JP5853539B2 - 農業用トラクタ - Google Patents

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Description

本発明は、農業用トラクタに関し、特に燃料タンク取付構成に関する。
トラクタのミッションケースの左右両側部から左右車体フレームを左右方向に延出し、左右車体フレームに左右燃料タンクを載置し、ロックベルトにより締め付け固定したものは、公知である(特許文献1)。
特開2008−296758号公報
背景技術の前記発明は、ミッションケースに特別に設けている燃料タンク取付用の左右車体フレームに左右燃料タンクを載置し取り付ける構成であるので、取り付け構成が大形となり、また、部品点数が多くなりコスト高となる問題点があった。そこで、この発明はこのような問題点を解消しようとするものである。
請求項1の発明は、走行車体(1)の前側部にボンネット(2)で覆われたエンジン(E)を搭載し、エンジン(E)の後方にハンドルフレーム(15)を立設し、ハンドルフレーム(15)の上部にステアリングハンドル(16)を設け、前記ハンドルフレーム(15)をパネルボックス(42)で覆い、該パネルボックス(42)の上端部に操作パネル(44)を設け、
前記エンジン(E)の回転動力をミッションケース(3)内の主変速装置及び副変速装置で変速して左右前輪(4,4)及び左右後輪(5,5)へ伝達する農業用トラクタにおいて、
合成樹脂製の左右燃料タンク(21,21)をミッションケース(3)への取付状態で水平方向の割り面により上側ケース半体(21a)と下側ケース半体(21b)とに分割構成し、
前記左右燃料タンク(21,21)の上側ケース半体(21a)及び下側ケース半体(21b)の外周部には前記水平方向の割り面に沿うように上側リブ(21aa)及び下側リブ(21ba)を外周方向水平に突出するように構成し、ミッションケース(3)の左右両側部に左右燃料タンク(21,21)の上側ケース半体(21a)及び下側ケース半体(21b)の前記水平方向に沿った接合状態の上側リブ(21aa)及び下側リブ(21ba)を介して取り付ける構成とし、
前記ミッションケース(3)の左右両側から前記左右燃料タンク(21,21)の前後に位置するように左右前側取付ステー(24,24)及び左右後側取付ステー(25,25)を延出し、前記左右前側取付ステー(24,24)及び左右後側取付ステー(25,25)に前記左右燃料タンク(21,21)の上側ケース半体(21a)及び下側ケース半体(21b)の接合状態の上側リブ(21aa)、下側リブ(21ba)をボルト・ナットで着脱自在に構成し、
前記左右燃料タンク(21,21)取付用の左右前側取付ステー(24,24)及び左右後側取付ステー(25,25)に左右燃料タンクカバー(27,27)をボルト・ナットで着脱自在に取り付け、左右燃料タンク(21,21)の外周部を被覆するように構成し、
前記左右燃料タンク(21,21)の上方にフロアフレーム(37)を設け、フロアフレーム(37)は、中央フロアフレーム(37a)と、この中央フロアフレーム(37a)の左右両側から左右に延出している左右フロアフレーム(37b,37b)から構成し、左右フロアフレーム(37b,37b)の左右両側に左右補助ステップ(40,40)を取り付け、該左右補助ステップ(40,40)と前記左右燃料タンクカバー(27,27)の左右両側部を連結するように構成したことを特徴とする農業用トラクタとする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記ボンネット(2)の後側部とパネルボックス(42)の前側部との間に、左右の遮蔽板(43,43)を設け、該遮蔽板(43,43)の上側に沿わせて左右接続パイプ(45,45)を設け、前記左右燃料タンク(21,21)から延出している左右ブリーザホース(46、46)の端部を左右接続パイプ(45,45)の下端部に接続したことを特徴とする農業用トラクタとする。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2の発明において、前記ミッションケース(3)の左右両側に前記左右燃料タンク(21,21)の左右中央寄りに左右機器(29,29)を取り付け、
前記燃料タンク(21)とは別に構成した給油パイプ(31)を燃料タンク(21)に対して着脱自在に構成したことを特徴とする農業用トラクタとする。
請求項1の発明によると、合成樹脂製の左右燃料タンク(21,21)をミッションケース(3)への取付状態で水平方向の割り面により上側ケース半体(21a)と下側ケース半体(21b)とに分割構成し、上側ケース半体(21a)及び下側ケース半体(21b)の割り面の外周部に外周方向に突出する上側リブ(21aa)及び下側リブ(21ba)を構成し、ミッションケース(3)の左右両側部に上下接合状態の上側リブ(21aa)及び下側リブ(21ba)を介して左右燃料タンク(21,21)を取り付けるので、左右燃料タンク(21,21)の全体を強固に構成しながら取付構成を簡単化し、部品点数を少なくコストの低減を図ることができる。
また、左右燃料タンク(21,21)の上側ケース半体(21a)及び下側ケース半体(21b)の外周部には前記水平方向の割り面に沿うように上側リブ(21aa)及び下側リブ(21ba)を外周方向水平に突出するように構成し、ミッションケース(3)の左右両側部に左右燃料タンク(21,21)の上側ケース半体(21a)及び下側ケース半体(21b)の前記水平方向に沿った接合状態の上側リブ(21aa)及び下側リブ(21ba)を介してボルト・ナットで着脱自在に取り付けたので、左右燃料タンク(21,21)を取り外すことにより、ミッションケース(3)の周辺や左右燃料タンク(21,21)のメンテナンスを容易に行なうことできる。
また、ミッションケース(3)の左右両側から前記左右燃料タンク(21,21)の前後に位置するように左右前側取付ステー(24,24)及び左右後側取付ステー(25,25)を延出し、左右前側取付ステー(24,24)及び左右後側取付ステー(25,25)に左右燃料タンク(21,21)の上側ケース半体(21a)及び下側ケース半体(21b)の接合状態の上側リブ(21aa)、下側リブ(21ba)をボルト・ナットで固着したので、左右燃料タンク(21,21)の着脱が容易になり、メンテナンス性の向上を図ることができる。
また、左右燃料タンク(21,21)取付用の左右前側取付ステー(24,24)及び左右後側取付ステー(25,25)に左右燃料タンクカバー(27,27)をボルト・ナットで着脱自在に取り付け、左右燃料タンク(21,21)の外周部を被覆するようにしたので、左右燃料タンク(21,21)及び左右燃料タンクカバー(27,27)の着脱が容易になり、ミッションケース(3)の周辺部及び左右燃料タンク(21,21)のメンテナンスを容易に行なうことができる。
また、左右燃料タンク(21,21)の上方にフロアフレーム(37)を設け、フロアフレーム(37)は、中央フロアフレーム(37a)と、この中央フロアフレーム(37a)の左右両側から左右に延出している左右フロアフレーム(37b,37b)から構成し、左右フロアフレーム(37b,37b)の左右両側に左右補助ステップ(40,40)を取り付ける構成とする。そして、左右補助ステップ(40,40)と左右燃料タンクカバー(27,27)の左右両側部を連結するように構成したので、左右補助ステップ(40,40)と左右燃料タンクカバー(27,27)の強度が向上する。
請求項の発明によると、請求項の発明の前記効果に加えて、ブリーザホース(46,46)の配索が容易になり、左右接続パイプ(45,45)の上端部を経由してブリーザ作用が確実となり、トラクタが左右に傾斜しても燃料の漏れを防止することができる。また、ブリーザホース(46,46)を短くできコストの低減を図ることができる。
請求項3の発明によると、請求項1又は請求項2の発明の前記効果に加えて、ミッションケース(3)の左右両側には左右燃料タンク(21,21)の左右中央寄りに左右機器(29,29)を取り付けたので、ミッションケース(3)から左右燃料タンク(21,21)及び左右燃料タンクカバー(27,27)を取り外すと、ミッションケース(3)における左右燃料タンク(21,21)の左右中央寄りに取り付けている左右機器(29,29)のメンテナンスを容易に行なうことができる。また、燃料タンク(21)とは別に構成した給油パイプ(31)を燃料タンク(21)に対して着脱自在に構成したので、給油パイプ(31)の取付自由度が向上する。
トラクタ全体の側面図である。 トラクタのミッションケース、左右燃料タンクの斜視図である。 ミッションケース及び左右燃料タンクの正面図である。 燃料タンクの斜視図、ミッションケース及び左右燃料タンクの平面図である。 ミッションケース及び左右燃料タンクの正面図、側面図である。 トラクタのハンドルフレーム、左右燃料タンク部の背面図である。 トラクタのハンドルフレーム、左右燃料タンク部の背面図である。 トラクタのハンドルフレーム、左右燃料タンク部の背面図である。 トラクタの前側部の斜視図である。 サクションフランジの切断側面図である。
以下、図面に基づいてこの発明を農業用トラクタに施した実施例について説明する。
まず、図1に基づき本発明を実施するトラクタの全体構成について説明する。
トラクタTは走行車体1の前側部にエンジンEを搭載し、エンジンEをボンネット2で被覆し、エンジンEの回転動力をミッションケース3内の主変速装置及び副変速装置で変速し、左右前輪4,4及び左右後輪5,5へ伝達している。
また、ミッションケース3の後側上部にはシート6を設け、その左右両側に左右フェンダ7,7を設けている。また、走行車体1の後部には油圧シリンダケース8を設け、油圧シリンダケース8の後側部にリフトアーム9,9を上下回動自在に設け、3点リンク機構10を介して連結したロータリ耕耘装置11を昇降するように構成している。
また、エンジンEの後方には、ハンドルフレーム15を立設し、その上部にステアリングハンドル16を設けている。走行車体1の後部に後側安全フレーム17を立設している。
次に、図2及び図3に基づきミッションケース3への左右燃料タンク21,21の取付構成について説明する。
ミッションケース3の左右両側に左右燃料タンク21,21を配設するにあたり、左右燃料タンク21,21を合成樹脂で構成し、左右燃料タンク21,21をミッションケース3への取付状態において水平方向の割り面により上側ケース半体21aと下側ケース半体21bとに分割構成している。そして、上側ケース半体21a及び下側ケース半体21bには割り面に沿うように上側リブ21aa、下側リブ21baを外周側左右方向に突出構成し、この上側リブ21aa及び下側リブ21baを水平方向の割り面に沿うように水平状に、あるいは、水平面に対して上り傾斜状、下がり傾斜状に突出構成する。この上側リブ21aa及び下側リブ21baを上下接合状態とし取付部材としてミッションケース3に取り付けるようにし、左右燃料タンク21,21の強度アップを図り、部品点数を少なくし、構成の簡単化及びコストの低減を図っている。
そして、ミッションケース3の前側部から左右両側に左右前側取付ステー24,24を延出し、左右前側取付ステー24,24にブラケット24a,24aを介して上側ケース半体21a及び下側ケース半体21bの前側部をボルト・ナットで固着している。また、ミッションケース3の後側部から左右両側に延出している左右後側取付ステー25,25にブラケット25a,25aを介して上下接合状態の上側リブ21aa及び下側リブ21baの後側部をボルト・ナットで固着している。しかして、燃料タンク21の着脱が容易になり、メンテナンス性の向上を図ることができる。
また、燃料タンク21,21の取付用の左右前側取付ステー24,24のブラケット24a,24a、及び、左右後側取付ステー25,25のブラケット25a,25aには左右燃料タンクカバー27,27をボルト・ナットで取り付け、左右燃料タンク21,21の下側面、左右外側面、前側面及び後側面を被覆するようにしている。
従って、左右燃料タンク21,21及び左右燃料タンクカバー27,27の着脱が容易になり、ミッションケース3の左右両側に油圧バルブなどの左右油圧機器29,29を取り付け、左右油圧機器29,29の左右両側に左右燃料タンク21,21を配設した場合にも、油圧機器29,29のメンテナンスを容易に行なうことができる。
また、燃料タンク21は平面視略長方形状に構成し、例えば前側左右両側部上側面に給油口を設け、燃料タンク21とは別に構成した給油パイプ31を着脱自在に取り付けるようにしている。
そして、この給油パイプ31は、図4に示すように、屈折した給油パイプ31aと、給油パイプ31aの上端部に着脱自在に接続する給油筒体31bと、給油筒体31bの上端部に取り付ける開閉用のキャップ31cとで構成している。
しかして、図4(B)に示すように、給油筒体31bを左右外側に突出偏位するように取り付け、給油筒体31b及びキャップ31cを左右外側に位置させて大型機種に対応した構成としたり、あるいは、図4(C)に示すように、給油パイプ31aを前側に突出偏位するように取り付け、給油筒体31b及びキャップ31cを前方で且つ左右内側に配設した小型機種に対応した構成に変更して取り付けできるようにしている。
また、図3及び図5に示すように、左右燃料タンク21,21の下部を燃料連通パイプ33により連通し、燃料連通パイプ33をミッションケース3の下方に配設し、トラクタが左右に傾斜しても傾斜低位側の燃料タンク21に燃料が移動可能に構成している。ミッションケース3の前側下部から前輪駆動軸35を前方へ延出し、ミッションケース3の前側下部を切除した下方空間部3aを構成し、この下方空間部3aに燃料連通パイプ33を配設し、ミッションケース3の下方から燃料連通パイプ33の下方への突出を抑制し、燃料タンク21の損傷を防止するようにしている。
また、図2及び図6に示すように、ミッションケース3の前側部から前記左右前側取付ステー24,24よりも上方に位置するように左右前側マウントブラケット23,23を延出している。この左右前側マウントブラケット23,23とミッションケース3の上側面にフロアフレーム37を載置しボルト・ナットで固着している。このフロアフレーム37は、正面視鞍状の中央フロアフレーム37aと、中央フロアフレーム37aの左右両側から左右に延出している左右フロアフレーム37b,37bとで構成している。そして、中央フロアフレーム37aの上側面に沿わせて正面視鞍状に折曲している中央フロア38をボルト・ナットで固着し、左右フロアフレーム37b,37bの上側に左右ステップ39,39を載置しボルト・ナットで固着し、中央フロア38及び左右ステップ39,39で左右燃料タンク21,21の上方を覆うようにし、左右燃料タンク21,21の容量を確保するようにしている。
また、左右フロアフレーム37b,37bの左右両側から左右補助ステップ40,40を下方に延出し、左右燃料タンク21,21被覆用の左右燃料タンクカバー27,27の左右両側部をボルト・ナットで固着し、左右補助ステップ40,40及び左右燃料タンクカバー27,27の強度アップを図っている。
次に、図1及び図7に基づき左右燃料タンク21,21のブリーザ構成について説明する。
ハンドルフレーム15をパネルボックス42で被覆し、パネルボックス42の上端部に操作パネル44を設けている。ボンネット2の後側部とパネルボックス42の前側部との間を、上下方向で且つ左右方向に沿った遮蔽板43で閉鎖している。遮蔽板43の左右両側端部及び左右上側端部に沿わせて左右接続パイプ45,45を設けてパネルボックス42の支持強度のアップを図り、左右燃料タンク21,21から延出している左右ブリーザホース46、46の先端を左右接続パイプ45,45の下端部に接続し、左右接続パイプ45,45の上端部を開口している。
前記構成によると、左右燃料タンク21,21のブリーザホース46,46を近接している遮蔽板43の左右接続パイプ45,45に接続し上方へ延出したので、ブリーザホース46,46の配索が容易になり、左右接続パイプ45,45の上端部を経由してブリーザ作用が確実となり、トラクタが左右に傾斜しても燃料の漏れを防止することができる。また、ブリーザホース46,46を短くできコストの低減を図ることができる。
また、図8に示すように、左右燃料タンク21,21のブリーザホース46,46を遮蔽板43の左右接続パイプ45,45の下端部に接続し、左右接続パイプ45,45の上端部を中央パイプ47で接続し、上方に向けて開口するように構成すると、前記効果をより確実なものとすることができる。
次に、図9及び図10に基づき油圧操舵機器の配設構成について説明する。
ミッションケース3の前側部にエンジンEを連結し、エンジンEの下側部に前側フレーム51を前後方向に沿うように取り付け、前側フレーム51の下部にフロントアクスルケース50を左右方向に沿うように取り付け、左右両側に左右前輪4,4を操舵自在に支架し、フロントアクスルケース50の後側部に前輪操舵シリンダ56を配設し、左右前輪4,4を操舵するように構成している。
また、前側フレーム51を左右フレーム、前後フレームで平面視長方形状に構成し、前側フレーム51の左右一側に油圧ポンプ52を取り付けてエンジン動力で駆動するようにしている。前側フレーム51の左右一側にリリーフバルブ53を内蔵しているサクションフランジ54を配設している。この油圧ポンプ52及びサクションフランジ54を積み重ね状に配設している。また、前側フレーム51の後側部に内装するように油圧操舵制御弁57を設け、ステアリングハンドル16と油圧操舵制御弁57とをハンドル軸を介して連動連結している。油圧ポンプ52の吐出油圧を供給パイプ58を経由して油圧操舵制御弁57に送り、油圧操舵制御弁57からの戻り油圧を戻りホース59を経由してサクションフランジ54に送り、リリーフバルブ53で圧力を調製しながら第2戻りホース59aを経由してオイルクーラ(図示省略)に送り、更に、オイルタンクを兼ねるミッションケース3内に戻すようにしている。
前記構成によると、前側フレーム51の左右一側に油圧ポンプ51及びリリーフバルブ53内蔵型のサクションフランジ54を重ねて配設したので、構成を小型化しスペースの限られている小型機種でもリリーフバルブ53を設けることができる。また、これらの部品をまとめて取り付けることにより、組立て工数も減少し、コストの低減を図ることができる。
ボンネット
走行車体
2 ボンネット
3 ミッションケース
左右前輪
左右後輪
15 ハンドルフレーム
16 ステアリングハンドル
21 左右燃料タンク
21a 上側ケース半体
21b 下側ケース半体
21aa 上側リブ
21ba 下側リブ
24 左右前側取付ステー
25 左右後側取付ステー
27 左右燃料タンクカバー
29 左右機器
31 給油パイプ
37 フロアフレーム
37a 中央フロアフレーム
37b 左右フロアフレーム
40 左右補助ステップ
42 パネルボックス
43 左右の遮蔽板
44 操作パネル
45 左右接続パイプ
46 左右ブリーザホース

Claims (3)

  1. 走行車体(1)の前側部にボンネット(2)で覆われたエンジン(E)を搭載し、エンジン(E)の後方にハンドルフレーム(15)を立設し、ハンドルフレーム(15)の上部にステアリングハンドル(16)を設け、前記ハンドルフレーム(15)をパネルボックス(42)で覆い、該パネルボックス(42)の上端部に操作パネル(44)を設け、
    前記エンジン(E)の回転動力をミッションケース(3)内の主変速装置及び副変速装置で変速して左右前輪(4,4)及び左右後輪(5,5)へ伝達する農業用トラクタにおいて、
    合成樹脂製の左右燃料タンク(21,21)をミッションケース(3)への取付状態で水平方向の割り面により上側ケース半体(21a)と下側ケース半体(21b)とに分割構成し、
    前記左右燃料タンク(21,21)の上側ケース半体(21a)及び下側ケース半体(21b)の外周部には前記水平方向の割り面に沿うように上側リブ(21aa)及び下側リブ(21ba)を外周方向水平に突出するように構成し、ミッションケース(3)の左右両側部に左右燃料タンク(21,21)の上側ケース半体(21a)及び下側ケース半体(21b)の前記水平方向に沿った接合状態の上側リブ(21aa)及び下側リブ(21ba)を介して取り付ける構成とし、
    前記ミッションケース(3)の左右両側から前記左右燃料タンク(21,21)の前後に位置するように左右前側取付ステー(24,24)及び左右後側取付ステー(25,25)を延出し、前記左右前側取付ステー(24,24)及び左右後側取付ステー(25,25)に前記左右燃料タンク(21,21)の上側ケース半体(21a)及び下側ケース半体(21b)の接合状態の上側リブ(21aa)、下側リブ(21ba)をボルト・ナットで着脱自在に構成し、
    前記左右燃料タンク(21,21)取付用の左右前側取付ステー(24,24)及び左右後側取付ステー(25,25)に左右燃料タンクカバー(27,27)をボルト・ナットで着脱自在に取り付け、左右燃料タンク(21,21)の外周部を被覆するように構成し、
    前記左右燃料タンク(21,21)の上方にフロアフレーム(37)を設け、フロアフレーム(37)は、中央フロアフレーム(37a)と、この中央フロアフレーム(37a)の左右両側から左右に延出している左右フロアフレーム(37b,37b)から構成し、左右フロアフレーム(37b,37b)の左右両側に左右補助ステップ(40,40)を取り付け、該左右補助ステップ(40,40)と前記左右燃料タンクカバー(27,27)の左右両側部を連結するように構成したことを特徴とする農業用トラクタ。
  2. 請求項1の発明において、前記ボンネット(2)の後側部とパネルボックス(42)の前側部との間に、左右の遮蔽板(43,43)を設け、該遮蔽板(43,43)の上側に沿わせて左右接続パイプ(45,45)を設け、前記左右燃料タンク(21,21)から延出している左右ブリーザホース(46、46)の端部を左右接続パイプ(45,45)の下端部に接続したことを特徴とする農業用トラクタ。
  3. 請求項1又は請求項2の発明において、前記ミッションケース(3)の左右両側に前記左右燃料タンク(21,21)の左右中央寄りに左右機器(29,29)を取り付け、
    前記燃料タンク(21)とは別に構成した給油パイプ(31)を燃料タンク(21)に対して着脱自在に構成したことを特徴とする農業用トラクタ。
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