であることを表す画像である。
推定位置画像は、アプリケーションのアイコンを表す画像であって、当該画像が表示される位置が、指定操作位置と検出操作位置とに基づいて推定された、当該アプリケーションの操作位置(以下、推定操作位置という)に相当する地図画像上の位置であることを表す画像である。
位置未取得画像は、アプリケーションのアイコンを表す画像であって、当該画像に対応付けて表示される、当該アプリケーションの操作日時における操作位置が検出されておらず、指定されておらず、かつ推定されていないことを表す画像である。
端末装置100の電源が投入されると、CPU101は、図8に示すアプリケーション実行部125、操作日時検出部130、操作位置検出部135、及びログ保存部140として機能する。また、図2に示したタッチパネル114は、操作受付部141として機能する。
アプリケーション実行部125は、情報記憶部120に記憶されたアプリケーションを実行する。操作日時検出部130は、図2に示した内部クロック117からアプリケーションの操作された操作日時を取得する。操作位置検出部135は、図2に示したGPS回路109が緯度及び経度を表す情報を出力する場合には、出力された情報で表される緯度及び経度で表される操作位置を検出する。これに対して、操作位置検出部135は、GPS回路109が緯度及び経度を表す情報を出力しない場合には、操作位置を検出しない。
ログ保存部140は、操作位置検出部135が操作位置を検出した場合には、アプリケーションのアプリID、操作日時、及び操作位置を対応付けて、図5(a)に示すように操作状況テーブルへ格納する。これに対して、ログ保存部140は、操作位置検出部135が操作位置を検出しなかった場合には、アプリケーションのアプリID及び操作日時を対応付けて操作状況テーブルへ保存する。
次に、上記ハードウェア構成及び機能構成を有する端末装置100の動作を図9以下のフローチャートを参照して説明する。
ここでは、理解を容易にするため、図10に例示す操作を例示するタイミングで端末装置100が受け付けた場合の処理について説明する。
まず、図10に示すように、日時「2011/01/01 08:50」にユーザが電源をONにする操作を操作ボタン111に行うと、ログ保存部140は、図2に示した入力制御回路110から当該操作を表す信号を取得する。次に、ログ保存部140は、図9に示すログ保存処理の実行を開始する。
ログ保存部140は、アプリケーションの実行において、ユーザの操作に応答して生じたイベントを表すイベントデータを、アプリケーション実行部125が出力するまでスリープする。
次に、図10に示すように、緯度「141度00分00秒」及び経度「43度00分00秒」の位置で、日時「2011/01/01 09:00」に、ユーザが、ラジオの受信に用いられるアプリケーション(以下、ラジオ受信アプリという)を選択する操作と、ラジオ受信アプリの実行を指示する操作と、を操作受付部141へ行ったとする。
このとき、図8に示すアプリケーション実行部125は、操作受付部141として機能するタッチパネル114から出力された信号とタッチパネル114のLCD114bに表示させている画面と、に基づいてこれらの操作を検出する。次に、図8に示すアプリケーション実行部125は、当該操作で選択されたラジオ受信アプリを記録部104から読み出し、読み出したラジオ受信アプリを実行する。
次に、アプリケーション実行部125は、アプリケーションの実行を開始したというイベントを表し、実行されたラジオ受信アプリのアプリID「01」を含むイベントデータをログ保存部140へ出力する。
その後、ログ保存部140は、アプリケーション実行部125からイベントデータを取得する(ステップS01)。次に、操作日時検出部130は、図2に示した内部クロック117からアプリケーションの操作日時「2011/1/1 09:00」を検出する(ステップS02)。
その後、操作位置検出部135は、GPS回路109から、端末装置100の操作位置を特定する緯度「141度00分00秒」及び経度「43度00分00秒」を検出する(ステップS03)。
次に、ログ保存部140は、操作位置検出部135が操作位置を特定する緯度及び経度を検出したと判別し(ステップS04;Yes)、情報記憶部120が記憶する、図4に示す住所テーブルから、検出された緯度に最も近い緯度と、検出された経度に最も近い経度と、に対応付けられた住所を検索する(ステップS05)。
その後、ログ保存部140は、ステップS01で取得されたラジオ受信アプリを識別するアプリID「01」と、ステップS02で検出された、ラジオ受信アプリの操作日時「2011/1/1 9:00」と、ステップS03で検出された、操作位置の緯度「141度00分00秒」及び経度「43度00分00秒」と、ステップS05で検索された操作位置の住所「神奈川県横浜市○○1丁目」と、を対応付けて、図5(a)に示す操作状況テーブルに保存する(ステップS06)。
次に、ステップS01に戻り、ログ保存部140は、アプリケーション実行部125がイベントデータを出力するまでスリープする。次に、図10に示したように、緯度「141度00分20秒」及び経度「43度00分20秒」の位置で、日時「2011/01/01 09:30」に、ユーザが、操作受付部141へラジオ受信アプリの終了を指示する操作を行ったとする。
次に、ログ保存部140は、ラジオ受信アプリの終了というイベントを表し、ラジオ受信アプリのアプリID「01」を含むイベントデータをアプリケーション実行部125から取得する(ステップS01)。
その後、ステップS02からステップS05が繰り返された後に、ログ保存部140は、ラジオ受信アプリのアプリID「01」と、ラジオ受信アプリの操作日時「2011/1/1 09:30」と、操作位置の緯度「141度00分20秒」及び経度「43度00分20秒」と、操作位置の住所「神奈川県横浜市○△2丁目」と、を対応付けて操作状況テーブルに保存する(ステップS06)。
次に、ステップS01に戻り、ログ保存部140は、アプリケーション実行部125が出力するまでスリープする。
その後、図10に示したように、緯度「141度00分40秒」及び経度「43度00分40秒」の位置で、日時「2011/01/01 10:00」に、ユーザが、図2に示したデジタルカメラ105を制御するアプリケーション(以下、カメラアプリという)の実行を指示する操作を操作受付部141へ行ったとする。
次に、ログ保存部140は、カメラアプリの実行開始というイベントを表し、カメラアプリのアプリID「02」を含むイベントデータをアプリケーション実行部125から取得する(ステップS01)。
その後、ステップS02からステップS05が繰り返された後に、ログ保存部140は、カメラアプリのアプリID「02」と、ラジオ受信アプリの操作日時「2011/01/01 10:00」と、操作位置の緯度「141度00分40秒」及び経度「43度00分40秒」と、操作位置の住所「神奈川県横浜市○□4丁目」と、を対応付けて操作状況テーブルに保存する(ステップS06)。
次に、ステップS01に戻り、ログ保存部140は、アプリケーション実行部125がイベントデータを出力するまでスリープする。
次に、図10に示したように、緯度「141度01分00秒」及び経度「43度01分00秒」の位置で、日時「2011/01/01 10:30」に、ユーザが、カメラアプリの終了を指示する操作を操作受付部141へ行ったとする。
次に、ログ保存部140は、カメラアプリの終了というイベントを表し、カメラアプリのアプリID「02」を含むイベントデータをアプリケーション実行部125から取得する(ステップS01)。
その後、ステップS02からステップS05が繰り返された後に、ログ保存部140は、カメラアプリのアプリID「02」と、ラジオ受信アプリの操作日時「2011/01/01 10:30」と、操作位置の緯度「141度01分00秒」及び経度「43度01分00秒」と、操作位置の住所「神奈川県横浜市△△6丁目」と、を対応付けて操作状況テーブルに保存する(ステップS06)。
次に、ステップS01に戻り、ログ保存部140は、アプリケーション実行部125がイベントデータを出力するまでスリープする。
次に、図10に示したように、緯度「141度01分20秒」及び経度「43度01分20秒」の位置で、日時「2011/01/01 11:00」に、ユーザが、ラジオ受信アプリの実行を指示する操作を操作受付部141へ行ったとする。
次に、ログ保存部140は、ラジオ受信アプリの開始というイベントを表し、ラジオ受信アプリのアプリID「01」を含むイベントデータをアプリケーション実行部125から取得する(ステップS01)。
その後、ステップS02が繰り返される。次に、操作位置検出部135は、GPS回路109から出力される情報から操作位置の緯度及び経度の検出を試みる(ステップS03)。このとき、端末装置100が地下で操作されていたため、GPS回路109がGPS衛生からの電波を受信できず、端末装置100の緯度及び経度を検出できなかった。このため、GPS回路109は、緯度及び経度を表す情報を出力しないため、操作位置検出部135は、操作位置の緯度及び経度を検出できなかった。
次に、ログ保存部140は、操作位置検出部135が操作位置の緯度及び経度を検出しなかったと判別する(ステップS04;No)。次に、ログ保存部140は、ラジオ受信アプリのアプリID「01」と、ラジオ受信アプリの操作日時「2011/01/01 11:00」と、を対応付けて操作状況テーブルに保存する(ステップS07)。
次に、ステップS01に戻り、ログ保存部140は、アプリケーション実行部125がイベントデータを出力するまでスリープする。
次に、緯度「141度01分40秒」及び経度「43度01分40秒」の位置で、日時「2011/01/01 11:30」に、ユーザが選局を行う操作を操作受付部141へ行ったとする。
次に、ログ保存部140は、選局というイベントを表し、ラジオ受信アプリのアプリID「01」を含むイベントデータをアプリケーション実行部125から取得する(ステップS01)。
その後、ステップS02及びステップS03が繰り返される。このとき、端末装置100は、引き続き地下で操作されていたため、操作位置検出部135は、操作位置の緯度及び経度を検出できなかった。
次に、ログ保存部140は、操作位置検出部135が操作位置の緯度及び経度を検出しなかったと判別し(ステップS04;No)、ラジオ受信アプリのアプリID「01」と、操作日時「2011/01/01 11:30」と、を対応付けて操作状況テーブルに保存する(ステップS07)。
次に、ステップS01に戻り、ログ保存部140は、アプリケーション実行部125がイベントデータを出力するまでスリープする。
次に、緯度「141度02分00秒」及び経度「43度02分00秒」の位置で、日時「2011/01/01 12:00」に、ユーザが選局を行う操作を操作受付部141へ行ったとする。このとき、端末装置100は、引き続き地下で操作されているとする。
次に、ステップS01からステップS04及びステップS07が繰り返されることで、ラジオ受信アプリのアプリID「01」と、操作日時「2011/01/01 12:00」と、が操作状況テーブルに保存される。
次に、緯度「141度02分20秒」及び経度「43度02分20秒」の位置で、日時「2011/01/01 12:30」に、ラジオ受信アプリを終了させる操作を操作受付部141へ行ったとする。このとき、端末装置100は、引き続き地下で操作されているとする。
次に、ステップS01からステップS04及びステップS07が繰り返されることで、ラジオ受信アプリのアプリID「01」と、操作日時「2011/01/01 12:30」と、が操作状況テーブルに保存される。
その後、図10に示すように、日時「2011/01/01 12:40」にユーザが電源をOFFにする操作を操作ボタン111に行うと、ログ保存部140は、図2に示した入力制御回路110から当該操作を表す信号を取得する。次に、ログ保存部140は、ログ保存処理の実行を終了する。
次に、ユーザは、アプリケーションの操作位置を表示させる操作を操作受付部141に行う。CPU101は、操作受付部141から出力された信号と操作受付部141のLCD114bに表示させている画面と、に基づいて当該操作を検出する。次に、CPU101は、LCD114bに操作位置を表示させる、図11に示すような初期表示制御処理を、図2に示したハードウェアと協働して実行する。これにより、CPU101は、図8に示すような表示制御部150として機能する。
以下、図11に示す初期表示制御処理の一処理例について説明する。
表示制御部150は、初期表示制御処理の実行を開始すると、図2に示したGPS回路109から端末装置100の現在位置の緯度及び経度を表す情報を取得する(ステップS11)。次に、取得した情報で表される緯度及び経度の地点を掲載した地図画像を取得する。このため、表示制御部150は、取得した情報で表される緯度及び経度に基づいて、図6に示す地図画像テーブルから、当該緯度よりも小さい最小緯度と、当該緯度よりも大きい最大緯度と、当該経度よりも小さい最小経度と、当該経度よりも大きい最大経度と、に対応付けられた地図を表す地図画像のファイルパスを検索する。
次に、表示制御部150は、当該ファイルパスに保存された地図画像を、情報記憶部120から取得する(ステップS12)。その後、表示制御部150は、取得した地図画像を、図12(a)に示すような、LCD114bが有する地図表示領域AMに表示する(ステップS13)。
次に、表示制御部150は、図5(a)に示した操作状況テーブルに、操作日時の昇順に並べて保存された複数のレコードの先頭レコードを選択する(ステップS14)。
次に、表示制御部150は、ステップS14で選択したレコード(以下、選択レコードという)の緯度フィールド、経度フィールド、及び住所フィールドには、データが保存されているので、選択レコードは操作位置を有すると判別する(ステップS15;Yes)。次に、表示制御部150は、図7(a)に示すアイコンテーブルから、選択レコードが有するアプリID「01」と対応付けられた検出位置画像のパスを取得し、取得したパスに保存された検出位置画像を取得する(ステップS16)。
その後、表示制御部150は、選択レコードが有する操作位置に相当する地図画像上の位置を特定する。表示制御部150は、地図画像の左下頂点を原点とし、地図画像の上方向を正とするY軸と、地図画像に向かって右方向を正とするX軸と、を定義する。次に、表示制御部150は、操作位置に相当する地図画像上の位置を表すX座標を以下の式(1)を用いて算出し、Y座標を以下の式(2)を用いて算出する。
X座標値=地図画像の横の長さ÷最小経度と最大経度との差異×操作位置の経度と最小経度との差異・・・(1)
Y座標値=地図画像の縦の長さ÷最小緯度と最大緯度との差異×操作位置の緯度と最小緯度との差異・・・(2)
その後、表示制御部150は、図12(a)に示すように、ステップS16で取得された検出位置画像PA1を、特定した地図画像上の座標位置に表示させる(ステップS17)。
次に、表示制御部150は、図5(a)に示した操作状況テーブルには、未処理のレコードが存在すると判別し(ステップS18;Yes)、ステップS14に戻り、操作状況テーブルの先頭から2番目のレコードを選択する。その後、表示制御部150は、ステップS15からステップS17の処理を実行することで、2番目のレコードが有するアプリID「01」で識別されるラジオ受信アプリの検出位置画像PA2を、2番目のレコードが有する操作位置に相当する地図画像上の位置に表示させる。
次に、表示制御部150は、ステップS18の処理を実行した後に、ステップS14に戻り、操作状況テーブルの先頭から3番目のレコードを選択する。その後、表示制御部150は、ステップS15からステップS17の処理を実行することで、3番目のレコードが有するアプリID「02」で識別されるカメラアプリの検出位置画像PA3を、3番目のレコードが有する操作位置に相当する地図画像上の位置に表示させる。
次に、表示制御部150は、ステップS18の処理を実行した後にステップS14からステップS17の処理を実行することで、操作状況テーブルの4番目のレコードが有するアプリID「02」で識別されるカメラアプリの検出位置画像PA4を操作位置に相当する地図画像上の位置に表示させる。
次に、表示制御部150は、ステップS18の処理を実行した後にステップS14に戻り、操作状況テーブルの先頭から5番目のレコードを選択する。その後、表示制御部150は、選択レコードの緯度フィールド、経度フィールド、及び住所フィールドには、データが保存されていないので、選択レコードは操作位置を有しないと判別する(ステップS15;No)。次に、表示制御部150は、図7(a)に示すアイコンテーブルから、選択レコードが有するアプリID「01」と対応付けられた位置未取得画像を取得する(ステップS19)。その後、表示制御部150は、図12(b)に示すように、取得された位置未取得画像PA5と、選択レコードが有するラジオ受信アプリの操作日時「2011/01/01 11:00」と、を対応付けて、LCD114bが有する日時表示領域ATに表示させる(ステップS20)。
次に、表示制御部150は、ステップS18の処理を実行した後にステップS14及びステップS15並びにステップS19及びステップS20の処理を3回繰り返すことで、位置未取得画像PA6からPA8と、ラジオ受信アプリの操作日時「2011/01/01 11:30」、「2011/01/01 12:00」、及び「2011/01/01 12:30」と、を、地図表示領域AMと異なる日時表示領域ATに表示させる。アイコンPA1からPA4は、操作位置に対応付けられているが、アイコンPA5からPA8は、操作位置と対応付けられていないことを、明確に区別して表示するためである。
同様の理由で、この位置未取得画像PA5からPA8は、検出位置画像PA1からPA4よりも全体的に濃い色で表示される。検出位置画像PA1からPA4と位置未取得画像PA5からPA8とを区別して表示するだけでなく、ユーザの注意を検出位置画像PA1からPA4より位置未取得画像PA5からPA8に引き付けるためでもある。
次に、表示制御部150は、操作状況テーブルに未処理のレコードが存在しないと判別した後に(ステップS18;Yes)、初期表示制御処理の実行を終了する。
ユーザは、図12(a)に示した日時表示領域ATに表示されたアイコンPA8をドラッグすることで、アイコンPA8と、アイコンPA8に対応付けられた操作日時「2011/01/01 12:30」と、を指定する。次に、ユーザは、地図表示領域AMでアイコンPA8をドロップすることで、操作日時「2011/01/01 12:30」におけるアプリケーションの操作位置を指定する。
CPU101は、図8に示した操作受付部141からユーザの行ったドラッグアンドドロップ操作が行われた位置を表す信号と、操作受付部141のLCD114bに表示させている画面と、に基づいて当該操作を検出する。CPU101は、当該ドラッグアンドドロップ操作を検出すると、地図表示領域AMに表示されている検出位置画像の数を計数する。CPU101は、計数した検出位置画像の数に応答して実行する処理を切り換える。地図表示領域AMには、検出位置画像PA1からPA4が表示されているので、CPU101は、計数された値「4」が「1」以上であると判別する。次に、CPU101は、図14に示すような、推定操作位置を表示する推定操作位置表示制御処理を、図2に示したハードウェアと協働して実行する。これにより、CPU101は、表示制御部150の他に、図8に示すような情報取得部145、位置推定部155及び位置保存部160として機能する。尚、CPU101が、地図表示領域AMに表示された検出位置画像の数が「0」であると判別した場合に実行する処理については後述する。
以下、図14に示す推定操作位置表示制御処理の一処理例について説明する。
情報取得部145は、推定操作位置表示制御処理の実行を開始すると、ドラッグアンドドロップ操作で指定された画像(以下、指定画像という)PA8と、指定された操作日時(以下、指定操作日時という)「2011/01/01 12:30」を特定する(ステップS31)。次に、情報取得部145は、ドラッグアンドドロップ操作でアイコンPA8がドロップされた地図画像上の位置(以下、ドロップ位置という)を特定する(ステップS32)。
その後、情報取得部145は、以下の式(3)及び(4)を用いて、ドロップ位置に相当する指定操作位置の緯度及び経度を特定する(ステップS32)。
指定操作位置の緯度=ドロップ位置のY座標÷地図画像の縦の長さ×の最小緯度と最大緯度との差異+最小緯度・・・(3)
指定操作位置の経度=ドロップ位置のX座標÷地図画像の横の長さ×の最小経度と最大経度との差異+最小経度・・・(4)
その後、図8に示した位置保存部160は、特定された指定操作位置を指定操作日時に対応付けて、図5(a)に示した操作状況テーブルに保存する(ステップS33)。
次に、表示制御部150は、指定画像PA8と同じアプリID「01」に対応付けられた指定位置画像のファイルパスを、図7(a)のアイコンテーブルから取得する。その後、表示制御部150は、取得されたファイルパスから指定位置画像を取得する(ステップS34a)。
次に、表示制御部150は、図13(a)に示すように、アイコンPA8がドロップされた位置に、指定位置画像PA8’を表示させる(ステップS34b)。
この指定位置画像PA8’は、検出位置画像PA1からPA4よりも全体的に濃い色で表示される。検出位置画像PA1からPA4は、検出操作位置に相当する地図画像上の位置に表示されているが、指定位置画像PA8’は、指定操作位置に相当する地図画像上の位置(すなわち、ドロップ位置)に表示されていることを、明確に区別して表示するためである。
また、指定位置画像PA8’は、位置未取得画像PA5からPA8よりも全体的に薄い色で表示される。ユーザの注意を指定位置画像PA8’より位置未取得画像PA5からPA8に引き付けるためである。
その後、表示制御部150は、アイコンPA8と指定操作日時「2011/01/01 12:30」との日時表示領域ATにおける表示を終了する(ステップS35)。
次に、位置推定部155は、指定操作日時「2011/01/01 12:30」より前の操作日時であって、かつ最も遅い日時「2011/01/01 10:30」を、図5(a)に示した操作状況テーブルから取得する。この取得された操作日時は、検出操作位置が検出された日時でもあるので、以下、検出日時という(ステップS36)。
その後、位置推定部155は、検出日時「2011/01/01 10:30」から指定操作日時「2011/01/01 12:30」までの操作日時「2011/01/01 11:00」、「2011/01/01 11:30」、及び「2011/01/01 12:00」を、操作状況テーブルから取得する(ステップS37)。これらの取得された操作日時を、以下、取得日時という。
次に、位置推定部155は、指定操作位置と、検出日時「2011/01/01 10:30」に対応付けられた検出操作位置と、を結ぶ、図13(a)に示すような直線LNを表す直線式を算出する(ステップS38)。
その後、位置推定部155は、取得日時「2011/01/01 11:00」から検出日時「2011/01/01 10:30」までの長さ「30分」と、取得日時「2011/01/01 11:00」から指定操作日時「2011/01/01 12:30」までの長さ「1時間30分」と、の比「1:3」を算出する。この比「1:3」は、アイコンPA4の表示位置に相当する操作位置から、取得日時「2011/01/01 11:00」における操作位置として推定される位置(つまり、推定操作位置)までの移動時間と、推定操作位置から指定位置画像PA8’に相当する操作位置までの移動時間と、の比であるため、以下、移動時間比という。
次に、位置推定部155は、アイコンPA4の表示位置に相当する操作位置から推定操作位置までの距離と、推定操作位置から指定位置画像PA8’の表示位置に相当する操作位置までの距離と、の比(以下、距離比という)と、移動時間比「1:3」との差異が所定の値以下となり、かつ直線LNから所定距離以内となるように、取得日時「2011/01/01 11:00」における操作位置を推定する(ステップS39)。
同様に、位置推定部155は、取得日時「2011/01/01 11:30」おける操作位置を距離比が「1:1」となるように推定し、未取得操作日時「2011/01/01 12:00」おける操作位置を距離比が「3:1」となるように推定する。
その後、位置保存部160は、取得日時「2011/01/01 11:00」に、ステップS39で推定された推定操作位置を対応付けて、図5(a)に示した操作状況テーブルに保存する。同様に、位置保存部160は、取得日時「2011/01/01 11:30」及び「2011/01/01 12:00」に推定操作位置をそれぞれ対応付けて保存する(ステップS40)。
次に、表示制御部150は、取得日時「2011/01/01 11:00」に対応付けて日時表示領域ATに表示された位置未取得画像PA5を特定する。次に、表示制御部150は、位置未取得画像PA5と同じアプリID「01」に示す推定位置画像のファイルパスを、図7(a)に示すアイコンテーブルから取得する。その後、表示制御部150は、取得されたファイルパスから推定位置画像を取得する(ステップS42a)。次に、表示制御部150は、図13(b)に示すように、推定操作位置に相当する地図画像上の位置に推定位置画像PA5’を表示させる。同様に、表示制御部150は、図15に示すように、推定位置画像PA6’及びPA7’を地図画像上に表示させる(ステップS42b)。
推定位置画像PA5’からPA7’は、検出位置画像PA1からPA4、位置未取得画像PA5からPA8、及び指定位置画像PA8’よりも全体的に薄い色で表示される。推定位置画像PA5’からPA7’を、検出位置画像PA1からPA4、位置未取得画像PA5からPA8、及び指定位置画像PA8’と明確に区別して表示するためである。
その後、表示制御部150は、位置未取得画像PA5からPA7と取得日時「2011/01/01 11:00」、「2011/01/01 11:30」、及び「2011/01/01 12:00」との日時表示領域ATにおける表示を終了させる(ステップS43)。その後、表示制御部150は、推定操作位置表示制御処理の実行を終了する。
ユーザは、推定位置画像PA5’が表示された地図画像上の位置を視認する。このとき、ユーザは、推定位置画像PA5’の表示位置を修正するために、推定位置画像PA5’をドラッグし、地図表示領域AM上のある位置(以下、修正位置という)でドロップする操作を行う。
図8に示した情報取得部145は、図8に示した操作受付部141から出力された信号と操作受付部141のLCD114bに表示させている画面と、に基づいて当該操作を検出する。次に、情報取得部145は、当該操作により指定された推定位置画像PA5’と、当該操作により指定された修正位置と、を取得する。次に、位置保存部160は、推定位置画像PA5’の表示位置に相当する操作位置に対応付けられた操作日時を、図5(a)に示した操作状況テーブルから検索する。その後、位置保存部160は、修正位置に相当する操作位置を算出する。その後、位置保存部160は、検索された操作日時に対応付けられた操作位置を、算出された操作位置で更新する。次に、表示制御部150は、推定位置画像PA5’と同じアプリID「01」に対応付けられた指定位置画像を取得した後に、推定位置画像PA5’の表示を終了し、指定位置画像を修正位置に表示させる。
以上、図11に示した初期表示制御処理が終了したときに、図12(a)に示すように、地図表示領域AMに検出位置画像PA1からPA4が表示されている場合を例に挙げて説明した。この例において、ユーザが、日時表示領域ATから位置未取得画像PA5からPA8のいずれか1つをドラッグし、地図表示領域AMにドロップ操作するとして説明した。
次に、初期表示制御処理が終了したときに、地図表示領域AMに検出位置画像が表示されていない場合を例に挙げて説明する。この例において、図16(a)に示すように、日時表示領域ATには、位置未取得画像PA1からPA4と4つの操作日時とが表示されているとする。
ユーザは、日時表示領域ATの位置未取得画像PA1をドラッグし、位置未取得画像PA1を地図表示領域AMにドロップするドラッグアンドドロップ操作を行ったとする。このとき、情報取得部145は、地図表示領域AMに表示されている検出位置画像の数を計数し、計数した値が「0」であると判別する。次に、表示制御部150は、図17に示すような推定操作位置表示制御処理の実行を開始する。
以下、図17に示す推定操作位置表示制御処理の一処理例について説明する。
情報取得部145は、推定操作位置表示制御処理の実行を開始すると、情報取得部145は、図14を参照して説明したステップS31からS35と同様の処理を、アイコンPA1に対して実行する(ステップS131からステップS135)。これにより、情報取得部145は、指定操作位置(以下、第1指定操作位置という)を取得し、図16(b)に示すような指定位置画像PA1’をドロップ位置に表示させる。
次に、ユーザは、図16(a)に示した日時表示領域ATの位置未取得画像PA4をドラッグし、位置未取得画像PA4を地図表示領域AMにドロップするドラッグアンドドロップ操作を行ったとする。
情報取得部145は、ステップS31からS35と同様の処理を、アイコンPA4に対して実行することで(ステップS231からステップS235)、指定操作位置(以下、第2指定操作位置という)を取得し、指定位置画像PA4’をドロップ位置に表示させる。
その後、位置推定部155は、ステップS37と同様の処理を実行することで、アイコンPA1に対応付けられた指定操作日時(第1指定操作日時という)「2011/01/01 11:00」から、アイコンPA4に対応付けられた指定操作日時(第2指定操作日時という)「2011/01/01 12:30」までの操作日時「2011/01/01 11:30」及び「2011/01/01 12:00」を操作状況テーブルから取得する(ステップS337)。
次に、位置推定部155は、ステップS38と同様に、第1指定操作位置と、第2指定操作位置と、を結ぶ直線LNを表す直線式を算出する(ステップS338)。
その後、位置推定部155は、ステップS39と同様に、取得日時「2011/01/01 11:30」から第1指定操作日時「2011/01/01 11:00」までの長さ「30分」と、取得日時「2011/01/01 11:30」から第2指定操作日時「2011/01/01 12:30」までの長さ「1時間」と、の移動時間比「1:2」を算出する。また、位置推定部155は、アイコンPA1’の表示位置に相当する操作位置から、取得日時「2011/01/01 11:30」における操作位置として推定される位置(つまり、推定操作位置)までの距離と、推定操作位置から指定位置画像PA4’の表示位置に相当する操作位置までの距離と、の距離比と、移動時間比「1:2」と、の差異が所定値以下となり、かつ直線LNから所定距離以内となるように、取得日時「2011/01/01 11:30」における操作位置を推定する。同様に、位置推定部155は、取得日時「2011/01/01 12:00」におけるアプリケーションの操作位置を推定する(ステップS339)。
その後、表示制御部150は、ステップS40からステップS43と同様の処理を実行することで、図16(b)に示すようなアイコンPA2’及びアイコンPA3’を表示する等した後に、推定操作位置表示制御処理の実行を終了する。
以上、図16(a)に示した最も早い操作日時「2011/01/01 11:00」に対応付けられたアイコンPA1と、最も遅い操作日時「2011/01/01 12:30」に対応付けられたアイコンPA4と、をユーザが、ドラッグアンドドロップ操作を行った場合について説明した。
次に、図16(a)に示した最も早い操作日時「2011/01/01 11:00」に対応付けられたアイコンPA1と、2番目に早い操作日時「2011/01/01 11:30」に対応付けられたアイコンPA2と、をユーザが、ドラッグアンドドロップする操作を行った例を挙げて、端末装置100が実行する処理について説明を行う。
この例において、端末装置100は、図18(a)に示すように、ドロップ位置に指定位置画像PA1’及びPA2’を表示させる。次に、端末装置100は、2番目に早い操作日時「2011/01/01 11:30」よりもさらに遅い操作日時であって、操作位置と未対応の日時「2011/01/01 12:00」及び「2011/01/01 12:30」を取得する。その後、端末装置100は、取得日時「2011/01/01 12:00」及び「2011/01/01 12:30」における操作位置を、図17のステップS339及びステップS340で説明した方法を用いて推定する。その後、端末装置100は、図18(a)に示すように、推定した操作位置に相当する地図画像上の位置に、推定位置画像PA3’及びPA4’を表示させる。
これらの構成によれば、ユーザによって指定されたアプリケーションの操作日時と操作位置とを取得すると、操作位置と未対応の操作日時におけるアプリケーションの操作位置を推定し、推定された操作位置と推定位置画像とを対応付けて表示する。このため、操作位置と未対応の操作日時の数が増えても、当該未対応の操作日時においてアプリケーションが操作された位置にアイコンを表示させるために、ユーザが操作位置を指定する労力を軽減できる。
またこれらの構成によれば、操作位置と未対応の操作日時とアイコンとを日時表示領域ATに対応付けて表示する一方で、検出位置に相当する地図表示領域AMの位置にアイコンを表示する。このため、ユーザは、どの操作日時に操作位置が対応付けられているのか否かを判断し易くなる。
さらにこれらの構成によれば、操作位置と未対応の操作日時におけるアプリケーションの操作位置が推定されると、推定された操作位置に相当する地図表示領域AMの位置にアイコンを表示し、操作位置と未対応の操作日時とアイコンとの日時表示領域ATにおける表示を終了する。このため、ユーザは、どの操作日時における操作位置が推定されていないのかを判断し易くなる。
これらの構成によれば、検出操作位置に相当する地図表示領域AMの位置にアイコンを所定の態様で表示し、推定された操作位置に相当する地図表示領域AMの位置にアイコンを所定の態様よりも全体的に濃度の薄い態様で表示する。このため、ユーザは、地図画像に掲載されている情報が増えても、又は地図画像に表示されるアイコンの数が増加しても、どの操作位置が推定された位置であるかを判断し易くなる。
さらに、これらの構成によれば、指定操作位置と検出操作位置とを結ぶ直線LNから所定距離以内の位置を推定操作位置とする。ここで、ある位置から他の位置まで徒歩で移動する場合には、ユーザは、大通りなどの直線LNから離れた道を歩くよりも裏路地を利用して直線LNに沿った最短経路を歩くことが多い。このため、より少ない計算量でより正確にアプリケーションの操作位置を推定できる。
本実施形態において、端末装置100は、携帯端末装置であるとして説明したが、これに限定される訳でなく、端末装置100は、車載機であっても良い。
本実施形態において、アプリケーション実行部125がログ保存部140へ送信するイベントは、例えば、アプリケーションが操作される操作イベント、当該操作に応答してアプリケーションが起動する起動イベント、及びアプリケーションが終了する終了イベントのいずれかを含む。このため、アプリケーションの操作日時は、アプリケーションの起動日時、終了日時、及び操作日時を含む。
また、図2に示したCPU101は、内部クロック117と協働することで、ソフトウェアタイマとして機能し、アプリケーション実行部125は、当該ソフトウェアタイマを有する構成を採用できる。この構成において、アプリケーション実行部125は、ソフトウェアタイマによって所定時間の経過を通知されると、所定時間が経過したときに操作されていたアプリケーションのアプリIDを含み、所定時間が経過したというイベントを表すイベントデータをログ保存部140へ送信するとしても良い。すなわち、ログ保存部140は、所定時間間隔で、アプリIDと、アプリケーションの操作日時と、操作位置と、を対応付けて、若しくは、アプリIDと、アプリケーションの操作日時と、を対応付けて、図5(a)の操作状況テーブルに保存する構成を採用できる。
さらにまた、ログ保存部140は、ソフトウェアタイマを有し、ソフトウェアタイマによって所定時間の経過を通知されると、所定時間が経過したときに操作されていたアプリケーションのアプリIDと、アプリケーションの操作日時と、操作位置と、を対応付けて、若しくは、アプリIDと、アプリケーションの操作日時と、を対応付けて、操作状況テーブルに保存する構成を採用できる。
本実施形態において、端末装置100は、カメラアプリの操作位置に相当する地図画像上の位置に、カメラアプリのアイコンを表示するとして説明したが、これに限定される訳ではない。端末装置100は、カメラアプリの操作位置に相当する地図画像上の位置に、デジタルカメラ105で撮影された画像のサムネイル画像を表示しても良い。すなわち、端末装置100は、アプリケーションの操作位置に相当する地図画像上の位置に、当該アプリケーションを連想させる画像を表示すれば良い。
また、端末装置100は、現在位置を含む地図画像を表示し、アプリケーションの操作位置に相当する当該地図画像上の位置に、アイコンを表示するとして説明したが、これに限定される訳ではない。端末装置100は、図5(a)に示した操作状況テーブルに保存された操作位置を全て若しくは一部含む地図画像を表示する構成を採用できる。
本実施形態において、端末装置100は、位置未取得画像は、検出位置画像よりも全体的に濃い色で表示される、として説明したが、これに限定される訳ではない。端末装置100は、位置未取得画像を検出位置画像よりも強調された表示態様で表示すれば良く、例えば、検出位置画像よりもコントラストが高い表示態様で表示しても良い。また、端末装置100は、位置未取得画像を点滅表示するが、検出位置画像を点滅表示しない若しくは位置未取得画像よりも長い周期で点滅表示するとしても良い。
同様に、端末装置100は、検出位置画像よりも強調された表示態様であり、かつ位置未取得画像よりも強調されていない表示態様であれば、指定位置画像をどのような態様で表示しても良い。また同様に、端末装置100は、検出位置画像、位置未取得画像、及び指定位置画像と区別される表示態様であれば、推定位置画像をどのような態様で表示しても良い。さらに、端末装置100は、検出位置画像、位置未取得画像、指定位置画像、及び推定位置画像が、それぞれ互いに区別される表示態様であれば、どのような表示態様で表示しても良い。
本実施形態において、図8に示したログ保存部140は、操作位置検出部135で検出された操作位置を情報記憶部120に保存するとして説明したが、これに限定される訳ではない。例えば、ログ保存部140が操作位置検出部135を有していても良い。また、アプリケーション実行部125が操作位置検出部135を有し、操作位置検出部135で検出された操作位置を表す情報を含むイベントデータをログ保存部140に送信しても良い。
本実施形態において、端末装置100は、図1(a)に示したLCD114bに、図12(a)に示すような地図表示領域AMと日時表示領域ATとを表示するとして説明したが、これに限定される訳ではない。例えば、タッチパネル114は、第1LCD及び第2LCDという2つの表示装置を有し、第1LCDに地図表示領域AMを表示し、第2LCDに日時表示領域ATを表示しても良い。
<実施形態1の変形例1>
実施形態1において、ユーザがドラッグアンドドロップ操作をすると、図8に示した位置推定部155は、ドロップ位置に基づいてアプリケーションの操作位置を推定するとして説明した。実施形態1の変形例1では、位置推定部155は、ログ保存部140が、操作位置と対応づけられた操作日時を情報記憶部120に保存する度に、当該操作日時よりも前の操作日時であって、操作位置と対応づけられていない操作日時におけるアプリケーションの操作位置を推定する。以下、本実施形態の変形例1に係る端末装置100の構成及び動作であって、本実施形態の端末装置100の構成及び動作と同じものについては説明を省略する。
位置保存部160は、操作位置と対応づけられていない操作日時に、推定された操作位置と、当該操作日時に対応づけられた操作位置が推定操作位置である場合に「ON」となり、推定操作位置でない場合に「OFF」となる推定フラグと、を対応付けて、図5(b)に示す操作状況テーブルに保存する構成を採用できる。
表示制御部150は、「ON」の推定フラグを有するレコードの操作位置に相当する地図画像上の位置に推定位置画像を表示させ、「OFF」の推定フラグを有するレコードに保存された操作位置に相当する地図画像上の位置に、検出位置画像を表示させる構成を採用できる。
この構成によれば、ユーザが、操作日時と操作位置とを指定しなくとも、操作位置と対応付けられていない操作日時におけるアプリケーションの操作位置を推定し、推定された操作位置に相当する地図画像上の位置にアイコンを表示できる。
<実施形態1の変形例2>
実施形態1において、端末装置100は、操作位置に相当する地図画像上の位置に、操作された「アプリケーション」を連想させるアイコンを表示するとして説明した。実施形態1の変形例2では、端末装置100は、操作位置に相当する地図画像上の位置に、操作された「アプリケーション」のみならず、当該アプリケーションに対する「操作」をも連想させるアイコンを表示する。以下、本実施形態の変形例2に係る端末装置100の構成及び動作であって、本実施形態の端末装置100の構成及び動作と同じものについては説明を省略する。
図8に示した情報記憶部120は、アプリケーションの操作状況として操作内容をさらに記憶する。このため、情報記憶部120は、図5(c)に示すような、アプリID、アプリケーションの操作日時、及び操作位置に、アプリケーションの操作がさらに対応付けられた操作状況テーブルを記憶している。
また、情報記憶部120は、アプリケーションとアプリケーションの操作内容との双方を連想させるアイコンを記憶している。このため、情報記憶部120は、図7(b)に示すように、アプリケーションのアプリIDと、当該アプリケーションの操作内容と、当該アプリケーション及び操作内容の双方を連想させる検出位置画像、指定位置画像、推定位置画像、及び位置未取得画像と、が対応付けられたアイコンテーブルを記憶している。
アプリケーション実行部125は、図8に示した操作受付部141に操作が行われると、操作受付部141から出力された信号と操作受付部141のLCD114bに表示させている画面と、に基づいてユーザの操作を検出する。次に、アプリケーション実行部125は、検出した操作の内容(以下、操作内容という)と、当該操作に応答したアプリケーションの実行において生じたイベントと、を表し、当該アプリケーションのアプリIDを含むイベントデータをログ保存部140に送信する。
ログ保存部140は、図9を参照して説明したログ保存処理のステップS01において、アプリケーション実行部125からイベントデータを受信する。次に、ステップS02及びステップS03が実行された後に、操作位置検出部135が操作位置を特定する緯度及び経度を検出してから(ステップS04;Yes)、ステップS05が実行されたとする。その後、ログ保存部140は、ステップS06において、イベントデータに含まれるアプリID、操作日時、及び操作位置を特定する緯度及び経度並びに住所に、イベントデータで表される操作内容を対応付けて、図5(c)に示す操作状況テーブルに保存する。
これに対して、ステップS02及びステップS03が実行された後に、操作位置検出部135が操作位置を特定する緯度及び経度を検出しなかったとする(ステップS04;Yes)。その後、ログ保存部140は、アプリID及び操作日時に操作内容を対応付けて操作状況テーブルに保存する。
表示制御部150は、図11に示した初期表示制御処理のステップS11からステップS14の処理を実行する。その後に、ステップS14で、図5(c)に示した操作状況テーブルから選択されたレコード(すなわち、選択レコード)が操作位置を有するとすると(ステップS15;Yes)、表示制御部150は、アプリIDと操作内容と、に基づいて、図7(b)に示したアイコンテーブルから検出位置画像を取得する(ステップS16)。次に、表示制御部150は、検出位置画像のプロパティに、選択レコードのアプリIDと操作内容とを保存してから、検出位置画像を選択レコードの使用位置に相当する地図画像上の座標位置に表示する(ステップS17)。
これに対して、ステップS14で、選択レコードが操作位置を有しないとすると(ステップS15;No)、表示制御部150は、アプリIDと操作内容と、に基づいてアイコンテーブルから位置未取得画像を取得する(ステップS19)。次に、表示制御部150は、位置未取得画像のプロパティに、選択レコードのアプリIDと操作内容とを保存してから、位置未取得画像を選択レコードの使用位置に相当する地図画像上の座標位置に表示する(ステップS20)。
さらに、表示制御部150は、図14を参照して説明した推定操作位置表示制御処理のステップS31からステップS33を実行する。次に、表示制御部150は、ユーザに指定された位置未取得画像(つまり、指定画像)のプロパティからアプリIDと操作内容とを取得する。次に、表示制御部150は、取得したアプリIDと操作内容とに対応付けられた指定位置画像のファイルパスを、図7(b)に示したアイコンテーブルから取得する(ステップS34a)。
表示制御部150は、ステップS34bで指定位置画像をユーザのドロップ位置に表示した後に、ステップS35からステップS40の処理を実行する。次に、表示制御部150は、位置未取得画像のプロパティからアプリIDと操作内容とを取得する。その後、表示制御部150は、取得したアプリIDと操作内容とに対応付けられた推定位置画像のファイルパスを、図7(b)に示したアイコンテーブルから取得する(ステップS42a)。その後、表示制御部150は、推定操作位置に相当する地図画像上の位置に推定位置画像を表示させた後に、ステップS43を実行してから、推定操作位置表示制御処理の実行を終了する。
これらの構成によれば、検出操作位置、推定操作位置、及び指定操作位置に相当する地図画像上の位置に、操作内容と操作されたアプリケーションとを連想させるアイコン画像を表示させる。このため、ユーザは、地図上のどの位置でどのアプリケーションに対してどのような操作を行ったかを確認し易くなる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2について説明する。実施形態1では、図18(a)を参照して説明したように、ユーザは、直線移動するという前提の下に、アプリケーションの操作位置を推定した。実施形態2では、図18(b)に示すように、ユーザは、道路、線路、又は飛行機の航路に沿って移動するという前提の下に、アプリケーションの操作位置を推定する。以下、実施形態2に係る端末装置100の構成及び動作であって、実施形態1に係る端末装置100の構成及び動作と同じものについては説明を省略する。
実施形態2において、端末装置100は、図11に示した初期表示制御処理の実行することで、図18(b)に示すように、地図表示領域AMに、検出位置画像PA1を表示させたとする。その後、ユーザは、日時表示領域ATからアイコンPA3をドラッグしてから地図表示領域AMにアイコンPA3’をドロップしたとする。
図2に示したCPU101は、操作受付部141から出力された信号と操作受付部141のLCD114bに表示させている画面と、に基づいてユーザのドラッグアンドドロップ操作を検出する。次に、CPU101は、図19に示すような推定操作位置表示制御処理の実行を、図2に示したハードウェアと協働して実行する。これにより、CPU101は、図8に示した情報取得部145、表示制御部150、位置推定部155、及び位置保存部160の他に、図20に示すような経路推定部190として機能する。
以下、図19に示す推定操作位置表示制御処理の一処理例について説明する。
推定操作位置表示制御処理が開始されると、実施形態1で説明したようにステップS31からステップS37が実行される。これにより、図18(b)に示すように、指定位置画像PA3’が表示される。
次に、経路推定部190は、ナビゲーションプログラムを実行することで、検出位置画像PA1の表示位置に相当する操作位置から指定位置画像PA3’の表示位置に相当する操作位置までにユーザが通過し得る経路であって、道路、線路、又は列車若しくは飛行機の航路に沿った複数の経路から、最も所要時間の短いと予測される経路、最も距離が短い経路を、基幹道路を通る経路、若しくは、高速道路を優先的に通る経路をユーザが通過した経路として推定する(ステップS38b)。
その後、位置推定部155は、図14のステップS39で説明した方法によって距離比と移動時間比との差異が所定の範囲内であるという条件と、ユーザが通過したと推定された経路PH上若しくは経路PHから所定距離以内の位置であるという条件と、を満足する位置を推定操作位置とする(ステップS39b)。
その後、ステップS40からステップS43の処理が実行されることで、図18(b)に示すように、経路PH上若しくは経路PHから所定距離以内にある推定操作位置に相当する地図画像上の位置に、推定位置画像PA2’が表示される。その後、推定操作位置表示制御処理の実行が終了される。
これらの構成によれば、ユーザの通過した経路を、ナビゲーションプログラムを用いて推測するので、例えば、ユーザの通過した経路が直線であると推定する場合よりも、より精度良くアプリケーションの操作位置を推定できる。
<実施形態3>
次に、本発明の実施形態3について説明する。実施形態1では、端末装置100は、図12(a)を参照して説明したように、アプリケーションの操作日時を日時表示領域ATに表示し、アプリケーションの操作位置に相当する地図表示領域AM上の位置に、当該アプリケーションのアイコンを表示する。実施形態3では、端末装置100は、図21に示すようなLCD114bの表示領域であって、アプリケーションの操作日時と操作位置とを時系列に沿って表示する時系列表示領域AHに、アプリケーションの操作日時と操作位置とを表示する。以下、実施形態3に係る端末装置100の構成及び動作であって、実施形態1に係る端末装置100の構成及び動作と同じものについては説明を省略する。
以下、実施形態3において、表示制御部150が実行する、図22に示す初期表示制御処理の一処理例について説明する。
表示制御部150は、初期表示制御処理を開始すると、図11に示したステップS14からステップS16の処理を実行する。これにより、図5(a)に示した操作状況テーブルの先頭レコードが選択される。
次に、表示制御部150は、図21に示すように、選択されたレコード(つまり、選択レコード)が有する操作日時と操作位置と、ステップS16で取得された検出位置画像PA1と、を対応付けて時系列表示領域AHに表示させる(ステップS17a)。
その後、表示制御部150は、図11に示したステップS18及びステップS14からステップS16の処理と、図22に示したステップS17aの処理と、を順に3回実行する。これにより、検出位置画像PA2から画像PA4と、操作状況テーブルの第2番目から第4番目のレコードが有する操作日時と操作位置と、を対応付けて時系列表示領域AHに表示させる。
その後、表示制御部150は、図11に示したステップS18及びステップS14、ステップS15、及びステップS19の処理を順に実行する。これにより、図5(a)に示した操作状況テーブルの第5番目のレコードが選択される。次に、表示制御部150は、選択レコードが有する操作日時と、ステップS19で取得された位置未取得画像PA5と、を対応付けて時系列表示領域AHに表示させる(ステップS20a)。
その後、表示制御部150は、ステップS18及びステップS14、ステップS15、及びステップS19と、図22に示したステップS20aの処理と、を順に3回実行する。これにより、位置未取得画像PA6から画像PA8と、操作状況テーブルの第6番目から第8番目のレコードが有する操作日時と、を対応付けて時系列表示領域AHに表示させる。その後、表示制御部150は、操作状況テーブルに未処理のレコードが無い(ステップS18;Yes)と判別し、初期表示制御処理の実行を終了する。
次に、ユーザは、図21に示したテキストボックスTB8に向かって左側に表示された操作日時において、ユーザがアプリケーションを操作した位置を表す住所を、テキストボックスTB8に入力する入力操作を行ったとする。
情報取得部145は、図8に示した操作受付部141から出力された信号と操作受付部141のLCD114bに表示させている画面と、に基づいてユーザの行った入力操作を検出する。CPU101は、当該操作を検出すると、図23に示すような推定操作位置表示制御処理を実行する。
情報取得部145は、推定操作位置表示制御処理の実行を開始すると、図14に示したステップS31からステップS34aまでの処理が実行される。
その後、表示制御部150は、図24に示すように、時系列表示領域AHに表示された位置未取得画像PA8を、ステップS34aで取得された指定位置画像PA8’に変更する(ステップS34c)。その後、表示制御部150は、時系列表示領域AHの指定位置画像PA8’に向かって右側に表示されたテキストボックスTB8に指定操作位置を表示させる(ステップS35b)。
次に、図14に示したステップS36からステップS42aまでの処理が実行される。その後、表示制御部150は、時系列表示領域AHに表示された位置未取得画像PA5からPA7を、ステップS42aで取得された推定位置画像PA5’からPA7’に変更表示させる(ステップS42c)。
その後、表示制御部150は、時系列表示領域AHの推定位置画像PA5’からPA7’に向かって右側に表示されたテキストボックスTB5からテキストボックスTB7に、それぞれ推定された操作位置を表示させる(ステップS43b)。その後、表示制御部150は、推定操作位置表示制御処理の実行を終了する。
これらの構成によれば、操作日時と操作位置とを時系列に従って表示するので、ユーザは、アプリケーションの操作位置の変遷を容易に確認できる。
本実施形態1から3は、それぞれ組み合わせることができる。特に、図20に示した位置推定部155は、以下の式(5)を用いてユーザの移動速度を推定した後に、移動速度に基づいて、ユーザの移動手段を推定する構成を採用できる。
移動速度V=移動距離L÷移動時間T・・・(5)
移動距離L:アイコンPA1の表示位置に相当する検出操作位置から、アイコンPA3’の表示位置に相当する指定操作位置までの距離
移動時間T:検出日時から指定操作日時までの時間
すなわち、位置推定部155は、移動速度Vが、ユーザが徒歩で移動しているか否かを決定するための所定の下限値よりも早く、かつ所定の上限値よりも遅い場合に、ユーザが徒歩で移動していると推定する。同様に、位置推定部155は、移動速度Vが、ユーザが自転車を用いて移動しているか否かを決定するための所定の下限値よりも早く、かつ所定の上限値よりも遅い場合に、ユーザの移動手段が自転車であると推定する。さらに同様に、位置推定部155は、ユーザがオートバイ若しくは車を用いて移動しているか否かを決定するための所定の下限値及び上限値、ユーザが列車を用いて移動しているか否かを決定するための所定の下限値及び上限値、並びにユーザが飛行機を用いて移動しているか否かを決定するための所定の下限値及び上限値と、移動速度Vと、を用いて、ユーザの移動手段がオートバイ若しくは車であるか、列車であるか、飛行機であるか、を推定する。
この構成において、位置推定部155は、ユーザが徒歩、自転車、飛行機、若しくは列車で移動していると推定すると、実施形態1の方法でアプリケーションの操作位置を推定し、ユーザがオートバイ若しくは自動車に乗って移動していると推定すると、実施形態2の方法でアプリケーションの操作位置を推定する構成を採用できる。
すなわち、位置推定部155は、ユーザの移動手段が徒歩、自転車、飛行機、若しくは列車であると推定すると、実施形態1で説明したように、アイコンPA1の表示位置に相当する検出操作位置からアイコンPA3’の表示位置に相当する指定操作位置までを結ぶ直線から所定距離以内の位置を推定操作位置とする。また、位置推定部155は、ユーザの移動手段がオートバイ若しくは車であると推定すると、実施形態2で説明したように、アイコンPA1の表示位置に相当する検出操作位置からアイコンPA3’の表示位置に相当する指定操作位置までを結ぶ移動経路から所定距離以内の位置を推定操作位置とする。
ここで、ある位置から他の位置まで徒歩若しくは自転車で移動する場合には、ユーザは、大通りなどを歩くよりも裏路地を利用したより短い経路を歩くことが多い。また、飛行機及び列車は、直線的に移動することが多い。これに対して、ある位置から他の位置までオートバイ若しくは車で移動する場合には、ユーザは、裏路地よりも大通りを走行することが多い。これらの構成によれば、ユーザの移動手段に応答してより正確にアプリケーションの操作位置を推定できる。
また、図20に示したアプリケーション実行部125は、ナビゲーションアプリケーションを実行すると共に、検索されたユーザの移動経路を情報記憶部120へ保存する構成を採用できる。この構成において、位置推定部155は、情報記憶部120が、アイコンPA1の表示位置に相当する検出操作位置から、アイコンPA3’の表示位置に相当する指定操作位置までの経路を含む移動経路を記憶している場合には、実施形態2の方法を用いて操作位置を推定する構成を操作できる。これらの構成において、位置推定部155は、検出操作位置から指定操作位置までの経路を含む移動経路が記憶されていない場合には、実施形態1の方法を用いてアプリケーションの操作位置を推定する構成を操作できる。
尚、本発明に係る機能を実現するための構成を予め備えた端末装置として提供できることはもとより、プログラムの適用により、既存の端末装置を本発明に係る端末装置として機能させることもできる。すなわち、上記実施形態1から3のいずれかに係る端末装置100の各機能構成を実現させるための表示制御プログラムを、既存の端末装置を制御するコンピューター(CPUなど)が実行できるように適用することで、本発明に係る端末装置として機能させることができる。
このようなプログラムの配布方法は任意であり、例えば、メモリカード、CD−ROM、又はDVD−ROMなどの記録媒体に格納して配布できる他、インターネットなどの通信媒体を介して配布することもできる。尚、本発明の表示制御方法は、端末装置100を用いて実施できる。
また、本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。つまり、本発明の範囲は、実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。そして、特許請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、本発明の範囲内とみなされる。
100 端末装置
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 記録部
105 デジタルカメラ
106 アンテナ
107 信号処理回路
108 GPSアンテナ
109 GPS回路
110 入力制御回路
111 操作ボタン
114a LCDコントローラ
114b LCD
114c デジタイザ
114 タッチパネル
115 マイクロフォン
116 スピーカ
117 内部クロック
119 バス
120 情報記憶部
125 アプリケーション実行部
130 操作日時検出部
135 操作位置検出部
140 ログ保存部
141 操作受付部
145 情報取得部
150 表示制御部
155 位置推定部
160 位置保存部
190 経路推定部

Claims (9)

  1. アプリケーションが操作された第1の操作日時と、前記第1の操作日時において前記アプリケーションが操作された第1の操作位置と、を対応付けて取得し、前記アプリケーションが操作された第2の操作日時と、前記第2の操作日時において前記アプリケーションが操作された第2の操作位置と、を対応付けて取得し、かつ前記アプリケーションが操作された操作日時であって、当該操作日時における前記アプリケーションの操作位置が不明な第3の操作日時を取得する情報取得手段と、
    前記不明な操作位置と前記第1の操作位置との距離と、前記不明な操作位置と前記第2の操作位置との距離と、の比と、前記第3の操作日時と前記第1の操作日時との時間差と、前記第3の操作日時と前記第2の操作日時との時間差と、の比と、の差異が所定の範囲に含まれる位置であり、前記第1の操作位置と前記第2の操作位置との距離と、前記第1の操作日時と前記第2の操作日時との時間差と、から算出される前記アプリケーションを操作するユーザの移動速度により推定される移動手段に応じた前記ユーザの前記第1の操作位置から前記第2の操作位置までの移動経路の内で、最も所要時間が短いと予想される又は最も距離が短い移動経路から所定距離以内の位置に、前記不明な操作位置を推定する位置推定手段と、
    前記位置推定手段で推定された推定位置と、前記アプリケーションが操作されたことを示すアプリ画像と、を対応付けて表示する表示手段と、を備える、
    ことを特徴とする端末装置。
  2. 前記ユーザの操作を受け付ける操作受付手段と、
    前記第3の操作日時を記憶する情報記憶手段と、をさらに備え、
    前記情報記憶手段が、前記第1の操作位置と対応付けて前記第1の操作日時を記憶しておらず、かつ前記第2の操作位置と対応付けて前記第2の操作日時も記憶していない場合に、前記情報取得手段は、前記操作受付手段が受け付けた第1の操作で指定された第1の操作日時と前記第1の操作で指定された第1の操作位置とを対応付けて取得し、前記操作受付手段が受け付けた第2の操作で指定された第2の操作日時と前記第2の操作で指定された第2の操作位置とを対応付けて取得し、かつ前記情報記憶手段から前記第3の操作日時を取得する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記ユーザの操作を受け付ける操作受付手段と、
    前記第3の操作日時を記憶する情報記憶手段と、をさらに備え、
    前記情報記憶手段が、前記第2の操作位置と対応付けて前記第2の操作日時を記憶していないが、前記第1の操作位置と対応付けて前記第1の操作日時を記憶している場合に、前記情報取得手段は、前記情報記憶手段から前記第1の操作日時と前記第1の操作位置とを対応付けて取得し、前記操作受付手段が受け付けた第2の操作で指定された第2の操作日時と前記操作で指定された第2の操作位置とを対応付けて取得し、かつ前記情報記憶手段から前記第3の操作日時を取得する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  4. 前記位置推定手段は、前記情報取得手段で取得された第1の操作位置と前記第2の操作位置とを結ぶ直線から所定距離以内の位置を前記不明な操作位置として推定する、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の端末装置。
  5. 前記情報取得手段で取得された第1の操作位置から前記第2の操作位置へ至る地図上の移動経路を推定する経路推定手段をさらに備え、
    前記位置推定手段は、前記移動経路から所定距離以内の位置を前記不明な操作位置として推定する、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の端末装置。
  6. 前記表示手段は、前記アプリケーションの操作日時を表示する日時表示領域において、前記情報取得手段で取得された第3の操作日時と前記アプリ画像とを対応付けて表示し、前記アプリケーションの操作位置を掲載した地図を表示する地図表示領域において、前記情報取得手段で取得された第1の操作位置に相当する前記地図表示領域上の位置と、前記第2の操作位置に相当する前記地図表示領域上の位置と、に、前記アプリ画像を表示する、
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の端末装置。
  7. 前記表示手段は、前記第1の操作位置に対応付けられた前記アプリ画像を所定の態様で表示し、前記推定位置に対応付けられた前記アプリ画像を前記所定の態様と異なる態様で表示する、
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の端末装置。
  8. コンピュータを、
    アプリケーションが操作された第1の操作日時と、前記第1の操作日時において前記アプリケーションが操作された第1の操作位置と、を対応付けて取得し、前記アプリケーションが操作された第2の操作日時と、前記第2の操作日時において前記アプリケーションが操作された第2の操作位置と、を対応付けて取得し、かつ前記アプリケーションが操作された操作日時であって、当該操作日時における前記アプリケーションの操作位置が不明な第3の操作日時を取得する情報取得手段、
    前記不明な操作位置と前記第1の操作位置との距離と、前記不明な操作位置と前記第2の操作位置との距離と、の比と、前記第3の操作日時と前記第1の操作日時との時間差と、前記第3の操作日時と前記第2の操作日時との時間差と、の比と、の差異が所定の範囲に含まれる位置であり、前記第1の操作位置と前記第2の操作位置との距離と、前記第1の操作日時と前記第2の操作日時との時間差と、から算出される前記アプリケーションを操作するユーザの移動速度により推定される移動手段に応じた前記ユーザの前記第1の操作位置から前記第2の操作位置までの移動経路の内で、最も所要時間が短いと予想される又は最も距離が短い移動経路から所定距離以内の位置に、前記不明な操作位置を推定する位置推定手段、
    前記位置推定手段で推定された推定位置と、前記アプリケーションが操作されたことを示すアプリ画像と、を対応付けて表示するように表示手段を制御する表示制御手段、として機能させる、
    ことを特徴とする表示制御プログラム。
  9. アプリケーションが操作された第1の操作日時と、前記第1の操作日時において前記アプリケーションが操作された第1の操作位置と、を対応付けて取得し、前記アプリケーションが操作された第2の操作日時と、前記第2の操作日時において前記アプリケーションが操作された第2の操作位置と、を対応付けて取得し、かつ前記アプリケーションが操作された操作日時であって、当該操作日時における前記アプリケーションの操作位置が不明な第3の操作日時を取得する情報取得ステップと、
    前記不明な操作位置と前記第1の操作位置との距離と、前記不明な操作位置と前記第2の操作位置との距離と、の比と、前記第3の操作日時と前記第1の操作日時との時間差と、前記第3の操作日時と前記第2の操作日時との時間差と、の比と、の差異が所定の範囲に含まれる位置であり、前記第1の操作位置と前記第2の操作位置との距離と、前記第1の操作日時と前記第2の操作日時との時間差と、から算出される前記アプリケーションを操作するユーザの移動速度により推定される移動手段に応じた前記ユーザの前記第1の操作位置から前記第2の操作位置までの移動経路の内で、最も所要時間が短いと予想される又は最も距離が短い移動経路から所定距離以内の位置に、前記不明な操作位置を推定する位置推定ステップと、
    前記位置推定ステップで推定された推定位置と、前記アプリケーションが操作されたことを示すアプリ画像と、を対応付けて表示するように表示手段を制御する表示制御ステップと、を有する、
    ことを特徴とする表示制御方法。
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