JP2015100679A - 掃除ユニット及びそれを利用した掃除機 - Google Patents
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Abstract
【課題】集塵体と床面との間の位置関係を安定させることができる集塵ユニットを提供すること。【解決手段】掃除ユニットは、円筒形状の集塵体(1)と、前記集塵体(1)を回転させる回転装置(2)と、前記集塵体(1)に付着したゴミを除去するための除去機構(4)と、前記除去機構(4)によって除去されたゴミを回収するための開口を有する回収部(5)とを有する。前記集塵体(1)の両側面側に外輪(3,3)が設けられている。【選択図】図1
Description
本発明は、掃除ユニット及びそれを利用した掃除機に関する。
従来技術の家庭用電気掃除機は、モーターによってファンを回転させて行う真空吸引方式が一般的である。他の従来技術としては、特許第3261342号公報(特許文献1)に記載の静電気を利用した静電掃除機がある。
上記静電掃除機は、真空吸引方式の掃除機のようにモーターやファンの回転による騒音が無く、また、排気による室内の空気の汚れが発生しないという利点がある。
上述の静電掃除機は帯電ローラー構造を採用している。帯電ローラーを床面上で転がすことにより、床面上の埃等を帯電ローラーに吸着して、除去する。そして、帯電ローラーで吸着した埃等を回収する方法としては、スクレ−パをローラーに対して接触させることにより、帯電ローラー上の埃等を除去し、除去した埃等をダストボックスに回収する方法を採用している。
帯電ローラーを床面上でモーターにより回転させる場合、帯電ローラーと床面との摩擦抵抗により、モーターに負担がかかるという問題が発生する。
特許第3261342号では、集塵体である帯電ローラーを、床面と非接触で対向させることで、床面との摩擦の発生に対応し、この場合、モーターにかかる負荷も低減される。
しかし、静電気によりゴミを集塵する場合には、床面に対して帯電ローラーを可能な限り接近させ、略接触状態とすることが望ましいが、構成部材の寸法精度、組立公差、帯電ローラーの回転軸ずれ等の様々な要素が誤差として発生するため、集塵体としての帯電ローラーと床面との間の位置関係を安定させることは困難であるという問題がある。
そこで、本発明の課題は、集塵体と床面との間の位置関係を安定させることができる集塵ユニットを提供することにある。
前記課題を解決するため、本発明の集塵ユニットは、
円筒形状の集塵体と、前記集塵体を回転させる回転装置と、前記集塵体に付着したゴミを除去するための除去機構と、前記除去機構によって除去されたゴミを回収するための開口を有する回収部とを備えた掃除ユニットにおいて、
前記集塵体の両側面側に配置された外輪
を備えることを特徴としている。
円筒形状の集塵体と、前記集塵体を回転させる回転装置と、前記集塵体に付着したゴミを除去するための除去機構と、前記除去機構によって除去されたゴミを回収するための開口を有する回収部とを備えた掃除ユニットにおいて、
前記集塵体の両側面側に配置された外輪
を備えることを特徴としている。
本発明の掃除機は、
上述の掃除ユニットと、
前記掃除ユニットに給電する給電装置と
を備えることを特徴としている。
上述の掃除ユニットと、
前記掃除ユニットに給電する給電装置と
を備えることを特徴としている。
本発明によれば、外輪により、集塵体が回転する際に発生する床面との摩擦抵抗を低減することが可能で、回転装置へかかる負荷を低減することができ、かつ、集塵体と床面間の位置関係を一定に維持することができて、良好かつ安定した集塵性能を得ることができる。
以下、本発明を図示の実施形態により詳細に説明する。なお、本明細書において、同一または類似の構成については、同一の参照符号を付している。
(実施形態1)
図1〜6は、実施形態1の掃除ユニットの構成および動作を表す図である。
図1〜6は、実施形態1の掃除ユニットの構成および動作を表す図である。
(掃除ユニット100の大略構成)
図1および2に示すように、この掃除ユニット100は、表面に床面の埃等を吸着するための集塵体1と、この集塵体1の両側面側に配置された外輪3,3と、集塵体1の表面に吸着された埃等を物理的に剥離するための例えばスクレ−パ等からなる除去機構4と、この除去機構4によって剥離された埃等を回収するための回収部5と、静電気を発生させ、集塵体1を帯電させるための帯電機構6と、埃等を物理的に剥離する直前に、帯電を除去するための帯電除去装置7により構成されている。
図1および2に示すように、この掃除ユニット100は、表面に床面の埃等を吸着するための集塵体1と、この集塵体1の両側面側に配置された外輪3,3と、集塵体1の表面に吸着された埃等を物理的に剥離するための例えばスクレ−パ等からなる除去機構4と、この除去機構4によって剥離された埃等を回収するための回収部5と、静電気を発生させ、集塵体1を帯電させるための帯電機構6と、埃等を物理的に剥離する直前に、帯電を除去するための帯電除去装置7により構成されている。
(集塵体1の構成)
図3は集塵体1の構造を示す断面図である。この集塵体1は、円筒構造を有し、円筒部材13の外周に、例えばゴムやスポンジ等の弾性部材からなる弾性層12が形成されており、さらに、この弾性層12の外周には、埃等を吸着するための集塵層11が形成されている。
図3は集塵体1の構造を示す断面図である。この集塵体1は、円筒構造を有し、円筒部材13の外周に、例えばゴムやスポンジ等の弾性部材からなる弾性層12が形成されており、さらに、この弾性層12の外周には、埃等を吸着するための集塵層11が形成されている。
(集塵層11の構成)
前記集塵層11は、電荷を帯電させるための帯電層11となっており、図1に示すように、集塵体1の集塵層11の近傍に配置された帯電装置6により帯電させられる。帯電した集塵層11は、静電気により床面上の埃等を吸着することで掃除を行う。
前記集塵層11は、電荷を帯電させるための帯電層11となっており、図1に示すように、集塵体1の集塵層11の近傍に配置された帯電装置6により帯電させられる。帯電した集塵層11は、静電気により床面上の埃等を吸着することで掃除を行う。
(回転装置2の構成)
図3に示すように、前記集塵体1の内部には、この集塵体1を回転させるために、例えばモーター等の回転装置2が搭載されている。このように、回転装置2を集塵体1の内部に搭載することにより、回転装置2が回転するときに発生する回転音を掃除ユニット100の利用者等に聞こえ難くするという効果がある。
図3に示すように、前記集塵体1の内部には、この集塵体1を回転させるために、例えばモーター等の回転装置2が搭載されている。このように、回転装置2を集塵体1の内部に搭載することにより、回転装置2が回転するときに発生する回転音を掃除ユニット100の利用者等に聞こえ難くするという効果がある。
前記回転装置2は、ブラケット41、フランジ42を介して、集塵体1の円筒部材13に連結していて、集塵体1を回転させ得るようになっている。なお、前記回転装置2は、図示しない支持部材によって、回転反力をとっており、回転装置2への給電方法としては、スリップリング8を介して外部から給電する方法を採っている。
(帯電装置6の構成)
図1に示すように、帯電装置6は、集塵体1に対向する面にのみ開口を有する一方その他の面を覆う導電カバー61と、前記集塵体1に対向する開口に取り付けたグリッド63と、タングステン等で作られ、導電カバー61に収納されたコロナワイヤ62とからなる。このコロナワイヤ62は導電カバー61と絶縁を保ちつつ保持されている。コロナワイヤ62に電圧を印可することにより、集塵層11に静電気を発生させることができる。
図1に示すように、帯電装置6は、集塵体1に対向する面にのみ開口を有する一方その他の面を覆う導電カバー61と、前記集塵体1に対向する開口に取り付けたグリッド63と、タングステン等で作られ、導電カバー61に収納されたコロナワイヤ62とからなる。このコロナワイヤ62は導電カバー61と絶縁を保ちつつ保持されている。コロナワイヤ62に電圧を印可することにより、集塵層11に静電気を発生させることができる。
(外輪3の構成)
前記外輪3は、図3および4に示すように、集塵体1の両側面側に配置されていて、集塵体1を部分的に回転自在に支持可能である。回転装置2によって回転方向が決められている集塵体1に対し、外輪3は自由に回転する。集塵体1と外輪3は、同心に配置されている。前記外輪3は、回転装置2に連なる軸45に、ベアリング46を介して、両方向に回転自在に嵌合している。
前記外輪3は、図3および4に示すように、集塵体1の両側面側に配置されていて、集塵体1を部分的に回転自在に支持可能である。回転装置2によって回転方向が決められている集塵体1に対し、外輪3は自由に回転する。集塵体1と外輪3は、同心に配置されている。前記外輪3は、回転装置2に連なる軸45に、ベアリング46を介して、両方向に回転自在に嵌合している。
図3および4に示すように、集塵体1の直径は、外輪3の直径以上の大きさとしている。そのため、集塵体1が無負荷で弾性層12が弾性変形していない状態では、図4に示すように、集塵体1の外径と外輪3の外径との間に隙間Bが生じる。そして、図5に示すように、掃除ユニット100を床面70に設置した場合、集塵体1を構成している図3に示す弾性層12が弾性変形し、外輪3、集塵体1が共に床面70に接触する。
もし、前記外輪3が無いと仮定すると、集塵体1の自重が直接床面70にかかるため、回転時において、床面70と集塵体1との摩擦による大きな負荷が回転装置2にかかることになる。
本実施形態1では、外輪3,3が、集塵体1の自重の一部を支持しているから、床面70と集塵体1との摩擦による抵抗が小さくなって、回転装置2にかかる負荷を低減することができる。
また、前記外輪3,3により一定限度に制限された弾性層12の弾性変形により、集塵体1の外周と床面70とは常に安定した接触状態を維持するため、床面70の埃に対して常に安定した吸着性能を得ることができる。
(埃等の回収方法)
図6は、掃除ユニット100が埃D等を回収するための回収方法ついて説明する説明図である。
図6は、掃除ユニット100が埃D等を回収するための回収方法ついて説明する説明図である。
今、前記集塵体1は、回転装置2によって図中矢印の方向に回転しているとする。
前記帯電装置6により、集塵体1の表面の集塵層11が帯電されたことにより、集塵体1の表面の集塵層11に床面の埃D等が吸着する。回転装置2による集塵体1の回転により、吸着された埃D等は、回収部5に向けて移送される。埃D等が除去機構4に移送される直前に、帯電除去装置7により、集塵層11に帯電している電荷が除去される。
前記帯電除去装置7の例としては、例えばLED(発光ダイオード)等により、集塵層11に対して光を照射することにより、電荷を除去することができる。
帯電除去後、埃D等は、集塵層11の表面から、除去機構4により物理的に剥離され、最終的に回収部5に回収される。
本実施形態1の掃除ユニット100では、集塵体1の直径が、外輪3の直径以上であるから、掃除ユニット100を床面70に設置した場合、集塵体1が床面70に接触して、集塵体1を構成している弾性層12が弾性変形して、外輪3、集塵体1が共に床面70に接触して、外輪3が集塵体1の自重の一部を負担する。したがって、集塵体1の自重により回転体2にかかる負荷を、外輪3,3で低減することができる。
また、前記外輪3で一定限度に制限された弾性層12の弾性変形により、集塵体1の外周と床面70とは常に安定した一定の接触状態を維持するため、本掃除ユニット100は、床面70の埃Dに対して常に安定した吸着性能を得ることができる。
ここで、本実施形態1では、集塵層11は埃D等を電気的に吸着するために、電荷が帯電する帯電層11としているが、集塵層11の構成としては埃等を、吸着可能な構造であればこれに限らなく、機械的または化学的に吸着可能な構造であってもよい。
(実施形態2)
図7〜9は、実施形態2の掃除ユニット200の構成および動作を示す図である。図7〜9において、図1〜6に示す実施形態1の掃除ユニット100の構成部と同一または類似の構成部については、図1〜6の構成部の参照番号と同一の参照番号を付して、それらの構成および作用の詳細な説明を省略し、異なる構成部のみについて、以下に詳細に説明する。
図7〜9は、実施形態2の掃除ユニット200の構成および動作を示す図である。図7〜9において、図1〜6に示す実施形態1の掃除ユニット100の構成部と同一または類似の構成部については、図1〜6の構成部の参照番号と同一の参照番号を付して、それらの構成および作用の詳細な説明を省略し、異なる構成部のみについて、以下に詳細に説明する。
(集塵体21の構成)
図8は集塵体21の構造を示す断面図である。この集塵体21は、円筒構造を有し、円筒部材23の外周に、埃等を吸着させるための集塵層11が形成されている。
図8は集塵体21の構造を示す断面図である。この集塵体21は、円筒構造を有し、円筒部材23の外周に、埃等を吸着させるための集塵層11が形成されている。
(外輪30の構成)
図7,8に示すように、外輪30,30は、集塵体21の両側面側に配置されており、集塵体21と同心である。回転装置2によって回転方向が決められている集塵体21に対して、外輪30はいずれの方向にも自由に回転する。
図7,8に示すように、外輪30,30は、集塵体21の両側面側に配置されており、集塵体21と同心である。回転装置2によって回転方向が決められている集塵体21に対して、外輪30はいずれの方向にも自由に回転する。
図9に示すように、集塵体21の直径は、外輪30の直径以下としており、例えば、外輪30の直径よりも小さくしている。図9に示すように、掃除ユニット200を床面70に設置した場合、集塵体21と床面70との位置関係は、外輪30,30により規定されて、集塵体21と床面70との間にクリアランスCが生じる。
したがって、前記集塵体21は、外輪30,30に支持されて、床面70に接触しないで、かつ、床面70に対して一定のクリアランスCをもつ位置関係を常に保つことが可能であるため、集塵体21の摩擦による回転装置2への負荷がなく、また、床面70の埃に対して常に安定した吸着性能を得ることが可能である。
すなわち、本実施形態2では、集塵体21が床面70に対して常に一定のクリアランスCをもつているため、集塵体21が床面70に接触することがなくて、回転装置2にかかる負荷を低減することができ、かつ、床面70の埃に対して常に安定した吸着性能を得ることができる。
(実施形態3)
図10は、実施形態3の掃除機300の断面図を示している。この掃除機300は、実施形態1の掃除ユニット100を使用している。
図10は、実施形態3の掃除機300の断面図を示している。この掃除機300は、実施形態1の掃除ユニット100を使用している。
図10に示すように、掃除機300の筐体(点線で図示)301の内部には、掃除ユニット100および給電装置の一例としてのバッテリー9が搭載されている。
前記バッテリー9より掃除ユニット100の回転装置2に対して給電することにより、掃除機300が機能する。
また、本実施形態3の掃除機300は、前記掃除ユニット100を有するので、掃除ユニット100の作用、効果を奏する。
(実施形態4)
図11は、実施形態4の掃除機400の断面図を示している。この掃除機400は、実施形態2の掃除ユニット200を使用している。
図11は、実施形態4の掃除機400の断面図を示している。この掃除機400は、実施形態2の掃除ユニット200を使用している。
図11に示すように、掃除機400の筐体(点線で図示)401の内部には、掃除ユニット200および給電装置の一例としてのバッテリー9が搭載されている。
前記バッテリー9より掃除ユニット200の回転装置2に対して給電することにより、掃除機400が機能する。
また、本実施形態4の掃除機は、前記掃除ユニット200を有するので、掃除ユニット200の作用、効果を奏する。
本発明および実施形態を纏めると、次のようになる。
本発明の掃除ユニットは、
円筒形状の集塵体1,21と、前記集塵体1,21を回転させる回転装置2と、前記集塵体1,21に付着したゴミを除去するための除去機構4と、前記除去機構4によって除去されたゴミを回収するための開口を有する回収部5とを備えた掃除ユニットにおいて、
前記集塵体1,21の両側面側に配置された外輪3,30
を備えることを特徴としている。
円筒形状の集塵体1,21と、前記集塵体1,21を回転させる回転装置2と、前記集塵体1,21に付着したゴミを除去するための除去機構4と、前記除去機構4によって除去されたゴミを回収するための開口を有する回収部5とを備えた掃除ユニットにおいて、
前記集塵体1,21の両側面側に配置された外輪3,30
を備えることを特徴としている。
前記構成の掃除ユニットによれば、前記集塵体1,21の両側面側に配置された外輪3,30が少なくとも部分的に集塵体1,21を支持することが可能である。したがって、集塵体1,21が回転する際に発生する床面70との摩擦抵抗を低減することができて、回転装置2へかかる負荷を低減することができる。
さらに、前記外輪3,30によって、集塵体1,21と床面70との間の位置関係を一定に維持することができるから、良好かつ安定した集塵性能を得ることができる。
1実施形態では、
前記集塵体1は、
円筒部材13と、
その円筒部材13の外周に設けられた弾性部材からなる弾性層12と、
前記弾性層12の外周に設けられてゴミが付着する集塵層11と
を有し、
前記集塵体1の直径は前記外輪3の直径以上である。
前記集塵体1は、
円筒部材13と、
その円筒部材13の外周に設けられた弾性部材からなる弾性層12と、
前記弾性層12の外周に設けられてゴミが付着する集塵層11と
を有し、
前記集塵体1の直径は前記外輪3の直径以上である。
前記実施形態によれば、集塵体1の直径は、外輪3の直径以上であるから、掃除ユニット100を床面に設置した場合、集塵体1が床面70に接触して、集塵体1を構成している弾性層12が弾性変形して、外輪3、集塵体1が共に床面70に接触する。
しかし、外輪3が集塵体1の自重の一部を負担しているから、集塵体1の自重により回転体2にかかる負荷を低減することができる。
また、前記外輪3で一定限度に制限された弾性層12の弾性変形により、集塵体1の外周と床面は常に安定した一定の接触状態を維持するため、床面70の埃に対して常に安定した吸着性能を得ることができる。
また、1実施形態では、
前記集塵体21は、
円筒部材23と、
前記円筒部材23の外周に設けられてゴミが付着する集塵層11と
を有し、
前記集塵体21の直径は前記外輪30の直径以下である。
前記集塵体21は、
円筒部材23と、
前記円筒部材23の外周に設けられてゴミが付着する集塵層11と
を有し、
前記集塵体21の直径は前記外輪30の直径以下である。
前記実施形態によれば、集塵体21の直径は、外輪30の直径以下であるので、掃除ユニット200を床面70に設置した場合、集塵体21と床面との位置関係は、外輪30により規定されて、集塵体21と床面70との間にクリアランスCが生じる。
したがって、前記集塵体21は、外輪30,30に支持されて、床面70に接触しないで、かつ、床面70に対して一定のクリアランスCをもつ位置関係を常に保つことが可能であるため、床面70と集塵体21との摩擦がなくて、回転装置2への大きな負荷がなく、かつ、床面70の埃に対して常に安定した吸着性能を得ることができる。
また、1実施形態では、
前記回転装置2は、前記集塵体1,21の内部に搭載されている。
前記回転装置2は、前記集塵体1,21の内部に搭載されている。
前記実施形態によれば、前記回転装置2が集塵体1,21の内部に収納されているから、構造がコンパクトになり、かつ、回転装置2からの騒音を集塵体1,21で遮って低減することができる。
また、1実施形態では、
前記集塵体1,21の集塵層11は、帯電可能な帯電層11であり、
さらに、前記帯電層11に帯電させる帯電装置6と、
前記帯電層11の帯電を除去するための帯電除去装置7と
を有する。
前記集塵体1,21の集塵層11は、帯電可能な帯電層11であり、
さらに、前記帯電層11に帯電させる帯電装置6と、
前記帯電層11の帯電を除去するための帯電除去装置7と
を有する。
前記実施形態によれば、電気的にゴミを確実に吸着して、回収することができる。
また、本発明の掃除機は、
前記掃除ユニット100,200と、
前記掃除ユニット100,200に給電する給電装置9と
を備える。
前記掃除ユニット100,200と、
前記掃除ユニット100,200に給電する給電装置9と
を備える。
本発明の掃除機によれば、集塵体1,21が回転する際に発生する床面70との摩擦抵抗を低減することができ、回転装置2にかかる負荷を低減することができ、かつ、集塵体1,21と床面70との間の位置関係を一定に維持することができて、良好かつ安定した集塵性能を得ることができる。
実施形態1〜3および変形例で述べた構成要素は、適宜、組み合わせてもよく、また、適宜、選択、置換、あるいは、削除してもよいのは、勿論である。
1,21 集塵体
2 回転装置
3,30 外輪
4 除去機構
5 回収部
6 帯電装置
7 帯電除去装置
8 スリップリング
9 バッテリー
11 集塵層
12 弾性層
13,23 円筒部材
61 導電カバー
62 コロナワイヤ
63 グリッド
100,200 掃除ユニット
300,400 掃除機
2 回転装置
3,30 外輪
4 除去機構
5 回収部
6 帯電装置
7 帯電除去装置
8 スリップリング
9 バッテリー
11 集塵層
12 弾性層
13,23 円筒部材
61 導電カバー
62 コロナワイヤ
63 グリッド
100,200 掃除ユニット
300,400 掃除機
Claims (6)
- 円筒形状の集塵体と、前記集塵体を回転させる回転装置と、前記集塵体に付着したゴミを除去するための除去機構と、前記除去機構によって除去されたゴミを回収するための開口を有する回収部とを備えた掃除ユニットにおいて、
前記集塵体の両側面側に配置された外輪
を備えることを特徴とする掃除ユニット。 - 請求項1に記載の掃除ユニットにおいて、
前記集塵体は、
円筒部材と、
その円筒部材の外周に設けられた弾性部材からなる弾性層と、
前記弾性層の外周に設けられてゴミが付着する集塵層と
を有し、
前記集塵体の直径は前記外輪の直径以上であることを特徴とする掃除ユニット。 - 請求項1に記載の掃除ユニットにおいて、
前記集塵体は、
円筒部材と、
前記円筒部材の外周に設けられてゴミが付着する集塵層と
を有し、
前記集塵体の直径は前記外輪の直径以下であることを特徴とする掃除ユニット。 - 請求項1から3のいずれか1つに記載の掃除ユニットにおいて、
前記回転装置は、前記集塵体の内部に搭載されていることを特徴とする掃除ユニット。 - 請求項1から4のいずれか1つに記載の掃除ユニットにおいて、
前記集塵体の集塵層は、帯電可能な帯電層であり、
さらに、前記帯電層に帯電させる帯電装置と、
前記帯電層の帯電を除去するための帯電除去装置と
を有することを特徴とする掃除ユニット。 - 請求項1から5のいずれか1つに記載の掃除ユニットと、
前記掃除ユニットに給電する給電装置と
を備えることを特徴とする掃除機。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013245980A JP2015100679A (ja) | 2013-11-28 | 2013-11-28 | 掃除ユニット及びそれを利用した掃除機 |
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JPS6398161U (ja) * | 1986-12-17 | 1988-06-25 | ||
JPH1156731A (ja) * | 1997-08-22 | 1999-03-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 静電集塵機 |
JP2003320322A (ja) * | 2002-05-02 | 2003-11-11 | Yamazaki Corp | 清掃器具 |
JP2011152389A (ja) * | 2010-01-26 | 2011-08-11 | Katsuyoshi Kishikawa | 静電気式掃除機 |
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- 2013-11-28 JP JP2013245980A patent/JP2015100679A/ja active Pending
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