JP5849482B2 - 投影装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、半導体光源素子を用いたプロジェクタ等に好適な投影装置、投影方法及びプログラムに関する。
画像ミュートまたはA/Vミュート機能の効果をより高めるプロジェクタを提供するべく、表示画面を非表示にするかまたは予め定めた所定の表示に設定する画像ミュートを実行する一方で、その画像ミュートの設定、及び設定の解除に対応して光源となるランプの出力輝度を調整するようにした技術が記載されている。(例えば、特許文献1)
特開2003−280087号公報
上記特許文献に記載された技術では、ミュート状態を解除するためになんらかのキー操作が必要となる。そのため、ユーザが例えばプロジェクタを用いたプレゼンテーションを行なっている途中で、プロジェクタのそばを一時的に離れたい場合でも、ミュート状態の解除のためにはプロジェクタ装置の操作が可能な範囲に戻らなくてはならない、という不具合がある。
本発明は上記のような実情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、ユーザにとっての使い勝手をより向上させることが可能な投影装置及びプログラムを提供することにある。
本発明の一態様は、投影装置であって、光源と、上記光源の発する光を用いて光像を形成し、投影対象に向けて投射する投影部と、上記投影部での投射を、輝度を抑えたミュート状態とさせる第1の投影制御手段と、上記第1の投影制御手段により上記投影部での上記ミュート状態の時間が予め設定した時間となったか否かを判断する判断手段と、上記判断手段での判断結果に応じて第1の投影制御手段による上記ミュート状態を解除させる第2の投影制御手段とを具備し、上記第2の投影制御手段は、第1の投影制御手段による上記ミュート状態を解除させる際に、上記投影部で投射する光像の輝度を、所定時間毎に増減させることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザにとっての使い勝手をより向上させることが可能となる。
本発明の一実施形態に係るデータプロジェクタ装置の電子回路の機能構成を説明する図。 同実施形態に係るポイントペンの電子回路の機能構成を説明する図。 同実施形態に係る電源オン後の初期設定を含む投影処理の内容を示すフローチャート。 同実施形態に係る再点灯時に投影するロゴ画像を例示する図。 同実施形態に係る再点灯時の輝度制御の内容を示す図。
以下本発明をDLP(登録商標)方式のデータプロジェクタ装置に適用した場合の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1は本実施形態に係るデータプロジェクタ装置10の概略機能構成を示すブロック図である。同図中、符号11は入力部である。この入力部11は、例えばピンジャック(RCA)タイプのビデオ入力端子、D−sub15タイプのRGB入力端子、HDMI(High−Definition Multimedia Interface)規格の画像/音声入力端子、及びUSB(Universal Serial Bus)コネクタを有し、これらのいずれかの端子を介して有線接続される外部機器から、画像信号及び音声信号を入力する。
入力部11から入力された各種規格の画像信号は、システムバスSBを介し、一般にスケーラとも称される画像変換部12に入力される。
画像変換部12は、入力される画像信号を投影に適した所定のフォーマットの画像信号に統一し、内蔵する表示用のバッファメモリに適宜書込んだ後に、書込んだ画像信号を読出して投影画像駆動部13へ送る。
この際、OSD(On Screen Display)用の各種動作状態を示すシンボル等のデータも必要に応じて画像変換部12内のバッファメモリで画像信号に重畳加工し、加工後の画像信号を読出して投影画像駆動部13へ送る。
投影画像駆動部13は、送られてきた画像信号に応じて、所定のフォーマットに従ったフレームレート、例えば60[フレーム/秒]と色成分の分割数、及び表示階調数を乗算した、より高速な時分割駆動により、マイクロミラー素子14を表示駆動する。
このマイクロミラー素子14は、アレイ状に配列された複数、例えばWXGA(横1280画素×縦768画素)個の微小ミラーの各傾斜角度を個々に高速でオン/オフ動作して表示動作することで、その反射光により光像を形成する。
このときマイクロミラー素子14で表示する画像には、肉眼では不可視であるが本来の画像に対して画素領域毎に位置座標情報が階調表現上でPWM変調して重畳されている。
一方で、光源部15から時分割でR,G,Bの原色光が循環的に出射される。この光源部15からの原色光が、ミラー16で全反射して上記マイクロミラー素子14に照射される。
そして、マイクロミラー素子14での反射光で光像が形成され、形成された光像が投影レンズ部17を介して、投影対象となる図示しないスクリーンに投影表示される。
上記光源部15は、緑色(G)光を発するLD(以下「G−LD」と称する)18、
赤色(R)光を発する発光ダイオード(以下「R−LED」と称する)19、及び青色(B)光を発するLD(以下「B−LD」と称する)20を有する。
G−LD18の発する緑色光は、ダイクロイックミラー21を透過した後に上記ミラー16へ送られる。
R−LED19の発する赤色光は、ダイクロイックミラー22で反射された後、上記ダイクロイックミラー21でも反射されて上記ミラー16へ送られる。
B−LD20の発する青色光は、ミラー23で反射された後に上記ダイクロイックミラー22を透過し、その後に上記ダイクロイックミラー21で反射されて上記ミラー16へ送られる。
上記ダイクロイックミラー21は、緑光を透過する一方で、赤色光及び青色光を反射する。上記ダイクロイックミラー22は、赤色光を反射する一方で、青色光を透過する。
上記G−LD18、R−LED19、及びB−LD20を冷却するべく冷却ファン24が設けられる。この冷却ファン24は、ファンモータ(M)25により回転し、発生した冷却風を上記光源の素子18〜20に当てて熱交換させ、熱せられた空気をデータプロジェクタ装置10外部に排出させる。
しかして上記光源部15のG−LD18、R−LED19、及びB−LD20の各発光タイミングや駆動信号の波形等を投影光駆動部26が統括して制御する。投影光駆動部26は、上記投影画像駆動部13から与えられる画像信号に同期したタイミング信号と、後述するCPU27の制御に応じて上記G−LD18、R−LED19、及びB−LD20の発光動作を制御する他、ファンモータ25の回転により冷却ファン24で発生される冷却風の強度を制御する。
上記各回路の動作すべてをCPU27が制御する。このCPU27は、メインメモリ28及びプログラムメモリ29と直接接続される。メインメモリ28は、例えばSRAMで構成され、CPU27のワークメモリとして機能する。プログラムメモリ29は、電気的書換可能な不揮発性メモリ、例えばフラッシュROMで構成され、CPU27が実行する動作プログラムや後述するロゴ画像データを含む各種定型データ等を記憶する。
CPU27は、上記プログラムメモリ29に記憶されている動作プログラムや定型データ等を読出し、メインメモリ28に展開して記憶させた上で、当該プログラムを実行することにより、このデータプロジェクタ装置10を統括して制御する。
上記CPU27は、操作部30からのキー操作信号に応じて各種投影動作を実行する。
この操作部30は、このデータプロジェクタ装置10専用の図示しないリモートコントローラからの赤外線変調信号を受信するリモコン受光部と、データプロジェクタ装置10の例えば筐体上面に設けられるキー入力部を含む。
上記専用のリモートコントローラ及びキー入力部にはいずれも、予め設定した内容に基づいて投影を一時的に停止する「一時消灯」キーを含む。操作部30は、ユーザがデータプロジェクタ装置10専用のリモートコントローラあるいは本体のキー入力部で操作したキーに基づくキー操作信号をCPU27へ出力する。
上記CPU27はさらに、上記システムバスSBを介して音声処理部31、ポインタ通信部32と接続される。
音声処理部31は、PCM音源等の音源回路を備え、投影動作時に与えられる音声信号をアナログ化し、スピーカ部33を駆動して放音させ、あるいは必要によりビープ音等を発生させる。
ポインタ通信部32は、アンテナ34を介して、後述するペン型ポインタ40と無線接続し、ペン型ポインタ40から送られてくる座標情報やペン型ポインタ40に与えられた外力に応じた検知信号、及びペン型ポインタ40に備えられる各種キーの操作信号等を受信して上記CPU27へ送出する。
次に図2により上記データプロジェクタ装置10専用のペン型ポインタ40の概略機能構成を説明する。
同図で41は受光レンズ部である。画像が投影されるスクリーンにこの受光レンズ部41を対向させた場合、そのスクリーン上のスポット位置における光の明滅が受光レンズ部41で捉えられ、受光センサ42上で結像される。受光センサ42の出力する受光信号は受光復調部43に送られる。
受光復調部43は、送られてきた受光信号をデジタル化した後に復調することで、受光レンズ部41が対向していたスクリーン上の投影画像内における2次元の位置座標を取得し、取得した位置座標データを、システムバスSB2を介してCPU44へ送出する。
このCPU44は、メインメモリ45及びプログラムメモリ46と直接接続される。メインメモリ45は、例えばSRAMで構成され、CPU44のワークメモリとして機能する。プログラムメモリ46は、電気的に書換可能な不揮発性メモリで構成され、CPU44が実行する動作プログラムや各種定型データ等を記憶する。CPU44は、上記メインメモリ45及びプログラムメモリ46を用いて、このペン型ポインタ40内の制御動作を実行する。
上記CPU44は、キー操作部47からのキー操作信号に応じて各種ポイント動作を実行する。
このキー操作部47は、例えばこのペン型ポインタ40の電源キー、クリック操作に使用するクリックキー、動作メニュー選択時にメニュー項目を選択するための番号キー等を含み、それらのキー操作に基づくキー操作信号をCPU44へ直接出力する。
上記CPU44はさらに、上記システムバスSB2を介してジャイロセンサ48、3軸加速度センサ49、及びプロジェクタ通信部50とも接続される。
ジャイロセンサ48は、例えば振動型のジャイロセンサで構成され、振動片に加わるコリオリの力から角速度を検出して、このペン型ポインタ40がユーザに操作された場合の角度を検知する。
3軸加速度センサ49は、3次元空間内に働く、重力加速度を含む加速度を検知するもので、検知した加速度を積分することでペン型ポインタ40の移動速度を、その移動速度を積分することで移動距離を求めることができる。
したがって、ジャイロセンサ48と3軸加速度センサ49の検知出力を用いることで、CPU44はペン型ポインタ40がユーザによってどのような方向にどの程度の大きさで操作されたのかを検知することができる。
プロジェクタ通信部50は、アンテナ51を介して上記データプロジェクタ装置10側と無線接続し、投影画像の位置座標データや上記ジャイロセンサ48、3軸加速度センサ49で検知した検知データ等をデータプロジェクタ装置10に送信する。
次に上記実施形態の動作について説明する。
なお、以下に示す動作はプレゼンテーション画像の投影動作時にデータプロジェクタ装置10内でCPU27の制御に基づいて実行するものである。CPU27はプログラムメモリ29に記憶されている動作プログラムやデータを読出し、メインメモリ28に展開して記憶させた上で該動作プログラムを実行する。
図3は、一時的に投影動作を停止するため、ユーザが操作部30の「一時消灯」キーを操作した場合の処理内容を示す。なお、上記「一時消灯」キーの操作に先立って、消灯時間、再点灯時の立上げ時間及び立上げ方法がそれぞれ予め複数用意された候補からユーザによって選択され、それらの情報がプログラムメモリ29に記憶されているものとする。
図3の処理当初にCPU27は、プログラムメモリ29から予め設定されている消灯時間の情報を読出す(ステップS101)。
次いでCPU27は、プログラムメモリ29から再点灯時の設定情報として、立上げ時間及び立上げ方法の各情報を読出す(ステップS102)。
CPU27は「一時消灯」キーの操作に対応し、投影光駆動部26によりG−LD18、R−LED19、及びB−LD20の駆動を停止して消灯させるとともに、ファンモータ25への通電を断って冷却ファン24による上記光源の素子18〜20の冷却を一旦停止させる(ステップS103)。
この消灯期間においては、データプロジェクタ装置10としての消費電力の多くを占める光源の発光素子18〜20、及びそれらを冷却するためのファンモータ25の各駆動を共に停止できるため、電力消費と騒音の発生をそれぞれ最小限に抑えることができる。
CPU27はメインメモリ28内に設定するタイマに対し、上記ステップS101で読出した消灯時間をセットしてダウンカウントによる計時動作を開始させる(ステップS104)。
その後、CPU27は上記タイマによりダウンカウントした後(ステップS105)、該タイマの値が「0(ゼロ)」となったか否かによりタイムアップしたか否かを判断する(ステップS106)。
ここでまだタイマの値が「0(ゼロ)」となっておらず、タイムアップしていないと判断すると、続けて操作部30またはペン型ポインタ40側のキー操作部47によりユーザによるなんらかのキー操作があったか否かを判断する(ステップS107)。
ここでユーザによるキー操作もないと判断すると、再び上記ステップS105からの処理に戻り、以後、タイムアップとなるか、またはユーザによりキー操作がなされるのを待機する。
しかして、上記ステップS106でタイムアップしたと判断した場合、または上記ステップS107でユーザによるキー操作があったと判断した場合、CPU27は上記ステップS102で読出した再点灯時の設定情報、すなわち立上げ時間及び立上げ方法の各情報に基づいて投影光駆動部26によりG−LD18、R−LED19、及びB−LD20の駆動を再開して点灯させるとともに、ファンモータ25へ通電して冷却ファン24による上記光源の素子18〜20の冷却を再開させる(ステップS108)。
図4は、この再点灯時に一定時間だけ投影するロゴ画像を例示するものである。このロゴ画像のイメージデータは、予めプログラムメモリ29に記憶されており、再点灯時にロゴ画像の投影を行なう設定がなされている場合にCPU27によりプログラムメモリ29から読出される。
図5は、立上げ方法の内容をいくつか例示する。図5(A)は、タイムアップとなるか、またはユーザによりキー操作がなされたタイミングt1で、即時G−LD18、R−LED19、及びB−LD20をそれぞれ定格の輝度で発光させる場合の輝度特性を示している。
G−LD18、R−LED19、及びB−LD20はいずれも半導体発光素子であり、高圧水銀ランプのような放電ランプではなしえなかった、即時定格輝度での発光が可能であるため、このような再点灯の方法が実現できる。
上記図4に示したようなロゴ画像の投影時間を必要に応じて予め設定しておくことで、プレゼンテーションを円滑に進行させることができる。
図5(B)は、タイムアップとなるか、またはユーザによりキー操作がなされたタイミングt1から、定格の輝度となるタイミングt2までを複数段階、ここでは例えば3段階に分けて順次輝度を上げる場合の輝度特性を示している。上記タイミングt1からタイミングt2に至るまでの時間Tupにかけてマイクロミラー素子14で表示する画像の階調を調整し、上記図4に示したようなロゴ画像を投影することで、正確な階調制御が実現できると共に、再点灯によるプレゼンテーションの再開をアピールできる。
さらに図5(C)は、タイムアップとなるか、またはユーザによりキー操作がなされたタイミングt1から、定格の輝度となるタイミングt2までを無段階として順次輝度を上げる場合の輝度特性を示している。この場合も、上記タイミングt1からタイミングt2に至るまでの時間Tupにかけてマイクロミラー素子14で表示する画像の階調を調整し、上記図4に示したようなロゴ画像を投影することで、正確な階調制御が実現できると共に、再点灯によるプレゼンテーションの再開をアピールできる。
このように再点灯時の輝度の上げ方を立上げ方法として、立上げ時間と共に予め設定しておくことで、これも同時に設定しておく消灯時間の経過後に自動的に再点灯し、投影動作を再開することができる。
なお、上記動作では再点灯時に入力部11から入力される画像信号ではなく、プログラムメモリ29に記憶させておいたロゴ画像の投影を一定時間行なうものとして説明したが、再点灯時にロゴ画像の投影を行なうことなく、「一時消灯」キーの操作がされた際の画像信号をそのまま投影させるようにしても良く、解除時に入力部11から入力される画像信号に応じた画像を投影するものとしても良い。
以上詳述した如く本実施形態によれば、省エネルギーの制御を実現できるとともに、プレゼンテーションを行うユーザが、話に集中させたい時間を自己管理してプレゼンテーションを行うことのできるプレゼンタイマ的な機能も実現でき、ユーザにとっての使い勝手をより向上させることが可能となる。
また上記実施形態では、事前の設定により消灯時間を任意に可変できるものとしたので、プレゼンテーションの内容によりユーザの都合に合わせた一時的な消灯動作が実現できる。
さらに上記実施形態では、事前の設定により再点灯時に輝度を上げる方法をいくつか選択可能としたので、プレゼンテーションの内容に合わせて効果的な立上げ方法を選択できる。
加えて上記実施形態では、再点灯時には入力部11から入力される画像信号ではなく、プログラムメモリ29に記憶させておいたロゴ画像を専用の画像として一定時間投影するものとしたので、アイキャッチ的な効果によりメリハリを付けてプレゼンテーション全体の訴求力を増すことができる。
上記実施形態では、「一時消灯」を解除させる際に、単調に輝度を増加させて表示を再開させる例を示したが、「一時消灯」させてから、予め設定した時間(例えば5分)に対してより短い時間間隔(例えば、1分)毎に、ある時間(例えば、1秒)だけ定格の輝度となるように輝度を増減させる制御させて、表示を再開させるようにしてもよい。
そのようにすれば、プレゼンテーションを行うユーザが、より正確なプレゼンタイマとして利用することもできる。
また、上記実施形態では、ユーザによるタイマ時間等の選択は、操作部30の操作により選択されると説明したが、ペン型ポインタ40側のキー操作部47による操作や、ペン型ポインタ40によるジェスチャによって選択できるようにしてもよい。(例えば、1回振って「一時消灯」させた場合は、時間の短い設定、2回振って「一時消灯」させた場合は、時間の長い設定、等。)
なお上記実施形態では、「一時消灯」解除時の専用の画像の例として、1つのロゴ画像を表示させるようにしたが、専用画面を複数設けておいて、事前の設定によりその複数の画像を切り換えて表示させるようにしてもよい。
その場合、輝度変化だけでなく、色合い等を変化させる等の効果を加えることができる。
また上記実施形態では、一時消灯期間に冷却を停止させるようにしたが、温度の変化の遅延等を考慮して、停止させるのではなく、冷却を弱めるようにしてもよい。
なお、上記実施形態では光源部15の発光素子としてLD、LED等の半導体発光素子を用いるものとしたので、消灯期間中はそれら半導体発光素子18〜20事態の駆動を停止して消灯させるものとして説明したが、高圧水銀ランプ等の放電ランプを光源として用いる装置に関しては、その駆動を停止すると次に再点灯することが困難となる場合もあるため、ランプの点灯状態は維持したままで、表示素子であるマイクロミラー素子14により画像が輝度を抑えた画像(ミュート画像)となるように、光源からの光を投影レンズ部17に入射させないあるいは輝度を抑えるような階調制御を行なうことにより、同様の処理が実現可能となる。
つまり、上記実施形態では「一時消灯」操作として説明したが、輝度を抑えた「画像ミュート」操作であっても同様の効果が得られる。
その他、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、上述した実施形態で実行される機能は可能な限り適宜組み合わせて実施しても良い。上述した実施形態には種々の段階が含まれており、開示される複数の構成要件による適宜の組み合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、効果が得られるのであれば、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
以下に、本願出願の当所の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
請求項1記載の発明は、光源と、上記光源の発する光を用いて光像を形成し、投影対象に向けて投射する投影部と、上記投影部で投射する光像を、輝度を抑えたミュート画像とさせる第1の投影制御手段と、上記第1の投影制御手段により上記投影部で上記ミュート画像の光像が投射される時間が予め設定した時間となったか否かを判断する判断手段と、上記判断手段での判断結果に応じて第1の投影制御手段による上記ミュート画像の光像の投射を解除させる第2の投影制御手段とを具備したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、上記判断手段での判断基準となる、第1の投影制御手段により上記投影部で上記ミュート画像の光像を投射させる時間を任意の時間値から可変設定する設定手段をさらに具備したことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、上記請求項1または2記載の発明において、上記第2の投影制御手段は、第1の投影制御手段による上記ミュート画像の光像の投射を解除した後、上記投影部で投射する光像の輝度を、時間差を設けて規定のレベルまで上げることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、上記請求項1〜3の何れか記載の発明において、上記第2の投影制御手段は、第1の投影制御手段による上記ミュート画像の光像の投射を解除させる際に、上記投影部で投射する光像の輝度を、所定時間毎に増減させることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、上記請求項1〜4の何れか記載の発明において、画像情報を記憶する記憶手段をさらに具備し、上記第2の投影制御手段は、第1の投影制御手段による黒色の光像の投射を解除した後、画像情報を上記記憶手段から読出し、読出した画像情報に基づいた光像を上記投影部で一定時間投射させることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、光源の発する光を用いて光像を形成し、投影対象に向けて投射する投影部を備えた装置が内蔵するコンピュータが実行するプログラムであって、上記コンピュータを、上記投影部で投射する光像を、輝度を抑えたミュート画像とさせる第1の投影制御手段、上記第1の投影制御手段により上記投影部で上記ミュート画像の光像が投射される時間が予め設定した時間となったか否かを判断する判断手段、及び上記判断手段での判断結果に応じて第1の投影制御手段による上記ミュート画像の光像の投射を解除させる第2の投影制御手段として機能させることを特徴とする。
10…データプロジェクタ装置、11…入力部、12…画像変換部、13…投影画像駆動部、14…マイクロミラー素子、15…光源部、16…ミラー、17…投影レンズ部、18…緑色光レーザダイオード(G−LD)、19…赤色光発光ダイオード(R−LED)、20…青色光レーザダイオード(B−LD)、21,22…ダイクロイックミラー、23…ミラー、24…冷却ファン、25…ファンモータ(M)、26…投影光駆動部、27…CPU、28…メインメモリ、29…プログラムメモリ、30…操作部、31…音声処理部、32…ポインタ通信部、33…スピーカ部、34…アンテナ、40…ペン型ポインタ、41…受光レンズ部、42…受光センサ、43…受光復調部、44…CPU、45…メインメモリ、46…プログラムメモリ、47…キー操作部、48…ジャイロセンサ、49…3軸加速度センサ、50…プロジェクタ通信部、51…アンテナ、SB,SB2…システムバス。

Claims (7)

  1. 光源と、
    上記光源の発する光を用いて光像を形成し、投影対象に向けて投射する投影部と、
    上記投影部での投射を、輝度を抑えたミュート状態とさせる第1の投影制御手段と、
    上記第1の投影制御手段により上記投影部での上記ミュート状態の時間が予め設定した時間となったか否かを判断する判断手段と、
    上記判断手段での判断結果に応じて第1の投影制御手段による上記ミュート状態を解除させる第2の投影制御手段と
    を具備し、
    上記第2の投影制御手段は、第1の投影制御手段による上記ミュート状態を解除させる際に、上記投影部で投射する光像の輝度を、所定時間毎に増減させることを特徴とする投影装置。
  2. 上記判断手段での判断基準となる、第1の投影制御手段により上記投影部で上記ミュート状態の時間を任意の時間値から可変設定する設定手段をさらに具備したことを特徴とする請求項1記載の投影装置。
  3. 上記第2の投影制御手段は、第1の投影制御手段による上記ミュート状態を解除した後、上記投影部で投射する光像の輝度を、時間差を設けて規定のレベルまで上げることを特徴とする請求項1または2記載の投影装置。
  4. 画像情報を記憶する記憶手段をさらに具備し、
    上記第2の投影制御手段は、第1の投影制御手段による上記ミュート状態を解除した後、画像情報を上記記憶手段から読出し、読出した画像情報に基づいた光像を上記投影部で一定時間投射させる
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか記載の投影装置。
  5. 光源の発する光を用いて光像を形成し、投影対象に向けて投射する投影部を備えた装置が内蔵するコンピュータが実行するプログラムであって、
    上記コンピュータを、
    上記投影部での投射を、輝度を抑えたミュート状態とする第1の投影制御手段、
    上記第1の投影制御手段により上記投影部で上記ミュート状態の時間が予め設定した時間となったか否かを判断する判断手段、及び
    上記判断手段での判断結果に応じて第1の投影制御手段による上記ミュート状態を解除させる第2の投影制御手段
    として機能させ
    上記第2の投影制御手段は、第1の投影制御手段による上記ミュート状態を解除させる際に、上記投影部で投射する光像の輝度を、所定時間毎に増減させることを特徴とするプログラム。
  6. 上記第1の投影制御手段は、上記光源を消灯することにより上記ミュート状態とすることを特徴とする請求項1〜4の何れか記載の投影装置。
  7. 上記ミュート状態で上記光源を冷却する能力を下げることを特徴とする請求項1〜4の何れか記載の投影装置。
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