JP5845870B2 - 電線のシールドコネクタ接続構造 - Google Patents
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Description
前記金属パイプの端部から突出している前記電線端末の端子がシールドコネクタ内で相手端子と嵌合接続されていると共に、前記金属パイプの端部の外周に外嵌されている金属環からなるシールドリングが、前記シールドコネクタのコネクタハウジングの内周面にセットされている金属製のシールドシェルに接触されていることを特徴とする電線のシールドコネクタ接続構造を提供している。
このように、汎用されている一般の電線を金属パイプに通して疑似シールド電線としているため、シールド電線自体を従来と比較して安価にでき、かつ、金属パイプの肉厚を薄くすると、従来のシールド電線よりも細径化でき、特にコルゲートチューブ等の外装材を外装した状態と比較すると確実に細径化できる。かつ、該コルゲートチューブ等の外装材を不要とできるため、部品点数および作業工数を少なくできる。
なお、複数の電線を1本の金属パイプに挿通し、該金属パイプを前記シールドコネクタに設けたシールドシェルと接触させてもよい。
金属パイプはアルミニウム系金属製に限定されないが、アルミニウム系金属製とすると軽量であり、かつ加工作業性が良い利点がある。また、配索領域は前記エンジンルームに限定されないが、エンジンルーム内は高温雰囲気となり、かつ、機器が密に配置されているため、耐熱性、放熱性、シールド性および保護機能の観点から、本発明の疑似シールド電線はエンジンルーム内に配線するシールド電線として用いることが好ましい。
以下の実施形態および参考実施形態はいずれも自動車のエンジンルーム内に配索するシールド電線を対象としている。
図1に示すように、銅系金属素線の撚線からなる芯線1aを絶縁樹脂からなる絶縁被覆層1bで被覆した1本の電線1をアルミニウム系金属からなる金属パイプ2に挿通して、疑似シールド電線10としている。前記金属パイプ2は、従来の汎用されているシールド電線のシールド層と外皮(シース)とを兼ねている。さらに、コルゲートチューブ等のシールド電線に外嵌する外装保護材の3つの機能を持たせている。
(1)電線1(一般の絶縁被覆電線)を調尺切断後に金属パイプ2に通す。
(2)金属パイプ2の長さ方向の両端にシールドリング6を通して加締め圧着する。
(3)金属パイプ2の両端から突出させた電線1の絶縁被覆層1bを皮剥ぎして芯線1aを露出させ、該芯線1aに端子3を圧着接続する。
(4)端子3をシールドコネクタ5に挿入係止すると共に、シールドリング6をシールドシェル17と接触させる。
(5)配索経路で曲げが必要な場合、両端にシールドコネクタ5を接続した疑似シールド電線10を所望な形状に曲げ加工する。
実施形態は、2本の疑似シールド電線10A、10Bの両端をそれぞれシールドコネクタ25に接続している。各疑似シールド電線10A、10Bは第1実施形態の疑似シールド電線10と同一構造であり、1本の電線1を1本の金属パイプ2に通し、各金属パイプ2の両端にシールドリング6を加締め圧着している。各金属パイプ2の両端から電線1を突出させて端子3を接続している。
実施形態の疑似シールド電線10は1本の電線1を1本の金属パイプ2に挿通しているが、図6に示す疑似シールド電線10Cは2本以上の複数本(4本)の電線1を1本の金属パイプ2内に挿通し、多数本の電線を備えた疑似シールド電線としている。該シールド電線10Cの金属パイプ2は参考実施形態、実施形態の金属パイプ2より肥大化している。この大径とした金属パイプ2の端末にシールドリング6を加締め圧着している。
1a 芯線
1b 絶縁被覆層
2 金属パイプ
3 端子
5 シールドコネクタ
6 シールドリング
10 疑似シールド電線
15 コネクタハウジング
17 シールドシェル
Claims (4)
- 芯線が絶縁被覆層で被覆されている1本または複数本の電線がシールド層および外装材とする金属パイプ内に挿通されている疑似シールド電線を備え、
前記金属パイプの端部から突出している前記電線端末の端子がシールドコネクタ内で相手端子と嵌合接続されていると共に、前記金属パイプの端部の外周に外嵌されている金属環からなるシールドリングが、前記シールドコネクタのコネクタハウジングの内周面にセットされている金属製のシールドシェルに接触されていることを特徴とする電線のシールドコネクタ接続構造。 - 前記シールドコネクタの端子収容室の内周面にセットされている前記シールドシェルは内側に屈曲する弾性接触部を備え、該弾性接触部が前記金属パイプの先端部外周の前記シールドリングに接触してアース処理されている請求項1に記載の電線のシールドコネクタ接続構造。
- 1本の前記金属パイプに1本の前記電線が挿通されている複数の前記疑似シールド電線を備え、各疑似シールド電線の前記金属パイプが前記シールドコネクタの各端子収容室に挿入されている請求項1または請求項2に記載の電線のシールドコネクタ接続構造。
- 前記金属パイプはアルミニウム系金属からなり、該金属パイプは自動車のエンジンルーム内での配索形態に応じた曲げを備えている請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の電線のシールドコネクタ接続構造。
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