JP5853086B1 - ヤーンの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造コストを抑制しつつ、筒状部材からの充填材の脱落を低減させることができるヤーンの製造方法を提供する。【解決手段】ヤーンの製造方法は、筒状部材に充填材を充填してなるヤーンを製造するために、前記筒状部材を形成すべく線材8をニット編みする工程を備えている。前記線材をニット編みする工程では、回転軸を中心として略同心円上に配置された複数本の編針を前記回転軸回りに回転移動させながら、これらの編針により前記線材を編み進める。そして、前記線材により編目7が作成される際、この編目の外形の一部を規定する弧状のループ部10を、前記筒状部材を展開した状態で前記筒状部材の軸心方向に沿った直線12に対して傾斜する方向に膨出させるように、前記線材に備えさせる。【選択図】図3

Description

本発明は、ヤーンの製造方法に関する。
従来、ポンプ又はバルブ等の流体機器には、軸封部品であるグランドパッキンが備えられている。このようなグランドパッキンとしては、集束された複数本のヤーン(編み糸)がひねり加工又は編組されることによって構成されたものが用いられる。前記グランドパッキンに用いることができるヤーンの製造方法としては、例えば、特許文献1に記載のものが知られている。
図12に示すように、このような製造方法を用いて製造されるヤーン101は、線材(金属線)102を編んで形成した筒状部材103を備えるとともに、短冊状に形成された膨張黒鉛材(充填材)104を複数備えている。そして、前記ヤーン101は、前記膨張黒鉛材104の長手方向を前記筒状部材103の軸心方向に沿わせた状態で、前記膨張黒鉛材104を前記筒状部材103に装填することにより構成されている。
前記ヤーン101において、前記筒状部材103は、所定の編み機で複数本の編針により前記線材102がニット編みされることで形成されていた。そして、その編み工程では、前記複数本の編針が、ニット編みを行うために所定位置で上下動のみを繰り返すように構成されていた。そのため、前記筒状部材103は、前記編針の厚さに応じて作成される第1編目105と、隣り合う前記編針の間隔に応じて作成される第2編目106とを有するものとなっていた。
図13にも示すように、前記第2編目106は、前記筒状部材103の周方向に関して前記第1編目105よりも大きな開口面積を有する隙間となっていた(なお、前記第2編目106は、前記編針の本数が少ないほど、前記第1編目105よりも大きなものとなる)。また、前記第2編目106は、前記膨張黒鉛材104の幅(短手方向の寸法)よりも大きな幅(周方向の寸法)を有し、前記筒状部材103の軸心方向に略一列をなすように連続的に配置されていた。
したがって、前記膨張黒鉛材104が、前記筒状部材103に充填されたとき、前記筒状部材103の軸心方向に整列する前記第2編目106の列に沿って並ぶようになって、前記膨張黒鉛材104の長手方向の端部108が、全体的に前記第2編目106から前記筒状部材103の外部に露出しやすくなっていた。よって、前記膨張黒鉛材104の一部が、前記端部108付近から前記第2編目106を介して前記筒状部材103から容易に脱落するおそれがあった。
さらに、前記筒状部材103は、その軸心方向に対して直交する断面形状が前記第1編目105付近を角部とする多角形状(前記編針が三本の場合は三角形状)を呈するようになっていた。そのため、例えば、前記ヤーン101を用いてグランドパッキンを構成する場合に、複数本のヤーン(前記ヤーン101を含む)を編組等のためにしごいたとき、前記ヤーン101の膨張黒鉛材104が前記第2編目106を介して他のヤーンとこすれ前記筒状部材103から脱落しやすくなっていた。
また、前記筒状部材103においては、前記線材102により作成される編目(前記第1編目105及び前記第2編目106)をできるだけ小さなものとすれば、前記筒状部材103からの前記膨張黒鉛材104の脱落を抑制することができる。しかしながら、単に前記編目をできるだけ小さくするだけでは、前記筒状部材103における前記線材102の割合が多くなりすぎてしまい、製造コストの上昇を招くという問題がある。
特開2007−191803号公報
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、製造コストを抑制しつつ、筒状部材からの充填材の脱落を低減させることができるヤーンの製造方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、
筒状部材に充填材を充填してなるヤーンを製造するために、
前記筒状部材を形成すべく、線材をニット編みする工程と、
短冊状に形成された前記充填材を、前記筒状部材の開口部に向かって案内する工程と、
前記筒状部材に前記充填材を充填すべく、前記筒状部材の形成途中の段階から、前記開口部に案内された前記充填材を、当該充填材の長手方向を前記筒状部材の軸心方向に沿わせた状態で、前記筒状部材に前記開口部を介して投入する工程とを備えたヤーンの製造方法において、
前記線材をニット編みする工程では、
回転軸を中心として略同心円上に配置された複数本の編針を前記回転軸回りに回転移動させながら、これらの編針により前記線材を編み進め、
前記線材により編目が作成される際、この編目の外形の一部を規定する弧状のループ部を、前記筒状部材を展開した状態で前記筒状部材の軸心方向に沿った直線に対して傾斜する方向に膨出させるように、前記線材に備えさせるものである。
この構成によれば、短冊状の前記充填材が前記筒状部材にその形成途中の段階から投入されることになる。そして、その投入時には、回転移動中の前記複数本の編針により編み進められている前記線材に、前記編目を傾斜させるような応力が連続的に加えられることとなる。すなわち、前記線材が、前記筒状部材の内径を小さくするような、内径側への引っ張り力を受けることとなる。
そのため、前記筒状部材が、前記編目を前記筒状部材の軸心方向に沿ってその軸心周りに螺旋状に配列した丸筒形状を呈するとともに、前記筒状部材の内部に入れられた前記充填材を前記線材により圧縮するように包み込みながら前記充填材の充填を進めることになる。したがって、前記充填材が変形しやすいもの(例えば、膨張黒鉛材)であれば、前記筒状部材において、前記充填材の充填密度を高めることが可能となる。
よって、前記充填材が比較的脆いものである場合であっても、前記充填材が前記編目から脱落しようとする動きを抑制することができる。これにより、前記筒状部材に前記充填材を充填してなる前記ヤーンおいて、単位長さ当りの重量を略均一に保ちやすくなる。その結果、前記ヤーンを緻密に編んで、良好なシール性を有する前記グランドパッキン等を構成することが可能となる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のヤーンの製造方法において、前記線材をニット編みする工程では、前記複数本の編針が、前記回転軸を中心とする略同心円上に略均等間隔で配置されるものである。
この構成によれば、ニット編み中の前記線材に、前記編目を傾斜させるような応力が連続的に加えられて、前記線材にかかる応力が略均一となり、前記編目が前記筒状部材の全体にわたって概ね均一の大きさとなる。その結果、前記充填材の長手方向端部を全体的に露出させるような大きさの前記編目が発生することを防止しやすくなる。
本発明によれば、製造コストを抑制しつつ、筒状部材からの充填材の脱落を低減させることができるヤーンの製造方法を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るヤーンの製造方法を用いて製造されたヤーンを備えるグランドパッキンの斜視図である。 図1のヤーンの一部正面図である。 図2のヤーンにおける筒状部材の一部展開図である。 図2のヤーンにおける筒状部材の軸心方向に直交する断面図である。 図2のヤーンを製造するための製造装置の一例を示す模式図である。 図5の製造装置における編み機の一部を示す平面模式図である。 図5の製造装置における編み機の一部を示す側面模式図である。 ニット編みの流れを示す概略図である。(a)は第1段階を示し、(b)は第2段階を示し、(c)は第3段階を示し、(d)は第4段階を示し、(e)は第5段階を示す図である。 図5の製造装置でのニット編み時に線材を1回転させる間の流れを示す概略展開図である。(a)は第1段階を示し、(b)は第2段階を示し、(c)は第3段階を示し、(d)は第4段階を示し、(e)は第5段階を示し、(f)は第6段階を示す図である。 図9の流れに続いて線材をさらに1回転させる間の流れを示す概略展開図である。(a)は第7段階を示し、(b)は第8段階を示し、(c)は第9段階を示し、(d)は第10段階を示し、(e)は第11段階を示す図である。 ニット編みされた線材を示す概略展開斜視図である。 従来のヤーンの一部正面図である。 図12のヤーンに備えられた筒状部材の一部展開図である。
本発明の一実施形態について図面を参照しつつ説明する。
本発明の一実施形態に係るヤーンの製造方法は、ヤーン1を製造するためのものである。前記ヤーン1は、例えば、図1に示すように、グランドパッキン2を構成するために用いられる。なお、前記ヤーン1は、前記グランドパッキン2用に限定されず、前記グランドパッキン2とは別の形態をとるグランドパッキン、紐状のガスケット、又は、耐火クロス等を構成するために用いることができる。
前記グランドパッキン2は、前記ヤーン1を含む複数本のヤーン3を芯材4の周りに集束したうえでこれらをひねり加工又は編組することにより紐状に構成されている。前記グランドパッキン2においては、前記複数本のヤーン3中に前記ヤーン1が含まれるものであればよいが、前記複数本のヤーン3のすべてが前記ヤーン1であることが好ましい。
図2に示すように、前記ヤーン1は、筒状部材5を備えるとともに、前記充填材6を複数備えている。前記充填材6は、前記筒状部材5に収容可能なように短冊状に形成されている。そして、前記ヤーン1は、前記充填材6の長手方向を前記筒状部材5の軸心方向に沿わせた状態で、前記充填材6を前記筒状部材5に装填することにより構成されている。
このような前記ヤーン1において、前記筒状部材5は、編目7が作成されるようにニット編みされた線材8を用いて構成されている。前記線材8は、前記編目7の外形の一部を規定する弧状のループ部10を有している。図3に示すように、前記ループ部10は、前記筒状部材5を展開した状態で、前記筒状部材5の軸心方向に沿った直線12に対して傾斜する方向に膨出している。
ここでは、前記筒状部材5に収容され得る前記充填材6として、膨張黒鉛材が採用されている。前記充填材6は、具体的には例えば、100〜300mm(好ましくは150〜250mm)程度の長さ(長手方向の寸法)と、0.5〜2.5mm(好ましくは0.5〜1.5mm)程度の幅(短手方向の寸法)、0.2〜1.0mm(好ましくは0.3〜0.8mm)の厚みを有する短冊状(矩形状)に形成された膨張黒鉛材とされる。
前記筒状部材5を構成する前記線材8としては、インコネル線又はステンレス線等の金属線が採用され得る。前記線材8は、具体的には例えば、0.1mm程度の直径を有する丸線とされる。
前記線材8は、ニット編みされることにより、前記ループ部10のほか、伸長部11を形成している。前記線材8は、前記ループ部10を概ね前記筒状部材5の軸心方向に関して互いに対向するように配置し、かつ、前記伸長部11を概ね前記筒状部材5の周方向に関して互いに対向するように配置したうえで、これらを繋ぐことで1つの前記編目7を形成するようになっている。
そして、前記ループ部10は、共に前記編目7を作成する前記伸長部11と一体的に連続しながら、凸の向きを反対にしかつ別の前記編目7を形成する他の前記ループ部10と概ね前記筒状部材5の周方向に関して隣り合うように配置されている。前記伸長部11は、また別の前記編目7を形成する他の前記伸長部11と概ね前記筒状部材5の軸心方向に関して隣り合うように配置されている。
こうして、前記筒状部材5においては、凸の向きを一方とする前記ループ部10(10A)を用いて作成された前記編目7と、凸の向きをこのループ部10(10A)とは反対方向にする前記ループ部10(10B)を用いて作成された前記編目7とが、それぞれ概ね前記筒状部材5の軸心方向に関して一列に配列されつつ、概ね前記筒状部材5の周方向に関して交互に配列されるようになっている。
前記ループ部10は、前記編目7の外周外側に向かって凸となるように曲げられた形状(円弧状)に形成されている。前記編目7を作成するために対向する前記伸長部11は、対向する一方の前記ループ部10から他方の前記ループ部10に向かって互いの間隔を徐々に狭めるように延伸されている。これにより、前記編目7は、その外形が扇形の一部を切除したような形状をなす隙間とされている。
ここで、前記編目7は、具体的には例えば、2〜5mm(好ましくは3〜4mm、より好ましくは3.3〜3.6mm)程度の長さ(長手方向の寸法)d1を有し、0.7〜2mm(好ましくは1.2〜1.5)mm程度の幅(短手方向の寸法)d2を有する隙間とされる(図3参照)。すなわち、前記編目7は、前記充填材6の幅と比べて略同一又は小さい幅を有するものとされる。
また、前記ループ部10は、図3に示すように、前記筒状部材5を平らに展開した場合、前記筒状部材5の軸心方向に沿った仮想的な前記直線12に対して傾斜する方向に凸となるように形成されている。前記伸長部11も、前記直線12に対して傾斜する方向に伸長するように形成されている。こうして、前記編目7が、前記直線12に対して傾斜した形状をとるように作成されている。
詳しくは、前記編目7は、これを形成するために対向する前記ループ部10(10A)・(10B)の最も突出した頂点(最大膨出位置)同士を繋ぐ仮想的な直線15が前記直線12に対して5〜45°の範囲内の角度Θ1をなすように伸長する、傾斜した形状をとる(図3参照)。なお、前記直線15と前記直線12とがなす前記角度Θ1は、20〜30°の範囲内の角度とすることが好ましい。
そして、前記ヤーン1においては、前記筒状部材5に、その軸心方向に沿って延びるように前記充填材6がねじられることなく直線状に保持されたまま充填されるようになっている。前記筒状部材5への充填時、前記充填材6は、その長手方向端部の位置が隣り合う他の前記充填材6の長手方向端部の位置と前記筒状部材5の軸心方向に関してずれるように前記筒状部材5に入れられる。
以上のような構成により、前記充填材6が前記筒状部材5に充填されたとき、前記編目7が前記充填材6に対して傾斜した状態に配置されることになり、前記充填材6の長手方向端部が全体的に前記編目7から前記筒状部材5の外部に露出しにくくなる。言い換えれば、前記充填材6の長手方向端部の一部が、前記線材8により遮蔽されやすくなる。
したがって、前記充填材6として比較的脆いもの(例えば、膨張黒鉛材)が採用されている場合に、前記充填材6の一部が前記編目7から前記筒状部材5の外部に脱落することを抑制することができる。しかも、前記筒状部材5における前記線材8の割合を抑えることができるので、製造コストをできるだけ安価に維持することができる。
好ましくは、図2、図3に示すように、前記筒状部材5において、前記編目7は、前記筒状部材5の全体にわたって概ね均一の大きさとされる。すなわち、前記編目7は、他の前記編目7と概ね同じ開口面積を有する隙間となるように、前記線材8により作成される。この場合、前記編目7は、前記筒状部材5の全体にわたって略均等に配置される。
好ましくは、図2に示すように、前記編目7は、前記筒状部材5の軸心方向に沿ってその軸心周りに螺旋状に連続的に配置される。前記筒状部材5が平らに展開された場合、前記編目7は、図3に示すように、所定間隔を隔てて略平行に配置される複数の前記直線15のそれぞれの上に同じ向きで一列に配列され、かつ、向きを変えた他の前記編目7と前記直線15と略直交する方向で隣り合うように配置される。
また、本実施形態の製造方法を用いて製造される前記ヤーン1においては、図4に示すように、前記筒状部材5は、その軸心方向に対して直交する断面形状が略円形状とされている。
この構成により、例えば、前記ヤーン1を含む複数本のヤーン3を用いて前記グランドパッキン2を構成する場合に、前記複数本のヤーン3を編組等のためにしごいたとき、前記ヤーン1の充填材6が前記編目7を介して他のヤーン3とよりこすれにくくなる。したがって、前記充填材6が比較的脆いものである場合であっても、前記充填材6の脱落の抑制を図ることができる。しかも、前記ヤーン1の可撓性を向上させて、前記ヤーン1を曲げやすいものにできる。
次に、前記ヤーン1を製造するための製造方法について説明する。
前記ヤーン1の製造方法は、搬送工程と、切断工程と、充填工程とを備えている。前記充填工程は、編み工程と、案内工程と、投入工程とを有している。
前記搬送工程は、所定の幅を有するシート状部材を前記切断工程に連続的に供給するために搬送する工程である。前記シート状部材は充填材6の原材料となるものであり、具体的には、本実施形態においては、前記充填材6として膨張黒鉛材を採用するので、帯状の膨張黒鉛シートとなる。
前記切断工程は、小幅の切断片、即ち短冊状の前記充填材6を形成するために、前記搬送工程の実施により搬送されてくる前記シート状部材をその幅方向(搬送方向と直交する方向)に沿って連続的に切断する工程である。前記切断工程においては、前記充填材6が所定の時間間隔ごとに新たに形成され、その形成された前記充填材6が前記充填工程(前記案内工程)に順次供給されることとなる。
前記充填工程において、前記編み工程は、筒状部材5を形成すべく、線材8をニット編みする工程である。前記案内工程は、短冊状に形成された前記充填材6を前記筒状部材5の開口部に向かって案内する工程である。前記投入工程は、前記筒状部材5に前記充填材6を充填すべく、前記筒状部材5の形成途中の段階から、前記開口部に案内された前記充填材6を、当該充填材6の長手方向を前記筒状部材の軸心方向に沿わせた状態で、前記筒状部材5に前記開口部を介して順次投入する工程である。
前記編み工程では、回転軸を中心として略同心円上に配置された複数本の編針を前記回転軸回りに回転移動させながら、これらの編針により前記線材8を編み進める。そして、前記線材8により編目7が作成される際、この編目7の外形の一部を規定する弧状のループ部10を、前記筒状部材5を展開した状態で前記筒状部材5の軸心方向に沿った直線12に対して傾斜する方向に膨出させるように、前記線材8に備えさせる。
このような前記ヤーン1の製造方法は、例えば、図5に示す製造装置30を用いて実施することができる。
前記製造装置30は、供給機構31と、搬送機構32と、切断機構33と、案内供給機構34と、編み機35とを備えている。
前記供給機構31は、リール41を備えている。前記リール41は、所定の幅を有するシート状部材(帯状の膨張黒鉛シート)42を巻回することができるように構成され、回転軸43回りに回転自在に設けられている。図5に示す矢印44方向への前記リール41の回転により、これに巻回された前記シート状部材42が徐々に解かれるようになっている。
前記搬送機構32は、一対のローラ45・46と、搬送駆動部47とを備えている。前記一対のローラ45・46は、前記供給機構31で解かれた前記シート状部材42の一部を挟持することができるように構成されている。前記搬送駆動部47は、前記一対のローラ45・46のうちの少なくとも一方を回転駆動させることができるように構成されている。
前記搬送機構32において、前記一対のローラ45・46は、それらの少なくとも一方が前記搬送駆動部47により回転駆動させられたとき、挟持している前記シート状部材42の一部を引っ張り、前記リール41から解かれた前記シート状部材42を前記切断機構33に向かって送り出すことができることができるようになっている。
前記切断機構33は、切断刃50と、切断駆動部51と、受台52とを備えている。前記切断刃50は、前記シート状部材42をその搬送方向と略直交する平面で切断することができるように構成されている。前記切断駆動部51は、前記切断刃50を前記シート状部材42に対して近接・離間方向に往復移動させることができるように構成されている。前記受台52は、前記切断刃50と対をなすように配置されている。
前記切断刃50は、前記シート状部材42のシート面に対して角度が付いた刃先53を有している。そのため、前記切断刃50は、前記切断駆動部51により前記シート状部材42のシート面に対して近接する方向に移動させられることにより、前記充填材6を形成するべく、前記シート状部材42をその幅方向の一端から他端にかけて順次切断することができるようになっている。
前記案内供給機構34は、漏斗55を備えている。前記漏斗55は、大径の上側開口部56と、これよりも小径の下側開口部57とを有している。前記漏斗55は、前記切断機構33で形成された前記充填材6を前記上側開口部56に導くことができるように、前記上側開口部56を上方に開口させかつ前記下側開口部57を下方に開口させた状態で、前記受台52の下方に設けられている。
前記編み機35は、線材8をニット編みして筒状部材5を形成することができるように構成されている。前記編み機35は、前記筒状部材5の開口部が前記漏斗55の下側開口部57に対向する位置に保持されるように前記線材8のニット編みを続け、筒状部分(前記筒状部材5の一部)を形成しながら下方へ送り出し、軸心方向の長さを所定寸法とする前記筒状部材5をかたちづくる。
詳しくは、前記編み機35は、図6、図7に示すように、回転台60と、複数本(本実施形態においては3本)の編針61・62・63と、ガイド部材64とを備えている。前記回転台60は、一定の所定回転速度で回転軸66回りに回転駆動可能なように構成されている。前記ガイド部材64は、前記線材8を図6に示す矢印67方向に回しながら前記各編針61・62・63に順次案内することができるように設けられている。
前記複数本の編針61・62・63は、前記回転台60に上下動可能に支持され、前記回転軸66を中心とする略同心円上に略均等間隔で配置されている。前記複数本の編針61・62・63は、前記線材8をニット編み(丸編み)するため、適宜上下動させられつつ、前記回転台60の回転により前記回転軸66回りに図6に示す矢印68方向に回転移動させられるようになっている。
ここで、前記複数本の編針61・62・63のうちの一本の動きに着目すると、例えば図8に示すように、前記線材8が編み進められていくこととなる。
すなわち、まず、図8(a)に示すように、前記編針61(62・63)が前記ガイド部材64から延びる前記線材8の第1部分71を引っ掛けながら下動する。
次に、図8(b)に示すように、前記編針61(62・63)が、前記線材8の第1部分71を解いた後、当該編針61(62・63)を挟むように曲げられた前記第1部分71の間を通過しながら上動し、その後、新たに案内された前記線材8の第2部分72を引っ掛ける。
次に、図8(c)に示すように、前記編針61(62・63)が前記線材8の第2部分72を引っ掛けた状態で、前記編針61(62・63)を挟むように曲げられた前記第1部分71の間を通過しながら下動する。この際、前記編針61(62・63)が前記線材8の一部を引っ張るように回転移動しながら上下動していることから、前記編目7が作成されるように前記第1部分71付近で前記線材8の交絡部が形成されることとなる。
次に、図8(d)に示すように、前記編針61(62・63)が、前記線材8の第2部分72を解いた後、当該編針61(62・63)を挟むように曲げられた前記第2部分72の間を通過しながら上動し、その後、新たに案内された前記線材8の第3部分73を引っ掛ける。
次に、図8(e)に示すように、前記編針61(62・63)が前記線材8の第3部分73を引っ掛けた状態で、前記編針61(62・63)を挟むように曲げられた前記第2部分72の間を通過しながら下動する。この際、新たに前記編目7が作成されるように前記第2部分72付近で前記線材8の交絡部が形成されることとなる。
前記編み機35においては、このような作用を、前記回転台60の回転に伴い、前記各編針61・62・63が例えば図9(a)、(b)、(c)、(d)、(e)、(f)、続いて図10(a)、(b)、(c)、(d)、(e)に示すように順次実行することとなる。その結果、図11に示すように前記編目7を連続して作成し、前記編目7を有する丸編み構造物である前記筒状部材5を得ることができる。
なお、前記編み機35の各部材の駆動は、制御装置76により制御されるように構成されている(図5参照)。前記制御装置76は、また、前記製造装置30において、前記搬送機構32、前記切断機構33の駆動を制御することもできるように構成されている。
このような構成の前記製造装置30を用いることにより、前述のヤーンの製造方法の各工程を実施して、前記ヤーン1を製造することができるようになっている。
すなわち、前記供給機構31及び前記搬送機構32を用いて、前記搬送工程を実施することができる。前記切断機構33を用いて、前記切断工程を実施することができる。そして、前記編み機35を用いて、前記充填工程のうちの編み工程を実施することができる。前記案内供給機構34を用いて、前記充填工程のうちの前記案内工程及び前記投入工程を実施することができる。
特に、前記充填工程に関しては、前記編み工程を実施するため、前記編み機35を用いて、前記筒状部材5が形成されるように、前記複数本の編針61・62・63を前記回転軸66回りに回転移動させながら、これらの編針61・62・63の適宜の上下動により前記線材8を連続的にニット編みすることができる。したがって、前記筒状部材5の形成に伴い、前記編目7を得ることができる。
前記案内工程を実施するため、前記案内供給機構34の漏斗55を用いて、前記切断機構33から導入された前記充填材6を、横臥姿勢から前記筒状部材5の軸心方向に沿う上下向き姿勢に姿勢変更させながら、前記編み工程で形成途中の段階にある前記筒状部材5にかたちづくられた開口部に向かって順次案内することができる。
前記投入工程を実施するため、前記案内供給機構34の漏斗55を用いて、前記充填材6の長手方向を前記筒状部材の軸心方向(上下方向)に沿わせた状態で、前記充填材6を編み進められている前記線材8からなる筒状部分(前記筒状部材5の一部)に順次投入し、これにより前記筒状部材5の内部を前記充填材6で満たすことができる。
以上のような前記ヤーン1の製造方法を採用することにより、短冊状の前記充填材6が前記筒状部材5にその形成途中の段階から投入されることになる。そして、その投入時には、回転移動中の前記複数本の編針61・62・63により編み進められている前記線材8に、前記編目7を傾斜させるような応力が連続的に加えられることとなる。すなわち、前記線材8が、前記筒状部材5の内径を小さくするような、内径側への引っ張り力を受けることとなる。
そのため、前記筒状部材5が、前記編目7を前記筒状部材5の軸心方向に沿ってその軸心周りに螺旋状に配列した丸筒形状を呈するとともに、前記筒状部材5の内部に入れられた前記充填材6を前記線材8により圧縮するように包み込みながら前記充填材6の充填を進めることになる。したがって、前記充填材6が変形しやすいもの(例えば、膨張黒鉛材)であれば、前記筒状部材5において、前記充填材6の充填密度を高めることが可能となる。
よって、前記充填材6が比較的脆いものである場合であっても、前記充填材6が前記編目7から脱落しようとする動きを抑制することができる。これにより、前記筒状部材5に前記充填材6を充填してなる前記ヤーン1おいて、単位長さ当りの重量を略均一に保ちやすくなる。その結果、前記ヤーン1を緻密に編んで、前記グランドパッキン2等を構成することが可能となる。
また、前記複数本の編針61・62・63が前記回転軸66を中心とする略同心円上に略均等間隔で配置されているので、ニット編み中の前記線材8に、前記編目7を傾斜させるような応力が連続的に加えられて、前記線材8にかかる応力が略均一となり、前記編目7が前記筒状部材5の全体にわたって概ね均一の大きさとなる。したがって、前記充填材6の長手方向端部を全体的に露出させるような大きさの前記編目7が発生することを防止することができる。
1 ヤーン
5 筒状部材
6 充填材
7 編目
8 線材
10 ループ部
12 筒状部材の軸心方向に沿った直線
61 編針
62 編針
63 編針
66 回転軸

Claims (2)

  1. 筒状部材に充填材を充填してなるヤーンを製造するために、
    前記筒状部材を形成すべく、線材をニット編みする工程と、
    短冊状に形成された前記充填材を、前記筒状部材の開口部に向かって案内する工程と、
    前記筒状部材に前記充填材を充填すべく、前記筒状部材の形成途中の段階から、前記開口部に案内された前記充填材を、当該充填材の長手方向を前記筒状部材の軸心方向に沿わせた状態で、前記筒状部材に前記開口部を介して投入する工程とを備えたヤーンの製造方法において、
    前記線材をニット編みする工程では、
    回転軸を中心として略同心円上に配置された複数本の編針を前記回転軸回りに回転移動させながら、これらの編針により前記線材を編み進め、
    前記線材により編目が作成される際、この編目の外形の一部を規定する弧状のループ部を、前記筒状部材を展開した状態で前記筒状部材の軸心方向に沿った直線に対して傾斜する方向に膨出させるように、前記線材に備えさせることを特徴とするヤーンの製造方法。
  2. 前記線材をニット編みする工程では、前記複数本の編針が、前記回転軸を中心とする略同心円上に略均等間隔で配置されることを特徴とする請求項1に記載のヤーンの製造方法。
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