JP5848172B2 - 気相成長装置 - Google Patents

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Description

本発明は、気相成長装置、特に、水平方式(ホリゾンタル方式)のMOCVD(Metal-Organic Chemical Vapor Deposition)装置に関する。
従来からレーザーダイオード(LD)、発光ダイオード(LED)、電子デバイス等の産業分野で半導体単結晶成長方法としてMOCVD法等の気相成長が幅広く用いられている。MOCVD法を用いた成長装置には、基板の成長面に対して材料ガス流(ガスフロー)を垂直に流す方式(バーチカル方式)、水平に流す方式(ホリゾンタル方式)等があり、使用する材料ガスや目的デバイス等により適した方式が選択される。
従来の水平方式(以下、ホリゾンタル方式という。)の気相成長装置においては、例えば、特許文献1に開示されているように、フローチャネルに付着する副生成物によって成長再現性が失われるなどの悪影響を、フロー上流側に冷却水循環方式の冷却機構を設けることによって抑制することが開示されている。また、特許文献2には、ステンレス鋼からなる冷却機構を設け、材料ガスの気相反応を抑制することが開示されている。特許文献3には、フローチャネルの上流部に水平方向の仕切り板を設け、上下2層のガス流路を形成し、下側のガス流路に材料ガスを供給し、上側のガス流路にパージガスを供給し、サセプタ上流側にフローチャネルの下面温度を調整可能な冷却手段を設けた構造が開示されている。また、特許文献4には、結晶成長装置におけるサセプタの均熱化、加熱装置から逃げる熱(抜熱)について記載されている。特許文献5には、ウエハ保持部の温度分布について記載されている。
特開2001−23902号公報 特開2002−246323号公報 特開2000−100726号公報 特開2009−302223号公報 特開2009−170676号公報
上記したように、従来の成長装置においては、
フロー上流側に水冷ジャケット等からなる冷却機構を設け、副生成物の堆積を防止する構造が設けられている。しかしながら、基板を保持するサセプタ外周の近傍に冷却装置を配置する構造では、サセプタの外周部温度が低下し、膜厚不均一や組成不均一が発生する問題がある。また、成長温度が高温となる結晶系、例えばGaN系結晶の結晶成長では基板温度(すなわち、サセプタ温度)は1000℃以上になる。このような高温域で冷却装置に使用できる耐熱金属は高価である。また加工も難しく、高度な製造技術が必要であり加工コストも高い。従って、装置の製造コストが高くなるという問題がある。また、反応副生成物の付着が結晶成長過程を阻害し、結晶品質の低下を招来する問題もある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、サセプタに温度変動を与えることなく、サセプタからの輻射熱を効率的に消散させて副生成物の生成及び付着を防止することが可能なホリゾンタル方式の気相成長装置を提供することにある。また、結晶成長を繰り返し実行しても、高品質な結晶層を成長可能なホリゾンタル方式の気相成長装置を提供することにある。
本発明の気相成長装置は、
基板を水平に保持する基板保持部と、
基板の成長面に対して水平に材料ガスを供給する材料ガス流路を画定する材料ガス供給部と、
基板保持部を加熱する加熱部と、を備え、
材料ガス供給部は、材料ガス流路を画定し、基板保持部から放射される赤外線に対して透過性の材料からなる材料ガス供給ガイドを有し、
上記材料ガス供給ガイドは、上面が材料ガス流路を画定するカバープレートと、カバープレートの裏面側からカバープレートに接する本体部とからなり、
上記本体部は、材料ガス供給ガイドの上面に対して鋭角で基板保持部に向かって傾斜した第1の傾斜面及び第1の傾斜面よりも基板保持部から遠い側の第2の傾斜面によって、カバープレートに接する面に凹部が形成された赤外線取出部を有し、第1の傾斜面には本体部内に導波された赤外線を反射する反射面を有する、ことを特徴としている。
MOCVD装置の上面図(上段)及び断面図(下段)である。 実施例1のサセプタの円柱中心軸を含む断面における材料ガス供給ガイドの拡大断面図である。 材料ガス供給ガイドの赤外線取出部が形成された部分を拡大して示す部分拡大断面図である。 赤外線取出部の第1の傾斜面及び第2の傾斜面をさらに拡大して示す部分拡大断面図である。 実施例2の材料ガス供給ガイドの断面を示し、サセプタの円柱中心軸を含む断面における材料ガス供給ガイドの拡大断面図である。 実施例1、2及び比較例の成長層の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の改変例であり、赤外線取出部30が、各々が少なくとも1つの凹部からなる複数の凹凸構造が離散的に配された場合を模式的に示す断面図である。
以下に、水平方式の気相成長装置について図面を参照して詳細に説明する。以下においては、本発明の好適な実施例について説明するが、これらを適宜改変し、組合せてもよい。また、以下に説明する図において、実質的に同一又は等価な部分には同一の参照符を付して説明する。
図1は、本発明の結晶成長装置10の構成を模式的に示している。結晶成長装置10の装置構成について以下に詳細に説明する。
[装置構成]
図1は、結晶成長装置(MOCVD装置)10の上面図(上段)及び断面図(下段)を示し、上面図は断面図における線V−Vに沿って基板側を見た場合の上面図である。図1に示すように、MOCVD装置10は、反応容器11、フローチャネル本体12、フローチャネル床板13、材料ガス供給ガイド15、フローチャネル排気管17、基板20を水平に載置・保持する円柱形状のサセプタ22、サセプタ22を加熱する(すなわち基板20を加熱する)ヒーター24、サセプタ22を回転させる(すなわち、基板20を回転させる)基板回転機構25を有している。なお、サセプタ22は、その上面(平坦面)が水平面であるように基板回転機構25に保持され、基板20は当該水平面上に載置され、基板回転機構25は、サセプタ22をその円柱中心軸の周りに回転させる。
フローチャネル本体12は天板、側壁、仕切り板12Aからなり、フローチャネル本体12、フローチャネル床板13及び材料ガス供給ガイド15からフローチャネル14A及びフローチャネル14Bを有するフローチャネル部(材料ガス供給部)が構成されている。フローチャネル床板13、材料ガス供給ガイド15、基板20及びサセプタ22の表面は同一水平面内であるように構成されている。基板20及びサセプタ22に近い側の(すなわち下層流の)フローチャネルであるフローチャネル14Aには、ガス供給管12Cを介して材料ガスが供給され、フローチャネル14Aの上層流のフローチャネルであるフローチャネル14Bにはガス供給管12Dを介してガスが供給される。
材料ガス供給ガイド15は、サセプタ22よりも材料ガスの上流側に配され、材料ガス供給ガイド15には後述する赤外線取出部30が形成されている。また、材料ガス供給ガイド15の裏面側に冷却ガスを流す冷却ガス流路16が設けられ、材料ガス供給ガイド15が冷却される。冷却ガス流路16には冷却ガス供給管16Aを介して冷却ガスが供給される。また、冷却ガス流路16に沿って水冷ジャケット18が設けられ、冷却水供給管18A及び冷却水排出管18Bから冷却水がそれぞれ供給、排出される。
また、MOCVD装置10には、ヒーター24の熱を遮断するための遮熱板26、遮熱板26の外側にヒーター室を仕切るヒーター室隔壁筒27が備えられている。ヒーター室にはヒーター室ガス供給管27Aが接続され、パージガスが供給される。パージガスとしては、窒素ガス、水素ガス、アルゴンガス等が用いられる。また、反応容器11には反応容器パージガス供給管11Aが接続されており、反応容器内に拡散する材料ガス等を排気できるように、不活性ガス(N2等)を流せる構造となっている。なお、当該冷却ガスは、サセプタ22、ヒーター24、遮熱板26を腐食しないガスならば良い。具体的には、窒素ガス、水素ガス、アルゴンガス等でよい。しかし、材料ガス供給ガイド15の冷却には、水素:窒素=0:1〜3:1の混合ガスが好ましい。
[材料ガス供給ガイド]
図1、図2及び図3を参照して材料ガス供給ガイド15の構成について説明する。図2は、サセプタ22の円柱中心軸を含む断面における材料ガス供給ガイド15の拡大断面図である。例えば、図1の平面図におけるラジアル方向OM(O:サセプタ22の円柱中心)を含む鉛直面の断面を示している。図3は、後述するカバープレート15Kを取り外した場合の、材料ガス供給ガイド15の赤外線取出部30が形成された部分を拡大して示す部分拡大断面図である。なお、理解の容易さ及び図面の簡便さのため、ハッチングを施さずに示している。
図1及び図2に模式的に示すように、材料ガス供給ガイド15は、ガイド本体部15B及びカバープレート15Kからなる。カバープレート15Kの表面(すなわち、上面)は、基板20及びサセプタ22の表面と同一水平面内であるように配され、フローチャネル14A(材料ガス流路)の底面を画定している。また、カバープレート15Kの上面は、材料ガス供給ガイド15の表面(上面)15Fの一部をなすように配されている。つまり、図2に示すように、材料ガス供給ガイド15の一部に設けられた凹部15Dの上にカバープレート15Kが載置されている場合、カバープレート15Kの上面は材料ガス供給ガイド15の上面15Fと同一水平面内であるように配されている。しかし、後述するように、カバープレート15Kがガイド本体部15Bの上面全体を覆うように構成されていてもよく(図7参照)、この場合、カバープレート15Kの上面は材料ガス供給ガイド15の上面15Fに一致する。
材料ガス供給ガイド15、すなわちガイド本体部15B及びカバープレート15Kは、サセプタ22から放射される輻射熱(すなわち、赤外線)に対して透過性の材料、例えば石英で形成されており、サセプタ22から放射された赤外線(IR)を導波し、導波された赤外線を反射して材料ガス供給ガイド15外に取り出す赤外線取出部30を有している。材料ガス供給ガイド15は、材料ガス供給ガイド15の端面15Eとサセプタ22との間の僅かな間隙Gを隔てて配置されている。材料ガス供給ガイド15の端面15Eは、サセプタ22の側面と平行な円柱形状の側面を有している。
より詳細には、図3に示すように、ガイド本体部15Bには凹部15Dが設けられ、凹部15Dに嵌合するように平行平板形状のカバープレート15Kが凹部15Dの底面上に載置されている。すなわち、ガイド本体部15Bは、カバープレート15Kの裏面側からカバープレート15Kに接している。そして、カバープレート15Kに接するガイド本体部15Bの上面15Uには、赤外線取出部30が形成されている。なお、以下においては、カバープレート15Kは平行平板として形成されている場合について説明するが、これに限らない。例えば、カバープレート15Kの裏面は表面に対して傾斜していてもよい。
[赤外線取出部]
赤外線取出部30は、サセプタ22の円柱中心軸を含む断面(すなわち、鉛直面)において三角形形状の溝(凹部)からなる鋸歯状の凹凸を有している。より詳細には、図3に示すように、赤外線取出部30の当該三角形形状の凹部31は、サセプタ22に近い側の傾斜面であってサセプタ22の側面に向かって傾斜した第1の傾斜面31Aと、サセプタ22から遠い側の第2の傾斜面31Bとからなり、かかる三角形形状の凹部31が連続して形成されることによって鋸歯状の凹凸構造からなる赤外線取出部30が構成されている。また、図1の平面図に示すように、赤外線取出部30は、サセプタ22の円柱中心軸に垂直な面(すなわち、水平面)においてサセプタ22と同心円状に形成されている(図中、破線で示す)。換言すれば、第1の傾斜面31A及び第2の傾斜面31Bはともに、サセプタ22の円柱中心軸と同軸の切頭円錐の側面形状を有する傾斜曲面として形成されている。
図4は、図3の赤外線取出部30の第1の傾斜面31A及び第2の傾斜面31Bをさらに拡大して示す部分拡大断面図である。凹部31は頂点P,Q,R及び底辺PRからなる三角形PQRの形状を有し、第1の傾斜面31Aは三角形PQRの底辺PRに対して(すなわち、材料ガス供給ガイド15の表面15Fに対して)、内角がθ1(0<θ1<90°、以下、第1の傾斜角ともいう。)である角度を有し、第2の傾斜面31Bは底辺PRに対して内角がθ2(0<θ2<90°、以下、第2の傾斜角ともいう。)である角度を有している。すなわち、第1の傾斜面31A及び第2の傾斜面31Bは、サセプタ22の円柱中心軸を含む断面において、サセプタ22の円柱中心軸に垂直な面である材料ガス供給ガイド15の表面(すなわち水平面)に対して、鋭角(それぞれ内角θ1、θ2)で傾斜した面であり、第1の傾斜面31A及び第2の傾斜面31Bによって三角形形状の凹部31が形成されている。
赤外線取出部30の第1の傾斜面31A及び第2の傾斜面31Bは反射面として形成されている、より具体的には、ロジウム(Rh)が蒸着されたミラー面として形成されている。なお、サセプタ22に近い側の面である第1の傾斜面31Aが少なくとも反射面として形成されていればよい。しかしながら、第1の傾斜面31Aのみならず、第2の傾斜面31Bも反射面として形成されている場合、第1の傾斜面31Aからの2次放射ISが、これよりもサセプタ22に近い側に隣接する第2の傾斜面31Bによって反射され得るので、好ましい。また、第1の傾斜面31Aの一部が反射面として形成されていてもよい。
すなわち、第1の傾斜面31Aは、サセプタ22に向かって、かつ材料ガス供給ガイド15の上面に対して鋭角θ1で傾斜した反射面であり、サセプタ22から遠い側の第2の傾斜面31Bは材料ガス供給ガイド15の上面に対して鋭角θ2で傾斜した面である。そして、第1の傾斜面31A及び第2の傾斜面31Bを有する赤外線取出部30が、カバープレート15Kに接するガイド本体部15Bの上面に形成されている。
上記したように、サセプタ22が円柱形状の場合、赤外線取出部30の第1の傾斜面31A及び第2の傾斜面31Bは、図1に示すように、サセプタ22の円柱中心軸と同軸の切頭円錐(又は円錐台)の側面形状を有する傾斜曲面として形成されている。
具体的には、サセプタ22には2インチ基板が搭載できる外径が62mmの窪みが設けられている。フローチャネル14Aの幅は65mm、高さは5mmである。また、例えば材料ガス供給ガイド15の厚さTは5mm、カバープレート15Kの厚さT1は1mm、カバープレート15Kが載置される部分のガイド本体部15Bの厚さT2(=T−T1)は4mmである。ガイド本体部15Bの厚さT2を大きくするとガイド本体部15Bに入射する赤外線量が多くなり、薄くなると機械的強度は低下する。また、カバープレート15Kの厚さを大きくするとカバープレート15Kに入射する赤外線量が大きくなり、また、体積が増加した分、熱容量が大きくなる。これらのことから、上記の寸法程度が好ましい。
また、カバープレート15Kとガイド本体部15Bとの間には、赤外線取出部30の凹凸による僅かな隙間が存在する。この隙間は、フローチャネルの熱がカバープレート15Kに伝達することを抑制する働きを有する。また、カバープレート15Kを薄くすることで、導波赤外線に対する熱量を小さくすることができる。これらの作用により、カバープレート15Kは材料ガスによって容易に冷却でき、過熱を防ぐことができる。
[赤外線取り出しのメカニズム]
図3に示すように、サセプタ22から放射された赤外線(IR)の一部は、例えば石英からなる材料ガス供給ガイド15(すなわち、ガイド本体部15B及びカバープレート15K)内に導波される。より詳細には、材料ガス供給ガイド15の端面15Eに入射した赤外線(輻射熱)IRは、その一部は反射されるが、残りの大部分は材料ガス供給ガイド15内に導波される。サセプタ22から放射され、材料ガス供給ガイド15に導波された赤外線(輻射熱)は、フローチャネル床板部を構成する材料ガス供給ガイド15を加熱しながら材料ガス供給ガイド15内を伝搬し、減衰していく。石英は導波する光(赤外線)の波長λによって透過率が変化するが、概ね1から3μm程度の波長の光に対して透過率が小さくなる。すなわち、その範囲の波長の光は石英内で吸収されて熱となる。従って、導波赤外線を材料ガス供給ガイド15から効率よく出射させれば、材料ガス供給ガイド15の過熱を抑制することができる。
図3及び図4に示すように、ガイド本体部15B内に導波された輻射熱(赤外線)IRのうち、赤外線取出部30に入射した赤外線は赤外線取出部30によって反射され、材料ガス供給ガイド15の裏面15R、すなわちガイド本体部15Bの裏面から材料ガス供給ガイド15外に出射される。より詳細には、図4は、サセプタ22から角度αでガイド本体部15Bの端面15Eに入射し、ガイド本体部15B内に屈折角γでガイド本体部15B内に導波された赤外線IRについて示している。導波された赤外線IRはガイド本体部15B内を伝播して赤外線取出部30のミラー面である第1の傾斜面31Aに入射し(入射点O)、反射される。なお、図中OHは、第1の傾斜面31Aに対する垂線を示している。
ところで、図4に示すように、第1の傾斜面31Aで反射された赤外線IRは、材料ガス供給ガイド15と空気相の界面であるガイド本体部15Bの裏面15Rに対して垂直(90°)に入射して射出される場合(射出点M)、導波経路が最短となり、赤外線取出部30による2次反射も無いため赤外線の取り出しは最も効率的である。この場合、赤外線IRの第1の傾斜面31Aへの入射角及び第1の傾斜面31Aからの反射角は等しく、それらのなす角度は90°−γである。すなわち、入射角及び反射角は、それぞれ(90°−γ)/2である。従って、以下の式が成り立つ。
θ1+γ+(90°−γ)/2=90° (1)
従って、
θ1=45°−γ/2 (2)
θ1がこの角度よりも小さい場合には、第1の傾斜面31Aに入射した赤外線IRは進行方向に対してマイナス方向、すなわち、サセプタ22の方向に反射されることなく、ガイド本体部15Bの裏面15Rに進行する。
従って、第1の傾斜面31Aの傾斜角θ1は、
0<θ1≦45°−γ/2 (3)
であることが好ましい。また、赤外線はガイド本体部15Bの上面15U(又は水平面)に向かう場合に、赤外線取出部30によって反射されるので、ガイド本体部15B内を導波される赤外線が赤外線取出部30に向かう条件として、角度γは、γ≧0である。従って、導波赤外線がサセプタ22の方向に反射されることなく、ガイド本体部15Bの裏面15Rに進行する条件として、
0<θ1≦45° (4)
であることが好ましい。また、傾斜角θ1が大であるほど、赤外線取出部30で反射された赤外線がガイド本体部15B内を導波する距離は小であるので、θ1=45°が最適である。
以上、説明したように、材料ガス供給ガイド15内に導波されたサセプタ22からの赤外線(輻射熱)を赤外線取出部30によって材料ガス供給ガイド15外に取り出すことで、材料ガス供給ガイド15の過熱を抑制することができる。従って、本発明によれば、基板上流部において材料ガス供給ガイド15の過熱を抑制し、副生成物が堆積することを防止できるので、結晶成長過程を阻害することなく、高品質な結晶の成長をおこなうことができる。また、材料使用効率の低下を回避でき、また、メンテナンス(清掃)頻度を低減することができる。
なお、赤外線取出部30のミラーの材質については、ロジウム(Rh)が好ましい。赤外域まで高い反射率を有すると同時に、非常に耐腐食性が高いので、高温雰囲気下でも高い反射性能を維持できるからである。なお、ミラーの材質はロジウムに限らず、金(Au)のような、高温雰囲気下で安定して赤外線に対して高い反射率を維持できる材料を用いることも可能である。なお、ロジウムの膜厚は50〜200nmが好ましい。
図5は、実施例2の材料ガス供給ガイド15の断面を示し、サセプタ22の円柱中心軸を含む断面における材料ガス供給ガイド15の拡大断面図である。カバープレート15Kの下面、すなわちガイド本体部15Bとの接触面が粗面として形成されている点を除いては、材料ガス供給ガイド15は上記実施例1と同様な構成を有している。
より詳細には、カバープレート15Kがガイド本体部15Bに接する面には、カバープレート15K内に導波された赤外線を散乱させる大きさの凹凸が形成された散乱構造15Wが設けられている。より具体的には、散乱構造15の凹凸の大きさ、すなわち凹凸の深さや周期などは導波赤外線の不感サイズ以上である。例えば、カバープレート15Kの厚さの1/10〜1/4程度であり、具体的には、0.1〜0.25mmである。
このように、裏面を荒らしたカバープレート15Kを設けることによって、図5に示すように、サセプタ22側の端面からカバープレート15K内に導波された赤外線IRを上方、すなわちフローチャネル14A方向に反射させ、カバープレート15K外に出射させることができる。従って、カバープレート15K内を伝搬する赤外線によるカバープレート15Kの過熱を抑制することができる。また、材料ガス供給ガイド15上に副生成物が堆積することを防止できるので、結晶成長過程を阻害することなく、高品質な結晶の成長をおこなうことができる。また、カバープレート15Kのみの清掃や交換によってメンテナンスを行うことができるので、メンテナンスが容易である。
[成長結晶による評価]
(1)結晶成長
実施例1及び実施例2の材料ガス供給ガイド15を備えたMOCVD装置を用いて結晶成長を行い、その成長結晶の評価を行った。また、材料ガス供給ガイドがガイド本体部及びカバープレートに分かれておらず、赤外線取出部が設けられていない点を除いて、実施例1及び実施例2と同じ構成を有するMOCVD装置を比較例として結晶成長を行い、実施例1、2及び比較例の装置を用いて成長結晶の比較を行った。図6は、実施例1、2及び比較例の成長層の構造を模式的に示す断面図である。なお、実施例1、2及び比較例の結晶成長は全て同じ手順、条件で実施した。以下にその結晶成長の手順、条件等を説明する。
具体的には、下記の有機金属化合物材料ガスと水素化物材料ガスを用いて、次の手順でGaN結晶を成長した。基板20には成長面がm軸方向に0.5°傾斜した(0.5°オフ)のc面サファイア(α−アルミナ)、円形(2インチ)の基板を用いた。有機金属材料ガスとしてはTMG(トリメチルガリウム)を用い、水素化物ガスとしてはNH3(アンモニア)を用いた。有機金属材料ガスと水素化物ガスは混合してガス供給管12Cから供給し、水素:窒素=1:1に混合したガスを28L/minの流量でガス供給管12Dから供給した。なお、ガス供給管12Cには材料ガス(有機金属化合物ガス及び水素化物ガス)に加えてキャリアガスとして水素(H2)ガスを流した。総流量は材料ガスと合わせて6L/minであるように調整した。また、冷却ガス供給管16Aには水素:窒素=1:1の混合ガスを10L/minの流量で流し、ヒーター室ガス供給管27Aには水素:窒素=1:1の混合ガスを8L/minの流量で流した。また、水冷ジャケット17には常温(室温)の水を3L/minの流量で流した。
まず、基板20の熱処理を行った。ガス供給管12Cから水素ガスを6L/min、ガス供給管12Dから水素:窒素=1:1の混合ガスを28L/minの流量で流し、サセプタ22の温度を1000℃、圧力を100kPa(Pa:パスカル)にし、サファイア基板20を10分間アニールした。
次に、サセプタ22(すなわち、基板20)の温度を550℃、圧力を100kPaとした後、ガス供給管12CからTMGを30μmol/min、NH3を4L/min供給し、サファイア基板20上に低温成長GaN層41を10nmの層厚で成長した。次に、サセプタ22の温度を1050℃、圧力を100kPaとし、低温成長GaN層41を7分間アニールした。
次に、サセプタ22の温度を1030℃、圧力を100kPaとした後、TMGを45μmol/min、NH3を4L/min供給し、低温成長GaN層41上に高温成長GaN層42を1時間成長した。
(2)成長結晶の評価結果
表1に、実施例1、2及び比較例のサンプルの成長層の構造を評価結果を示す。層厚測定は、白色光源を用いた反射干渉計を用いて測定した。サファイア基板の屈折率が1.7、GaN結晶の屈折率が2.4と異なるので、反射干渉の測定によって層厚を測定できる。層厚測定は2インチ基板の中心から5mm間隔で5点(中心を含む)測定し、その平均値を表1に示した。また、層厚増加率は比較例の層厚を基準(すなわち、1.0)とした。メンテナンス回数間隔は、サセプタ上流側のフローチャネル床板部、すなわち材料ガス供給ガイド上面のサセプタ近傍部の堆積物が剥離して捲れ上がる回数として定義した。
Figure 0005848172
表1に示すように、比較例の平均層厚は3.1μmであったが、実施例1では3.6μm、実施例2では3.8μmと層厚の増加効果が認められた。このときの層厚増加率は、実施例1では1.16倍、実施例2では1.23倍であった。また、メンテナンス間隔回数も比較例では20回、実施例1では25回、実施例2では27回とメンテナンス間隔回数が多くなる効果が認められた。
実施例1、2の層厚増加率の向上分は、材料使用効率の向上分と考えることができる。上記したように実施例1、2および比較例で使用した材料ガスの流量は同じなので、比較例の材料使用効率を100%としたとき、実施例1では材料使用効率が16%向上し、実施例2では23%向上したと言える。換言すれば、LED素子等の半導体素子の積層構造が同じならば、材料ガス使用効率向上分だけ材料ガス使用量を減らせるので製造コストを低減することができる。また、同時に製造時間も短縮できるので、生産性を向上でき製造コストを低減することができる。
メンテナンスに至るまでの材料ガス供給ガイド上面のサセプタ近端部からヒーター室隔壁の内端部までの汚れ(堆積物)は、比較例では数回成長しただけで明らかに黄色になり、その後成長を重ねるにつれ徐々に濃い褐色になり、20回程度で堆積物の剥離が始まった。これに対し、実施例1ではヒーター室隔壁内端側の汚れ(堆積物)が数回の成長では薄い褐色程度であり、明らかに汚れの程度は軽減され、25回程度まで堆積物の剥離は起きなかった。実施例2では、汚れ(堆積物)の付着傾向は更に減少した結果27回程度の成長までは剥離が起きなくなった。このようにフローチャネル部の汚れ低減効果によりフローチャネル部の洗浄までの使用可能回数を長くすることができた。換言すれは、同一期間における清掃時間の短縮分だけ半導体素子の製造が可能になるので製造コストを低減することができる。
前述のように、サセプタ外周の近傍に冷却装置を配置する従来の構造では、サセプタの外周部温度が低下し、層膜厚不均一や組成不均一を生じさせるが、本発明によれば、そのようなサセプタ(すなわち、基板)へ温度変動を与えること無く、サセプタ近傍の熱を消散させることができる。また、水冷ジャケット式等では冷却不可能なサセプタの極近傍を冷却することができる。さらに、装置の製造コストも安価である。
また、ホリゾンタル方式のMOCVD装置では、材料ガスは水平なガス流層に添加され基板まで運搬される。そこで材料ガスは、基板直上の淀み層内を拡散して基板に到達する。材料ガスは基板上でマイグレーションをともなう熱化学反応を介して半導体結晶となる。換言すれば、MOCVD装置内でこのような条件が理想的にみたされる程、高品質なエピタキシャル結晶成長膜、すなわち配向性が高く、転位や欠陥等の少ない単結晶が得られる。ところが基板上流部の堆積物は、厚く堆積すると成長温度(サセプタ温度)の昇降により剥離し、ガス流を乱して熱化学分解反応を介した結晶成長過程を阻害するので結晶品質の低下を招く。本発明によれば、基板上流部の堆積物(副生成物)の付着を抑制できるので、高品質なエピタキシャル結晶成長層を得ることができる。
上記したように、本発明によれば、サセプタの上流側のフローチャネル床板部、すなわち材料ガス供給ガイド内に導波されたサセプタからの赤外線(輻射熱)を赤外線取出部によって材料ガス供給ガイド外に取り出すことで、材料ガス供給ガイドの過熱を抑制することができる。従って、本発明によれば、材料ガス供給ガイドの過熱を抑制し、副生成物が堆積することを防止できるので、結晶成長過程を阻害することなく、高品質な結晶の成長をおこなうことができる。また、材料ガスの使用効率を向上できるとともに、装置のメンテナンス頻度を低減できる。特に、成長温度が非常に高い、例えば窒化ガリウム(GaN)系のMOCVD成長において効果が高い。さらに、高品質なエピタキシャル結晶を成長することができる。
また、上記実施例においては、第1の傾斜面31A及び第2の傾斜面31Bからなる三角形形状の凹部31が連続して形成されることによって鋸歯状の凹凸構造の赤外線取出部30が構成されている場合について説明したが、これに限らない。例えば、赤外線取出部30は、少なくとも1つの凹部31、すなわち少なくとも1つの第1の傾斜面31A及び第2の傾斜面31Bを有していればよい。また、第1の傾斜面31A及び第2の傾斜面31Bからなる三角形形状の凹部31が離散的に形成されていてもよい。図7は、本発明の改変例であり、各々が少なくとも1つの凹部からなる複数の凹凸構造が離散的に配された赤外線取出部30を模式的に示す断面図である。この図において、赤外線取出部30は、少なくとも1つの凹部31からなる凹凸構造32Pと、少なくとも1つの凹部31からなる凹凸構造32Qとから構成されている。また、例えば、赤外線取出部30における凹部31の数、配置はガスフロー方向の熱取り出し(冷却)効果に応じて定めることができる。また、赤外線取出部の断面が三角形形状の凹部の場合を例に説明したが、三角形形状に限らない。例えば、赤外線反射面である第1の傾斜面が曲面形状を有していてもよい。また、図7は、カバープレート15Kがガイド本体部15Bの上面全体を覆うように構成され、カバープレート15Kの上面がガスーフローの底面を画定する場合を示している。さらに上記した実施例及び改変例は適宜組合せ、変更してもよい。また上記した数値、材料等は例示に過ぎない。
10 気相成長装置
14A、14B フローチャネル
15 材料ガス供給ガイド
15K カバープレート
15B ガイド本体部
20 基板
22 サセプタ
30 赤外線取出部
31 凹部
31A 第1の傾斜面
31B 第2の傾斜面

Claims (6)

  1. 基板を水平に保持する基板保持部と、
    前記基板の成長面に対して水平に材料ガスを供給する材料ガス流路を画定する材料ガス供給部と、
    前記基板保持部を加熱する加熱部と、を備え、
    前記材料ガス供給部は、前記材料ガス流路を画定し、前記基板保持部から放射される赤外線に対して透過性の材料からなる材料ガス供給ガイドを有し、
    前記材料ガス供給ガイドは、上面が前記材料ガス流路を画定するカバープレートと、前記カバープレートの裏面側から前記カバープレートに接する本体部とからなり、
    前記本体部は、前記材料ガス供給ガイドの上面に対して鋭角で前記基板保持部に向かって傾斜した第1の傾斜面及び前記第1の傾斜面よりも前記基板保持部から遠い側の第2の傾斜面によって、前記カバープレートに接する面に凹部が形成された赤外線取出部を有し、前記第1の傾斜面には前記本体部内に導波された前記赤外線を反射する反射面を有する、ことを特徴とする気相成長装置。
  2. 前記赤外線取出部は、前記凹部が複数形成された凹凸構造からなることを特徴とする請求項1に記載の気相成長装置。
  3. 前記第2の傾斜面は前記赤外線を反射する反射面を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の気相成長装置。
  4. 前記基板保持部は円柱形状を有し、
    前記第1の傾斜面は、前記基板保持部の円柱中心軸を含む面における断面において、前記円柱中心軸に垂直な面に対して鋭角に傾斜し、前記基板保持部の円柱中心軸と同軸の切頭円錐の側面形状を有する傾斜曲面として形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の気相成長装置。
  5. 前記カバープレートが前記本体部に接する面は、前記カバープレート内に導波された赤外線を散乱させる大きさの凹凸が形成された散乱構造を有することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の気相成長装置。
  6. 前記散乱構造における前記凹凸の大きさは、前記カバープレート内に導波された赤外線の不感サイズ以上であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の気相成長装置。
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