JP5847241B2 - 掃除ユニットおよび掃除ユニットの組立方法および掃除機 - Google Patents

掃除ユニットおよび掃除ユニットの組立方法および掃除機 Download PDF

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Description

本発明は、掃除ユニット及びそれを利用した掃除機に関する。
従来技術の家庭用電気掃除機は、モーターによってファンを回転させて行う真空吸引方式が一般的である。この一般的な真空吸引式の電気掃除機は、連続運転は可能なものの、騒音が大きい。また、消費電力が大きいためにコードレス化が困難である。さらに、ダニ等が含まれた汚れた排気を室内にまき散らしてしまう。
他の従来技術の家庭用電気掃除機としては、特許第3261342号公報(特許文献1)に記載の静電気を利用した静電掃除機がある。この静電掃除機は、図19に示すように、帯電ローラー構造を採用している。集塵体101は、アルミなどの導電体によりつくられた円筒状の集塵体ベース102の外周に絶縁物質を塗布して帯電体103を形成したものからなる。帯電体103に約4kVの電圧の印加を行うことで、集塵体101の表面に約700Vの静電気を発生させることができる。静電気が発生した集塵体101によって、床面113上のゴミ114はゴミ115のように床面113から離れ、集塵体101の表面に付着する。集塵体101は、ゴミが付着したままX方向に回転する。その後、ゴミ115は、ゴミ収集つめ111によってかき取られることで、集塵体101から離れ、ゴミ回収袋112に回収される。
このため、前記静電掃除機は、前記真空吸引方式の掃除機のようにモーターやファンの回転による騒音が無く、また、排気による室内の空気の汚れが発生しないという利点がある。
特許第3261342号公報
ところで、従来の静電掃除機では、一般的なゴミよりも大きな障害物や段差による突発的な衝撃が集塵体101の帯電体103に加わっても、この衝撃に対する安全機構が設けられていない。このため、集塵体ベース102と帯電体103との間に弾性部材を設けて、前記衝撃を緩和することが考えられる。しかし、掃除ユニットを量産するときに弾性部材の外形寸法の精度がばらつくと、帯電体103の外形寸法の精度もばらついてしまう。このとき、集塵体101の半径が、集塵体101の個体間でばらついてしまうことにより、各掃除ユニットの集塵体101と床面113との間の距離がばらついてしまう。したがって、安定した吸着性能、つまり安定したゴミ取り性能を実現できないという問題があった。
そこで、本発明の課題は、安定したゴミ取り性能を実現できる掃除ユニット、掃除ユニットの組立方法およびこの掃除ユニットを用いた掃除機を提供することにある。
前記課題を解決するため、本発明の掃除ユニットは、
ゴミが付着すると共に、そのゴミを搬送する集塵体と、
前記集塵体を駆動するための駆動装置と、
前記集塵体に付着したゴミを除去するための除去機構と、
前記除去機構によって除去されたゴミを回収するための回収部と
を備え、
前記集塵体は、第1の回転体を有し、
この第1の回転体は、
円筒状部材と、
前記円筒状部材の外周面を囲むように設けられた弾性部材と、
前記弾性部材の外周面を囲むように設けられた帯電体と
で構成され、
前記帯電体の周方向の長さは、予め定められた長さであって、前記弾性部材の径を一定値に拘束し
前記帯電体の両端部に形成された穴部に、前記円筒状部材に形成された突起部が嵌合していることを特徴としている。
また、一実施形態の掃除ユニットでは、
前記駆動装置は、前記集塵体の前記円筒状部材の内部に設けられている。
また、一実施形態の掃除ユニットでは、
前記帯電体の外周面は、保護シートで覆われている。
また、一実施形態の掃除ユニットでは、
前記集塵体は、
第2の回転体と、
前記第1の回転体と前記第2の回転体とに巻回されると共にゴミが付着するベルトとを有している。
また、一実施形態の掃除ユニットでは、
前記除去機構は、前記ベルトと、前記第1の回転体または前記第2の回転体とが接触しない位置で前記ベルトに付着したゴミを除去するように設けられている。
本発明の掃除ユニットの組立方法は、
円筒状部材の外周面が弾性部材で囲まれた回転体と、帯状の帯電体とを用意する工程と、
前記帯電体の周方向の長さが予め定められた長さになるように前記回転体の外周面に前記帯電体を巻き付けて、前記弾性部材の径を一定値に拘束する巻き付け工程と
を備え
前記円筒状部材は、前記円筒状部材の長手方向に分割された複数の分割部材からなり、
前記回転体を駆動するための駆動装置を内包するように前記複数の分割部材を組み立てて、前記円筒状部材を形成することを特徴としている。
本発明の掃除機は、
前記掃除ユニットと、
前記掃除ユニットに給電する給電装置と
を備えることを特徴としている。
本発明の掃除ユニットによれば、帯電体の周方向の長さは、予め定められた長さであって、弾性部材の径を一定値に拘束しているので、安定したゴミ取り性能を実現できる。
本発明の掃除ユニットの組立方法によれば、帯電体の周方向の長さが予め定められた長さになるように回転体の外周面に帯電体を巻き付けて、弾性部材の径を一定値に拘束するので、安定したゴミ取り性能を実現できる。
本発明の掃除機は、本発明の掃除ユニットを備えるから、安定したゴミ取り性能を実現できる。
本発明の実施形態1に係る掃除ユニットの構成および動作を示す模式断面図である。 前記掃除ユニットの第1の回転体の構造を説明する模式断面図である。 前記第1の回転体の帯電体の要部の断面構造を説明する模式断面図である。 前記帯電体を展開したときの模式平面図である。 前記帯電体の具体的な形状の一例を示した平面図である。 前記第1の回転体の円筒状部材と弾性部材とを組み立てる方法を説明する図である。 前記第1の回転体の半円筒状部材に前記帯電体やモーターなどを取り付ける方法を説明する図である。 前記半円筒状部材の位置決め用突起部が前記帯電体の位置決め穴に嵌合している状態を説明する図である。 前記半円筒状部材を組み立てて、円筒状部材を形成する工程および前記弾性部材の径を一定値に拘束する巻き付け工程を説明する図である。 前記第1の回転体が組み立てられた状態を示す斜視図である。 前記第1の回転体の概略断面図である。 本発明の実施形態2に係る掃除ユニットの帯電体の形状を説明する平面図である。 実施形態2に係る掃除ユニットの第1の回転体の構造を示す模式断面図である。 実施形態2に係る掃除ユニットの帯電体の熱溶着を説明する模式断面図である。 本発明の実施形態3に係る掃除ユニットの第1の回転体の構造を示す模式断面図である。 本発明の実施形態4に係る掃除ユニットの構成および動作を示す模式断面図である。 本発明の実施形態5に係る掃除機の模式断面図である。 本発明の実施形態6に係る掃除機の模式断面図である。 従来の静電掃除機の概略説明図である。
以下、本発明を図示の実施形態により詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は、実施形態1の掃除ユニットの構成および動作を示す模式断面図である。
(掃除ユニット1の構成)
図1に示すように、掃除ユニット1は、床面7上のゴミ8が付着すると共に、ゴミ8を搬送する集塵体2と、この集塵体2を回転駆動するモーター3と、集塵体2に付着したゴミ8を集塵体2から除去するための除去機構5と、除去機構5によって除去されたゴミ8を回収するための回収部6とを備えている。なお、モーター3は、本発明の駆動装置の一例である。
集塵体2は、第1の回転体20からなっている。この第1の回転体20の外周面には帯電体21が設けられている。この帯電体21に高電圧を印加して帯電体21が帯電すると、静電気の吸着力によって第1の回転体20の外周面に床面7上のゴミ8が付着する。
(モーター3について)
第1の回転体20の内部には、第1の回転体20を回転させるために、モーター3が搭載されている。これにより、モーター3が回転するときに発生する回転音を掃除ユニット1の利用者に聞こえにくくするという効果がある。モーター3によって、第1の回転体20は、床面7に接触しないように所定の間隔を保って紙面に対して時計回りに回転する。ここで、モーター3への給電方法としては、充電式のバッテリーや乾電池など掃除ユニット1や掃除機に搭載可能なものが、操作性の観点より好ましい。しかしながら、給電方法はこれに限らず、コンセントなどの有線のものを用いても構わない。
(ゴミ回収方法)
第1の回転体20の外周面に吸着したゴミ8は、第1の回転体20が回転することによって、回収部6に向けて移送される。ゴミ8は、除去機構5によって前記外周面から物理的に剥離され、回収部6に回収される。このとき、ゴミ8を前記外周面から剥離すると同時にゴミ8を除電する構造、例えば、除去機構5が導電体等の除電を促す部材であれば、ゴミ8を前記外周面からさらに剥離しやすくすることができる。
(第1の回転体20の構成)
図2は、第1の回転体20の構造を説明する模式断面図である。
図2に示すように、第1の回転体20は、円筒状部材23と、円筒状部材23の外周面を全て覆うように設けられた弾性部材22と、弾性部材22の外周面を全て覆うように設けられた帯電体21とで構成されている。弾性部材22は、例えばゴムやスポンジなどの弾性材からなっている。
(帯電体21の構成)
帯電体21は、フレキシブルなシート状の部材であり、弾性部材22の外周面に巻き付いている。帯電体21の周方向の長さは、予め定められた長さであって、弾性部材22を圧縮して、弾性部材22の径を一定値に拘束している。
図3は、帯電体21の要部の断面構造を説明する模式断面図である。
図3に示すように、帯電体21は、絶縁物質からなる基材31と、この基材31上に設けられ、静電気力を発生する導電層32と、コート層33とからなっている。
コート層33は、導電層32を電気的、物理的に保護するために導電層32を覆う絶縁層であり、具体的には、厚さ80μmのアクリルウレタンからなっている。なお、コート層33は、アクリルウレタンに限られず、例えば、ポリウレタン、シリコン樹脂、アクリル樹脂などからなっていてもよい。コート層33は、基材31と合わせて、フレキシブル性と柔軟性とを持ち合わせていることが望ましい。
図4は、帯電体21を展開したときの模式平面図である。なお、図4において、コート層33は、省略している。
図4に示すように、帯電体21の基材31は、略長方形状を有している。この基材31の中央部には、略長方形状の導電層32が設けられている。この導電層32には、電極34,35が接続されている。
導電層32は、カーボンを主成分とする導電インクから形成されている。導電インクの体積抵抗率は10Ωcmである。よって、導電層32の厚みが5μm、幅1.5mmであれば1cm長さの抵抗値は133kΩに相当する。例えば、導電インクの体積抵抗率は、銅エッチングによる配線での体積抵抗率(10−5Ωcm)の100万倍であり、導電層32自体が抵抗となりうる。
導電層32は、双極型の静電吸着を行うために、2種類の導通していない配線パターンを有している。一方の配線パターンは、電極34を介して接地され、他方の配線パターンには、電極35を介して高電圧が印可されるようになっている。これにより、配線パターンは、それぞれ正または負に帯電して、帯電体21に静電気による吸着力を発生させるようになっている。集塵を行うエリアにおいては、前記2種類の配線パターンの間隔を1.5mmとしている。この間隔を1.5mmより狭くすると、印加する電位差に対して絶縁破壊のマージンが減ってしまう。逆に前記間隔を1.5mmより広くすると、ゴミを吸着しないエリアが増えることとなってしまう。
(第1の回転体20の組立方法)
次に、第1の回転体20の具体的な組立方法について説明する。
図5〜図11は、本発明の掃除ユニット1の組立方法を説明する図である。
図5は、帯電体21の具体的な形状の一例を示した平面図である。なお、この図5において、図4と同一の符号は、図4と同じ構成であるため、その説明を省略する。
まず、図5に示すような略帯状の帯電体21を用意する。この帯電体21は、略長方形状を有している。帯電体21の短手方向の両端部の基材31には、それぞれ、3つの位置決め穴41と、1本の折り曲げ線42とが設けられている。また、帯電体21の短手方向の一端部には、電極34,35が設けられている。ここで、帯電体21の短手方向は、帯電体21を弾性部材22に巻き付けて筒状にしたときの周方向となる。
位置決め穴41は、それぞれ略四角形状を有している。位置決め穴41は、帯電体21の長手方向の両端部および中央部に、それぞれ形成されている。ここで、帯電体21の短手方向の一端部に位置する位置決め穴41と、他端部に位置する位置決め穴41との間の前記短手方向における距離は、予め定められた長さである。位置決め穴41は、トムソン型等で打ち抜きにより加工される。このため、帯電体21を加工するとき、帯電体21の外形形状のカットと合わせて、量産時の寸法精度のバラツキが少なくなるように帯電体21を加工できる。
折り曲げ線42は、帯電体21の長手方向に延在している。帯電体21の短手方向の一端部の折り曲げ線42と、他端部の折り曲げ線42との間の距離は、第1の回転体20の予め定められた周方向の長さと同じである。
図6は、第1の回転体20の円筒状部材23と弾性部材22とを組み立てる方法を説明する図である。
図6に示すように、円筒状部材23は、円筒状部材23の長手方向に2分割された2つの半円筒状部材23a,23bからなっている。半円筒状部材23aの分割面であって、周方向の一端面には、この一端面から前記周方向に突出する3つの位置決め用突起部61が設けられている。位置決め用突起部61は、半円筒状部材23aの軸方向の両端部および中央部にそれぞれ位置している。半円筒状部材23bの分割面であって、周方向の一端面には、この一端面から前記周方向に突出する3つの位置決め用突起部66が設けられている。位置決め用突起部66は、半円筒状部材23bの軸方向の両端部および中央部にそれぞれ位置している。
弾性部材22は、略四角形のシート状部材からなっている。弾性部材22の短手方向の両端部は、それぞれ半円筒状部材23a,23bの外周面を全て覆うように取り付けられる。弾性部材22の短手方向の一端面は、半円筒状部材23aの分割面と同一面上に位置している。また、弾性部材22の短手方向の他端面は、半円筒状部材23bの分割面と同一面上に位置している。
図7は、第1の回転体20の半円筒状部材23a,23bに帯電体21やモーター3などを取り付ける方法を説明する図である。図8は、半円筒状部材23aの位置決め用突起部61が帯電体21の位置決め穴41に嵌合している状態を説明する図である。
図7に示すように、半円筒状部材23aの内部に、モーター3、スリップリング28、昇圧回路62等を配置する。また、帯電体21を弾性部材22を介して半円筒状部材23a,23bに取り付ける。具体的には、図7および図8に示すように、半円筒状部材23aのそれぞれの位置決め用突起部61が、帯電体21の周方向の一端部の位置決め穴41に嵌合している。また、半円筒状部材23bのそれぞれの位置決め用突起部66が、帯電体21の周方向の他端部の位置決め穴41に嵌合している。このとき、帯電体21は折り曲げ線42で折り曲げられている。モーター3と、スリップリング28と、昇圧回路62と、帯電体21の電極とは、それぞれ互いに接続される。
図9は、半円筒状部材を組み立てて、円筒状部材を形成する工程および弾性部材22の径を一定値に拘束する巻き付け工程を説明する図である。
図9に示すように、半円筒状部材23aに対して半円筒状部材23bを半円筒状部材23bの周方向に回転させて、弾性部材22を半円筒状部材23aおよび半円筒状部材23bの外周面を全て覆うように取り付けると共に、半円筒状部材23aの分割面に半円筒状部材23bの分割面を合わせる。そして、モーター3、スリップリング28、昇圧回路62等を円筒状部材23が内包するように組み立てて、円筒状部材23を形成する。
図10は、第1の回転体20が組み立てられた状態を示す斜視図である。図11は、第1の回転体20の概略断面図である。
図11に示すように、半円筒状部材23aの位置決め用突起部61および半円筒状部材23bの位置決め用突起部66と、帯電体21の位置決め穴41との嵌合によって、帯電体21の周方向の両端部は、半円筒状部材23aの周方向の一端面と半円筒状部材23bの周方向の一端面との間に位置している。これにより、帯電体21は、円筒状部材23に対して固定される。このとき、帯電体21の周方向の長さは、予め定められた長さであって、帯電体21は、弾性部材22の厚み公差分を押しつぶして円筒状部材23に巻き付く。これにより、帯電体21は、弾性部材22の径を一定値に拘束する。
本実施形態1によれば、帯電体21の周方向の長さは、予め定められた長さであって、帯電体21は、弾性部材22の径を一定値に拘束する。このため、掃除ユニット1を量産するときに弾性部材22の径の大きさがばらついたとしても、治具などを用いることなく、簡単な構造で、弾性部材22の径の大きさを予め定められた一定値に拘束できる。したがって、第1の回転体20と床面7との間の距離を予め定められた距離にすることができて、掃除ユニット1の安定した吸着性能、すなわち安定したゴミ取り性能を低コストで確保できる。
また、モーター3が第1の回転体20の円筒状部材23の内部に設けられているので、モーター3が第1の回転体20を駆動するときに発生する駆動音が円筒状部材23の外部に漏れるのを防止できる。
また、帯電体21の短手方向の両端部に形成された位置決め穴41に、半円筒状部材23a,23bに形成された位置決め用突起部61,66が嵌合している。このため、円筒状部材23に対して帯電体21を簡単かつ確実に巻き付けて固定できると共に、弾性部材22の厚みの公差分を押しつぶして弾性部材22の径を一定値により高い精度で拘束できる。
(実施形態2)
図12は、実施形態2の掃除ユニットの帯電体71を説明する平面図である。なお、この実施形態2において、前記実施形態1と同一の符号は、前記実施形態1と同じ構成であるため、その説明を省略する。
実施形態1と相違する点を説明すると、この実施形態2では、位置決め穴41と折り曲げ線42と帯電体71に設ける代わりに、帯電体71の溶着部を示す位置決めのための目印の一例としての溶着ライン72を設けている点が相違する。溶着ライン72は、帯電体71の短手方向の両端部に設けられている。
(第1の回転体70の構成)
図13は、第1の回転体70の構造を示す模式断面図である。
図13に示すように、第1の回転体70は、円筒状部材23と、円筒状部材23の外周面を全て覆うように設けられた弾性部材22と、弾性部材22の外周面を全て覆うように設けられた帯電体71とで構成されている。
(帯電体71の構成)
図14は、帯電体71の熱溶着を説明する模式断面図である。
図14に示すように、帯電体71の一端部と他端部とは、溶着ライン72を基準に重ね合わされると共に、溶着ライン72において互いに熱によって溶着され、固定されている。なお、帯電体71の一端部と他端部とを重ね合わせると共に、互いに接着して固定する方法であれば、熱溶着による固定に限られず、接着剤等による固定も含まれる。
帯電体71の一端部と他端部とを熱溶着するとき、実施形態1と同様に、弾性部材22の厚み公差分を押しつぶして固定する。このため、帯電体71の周方向の長さが予め定められた長さになり、帯電体71は、弾性部材22の径を一定値に拘束する。
ここで、図14に示すように、帯電体71には、帯電体71の厚み分だけ段差が生じるが、帯電体71を熱溶着によって強力に接着できる。したがって、掃除ユニットとしての実際の使用時における信頼性をより高めることができる。
本実施形態2によれば、帯電体71の両端部は、溶着ライン72に基づいて重ね合わされると共に、互いに接着されている。このため、帯電体71に位置決め穴41を形成することなく、簡単な構成で、弾性部材22の厚みの公差分を押しつぶして帯電体71を弾性部材22に巻き付けることができる。したがって、弾性部材22の径を簡単な構造で一定値に拘束できるので、掃除ユニットの使用時における第1の回転体70と床面7との間の隙間を低コストで調整できる。
(実施形態3)
図15は、実施形態3の掃除ユニットの第1の回転体80の構造を示す模式断面図である。なお、この実施形態3において、前記実施形態1と同一の符号は、前記実施形態1と同じ構成であるため、その説明を省略する。
実施形態1と相違する点を説明すると、この実施形態3では、帯電体21の外周面が保護シート81で覆われている点が相違する。
(第1の回転体80の構成)
図15に示すように、第1の回転体80は、円筒状部材23と、円筒状部材23の外周面を全て覆うように設けられた弾性部材22と、弾性部材22の外周面を全て覆うように設けられた帯電体21と、帯電体21の外周面を覆うように設けられた保護シート81とで構成されている。
保護シート81は、帯電体21から発生する静電気を床面7のゴミ8に伝える材料であれば、材質、厚みは任意に選ぶことができる。但し、保護シート81の剛性がありすぎると第1の回転体80の外形に沿わないため、高い真円度を確保できない。そのため、保護シート81は、ある程度の柔軟性が必要であり、保護シート81の厚みは0.2mm以下が望ましい。さらに、保護シート81の厚みが0.2mm以上になると保護シート81を介したゴミの吸着力の性能が落ちてしまうという問題も生じる。保護シート81の材質としては、柔軟性と耐久性が高いポリウレタンシートを用いるのが適しているが、他にもPVC、ポリプロピレン、ポリエチレン、PTFE、シリコンゴムシート等を用いることが可能である。
上記構成により、帯電体21が除去機構5や床面7の障害物に直接接することがなくなる。このため、保護シート81によって帯電体21の損傷をより確実に防止して、感電の危険性をより低減できる。また、万が一、保護シート81が損傷しても、保護シート81のみ交換することで再使用可能であるため、メンテナンス性に優れるという効果も奏する。
(実施形態4)
図16は、実施形態4の掃除ユニット201の構成および動作を示す模式断面図である。実施形態1と相違する点を説明すると、この実施形態4では、集塵体202が、第1の回転体220と、第2の回転体208と、第1の回転体220と第2の回転体208とに巻回されると共にゴミが付着する搬送ベルト209とで構成されている。また、除去機構205は、搬送ベルト209に付着したゴミ8を搬送ベルト209から除去するように設けられている。これらの相違する構成および動作を以下に説明する。
(集塵体202の構成)
図16に示すように、第2の回転体208は、図示しないローラー支持部材によって回動可能に設けられている。搬送ベルト209は、第1の回転体220の回転によって駆動されて、第1の回転体220と第2の回転体208との周りを回転する。
(搬送ベルト209の構成)
搬送ベルト209は、第1の回転体220の帯電体221から発生する静電気による吸着力を床面7上のゴミ8に伝える材料であれば、材質、厚みは任意に選ぶことができる。但し、搬送ベルト209の剛性がありすぎるとロール状にゴミを搬送できないため、ある程度の柔軟性が必要であり、搬送ベルト209の厚みは0.2mm以下が望ましい。搬送ベルト209の厚みが0.2mm以上になると搬送ベルト209の剛性が強くなりすぎて、第1の回転体220と第2の回転体208との間をうまく回転できない。また、搬送ベルト209を介した吸着力の性能が落ちてしまう。搬送ベルト209の材質としては、柔軟性と耐久性が高いポリウレタンシートを用いるのが適しているが、他にもPVC、ポリプロピレン、ポリエチレン、PTFE、シリコンゴムシート等を用いることが可能である。
(除去機構205の構成)
除去機構205は、搬送ベルト209と、第1の回転体220または第2の回転体208とが接触しない位置で搬送ベルト209に付着したゴミ8を除去するように設けられている。
(ゴミの回収方法)
搬送ベルト209は、第1の回転体220によって駆動され、図中矢印の方向に回転する。
第1の回転体220の帯電体221が帯電されたことにより、搬送ベルト209を介して搬送ベルト209の外周面に床面7上のゴミ8が吸着する。搬送ベルト209の回転により、搬送ベルト209の外周面に付着したゴミ8は、順次、回収部206に向けて移送される。
ゴミ8は、搬送ベルト209から除去機構205により物理的に塞ぎ止められると共に剥離されることで、回収部206の内部に回収される。このとき、ゴミ8は、第1の回転体220の帯電体221とは離間しているため、物理的な剥離が容易になる。剥離されたゴミ8は、実施形態1〜3と同様に最終的に回収部206に回収される。
本実施形態4によれば、搬送ベルト209は、第1の回転体220と第2の回転体208とに巻回されている。したがって、搬送ベルト209を第1の回転体220および第2の回転体208に対して着脱するだけで、搬送ベルト209を簡単に交換できる。
また、搬送ベルト209と、第1の回転体220または第2の回転体208とが接触しない位置で、除去機構205は、搬送ベルト209に付着したゴミ8を除去するので、ゴミ8が、第1の回転体220または第2の回転体208と除去機構205との間に挟まることがない。したがって、第1の回転体220または第2の回転体208と除去機構205との間に挟まったゴミ8によって、搬送ベルト209が損傷するのを防止できる。
(実施形態5)
図17は、実施形態5の掃除機300の模式断面図を示している。この掃除機300は、実施形態1の掃除ユニット1を使用している。
図17に示すように、掃除機300の筐体301の内部には、掃除ユニット1および給電装置の一例としてのバッテリー302が搭載されている。
前記バッテリー302より掃除ユニット1のモーター3に対して給電することにより、掃除機300が機能する。
また、本実施形態5の掃除機300は、前記掃除ユニット1を有するので、掃除ユニット1の作用、効果を奏する。
(実施形態6)
図18は、実施形態6の掃除機400の模式断面図を示している。この掃除機400は、実施形態4の掃除ユニット201を使用している。
図18に示すように、掃除機400の筐体401の内部には、掃除ユニット201および給電装置の一例としてのバッテリー402が搭載されている。
前記バッテリー402より掃除ユニット201のモーター203に対して給電することにより、掃除機400が機能する。
また、本実施形態6の掃除機400は、前記掃除ユニット201を有するので、掃除ユニット201の作用、効果を奏する。
次に、前記実施形態1〜6の変形例(実施形態7〜実施形態12)について説明する。
前記実施形態1〜6では、集塵体2,202は、電荷を帯電させるための帯電体21,71,221を有していたが、これに限らず、ゴミを吸着可能な構造であればよい。
また、前記実施形態1〜6では、モーター3,203は、第1の回転体20,70,80,220の円筒状部材23の内部に設けられていたが、これに限られない。駆動装置が円筒状部材23の外部に設けられ、ギアなどを介して第1の回転体を駆動してもよい。
また、前記実施形態1〜6では、位置決め用突起部61が半円筒状部材23aの一端面から周方向に突出して設けられていたが、これに限られない。例えば、位置決め用突起部が半円筒状部材の周面から径方向に突出して設けられていてもよい。
また、前記実施形態1〜6では、半円筒状部材23a,23bの位置決め用突起部61,66が帯電体21,71,221の位置決め穴41に嵌合していたが、これに限られない。例えば、周方向の長さが予め定められた長さの筒状の帯電体が、弾性部材の外周面を覆うように設けられていてもよい。
また、前記実施形態1〜6では、円筒状部材23は、円筒状部材23の長手方向に2分割された2つの半円筒状部材23a,23bからなっていたが、これに限られない。例えば、円筒状部材が円筒状部材の長手方向に3つ以上に分割されていてもよいし、円筒状部材の周方向に分割されていてもよい。また、円筒状部材が分割されていなくてもよい。
また、前記実施形態1〜6では、弾性部材22は、円筒状部材23の外周面を全て覆うように設けられ、帯電体21,71,221は、弾性部材22を全て覆うように設けられていたが、これに限られない。弾性部材は、円筒状部材の外周面を囲んでいればよく、円筒状部材の一部を覆っていなくてもよい。また、帯電体は、弾性部材の外周面を囲んでいればよく、弾性部材の一部を覆っていなくてもよい。
実施形態1〜6および前記変形例で述べた構成要素は、適宜、組み合わせてもよく、また、適宜、選択、置換、あるいは、削除してもよいのは、勿論である。
本発明および実施形態を纏めると、次のようになる。
本発明の掃除ユニットは、
ゴミが付着すると共に、そのゴミを搬送する集塵体2,202と、
前記集塵体2,202を駆動するための駆動装置3,203と、
前記集塵体2,202に付着したゴミを除去するための除去機構5,205と、
前記除去機構5,205によって除去されたゴミを回収するための回収部6,206と
を備え、
前記集塵体2,202は、第1の回転体20,70,80,220を有し、
この第1の回転体20,70,80,220は、
円筒状部材23と、
前記円筒状部材23の外周面を囲むように設けられた弾性部材22と、
前記弾性部材22の外周面を囲むように設けられた帯電体21,71,221と
で構成され、
前記帯電体21,71,221の周方向の長さは、予め定められた長さであって、前記帯電体21,71,221は、前記弾性部材22の径を一定値に拘束している。
前記構成の掃除ユニットによれば、前記帯電体21,71,221の周方向の長さは、予め定められた長さであって、前記帯電体21,71,221は、前記弾性部材22の径を一定値に拘束している。このため、掃除ユニットを量産するときに前記弾性部材22の径の大きさがばらついたとしても、治具などを用いることなく、簡単な構造で、弾性部材22の径の大きさを予め定められた一定値に拘束できる。したがって、第1の回転体20,70,80,220と床面7との間の距離を予め定められた距離にすることができて、掃除ユニットの安定した吸着性能、すなわち安定したゴミ取り性能を低コストで確保できる。
また、1実施形態では、
前記駆動装置3,203は、前記集塵体2,202の前記円筒状部材23の内部に設けられている。
前記実施形態によれば、前記円筒状部材23の内部に前記駆動装置3,203が設けられているので、前記駆動装置3,203が集塵体2,202を駆動するときに発生する駆動音が円筒状部材23の外部に漏れるのを防止できる。
また、1実施形態では、
前記帯電体21,71,221の両端部に形成された穴部41に、前記円筒状部材23に形成された突起部61,66が嵌合している。
前記実施形態によれば、前記帯電体21,71,221の両端部に形成された穴部41に、前記円筒状部材23に形成された突起部61,66が嵌合している。このため、円筒状部材23に対して前記帯電体21,71,221を簡単かつ確実に巻き付けて固定できると共に、弾性部材22の厚みの公差分を押しつぶして弾性部材22の径を一定値になるように高い精度で拘束できる。
また、1実施形態では、
前記帯電体21,71,221の両端部には、位置決めのための目印72が設けられ、
前記両端部は、前記目印72に基づいて重ね合わされると共に、互いに接着されている。
前記実施形態によれば、前記帯電体21,71,221の両端部は、前記目印72に基づいて重ね合わされると共に、互いに接着されている。このため、前記帯電体21,71,221に穴部41を形成することなく、簡単な構成で、弾性部材22の厚みの公差分を押しつぶして帯電体21,71,221を弾性部材22に巻き付けることができる。したがって、弾性部材22の径を簡単な構造で一定値に拘束できるので、掃除ユニットの使用時における第1の回転体20,70,80,220と床面7との間の隙間を低コストで調整できる。
また、1実施形態では、
前記帯電体21,71,221の外周面は、保護シート81で覆われている。
前記実施形態によれば、前記帯電体21,71,221の外周面は、保護シート81で覆われているので、帯電体21,71,221が障害物等に直接接することがなくなる。このため、保護シート81によって帯電体21,71,221の損傷をより確実に防止して、感電の危険性をより低減できる。また、万が一、保護シート81が損傷しても、保護シート81のみ交換することで再使用可能であるため、メンテナンス性に優れる。
また、1実施形態では、
前記集塵体2,202は、
第2の回転体208と、
前記第1の回転体20,70,80,220と前記第2の回転体208とに巻回されると共にゴミが付着するベルト209とを有している。
前記実施形態によれば、ベルト209は、第1の回転体20,70,80,220と第2の回転体208とに巻回されている。したがって、ベルト209を第1の回転体20,70,80,220および第2の回転体208に対して着脱するだけで、ベルト209を簡単に交換できる。
また、1実施形態では、
前記除去機構205は、前記ベルト209と、前記第1の回転体20,70,80,220または前記第2の回転体208とが接触しない位置で前記ベルト209に付着したゴミ8を除去するように設けられている。
前記実施形態によれば、前記ベルト209と、前記第1の回転体20,70,80,220または前記第2の回転体208とが接触しない位置で、除去機構205は、前記ベルト209に付着したゴミ8を除去する。このため、ベルト209に付着したゴミ8が、前記第1の回転体20,70,80,220または前記第2の回転体208と除去機構205との間に挟まることがない。したがって、前記第1の回転体20,70,80,220または前記第2の回転体208と除去機構205との間に挟まったゴミ8によって、ベルト209が損傷するのを防止できる。
また、本発明の掃除ユニットの組立方法では、
前記弾性部材22の外周面に、周方向の長さが予め定められた長さになるように前記帯電体21,71,221を巻き付ける。
本発明の組立方法によれば、周方向の長さが予め定められた長さになるように前記帯電体21,71,221を前記弾性部材22の外周面に巻き付ける。このため、掃除ユニット1,201を量産するときに弾性部材22の径の大きさがばらついたとしても、治具などを用いることなく、簡単な構造で、弾性部材22の径の大きさを予め定められた一定値に拘束できる。したがって、第1の回転体20,70,80,220と床面7との間の距離を予め定められた距離にすることができて、掃除ユニット1,201の安定したゴミ取り性能を低コストで確保できる。
また、1実施形態の掃除ユニットの組立方法では、
前記円筒状部材23は、前記円筒状部材23の長手方向に分割された複数の分割部材23a,23bからなり、
前記複数の分割部材23a,23bは、前記駆動装置3,203を内包するように組み立てられる。
前記実施形態によれば、前記円筒状部材23の複数の分割部材23a,23bは、前記駆動装置3,203を内包するように組み立てられ、前記駆動装置3,203が円筒状部材23の内部に設けられる。このため、駆動装置3,203が集塵体2,202を駆動するときに発生する駆動音が円筒状部材23の外部に漏れるのを防止できる。
また、本発明の掃除機は、
前記掃除ユニット1,201と、
前記掃除ユニット1,201に給電する給電装置302,402と
を備える。
本発明の掃除機によれば、前記掃除ユニット1,201を備えるので、感電に対する安全性や、掃除機としての信頼性および堅牢性を向上できると共に、安定したゴミ取り性能を確保できる。
1,201 掃除ユニット
2,202 集塵体
3,203 モーター
5,205 除去機構
6,206 回収部
20,70,80,220 第1の回転体
21,71,221 帯電体
22 弾性部材
23 円筒状部材
23a,23b 半円筒状部材
41 位置決め穴
42 折り曲げ線
61,66 位置決め用突起部
72 溶着ライン
81 保護シート
208 第2の回転体
209 搬送ベルト
300,400 掃除機
302,402 給電装置

Claims (7)

  1. ゴミが付着すると共に、そのゴミを搬送する集塵体と、
    前記集塵体を駆動するための駆動装置と、
    前記集塵体に付着したゴミを除去するための除去機構と、
    前記除去機構によって除去されたゴミを回収するための回収部と
    を備え、
    前記集塵体は、第1の回転体を有し、
    この第1の回転体は、
    円筒状部材と、
    前記円筒状部材の外周面を囲むように設けられた弾性部材と、
    前記弾性部材の外周面を囲むように設けられた帯電体と
    で構成され、
    前記帯電体の周方向の長さは、予め定められた長さであって、前記帯電体は、前記弾性部材の径を一定値に拘束し
    前記帯電体の両端部に形成された穴部に、前記円筒状部材に形成された突起部が嵌合していることを特徴とする掃除ユニット。
  2. 請求項1に記載の掃除ユニットにおいて、
    前記駆動装置は、前記集塵体の前記円筒状部材の内部に設けられていることを特徴とする掃除ユニット。
  3. 請求項1または2に記載の掃除ユニットにおいて、
    前記帯電体の外周面は、保護シートで覆われていることを特徴とする掃除ユニット。
  4. 請求項1からのいずれか1つに記載の掃除ユニットにおいて、
    前記集塵体は、
    第2の回転体と、
    前記第1の回転体と前記第2の回転体とに巻回されると共にゴミが付着するベルトとを有していることを特徴とする掃除ユニット。
  5. 請求項に記載の掃除ユニットにおいて、
    前記除去機構は、前記ベルトと、前記第1の回転体または前記第2の回転体とが接触しない位置で前記ベルトに付着したゴミを除去するように設けられていることを特徴とする掃除ユニット。
  6. 円筒状部材の外周面が弾性部材で囲まれた回転体と、帯状の帯電体とを用意する工程と、
    前記帯電体の周方向の長さが予め定められた長さになるように前記回転体の外周面に前記帯電体を巻き付けて、前記弾性部材の径を一定値に拘束する巻き付け工程と
    を備え
    前記回転体の円筒状部材は、前記円筒状部材の長手方向に分割された複数の分割部材からなり、
    前記回転体を駆動するための駆動装置を内包するように前記複数の分割部材を組み立てて、前記円筒状部材を形成することを特徴とする掃除ユニットの組立方法。
  7. 請求項1からのいずれか1つに記載の掃除ユニットと、
    前記掃除ユニットに給電する給電装置と
    を備えることを特徴とする掃除機。
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