JP5850799B2 - 電動弁 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、空気調和機の冷媒の流量制御に用いる電動弁に関する。
図6は、従来の電動弁の一例の説明図であり、同図(a)は従来のコイルユニット50を斜め下方から見た斜視図、(b)はコイルユニット50を弁本体10に取り付けられたキャン30に装着して従来の電動弁を組み立てた状態を示す正面図である。
図6において、電動弁1は、円筒状の弁本体10を有し、弁本体10には弁室と弁機構が装備される。
弁本体10には弁室に連通する2本の配管20、22がとりつけられる。
弁本体10の上部には、取付部12を介して密閉容器であるキャン30が固着される。弁本体10の内部には、モータのロータと、ロータの回転を直線運動に変換して弁室内の弁体を操作する駆動機構が配設される。
キャン30はステンレススチールなどで製造され、下部には外周上に4個の凸部32がプレス加工等により形成される。
キャン30の外側には電動弁1のモータのステータを構成するコイルユニット50が着脱自在に嵌着される。
コイルユニット50は、極磁歯を有するヨークとコイルとを樹脂で一体にモールドした構造のステータであり、コイルユニット50の底部には、環状の金属円板60がとりつけられる。
金属円板60はコイルユニット50の底部に設けられる複数本の柱部52が貫通する穴を有し、柱部52を貫通した後に柱部52を溶融加工して金属円板60を固定する。
本例にあっては、8本の柱部52が設けられる。また、金属円板60は、4本の回り止め脚部62を有する。回り止め脚部62は金属円板60の内側に設けた金属片を下向きに折り曲げることで形成される。
回り止め脚部62は弾性を有し、それぞれの回り止め脚部62が取付穴64を備える。
コイルユニット50をキャン30に装着する工程にあっては、まずコイルユニット50の回り止め脚部62が設けられた側の端部をキャン30の上部外周に嵌装し、その後、コイルユニット50を回動させることにより、弾性を有する回り止め脚部62がキャン30の凸部32に乗り上げ、回り止め脚部62の取付穴64が凸部32に嵌合することでコイルユニット50の装着が完了する。
このような電動弁は、例えば特許文献1に開示されている。
特開2008−267464号公報
電動弁は、出荷時にキャン30に対してコイルユニット50を組み付けたり、また空気調和機の冷媒流路に取り付けられた後はコイルユニット50を交替したりする。
このコイルユニット50の組付けや交換時においては、回り止め脚部62の取付穴64がキャン30の凸部32に対して正規の位置と姿勢で正しく組付けられたことを視認などで確認することが困難なことがある。
回り止め脚部62は弾性を有しており、この弾性を利用して取付穴64を凸部32に対して嵌合するので、取付穴64が凸部32に正確に嵌合していなくても、一見回り止め脚部62が正しく凸部32に対して嵌合していると誤認されてしまい、組立不良の原因となるおそれもある。
そこで本発明の目的は、上述した不具合を解消する電動弁を提供するものである。
上記目的を達成するために、本発明の電動弁は内部に弁室と弁体を有する弁本体と、弁本体の上部に固着される円筒状密閉容器であって内部にモータのロータとロータの回転を直進運動に変換して弁体を操作する機構を備えるキャンと、キャンに対して着脱自在に嵌装されるステータを有するコイルユニットを備え、キャンに対してコイルユニットを固定する機構は、キャンに形成される少なくとも1つの凸部と、コイルユニットに固着される回り止め部材であって、キャンが貫通する円筒部と、円筒部に形成されてキャンの凸部が通過する縦溝と、縦溝の最奥部に形成されてキャンの凸部と係合する取付穴を備えるものである。
そして、縦溝は、取付穴の手前に形成される幅狭部を備える。
また、回り止め部材の円筒部は弾性を有する金属又は樹脂材で形成されるものである。
さらにまた、円筒部の長さは、取付穴がキャンの凸部に正しく係合した状態においてのみ、円筒部がキャンの下部を全て覆うように、設定されると良い。
本発明の電動弁は以上の手段を備えることにより、ロータを内蔵するキャンに対して、ステータであるコイルユニットを正確かつ容易に取り付けることができ、作業性が向上する。
本発明の電動弁の一実施例の組立前の説明図。 本発明の電動弁の一実施例の組立中の正面図。 図2のA部拡大図。 本発明の電動弁の一実施例の組立完了後の正面図。 図4のB部拡大図。 従来の電動弁の一例の説明図であり、(a)は従来のコイルユニット50を斜め下から見た斜視図、(b)はコイルユニット50をキャン30に装着した状態を示す従来の電動弁の一例の正面図。
図1は本発明の電動弁の一実施例の組立前の部品構成を示す説明図である。同図において、電動弁本体は正面図、コイルユニット50は斜視図として描かれている。なお、従来技術で説明した図6に示す構造と同一部材には同一符号を付してその説明を省略している。
電動弁1´は、弁本体10を有し、弁本体10に対して2本の配管20、22が接続される。弁本体10の上部には取付部12を介して密閉容器であるキャン30が固着される。キャン30の内部の機構は従来の電動弁と同様である。
キャン30は円筒状の金属容器であって、キャン頂部34は、コイルユニット50を装着したときにコイルユニット50の内部と当接してコイルユニット50のキャン30に対する高さ位置を規制する。
キャン30の下部には外周部に4個の凸部32がプレス加工により形成される。
コイルユニット50は従来と同様の内部構造を有し、下部に8本の柱部52を有する。
本発明の電動弁1´に装備される回り止め部材100は、円環状の円盤部110と円筒部120を備える。円盤部110は従来と同様に8個の穴を有し、コイルユニット50の柱部52を挿入した後に柱部52の先端部を溶融加工して円盤部110をコイルユニット50に固着する。
円筒部120は4本の縦溝130を有する。縦溝130は円筒部120の下端において開放すると共にキャン30の凸部32が通過できる幅寸法を有し、最奥部に取付穴140を有する。取付穴140の手前には幅狭部132が形成される。
図2は、コイルユニット50にとりつけた回り止め部材100の縦溝130をキャン30の凸部32に係合するように差し込んで、コイルユニット50をキャン30に装着した状態を示す。図2〜5においては、図を見やすくするために、取付穴140の紙面手前側に配置されている柱部52の図示は省略されている。
この状態にあっては、コイルユニット50の軸まわりの姿勢は縦溝130と凸部32との係合により位置決めされる。また、凸部32は取付穴140の手前の幅狭部132で止められている。
図4は、図2の状態からコイルユニット50をさらに弁本体10側に押し込んだ状態を示す。
凸部32は縦溝130の幅狭部132を弾性的に拡げて取付穴140に係合する。幅狭部132は凸部32が強制的に通過する際に弾性的に拡がる特性を有する必要がある。
このために円筒部120は必要な剛性と弾性を有する必要がある。
この要求を満足する材料であれば、金属でも樹脂でも回り止め部材100の材料として使用することができる。回り止め部材100を金属で形成するときは、金属板をプレス加工することにより形成することができる。
凸部32が取付穴140に係合した後は、幅狭部132は弾性により元の幅寸法に復帰し、凸部32が縦溝130方向に移動することがない。この作用により凸部32と取付穴140は確実に係合し、コイルユニット50はキャン30に対して正確な位置に確実に組立てられる。
また、この組立作業は容易であって、作業性も向上する。
さらに、取付穴140がキャン30の凸部32に正しく係合した状態においてのみ、円筒部120の下部(縦溝130が形成されていない部分)がキャン30の下部(又はキャン30の下部及び取付部12)を全て覆うように、該円筒部120の長さ(高さ)を予め設定しておけば、円筒部120の下方にキャン30(又はキャン30及び取付部12)が露出しているか否かを判別するだけで、取付穴140が凸部32に正しく係合したか否か、すなわちコイルユニット50が正しくキャン30に装着されたか否かを判別することができる。
図1〜5では、このように円筒部120の長さが予め設定されている様子が示されている。すなわち、図2においては、取付穴140が凸部32に係合する途中の状態が示されており、円筒部120の下方にはキャン30が露出している(図3の符号X参照)が、図4に示されるように取付穴140が凸部32に正しく係合すれば、円筒部120がキャン30の下部(及び取付部12)を全て覆う(図5参照)。
なお、キャン30の下部に形成される凸部32、及び円筒部120に設けられる縦溝130(取付穴140及び幅狭部132を含む)は、それぞれ4つずつ設けられるものとしたが、本発明は特にこれのみに限定されることはなく、1つ以上設けられれば良い。
また、コイルユニット50の下部には8本の柱部52が設けられると共に、この柱部52に回り止め部材100の8つの穴が係合し、その後溶着されることにより該回り止め部材100がコイルユニット50に取り付けられるものとしたが、本発明はこれのみに限定されることはなく、コイルユニット50に対する回り止め部材100の取付手法は、いかなるものであっても良い。
1,1´ 電動弁
10 弁本体
12 取付部
20,22 配管
30 キャン
32 凸部
34 キャン頂部
50 コイルユニット
52 柱部
60 金属円板
62 回り止め脚部
64 取付穴
100 回り止め部材
110 円盤部
120 円筒部
130 縦溝
132 幅狭部
140 取付穴

Claims (4)

  1. 内部に弁室と弁体を有する弁本体と、弁本体の上部に固着される円筒状の密閉容器であって内部にモータのロータとロータの回転を直進運動に変換して弁体を操作する機構を備えるキャンと、キャンに対して着脱自在に嵌装されるステータを有するコイルユニットを備える電動弁であって、
    キャンに対してコイルユニットを固定する機構は、キャンに形成される少なくとも1つの凸部と、コイルユニットに固着される回り止め部材を有し、該回り止め部材はキャンが貫通する円筒部と、円筒部に形成されてキャンの凸部が通過可能な縦溝と、縦溝の最奥部に形成されてキャンの凸部と係合する取付穴を備える電動弁。
  2. 縦溝は、取付穴の手前に形成される溝幅を狭くした幅狭部を備える請求項1記載の電動弁。
  3. 回り止め部材の円筒部は弾性を有する金属材又は樹脂材で形成される請求項1記載の電動弁。
  4. 前記円筒部の長さは、前記取付穴が前記キャンの凸部に正しく係合した状態においてのみ、該円筒部がキャンの下部を全て覆うように、設定されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の電動弁。
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