JP2014507081A - 異なるネットワーク間を移動する場合におけるip継続の喪失を阻止すること - Google Patents

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Abstract

本開示の態様は、ネットワーク間を移動する場合にIP継続の喪失を阻止するための技術を提供する。ある態様は、一般に、IPセッション中に第1のRATネットワークから第2のRATネットワークへの移動が試みられると第1のタイマを起動することと、第2のRATネットワークにおけるチャネルが正しく獲得された場合に第2のタイマを起動することと、を含む方法を提供する。態様によれば、第2のタイマが終了する前に、セッションが第2のネットワークにおいて正しくネゴシエートされ、第1のネットワークと第2のネットワークとが、IPサービスのために共通のコア・ネットワークを共有するのであれば、デバイスは、IPセッションのコンテキストを第2のRATネットワークへ転送しうる。

Description

関連出願に対する相互参照
本願は、2010年12月17日に出願された米国仮特許出願61/424,544号の利益を主張する。この開示は、参照によって本明細書に明確に組み込まれている。
本開示のある態様は、一般に、無線通信に関し、さらに詳しくは、IPサービスのために同じコア・ネットワークに接続されたラジオ・アクセス技術(RAT)間をデバイスが移動する場合におけるインターネット・プロトコル(IP)継続の喪失を阻止することに関する。
無線通信システムは、例えば、音声、データ等のようなさまざまなタイプのコンテンツを提供するために広く開発されてきた。これらのシステムは、(例えば、帯域幅、送信電力等のような)利用可能なシステム・リソースを共有することにより、複数のユーザとの通信をサポートすることができる多元接続システムでありうる。このような多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、第3世代パートナシップ計画(3GPP)ロング・ターム・イボリューション(LTE)システム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムを含む。
通常、無線多元接続通信システムは、複数の無線端末のための通信を同時にサポートしうる。端末はおのおのの、順方向リンクおよび逆方向リンクによる送信を介して、1または複数の基地局と通信する。順方向リンク(すなわちダウンリンク)は、基地局から端末への通信リンクを称し、逆方向リンク(すなわちアップリンク)は、端末から基地局への通信リンクを称する。順方向通信リンクおよび逆方向通信リンクは、単一入力単一出力システム、複数入力単一出力システム、あるいは複数入力複数出力(MIMO)システムによって確立されうる。
無線多元通信システムは、時分割デュプレクス(TDD)システムおよび周波数デュプレクス(FDD)システムをサポートしうる。TDDシステムでは、相互原理によって、逆方向リンク・チャネルから順方向リンク・チャネルを推定できるように、順方向リンク送信および逆方向リンク送信が、同じ周波数領域にある。これによって、アクセス・ポイントにおいて複数のアンテナが利用可能である場合、アクセス・ポイントは、順方向リンクで送信ビーム・フォーミング・ゲインを抽出できるようになる。
3GPP LTEは、セルラ技術における主要な進歩を呈しており、グローバル移動体通信システム(GSM(登録商標))およびユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の自然発展形として、セルラ第3世代(3G)サービスにおいて先行する次のステップである。LTEは、最大で毎秒75メガビット(Mbps)のアップリンク速度と、最大で300Mbpsのダウンリンク速度とを提供し、セルラ・ネットワークに対して多くの技術的な利点をもたらす。LTEは、高速なデータおよびメディア伝送のみならず、高いキャパシティの音声サポートに対するキャリア・ニーズを満足するように設計されている。帯域幅は、1.25MHzから20MHzまでスケール可能でありうる。これは、異なる帯域幅割当を有する異なるネットワーク・オペレータの要件に適合し、これによって、オペレータは、スペクトルに基づいて異なるサービスを提供することが可能となる。LTEはまた、3Gネットワークにおけるスペクトル効率を高め、もって、キャリアが、与えられた帯域幅で、より多くのデータ・サービスおよび音声サービスを提供することを可能にすることが期待されている。
LTE規格の物理レイヤ(PHY)は、エンハンスト基地局(eノードB)とモバイル・ユーザ機器(UE)との間でデータおよび制御情報の両方を伝送する非常に効率的な手段である。LTE PHYは、セルラ・アプリケーションに新しい、先進技術を使用する。これらは、直交周波数分割多重(OFDM)および複数入力複数出力(MIMO)データ送信を含んでいる。さらに、LTE PHYは、ダウンリンクにおいてOFDMAを用い、アップリンクにおいてシングル・キャリア−周波数分割多元接続(SC−FDMA)を用いる。OFDMAによって、データは、指定された数のシンボル期間にわたって、サブキャリア毎ベースで、複数のユーザとの間で送られるようになる。
本開示の態様では、無線通信のための方法が提供される。この方法は一般に、インターネット・プロトコル(IP)セッション中、第1のラジオ・アクセス技術(RAT)ネットワークから第2のRATネットワークへの移動が試みられると、第1のタイマを起動させることと、第2のRATネットワークにおいてチャネルが正しく獲得された場合、第2のタイマを起動させることと、第2のタイマが終了する前に、第2のRATネットワークにおいてセッションが正しくネゴシエートされ、第1のRATネットワークと第2のRATネットワークが、IPサービスのために、共通のコア・ネットワークを共有しているのであれば、IPセッションのコンテキストを、第2のRATネットワークへ転送することと、を含む。
本開示の態様では、無線通信のための装置が提供される。この装置は一般に、インターネット・プロトコル(IP)セッション中、第1のラジオ・アクセス技術(RAT)ネットワークから第2のRATネットワークへの移動が試みられると、第1のタイマを起動させる手段と、第2のRATネットワークにおいてチャネルが正しく獲得された場合、第2のタイマを起動させる手段と、第2のタイマが終了する前に、第2のRATネットワークにおいてセッションが正しくネゴシエートされ、第1のRATネットワークと第2のRATネットワークが、IPサービスのために共通のコア・ネットワークを共有しているのであれば、IPセッションのコンテキストを、第2のRATネットワークへ転送する手段と、を含む。
本開示の態様では、無線通信のための装置が提供される。この装置は、一般に、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリとを含む。少なくとも1つのプロセッサは一般に、インターネット・プロトコル(IP)セッション中、第1のラジオ・アクセス技術(RAT)ネットワークから第2のRATネットワークへの移動が試みられると、第1のタイマを起動させ、第2のRATネットワークにおいてチャネルが正しく獲得された場合、第2のタイマを起動させ、第2のタイマが終了する前に、第2のRATネットワークにおいてセッションが正しくネゴシエートされ、第1のRATネットワークと第2のRATネットワークが、IPサービスのために、共通のコア・ネットワークを共有しているのであれば、IPセッションのコンテキストを、第2のRATネットワークへ転送する、ように構成される。
本開示の態様では、無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品が提供される。このコンピュータ・プログラム製品は、一般に、格納されたプログラム・コードを有する非一時的なコンピュータ読取可能な媒体を含む。このコードは一般に、インターネット・プロトコル(IP)セッション中、第1のラジオ・アクセス技術(RAT)ネットワークから第2のRATネットワークへの移動が試みられると、第1のタイマを起動させることと、第2のRATネットワークにおいてチャネルが正しく獲得された場合、第2のタイマを起動させることと、第2のタイマが終了する前に、第2のRATネットワークにおいてセッションが正しくネゴシエートされ、第1のRATネットワークと第2のRATネットワークが、IPサービスのために、共通のコア・ネットワークを共有しているのであれば、IPセッションのコンテキストを、第2のRATネットワークへ転送することと、のために、1または複数のプロセッサによって実行可能である。
本開示の前述した特徴が、より詳細に理解される方式で、簡潔に要約された上記具体的な記載が、態様に対する参照によってなされている。そして、それらの幾つかは、添付図面で例示されている。しかしながら、この記載は、その他の等しく有効な態様に対しても当てはまるので、添付図面は、本開示のある典型的な態様のみを示していることや、本開示の範囲を限定するものとしては考慮されないことが注目されるべきである。
図1は、本開示のある態様にしたがう多元接続無線通信システムの例を例示する。 図2は、本開示の態様にしたがうアクセス・ポイントおよびユーザ端末のブロック図を例示する。 図3は、本開示のある態様にしたがう無線デバイスの例のブロック図を例示する。 図4は、本開示のある態様にしたがうネットワーク・アーキテクチャの例を例示する。 図5は、本開示のある態様にしたがうデバイス移動シナリオの例を例示する。 図6は、本開示のある態様にしたがうソフトウェア・アーキテクチャの例を例示する。 図7は、本開示のある態様にしたがうIPモビリティ管理のアプローチの例を例示する。 図8は、本開示のある態様にしたがうIPモビリティ管理のアプローチの例を例示する。 図9は、本開示のある態様にしたがうIPモビリティ管理のアプローチの例を例示する。 図10は、本開示のある態様にしたがうIPモビリティ管理のアプローチの例を例示する。 図11は、本開示のある態様にしたがう、ヒステリシス・タイマを用いたIPモビリティ管理のアプローチの例を例示する。 図12は、本開示のある態様にしたがうIPモビリティ管理のアプローチの例を例示する。 図13は、本開示のある態様にしたがってIP継続を維持するための動作の例を例示する。
より詳細に後述するように、本開示の態様は、第1のRATネットワークと第2のRATネットワークがIPサービスのために共通のコア・ネットワークを共有する場合、デバイスが、第1のラジオ・アクセス技術(RAT)から第2のRATへ移動する際にインターネット・プロトコル(IP)継続を維持するための技術を提供する。したがって、デバイスのIPモビリティ管理モジュールは、コア・ネットワークが可能なシナリオにおいてIP継続を維持することを支援しうる。さらに、本明細書に記載された方法は、デバイスがある種のIP接続を持たない時間を最小化し、不必要なトラフィック・チャネル設定を回避しうる。
本開示のさまざまな態様は、添付図面を参照して以下により十分に記載される。しかしながら、本開示は、異なる多くの形態で具体化され、本開示を通じて示された如何なる具体的な構成または機能にも限定されるとは解釈されるべきではない。むしろ、これらの態様は、本開示が十分で完全であり、本開示の範囲を当業者に十分に伝達できるように提供される。本明細書における教示に基づいて、当業者は、本開示の範囲は、独立して実施されようが、あるいは、本開示の任意の他の態様と組み合わされようが、本明細書で示された開示の態様をカバーすることが意図されていることを認識すべきである。例えば、本明細書に記載された任意の数の態様を用いて装置が実現され、方法が実施されうる。さらに、本開示の範囲は、別の構成、機能、または、本明細書に記載された開示のさまざまな態様またはそれ以外の態様が追加された構成および機能を用いて実現される装置または方法をカバーすることが意図されている。本明細書で示された開示のあらゆる態様は、特許請求の範囲の1または複数の要素によって具体化されうる。
「典型的である」という単語は「例、事例、あるいは実例として役立つ」ことを意味するために本明細書で使用される。本明細書において「典型的」と記載されるいかなる態様も、他の態様よりも好適であるとか、有利であると必ずしも解釈される必要はない。
本明細書では、特定の態様が記載されているが、これら態様の多くの変形および置換が、本開示の範囲内にある。好適な態様のいくつかの利点および長所が述べられているが、本開示の範囲は、特定の利点、使用、および目的に限定されることは意図されていない。むしろ、本開示の態様は、このうちのいくつかが図面における例示によって、および、以下の好適な態様の記載によって例示されている異なる無線技術、システム構成、ネットワーク、および伝送プロトコルに広く適用可能であることが意図されている。詳細な記載および図面は、限定ではない開示の単なる例示であり、本開示の範囲は、特許請求の範囲およびその均等物によって定義される。
(典型的な無線通信システム)
本明細書に記載された技術は、例えば符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交周波数分割多元接続(OFDMA)ネットワーク、シングル・キャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワーク等のような様々な無線通信ネットワークのために使用される。「ネットワーク」および「システム」という用語は、しばしば置換可能に使用される。CDMAネットワークは、例えば、ユニバーサル地上ラジオ・アクセス(UTRA)、CDMA2000等のようなラジオ技術を実現しうる。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA)および低チップ・レート(LCR)を含む。CDMA2000は、IS−2000規格、IS−95規格、およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、例えばグローバル移動体通信システム(GSM(登録商標))のようなラジオ技術を実現しうる。OFDMAネットワークは、例えば、イボルブドUTRA(E−UTRA)、IEEE 802.11、IEEE 802.16、IEEE 802.20、フラッシュ−OFDM(登録商標)等のようなラジオ技術を実現しうる。UTRA、E−UTRA、およびGSMは、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の一部である。ロング・ターム・イボリューション(LTE)は、E−UTRAを使用するUMTSの最新のリリースである。UTRA、E−UTRA、GSM、UMTS、およびLTEは、「第3世代パートナシップ計画」(3GPP)と命名された団体からの文書に記載されている。CDMA2000は、「第3世代パートナシップ計画2」(3GPP2)と命名された団体からの文書に記載されている。CDMA2000は、「第3世代パートナシップ計画2」(3GPP2)と命名された団体からの文書に記載されている。これらさまざまなラジオ技術および規格は、当該技術分野において知られている。明確化のために、これら技術のある態様は、以下において、LTEに関して記載されており、LTE用語が以下の説明の多くで使用される。
アクセス・ポイント(“AP”)は、ノードB、ラジオ・ネットワーク・コントローラ(“RNC”)、eノードB(“eNB”)、基地局コントローラ(“BSC”)、基地トランシーバ局(“BTS”)、基地局(“BS”)、トランシーバ機能(“TF”)、ラジオ・ルータ、ラジオ・トランシーバ、基本サービス・セット(“BSS”)、拡張サービス・セット(“ESS”)、ラジオ基地局(“RBS”)、または、その他いくつかの用語として知られているか、備えているか、または実現されうる。
例えば、アクセス端末(“AT”)は、アクセス端末、加入者局、加入者ユニット、移動局、遠隔局、遠隔端末、ユーザ端末、ユーザ・エージェント、ユーザ・デバイス、ユーザ機器(“UE”)、ユーザ局、またはその他いくつかの用語として知られているか、または、実現されうるか、または、備えうる。いくつかの実施において、アクセス端末は、セルラ電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(“SIP”)電話、無線ローカル・ループ(“WLL”)局、携帯情報端末(“PDA”)、無線接続機能を有するハンドヘルド・デバイス、局(“STA”)、あるいは無線モデムに接続されたその他いくつかの適切な処理デバイスを備えうる。したがって、本明細書で教示された1または複数の態様は、電話(例えば、セルラ電話またはスマート・フォン)、コンピュータ(例えば、ラップトップ)、ポータブル通信デバイス、ポータブル・コンピューティング・デバイス(例えば、情報携帯端末)、エンタテイメント・デバイス(例えば、音楽またはビデオ・デバイス、または衛星ラジオ)、全地球測位システム・デバイス、あるいは無線媒体または有線媒体によって通信するように構成されたその他任意の適切なデバイスに組み入れられうる。いくつかの態様では、ノードは無線ノードである。このような無線ノードは、例えば、有線または無線による通信リンクによる(例えば、インターネットまたはセルラ・ネットワークのような広域ネットワークのような)ネットワークへの、または、ネットワークのための接続を提供しうる。
図1に示すように、本開示の1つの態様にしたがった多元接続無線通信システムが例示される。アクセス・ポイント100(AP)は、1つのグループはアンテナ104,106を含み、別のグループはアンテナ108,110を含み、さらに別のグループはアンテナ112,114を含む複数のアンテナ・グループを含みうる。図1では、おのおののアンテナ・グループについて2本のアンテナしか示されていない。しかしながら、おのおののアンテナ・グループについて、2本より多いまたは少ないアンテナが利用されうる。アクセス端末116(AT)はアンテナ112,114と通信している。ここで、アンテナ112,114は、順方向リンク120でアクセス端末116へ情報を送信し、逆方向リンク118でアクセス端末116から情報を受信する。アクセス端末122(AT)はアンテナ106,108と通信している。ここで、アンテナ106,108は、順方向リンク126でアクセス端末122へ情報を送信し、逆方向リンク124でアクセス端末122から情報を受信する。FDDシステムでは、通信リンク118,120,124,126は、通信のために、異なる周波数を使用しうる。例えば、順方向リンク120は、逆方向リンク118によって使用されるものとは異なる周波数を使用しうる。
通信するように設計された領域および/またはアンテナのおのおののグループは、しばしば、アクセス・ポイントのセクタと称される。本開示の1つの態様では、おのおののアンテナ・グループは、アクセス・ポイント100によってカバーされる領域のセクタ内のアクセス端末へ通信するように設計される。
順方向リンク120,126による通信では、アクセス・ポイント100の送信アンテナは、別のアクセス端末116,124のための順方向リンクの信号対雑音比を改善するために、ビームフォーミングを利用しうる。さらに、有効範囲領域にわたってランダムに散在するアクセス端末へ送信するためにビームフォーミングを用いるアクセス・ポイントは、全てのアクセス端末へ単一のアンテナによって送信するアクセス・ポイントよりも、近隣のセル内のアクセス端末に対して少ない干渉しかもたらさない。
図2は、複数入力複数出力(MIMO)システム200における(アクセス・ポイントとしても知られている)送信機システム210および(アクセス端末としても知られている)受信機システム250の態様のブロック図である。送信機システム210では、多くのデータ・ストリームのトラフィック・データが、データ・ソース212から送信(TX)データ・プロセッサ214に提供される。
本開示の1つの態様では、データ・ストリームはおのおのの、それぞれの送信アンテナを介して送信されうる。TXデータ・プロセッサ214は、おのおののデータ・ストリームのトラフィック・データをフォーマットし、このデータ・ストリームのために選択された特定の符号化スキームに基づいて符号化し、インタリーブして、符号化されたデータを提供する。
おのおののデータ・ストリームの符号化されたデータは、OFDM技術を用いてパイロット・データと多重化されうる。パイロット・データは一般に、既知の手法で処理される既知のデータ・パターンであり、チャネル応答を推定するために受信機システムにおいて使用されうる。おのおののデータ・ストリームについて多重化されたパイロットおよび符号化されたデータは、データ・ストリームのために選択された特定の変調スキーム(例えば、BPSK、QPSK、M−PSK、またはM−QAM等)に基づいて変調(例えば、シンボル・マップ)され、変調シンボルが提供される。おのおののデータ・ストリームのデータ・レート、符号化、および変調は、プロセッサ230によって実行される命令群によって決定されうる。
すべてのデータ・ストリームの変調シンボルは、(例えば、OFDMのための)変調シンボルを処理するTX MIMOプロセッサ220に提供される。TX MIMOプロセッサ220はその後、N個の変調シンボル・ストリームを、N個の送信機(TMTR)222a乃至222tへ提供する。本開示のある態様では、TX MIMOプロセッサ220は、データ・ストリームのシンボル、および、そのシンボルが送信されるアンテナへ、ビームフォーミング重みを適用する。
おのおのの送信機222は、1または複数のアナログ信号を提供するために、それぞれのシンボル・ストリームを受信して処理し、さらには、MIMOチャネルを介した送信に適切な変調信号を提供するために、このアナログ信号を調整(例えば、増幅、フィルタ、およびアップコンバート)する。送信機222a乃至222tからのN個の変調信号は、その後、N個のアンテナ224a乃至224tからそれぞれ送信される。
受信機システム250では、送信された変調信号がN個のアンテナ252a乃至252rによって受信され、おのおののアンテナ252からの受信信号が、それぞれの受信機(RCVR)254a乃至254rへ提供されうる。受信機254はおのおの、それぞれの受信信号を調整(例えば、フィルタ、増幅、および、ダウンコンバート)し、調整された信号をデジタル化して、サンプルを得る。さらに、これらサンプルを処理して、対応する「受信」シンボル・ストリームを提供する。
RXデータ・プロセッサ260は、N個の受信機254からN個のシンボル・ストリームを受信し、受信されたこれらシンボル・ストリームを、特定の受信機処理技術に基づいて処理して、N個の「検出された」シンボル・ストリームを提供する。RXデータ・プロセッサ260は、その後、検出されたおのおののシンボル・ストリームを復調し、デインタリーブし、復号して、このデータ・ストリームのためのトラフィック・データを復元する。RXデータ・プロセッサ260による処理は、送信機システム210におけるTX MIMOプロセッサ220およびTXデータ・プロセッサ214によって実行されるものと相補的である。
プロセッサ270は、上述したように、利用可能などの技術を利用するのかを定期的に決定する。さらに、プロセッサ270は、行列インデクス部およびランク値部を備えた逆方向リンク・メッセージを規定する。これら逆方向リンク・メッセージは、通信リンクおよび/または受信データ・ストリームに関するさまざまなタイプの情報を備えうる。逆方向リンク・メッセージはその後、多くのデータ・ストリームのトラフィック・データをデータ・ソース236から受け取るTXデータ・プロセッサ238によって処理され、変調器280によって変調され、送信機254a乃至254rによって調整され、基地局210へ送り戻される。
送信機システム210では、受信機システム250からの変調された信号が、アンテナ224によって受信され、受信機222によって調整され、復調器240によって復調され、RXデータ・プロセッサ242によって処理されて、受信機システム250によって送信された逆方向リンク・メッセージが抽出される。さらに、プロセッサ230は、ビームフォーミング重みを決定するためにどのプリコーディング行列を使用するかを決定するために、この抽出されたメッセージを処理する。
図3は、図1の無線通信システム内で適用されうる無線デバイス302内で利用されうるさまざまな構成要素を例示する。無線デバイス302は、本明細書で説明されるさまざまな方法を実施するために構成され得るデバイスの例である。無線デバイス302は、図1からのアクセス・ポイント100でありうるか、または、アクセス端末116,122のうちの何れかでありうる。
無線デバイス302は、無線デバイス302の動作を制御するプロセッサ304を含みうる。このプロセッサ304は、中央制御装置(CPU)とも称されうる。読取専用メモリ(ROM)とランダム・アクセス・メモリ(RAM)との両方を含みうるメモリ306が、プロセッサ304に命令およびデータを提供する。メモリ306の一部は、不揮発性ランダム・アクセス・メモリ(NVRAM)をも含みうる。プロセッサ304は、通常、メモリ306に格納されたプログラム命令に基づいて、論理演算および算術演算を実行する。本明細書で説明される方法を実施するために、メモリ306内の命令が実行可能とされうる。
無線デバイス302は、無線デバイス302と遠隔位置との間でのデータの送信および受信を可能にする送信機310および受信機312を含みうるハウジング308をも含みうる。送信機310および受信機312は、トランシーバ314に結合されうる。単一あるいは複数の送信アンテナ316が、ハウジング308に取り付けられ、トランシーバ314に電気的に接続されうる。無線デバイス302はまた、(図示しない)複数の送信機、複数の受信機、および複数のトランシーバを含みうる。
無線デバイス302は、トランシーバ314によって受信された信号を検出し、そのレベルを定量化する目的で使用される信号検出器318をも含むことができる。信号検出器318は、合計エネルギ、シンボル毎のサブキャリア毎のエネルギ、電力スペクトル密度、およびその他の信号のような信号を検出しうる。無線デバイス302は、信号を処理する際に使用されるデジタル信号プロセッサ(DSP)320をも含みうる。
無線デバイス302のさまざまな構成要素が、データ・バスに加えて電力バス、制御信号バス、およびステータス信号バスを含むことができるバス・システム322によってともに結合されうる。
(移動中におけるIP継続の喪失を阻止すること)
デバイスは、IPサービスのために共通のコア・ネットワークを共有するネットワーク間を移動している場合、インターネット・プロトコル(IP)継続を維持しうる。ロング・ターム・イボリューション(LTE)ラジオ・アクセス技術(RAT)、およびイボルブド高レート・パケット・データ(eHRPD)ラジオ・アクセス技術(RAT)は、同じ3GPPイボルブド・パケット・コア(EPC)ネットワークに接続される。したがって、IP継続は、デバイスが、LTE有効通信範囲およびeHRPD有効通信範囲のエリア間を移動する場合に、データ・コールのために維持されうる。高レート・パケット・データ(HRPD)および1x RATは、3GPP2コア・ネットワークに接続される。したがって、IP継続は、デバイスが、LTE有効通信範囲およびHRPD有効通信範囲または1x有効通信範囲のエリア間で移動する場合に、維持されないことがありうる。
しかしながら、現在の規格によれば、デバイスは、データ・オプティマイズド(DO)またはLTEチャネルを発見する前に、例えば1xネットワークのような別のRATネットワークにおいてチャネルを獲得した場合、LTE有効通信範囲エリアとeHRPD有効通信範囲エリアとの間を移動する場合に、IP継続を喪失しうる。本開示の態様は、共通のコア・ネットワークを共有するRAT間をデバイスが移動する場合、IP継続の喪失を阻止する技術を提供する。
以下にさらに詳述されるが、デバイスにおけるモジュールは、LTE有効通信範囲またはeHRPD有効通信範囲から1x有効通信範囲に移動する場合、第1のタイマを起動しうる。LTEまたはeHRPDにおけるIPインタフェースは、直ちにティア・ダウンされないかもしれない。
デバイスがLTE有効通信範囲からeHRPD有効通信範囲に移動し、DOを獲得する前に1xを獲得した場合、デバイスは、システム判定モジュールが、EVDOがサービス外(OOS)であると宣言する前に、イボリューション・データ・オプティマイズド(EVDO)チャネルの1つのフル・スキャンを完了するのを待ちうる。EVDOネットワークにおいてチャネルを正しく獲得する前に第1のタイマが終了した場合、IP継続は維持されない場合がありうる。しかしながら、第1のタイマが終了する前にEVDOチャネルが獲得された場合、第1のタイマが停止され、第2のタイマが起動されうる。
デバイスは、獲得されたEVDOチャネルが、LTEネットワークと共通の、IPサービスのためのコア・ネットワークを共有するか否かを判定するために、EVDOセッション・ネゴシエーションが、第2のタイマによって規定された時間内に終了するのを待ちうる。獲得されたチャネルが、例えばeHRPDのような共通のコア・ネットワークを共有する場合、IP継続が維持され、IPコンテキストが、LTEからeHRPDへ転送されうる。獲得されたチャネルが、例えばHRPDのような共通のコア・ネットワークを共有しないか、あるいは、EVDOネットワークにおける正しいネゴシエーションの前に第2のタイマが終了した場合、IP継続は維持されない場合がありうる。
デバイスがeHRPD有効通信範囲からLTE有効通信範囲へ移動し、LTEを獲得する前に1xを獲得した場合、デバイスは、システム判定モジュールが、LTEチャネルのスキャンを実行するのを待ちうる。LTEチャネルが発見されない場合、あるいは、LTEチャネルを発見する前に第1のタイマが終了した場合には、IP継続が維持されないことがありうる。しかしながら、第1のタイマが終了する前にLTEチャネルが獲得された場合、第1のタイマが停止され、第2のタイマが起動されうる。第2のタイマが終了する前にLTE接続が完了した場合、
IP継続が維持されうる。
本開示の態様は、デバイスがLTE有効通信範囲とeHRPD有効通信範囲との間を移動し、EVDOネットワークまたはLTEネットワークを獲得する前に、例えば1xのような第3のRATネットワークにおいてチャネルを獲得した場合に、IP継続を維持する方法を提供する。より詳細に後述されるように、態様は、IP継続を維持することが可能ではないと宣言するのにさほど長い時間待たないことと、IP継続が喪失したことを時期尚早に宣言することと、の釣り合いを図る。
図4は、本開示の態様にしたがう、ネットワーク・アーキテクチャ400の例を例示する。マルチ・モードUE402のようなデバイスは、1または複数のRATと通信しうる。UE402は、例えば、LTE eNB404、eHRPDラジオ・アクセス・ネットワーク(RAN)406、1x BS 408、およびEVDO RAN 410と通信しうる。
LTE eNB404およびeHRPD RAN406は、IPサービスのために、EPC(3GPP)コア・ネットワークを使用する。サービス提供ゲートウェイ(SGW)412、HRPDサービス提供ゲートウェイ(HSGW)414、パケット・データ・ネットワーク・ゲートウェイ(PDN−GW)416,418,420は、EPCの一部と考えられうる。LTEのためのSGW412と、eHRPDのためのHSGW414とは、PDN−GWからIPアドレスを受信した後、IPアドレスをUE402へ割り当てうる。
前述したように、eHRPDは、3GPPコア・ネットワークを使用し、HRPDは、3GPP2コア・ネットワークを使用する。これらのコア・ネットワークが異なっていても、eHRPDおよびHRPDは、3GPP2 EVDO RATと考えられうる。
あるRATから別のRATへデバイスが移動した場合、2つのRATが同じコア・ネットワークに接続されているのであれば、IP継続を維持することが可能でありうる。例えば、3GPP2コア・ネットワークには、両方のRATが接続されているので、EVDO RAN410と1x BS408との間を移動するUE402は、継続を維持しうる。
デバイスは、新たなRATにおいて同じIPアドレスを有しうるので、同じコア・ネットワークに接続されたRAT間の移動は、アプリケーションに透過的でありうる。ある場合には、移動中にデータを転送する際における僅かな遅れが、注目に値しうる。デバイスが、異なるコア・ネットワークに接続されたRAT間を移動する場合、IP継続を維持することは可能ではないかもしれない。この場合、新たなRAT内のデバイスに、異なるIPアドレスが割り当てられうる。
LTEとeHRPDが、IPサービスのために同じコア・ネットワークを使用していても、デバイスは、これら2つのRAT間を移動している場合、IP継続を喪失しうる。これは、例えば1xのように、(デバイス移動方向に依存して)EVDOチャネルまたはLTEチャネルが獲得される前にLTEおよびeHRPDと同じコア・ネットワークを共有しない、RATにおけるチャネルをデバイスが獲得する場合に生じうる。
図5は、本開示のある態様にしたがうネットワーク構成およびデバイス移動シナリオ500の例を例示する。シナリオ1およびシナリオ4は、UEがIP継続を維持しうる場合におけるUEの移動の例を例示する。前述したように、UEは、IPサービスのための共通のコア・ネットワークを共有するRAT間を移動する場合、IP継続を維持しうる。シナリオ1では、UEが、LTEネットワークから1x+EVDO(eHRPD)ネットワークへ移動し、シナリオ4では、UEが、LTEネットワークからEVDO(eHRPD)ネットワークへ移動する。さらに詳しく後述されるように、本開示の態様は、デバイスがLTEとeHRPDとの間を移動する場合にIP継続を維持するための方法を提供する。
シナリオ2,3,5は、IP継続が維持されないことがありうる場合におけるUE移動の例を例示する。これらのシナリオでは、UEは、LTEから、LTEネットワークと共通のコア・ネットワークを共有しないRATへ移動している。シナリオ2および5では、UEは、LTEネットワークからHRPDネットワークへと移動している。シナリオ3では、UEが、LTEネットワークから1xネットワークへと移動している。したがって、IP継続は、これらのシナリオ間では維持されないことがありうる。
図6は、本開示のある態様にしたがう、ソフトウェア・アーキテクチャ600の例を例示する。シナリオ1では、ある状況において、IP継続が可能である場合であっても、IP継続が維持されない場合がありうる。
例えば、LTEからeHRPDへ移動しているハイブリッド・モード1x/EVDOデバイスのようなデバイスは、同一場所にあるEVDOシステムを発見する前に、1xネットワークを獲得しうる。1xネットワークが獲得された時点において、IPモビリティ管理602を担当するモジュールは、EVDOネットワークがその後発見されうるか否かを認識しない場合がありうる。例えば、IPモビリティ管理モジュール602は、シナリオ1とシナリオ3とを区別しない場合がありうる。したがって、IPモビリティ管理モジュール602は、1xネットワークを獲得すると、LTEと1xとの間を移動している場合にIP継続を維持することが可能ではないという前提の下、IPインタフェースをローカルにティア・ダウンしうる。
デバイスが反対方向に移動する場合、同様の状況が存在しうる。eHRPDからLTEへと移動しているデバイスのIPモビリティ管理モジュール602は、1xを喪失しLTEネットワークを発見する前に、EVDOが喪失したことを認識しうる。これは、DOおよび1xのためのOOSアルゴリズム、および/または、DOおよび1xのためのスロット・サイクル・インデクスに依存しうる。DOが喪失したものの1xが未だに存在する時点において、IPモビリティ管理モジュール602は、LTEが直ちに発見されうるか否かを認識しない場合がありうる。したがって、IPモビリティ管理モジュール602は、eHRPDから1xへのIP継続を維持することが可能ではない場合がありうるという前提に基づいて、IPインタフェースをティア・ダウンしうる。
シナリオ4および5では、EVDOが獲得された時点において、IPモビリティ管理モジュール602は、IP継続を維持することが可能であるか否かを認識しない場合がありうる。例えばEVDOレイヤ3においてEVDOセッションがネゴシエートされるまで、IPモビリティ管理モジュール602は、このネットワークが、IP継続が維持されない場合がありうるHRDPであるか、あるいは、IP継続が維持されうる場合であるeHRPDであるかを認識しない場合がありうる。したがって、本開示の態様は、コア・ネットワークが可能であるシナリオにおいてIP継続を維持することと、IP継続無しでデバイスが残される時間を最小化することと、不必要なトラフィック・チャネル設定を回避することと、をデバイスが行うための方法を提供する。
図7は、本開示の態様にしたがうIPモビリティ管理700のアプローチの例を例示する。708に例示するようにスペクトルの一端において、IPモビリティ管理モジュール602は、デバイスが何れの方向であれLTEとeHRPDとの間を移動した場合に1xネットワークが獲得されたとの通知をシステム判定モジュール604から受信すると、IPセッションのコンテキストをローカルにティア・ダウンしうる。
このアプローチによれば、IP継続は、シナリオ1,2,3において維持されないだろう。IPモビリティ管理モジュールは、IPコンテキストをローカルにティア・ダウンすることと、IP接続の喪失をアプリケーション606へ通知することとを行うために、LTEからeHRPDへ移動している場合には、3GPP−LTEインタフェースへ指示し、eHRPDからLTEへ移動している場合には、3GPP2−eHRPDインタフェースに指示しうる。
有利なことに、このアプローチによって、IPモビリティ管理モジュールは、アプリケーションがIP接続を要求している場合、新たな3GPP−1xインタフェースを直ちに設定することが可能となる。例えば、シナリオ2および3では、704および706にそれぞれ例示されるように、IPモビリティ管理モジュールは、1xを獲得した後、直ちに、新たなデータ接続を設定しうる。
しかしながら、このアプローチによれば、デバイスが、たとえ最終的にはEVDOネットワークを獲得することになるのであろうとも、IP継続が途絶されるだろう。シナリオ1では、702に例示されるように、デバイスが710においてEVDOを獲得し、712においてeHRPDセッションをネゴシエートした場合であっても、IP継続が喪失され、デバイスのアプリケーションは、1xネットワークにおいて新たな接続を設定するだろう。
図8は、本開示の態様にしたがうIPモビリティ管理800のためのアプローチの例を例示する。スペクトルの他端において、IPモビリティ管理モジュール602は、IP継続が維持されないことが確実になるまで、IP継続の喪失を宣言するのを待ちうる。
デバイスがLTEからeHRPDへ移動した場合、IPモビリティ管理モジュール602は、IP継続が維持されうるか否かを判定するためのEVDOセッション・ネゴシエーションが完了するまで待ちうる。獲得されたネットワークがeHRPDである場合、IPモビリティ管理モジュールは、3GPP−LTEインタフェースに対してティア・ダウンするように命じ、新たな3GPP2−eHRPDインタフェースを生成しうる。デバイスが、逆方向、すなわちeHRPDからLTEへ移動した場合、IPモビリティ管理モジュール602は、LTE接続が完了した後に、継続が維持されるか否かを認識しうる。
このアプローチによれば、808において、IPモビリティ管理モジュール602は、1xネットワークが獲得されたことを示すインジケーションをシステム判定モジュール604から受信した場合、動作しない場合がありうる。有利なことに、デバイスがシナリオ1である場合、IP継続は、時期尚早の動作によって喪失されないことがありうる。802では、シナリオ1におけるデバイスが、1xが獲得されたことを示すインジケーションを受信し、810において、EVDOを探索し、獲得しうる。812では、IPモビリティ管理モジュールが、eHRPDセッションをネゴシエートし、IP継続を維持しうる。デバイスのアプリケーションは、eHRPDネットワークにおける以前のIP接続を使用しうる。
しかしながら、このアプローチによれば、eHRPDネットワーク(または、eHRPDからLTEに移動した場合LTEネットワーク)が獲得される前に、長い時間がかかりうる。この時間中、データがバッファされうるか、喪失されうる。シナリオ2は、804に例示されるように、LTEからHRPDへ移動するデバイスを示す。808では、デバイスは、1xネットワークを獲得しうる。1xを獲得した後、デバイスは、810において、EVDOネットワークを探索し、獲得しうる。EVDOセッション・ネゴシエーションが完了した後、デバイスは、獲得されたネットワークがHRPDである場合、IP継続の喪失を宣言しうる。814において、アプリケーションは、HRPDネットワークにおける新たなデータ接続を設定しうる。
極端な場合、EVDOセッション・ネゴシエーションが起こらず、デバイスは、データ接続無しとされうる。例えば、シナリオ3は、806に例示されるように、LTEネットワークから1xネットワークへ移動するデバイスを示す。808において、デバイスは、1xネットワークを獲得しうる。そして、816において、EVDOネットワークを探索しうる。818において、デバイスは、DO OOSを宣言し、省電力モードに入りうる。820において、デバイスは、EVDOネットワークを探索し続けうる。このシナリオでは、デバイスは、EVDOネットワークを獲得することを無制限に待つ場合がありうる。これによって、アプリケーションは、データ接続がなくなる。
図9および図10は、アプリケーション606がデータの送信を試みるまでIPモビリティ管理モジュール602が動作しない本開示の態様にしたがう、IPモビリティ管理のためのアプローチ900,1000の例を例示する。図9は、アプリケーションがデータを後に送信することを試みるシナリオを例示し、図10は、アプリケーションがデータを早期に送信することを試みるシナリオを例示する。
LTEからeHRPDへ移動している間、デバイスのLTEスタックは、デバイスが1xネットワークを獲得した場合に、データを送信しない場合がありうる。したがって、LTEスタックは、デバイスがもはやLTEネットワークにないことをIPモビリティ管理モジュールへ通知しうる。IPモビリティ管理モジュールはその後、移動シナリオに依存して、3GPP−LTEインタフェースに対して、ローカルにティア・ダウンすることと、eHRPD、HRPD、または1xインタフェースの何れかでありうる新たな3GPP2インタフェースを設定するよう切り換えるように指示しうる。IPモビリティ管理モジュールは、eHRPDからLTEへ移動している場合、同様のアプローチを使用しうる。
例えば、デバイスが、ネットワーク間を断続的に矢継ぎ早に行き来する場合、このアプローチは、IPコンテキストの不必要なティア・ダウンを回避しうる。アプリケーションがデータの送信を試みる場合にのみ、正しいインタフェースが設定されるだろう。したがって、可能な場合、IP継続が維持されうる。あるいは、IP接続が喪失されており再設定する必要があることが、アプリケーションに通知されうる。しかしながら、このアプローチは、遅れと、潜在的なデータ喪失とを引き起こしうる。
902では、LTEからeHRPDへ移動するデバイスを示す、シナリオ1が例示されている。デバイスは、908において、1xネットワークを獲得し、910において、EVDOネットワークを探索して獲得しうる。EVDOセッション・ネゴシエーションの完了後、デバイスは、獲得されたEVDOネットワークがeHRPDネットワークであると、912において判定しうる。したがって、デバイスは、eHRPDネットワークにおいてIP継続を維持しうる。914では、デバイスのアプリケーションが、eHRPDでデータを送信しうる。このシナリオでは、IP継続が維持されうる。なぜなら、このアプリケーションは、デバイスがeHRPDセッションを獲得した後、データを送信することを試みるからである。
904では、LTEからHRPDへ移動するデバイスを示すシナリオ2が例示される。デバイスは、908において、1xネットワークを獲得し、910において、EVDOネットワークを探索し獲得しうる。EVDOセッション・ネゴシエーションの完了後、デバイスは、916において、獲得されたEVDOネットワークがHRPDネットワークであると判定しうる。918では、アプリケーションが、データを送信することを試み、IP接続が喪失したことが通知されうる。LTEスタックがデータを送信しない場合がありうるので、IPモビリティ管理モジュールは、その後、3GPP−LTEインタフェースをティア・ダウンし、3GPP2−HRPDインタフェースを設定するように切り換わりうる。920では、アプリケーションは、HRPDネットワークでデータを再送信することを試みうる。
906では、LTEから1xへ移動するデバイスを示すシナリオ3が例示される。908では、デバイスが、1xネットワークを獲得しうる。デバイスは、EVDOネットワークを探索しうる。922では、デバイスは、DO OOSを宣言し、省電力モードに入りうる。アプリケーションは、924において、データを送信することを試み、IP接続が喪失したことを通知されうる。IPモビリティ管理モジュールはその後、新たな3GPP2−1xインタフェースを設定するように切り換わりうる。926において、アプリケーションは、1xネットワークでデータを再送信することを試みうる。
次に図10に示すように、1008において、デバイスが1xネットワークを獲得しうる。1010において、アプリケーションは、データを送信することを試みうる。2つのRATは、IPサービスのために同じコア・ネットワークを共有しないので、データが喪失され、アプリケーションは、IP接続が喪失したことを通知されうる。アプリケーションがデータを送信することを試みた後、IPモビリティ管理モジュールは、3GPP−LTEインタフェースに対して、ティア・ダウンされるように指示し、移動シナリオに依存して、eHRPD、HRPD、または1xでありうる新たな3GPP2インタフェースを設定するように切り換わりうる。
1002では、デバイスがLTEからeHRPDへ移動する場合、アプリケーションがデータを早期に送信することを試みることを示すシナリオ1が例示される。1004では、デバイスがLTEからHRPDへ移動する場合、アプリケーションがデータを早期に送信することを試みることを示すシナリオ2が例示される。1006では、デバイスがLTEから1xへ移動する場合、アプリケーションがデータを早期に送信することを試みることを示すシナリオ3が例示される。これらのシナリオの各々では、1010において、アプリケーションが、データの送信を試み、IP継続が喪失したとの通知を受信した後、IPモビリティ管理モジュールが、3GPP−LTEインタフェースに対して、ティア・ダウンするように指示しうる。1012では、アプリケーションは、獲得した1xネットワークにおいて確立された接続を用いて、データを再送信しうる。
IPモビリティ管理のための別のアプローチによれば、IPモビリティ管理モジュール602は、ネットワークが変更されたとの通知を、システム判定モジュール604から受信すると常に、トラフィック接続の設定を試みうる。
デバイスがLTEからeHRPDの方向に移動する場合、トラフィック・チャネルは、1x、HRPD、またはeHRPDで確立されうる。トラフィック・チャネルが確実に認識された後、デバイスは、トラフィック接続がeHRPDであれば、IPコンテキストを転送する動作を講じうる。あるいは、トラフィック接続が、1xまたはHRPDである場合、デバイスは、3GPP−LTEインタフェースをローカルにティア・ダウンし、デバイスがIP接続を喪失したことをアプリケーションに通知しうる。デバイスが1xを獲得し、EVDOを探索している場合にこれが生じた場合、直近に獲得された、同一場所にあるEVDOチャネルにおいて開始が試みられうる。デバイスがeHRPDからLTEの方向に移動する場合に、同様のアプローチが使用されうる。
このアプローチによれば、デバイスは、シナリオ1−5のおのおのにおいて、適切な動作を講じうる。例えば、デバイスがシナリオ1にある場合、時期尚早の動作によってIP継続が喪失されない場合がありうる。しかしながら、デバイスがシナリオ3にある場合、トラフィック・チャネルは、デバイスが1xネットワークにあることを特定するのみのために、1xネットワークを不必要に設定しうる。デバイスは、IP継続を維持しない場合がありうるので、1xネットワークへのトラフィック接続は、ティア・ダウンされる必要はないだろう。
図11は、本開示の態様にしたがう、IPモビリティ管理1100へのアプローチの例を例示する。IPモビリティ管理モジュール602は、1108において、1xネットワークが獲得されたとの通知をシステム判定モジュール604から受信すると、ヒステリシス・タイマを起動しうる。IPモビリティ管理モジュールは、ヒステリシス・タイマが終了するまで動作しないことがありうる。
デバイスがLTEからeHRPDのLTEの方向に移動している場合、ヒステリシス・タイマが終了し、EVDOが獲得され、eHRPDネットワークであると判定されると、3GPP2−eHRPDインタフェースが生成され、IPコンテキストが3GPP−LTEインタフェースから転送されうる。これが成功すると、3GPP−LTEインタフェースが、ローカルにティア・ダウンされうる。デバイスが、eHRPDからLTEへと、逆方向に移動する場合、同様のアプローチが使用されうる。
1102では、シナリオ1が例示されている。ここでは、デバイスがEVDOネットワークを獲得し、ヒステリシス・タイマが終了する前にeHRPDセッションをネゴシエートする。1110では、ヒステリシス・タイマが終了し、デバイスは、eHRPDにおけるIP継続を維持し、IPコンテキストを転送しうる。
1104では、シナリオ2が例示されている。ここでは、デバイスが、EVDOネットワークを獲得し、ヒステリシス・タイマが終了する前に、HRPDセッションをネゴシエートする。1112では、ヒステリシス・タイマが終了し、デバイスは、IP継続が喪失したと宣言しうる。アプリケーションは、その後、HRPDで新たなデータ接続を設定しうる。
1106では、シナリオ3が例示される。ここでは、デバイスが、LTEから1xへと移動する。1114では、ヒステリシス・タイマが終了し、デバイスはまだEVDOネットワークを獲得していない。したがって、デバイスは、IP継続が喪失したことを宣言しうる。アプリケーションは、その後、1xネットワークで新たなデータ接続を設定しうる。
このアプローチは、デバイスがシナリオ1にある場合、有利でありうる。なぜなら、時期尚早の動作によってIP継続が喪失されないだろうからである。さらに、このアプローチは、デバイスがLTEエリアと3GPP2エリアとの間を迅速に移動するシナリオにおいて有利でありうる。なぜなら、IPモビリティ管理モジュールは、ヒステリシス・タイマが終了するまで、動作しないであろうからである。ヒステリシス・タイマが終了するまで如何なる動作も講じられないだろうから、このアプローチは遅れをもたらしうる。例えば、eHRPDセッションがネゴシエートされている場合、デバイスは、IPコンテキストを転送することを、タイマが終了するまで待ちうる。
したがって、本開示の態様は、IP継続の時期尚早の喪失、トラフィック・チャネルの不必要な生成、および、デバイス移動中におけるデータの喪失、を回避するための方法を提供する。態様によれば、IPモビリティ管理モジュールは、1xネットワークが獲得されたことがシステム判定モジュールによって通知された場合に直ちに動作しない場合がありうる。
図12は、本開示の態様にしたがう、IPモビリティ管理1200のためのアプローチの例を例示する。1208において1xが獲得されたとの通知がなされると、第1のヒステリシス・タイマが起動されうる。IPモビリティ管理モジュールは、LTEチャネルからeHRPDチャネルまたはLTEチャネルに移動している場合、eHRPDからLTEへ移動している場合、システム判定モジュールがEVODチャネルのフル・スキャンを完了したとの別の通知を待ちうる。この時間中、デバイスは、データをバッファしうる。バッファがフルになると、デバイスは、アプリケーションがこれ以上データを送信しないように、フロー制御を使用しうる。
態様によれば、IPモビリティ管理モジュールは、これら3つのイベントの早期において動作しうる。第1のタイマが終了した場合、システム判定モジュールから、(LTEからeHRPDへの移動の場合)EVDOが獲得されたとの通知を受信したか、または(eHRPDからLTEへの移動の場合)LTEが獲得されたとの通知を受信した場合、あるいは、(LTEからeHRPDへのデバイス移動の場合)連続したEVDOチャネル探索が実行され尽くしたか、または(eHRPDからLTEへのデバイス移動の場合)LTEチャネル探索が実行され尽くした場合。
第1のタイマが終了した場合、または、(方向に依存して、EVDOまたはLTEのような)チャネル探索が実行され尽くしたとの通知をIPモビリティ管理モジュールが受信した場合、デバイスは、IP継続が維持されない場合がありうると仮定しうる。デバイスは、デバイスの移動方向に依存して、3GPP−LTEインタフェースまたは3GPP2−eHRPDインタフェースをローカルにティア・ダウンしうる。
LTEからeHRPDへのデバイス移動の場合、EVDOが獲得されたとの通知を、IPモビリティ管理モジュールが、システム判定モジュールから受信すると、IPモビリティ管理モジュールは、第1のタイマを停止し、第2のタイマを起動しうる。この時、IPモビリティ管理モジュールは、さらなる動作を講じる前に、第2のタイマが終了するのを待つか、または、EVDOセッション・ネゴシエーションが終了するのを待ちうる。
1202および1204に例示されるように、態様によれば、デバイスが1xネットワークを獲得する1208において第1のタイマが起動されうる。EVDOネットワークが獲得されると、1210において、第1のタイマが停止され、第2のタイマが起動されうる。IPモビリティ管理モジュールは、この時間中に、EVDOセッション・ネゴシエーションが完了するのを待ちうる。
1202では、LTEからeHRPDへ移動しているデバイスを示すシナリオ1が例示される。第2のタイマが終了する前にEVDOセッション・ネゴシエーションが終了し、獲得されたネットワークがeHRPDである場合、IPモビリティ管理モジュールは、1212において、第2のタイマを停止しうる。IPモビリティ管理モジュールは、3GPP2−eHRDPインタフェースを生成し、LTEからコンテキストを転送し、IP継続を維持し、デバイスのアプリケーションからのデータのフロー制御を上げる。
デバイスがeHRPDからLTEへと移動する場合、同様のアプローチが使用されうる。例えば、デバイスが、LTEネットワークを獲得する前に1xネットワークを獲得した場合、第1のタイマが起動されうる。この時、アプリケーションからのデータがバッファされうる。LTEが獲得されたとの通知を、IPモビリティ管理モジュールがシステム判定モジュールから受信した場合、IPモビリティ管理モジュールは、第1のタイマを停止し、第2のタイマを起動しうる。IPモビリティ管理モジュールは、さらなる動作を講じる前に、第2のタイマが終了するか、LTE接続が完了するかを待ちうる。LTE接続が、第2のタイマの終了前に完了した場合、IPモビリティ管理モジュールは、3GPP−LTEインタフェースを生成しうる。IPモビリティ管理モジュールは、eHRPDからLTEへコンテキストを転送し、IP継続を維持しうる。この時、アプリケーションからのデータのフロー制御が上げられうる。
1204では、LTEからHRPDへ移動しているデバイスを示すシナリオ2が例示される。EVDOセッション・ネゴシエーションが完了した後、獲得されたネットワークがHRPDであれば、IPモビリティ管理モジュールは、1214において、第2のタイマを停止させうる。IP継続が維持されない場合がありうるので、IPモビリティ管理モジュールは、IP継続が喪失したことをアプリケーションに通知し、3GPP−LTEインタフェースをローカルにティア・ダウンしうる。アプリケーションは、HRPDネットワークを使用して、新たなデータ接続を設定しうる。
1206では、LTEから1xへ移動するデバイスを示すシナリオ3が例示される。前述したように、デバイスが1xネットワークを獲得した場合、1208において、第1のタイマが起動されうる。1216では、IPモビリティ管理モジュールは、EVDOチャネル探索(あるいは、デバイスがeHRPDから1xへ移動している場合には、LTEチャネル探索)が実行され尽くしたとの通知を受信しうる。IPモビリティ管理モジュールは、1216において、第1のタイマを停止し、IP継続の喪失を宣言しうる。アプリケーションは、1xネットワークにおいて、新たなデータ接続を設定しうる。デバイスはまた、(デバイスがeHRPDからLTEへ移動している場合)EVDOチャネルを正しく獲得する前に、または、(デバイスがLTEからHRPDへ移動している場合)LTEチャネルを正しく獲得する前に、第1のタイマが終了した場合にも、IP継続の喪失を宣言しうる。
このアプローチは、時期尚早の動作と、IP継続の喪失とを回避する。例えば、デバイスがLTEからeHRPDへ移動して、EVDOを獲得する前に1xを獲得した場合、IP継続が維持されうる。同様に、デバイスがeHRPDからLTEへ移動した場合、デバイスが、LTEよりも前に1xを獲得した場合、IP継続が維持されうる。さらに、デバイスがLTEエリアと3GPP2エリアとの間を矢継ぎ早に移動する場合、態様は、時期尚早の動作を回避する。態様によれば、データはデバイス移動中に喪失されないかもしれず、アプリケーションは、IP接続を確立する遅れをほとんど受けない。
図13は、本開示の態様にしたがって、例えばIPモビリティ管理モジュールのようなデバイスにおけるモジュールによって実行されうる動作1300の例を例示する。
1302では、IPセッション中に、第1のRATネットワークから第2のRATネットワークへの移動が試みられると、モジュールは、第1のタイマを起動しうる。態様によれば、第1のRATネットワークと第2のRATネットワークとのうちの少なくとも1つは、ロング・ターム・イボリューション(LTE)ネットワークであり、第1のRATネットワークと第2のRATネットワークとのうちの少なくとも1つは、イボルブド高レート・パケット・データ(eHRPD)ネットワークでありうる。
態様によれば、第1のRATは、LTEネットワークを備え、第2のRATは、イボリューション・データ・オプティマイズド(EVDO)ネットワークを備えうる。EVDOネットワークは、eHRPDネットワーク、または、高レート・パケット・データ(HRPD)ネットワークのうちの少なくとも1つを備えうる。
態様によれば、第1のRATは、EVDOネットワークを備え、第2のRATは、LTEネットワークを備えうる。EVDOネットワークは、eHRPDネットワークを備えうる。
1304では、第2のRATネットワークにおいてチャネルが正しく獲得された場合、モジュールは、第2のタイマを起動しうる。1306では、第2のタイマが終了する前に第2のRATネットワークにおいてセッションが正しくネゴシエートされ、かつ、第1のRATネットワークと第2のRATネットワークとがIPサービスのための共通のコア・ネットワークを共有する場合、モジュールは、IPセッションのコンテキストを、第2のRATネットワークへ転送しうる。いくつかの態様では、IPモビリティ管理モジュールは、IPセッションのコンテキストを第2のRATへ転送する前に、IPセッションでのデータ転送を却下しうる。
態様によれば、IPモビリティ管理モジュールは、第1のタイマが終了する前に、第3のRATネットワークにおいてチャネルを獲得しうる。第3のRATネットワークは、1xネットワークでありうる。IPモビリティ管理モジュールは、第3のRATにおいてチャネルを獲得することに続いて、第2のRATネットワークにおいてチャネルを求めてスキャンし続けうる。
前述されたように、IPモビリティ管理モジュールは、IP継続の喪失を宣言しうる。例えば、第1のRATネットワークと第2のRATネットワークとが、IPサービスのために共通のコア・ネットワークを共有しない場合、IP継続の喪失を宣言しうる。第2のRATネットワークにおいてチャネルを正しく獲得する前に第1のタイマが終了した場合、IPモビリティ管理モジュールは、IP継続の喪失を宣言しうる。
本明細書に示された態様は、第1のRATネットワークと第2のRATネットワークとが、IPサービスのために共通のコア・ネットワークを共有する場合、デバイスが、第1のRATネットワークから第2のRATネットワークへ移動している場合にIP継続を維持するための方法を提供する。デバイスが、IPサービスのために共通のコア・ネットワークを共有するRAT間を移動しており、所望のRATにおいてチャネルを獲得する前に、第3のRATにおいてチャネルを獲得した場合に、IP継続が維持されうる。したがって、態様は、デバイスが、ある種のIP接続のない時間を最小化し、不必要なトラフィック・チャネル設定を回避しうる。さらに、データは、デバイス移動中に喪失されず、アプリケーションは、IP接続を確立する際に、遅れをほとんど感じない。
限定する訳ではなく、さまざまな技術が使用されうるネットワークの具体例として、これらさまざまな技術が、LTEネットワークを参照して説明されている。しかしながら、当業者であれば、これら技術は、無線ネットワークのさまざまなタイプにおいて、より一般的に適用されうることを認識するだろう。
前述した方法のさまざまな動作は、対応する機能を実行することが可能な任意の適切な手段によって実行されうる。これら手段は、限定される訳ではないが、回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、またはプロセッサを含むさまざまなハードウェア構成要素および/またはソフトウェア構成要素および/またはモジュールを含みうる。
本明細書で使用される場合、用語「決定すること(determining)」は、さまざまな動作を含む。例えば、「決定すること」は、計算、コンピューティング、処理、導出、調査、ルックアップ(例えば、テーブル、データベース、または他のデータ構造内のルックアップ)、確認等を行うことを含みうる。また、「決定すること」は、受信(例えば、情報の受信)、アクセス(例えば、メモリ内のデータへのアクセス)等を行うことを含みうる。また、「決定すること」は、解決、選択、選定、確立等を行うことを含みうる。
本明細書に記載されるように、アイテムのリストのうちの「少なくとも1つ」と称する文言は、単数を含むこれらアイテムのうちの任意の組み合わせを称する。
例として、「a、b、またはcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、a−b、a−c、b−c、およびa−b−cをカバーすることが意図されている。
前述した方法のさまざまな動作は、例えばさまざまなハードウェア構成要素および/またはソフトウェア構成要素、回路、および/または、モジュール(単数または複数)のように、動作を実行することが可能な任意の適切な手段によって実行されうる。通常、図面に例示される何れの動作も、これら動作を実行することが可能な対応する機能的手段によって実行されうる。
本開示に関連して説明されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、および回路を、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲートアレイ信号(FPGA)もしくはその他のプログラマブル論理デバイス(PLD)、ディスクリート・ゲートもしくはトランジスタ・ロジック、ディスクリート・ハードウェア構成要素、または本明細書で説明される機能を実行するように設計されたその任意の組み合わせを用いて実施または実行することができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサでありうるが、代替案では、プロセッサは、任意の市販のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステート・マシンでありうる。プロセッサは、例えばDSPとマイクロ・プロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロ・プロセッサ、DSPコアと連携する1または複数のマイクロ・プロセッサ、またはその他任意のこのような構成であるコンピューティング・デバイスの組み合わせとして実現されうる。
本開示に関連して説明された方法またはアルゴリズムのステップを、ハードウェアで直接的に、プロセッサによって実行されるソフトウェア・モジュールによって、またはこの2つの組合せによって実施することができる。ソフトウェア・モジュールは、当該技術分野において周知のすべての形式の記憶媒体に常駐しうる。使用されうる記憶媒体のいくつかの例は、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読取専用メモリ(ROM)、フラッシュメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブル・ディスク、CD−ROMなどを含む。ソフトウェア・モジュールは、単一の命令または複数の命令を備えることができ、複数の異なるコード・セグメント上で、異なるプログラムの間で、および複数の記憶媒体にわたって分散されうる。記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込めるように、プロセッサに結合されうる。あるいは、この記憶媒体は、プロセッサに統合されうる。
本明細書で開示された方法は、説明された方法を達成するための1または複数のステップまたは動作を備える。方法ステップおよび/または動作は、特許請求の範囲のスコープから逸脱せずに相互に置換されうる。言い換えると、ステップまたは動作の特定の順序が指定されていない限り、特定のステップおよび/または動作の順序および/または使用は、特許請求の範囲のスコープから逸脱せずに変更されうる。
記載された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれら任意の組み合わせによって実現されうる。ソフトウェアで実現される場合、これら機能は、コンピュータ読取可能な媒体に、1または複数の命令群として格納される。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされうる利用可能な任意の媒体である。例として、限定することなく、このようなコンピュータ読取可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたはその他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置またはその他の磁気記憶デバイス、あるいは、所望のプログラム・コード手段を命令群またはデータ構造の形式で搬送または格納するために使用され、しかも、コンピュータによってアクセスされうるその他任意の媒体を備えうる。本明細書で使用されるようなディスク(diskおよびdisc)は、コンパクト・ディスク(disc)(CD)、レーザ・ディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびBlu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含んでいる。ここで、diskは通常、データを磁気的に再生する一方、discは、レーザを用いてデータを光学的に再生する。
したがって、ある態様は、本明細書に記載された動作を実行するためのコンピュータ・プログラム製品を備えうる。例えば、このようなコンピュータ・プログラム製品は、格納された(および/または符号化された)命令群を有するコンピュータ読取可能な媒体を備える。これら命令群は、本明細書において記載された動作を実行するために、1または複数のプロセッサによって実行されることが可能である。ある態様の場合、コンピュータ・プログラム製品は、パッケージング・マテリアルを含みうる。
ソフトウェアまたは命令群は、送信媒体を介しても送信される。例えば、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、デジタル加入者線(DSL)、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、あるいはその他の遠隔ソースからソフトウェアが送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、DSL、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術が、媒体の定義に含まれる。
さらに、本明細書で説明された方法および技法を実行するためのモジュールおよび/または他の適切な手段を、適宜、ユーザ端末および/または基地局によってダウンロードし、かつ/または他の形式で入手することができることを了解されたい。例えば、このようなデバイスは、本明細書で説明した方法を実行するための手段の転送を容易にするためにサーバに結合されうる。代替案では、本明細書に記載されたさまざまな方法は、記憶手段(例えば、RAM、ROM、コンパクト・ディスク(CD)またはフロッピー・ディスクなどの物理記憶媒体など)を介して提供され、ユーザ端末および/または基地局は、記憶手段をデバイスに結合するか提供するときにさまざまな方法を取得しうる。さらに、本明細書で説明された方法および技法をデバイスに提供するために、その他任意の適切な技法が利用されうる。
特許請求の範囲は、前述した正確な構成および構成要素に限定されないことを理解されたい。さまざまな修正、変更、および変形が、特許請求の範囲の範囲から逸脱せずに、前述した方法および装置の構成、動作、および詳細において実施されうる。
前述したものは、本開示の態様に向けられているが、これら開示のその他およびさらなる態様が、本願の基本的な範囲から逸脱することなく考案され、この範囲は、以下に示す特許請求の範囲によって決定される。

Claims (44)

  1. 無線通信のための方法であって、
    インターネット・プロトコル(IP)セッション中、第1のラジオ・アクセス技術(RAT)ネットワークから第2のRATネットワークへの移動が試みられると、第1のタイマを起動させることと、
    前記第2のRATネットワークにおいてチャネルが正しく獲得された場合、第2のタイマを起動させることと、
    前記第2のタイマが終了する前に、前記第2のRATネットワークにおいてセッションが正しくネゴシエートされ、前記第1のRATネットワークと前記第2のRATネットワークが、IPサービスのために共通のコア・ネットワークを共有しているのであれば、前記IPセッションのコンテキストを、前記第2のRATネットワークへ転送することと、
    を備える方法。
  2. 前記第1のタイマが終了する前に、第3のRATネットワークにおいてチャネルを獲得することと、
    前記第3のRATネットワークにおいてチャネルを獲得した後、前記第2のRATネットワークにおいてチャネルを求めてスキャンを続けることと、
    をさらに備える請求項1に記載の方法。
  3. 前記第3のRATネットワークは、1xネットワークを備え、
    前記第2のRATネットワークは、イボリューション・データ・オプティマイズド(EVDO)ネットワークを備え、
    前記第1のRATネットワークは、ロング・ターム・イボリューション(LTE)ネットワークを備える、請求項2に記載の方法。
  4. 前記EVDOネットワークは、イボルブド高レート・パケット・データ(eHRPD)ネットワークおよび高レート・パケット・データ(HRPD)ネットワークのうちの少なくとも1つを備える、請求項3に記載の方法。
  5. 前記第3のRATネットワークは、1xネットワークを備え、
    前記第2のRATネットワークは、ロング・ターム・イボリューション(LTE)ネットワークを備え、
    前記第1のRATネットワークは、イボリューション・データ・オプティマイズド(EVDO)ネットワークを備える、請求項2に記載の方法。
  6. 前記EVDOネットワークは、イボルブド高レート・パケット・データ(eHRPD)ネットワークを備える、請求項5に記載の方法。
  7. 前記第1のRATネットワークと前記第2のRATネットワークとが、IPサービスのために共通のコア・ネットワークを共有しない場合、IP継続の喪失を宣言すること、をさらに備える請求項1に記載の方法。
  8. 前記第2のRATネットワークにおいてチャネルを正しく獲得する前に前記第1のタイマが終了した場合、IP継続の喪失を宣言すること、をさらに備える請求項1に記載の方法。
  9. 前記第1のRATネットワークと前記第2のRATネットワークとのうちの少なくとも1つは、ロング・ターム・イボリューション(LTE)ネットワークを備える、請求項1に記載の方法。
  10. 前記第1のRATネットワークと前記第2のRATネットワークとのうちの少なくとも1つは、イボルブド高レート・パケット・データ(eHRPD)ネットワークを備える、請求項1に記載の方法。
  11. 前記IPセッションのコンテキストを前記第2のRATネットワークへ転送する前に、前記IPセッションでのデータ転送を却下すること、をさらに備える請求項1に記載の方法。
  12. 無線通信のための装置であって、
    インターネット・プロトコル(IP)セッション中、第1のラジオ・アクセス技術(RAT)ネットワークから第2のRATネットワークへの移動が試みられると、第1のタイマを起動させる手段と、
    前記第2のRATネットワークにおいてチャネルが正しく獲得された場合、第2のタイマを起動させる手段と、
    前記第2のタイマが終了する前に、前記第2のRATネットワークにおいてセッションが正しくネゴシエートされ、前記第1のRATネットワークと前記第2のRATネットワークが、IPサービスのために共通のコア・ネットワークを共有しているのであれば、前記IPセッションのコンテキストを、前記第2のRATネットワークへ転送する手段と、
    を備える装置。
  13. 前記第1のタイマが終了する前に、第3のRATネットワークにおいてチャネルを獲得する手段と、
    前記第3のRATネットワークにおいてチャネルを獲得した後、前記第2のRATネットワークにおいてチャネルを求めてスキャンを続ける手段と、
    をさらに備える請求項12に記載の装置。
  14. 前記第3のRATネットワークは、1xネットワークを備え、
    前記第2のRATネットワークは、イボリューション・データ・オプティマイズド(EVDO)ネットワークを備え、
    前記第1のRATネットワークは、ロング・ターム・イボリューション(LTE)ネットワークを備える、請求項13に記載の装置。
  15. 前記EVDOネットワークは、イボルブド高レート・パケット・データ(eHRPD)ネットワークおよび高レート・パケット・データ(HRPD)ネットワークのうちの少なくとも1つを備える、請求項14に記載の装置。
  16. 前記第3のRATネットワークは、1xネットワークを備え、
    前記第2のRATネットワークは、ロング・ターム・イボリューション(LTE)ネットワークを備え、
    前記第1のRATネットワークは、イボリューション・データ・オプティマイズド(EVDO)ネットワークを備える、請求項13に記載の装置。
  17. 前記EVDOネットワークは、イボルブド高レート・パケット・データ(eHRPD)ネットワークを備える、請求項16に記載の装置。
  18. 前記第1のRATネットワークと前記第2のRATネットワークとが、IPサービスのために共通のコア・ネットワークを共有しない場合、IP継続の喪失を宣言する手段、さらに備える請求項12に記載の装置。
  19. 前記第2のRATネットワークにおいてチャネルを正しく獲得する前に前記第1のタイマが終了した場合、IP継続の喪失を宣言する手段、をさらに備える請求項12に記載の装置。
  20. 前記第1のRATネットワークと前記第2のRATネットワークとのうちの少なくとも1つは、ロング・ターム・イボリューション(LTE)ネットワークを備える、請求項12に記載の装置。
  21. 前記第1のRATネットワークと前記第2のRATネットワークとのうちの少なくとも1つは、イボルブド高レート・パケット・データ(eHRPD)ネットワークを備える、請求項12に記載の装置。
  22. 前記IPセッションのコンテキストを前記第2のRATネットワークへ転送する前に、前記IPセッションでのデータ転送を却下する手段、をさらに備える請求項12に記載の装置。
  23. 無線通信のための装置であって、
    インターネット・プロトコル(IP)セッション中、第1のラジオ・アクセス技術(RAT)ネットワークから第2のRATネットワークへの移動が試みられると、第1のタイマを起動させ、
    前記第2のRATネットワークにおいてチャネルが正しく獲得された場合、第2のタイマを起動させ、
    前記第2のタイマが終了する前に、前記第2のRATネットワークにおいてセッションが正しくネゴシエートされ、前記第1のRATネットワークと前記第2のRATネットワークが、IPサービスのために共通のコア・ネットワークを共有しているのであれば、前記IPセッションのコンテキストを、前記第2のRATネットワークへ転送する、
    ように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリと、
    を備える装置。
  24. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、
    前記第1のタイマが終了する前に、第3のRATネットワークにおいてチャネルを獲得し、
    前記第3のRATネットワークにおいてチャネルを獲得した後、前記第2のRATネットワークにおいてチャネルを求めてスキャンを続ける
    ように構成された、請求項23に記載の装置。
  25. 前記第3のRATネットワークは、1xネットワークを備え、
    前記第2のRATネットワークは、イボリューション・データ・オプティマイズド(EVDO)ネットワークを備え、
    前記第1のRATネットワークは、ロング・ターム・イボリューション(LTE)ネットワークを備える、請求項24に記載の装置。
  26. 前記EVDOネットワークは、イボルブド高レート・パケット・データ(eHRPD)ネットワークおよび高レート・パケット・データ(HRPD)ネットワークのうちの少なくとも1つを備える、請求項25に記載の装置。
  27. 前記第3のRATネットワークは、1xネットワークを備え、
    前記第2のRATネットワークは、ロング・ターム・イボリューション(LTE)ネットワークを備え、
    前記第1のRATネットワークは、イボリューション・データ・オプティマイズド(EVDO)ネットワークを備える、請求項24に記載の装置。
  28. 前記EVDOネットワークは、イボルブド高レート・パケット・データ(eHRPD)ネットワークを備える、請求項27に記載の装置。
  29. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、前記第1のRATネットワークと前記第2のRATネットワークとが、IPサービスのために共通のコア・ネットワークを共有しない場合、IP継続の喪失を宣言するように構成された、請求項23に記載の装置。
  30. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、前記第2のRATネットワークにおいてチャネルを正しく獲得する前に前記第1のタイマが終了した場合、IP継続の喪失を宣言するように構成された、請求項23に記載の装置。
  31. 前記第1のRATネットワークと前記第2のRATネットワークとのうちの少なくとも1つは、ロング・ターム・イボリューション(LTE)ネットワークを備える、請求項23に記載の装置。
  32. 前記第1のRATネットワークと前記第2のRATネットワークとのうちの少なくとも1つは、イボルブド高レート・パケット・データ(eHRPD)ネットワークを備える、請求項23に記載の装置。
  33. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、前記IPセッションのコンテキストを前記第2のRATネットワークへ転送する前に、前記IPセッションでのデータ転送を却下するように構成された、請求項23に記載の装置。
  34. 無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品であって、
    前記コンピュータ・プログラム製品は、格納されたプログラム・コードを有する非一時的なコンピュータ読取可能な媒体を備え、
    前記コードは、
    インターネット・プロトコル(IP)セッション中、第1のラジオ・アクセス技術(RAT)ネットワークから第2のRATネットワークへの移動が試みられると、第1のタイマを起動させることと、
    前記第2のRATネットワークにおいてチャネルが正しく獲得された場合、第2のタイマを起動させることと、
    前記第2のタイマが終了する前に、前記第2のネットワークにおいてセッションが正しくネゴシエートされ、前記第1のRATネットワークと前記第2のRATネットワークが、IPサービスのために共通のコア・ネットワークを共有しているのであれば、前記IPセッションのコンテキストを、前記第2のRATネットワークへ転送することと、
    のために1または複数のプロセッサによって実行可能である、コンピュータ・プログラム製品。
  35. 前記第1のタイマが終了する前に、第3のRATネットワークにおいてチャネルを獲得するためのコードと、
    前記第3のRATネットワークにおいてチャネルを獲得した後、前記第2のRATネットワークにおいてチャネルを求めてスキャンを続けるためのコードと、
    をさらに備える、請求項34に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  36. 前記第3のRATネットワークは、1xネットワークを備え、
    前記第2のRATネットワークは、イボリューション・データ・オプティマイズド(EVDO)ネットワークを備え、
    前記第1のRATネットワークは、ロング・ターム・イボリューション(LTE)ネットワークを備える、請求項35に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  37. 前記EVDOネットワークは、イボルブド高レート・パケット・データ(eHRPD)ネットワークおよび高レート・パケット・データ(HRPD)ネットワークのうちの少なくとも1つを備える、請求項36に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  38. 前記第3のRATネットワークは、1xネットワークを備え、
    前記第2のRATネットワークは、ロング・ターム・イボリューション(LTE)ネットワークを備え、
    前記第1のRATネットワークは、イボリューション・データ・オプティマイズド(EVDO)ネットワークを備える、請求項35に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  39. 前記EVDOネットワークは、イボルブド高レート・パケット・データ(eHRPD)ネットワークを備える、請求項38に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  40. 前記第1のRATネットワークと前記第2のRATネットワークとが、IPサービスのために共通のコア・ネットワークを共有しない場合、IP継続の喪失を宣言するためのコード、をさらに備える請求項34に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  41. 前記第2のRATネットワークにおいてチャネルを正しく獲得する前に前記第1のタイマが終了した場合、IP継続の喪失を宣言するためのコード、をさらに備える請求項34に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  42. 前記第1のRATネットワークと前記第2のRATネットワークとのうちの少なくとも1つは、ロング・ターム・イボリューション(LTE)ネットワークを備える、請求項34に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  43. 前記第1のRATネットワークと前記第2のRATネットワークとのうちの少なくとも1つは、イボルブド高レート・パケット・データ(eHRPD)ネットワークを備える、請求項34に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  44. 前記IPセッションのコンテキストを前記第2のRATネットワークへ転送する前に、前記IPセッションでのデータ転送を却下するためのコード、をさらに備える請求項34に記載のコンピュータ・プログラム製品。
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