JP3434231B2 - Tcp制御方法 - Google Patents
Tcp制御方法Info
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Description
の両方を備える情報伝送網の伝送制御にTCP(Transm
ission Control Protocol)を適用する場合に利用可能
なTCP制御方法に関する。
準的な伝送プロトコルとしてTCPが採用されている。
ところで、例えば有線系の情報伝送網に接続されたサー
バに携帯無線端末を用いてアクセスする場合には、携帯
無線端末と無線基地局とを接続する無線系の情報伝送網
と有線系の情報伝送網との両方を経由してサーバにアク
セスすることになる。
ーク及びプロトコルスタックは、例えば図8に示すよう
に構成される。この例では、バックボーンネットワーク
である有線系ATM網に、ラストワンホップとして無線
基地局及び無線端末局で構成される無線系のアクセスシ
ステムが接続され、無線端末局に接続された装置PC1
と有線系ATM網に接続された装置PC2との間でTC
Pコネクションを形成する場合を示してある。
局と無線端末局との間の無線区間における一時的な伝送
品質の低下などによりパケット落ちが発生すると、輻輳
制御によってスループットが大幅に低下するという問題
がある。従来のTCPは有線系のネットワークのみを対
象として設計されているため、仮にパケット落ちが無線
区間で発生した場合であってもその原因をTCPは識別
できない。実際には、パケット落ちがネットワークの輻
輳によってのみ生じると考えて設計してあるため、パケ
ット落ちが無線区間で発生した場合でも、TCPは有線
区間の輻輳によってパケット落ちが発生した場合と同じ
輻輳制御を実施する。この輻輳制御は、送出されるデー
タ量を抑制するために伝送制御のパラメータであるウイ
ンドウサイズを小さくするので、単位時間当たりの情報
伝送量すなわちスループットが低下する。
石原著“無線環境に適したTCPレイヤレート制御に関
する検討”1998年電子情報通信学会春季総合大会B
−7−93)に示されている。これにおいては、TCP
のアルゴリズムそのものを、無線方式用に作り替えるこ
とを提案している。
善案では無線装置だけでなくネットワーク側に接続され
るTCPをも作り替える必要があるため、今後のTCP
の導入過程を考慮すれば非現実的であると考えられる。
一方、現状のTCPにおいてパケット落ちによるタイム
アウトが連続的に発生した場合、TCPはタイムアウト
発生毎にスロースタート閾値「ssthresh」を半分にす
る。
ると「ssthresh」は最悪2MSS(MSSは最大セグメ
ントサイズ)になり、スロースタートモードから早く輻
輳回避モードに移る。その結果、ウインドウの開きが遅
くなりスループットが上がらないという問題があった。
本発明は、ネットワーク側に接続されるTCPを変更す
ることなく、無線端末側に接続されるTCPの改良によ
り、パケット落ちが無線区間で発生した場合のスループ
ットを改善可能なTCP制御方法を提供することを目的
とする。
及び無線端末局を含む無線系ネットワークと有線系ネッ
トワークとが互いに接続された通信システム上で、前記
無線系ネットワークの無線端末局に接続された第1の端
末装置と前記有線系ネットワークに接続された第2の端
末装置との間でTCPコネクションを形成するTCP制
御方法において、前記第1の端末装置上のTCP制御要
素が、前記無線基地局と無線端末局との間の無線区間の
回線品質の情報を前記無線端末局から取得して、取得し
た無線区間の回線品質の情報に応じてTCPのウインド
ウを制御することを特徴とする。
無線端末局との間の無線区間の回線品質の情報を無線端
末局から取得することによって、無線端末局側のTCP
制御要素は、パケット落ちが発生した場合にその原因が
無線区間の回線品質低下によるものか、それとも有線区
間などの輻輳によるものかを識別できる。
パケット落ちが発生した場合には、輻輳制御によってス
ループットが低下しないようにTCPのウインドウを制
御することができる。この制御は、無線端末局側のTC
P制御要素のみに新しいアルゴリズムを適用することで
実現できるので、有線系ネットワークに接続された第2
の端末装置のTCP制御要素については変更は不要であ
り、従来のものをそのまま利用できる。従って、現実的
なTCP制御方法である。
線基地局から無線端末局へ向かう下り回線のデータ伝送
では、無線区間でのエラー発生後にそれの回復を検出す
ると、前記第1の端末装置が受信したデータに対する確
認応答信号の複製を作成し、前記確認応答信号とそれの
複製とを無線端末局から無線基地局に向かって送信する
ことを特徴とする。
は、パケット落ちからの回復時に実行されるスロースタ
ートモードや輻輳回避モードでは、確認応答信号(AC
K:Acknowledgment)を受け取る度に、伝送上のウイン
ドウのパラメータであるcwnd(congestion windo
w)が増大するように制御される。請求項1において
は、第1の端末装置側が確認応答信号の複製を生成して
実際に受け取ったパケット数よりも多くの確認応答信号
を第2の端末装置側に返すので、第2の端末装置側のT
CP制御要素がウインドウサイズを拡大する時間が短縮
される。従って、下り回線におけるスループットを改善
できる。
TCP制御要素には従来と同じものをそのまま利用でき
る。一方、請求項2の発明では、前記無線端末局から無
線基地局に向かう上り回線のデータ伝送では、無線区間
でパケットのタイムアウトが連続的に発生した場合に、
TCPのスロースタート閾値であるssthreshを再送発生
前のパラメータcwndの半分の値に定めることを特徴
とする。
パケット落ちが連続的に発生すると、タイムアウトが発
生する度に閾値ssthreshが1/2になり、最悪の場合に
は閾値ssthreshが2MSSまで小さくなる。このような
場合、エラー回復時にはスロースタートモードから輻輳
回避モードに移行するが、ウインドウを開く速度はスロ
ースタートモードでは早く、輻輳回避モードでは遅い。
るとスロースタートモードから輻輳回避モードに移行す
るので、閾値ssthreshが非常に小さいと、スロースター
トモードから輻輳回避モードに移行するタイミングが早
くなる。そのため、ウインドウを開くのに時間がかか
り、スループットの低下が長時間継続する。請求項2の
発明では、無線区間でパケットのタイムアウトが連続的
に発生した場合には、スロースタート閾値ssthreshが再
送発生前のパラメータcwndの半分の値に制限される
ので、スロースタート閾値ssthreshがそれ以上小さくな
ることはない。
から回復する場合には、閾値ssthreshが比較的大きいの
で、スロースタートモードから輻輳回避モードに移行す
るタイミングが遅くなり、スロースタートモードによっ
て比較的短い時間でウインドウを開くことができる。従
って、上り回線におけるスループットの低下を最小限に
抑制できる。
実施の形態について、図1〜図7を参照して説明する。
この形態は全ての請求項に対応する。図1はTCPレイ
ヤ55の上り回線制御を示すフローチャートである。図
2はTCPレイヤ55の下り回線制御を示すフローチャ
ートである。図3はこの形態の通信システムの構成を示
すブロック図である。図4はこの形態のTCPレイヤに
おける上下回線のデータフローを示すデータフロー図で
ある。図5はエラー回復時のパラメータcwndの変化
を示すグラフである。図6は上りTCP回線のスループ
ットを示すグラフである。図7は下りTCP回線のスル
ープットを示すグラフである。
及び第2の端末装置はそれぞれ端末装置50及び端末装
置10に対応する。また、図3においては端末装置50
上のTCPレイヤ55において、本発明のTCP制御方
法を実施するための制御が実施される。端末装置10上
のTCPレイヤ15においては、従来と同じTCP制御
が実施される。
装置10はATM(非同期伝送モード)網20に接続さ
れている。また、ATM網20に接続された無線基地局
30と無線通信可能な無線端末局40には端末装置50
が接続されている。つまり、この通信ステムにおいては
有線系と無線系のネットワークが混在している。端末装
置50と端末装置10との間で通信をする場合には、無
線基地局30から無線端末局40までの無線回線とAT
M網20を含む有線回線との両方を経由して情報が伝送
される。
基地局30及び無線端末局40にAWA(ATMワイヤ
レスアクセス)と呼ばれるシステムを採用している。こ
のシステムは、無線回線の制御にTDMA−TDDを採
用するとともに、再送制御にPRIME(Partial sele
ctive Repeat superimposed on GBN)−ARQを採用し
ている。PRIME−ARQにおいては、再送依頼があ
った場合に、まず依頼されたセルを再送し、それに続け
てまだ送っていないセルを送信する。
トコルスタックは、下位レイヤから順に、物理レイヤ1
1,ATMレイヤ12,アダプテーションレイヤ13,
IP(Internet Protocol)レイヤ14,TCPレイヤ
15になっている。無線基地局30上のプロトコルスタ
ックには、物理レイヤ31,MAC(Media Access Con
trol)レイヤ32,DLCレイヤ33及びATMレイヤ
34が含まれている。同様に、無線端末局40上のプロ
トコルスタックには物理レイヤ41,MACレイヤ4
2,DLCレイヤ43及びATMレイヤ44が含まれて
いる。
下位レイヤから順に、物理レイヤ51,ATMレイヤ5
2,アダプテーションレイヤ53,IPレイヤ54,T
CPレイヤ55になっている。図3の例では、端末装置
10と端末装置50との間でTCPコネクションが形成
される。バックボーンネットワークであるATM網20
に接続されるTCPレイヤ15については、従来と同じ
TCPアルゴリズムを実行する。
レイヤ55は無線端末局40と一体化しているため、無
線端末局40とTCPレイヤ55との間で様々な情報を
受け渡すことができる。実際には、無線基地局30と無
線端末局40との間の無線回線の区間における回線品質
の情報が、無線端末局40からTCPレイヤ55に渡さ
れる。
ジングなどの影響によって回線品質が大幅に変動する可
能性がある。そこで、常に最新の無線区間の回線品質を
TCPレイヤ55が把握できるように、その情報が無線
端末局40からTCPレイヤ55に渡される。この例で
は、端末装置50から端末装置10に向かう方向の上り
回線と、端末装置10から端末装置50に向かう方向の
下り回線とのそれぞれについてコネクションが確立され
る。また、TCPレイヤ55における制御の内容は、上
り回線と下り回線とで異なっている。
ついては図1のように制御する。以下、図1を参照して
説明する。ステップS10では、無線端末局40が検出
した無線区間(無線端末局40と無線基地局30との
間)の回線の品質情報を入力する。そして、ステップS
11ではステップS10で入力した無線区間の品質情報
に基づいて、回線の品質が劣化しているか否かを識別す
る。劣化している場合には、ステップS11からS12
に進む。
プS11からS19に進むため、従来と同じ輻輳制御を
実施する。なお、再送が不要の場合(輻輳が発生してい
ない場合)には特別な制御は行わない。ステップS12
では、再送の要求が発生したか否かを識別する。すなわ
ち、回線品質の劣化により、送信したデータが相手側
(TCPレイヤ15)に正しく届かない場合には、相手
側からNAK(Negative Acknowledgement)が返送され
るので、それを再送の要求とみなし正しく届かなかった
データの再送を行う。
送信したデータが相手側に届き、相手側から確認応答信
号(ACK)が入力された場合には、ステップS13を
実行する。ステップS13では、その時のパラメータ
「cwnd」の値を内部メモリ「PCWND」に保持す
る。一方、回線の品質劣化などによって所定時間以内に
相手側に正しいパケットが届かない場合には、パケット
落ちによるタイムアウトが発生する。その場合には、ス
テップS14からS15に進む。
CWND」に保持された値の半分の値を、スロースター
トモードの閾値である「ssthresh」にセットする。つま
り、再送の発生によって変化する前のパラメータ「cw
nd」の値の半分の値が閾値「ssthresh」にセットされ
る。なお、ステップS15を実行するのは、無線回線の
品質が劣化している場合にパケット落ちのタイムアウト
が発生した場合のみである。例えば、有線区間の輻輳に
よってタイムアウトが発生するとステップS19が実行
されるので、タイムアウトが発生する度に閾値「ssthre
sh」の値は半分になる。
d」の値と閾値「ssthresh」の値とを比較する。その結
果に応じて、ステップS17又はS18に進む。すなわ
ち、パラメータ「cwnd」が閾値「ssthresh」以下の
場合にはスロースタートモードが選択され、パラメータ
「cwnd」が閾値「ssthresh」を超えると輻輳回避モ
ードが選択される。
のタイムアウトが発生した場合に、ステップS15によ
って閾値「ssthresh」の減少が抑制される。つまり、無
線区間のエラーによってタイムアウトが発生した場合に
は、閾値「ssthresh」は再送開始前のパラメータ「cw
nd」の半分より小さくはならない。これによって、デ
ータ伝送に利用するウインドウが拡がるのが早くなり、
スループットの低下が改善される。
resh」が2まで減少する可能性がある。従って、「cw
nd」がすぐに閾値「ssthresh」よりも大きくなり、ス
ロースタートモードから輻輳回避モードに移行するので
図5に実線で示すように、ウインドウの大きさを示すパ
ラメータ「cwnd」の変化が遅い。一方、図1のステ
ップS15を実行した場合には、閾値「ssthresh」の低
下が抑制される。例えば、再送が発生する前のパラメー
タ「cwnd」の値が32の場合を想定すると、閾値
「ssthresh」は16になる。この場合、しばらくの間は
「cwnd」が閾値「ssthresh」以下なので、スロース
タートモードから輻輳回避モードに移行するのは遅くな
る。
wnd」の値の増大が早いので、図5に点線で示すよう
に、パラメータ「cwnd」の値が16に到達するまで
はそれの増大が早く、ウインドウは早く広がる。
いて、図1の制御による改善効果をシミュレーションに
よって調べた。シミュレーションの条件は次の通りであ
る。 AWA無線速度 :12.288Mbps ATM−NIC最大速度:10.752Mbps ARQ再送回数 :3回 ARQシーケンス数 :14 AWA区間遅延 :30ms TCP最大ウインドウ :64kByte このシミュレーションの結果が、図6に示されている。
図6においては、MTU(最大転送ユニット)を変数と
し、図1の制御を実施した場合のスループットを従来の
TCP制御のスループットに対する相対値で表してあ
る。
改善効果が大きくなる。本発明による効果は、MTUが
1500バイト(Byte)の時は21%あるが、MT
Uが9180バイトの時は1%の改善効果になってい
る。これは、MSSが大きい場合は、一往復によるウイ
ンドウの拡がりが大きく、タイムアウト発生前のウイン
ドウまで、早く回復するためである。
ついては図2のように制御する。以下、図2を参照して
説明する。ステップS20では、無線端末局40が検出
した無線区間(無線端末局40と無線基地局30との
間)の回線の品質情報を入力する。そして、ステップS
21ではステップS20で入力した無線区間の品質情報
に基づいて、回線の品質が劣化しているか否かを識別す
る。劣化している場合には、ステップS21からS22
に進む。
プS21からS28に進むため、従来と同じ制御を実施
する。ステップS22では、エラーが発生したか否かを
識別する。下り回線の場合には、無線端末局40がそれ
の受信したデータの内容を調べてエラーの有無を検出す
る。TCPレイヤ55は、無線端末局40がエラーを検
出したか否かをステップS22で調べる。そして、エラ
ーの発生を検出すると、ステップS23でエラーフラグ
がセットされる。
エラーフラグの状態とを調べて、エラーからの回復か否
かを識別する。エラーからの回復の場合には、ステップ
S24からS25に進む。ステップS25では、正しく
受信したデータに対してTCPレイヤ55が生成する確
認応答信号(ACK)に基づいて、それのコピーを2つ
生成する。また、エラーフラグはここでクリアされる。
する確認応答信号(ACK)を相手側(TCPレイヤ1
5)に返送する。そして、次のステップS27では、ス
テップS25で生成した確認応答信号(ACK)の2つ
のコピーを相手側(TCPレイヤ15)に送信する。従
って、例えば図4に示すように、下り回線においては、
同じ確認応答信号(ACK)が3つ連続的にTCPレイ
ヤ55から送信される。従来の制御を行うTCPレイヤ
15は、余分な同じ確認応答信号(ACK)をTCPレ
イヤ55から受け取ることによって、通常よりも早くウ
インドウを広げる(cwndを大きくする)ように制御
する。
を確認するためにシミュレーションを実施した。このシ
ミュレーションでは、5GHz帯無線装置(DQPS
K:シングルキャリア)の誤り率測定結果を利用し、短
区間での誤り率はランダムであると仮定したチャネルモ
デルを使用した。このシミュレーションの結果が図7に
示されている。図7を参照すると、上り回線と同様に、
MTUが大きいほど改善効果は小さくなる。また、MT
Uが9180バイトの場合には5回以上は効果がなく、
5340バイトの場合には15回以上は効果がないこと
が分かる。この原因は、上り回線と同様にMSSが大き
い場合は、一往復によるウインドウの広がりが大きく、
タイムアウト発生前のウインドウまで、早く回復するた
めである。
は、コピーを送信する回数が15回で約10%、30回
で約13%改善されている。また、50回と70回とで
はほとんど同じで約14%改善され、それ以上の回数で
は変化がないことが分かる。
御方法を用いることにより、ネットワーク側に接続され
るTCPに変更を加えることなく、無線端末側に接続さ
れるTCPの制御の内容を変更することでスループット
の低下を抑制できる。すなわち、無線区間で発生するパ
ケット落ちによってスループットが低下した場合には、
無線区間の回線品質が回復すれば、比較的短い時間でウ
インドウが広がり、スループットが改善される。
チャートである。
チャートである。
ク図である。
データフローを示すデータフロー図である。
すグラフである。
ある。
ある。
である。
Claims (2)
- 【請求項1】 無線基地局及び無線端末局を含む無線系
ネットワークと有線系ネットワークとが互いに接続され
た通信システム上で、前記無線系ネットワークの無線端
末局に接続された第1の端末装置と前記有線系ネットワ
ークに接続された第2の端末装置との間でTCPコネク
ションを形成するTCP制御方法において、 前記第1の端末装置上のTCP制御要素が、前記無線基
地局と無線端末局との間の無線区間の回線品質の情報を
前記無線端末局から取得して、取得した無線区間の回線
品質の情報に応じてTCPのウインドウを制御し、 前記無線基地局から無線端末局へ向かう下り回線のデー
タ伝送では、無線区間でのエラー発生後にそれの回復を
検出すると、前記第1の端末装置が受信したデータに対
する確認応答信号(ACK)の複製を作成し、前記確認
応答信号とそれの複製とを無線端末局から無線基地局に
向かって送信する ことを特徴とするTCP制御方法。 - 【請求項2】 無線基地局及び無線端末局を含む無線系
ネットワークと有線系ネットワークとが互いに接続され
た通信システム上で、前記無線系ネットワークの無線端
末局に接続された第1の端末装置と前記有線系ネットワ
ークに接続された第2の端末装置との間でTCPコネク
ションを形成するTCP制御方法において、 前記第1の端末装置上のTCP制御要素が、前記無線基
地局と無線端末局との間の無線区間の回線品質の情報を
前記無線端末局から取得して、取得した無線区間の回線
品質の情報に応じてTCPのウインドウを制御するとと
もに、前記無線端末局から無線基地局に向かう上り回線
のデータ伝送では、無線区間でパケットのタイムアウト
が連続的に発生した場合に、TCPのスロースタート閾
値であるssthreshを再送発生前のパラメータcwndの
半分の値に定める ことを特徴とするTCP制御方法。
Priority Applications (1)
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JP04865399A JP3434231B2 (ja) | 1999-02-25 | 1999-02-25 | Tcp制御方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04865399A JP3434231B2 (ja) | 1999-02-25 | 1999-02-25 | Tcp制御方法 |
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JP3434231B2 true JP3434231B2 (ja) | 2003-08-04 |
Family
ID=12809327
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP04865399A Expired - Fee Related JP3434231B2 (ja) | 1999-02-25 | 1999-02-25 | Tcp制御方法 |
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- 1999-02-25 JP JP04865399A patent/JP3434231B2/ja not_active Expired - Fee Related
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