JP5847842B2 - 送信制御プロトコル(tcp)レイヤ・スループットを制御するためにパケット欠落を用いるダウンリンク・フロー制御 - Google Patents

送信制御プロトコル(tcp)レイヤ・スループットを制御するためにパケット欠落を用いるダウンリンク・フロー制御 Download PDF

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Description

関連出願に対する相互参照
本願は、2011年1月7日に出願された米国仮特許出願61/430,895号の利益を主張する。この開示は、参照によって本明細書に明確に組み込まれている。
本開示の態様は、一般に、無線通信に関し、さらに詳しくは、ユーザ機器(UE)における制限に基づくダウンリンク・フロー制御に関する。
無線通信システムは、例えば、音声、データ等のようなさまざまなタイプのコンテンツを提供するために広く開発されてきた。これらのシステムは、(例えば、帯域幅、送信電力等のような)利用可能なシステム・リソースを共有することにより、複数のユーザとの通信をサポートすることができる多元接続システムでありうる。このような多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、第3世代パートナシップ計画(3GPP)ロング・ターム・イボリューション(LTE)システム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムを含む。
通常、無線多元接続通信システムは、複数の無線端末のための通信を同時にサポートしうる。端末はおのおのの、順方向リンクおよび逆方向リンクによる送信を介して、1または複数の基地局と通信する。順方向リンク(すなわちダウンリンク)は、基地局から端末への通信リンクを称し、逆方向リンク(すなわちアップリンク)は、端末から基地局への通信リンクを称する。順方向通信リンクおよび逆方向通信リンクは、単一入力単一出力システム、複数入力単一出力システム、あるいは複数入力複数出力(MIMO)システムによって確立されうる。
無線多元通信システムは、時分割デュプレクス(TDD)システムおよび周波数デュプレクス(FDD)システムをサポートしうる。TDDシステムでは、相互原理によって、逆方向リンク・チャネルから順方向リンク・チャネルを推定できるように、順方向リンク送信および逆方向リンク送信が、同じ周波数領域にある。これによって、アクセス・ポイントにおいて複数のアンテナが利用可能である場合、アクセス・ポイントは、順方向リンクで送信ビーム・フォーミング・ゲインを抽出できるようになる。
3GPP LTEは、セルラ技術における主要な進歩を呈しており、グローバル移動体通信システム(GSM(登録商標))およびユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の自然発展形として、セルラ第3世代(3G)サービスにおいて先行する次のステップである。LTEは、最大で毎秒75メガビット(Mbps)のアップリンク速度と、最大で300Mbpsのダウンリンク速度とを提供し、セルラ・ネットワークに対して多くの技術的な利点をもたらす。LTEは、高速なデータおよびメディア伝送のみならず、高いキャパシティの音声サポートに対するキャリア・ニーズを満足するように設計されている。帯域幅は、1.25MHzから20MHzまでスケール可能でありうる。これは、異なる帯域幅割当を有する異なるネットワーク・オペレータの要件に適合し、これによって、オペレータは、スペクトルに基づいて異なるサービスを提供することが可能となる。LTEはまた、3Gネットワークにおけるスペクトル効率を高め、もって、キャリアが、与えられた帯域幅で、より多くのデータ・サービスおよび音声サービスを提供することを可能にすることが期待されている。
LTE規格の物理レイヤ(PHY)は、エンハンスト基地局(eノードB)とモバイル・ユーザ機器(UE)との間でデータおよび制御情報の両方を伝送する非常に効率的な手段である。LTE PHYは、セルラ・アプリケーションに、新しい、先進技術を適用する。これらは、直交周波数分割多重(OFDM)および複数入力複数出力(MIMO)データ送信を含んでいる。さらに、LTE PHYは、ダウンリンクにおいてOFDMAを用い、アップリンクにおいてシングル・キャリア−周波数分割多元接続(SC−FDMA)を用いる。OFDMAによって、データは、指定された数のシンボル期間にわたって、サブキャリア毎ベースで、複数のユーザとの間で送られるようになる。
3GPP LTE Release 8仕様は、LTEシステムが展開することができる1セットの周波数帯を提供する。帯域の使用は、普及している周波数割当ポリシーに基づいて国毎に変わりうる。帯域内では、利用されている実際のキャリア周波数はまた、1つのサービス・プロバイダから別のサービス・プロバイダで変わりうる。3GPP USIM (UMTS Subscriber Identity Module) は、PLMN ID (Public Land Mobile Network Identifications) のリストしか提供しない。これは、3ビットのモバイル・カントリ・コード(MCC)と3ビットのネットワーク・カラー・コード(NCC)とを備えうる。しかしながら、PLMN IDは、使用されるべき帯域に関するインジケーションを提供せず、また、所望のサービス・プロバイダが存在する特定のキャリア周波数に関する情報をも備えない。LTEシステムで動作しているユーザ機器(UE)は、さまざまな国およびサービス・プロバイダにおいてサービスを正しく獲得することができるので、帯域情報およびキャリア周波数の適応リストを学習および維持していると仮定されうる。したがって、UEは、初期獲得を試みる場合には、常に周波数スキャンを実行することを要求されうる。
本開示の態様では、無線通信のための方法が提供される。この方法は、一般に、UEに関連する1または複数のパラメータをユーザ機器(UE)によってモニタすることと、受信されたパケットを、UEにおいてレート制御メカニズムをトリガするために、1または複数のパラメータに基づいて選択的に落とすことと、を含む。
本開示の態様では、無線通信のための装置が提供される。この装置は一般に、UEに関連する1または複数のパラメータをユーザ機器(UE)によってモニタする手段と、受信されたパケットを、UEにおいてレート制御メカニズムをトリガするために、1または複数のパラメータに基づいて選択的に落とす手段と、を含む。
本開示の態様では、無線通信のための装置が提供される。この装置は、一般に、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリとを含む。この少なくとも1つのプロセッサは一般に、UEに関連する1または複数のパラメータをユーザ機器(UE)によってモニタし、受信されたパケットを、UEにおいてレート制御メカニズムをトリガするために、1または複数のパラメータに基づいて選択的に落とすように構成されている。
本開示の態様では、無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品が提供される。このコンピュータ・プログラム製品は、一般に、格納されたプログラム・コードを有する非一時的なコンピュータ読取可能な媒体を含む。このコードは一般に、UEに関連する1または複数のパラメータをユーザ機器(UE)によってモニタすることと、受信されたパケットを、UEにおいてレート制御メカニズムをトリガするために、1または複数のパラメータに基づいて選択的に落とすことと、のために1または複数のプロセッサによって実行可能である。
本開示の前述した特徴が、より詳細に理解される方式で、簡潔に要約された上記具体的な記載が、態様に対する参照によってなされている。そして、それらの幾つかは、添付図面で例示されている。しかしながら、この記載は、その他の等しく有効な態様に対しても当てはまるので、添付図面は、本開示のある典型的な態様のみを示していることや、本開示の範囲を限定するものとしては考慮されないことが注目されるべきである。
図1は、本開示のある態様にしたがう多元接続無線通信システムの例を例示する。 図2は、本開示の態様にしたがうアクセス・ポイントおよびユーザ端末のブロック図を例示する。 図3は、本開示のある態様にしたがう無線デバイスの例のブロック図を例示する。 図4は、本開示のある態様にしたがうシステム・アーキテクチャの例を例示する。 図5は、本開示のある態様にしたがう、ダウンリンク・フロー制御へのバッファしきい値ベースのアプローチの例を例示する。 図6は、本開示のある態様にしたがう、モニタされたパラメータに基づく集中ダウンリンク・フロー制御の例を例示する。 図7は、本開示のある態様にしたがうダウンリンク・フロー制御の例を例示する。 図8は、本開示のある態様にしたがうダウンリンク・フロー制御のためのアルゴリズムの例を例示する。 図9は、本開示のある態様にしたがって、ダウンリンク・フロー制御のために、例えばUEによって実行される動作の例を例示する。
本開示の態様は、ユーザ機器(UE)においてダウンリンク・フロー制御をトリガするために、例えばデバイスの温度、利用可能なメモリ、および/または、処理電力のようなシステム・トリガを使用する。態様によれば、受信されたインターネット・プロトコル(IP)パケットは、対応する送信制御プロトコル(TCP)レイヤ・スループットを低減するために、アプリケーション・プロセッサへ転送される前に、パケット・データ収束プロトコル(PDCP)レイヤにおいて落とされうる。したがって、本開示の態様によって、ユーザ経験を高め、リソースを解放するために、UEは、ダウンリンク・データ・レートを低減できるようになる。
本開示のさまざまな態様は、添付図面を参照して以下により十分に記載される。しかしながら、本開示は、異なる多くの形態で具体化され、本開示を通じて示された如何なる具体的な構成または機能にも限定されるとは解釈されるべきではない。むしろ、これらの態様は、本開示が十分で完全であり、本開示の範囲を当業者に十分に伝達できるように提供される。本明細書における教示に基づいて、当業者は、本開示の範囲は、独立して実施されようが、あるいは、本開示の任意の他の態様と組み合わされようが、本明細書で示された開示の態様をカバーすることが意図されていることを認識すべきである。例えば、本明細書に記載された任意の数の態様を用いて装置が実現され、方法が実施されうる。さらに、本開示の範囲は、別の構成、機能、または、本明細書に記載された開示のさまざまな態様またはそれ以外の態様が追加された構成および機能を用いて実現される装置または方法をカバーすることが意図されている。本明細書で示された開示のあらゆる態様は、特許請求の範囲の1または複数の要素によって具体化されうる。
「典型的である」という単語は「例、事例、あるいは実例として役立つ」ことを意味するために本明細書で使用される。本明細書において「典型的」と記載されるいかなる態様も、他の態様よりも好適であるとか、有利であると必ずしも解釈される必要はない。
本明細書では、特定の態様が記載されているが、これら態様の多くの変形および置換が、本開示の範囲内にある。好適な態様のいくつかの利点および長所が述べられているが、本開示の範囲は、特定の利点、使用、および目的に限定されることは意図されていない。むしろ、本開示の態様は、このうちのいくつかが図面における例示によって、および、以下の好適な態様の記載によって例示されている異なる無線技術、システム構成、ネットワーク、および伝送プロトコルに広く適用可能であることが意図されている。詳細な記載および図面は、限定ではない開示の単なる例示であり、本開示の範囲は、特許請求の範囲およびその均等物によって定義される。
(典型的な無線通信システム)
本明細書に記載された技術は、例えば符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交周波数分割多元接続(OFDMA)ネットワーク、シングル・キャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワーク等のような様々な無線通信ネットワークのために使用されうる。「ネットワーク」および「システム」という用語は、しばしば置換可能に使用される。CDMAネットワークは、例えば、ユニバーサル地上ラジオ・アクセス(UTRA)、CDMA2000等のようなラジオ技術を実現しうる。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA)および低チップ・レート(LCR)を含む。CDMA2000は、IS−2000規格、IS−95規格、およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、例えばグローバル移動体通信システム(GSM(登録商標))のようなラジオ技術を実現しうる。OFDMAネットワークは、例えば、イボルブドUTRA(E−UTRA)、IEEE 802.11、IEEE 802.16、IEEE 802.20、フラッシュ−OFDM(登録商標)等のようなラジオ技術を実現しうる。UTRA、E−UTRA、およびGSMは、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の一部である。ロング・ターム・イボリューション(LTE)は、E−UTRAを使用するUMTSの最新のリリースである。UTRA、E−UTRA、GSM、UMTS、およびLTEは、「第3世代パートナシップ計画」(3GPP)と命名された団体からの文書に記載されている。CDMA2000は、「第3世代パートナシップ計画2」(3GPP2)と命名された団体からの文書に記載されている。CDMA2000は、「第3世代パートナシップ計画2」(3GPP2)と命名された団体からの文書に記載されている。これらさまざまなラジオ技術および規格は、当該技術分野において知られている。明確化のために、これら技術のある態様は、以下において、LTEに関して記載されており、LTE用語が以下の説明の多くで使用される。
アクセス・ポイント(“AP”)は、ノードB、ラジオ・ネットワーク・コントローラ(“RNC”)、eノードB(“eNB”)、基地局コントローラ(“BSC”)、基地トランシーバ局(“BTS”)、基地局(“BS”)、トランシーバ機能(“TF”)、ラジオ・ルータ、ラジオ・トランシーバ、基本サービス・セット(“BSS”)、拡張サービス・セット(“ESS”)、ラジオ基地局(“RBS”)、または、その他いくつかの用語として知られているか、備えているか、または実現されうる。
例えば、アクセス端末(“AT”)は、アクセス端末、加入者局、加入者ユニット、移動局、遠隔局、遠隔端末、ユーザ端末、ユーザ・エージェント、ユーザ・デバイス、ユーザ機器(“UE”)、ユーザ局、またはその他いくつかの用語として知られているか、または、実現されうるか、または、備えうる。いくつかの実施において、アクセス端末は、セルラ電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(“SIP”)電話、無線ローカル・ループ(“WLL”)局、携帯情報端末(“PDA”)、無線接続機能を有するハンドヘルド・デバイス、局(“STA”)、あるいは無線モデムに接続されたその他いくつかの適切な処理デバイスを備えうる。したがって、本明細書で教示された1または複数の態様は、電話(例えば、セルラ電話またはスマート・フォン)、コンピュータ(例えば、ラップトップ)、ポータブル通信デバイス、ポータブル・コンピューティング・デバイス(例えば、情報携帯端末)、エンタテイメント・デバイス(例えば、音楽またはビデオ・デバイス、または衛星ラジオ)、全地球測位システム・デバイス、あるいは無線媒体または有線媒体によって通信するように構成されたその他任意の適切なデバイスに組み入れられうる。いくつかの態様では、ノードは無線ノードである。このような無線ノードは、例えば、有線または無線による通信リンクによる(例えば、インターネットまたはセルラ・ネットワークのような広域ネットワークのような)ネットワークへの、または、ネットワークのための接続を提供しうる。
図1に示すように、本開示の1つの態様にしたがった多元接続無線通信システムが例示される。アクセス・ポイント100(AP)は、1つのグループはアンテナ104,106を含み、別のグループはアンテナ108,110を含み、さらに別のグループはアンテナ112,114を含む複数のアンテナ・グループを含みうる。図1では、おのおののアンテナ・グループについて2本のアンテナしか示されていない。しかしながら、おのおののアンテナ・グループについて、2本より多いまたは少ないアンテナが利用されうる。アクセス端末116(AT)はアンテナ112,114と通信している。ここで、アンテナ112,114は、順方向リンク120でアクセス端末116へ情報を送信し、逆方向リンク118でアクセス端末116から情報を受信する。アクセス端末122(AT)はアンテナ106,108と通信している。ここで、アンテナ106,108は、順方向リンク126でアクセス端末122へ情報を送信し、逆方向リンク124でアクセス端末122から情報を受信する。FDDシステムでは、通信リンク118,120,124,126は、通信のために、異なる周波数を使用しうる。例えば、順方向リンク120は、逆方向リンク118によって使用されるものとは異なる周波数を使用しうる。
通信するように設計された領域および/またはアンテナのおのおののグループはしばしば、アクセス・ポイントのセクタと称される。本開示の1つの態様では、おのおののアンテナ・グループは、アクセス・ポイント100によってカバーされる領域のセクタ内のアクセス端末へ通信するように設計される。
順方向リンク120,126による通信では、アクセス・ポイント100の送信アンテナは、別のアクセス端末116,124のための順方向リンクの信号対雑音比を改善するために、ビームフォーミングを利用することができる。さらに、有効範囲領域にわたってランダムに散在するアクセス端末へ送信するためにビームフォーミングを用いるアクセス・ポイントは、全てのアクセス端末へ単一のアンテナによって送信するアクセス・ポイントよりも、近隣のセル内のアクセス端末に対して少ない干渉しかもたらさない。
図2は、複数入力複数出力(MIMO)システム200における(アクセス・ポイントとしても知られている)送信機システム210および(アクセス端末としても知られている)受信機システム250の態様のブロック図である。送信機システム210では、多くのデータ・ストリームのトラフィック・データが、データ・ソース212から送信(TX)データ・プロセッサ214に提供される。
本開示の1つの態様では、データ・ストリームはおのおのの、それぞれの送信アンテナを介して送信されうる。TXデータ・プロセッサ214は、おのおののデータ・ストリームのトラフィック・データをフォーマットし、このデータ・ストリームのために選択された特定の符号化スキームに基づいて符号化し、インタリーブして、符号化されたデータを提供する。
おのおののデータ・ストリームの符号化されたデータは、OFDM技術を用いてパイロット・データと多重化されうる。パイロット・データは一般に、既知の手法で処理される既知のデータ・パターンであり、チャネル応答を推定するために受信機システムにおいて使用されうる。おのおののデータ・ストリームについて多重化されたパイロットおよび符号化されたデータは、データ・ストリームのために選択された特定の変調スキーム(例えば、BPSK、QPSK、M−PSK、またはM−QAM等)に基づいて変調(例えば、シンボル・マップ)され、変調シンボルが提供される。おのおののデータ・ストリームのデータ・レート、符号化、および変調は、プロセッサ230によって実行される命令群によって決定されうる。
すべてのデータ・ストリームの変調シンボルは、(例えば、OFDMのために)変調シンボルをさらに処理するTX MIMOプロセッサ220に提供される。TX MIMOプロセッサ220はその後、N個の変調シンボル・ストリームを、N個の送信機(TMTR)222a乃至222tへ提供する。本開示のある態様では、TX MIMOプロセッサ220は、データ・ストリームのシンボル、および、そのシンボルが送信されるアンテナへ、ビームフォーミング重みを適用する。
おのおのの送信機222は、1または複数のアナログ信号を提供するために、それぞれのシンボル・ストリームを受信して処理し、さらには、MIMOチャネルを介した送信に適切な変調信号を提供するために、このアナログ信号を調整(例えば、増幅、フィルタ、およびアップコンバート)する。送信機222a乃至222tからのN個の変調信号は、その後、N個のアンテナ224a乃至224tからそれぞれ送信される。
受信機システム250では、送信された変調信号がN個のアンテナ252a乃至252rによって受信され、おのおののアンテナ252からの受信信号が、それぞれの受信機(RCVR)254a乃至254rへ提供されうる。受信機254はおのおの、それぞれの受信信号を調整(例えば、フィルタ、増幅、および、ダウンコンバート)し、調整された信号をデジタル化して、サンプルを得る。さらに、これらサンプルを処理して、対応する「受信」シンボル・ストリームを提供する。
RXデータ・プロセッサ260は、N個の受信機254からN個のシンボル・ストリームを受信し、受信されたこれらシンボル・ストリームを、特定の受信機処理技術に基づいて処理して、N個の「検出された」シンボル・ストリームを提供する。RXデータ・プロセッサ260は、その後、検出されたおのおののシンボル・ストリームを復調し、デインタリーブし、復号して、このデータ・ストリームのためのトラフィック・データを復元する。RXデータ・プロセッサ260による処理は、送信機システム210におけるTX MIMOプロセッサ220およびTXデータ・プロセッサ214によって実行されるものと相補的である。
プロセッサ270は、前述したように、利用可能などの技術を利用するのかを定期的に決定する。さらに、プロセッサ270は、行列インデクス部およびランク値部を備えた逆方向リンク・メッセージを規定する。これら逆方向リンク・メッセージは、通信リンクおよび/または受信データ・ストリームに関するさまざまなタイプの情報を備えうる。逆方向リンク・メッセージはその後、多くのデータ・ストリームのトラフィック・データをデータ・ソース236から受け取るTXデータ・プロセッサ238によって処理され、変調器280によって変調され、送信機254a乃至254rによって調整され、基地局210へ送り戻される。
送信機システム210では、受信機システム250からの変調信号が、アンテナ224によって受信され、受信機222によって調整され、復調器240によって復調され、RXデータ・プロセッサ242によって処理されて、受信機システム250によって送信された逆方向リンク・メッセージを抽出する。さらに、プロセッサ230は、ビームフォーミング重みを決定するためにどのプリコーディング行列を使用するかを決定するために、この抽出されたメッセージを処理する。
図3は、図1の無線通信システム内で適用されうる無線デバイス302内で利用されうるさまざまな構成要素を例示する。無線デバイス302は、本明細書で説明されるさまざまな方法を実施するために構成され得るデバイスの例である。無線デバイス302は、図1からのアクセス・ポイント100でありうるか、または、アクセス端末116,122のうちの何れかでありうる。
無線デバイス302は、無線デバイス302の動作を制御するプロセッサ304を含みうる。このプロセッサ304は、中央制御装置(CPU)とも称されうる。読取専用メモリ(ROM)とランダム・アクセス・メモリ(RAM)との両方を含みうるメモリ306が、プロセッサ304に命令およびデータを提供する。メモリ306の一部は、不揮発性ランダム・アクセス・メモリ(NVRAM)をも含みうる。プロセッサ304は、通常、メモリ306に格納されたプログラム命令に基づいて、論理演算および算術演算を実行する。本明細書で説明される方法を実施するために、メモリ306内の命令が実行可能とされうる。
無線デバイス302は、無線デバイス302と遠隔位置との間でのデータの送信および受信を可能にする送信機310および受信機312を含むことができるハウジング308をも含みうる。送信機310および受信機312は、トランシーバ314に結合されうる。単一あるいは複数の送信アンテナ316が、ハウジング308に取り付けられ、トランシーバ314に電気的に接続されうる。無線デバイス302はまた、(図示しない)複数の送信機、複数の受信機、および複数のトランシーバを含みうる。
無線デバイス302は、トランシーバ314によって受信された信号を検出し、そのレベルを定量化する目的で使用される信号検出器318をも含みうる。信号検出器318は、合計エネルギ、シンボル毎のサブキャリア毎のエネルギ、電力スペクトル密度、およびその他の信号のような信号を検出しうる。無線デバイス302は、信号を処理する際に使用されるデジタル信号プロセッサ(DSP)320をも含みうる。いくつかの態様では、無線デバイス302は、例えば温度モニタ321のような1または複数のモニタを含みうる。温度モニタ321は、(例えば、図示しない電力増幅器のように)無線デバイス302の1または複数の構成要素の温度を測定するように構成されている。このモニタは図3において温度モニタ321として示されているが、本開示のある態様は、限定される訳ではないがCPUモニタおよびメモリ・モニタを含み、1または複数のUEパラメータまたはメトリックを検出するために1または複数の対応するセンサ構成要素を有するその他の適切なモニタを利用しうることが考慮される。
無線デバイス302のさまざまな構成要素を、データ・バスに加えて電力バス、制御信号バス、およびステータス信号バスを含むことができるバス・システム322によってともに結合することができる。
本開示のある態様は、例えば、図1からのアクセス端末116,122、図2からのアクセス端末250、図3からの無線デバイス302のように、ユーザ・モバイル・デバイスによる周波数スキャンを実行するための方法をサポートする。態様では、周波数スキャンは、モバイル・デバイスにおけるあらゆる事前獲得情報無しで実行されうる。これは、フル周波数スキャン(FFS)と称されうる。別の態様では、周波数スキャンは、モバイル・デバイスにおいて格納された事前の正しい獲得情報を用いて実行されうる。これは、リスト周波数スキャン(LFS)と称されうる。3GPP LTEシステムは、周波数分割デュプレクス(FDD)モードまたは時分割デュプレクス(TDD)モードの何れかを用いて展開されうる。提案された周波数スキャン・アルゴリズム(すなわち、FFSおよびLFS)は、FDD動作モードとTDD動作モードとの両方をサポートしうる。
(LTEダウンリンク・フロー制御)
UEにおけるリソース制限により、あるシナリオでは、ダウンリンク・フロー制御は、アプリケーション・サブシステムがデータ・パケットをどのように受信し、処理するのかを規定するために望ましい場合がある。ダウンリンク・フロー制御をトリガするために、例えばメモリ・サイズ、処理電力、および/または、許容可能なデバイス温度のようなシステム・トリガが使用されうる。限定する訳ではなく、さまざまな技術が使用されうるネットワークの具体例として、これらさまざまな技術が、LTEネットワークを参照して説明されている。しかしながら、当業者であれば、これら技術は、さまざまなタイプの無線ネットワークにおいて、より一般的に適用されうることを認識するだろう。
フロー制御がトリガされた場合、UEは、UEにおけるリソースを解放するために、パケットを選択的に落とし、送信制御プロトコル(TCP)スループットを制御する。態様によれば、パケットは、アプリケーション・レイヤへ転送される前に、パケット・データ収束プロトコル(PDCP)レイヤにおいて選択的に落とされうる。
以下により詳細に説明されるように、UEは、ダウンリンク・フローを制御するために、アクティブ・バッファ管理を実施し、レート制御メカニズムをトリガする。レート制御は、集中フロー制御を含みうるしきい値ベースの方法によって実行されうる。UEにおいてレート制御メカニズムをトリガすることによって、バッファ管理が、輻輳源のより近くで実行され、さらなるネットワーク・リソースを用いることなく、ダウンリンク・レート制御を可能としうる。
図4は、本開示の態様にしたがう、システム・アーキテクチャ400の例を例示する。eNB402は、例えばLTEリンク406のような通信リンクを介して、UEのモデム・プロセッサ404にパケットを送信しうる。モデム・プロセッサ404は、アプリケーション・プロセッサ408にパケットを送信しうる。TCPクライアント410は、TCPサーバ412に、TCPアクノレッジメントおよび/または否定的アクノレッジメントを送信しうる。
あるシナリオでは、アプリケーション・プロセッサ408は、任意のレートでパケットを受信している間、受信されたパケットを、パケットがLTEリンク406に到着するほど迅速に処理できないことがありうる。
態様によれば、UEにおけるバッファは、その容量に達した場合、データが喪失されうるので、本明細書に記載されたダウンリンク・フロー制御方法は、UEにおけるリソースの解放を助けるために実施されうる。例えば、バーストにおけるデータ喪失およびTCPの一時的なタイミング喪失を回避するために、バッファのためにしきい値を設定することが望ましい場合がある。バッファしきい値は、受信されたデータをアプリケーション・プロセッサ408が処理するレートに依存しうる。
以下により詳細に記載されるように、UEは、所望のレートを決定するために、アプリケーション・プロセッサ408のためにインタフェースを提供しうる。例えば、アプリケーション・プログラミング・インタフェース(API)によって、アプリケーション・プロセッサ408は、モデム・プロセッサ404に、所望の処理レートを提供できるようになる。この所望のレートは、提供されると、1または複数のバッファしきい値および/またはパケット欠落率を調整するために使用されうる。
態様によれば、UEは、集中ダウンリンク・フロー制御を実施しうる。集中フロー制御は、例えば、UEが、グローバル・メモリを使い果たし始めた場合に、メモリ関連パラメータに基づいてトリガされうる。UEは、アップリンク・バッファおよびダウンリンク・バッファ内に多すぎるデータを有している場合、例えば、分散共有メモリ(DSM)アイテムのようなメモリを使い果たし始めうる。集中フロー制御の態様によれば、UEは、TCPパケットを落としうる。例えば、UEは、デフォルト周期に基づいて、TCPパケットを、周期的に落としうる。デフォルト周期は、以下により詳細に記載される動的アルゴリズムによって説明される。
図5は、本開示のある態様にしたがう、しきい値ベースのフロー制御500の例を例示する。UEによって受信されたダウンリンク・パケットは、モデム・サブシステム508のPDCPレイヤ502に達しうる。態様によれば、アプリケーション・サブシステム504は、受信されたパケット(例えば、PDCPレイヤ502によって正しく受信されたパケット)を処理できない場合がありうる。
態様によれば、受信パスにおける遅延がしきい値未満になるように、1または複数しきい値が設定されうる。例えば、しきい値は、ラジオ・リンク制御(RLC)とアプリケーション・サブシステム504との間の遅延が、ある値(例えば80ミリ秒)未満であることを保証しうる。バッファがしきい値506に達した場合、UEは、TCPウィンドウ・サイズを低減するために、パケットを周期的に落としうる。
態様によれば、バッファがしきい値506に達した場合、PDCPレイヤ502は、受信されたパケットを選択的に落としうる。態様によれば、パケットを選択的に落とすことは、パケットをモデムからアプリケーション・プロセッサへ転送する前に行われうる。落とされたパケットは、アプリケーション・サブシステム504でもTCPクライアントでも受信されないだろう。したがって、アプリケーション・レイヤにおいてパケットが落とされたことは、TCPレイヤがそのレートを下げる必要があることを示しうる。
TCPクライアントは、落とされたパケットを受信しない場合にはTCP否定的アクノレッジメント(NACK)を、および/または、以前に受信されたパケットのためには複製アクノレッジメントを、TCPサーバへ送信しうる。このような否定的アクノレッジメント、および/または、以前に受信されたパケットの複製アクノレッジメントは、TCPウィンドウ・サイズの減少をもたらすので、もって、TCPスループットを下げる。したがって、PDCPレイヤにおける負荷が低減されうる。
図6は、UEにおいてモニタされた集中ダウンリンク・フロー制御ベースのパラメータの例600を例示する。態様によれば、UEは、温度関連パラメータ、処理電力関連パラメータ、および/または、メモリ関連パラメータを含む1または複数のパラメータをモニタしうる。例えば、温度モニタ602は、例えばモデムおよびバッテリを含む、UEにおける1または複数のデバイスの温度を観察しうる。態様によれば、バッテリ温度は一般に、アップリンク送信電力に関連しているので、温度モニタ602は、アップリンク・データ・レートが、あるレート(例えば最大レートまたは最小レート)に達した後、バッテリ温度を観察しうる。DSMモニタ604は、DSMアイテム利用可能度を観察することによって、UEにおいて利用可能なグローバル・メモリを観察しうる。
集中フロー制御モジュール(CFM)606は、例えば、温度モニタ602およびDMSモニタ604のような1または複数のモニタまたはセンサから受信した1または複数のパラメータに基づいて、ダウンリンク・フロー制御をトリガするか否かを判定しうる。図5を参照して前述したように、PDCPレイヤ502は、観察されたパラメータに基づいて、TCPウィンドウ・サイズを低減するために、パケットを周期的に落としうる。
態様によれば、CFM606は、UEにおけるデバイスの温度、処理電力使用量、および/または、メモリ使用量(例えば、DSMアイテムの数)に基づいて、パケットが落とされる率を調節するように、PDCPレイヤ502に示しうる。パケットが落とされる率を調節することは、UEにおけるレート制御メカニズムをトリガしうる。例えば、高いバッテリ温度またはモデム温度、および/または、制限されたDMSアイテムの数は、ダウンリンク・フローを減らすために、PDCPレイヤが、パケットが落とされる率を高めねばならないことを示しうる。したがって、UE TCP NACKおよび/または複製アクノレッジメントが増加しうる。これは、TCPウィンドウ・サイズにおける減少をもたらし、もって、ダウンリンク・レート・フロー制御が提供される。
608では、CFM606から受信したインジケーションに基づいて、パケット欠落率が更新されうる。更新された欠落率は、PDCPレイヤからパケットが落とされる率を調節し、結果的に、610において、パケットがバッファされる率を調節しうる。
態様によれば、予め定められたサイズよりも大きなPDCPパケットは、CFM606が、ダウンリンク・フロー制御をトリガした場合に選択的に落とされうる。予め定められたサイズは、予測された制御パケットのサイズよりも大きくなるように選択されうる。例えば200バイトよりも大きなパケットのみを選択的に落とすことは、TCPアクノレッジメントが落とされないことを保証しうる。TCPアクノレッジメントを含む、予め定められたしきい値未満のパケットを落とさないことによって、UEは、落とされたパケットが、ダウンリンク・フロー制御に影響を持つことを保証しうる。
図7は、本開示のある態様にしたがう、ダウンリンク・フロー制御方法700の例を例示する。前述したように、あるシナリオでは、アプリケーション・プロセッサ408は、データを受信するための所望のレートをモデムに提供しうる。
APIによって、アプリケーション・プロセッサ408は、モデム・サブシステムに、所望の処理レートを提供できるようになる。所望の処理レートは、提供されると、バッファしきい値およびパケット欠落率を調整するために使用されうる。例えば、アプリケーション・プロセッサ408は、所望のターゲット・レート702を決定し、このターゲット・レートを、モデム・サブシステムのPDCPレイヤ502へ送信しうる。
この場合、UEは、PDCPパケットの欠落率を動的に調節する必要はないかもしれない。代わりに、UEは、アプリケーション・プロセッサ408の所望の出力ターゲット・レートに基づいて、パケットのバッファリングを調節しうる。
ダウンリンク・フロー制御に関連するパラメータは、アプリケーション・プロセッサの所望の出力ターゲット・レートを用いて計算されうる。態様によれば、アプリケーション・プロセッサ408が第1のしきい値T1に達した後、以下の関数にしたがって、n個毎のパケットのうちの1つが落とされうる。
T1=rate*rtt
n=2*rate*rtt/MSS
第1のしきい値T1は、アプリケーション・プロセッサの所望の出力レート(rate)と、TCP往復時間(rtt)とに基づいて計算されうる。TCP往復時間は、PDCPレイヤにおいて利用可能ではないかもしれない。したがって、態様によれば、UEは、例えば、TCP往復時間の漸増的な分布関数に基づいて、往復時間を決定しうる。シナリオでは、往復時間は、最悪ケースrttに設定されうる。別のシナリオでは、rttは、例えば200ミリ秒のような値を超えないかもしれず、例えば60ミリ秒に設定されうる。しかしながら、その他の値が適用されることがある。
UEは、パケット数がしきい値T1に達した後、アプリケーション・プロセッサ、TCP rtt、および最大TCPセグメント・サイズ(MSS)によって提供されたレートに基づいて、落とされうるパケット数nを決定しうる。態様によれば、MSSは、例えば1400バイトのような値に設定されうる。しかしながら、その他の値が適用されることがある。
態様によれば、到来パケットが第2のしきい値T2に達した後、すべての到来パケットが落とされうる。第2のしきい値T2は、バッファに格納されうる最大データ量を示しうる。したがって、到来パケットがしきい値T2に達した後、すべての到来パケットが落とされうる。バッファは、例えば、以前のフロー制御方法が、UEにおいて十分なリソースを解放しなかった場合、しきい値T2に達しうる。態様によれば、しきい値T2は、しきい値T1より大きな(例えば、十分大きな)任意の値でありうる。
態様によれば、アプリケーション・プロセッサが、所望のターゲット・レート702を与えていない場合、UEにおいて利用可能な情報に基づいて、ターゲット・レートが選択されうる。選択されたターゲット・レートは、T1、T2、および/またはnを計算するために使用されうる。
図8は、本開示のある態様にしたがう、バッファしきい値ベースのフロー制御800の例を例示する。802では、アプリケーション・プロセッサのターゲット出力レートがトラックされうる。このレートは、アプリケーション・プロセッサによって決定され、モデムへ送信されうるか、UEにおいて利用可能な情報に基づいて推定されうる。804では、このターゲット・レートに基づいて、ダウンリンク・フロー制御のためのパラメータT1、T2、および/または、nが計算されうる。態様によれば、T1は、ある遅れDを用いて計算され、nは、係数K1を用いて計算され、T2は、係数K2を用いて計算されうる。
806では、しきい値T1,T2が、PDCPレイヤにおけるダウンリンク・フロー制御をトリガするためのしきい値として使用されうる。例えば、バッファがしきい値T1に達した場合、n個のパケットのうちの1つが落とされうる。これらパケットは、モデムからアプリケーション・プロセッサへ転送される前に落とされうる。到来パケットがバッファしきい値T2に達した場合、モデムからのすべての到来パケットが落とされうる。
モデムからアプリケーション・プロセッサへ渡されたパケットは、810においてバッファされうる。態様によれば、PDCPバッファ810においてパケットによって観察された平均遅れは、ダウンリンク・フロー制御をトリガするために使用されうる。例えば、パケットがPDCPバッファ内に300ミリ秒とどまっていることをPDCPレイヤが観察した場合、ダウンリンク・フロー制御がトリガされうる。
アプリケーション・プロセッサが、PDCPバッファ810からデータを読み取る平均レートは、ダウンリンク・フロー制御をトリガするために使用されうる。例えば、PDCPレイヤからアプリケーション・プロセッサへとデータを転送するために使用される、バッファ内において、読み取られていないデータの量は、ダウンリンク・フロー制御をトリガするために使用されうる。UEは、アプリケーション・プロセッサにおける所望のターゲット・レートを達成するために、バッファ内において、読み取られていないデータの量、および/または、アプリケーション・プロセッサが、このバッファからデータを読み取るレートに基づいて、バッファ・サイズ、および/または、パケット欠落率を動的に調節しうる。さらに、または、その代わりに、読み取られていないデータがバッファ内に存在する時間の長さが、ダウンリンク・フロー制御をトリガするために使用されうる。
図9は、本開示の態様にしたがって、例えばUEによってダウンリンク・フロー制御のために実行されうる動作900の例を例示する。902において、UEは、UEに関連する1または複数のパラメータをモニタしうる。904において、UEは、UEにおけるレート制御メカニズムをトリガするために、受信されたパケットを、1または複数のパラメータに基づいて、選択的に落としうる。これらパケットは、アプリケーション・レイヤへ送信される前に、PDCPレイヤにおいて落とされうる。
本開示の態様は、UEにおいて観察されたパラメータに基づいて、ダウンリンク・フロー制御のための技術を提供する。本明細書に記載されているように、パケットは、対応するTCPレイヤ・スループットを低減するために、PDCPレイヤにおいて選択的に落とされうる。PDCPレイヤにおいて落とされたパケットは、アプリケーション・プロセッサに達しないだろう。したがって、TCPクライアントは、ダウンリンク・フロー制御をトリガするために、否定的アクノレッジメントをTCPサーバへ送信しうるか、および/または、以前に受信されたパケットのための複製アクノレッジメントを送信しうる。
態様によれば、ダウンリンク・フロー制御は、例えば、UEにおける1または複数のデバイスの温度、利用可能なグローバル・メモリ、PDCPバッファ内においてパケットによって観察される遅れ、および/または、PDCPレイヤからのデータをアプリケーション・プロセッサが処理するレートを含む、UEに関連する1または複数のパラメータによってトリガされうる。これらのパラメータに基づいて、UEは、パケットがPDCPレイヤにおいて落とされる率を調節しうる。
前述された方法のさまざまな動作は、対応する機能を実行することが可能な任意の適切な手段によって実行されうる。これら手段は、限定される訳ではないが、回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、またはプロセッサを含むさまざまなハードウェア構成要素および/またはソフトウェア構成要素および/またはモジュールを含みうる。一般に、図面に例示された動作が存在する場合、これら動作は、同じ符番を付された対応するミーンズ・プラス・ファンクション構成要素を有しうる。
本明細書で使用される場合、用語「決定すること(determining)」は、さまざまな動作を含む。例えば、「決定すること」は、計算、コンピューティング、処理、導出、調査、ルックアップ(例えば、テーブル、データベース、または他のデータ構造内のルックアップ)、確認等を行うことを含みうる。また、「決定すること」は、受信(例えば、情報の受信)、アクセス(例えば、メモリ内のデータへのアクセス)等を行うことを含みうる。また、「決定すること」は、解決、選択、選定、確立等を行うことを含みうる。
本明細書に記載されるように、項目のリストのうちの「少なくとも1つ」と称する文言は、単数を含むこれら項目のうちの任意の組み合わせを称する。例として、「a、b、またはcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、a−b、a−c、b−c、およびa−b−cをカバーすることが意図されている。
前述された方法のさまざまな動作は、例えばさまざまなハードウェア構成要素および/またはソフトウェア構成要素、回路、および/または、モジュール(単数または複数)のように、動作を実行することが可能な任意の適切な手段によって実行されうる。通常、図面に例示される何れの動作も、これら動作を実行することが可能な対応する機能的手段によって実行されうる。
本開示に関連して説明されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、および回路を、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲートアレイ信号(FPGA)もしくはその他のプログラマブル論理デバイス(PLD)、ディスクリート・ゲートもしくはトランジスタ・ロジック、ディスクリート・ハードウェア構成要素、または本明細書で説明される機能を実行するように設計されたその任意の組み合わせを用いて実施または実行することができる。汎用プロセッサは、マイクロ・プロセッサでありうるが、代替案では、プロセッサは、任意の市販のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステート・マシンでありうる。プロセッサは、例えばDSPとマイクロ・プロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロ・プロセッサ、DSPコアと連携する1または複数のマイクロ・プロセッサ、またはその他任意のこのような構成であるコンピューティング・デバイスの組み合わせとして実現されうる。
本開示に関連して記載される方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアで直接的に、プロセッサによって実行されるソフトウェア・モジュールで、あるいは、これらの組み合わせで具体化されうる。ソフトウェア・モジュールは、当該技術分野において周知のすべての形式の記憶媒体に常駐しうる。使用されうる記憶媒体のいくつかの例は、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読取専用メモリ(ROM)、フラッシュメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブル・ディスク、CD−ROMなどを含む。ソフトウェア・モジュールは、単一の命令または複数の命令を備えることができ、複数の異なるコード・セグメント上で、異なるプログラムの間で、および複数の記憶媒体にわたって分散されうる。記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込めるように、プロセッサに結合されうる。あるいは、この記憶媒体は、プロセッサに統合されうる。
本明細書で開示された方法は、説明された方法を達成するための1または複数のステップまたは動作を備える。方法ステップおよび/または動作は、特許請求の範囲のスコープから逸脱せずに相互に置換されうる。言い換えると、ステップまたは動作の特定の順序が指定されていない限り、特定のステップおよび/または動作の順序および/または使用は、特許請求の範囲のスコープから逸脱せずに変更されうる。
記載された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、あるいは、これらの任意の組み合わせによって実現されうる。ソフトウェアで実現される場合、これら機能は、コンピュータ読取可能な媒体に、1または複数の命令群として格納される。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされうる利用可能な任意の媒体である。例として、限定することなく、このようなコンピュータ読取可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたはその他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置またはその他の磁気記憶デバイス、あるいは、所望のプログラム・コード手段を命令群またはデータ構造の形式で搬送または格納するために使用され、しかも、コンピュータによってアクセスされうるその他任意の媒体を備えうる。本明細書で使用されるようなディスク(diskおよびdisc)は、コンパクト・ディスク(disc)(CD)、レーザ・ディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびBlu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含んでいる。ここで、diskは通常、データを磁気的に再生する一方、discは、レーザを用いてデータを光学的に再生する。
したがって、ある態様は、本明細書に記載された動作を実行するためのコンピュータ・プログラム製品を備えうる。例えば、このようなコンピュータ・プログラム製品は、格納された(および/または符号化された)命令群を有するコンピュータ読取可能な媒体を備える。これら命令群は、本明細書において記載された動作を実行するために、1または複数のプロセッサによって実行されることが可能である。ある態様の場合、コンピュータ・プログラム製品は、パッケージング・マテリアルを含みうる。
ソフトウェアまたは命令群は、送信媒体を介しても送信される。例えば、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、デジタル加入者線(DSL)、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、あるいはその他の遠隔ソースからソフトウェアが送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、DSL、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術が、媒体の定義に含まれる。
さらに、本明細書で説明された方法および技法を実行するためのモジュールおよび/または他の適切な手段を、適宜、ユーザ端末および/または基地局によってダウンロードし、かつ/または他の形式で入手することができることを了解されたい。例えば、このようなデバイスは、本明細書で説明した方法を実行するための手段の転送を容易にするためにサーバに結合されうる。代替案では、本明細書に記載されたさまざまな方法は、記憶手段(例えば、RAM、ROM、コンパクト・ディスク(CD)またはフロッピー・ディスクなどの物理記憶媒体など)を介して提供され、ユーザ端末および/または基地局は、記憶手段をデバイスに結合するか提供するときにさまざまな方法を取得しうる。さらに、本明細書で説明された方法および技法をデバイスに提供するために、その他任意の適切な技法が利用されうる。
特許請求の範囲は、前述された正確な構成および構成要素に限定されないことを理解されたい。さまざまな修正、変更、および変形が、特許請求の範囲の範囲から逸脱せずに、前述した方法および装置の構成、動作、および詳細において実施されうる。
前述したものは、本開示の態様に向けられているが、これら開示のその他およびさらなる態様が、本願の基本的な範囲から逸脱することなく考案され、この範囲は、以下に示す特許請求の範囲によって決定される。以下に本件出願当初の特許請求の範囲を付記する。
[C1]
無線通信のための方法であって、
ユーザ機器(UE)に関連する1または複数のパラメータを前記UEによってモニタすることと、
受信されたパケットを、前記UEにおいてレート制御メカニズムをトリガするために、前記1または複数のパラメータに基づいて選択的に落とすことと、
を備える方法。
[C2]
前記1または複数のパラメータに基づいてパケットを選択的に落とすことは、前記パケットが落とされる率を調節することを備える、[C1]に記載の方法。
[C3]
前記受信されたパケットを、前記1または複数のパラメータに基づいて選択的に落とすことは、送信制御プロトコル(TCP)ウィンドウ・サイズを低減するために、パケットを周期的に落とすことを備える、[C1]に記載の方法。
[C4]
前記受信されたパケットを、前記1または複数のパラメータに基づいて選択的に落とすことは、対応する送信制御プロトコル(TCP)レイヤ・スループットを低減するために、パケット・データ収束プロトコル(PDCP)レイヤにおいて、パケットを選択的に落とすことを備える、[C1]に記載の方法。
[C5]
前記受信されたパケットを、前記1または複数のパラメータに基づいて選択的に落とすことは、予め定められたサイズより大きなパケットのみを選択的に落とすことを備える、[C1]に記載の方法。
[C6]
前記予め定められたサイズは、予測された制御パケットのサイズよりも大きくなるように選択される、[C5]に記載の方法。
[C7]
前記1または複数のパラメータは、前記UEの温度、または、前記UEのデバイスの温度のうちの少なくとも1つを備える、[C1]に記載の方法。
[C8]
前記1または複数のパラメータは、メモリに関連するパラメータ、または、処理電力に関連するパラメータのうちの少なくとも1つを備える、[C1]に記載の方法。
[C9]
前記1または複数のパラメータは、パケット・データ収束プロトコル(PDCP)レイヤからアプリケーション・プロセッサへとデータを転送するために使用される、バッファ内において、読み取られていないデータの量、または、読み取られていないデータが前記バッファ内に存在する時間の長さ、のうちの少なくとも1つを備える、[C1]に記載の方法。
[C10]
前記1または複数のパラメータは、パケット・データ収束プロトコル(PDCD)レイヤからアプリケーション・プロセッサへデータを転送するために使用されるバッファから、前記アプリケーション・プロセッサがデータを読み取るレートを備える、[C1]に記載の方法。
[C11]
前記バッファのサイズを動的に調節すること、または、前記レートを所望のターゲット・レートへ調節することのうちの少なくとも1つをさらに備える、[C10]に記載の方法。
[C12]
前記1または複数のパラメータは、アプリケーション・プログラミング・インタフェースを介して前記UEのアプリケーション・プロセッサによって前記UEのモデムへ提供されるレートを含む、[C1]に記載の方法。
[C13]
前記受信されたパケットを選択的に落とすことは、前記パケットをモデムからアプリケーション・プロセッサへ転送する前に行われる、[C1]に記載の方法。
[C14]
無線通信のための装置であって、
ユーザ機器(UE)に関連する1または複数のパラメータを前記UEによってモニタする手段と、
受信されたパケットを、前記UEにおいてレート制御メカニズムをトリガするために、前記1または複数のパラメータに基づいて選択的に落とす手段と、
を備える装置。
[C15]
前記受信されたパケットを、前記1または複数のパラメータに基づいて選択的に落とす手段は、前記パケットが落とされる率を調節する手段を備える、[C14]に記載の装置。
[C16]
前記受信されたパケットを、前記1または複数のパラメータに基づいて選択的に落とす手段は、送信制御プロトコル(TCP)ウィンドウ・サイズを低減するために、パケットを周期的に落とす手段を備える、[C14]に記載の装置。
[C17]
前記受信されたパケットを、前記1または複数のパラメータに基づいて選択的に落とす手段は、対応する送信制御プロトコル(TCP)レイヤ・スループットを低減するために、パケット・データ収束プロトコル(PDCP)レイヤにおいて、パケットを選択的に落とす手段を備える、[C14]に記載の装置。
[C18]
前記受信されたパケットを、前記1または複数のパラメータに基づいて選択的に落とす手段は、予め定められたサイズより大きなパケットのみを選択的に落とす手段を備える、[C14]に記載の装置。
[C19]
前記予め定められたサイズは、予測された制御パケットのサイズよりも大きくなるように選択される、[C18]に記載の装置。
[C20]
前記1または複数のパラメータは、前記UEの温度、または、前記UEのデバイスの温度のうちの少なくとも1つを備える、[C14]に記載の装置。
[C21]
前記1または複数のパラメータは、メモリに関連するパラメータ、または、処理電力に関連するパラメータのうちの少なくとも1つを備える、[C14]に記載の装置。
[C22]
前記1または複数のパラメータは、パケット・データ収束プロトコル(PDCP)レイヤからアプリケーション・プロセッサへとデータを転送するために使用される、バッファ内において、読み取られていないデータの量、または、読み取られていないデータが前記バッファ内に存在する時間の長さ、のうちの少なくとも1つを備える、[C14]に記載の装置。
[C23]
前記1または複数のパラメータは、パケット・データ収束プロトコル(PDCD)レイヤからアプリケーション・プロセッサへデータを転送するために使用されるバッファから、前記アプリケーション・プロセッサがデータを読み取るレートを備える、[C14]に記載の装置。
[C24]
前記バッファのサイズを動的に調節すること、または、前記レートを所望のターゲット・レートへ調節することのうちの少なくとも1つのための手段、をさらに備える[C23]に記載の装置。
[C25]
前記1または複数のパラメータは、アプリケーション・プログラミング・インタフェースを介して前記UEのアプリケーション・プロセッサによって前記UEのモデムへ提供されるレートを含む、[C14]に記載の装置。
[C26]
前記受信されたパケットを選択的に落とすことは、前記パケットをモデムからアプリケーション・プロセッサへ転送する前に行われる、[C14]に記載の装置。
[C27]
無線通信のための装置であって、
ユーザ機器(UE)に関連する1または複数のパラメータを前記UEによってモニタし、
受信されたパケットを、前記UEにおいてレート制御メカニズムをトリガするために、前記1または複数のパラメータに基づいて選択的に落とす
ように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリと、
を備える装置。
[C28]
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記パケットが落とされる率を調節することによって、前記受信されたパケットを、前記1または複数のパラメータに基づいて選択的に落とすように構成された、[C27]に記載の装置。
[C29]
前記少なくとも1つのプロセッサは、送信制御プロトコル(TCP)ウィンドウ・サイズを低減するために、パケットを周期的に落とすことによって、前記受信されたパケットを、前記1または複数のパラメータに基づいて選択的に落とすように構成された、[C27]に記載の装置。
[C30]
前記少なくとも1つのプロセッサは、対応する送信制御プロトコル(TCP)レイヤ・スループットを低減するために、パケット・データ収束プロトコル(PDCP)レイヤにおいて、パケットを選択的に落とすことによって、前記受信されたパケットを、前記1または複数のパラメータに基づいて選択的に落とすように構成された、[C27]に記載の装置。
[C31]
前記少なくとも1つのプロセッサは、予め定められたサイズより大きなパケットのみを選択的に落とすことによって、前記受信されたパケットを、前記1または複数のパラメータに基づいて選択的に落とすように構成された、[C27]に記載の装置。
[C32]
前記予め定められたサイズは、予測された制御パケットのサイズよりも大きくなるように選択される、[C31]に記載の装置。
[C33]
前記1または複数のパラメータは、前記UEの温度、または、前記UEのデバイスの温度のうちの少なくとも1つを備える、[C27]に記載の装置。
[C34]
前記1または複数のパラメータは、メモリに関連するパラメータ、または、処理電力に関連するパラメータのうちの少なくとも1つを備える、[C27]に記載の装置。
[C35]
前記1または複数のパラメータは、パケット・データ収束プロトコル(PDCP)レイヤからアプリケーション・プロセッサへとデータを転送するために使用される、バッファ内において、読み取られていないデータの量、または、読み取られていないデータが前記バッファ内に存在する時間の長さ、のうちの少なくとも1つを備える、[C27]に記載の装置。
[C36]
前記1または複数のパラメータは、パケット・データ収束プロトコル(PDCD)レイヤからアプリケーション・プロセッサへデータを転送するために使用されるバッファから、前記アプリケーション・プロセッサがデータを読み取るレートを備える、[C27]に記載の装置。
[C37]
前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、前記バッファのサイズを動的に調節すること、または、前記レートを所望のターゲット・レートへ調節することのうちの少なくとも1つを行うように構成された、[C36]に記載の装置。
[C38]
前記1または複数のパラメータは、アプリケーション・プログラミング・インタフェースを介して前記UEのアプリケーション・プロセッサによって前記UEのモデムへ提供されるレートを含む、[C27]に記載の装置。
[C39]
前記受信されたパケットを選択的に落とすことは、前記パケットをモデムからアプリケーション・プロセッサへ転送する前に行われる、[C27]に記載の装置。
[C40]
無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品であって、
前記コンピュータ・プログラム製品は、格納されたプログラム・コードを有する非一時的なコンピュータ読取可能な媒体を備え、
前記コードは、
ユーザ機器(UE)に関連する1または複数のパラメータを前記UEによってモニタすることと、
受信されたパケットを、前記UEにおいてレート制御メカニズムをトリガするために、前記1または複数のパラメータに基づいて選択的に落とすことと、
のために1または複数のプロセッサによって実行可能である、
コンピュータ・プログラム製品。
[C41]
前記受信されたパケットを、前記1または複数のパラメータに基づいて選択的に落とすためのコードは、前記パケットが落とされる率を調節するためのコードを備える、[C40]に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C42]
前記受信されたパケットを、前記1または複数のパラメータに基づいて選択的に落とすためのコードは、送信制御プロトコル(TCP)ウィンドウ・サイズを低減するために、パケットを周期的に落とすためのコードを備える、[C40]に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C43]
前記受信されたパケットを、前記1または複数のパラメータに基づいて選択的に落とすためのコードは、対応する送信制御プロトコル(TCP)レイヤ・スループットを低減するために、パケット・データ収束プロトコル(PDCP)レイヤにおいて、パケットを選択的に落とすためのコードを備える、[C40]に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C44]
前記受信されたパケットを、前記1または複数のパラメータに基づいて選択的に落とすためのコードは、予め定められたサイズより大きなパケットのみを選択的に落とすためのコードを備える、[C40]に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C45]
前記予め定められたサイズは、予測された制御パケットのサイズよりも大きくなるように選択される、[C44]に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C46]
前記1または複数のパラメータは、前記UEの温度、または、前記UEのデバイスの温度のうちの少なくとも1つを備える、[C40]に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C47]
前記1または複数のパラメータは、メモリに関連するパラメータ、または、処理電力に関連するパラメータのうちの少なくとも1つを備える、[C40]に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C48]
前記1または複数のパラメータは、パケット・データ収束プロトコル(PDCP)レイヤからアプリケーション・プロセッサへとデータを転送するために使用される、バッファ内において、読み取られていないデータの量、または、読み取られていないデータが前記バッファ内に存在する時間の長さ、のうちの少なくとも1つを備える、[C40]に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C49]
前記1または複数のパラメータは、パケット・データ収束プロトコル(PDCD)レイヤからアプリケーション・プロセッサへデータを転送するために使用されるバッファから、前記アプリケーション・プロセッサがデータを読み取るレートを備える、[C40]に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C50]
前記バッファのサイズを動的に調節すること、または、前記レートを所望のターゲット・レートへ調節することのうちの少なくとも1つのためのコードをさらに備える、[C49]に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C51]
前記1または複数のパラメータは、アプリケーション・プログラミング・インタフェースを介して前記UEのアプリケーション・プロセッサによって前記UEのモデムへ提供されるレートを含む、[C40]に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C52]
前記受信されたパケットを選択的に落とすことは、前記パケットをモデムからアプリケーション・プロセッサへ転送する前に行われる、[C40]に記載のコンピュータ・プログラム製品。

Claims (48)

  1. 無線通信のための方法であって、
    ユーザ機器(UE)に関連する1または複数のパラメータを前記UEによってモニタすることと、
    予め定められたサイズよりも大きな受信されたパケットのみを、前記UEにおいてレート制御メカニズムをトリガするために、前記1または複数のパラメータに基づいて選択的に落とすことと、
    を備え、方法。
  2. 前記予め定められたサイズよりも大きな受信されたパケットのみを、前記1または複数のパラメータに基づいて選択的に落とすことは、送信制御プロトコル(TCP)ウィンドウ・サイズを低減するために、パケットを周期的に落とすことを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記予め定められたサイズよりも大きな受信されたパケットのみを、前記1または複数のパラメータに基づいて選択的に落とすことは、対応する送信制御プロトコル(TCP)レイヤ・スループットを低減するために、パケット・データ収束プロトコル(PDCP)レイヤにおいて、パケットを選択的に落とすことを備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記予め定められたサイズは、予測された制御パケットのサイズよりも大きくなるように選択される、請求項に記載の方法。
  5. 前記1または複数のパラメータは、前記UEの温度、または、前記UEのデバイスの温度のうちの少なくとも1つを備える、請求項1に記載の方法。
  6. 前記1または複数のパラメータは、メモリに関連するパラメータ、または、処理電力に関連するパラメータのうちの少なくとも1つを備える、請求項1に記載の方法。
  7. 前記1または複数のパラメータは、パケット・データ収束プロトコル(PDCP)レイヤからアプリケーション・プロセッサへとデータを転送するために使用される、バッファ内において、読み取られていないデータの量、または、読み取られていないデータが前記バッファ内に存在する時間の長さ、のうちの少なくとも1つを備える、請求項1に記載の方法。
  8. 前記1または複数のパラメータは、パケット・データ収束プロトコル(PDCD)レイヤからアプリケーション・プロセッサへデータを転送するために使用されるバッファから、前記アプリケーション・プロセッサがデータを読み取るレートを備える、請求項1に記載の方法。
  9. 前記バッファのサイズを動的に調節すること、または、前記レートを所望のターゲット・レートへ調節することのうちの少なくとも1つをさらに備える、請求項に記載の方法。
  10. 前記1または複数のパラメータは、アプリケーション・プログラミング・インタフェースを介して前記UEのアプリケーション・プロセッサによって前記UEのモデムへ提供されるレートを含む、請求項1に記載の方法。
  11. 前記受信されたパケットを選択的に落とすことは、前記パケットをモデムからアプリケーション・プロセッサへ転送する前に行われる、請求項1に記載の方法。
  12. 無線通信のための装置であって、
    ユーザ機器(UE)に関連する1または複数のパラメータを前記UEによってモニタする手段と、
    予め定められたサイズよりも大きな受信されたパケットのみを、前記UEにおいてレート制御メカニズムをトリガするために、前記1または複数のパラメータに基づいて選択的に落とす手段と、を備え、装置。
  13. 前記予め定められたサイズよりも大きな受信されたパケットのみを、前記1または複数のパラメータに基づいて選択的に落とす手段は、送信制御プロトコル(TCP)ウィンドウ・サイズを低減するために、パケットを周期的に落とす手段を備える、請求項12に記載の装置。
  14. 前記予め定められたサイズよりも大きな受信されたパケットのみを、前記1または複数のパラメータに基づいて選択的に落とす手段は、対応する送信制御プロトコル(TCP)レイヤ・スループットを低減するために、パケット・データ収束プロトコル(PDCP)レイヤにおいて、パケットを選択的に落とす手段を備える、請求項12に記載の装置。
  15. 前記予め定められたサイズは、予測された制御パケットのサイズよりも大きくなるように選択される、請求項12に記載の装置。
  16. 前記1または複数のパラメータは、前記UEの温度、または、前記UEのデバイスの温度のうちの少なくとも1つを備える、請求項12に記載の装置。
  17. 前記1または複数のパラメータは、メモリに関連するパラメータ、または、処理電力に関連するパラメータのうちの少なくとも1つを備える、請求項12に記載の装置。
  18. 前記1または複数のパラメータは、パケット・データ収束プロトコル(PDCP)レイヤからアプリケーション・プロセッサへとデータを転送するために使用される、バッファ内において、読み取られていないデータの量、または、読み取られていないデータが前記バッファ内に存在する時間の長さ、のうちの少なくとも1つを備える、請求項12に記載の装置。
  19. 前記1または複数のパラメータは、パケット・データ収束プロトコル(PDCD)レイヤからアプリケーション・プロセッサへデータを転送するために使用されるバッファから、前記アプリケーション・プロセッサがデータを読み取るレートを備える、請求項12に記載の装置。
  20. 前記バッファのサイズを動的に調節すること、または、前記レートを所望のターゲット・レートへ調節することのうちの少なくとも1つのための手段、をさらに備える請求項19に記載の装置。
  21. 前記1または複数のパラメータは、アプリケーション・プログラミング・インタフェースを介して前記UEのアプリケーション・プロセッサによって前記UEのモデムへ提供されるレートを含む、請求項12に記載の装置。
  22. 前記受信されたパケットを選択的に落とすことは、前記パケットをモデムからアプリケーション・プロセッサへ転送する前に行われる、請求項12に記載の装置。
  23. 無線通信のための装置であって、
    ユーザ機器(UE)に関連する1または複数のパラメータを前記UEによってモニタし、
    予め定められたサイズよりも大きな受信されたパケットのみを、前記UEにおいてレート制御メカニズムをトリガするために、前記1または複数のパラメータに基づいて選択的に落とすように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリと、を備え、装置。
  24. 前記少なくとも1つのプロセッサは、送信制御プロトコル(TCP)ウィンドウ・サイズを低減するために、パケットを周期的に落とすことによって、前記予め定められたサイズよりも大きな受信されたパケットのみを、前記1または複数のパラメータに基づいて選択的に落とすように構成された、請求項23に記載の装置。
  25. 前記少なくとも1つのプロセッサは、対応する送信制御プロトコル(TCP)レイヤ・スループットを低減するために、パケット・データ収束プロトコル(PDCP)レイヤにおいて、パケットを選択的に落とすことによって、前記予め定められたサイズよりも大きな受信されたパケットのみを、前記1または複数のパラメータに基づいて選択的に落とすように構成された、請求項23に記載の装置。
  26. 前記予め定められたサイズは、予測された制御パケットのサイズよりも大きくなるように選択される、請求項23に記載の装置。
  27. 前記1または複数のパラメータは、前記UEの温度、または、前記UEのデバイスの温度のうちの少なくとも1つを備える、請求項23に記載の装置。
  28. 前記1または複数のパラメータは、メモリに関連するパラメータ、または、処理電力に関連するパラメータのうちの少なくとも1つを備える、請求項23に記載の装置。
  29. 前記1または複数のパラメータは、パケット・データ収束プロトコル(PDCP)レイヤからアプリケーション・プロセッサへとデータを転送するために使用される、バッファ内において、読み取られていないデータの量、または、読み取られていないデータが前記バッファ内に存在する時間の長さ、のうちの少なくとも1つを備える、請求項23に記載の装置。
  30. 前記1または複数のパラメータは、パケット・データ収束プロトコル(PDCD)レイヤからアプリケーション・プロセッサへデータを転送するために使用されるバッファから、前記アプリケーション・プロセッサがデータを読み取るレートを備える、請求項23に記載の装置。
  31. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、前記バッファのサイズを動的に調節すること、または、前記レートを所望のターゲット・レートへ調節することのうちの少なくとも1つを行うように構成された、請求項30に記載の装置。
  32. 前記1または複数のパラメータは、アプリケーション・プログラミング・インタフェースを介して前記UEのアプリケーション・プロセッサによって前記UEのモデムへ提供されるレートを含む、請求項23に記載の装置。
  33. 前記受信されたパケットを選択的に落とすことは、前記パケットをモデムからアプリケーション・プロセッサへ転送する前に行われる、請求項23に記載の装置。
  34. 無線通信のためのコードを記憶したコンピュータ読取可能な記憶媒体であって、
    前記コードは、
    ユーザ機器(UE)に関連する1または複数のパラメータを前記UEによってモニタすることと、
    予め定められたサイズよりも大きな受信されたパケットのみを、前記UEにおいてレート制御メカニズムをトリガするために、前記1または複数のパラメータに基づいて選択的に落とすことと、
    のために1または複数のプロセッサによって実行可能であ、コンピュータ読取可能な記憶媒体。
  35. 前記予め定められたサイズよりも大きな受信されたパケットのみを、前記1または複数のパラメータに基づいて選択的に落とすためのコードは、送信制御プロトコル(TCP)ウィンドウ・サイズを低減するために、パケットを周期的に落とすためのコードを備える、請求項34に記載のコンピュータ読取可能な記憶媒体。
  36. 前記予め定められたサイズよりも大きな受信されたパケットのみを、前記1または複数のパラメータに基づいて選択的に落とすためのコードは、対応する送信制御プロトコル(TCP)レイヤ・スループットを低減するために、パケット・データ収束プロトコル(PDCP)レイヤにおいて、パケットを選択的に落とすためのコードを備える、請求項34に記載のコンピュータ読取可能な記憶媒体。
  37. 前記予め定められたサイズは、予測された制御パケットのサイズよりも大きくなるように選択される、請求項34に記載のコンピュータ読取可能な記憶媒体。
  38. 前記1または複数のパラメータは、前記UEの温度、または、前記UEのデバイスの温度のうちの少なくとも1つを備える、請求項34に記載のコンピュータ読取可能な記憶媒体。
  39. 前記1または複数のパラメータは、メモリに関連するパラメータ、または、処理電力に関連するパラメータのうちの少なくとも1つを備える、請求項34に記載のコンピュータ読取可能な記憶媒体。
  40. 前記1または複数のパラメータは、パケット・データ収束プロトコル(PDCP)レイヤからアプリケーション・プロセッサへとデータを転送するために使用される、バッファ内において、読み取られていないデータの量、または、読み取られていないデータが前記バッファ内に存在する時間の長さ、のうちの少なくとも1つを備える、請求項34に記載のコンピュータ読取可能な記憶媒体。
  41. 前記1または複数のパラメータは、パケット・データ収束プロトコル(PDCD)レイヤからアプリケーション・プロセッサへデータを転送するために使用されるバッファから、前記アプリケーション・プロセッサがデータを読み取るレートを備える、請求項34に記載のコンピュータ読取可能な記憶媒体。
  42. 前記バッファのサイズを動的に調節すること、または、前記レートを所望のターゲット・レートへ調節することのうちの少なくとも1つのためのコードをさらに備える、請求項41に記載のコンピュータ読取可能な記憶媒体。
  43. 前記1または複数のパラメータは、アプリケーション・プログラミング・インタフェースを介して前記UEのアプリケーション・プロセッサによって前記UEのモデムへ提供されるレートを含む、請求項34に記載のコンピュータ読取可能な記憶媒体。
  44. 前記受信されたパケットを選択的に落とすことは、前記パケットをモデムからアプリケーション・プロセッサへ転送する前に行われる、請求項34に記載のコンピュータ読取可能な記憶媒体。
  45. パケットを、前記1または複数のパラメータに基づいて選択的に落とすことは、前記パケットが落とされる率を調節することを備える、請求項1に記載の方法。
  46. 受信されたパケットを、前記1または複数のパラメータに基づいて選択的に落とす手段は、前記パケットが落とされる率を調節する手段を備える、請求項12に記載の装置。
  47. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記パケットが落とされる率を調節することによって、予め定められたサイズよりも大きな受信されたパケットのみを、前記1または複数のパラメータに基づいて選択的に落とすように構成された、請求項23に記載の装置。
  48. 予め定められたサイズよりも大きな受信されたパケットのみを、前記1または複数のパラメータに基づいて選択的に落とすためのコードは、前記パケットが落とされる率を調節するためのコードを備える、請求項34に記載のコンピュータ読取可能な記憶媒体。
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