JP5850776B2 - 連続鋳造用タンディッシュ - Google Patents
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Description
この連続鋳造によって鋳片を製造する際、溶鋼がタンディッシュを通過する間に雰囲気ガスや耐火物ライニングと接触し、ガス吸収やライニング材の溶出等によって汚染され易い。また、取鍋からタンディッシュに供給された溶鋼には、精錬反応によって生成したAl2O3等の介在物が溶鋼から除去されずに残留していることもある。
そこで、従来から、鋳片の清浄度を高めるために、タンディッシュ内の溶鋼に含まれている介在物を除去するための種々の提案がなされている。
その一つとして、所謂、T型2ストランドタンディッシュのように、タンディシュの形状や特殊堰の設置により、溶鋼のパスラインを強制的にT型とすることで、パスラインを長くし介在物の浮上分離性を高めることが提案されている。
そこで2ストランドタンディッシュの介在物浮上分離機能を改善するためには、タンディッシュの容量拡大が望まれるが、同時に、拡大したスペースを有効に活用し、介在物浮上分離効果を高めることができるような溶鋼パスラインの設計が必要となる。
「(1) 取鍋からロングノズルを介して溶鋼を受け入れる受湯部と、浸漬ノズルを介して該溶鋼を鋳型に注湯する注湯部とを備え、ロングノズルの中心と浸漬ノズルの中心が一直線上に並んでいない連続鋳造用2ストランドタンディッシュにおいて、
上記受湯部と注湯部との間には堰が設けられて受湯部と注湯部とが区画形成され、上記タンディッシュの内郭を構成する辺と上記堰によって平面形状がほぼ台形あるいは三角形の上記受湯部が構成され、また、上記タンディッシュの内郭を構成する残りの辺と上記堰によって平面形状がほぼ長方形の上記注湯部が構成され、上記堰には受湯部と注湯部を連通する連通孔が設けられ、上記連通孔と堰の合計断面積は定常状態の溶鋼流路断面積以上であることを特徴とする連続鋳造用2ストランドタンディッシュ。
(2) 上記堰には、複数の連通孔が設けられていることを特徴とする前記(1)に記載の連続鋳造用2ストランドタンディッシュ。
(3) 上記堰の下方のコーナー部あるいはコーナー近傍には、鼠孔が設けられていることを特徴とする前記(1)または(2)に記載の連続鋳造用2ストランドタンディッシュ。
(4) 上記連通孔の最上端から定常状態の溶鋼表面までの距離は、100〜150mmであることを特徴とする前記(1)乃至(3)のいずれかに記載の連続鋳造用2ストランドタンディッシュ。」
との構成を備えるものである。
また、本発明は、タンディッシュの受湯部と注湯部との間には堰を設けて受湯部と注湯部とを区画形成し、これによって溶鋼のパスラインを適正化することができ、さらに堰の適正位置に受湯部と注湯部とを連通する連通孔を設けることによって、介在物の浮上分離を効果的に行うことが出来るので、製造される鋳片には介在物の混入がなく、清浄かつ均質な鋳片を得ることができる。
図1に示すように、従来のT型2ストランドタンディッシュ21は、取鍋からロングノズル24を介して溶鋼を受け入れる受湯部22と、浸漬ノズル25,25’を介して該溶鋼を鋳型に注湯する注湯部23とを備え、その平面形状は、受湯部22が短辺26と二つの側辺27(縦側辺27aと横側辺27bからなる),27’(縦側辺27a’と横側辺27b’からなる)で囲まれたほぼ長方形の領域として形成され、また、注湯部23は、長辺29と二つの側辺28,28’で囲まれたほぼ方形の領域として形成されている。
ロングノズル24を介して受湯部22に供給された溶鋼は、図中の矢印で示すパスラインf1→f2に沿って流れ、注湯部23において二方向のf3,f3’に分岐し、それぞれの浸漬ノズル25,25’を経由して鋳型に流れ込む。そして、溶鋼がパスラインに沿って流れる間に、溶鋼中に含有されている介在物は浮上し分離される。
しかし、上記従来のT型2ストランドタンディッシュ21では、受湯部22から注湯部23への溶鋼の流れf1→f2が二つの縦側辺27a,27a’で規制されていることによって適正なパスラインが維持されているのであって、仮に、従来のT型2ストランドタンディッシュ21において、大容量化を図ろうとして、受湯部22の側壁を構成する二つの側辺27,27’を左右に拡げた場合には、溶鋼の適正なパスラインを形成することができなくなり、その結果として、介在物の浮上分離が上手くいかず、鋳片への介在物の混入を招くという事態が生じる。
このようは欠点を解消したのが、本発明の大容量かつ平面内郭形状がお結び型(例えば、六角形形状)の連続鋳造用2ストランドタンディッシュである。
本発明の連続鋳造用2ストランドタンディッシュ(以下、単に、「本発明タンディッシュ」という)1は、取鍋からロングノズル4を介して溶鋼を受け入れる受湯部2と、浸漬ノズル5を介して該溶鋼を鋳型に注湯する注湯部3とを備えており、ロングノズル4の中心と浸漬ノズル5の中心が一直線上に並んでいない2ストランドタンディッシュである。
本発明タンディッシュの平面内郭形状は、短辺6と二つの斜辺7,7’と二つの側辺8,8’と長辺9で形成される六角形形状となっており、図1に示される前記従来のT型2ストランドタンディッシュ21における側辺27の縦側辺27aと横側辺27b、および側辺27’の縦側辺27a’と横側辺27b’を、ほぼ斜め方向に拡張した形状に相当する。
本発明では、タンディッシュの平面内郭形状をこのような六角形とすることによって、タンディッシュ、特に、受湯部2、の大容量化を図っており、これによって、タンディッシュ内のスペースが増え介在物が浮上するまでの平均滞留時間が増大し介在物の浮上分離機能を高めることが出来る。
言い方を変えれば、受湯部2は、短辺6と二つの斜辺7,7’と堰10によって囲まれたほぼ台形状の領域として区画形成され、また、注湯部3は、長辺9と二つの側辺8,8’と堰10によって囲まれたほぼ長方形の領域として区画形成される。
なお、上記でいう斜辺7と側辺8の交点、あるいは、斜辺7’と側辺8’の交点とは、厳密な意味での交点である必要はなく、斜辺7と側辺8の交点近傍、あるいは、斜辺7’と側辺8’の交点近傍であればよい。
つまり、上記のように区画形成された本発明タンディッシュでは、受湯部2の領域が、従来のT型2ストランドタンディッシュの受湯部の領域より拡大されているが、それによって、タンディッシュ内の溶鋼流が乱されず介在物の浮上分離効果に悪影響を及ぼさないという条件が満たされておれば、堰10の先端は斜辺7と側辺8の交点近傍、あるいは、斜辺7’と側辺8’の交点近傍であればよい。
本発明では、受湯部2が、短辺6と二つの斜辺7,7’と堰10によって囲まれたほぼ台形状の領域として区画形成されていることによって、従来のT型2ストランドタンディッシュの受湯部に比してその領域が拡大され、ひいては、タンディッシュの大容量化が図られている。
取鍋からロングノズル4を介して受湯部2に受け入れられた溶鋼の一部は、受湯部2と注湯部3を連通する連通孔11を通って、F1→F2→F3(F3’)のパスラインに沿って注湯部3へ流れるが、タンディッシュが大容量化されたことによって、溶鋼の残部は、F4(F4’)→F5(F5’)→F2→F3(F3’)というパスラインに沿った流れを生じ、連通孔11を通って、注湯部3へ流入し、さらに、注湯部3に形成されたそれぞれの浸漬ノズル5(5’)を介して鋳型内へ注湯される。
そして、本発明では、堰10と連通孔11を設けたことによって、上記F4(F4’)で示す溶鋼流が直接浸漬ノズル5(5’)へ向かうことは阻止され、上記F4(F4’)→F5(F5’)→F2というパスラインに沿って連通孔11を通して流れるから、F4(F4’)→F5(F5’)→F2→F3(F3’)というパスラインに沿って流れる溶鋼のパスラインが長くなり、また、溶鋼のタンディッシュ内滞留時間が長くなるため、介在物の浮上分離が効果的に行われる。その結果として、鋳片の清浄度が向上する。
なお、図2では、連通孔11は、堰10の長さ方向ほぼ中央部に設けているが、これは、F4→F5という溶鋼流と、F4’→F5’という溶鋼流のパスライン長さ、滞留時間を同じようにするためである。
したがって、F4→F5およびF4’→F5’という溶鋼流のパスライン長さ、滞留時間をほぼ同じにできるのであれば、連通孔11を堰10の長さ方向に複数個所設けることも勿論可能である。
また、連通孔の形状については、図2(b)に示す長方形の孔形状ばかりでなく、正方形、円形等いかなる孔形状であっても構わない。
これは、受湯部2からの溶鋼流が堰10の上部をあふれ出して注湯部3流れ出すような場合には、F4(F4’)→F5(F5’)→F2→F3(F3’)というパスラインに沿った溶鋼の流れを形成することができないばかりか、浮上分離された介在物が再度溶鋼流中に混入してしまい、清浄度の高い鋳片を製造することができなくなるからである。
これは、連通孔の最上端から定常状態の溶鋼表面までの距離が100〜150mmより小さい場合には、受湯部2で浮上分離された介在物が連通孔を通過して注湯部3の溶鋼中に混入してしまい、鋳片内に介在物が残存し、清浄度を高められなくなるからであり、一方、連通孔の最上端から定常状態の溶鋼表面までの距離が100〜150mmより大きい場合には、連通孔を通過した後の溶鋼から溶鋼表面までの垂直距離が大きいため溶鋼中介在物が浮上するのに必要な距離が長くなり、清浄度を高めにくくなるからである。
以上のとおり、本発明の連続鋳造用2ストランドタンディッシュによれば、介在物の浮上分離効果を何ら阻害することなく、タンディシュの大容量化が図れることから、高温状態の溶鋼の熱を有効利用することができるとともに、タンディッシュ内溶鋼の温度管理、成分均質化、鋳型へ注湯する溶鋼温度の管理等を容易に行うことができ、さらに、製造される鋳片の清浄度の向上、材質の均質化を図ることができる。
本発明の実施例として、図2(a)に示す平面内郭形状が六角形の2ストランドタンディッシュを用いて、表1に示す連続鋳造条件で表2に示す鋼種を鋳造し、本発明鋳片を製造した。
また、本発明による効果を明らかにするために、比較例として、図1に示すに示す平面内郭形状がT型の2ストランドタンディッシュを用いて、同じく表1に示す連続鋳造条件で表2に示す鋼種を鋳造し、比較例鋳片を製造した。
タンディッシュのサイズ・寸法は、図1、図2(a)の記号に則して言えば、次のとおりである。
短辺:(6)=(26)
長辺:(9)=(29)=2.6×(6)=2.6×(26)
浸漬ノズル間距離:((5)−(5’))=((25)−(25’))=1.9×(6)
=1.9×(26)
容量:(本発明タンディッシュ)=1.7×(比較例タンディッシュ)
連通孔:連通孔の上端部位置と、定常状態の溶鋼表面までの距離が150mmとなる位置であって、堰(10)の長さ方向の対称的な2箇所に、縦100mm×横350mmのサイズの長方形連通孔を形成
鼠孔:2箇所に連通孔を設置した堰のそれぞれの下方のコーナー部あるいはコーナー近傍に、縦100mm×横120mmのサイズの長方形鼠孔を形成
ここで、ロングノズル近傍の介在物の大きさとその個数の調査手法は、以下のとおりである。
まず、1チャージの鋳造時間の半ば(鋳造開始から1時間後)時点で、タンディッシュ内のロングノズル近傍の溶鋼をサンプリングし、サンプリングした溶鋼を凝固させた。この凝固したサンプルから評価用試験片を採取した。
その後、評価用試験片の表面の酸化被膜や外来の狭雑物を除去したものを溶液(具体的にはヨウ素アルコール)で溶解し、37μm以上の介在物を抽出した。あわせて、評価用試験片の溶解量を計量した。顕微鏡観察により、この抽出した介在物の大きさ区分別の個数をカウントし、溶解量と個数から大きさ区分別の単位質量当たりの個数を算出し、その大きさの初期介在物の個数とした。
ここで、流出介在物の大きさとその個数の調査は、鋳片の長さ方向に対して直交する鋳片断面の3方向について、それぞれ、鋳片の厚さ方向の4箇所の領域(表層から5mmまで、5〜10mmまで、40〜45mmまで、75〜80mmまで)において合計12点の評価用試験片を採取した。その後、前記と同一の方法で各評価用試験片における大きさ区分別の単位質量当たりの個数の12点の平均値を算出し、その大きさの流出介在物の個数とした。
また、表3には、本発明タンディッシュと比較例タンディッシュによる介在物の浮上分離率(%)の値を求め、これを記入した。
ここで、介在物の浮上分離率(%)
=(初期介在物個数−流出介在物個数)/初期介在物個数×100
である。
したがって、溶鋼の連続鋳造に際し、本発明の連続鋳造用2ストランドタンディッシュを用いて鋳片を製造した場合には、清浄度の極めて高い鋳片を製造し得ることが分かる。
しかも、本発明のタンディシュは大容量であることから、製造される鋳片の清浄度、鋳片の均質性を損なうことなく、高温状態の溶鋼の熱を有効利用することができるとともに、タンディッシュ内溶鋼の温度管理、成分均質化、鋳型へ注湯する溶鋼温度の管理等を容易に行うことができる。
(2):受湯部
(3):注湯部
(4):ロングノズル
(5),(5’):浸漬ノズル
(6):短辺
(7),(7’):斜辺
(8),(8’):側辺
(9):長辺
(10):堰
(11):連通孔
(21):従来のT型2ストランドタンディッシュ
(22):受湯部
(23):注湯部
(24):ロングノズル
(25),(25’):浸漬ノズル
(26):短辺
(27),(27’):側辺
(27a),(27a’):縦側辺
(27b),(27b’):横側辺
(28),(28’):側辺
(29):長辺
Claims (4)
- 取鍋からロングノズルを介して溶鋼を受け入れる受湯部と、浸漬ノズルを介して該溶鋼を鋳型に注湯する注湯部とを備え、ロングノズルの中心と浸漬ノズルの中心が一直線上に並んでいない連続鋳造用2ストランドタンディッシュにおいて、
上記受湯部と注湯部との間には堰が設けられて受湯部と注湯部とが区画形成され、上記タンディッシュの内郭を構成する辺と上記堰によって平面形状がほぼ台形あるいは三角形の上記受湯部が構成され、また、上記タンディッシュの内郭を構成する残りの辺と上記堰によって平面形状がほぼ長方形の上記注湯部が構成され、上記堰には受湯部と注湯部を連通する連通孔が設けられ、上記連通孔と堰の合計断面積は定常状態の溶鋼流路断面積以上であることを特徴とする連続鋳造用2ストランドタンディッシュ。 - 上記堰には、複数の連通孔が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の連続鋳造用2ストランドタンディッシュ。
- 上記堰の下方のコーナー部あるいはコーナー近傍には、鼠孔が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の連続鋳造用2ストランドタンディッシュ。
- 上記連通孔の最上端から定常状態の溶鋼表面までの距離は、100〜150mmであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の連続鋳造用2ストランドタンディッシュ。
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