JP5844311B2 - 加熱調理器 - Google Patents
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Description
被調理物が収容される加熱室と、
前記加熱室の下方に設けられ、且つ、燃焼用空気とガスとを燃焼させることにより熱気を発生させるガスバーナが配設された燃焼室と、
前記燃焼用空気を外部から取り込み、前記燃焼室で発生させた熱気を前記加熱室に送り込んで循環させる循環ファンとを備えた加熱調理器において、
前記加熱室の底壁と前記燃焼室の上板との間には、前記循環ファンの回転駆動によって外部から冷却空気が取り込まれる冷却空気挿通路が形成され、
前記燃焼室の上板の下面に添設された補助上板を有し、
前記上板の、前記ガスバーナよりも熱気の流路の下流側には、絞り加工により第1凹凸部が形成されており、
前記上板と前記補助上板には、第1連通孔と第2連通孔とがそれぞれ形成され、
前記燃焼室と前記冷却空気挿通路とは、前記冷却空気挿通路に取り込まれた冷却空気が前記燃焼室内に流入する連通部を構成する前記第1連通孔と第2連通孔で連通し、
前記第2連通孔は、前記ガスバーナよりも熱気の流路の下流側に設けられている加熱調理器である。
前記補助上板は、前記上板の第1凹凸部形成域の下面に添設されており、
前記第1連通孔は、前記第1凹凸部の凸部に設けられ、
前記第2連通孔は、前記第1連通孔が形成された凸部に対向する前記補助上板に設けられる。
前記加熱室の底壁の下面に添設された補助底壁を有し、
前記補助底壁には、絞り加工により第2凹凸部が形成される。
前記冷却空気挿通路は、前記第2連通孔よりも冷却空気の流路の下流側で閉塞される。
さらに、上板の第1凹凸部形成域の下面に補助上板を添設し、第1凹凸部の凸部に第1連通孔を、凸部と対向する補助上板に第2連通孔を設けたものでは、上板と補助上板との間に一定の空間が形成され、その空間を冷却空気が通過するから、より効率的な冷却が可能となる。
そして、加熱室の底壁に補助底壁を添設し、補助底壁に絞り加工による第2凹凸部を設けたものでは、強度が向上できるだけでなく、冷却空気挿通路の表面積が増大し、さらに冷却空気挿通路が狭まる部分では冷却空気の通過速度が速くなるから、効率的な冷却を行うことが可能となり、熱変形を一層抑制することができる。
図1は、本発明を実施するための形態の加熱調理器としてのビルトイン式のガスコンロの概略断面斜視図であり、図2は、その後方部分を示す要部拡大横断面斜視図である。
なお、本明細書では、加熱室(10)の扉(11)側を前方、奥側を後方といい、加熱室(10)の幅方向を左右方向、高さ方向を上下方向という。
扉(11)を前方(手前)に回動させると、プレート(52)を引き出せる構成となっており、引き出されたプレート(52)の上に、例えば、魚等の被調理物を載置した後、扉(11)を後方へ回動させることによって加熱室(10)を閉塞させれば、前記被調理物は加熱室(10)内に収容されることとなる。
また、補助底壁(16)には、図3及び図5に示すように、絞り加工により左右方向に延在し、上方に突出する突条部が前後方向に所定間隔で複数形成されている。これにより、補助底壁(16)に第2凹凸部(16a)が形成されている。補助底壁(16)は、前後端部及び凸部(16b)で底壁(13)に接合されている。
このガスバーナ(2)は、プレス加工された2枚の板材を接合して形成されており、ガスバーナ(2)の後部には、後方側に向かって開口する多数のスリット状の炎孔が左右方向に所定間隔で配列されている。また、燃焼室(20)の前面には、外部に連通する燃焼用空気吸気口(21)が設けられて、燃焼用空気が燃焼室(20)内に取り込まれる構成となっている。燃焼用空気吸気口(21)から吸い込まれた外部の燃焼用空気とガスがガスバーナ(2)で混合し、燃焼されることにより、燃焼室(20)の後方へ向かって流れる燃焼排ガスの熱気が発生する。
この循環ファンケース(41)内には、循環ファン(31)が収容されており、その後面は、モータ(4)の回転軸を挿通させる挿通孔以外は閉塞され、前記回転軸の先端に循環ファン(31)が固定されている。そして、循環ファンケース(41)の上面、底面、及び左右両側面の前端部が後壁(15)の周縁と接合されて閉塞されており、熱風通路ケース(40)の後面に形成されている開口部(40a)を介して熱風通路(30)と連通している。
冷却ファン(33)の左右両側方と後方は、冷風通路ケース(43)で囲まれていると共に、モータ(4)のモータ収容室(44)と連通しており、モータ収容室(44)の後方には、外部に連通している吸気口(42)が形成されている。
まず、扉(11)を前方へ回動させて、加熱室(10)内のグリル皿又はオーブン皿に、魚や肉等の被調理物を載置した後、扉(11)を後方へ回動させて、加熱室(10)の前方開放部を閉塞させる。そして、図示しないが、調理スタートスイッチをONにすると、モータ(4)が駆動し、循環ファン(31)の回転駆動が開始されて、燃焼室(20)の前面の燃焼用空気吸気口(21)から燃焼用空気が取り入れられる。このように、ガスバーナ(2)の点火に先だって循環ファン(31)を回転駆動させることにより、燃焼室(20)内に熱気の流路が形成される前に冷却空気の層を燃焼室(20)内に形成できるから、より確実に冷却効果を得ることができる。
これにより、上板(22)が高温に過熱されて熱変形するのを防止することができ、上板(22)の熱変形による排気抵抗が増大したり、燃焼用空気の取り入れが減少してガスバーナ(2)の燃焼不良を起こしたりする不都合を防止することができる。
(11)・・・・・・・・・扉
(13)・・・・・・・・・底壁
(16)・・・・・・・・・補助底壁
(2) ・・・・・・・・・ガスバーナ
(20)・・・・・・・・・燃焼室
(22)・・・・・・・・・上板
(25a) ・・・・・・・・第1連通孔
(26)・・・・・・・・・補助上板
(26a) ・・・・・・・・第2連通孔
(3) ・・・・・・・・・冷却空気挿通路
(31)・・・・・・・・・循環ファン
Claims (4)
- 被調理物が収容される加熱室と、
前記加熱室の下方に設けられ、且つ、燃焼用空気とガスとを燃焼させることにより熱気を発生させるガスバーナが配設された燃焼室と、
前記燃焼用空気を外部から取り込み、前記燃焼室で発生させた熱気を前記加熱室に送り込んで循環させる循環ファンとを備えた加熱調理器において、
前記加熱室の底壁と前記燃焼室の上板との間には、前記循環ファンの回転駆動によって外部から冷却空気が取り込まれる冷却空気挿通路が形成され、
前記燃焼室の上板の下面に添設された補助上板を有し、
前記上板の、前記ガスバーナよりも熱気の流路の下流側には、絞り加工により第1凹凸部が形成されており、
前記上板と前記補助上板には、第1連通孔と第2連通孔とがそれぞれ形成され、
前記燃焼室と前記冷却空気挿通路とは、前記冷却空気挿通路に取り込まれた冷却空気が前記燃焼室内に流入する連通部を構成する前記第1連通孔と第2連通孔で連通し、
前記第2連通孔は、前記ガスバーナよりも熱気の流路の下流側に設けられている加熱調理器。 - 請求項1に記載の加熱調理器において、
前記補助上板は、前記上板の第1凹凸部形成域の下面に添設されており、
前記第1連通孔は、前記第1凹凸部の凸部に設けられ、
前記第2連通孔は、前記第1連通孔が形成された凸部に対向する前記補助上板に設けられている加熱調理器。 - 請求項1又は2に記載の加熱調理器は、さらに、
前記加熱室の底壁の下面に添設された補助底壁を有し、
前記補助底壁には、絞り加工により第2凹凸部が形成されている加熱調理器。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の加熱調理器において、
前記冷却空気挿通路は、前記第2連通孔よりも冷却空気の流路の下流側で閉塞されている加熱調理器。
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JP2013133405A JP5844311B2 (ja) | 2013-06-26 | 2013-06-26 | 加熱調理器 |
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Family Applications (1)
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