JP5844281B2 - オストミー器具、医療器具の流体流制御弁及びオストミー挿入機構 - Google Patents

オストミー器具、医療器具の流体流制御弁及びオストミー挿入機構 Download PDF

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Description

本発明は医療器具に関する。
特に、本発明はオストミー器具に関する。本発明のオストミー器具は、人工肛門造設術又は回腸瘻造設術等の造瘻術を受けた人々が用いるものである。
造瘻術は、例えば、患者の腸(大腸又は小腸)が疾患(例えば大腸がん)、外傷(例えば重篤な腹部損傷)又は腸手術に侵され、結果として、その患者が排泄物、すなわち糞便を肛門を介して体から排出するという正常な機能を失った場合に行われる場合がある。造瘻術は、正常な排泄物排泄機能の喪失を補う(replace)。
造瘻術では、患者の腸は切除される。造瘻術の理由に応じて、その切除は、大腸、すなわち結腸に対するものであるか、又は小腸(この場合、通常は回腸の末端部)に対するものであり得る。依然として胃とつながっている腸の切除端部を、患者の腹壁に作られた切開部を通して引き出す。次いで、腸の端部を、切開部の外側で皮膚に縫合してストーマを形成する。腸内の排出物、すなわち糞便はこの場合、ヒトの体からストーマを介して出て、糞便を排泄する肛門の正常な機能は停止する。
大腸、すなわち結腸を用いて造瘻術を行ってストーマを形成する場合、この造瘻術は人工肛門造設術として知られている。小腸を用いて造瘻術を行ってストーマを形成する場合、この造瘻術は回腸瘻造設術として知られている。
造瘻術は一時的なもの又は恒久的なものであり得る。行われる造瘻術が一時的なものであるか恒久的なものであるかは、その造瘻術を行う理由に依存する。
一時的な造瘻術は、例えば、結腸に対して手術を行い、結腸が安静にし治癒する時間を必要とする場合に行われる場合がある。そのような状況では、安静にする結腸の部分が閉じられ、排泄物の排出はストーマを介して行われる。結腸が治癒すると、ストーマを形成するのに用いられた結腸の部分が、安静にしていた結腸の部分と再び接続され、ストーマは閉じられる。患者はこのとき、肛門を介した通常の排泄物排泄機能を再開することが可能である。一時的な造瘻術は、例えば、数週間から数ヶ月続く可能性がある。
恒久的な造瘻術は、例えば、大腸がん等の重篤な疾患に結腸が侵された場合に行われる場合がある。そのような状況では、結腸の疾患のある部分が除去され、排泄物を排出するためにストーマが形成される。肛門につながっている結腸の残りの部分はいずれも閉じられ、肛門を介した正常な排泄物排泄機能は患者の生涯にわたって停止する。
ストーマは、排泄物を体から出すことを可能にするために開口部を提供するが、排泄物の排出(exit)を制御する上での肛門及び括約筋の機能を何ら有しない。したがって、或るヒトに対して造瘻術が行われた後では、排泄物はストーマを通って腸を出る。このプロセスは無意識的なものであり、ヒトはそのプロセスをコントロールすることができない。
その結果、或るヒトに対して造瘻術を行うと、正常な排泄物排泄機能の喪失を補う(cater for)措置をとる必要がある。
本明細書に含まれる、背景技術の説明、文献のいずれもの参照及び既知である情報のい
ずれもの参照は、本発明の背景技術の理解を容易にするために提供されるに過ぎず、その資料のいずれも、本明細書が関連して出願された出願の優先日における共通の一般知識の一部を形成することを承認するものでも自認するものでもない。
造瘻術後には、オストミーバッグを用いてストーマから出る腸内の排泄物を溜めるのが一般的である。オストミーバッグの開口部は、ストーマの周りのヒトの皮膚に直接取り付けられる。このバッグは接着剤を用いて皮膚に取り付けられる。ヒトは、必要に応じてバッグを空にして取り替えなければならない。バッグを取り替える頻度は様々であるが、多くの場合に1日1回から数回である。
バッグの取り替えには、まず、皮膚への接着剤貼付部を破断して、付着している(existing:使用中の)バッグを取り外すことが必要とされる。付着しているバッグ及びその内容物は適切に廃棄しなければならない。ヒトは、ストーマ及びストーマの周りの皮膚を洗浄しなければならない。これは、ストーマの感染及び壊死を含む、生じる深刻な問題のリスクを低減するために非常に重要である。ストーマの部位を清潔に保つためにヒトが絶えず使用しなければならない種々の製剤(preparation)がある。腸内の排泄物は、ストーマを通って出るときに、ストーマと直接接触する。したがって、ヒトは、バッグを取り外して新たなバッグと取り替えるたびに洗浄レジメンに従わなければならず、これは1日に数回必要とされる可能性がある。ストーマの部位を洗浄すると、ヒトは新たなバッグをストーマの周りの皮膚に接着剤を用いて貼付する。
ストーマが清潔に保たれていない場合に生じる可能性がある問題に加えて、バッグを貼付するためにストーマの周りの皮膚に接着剤を耐えず塗布することは、皮膚のかぶれ、皮膚発疹及び表皮剥脱(peeling skin)につながる。
さらに、ヒトは、腸内の排泄物を排出するためのストーマを有することに付随する不快な臭気に絶えず直面する。
ストーマを有するとともにオストミーバッグを用いて生活していかなければならない人々は、とてつもない困難に苦しむ可能性がある。それらの人々の状態に対処することの問題及び不便さの幾つかをここまでに記載した。加えて、それらの人々は、自身の個人的な関係、家族関係、社会的関係及び雇用関係の悪化に苦しむ場合が多い。このことは、自尊心の喪失、孤独感、絶望及び自殺を含む、他の問題及び状況につながる可能性がある。
本発明のいくつかの態様によれば、皮膚(特にストーマの部位)の清潔さを保ちやすい医療器具(特にオストミー器具)を提供することができる。
本発明の一態様によると、オストミー器具であって、
使用時にヒトの体内のストーマの部位付近に位置付けられるように配置されるインプラントと、
使用時に腸内の排泄物をヒトの体外に出す手段を提供するように配置される排出手段と、
使用時に前記インプラントと操作可能に関連付けられるとともに前記排出手段を前記ストーマの部位に取り外し可能に保持する手段と、
を備える、オストミー器具が提供される。
好ましくは、使用時に、前記排出手段は磁力によって前記ストーマの部位に取り外し可
能に保持される。
使用時に前記インプラントと操作可能に関連付けられるとともに前記排出手段を前記ストーマの部位に取り外し可能に保持する手段は保持手段を含むことができる。
好ましくは、前記インプラントと前記保持手段とは磁気的に引き付けられる。
前記保持手段は保持部材を含むことができる。前記保持部材はリング又は環状ディスクであるものとすることができる。
代替的に又は付加的に、前記保持手段は前記排出手段の少なくとも一部を含むことができる。前記排出手段のこの一部は環状ディスク部材又はフランジ部材であるものとすることができる。
好ましくは、前記インプラントは可撓性である。
好ましくは、前記インプラントは実質的に環状ディスクの形態である。
好ましくは、前記排出手段は管状部材を含み、該管状部材の一部は、使用時に、前記ストーマを形成するのに用いられる腸内に位置付けられるように配置される。
好ましくは、前記排出手段は、実質的に前記管状部材の一端部に環状ディスク部材又はフランジ部材を含み、使用時に、前記管状部材がヒトの腸内に位置付けられるとヒトの体の前記ストーマの部位付近に押し当たる(bear against)ように配置される。
好ましくは、前記排出手段には、ヒトの体外への腸内の排泄物の排出を制御する弁手段が設けられている。
好ましくは、前記排出手段は、ともに着脱可能に接続されている第1の部分と第2の部分とを含み、該第1の部分は前記管状部材を有し、該第2の部分は前記弁手段を有する。
好ましくは、使用時に前記排出手段を前記ストーマの部位に固定する固定手段が設けられる。
好ましくは、前記オストミー器具は、使用時に前記保持手段と前記ストーマの部位との間に設けられて前記排出手段の前記第2の部分を実質的に覆うように配置されるケース手段を更に備える。
好ましくは、前記保持手段は、前記ケース手段に取り外し可能に取り付けられるように配置される。
本発明の別の態様によると、オストミー挿入機構であって、
管状部材であって、使用時に該管状部材をヒトの体内に挿入するように配置される第1の端部を有する、管状部材と、
前記管状部材の前記第1の端部から離間した前記管状部材の第2の端部の領域に設けられているフランジ手段であって、前記管状部材の前記第2の端部に隣接する内部のリセスと、該リセスに隣接する環状プレート部分とが設けられている、フランジ手段と、
を備え、
使用時に、前記リセスはヒトのストーマを覆って実質的に位置合わせされて位置付けられ、前記環状プレート部分はヒトの体の前記ストーマの部位の周りに押し当たる、オスト
ミー挿入機構が提供される。
好ましくは、前記オストミー挿入機構は、使用時に前記ストーマの部位の周りをシールするよう膨張可能であるように前記リセス内に設けられるブラダーを更に備える。
好ましくは、使用時に前記ブラダーを適切に膨張させるように該ブラダーに空気を注入する入口が、前記フランジ手段に設けられている。
好ましくは、前記管状部材には、該管状部材に或る程度の剛性を与える補剛手段が設けられている。
ここで、本発明を添付の図面を参照して単なる例として説明する。
本発明の一態様によるオストミー器具の一実施形態の部分切り欠き斜視図である。 使用時に患者の体内に位置する、図1に示されるオストミー器具のインプラントの立面図である。 図2Aに示されるインプラントの上面図である。 図2Aに示されるインプラントの側面図である。 図1に示されるオストミー器具の排出機構の挿入ユニットの第1の切り欠き斜視図である。 図3に示される挿入ユニットの第2の斜視図である。 図3及び図4に示される挿入ユニットの側断面図である。 図3及び図4に示される挿入ユニットの、図4の矢印Bによって示される方向の正面図である。 排出制御弁をその閉状態で示す、該排出制御弁及びハウジングの第1の切り欠き斜視図である。 排出制御弁をその開状態で示す、該排出制御弁及びハウジングの第2の切り欠き斜視図である。 排出制御弁のハウジングのクロージャーキャップの斜視図である。 排出制御弁のハウジングのクロージャーキャップの第2の切り欠き斜視図である。 ストラップを省いた、図1に示されるオストミー器具の固定ベルトの側面図である。 図1に示されるオストミー器具の排出ユニットに被せた位置にある、図8に示される固定ベルトの斜視図である。 図1に示されるオストミー器具の排出ユニットに被せた位置にある、図9に示されるストラップを含む固定ベルトの平面図である。 図1に示されるオストミー器具の保持リングの立面図である。 図10Aに示される保持リングの側断面図である。 固定ベルトとともに用いることができるガーゼパッドの平面図である。 図10Aに示されるガーゼパッドの側面図である。 ヒトの体内のストーマの部位付近に位置するインプラントと、ストーマにおけるその位置に位置付けられている排出機構とを示す断面図である。
本明細書全体を通して、文脈によって別途要求されない限り、「備える(comprise)」という用語、及び「備える("comprises", "comprising" and "comprised")」等の変形形は、記載の整数又は整数の群の存在を示唆するものであり、任意の他の整数又は整数の
群を排除することを示唆するものではないと理解される。
本明細書におけるこの項目は、読み手を助けるために与えられており、明細書、特許請求の範囲又は図面における開示の範囲を狭める(narrow)か又は限定するように解釈されるべきではない。
図1及び図12は、オストミー器具1の一実施形態を示す。説明を明確にするために、オストミー器具1の特徴の全てが図1及び図12において参照符号によって特定されているわけではない。しかし、本発明のオストミー器具1の実施形態の構成部材及び特徴は、他の添付の図面において示され、参照符号によって特定されている。
本発明のオストミー器具1は、使用時にヒトの体内のストーマSの部位付近に位置付けられるように配置されるインプラント10と、使用時に腸内の排泄物をヒトの体外に出す手段を提供するように配置される排出機構20と、使用時にインプラント10と操作可能に関連付けられるとともに排出機構20をストーマSの部位に取り外し可能に位置付けて保持する、すなわち排出機構20がストーマSの部位に位置決めされて保持されるようにする保持手段とを備える。
使用時に、排出機構20は、本明細書において更に説明するように磁力すなわち磁気引力によってストーマSの部位におけるその位置に保持される。
使用時にインプラント10と操作可能に関連付けられるとともに、排出手段20をストーマSの部位に取り外し可能に保持する保持手段は、保持リング140を含むことができる。インプラント10と保持リング70とは磁気的に引き付けられる。
使用時にインプラント10と操作可能に関連付けられるとともに、排出手段20をストーマSの部位に取り外し可能に保持する保持手段は、代替的に又は付加的に、排出機構20の一部を含むことができる。排出機構20のこの一部は、環状ディスク部材、すなわちフランジ部材22とすることができる。
本発明のオストミー器具1の実施形態の構成部材を、本明細書において詳細に説明し、その後でそれらの使用方法を説明する。
インプラント
図2A、図2B及び図2Cは、本明細書において更に説明するように、使用時にヒトの体内のストーマSの部位に隣接して位置決めされるように配置されるインプラント10の一実施形態を示す。ヒトは、造瘻術を受けた患者である。
インプラント10は、磁界を生成するように磁化されている。これは例えば、インプラント10に、図2A、図2B及び図2Cにおいて破線によって示される磁化材料11を埋め込むか又は含浸させることによって行うことができる。代替的な例では、インプラント10全体を磁化材料で作ってもよい。
インプラント10は可撓性である。インプラント10は、曲げることができ、該インプラント10がヒトの腹壁に縫合される部位においてその腹壁の輪郭に適合することができる。インプラント10には、ヒトの体内の腹壁に縫合することができるように穴12が設けられている。
インプラント10は、図2A、図2B及び図2Cに示されるように平坦な対向面を有する環状ディスク又はリングの形態で提供することができる。インプラント10は連続的で
はない。その代わりに、インプラント10は、ヒトの体に挿入された後でピン15によってそれぞれの端部領域13及び14において接続される。各端部領域13及び14にはカットアウト部分が設けられている。これらのカットアウト部分は完全なリングを形成するように当接して重なる。次いで、ピン15が当接して重なっているカットアウト部分に設けられている位置合わせされた穴に挿入されて位置付けられ、それによってインプラント10のそれぞれの端部領域13及び14をともに接続する。
それぞれの端部領域13及び14をともに接続するためにピン15を使用することの代替案は、端部領域13及び14のそれぞれのカットアウト部分に位置付けられる相補的なスナップ(press studs)を有することである。スナップはインプラント10と一体成形することができる。次いで、端部領域13及び14を、相補的なスナップ同士を押圧して係合させることによってともに接続することができる。
インプラント10は中心開口16を有する。
インプラントの厚さは、その全径よりも(than)かなり小さい。インプラント10は、該インプラント10が用いられることになるオストミーのタイプに合わせて寸法決めされる。例えば、回腸瘻造設術の場合、インプラント10は、約3.5cm〜4.0cmの内径、すなわち開口16の直径と、約7.0cm〜8.0cmの外径と、約3mmの厚さとを有することができる。
排出機構
排出機構20及びその構成部品を図3〜図7Bに示す。排出機構20は、使用時に腸内の排泄物をヒトの腸からストーマSを介して出し、ヒトの体外に排出する手段を提供するように配置される。腸内の排泄物の排出は制御して行うことができる。
オストミー挿入機構
排出機構20は、管状部材21と、フランジ部材、すなわち環状ディスク部材22とを備える。フランジ部材22は、管状部材21の端部23に、該管状部材21の端部23の周りに設けられている。管状部材21は端部23に開口24を有する。管状部材21は、その他方の端部26に別の開口25を有する。管状部材21にはリブ27が設けられている。リブ27は、管状部材21の長手方向に、該管状部材21の外周の周りに離間した間隔で延びている。リブ27は管状部材21に埋め込んでもよい。リブ27は、管状部材21に或る程度の剛性を与える。
フランジ部材22は、リセス部分、すなわちトラフ28と、外側部分29とを有する。リセス部分28は、凹状形状であり、管状部材21の端部23の周りに実質的に円形に延びる。外側部分29はリセス部分28を囲む。外側部分29は実質的に平坦であり、実質的に環状のプレートの形態である。リセス部分28は、フランジ部材22の第1の側30に設けられている。第1の側30は、使用時にストーマSの部位のヒトの皮膚に面するように配置される。フランジ部材22の湾曲部分31がリセス28の最外部分と外側部分29とを接続する。
フランジ部材22は、管状部材21とのその接合部の領域においてハブ32を形成する。リセス部分28は、フランジ部材22の第1の側30の、外側部分29とハブ32との間に設けられている。
ブラダー33がリセス部分28に位置付けられる。ブラダー33は環状形状、すなわちドーナツ形状である。ブラダー33は膨張可能である。
フランジ部材22の第1の側30の、該フランジ部材22の外側部分29には、クッション材34が設けられている。クッション材34は、フランジ部材22の第1の側30に、外側部分29の実質的に全面を覆うように設けることができる。ストーマSの部位のヒトの皮膚に面するフランジ部材22の第1の側30にあるクッション材34は、ヒトにクッションの快適性を提供する。
フランジ部材22は、該フランジ部材22の第2の側36に後面、すなわち当接面35を有する。当接面35は実質的に平坦である。フランジ部材22の第2の側36は第1の側30の反対側にある。当接面35はリセス28の反対側にある。当接面35は、湾曲部分31と、第2の側36に形成されているフランジ部材22の突出セクション37の外側部分とによって、フランジ部材22の第1の側において外側部分29から離間している。
突出部分37の内側部分38が開口39を画定している。この開口は、管状部材21の開口24と位置合わせされている。このように、開口25から管状部材21を通って開口39まで連続的な通路が形成される。突出部分37の内側部分38にはねじ山40が設けられている。
入口41が、当接面35から突出部分37を通ってリセス28まで延びている。ブラダー33は、リセス28において入口41に取り付けられる開口42(図12において最もよく見える)を内部に有し、それによってブラダー33は、膨張することができるように入口41と連通している。
管状部材21は、使用時にヒトの腸I内に位置決めされるようにヒトのストーマS内に挿入されるように配置される。フランジ部材22は、使用時にヒトの体の外側に位置付けられ、それによって本明細書において以下で説明するようにヒトの体のストーマSの部位の周りに押し当たる。
本明細書においてこれまでに説明したような排出機構20の特徴は、オストミー挿入機構50を形成する。
排出制御機構
排出機構20は弁60を更に備える。弁60は、図6A及び図6Bにおいて最も良く見ることができるように、ハウジング61内に設けられている。ハウジング61は実質的に短管の形態である。
弁60は、シール部材、すなわち弁部材62と、弁座63とを含む。弁座63は、ハウジング61の内面によって形成されている。シール部材62は、実質的に凸状の表面64と、実質的に凹状の表面65とを有する。凸状の表面64及び凹状の表面65は、シール部材62の反対の面に設けられている。シール部材62は、部分的に実質的に球状であり、球のセグメントの一部である。このセグメントは、第1の軸の回りに、第1の軸方向側66から第2の軸方向側67へ実質的に180度にわたって延びている。このセグメントは、第1の軸に直交する第2の軸の回りに実質的に90度にわたって延びている。
シール部材62はハウジング61内に回転可能に取り付けられている。シャフト68が第1の軸方向側66に隣接してシール部材61の凸状の表面64から延びている。シャフト68は軸69の回りに回転可能である。シャフト68は、ハウジング61から外方に延びているソケット70内に回転可能に収容されている。ハンドル71が、ねじ72等の締結具によってシャフト68に操作可能に接続されている。ねじ72は、ハンドル71と、中間コネクター73とを通ってシャフト68の端部に至る。
ハウジング61にはその一端部に首部74が設けられている。首部74の直径は、ハウジング61の、シール部材62を収容している部分の直径よりも小さい。首部74にはその外面にねじ山75が設けられている。ねじ山76が、ハウジング61の外面の、首部74から離間したハウジング61の端部に設けられている。ハウジング61には、首部74の端部に開口77が設けられており、首部74から離間した、ねじ山76が付近に設けられている、ハウジング61の端部に、別の開口78が設けられている。シール部材62は首部74と開口78との間に設けられている。
環状面79が、首部74と、ハウジング61の、首部74よりも大きい直径を有する残りの部分との間に形成されている。
幅狭の穴80がシール部材62の頂点領域81に設けられている。シール部材62の頂点領域81は圧縮性材料で形成される。穴80は、圧縮性材料が加える圧縮力によって通常は閉じられている。
ハウジング61の開口78を閉じるためにキャップ90が設けられる。キャップ90は図7A及び図7Bに示されている。キャップ90にはねじ山91が設けられている。ねじ山91は、ハウジング61のねじ山76と係合し、それによって確実にではあるが着脱可能にキャップ90をハウジング61に固定することができる。
キャップ90には、該キャップ90をハウジング61上にねじ留めした場合にハウジング61内に延びる突出部、すなわち延長部92が設けられている。突出部92は実質的にドーム形状であり、凸状の表面93を有する。凸状の表面93は、シール部材62の凸状の表面65の形状に実質的に適合する形状である。
キャップ90は、圧力解放弁94を収容しており、圧力解放弁94の一部は突出部92によって収容されている。突出部92にはその内部に穴95が設けられている。穴95は、頂点領域96から突出部92を通って突出部92の外側97へ延びている。キャップ90をハウジング61上にねじ留めすると、頂点領域96はハウジング61内に位置付けられ、外側97はハウジング61の外に位置付けられる。チューブ99の幅狭部分98が穴95内に位置付けられる。ばね100が幅狭部分98の周りに設けられている。チューブ99は、突出部92の外側97において穴95の外に位置付けられる幅広部分101を有する。幅広部分101には孔102が設けられている。ボタン103がチューブ99の幅広部分101の端部を閉じている。スポーク104がボタン103からキャップ90のリム105まで延びている。スポーク104は、チューブ99を穴95と実質的に軸方向に位置合わせされた状態に保つ。スポーク104は実質的に剛性であるが撓むことが可能であるため、ボタン103を、ばね100の付勢作用に抗して押下することができる。ばね100の一端部は、幅広部分101の、チューブ99の幅狭部分98と接合している端部に対して当接する。ばね100の他方の端部は、穴95の、突出部92の頂点領域付近に形成されている棚状部(ledge:レッジ)106に当接する。幅狭部分98の端部の先端107がばね100の端部を越えて延びている。先端107には開口108(図12において最も良く見える)が設けられている。先端107は突出部92の頂点領域96にある開口109内に位置付けられている。
本項で説明したような排出機構20の特徴は排出制御機構110を形成する。
オストミー挿入機構50及びハウジング61は、ハウジング61の首部74の周りのねじ山75をオストミー挿入機構50のねじ山40と係合させることによってともに接続することができる。オストミー挿入機構50とハウジング61とがともに接続されると、オストミー挿入機構50の当接面35とハウジング61の環状面79とが当接する。
シール部材62は、ハンドル71を回すことによってハウジング61内で回転可能である。特に、シール部材62は第1の位置と第2の位置との間で回転可能である。第1の位置では、凸状の表面64は弁座63と接触している。これは弁60の閉状態であり、図6A、並びに図1及び図12にも示されている。弁60の閉状態では、流体は管状部材21から首部74を越えてハウジング61内に通ることができない。ハンドル71は、実質的に90度回転し、それによってシール部材62をその第2の位置へ回転させることができる。シール部材62のこの第2の位置では、凸状の表面64はハウジング61の内面に隣接して位置決めされ、弁座63とはもはや接触しない。凹状の表面65も流体の流れを妨げないため、シール部材62の第2の位置では管状部材21とハウジング61との間の流体連通が可能となる。これが弁30の開状態であり、図6Bに示されている。流体は管状部材21からハウジング61内へ通ることが可能である。
したがって、弁60の閉状態では、開口25を介して管状部材21に入った流体は弁60を通ることができない。弁360の開状態では、開口25を通った流体が管状部材21から、開いている弁60を通ってハウジング61内へ通り、キャップ90がハウジング61から取り外されると開口78を介して出ることが可能である。
使用時に、弁60がその閉状態にある場合は、圧力逃し弁94を動作させて管状部材21の内部からガス圧を解放することができる。これは、幅広部分101が穴95に入ってばね100を幅広部分101の端部と棚状部106との間で圧縮するように、ボタン103を押下してチューブ99を移動させることによって行われる。先端107は、開口109から出てシール部材62の頂点領域81の幅狭の穴80を通り、管状部材21と連通している首部74内へ移動する。ガスは次いで、管状部材21を出て先端107の開口108を通ることによってチューブ99に入ることが可能である。このガスは次いで、チューブ99から孔102を介して放出される。このように、管状部材21の内部から圧力が解放される。ボタン103が解放されると、ばね100はチューブ99及びボタン103を付勢してそれらの元の位置に戻す。先端107は、開口109内に後退して戻り、シール部材62の頂点領域81にある幅狭の穴80が閉じる。それによって圧力解放弁94はその閉状態に戻る。
フランジ部材22は、磁性材料又は磁化材料を含むことができるため、インプラント20に引き付けられる。使用時に、これによってインプラント10と排出機構20とを操作可能に関連付け、排出機構20をストーマSの部位に取り外し可能に保持し、すなわち排出機構20がストーマSの部位に位置決めされて保持されるようにする。
固定/締結ベルト
固定ベルト120が図8、図9A及び図9Bに示されており、図1及び図12においても見ることができる。固定ベルト120は、カバーすなわちケース121と、ストラップ122とを有する。ストラップ122はケース121に取り付けられている。ストラップ122は、その端部領域123及び124を、ケース121のスリット125に通してストラップ122の重なり合う部分に縫合することによって、ケース121のそれぞれの対向する場所に取り付けることができる。
ケース121は、実質的に平坦な部分127によって囲まれているシュラウド126を有する。ケース121はその内部に開口128を有する。開口128は、使用時にハウジング61とフランジ部材22の突出部分37とを受け入れることが可能であるため、ハウジング61と突出部分37とはシュラウド126によって実質的に覆われる。シュラウド126には、実質的に平坦な部分127付近に位置付けられている雄ねじ山129が設けられている。シュラウド126には開口130も設けられている。シュラウド126がハ
ウジング61を覆っているときにハンドル71は開口130を通って延出する。
使用時に、固定ベルト120をユーザーの腰の周りに装着することができる。ストラップ122にはバックル131が設けられており、それによって、ストラップ122の長さが調節可能であるため、固定ベルト120はユーザーに合うように必要な締め付けに調節することができる。
保持リング
保持リング、すなわち保持リング140が図10A及び図10Bに示されている。保持リング140は磁化されているため、磁界を生成する。これは例えば、インプラント10を参照して説明した方法と同様の方法で、保持リング140に磁化材料を埋め込むか又は含浸させることによって行うことができる。
保持リング140は実質的に環状であり、環状ディスクの形態である。
保持リング140にはその内周にねじ山141が設けられている。保持リング140にはその外周に鋸歯状部分142が設けられている。保持リングは中心開口143を有する。
使用時に、インプラント10及び保持リング140は、本明細書において以下で更に説明するように互いに対して磁気的に引き付けられることによって操作可能に関連付けられる。
使用方法
本発明のオストミー器具1の操作及び使用の方法をここで説明する。
ヒトは、本発明のオストミー器具1の使用を必要とする場合には、通常どおり形成されるオストミーを有するように手術を受ける。以下の説明は特に図12を参照する。手術は、ヒトの腹壁Wに切開部を作ることを必要とする。インプラント10の一端部13又は14を、腹壁Wに作られている切開部を通して、インプラント10全体が患者の腹部A内に入るまで挿入する。次いで、ピン15を、端部領域13及び14の当接し重なり合っているカットアウト部分に設けられている位置合わせされた穴に挿入して、端部領域13及び14をともに接続する。次いで、インプラント10を切開部の周りに位置付け、インプラント10の穴12を用いて腹壁Wに縫合する。インプラント10は、患者の体内に縫合されるため無菌状態でなければならない。大腸又は小腸のいずれかである患者の腸Iを切除し、端部を切開部を通して引き出し、切開部の外側の皮膚に縫合してストーマSを形成する。このように、ストーマSを形成するのに用いられる腸Iの部分はインプラント10の開口16を通る。
これによって、手術を必要とするオストミー器具1の据え付けの一部が完了する。
ここで説明するような排出機構20及び固定ベルト120の使用及び操作は、必要であるときにはいつでもヒトによって行われる。
管状部材21はストーマSを介して腸I内に挿入しなければならない。これは、ハウジング61がオストミー挿入機構50に接続されることなく行うことができ、このことは、ヒトが入口41を介してブラダー33内に空気を注入することを可能にする。空気はシリンジを介して注入することができる。ブラダー33は膨張することができるため、ブラダー33の表面はストーマSと密接する。これによって、ストーマSが遮蔽されることが確実となり、ストーマSにおける壊死のリスクが低減し、かつストーマSの部位の周りがシ
ールされる。
代替的には、ハウジング61は、管状部材21を腸I内に挿入した後でオストミー挿入機構50に接続することができる。キャップ90は、ハウジング61がオストミー挿入機構50に接続されるときに既に該ハウジングに接続していてもよく、又はハウジング61をオストミー挿入機構に接続した後でハウジング61に接続してもよい。
管状部材21を腸I内に挿入する前に、ガーゼパッド135をヒトの、ストーマSの部位の周りの皮膚に配置することができる。ガーゼパッド135は図11A及び図11Bに示されている。ガーゼパッド135は、穴136を有し、ケース121の実質的に平坦な部分127と実質的に同じプロファイル形状を有する。ガーゼパッド135の穴136はケース121の開口128と位置合わせされる。穴136はストーマSを収容する。次いで、管状部材21の端部26をストーマSを介して腸I内にガイドすることによって、管状部材21を腸I内に挿入する。このように、端部25は管状部材21の先端部である。次いで、管状部材21を、管状部材21全体が腸I内に位置付けられてフランジ部材22がヒトの皮膚にストーマSに隣接して当接するまでストーマSを介して腸I内に挿入する。管状部材21のリブ27は、管状部材に或る程度の剛性を与えるため、管状部材21はその形状を維持し、ストーマSを通して腸I内に挿入されるにつれて圧潰することがない。管状部材21の外面は腸Iの壁の内面に隣接して延在する。腸Iの内腔及び管状部材21によって連続的な内腔が形成される。
フランジ部材22は、磁性材料又は磁化材料を含む場合には、それ自身磁化されているインプラント10に引き付けられる。インプラント10とフランジ部材22とを引き付ける力は予め決めることができる。例えば、フランジ部材22が磁性材料を含む場合、必要量の磁性材料を用いてインプラント10とフランジ部材22との間に必要な磁気引力を達成することができる。フランジ部材22が磁化される場合、フランジ部材22には必要な磁界強度が与えられ、インプラント10とフランジ部材22との間に必要な磁気引力を達成することができる。
ストーマSの隆起した形成部は、リセス28によって収容されており、ブラダー33と接触している。
排出機構20がストーマSの部位の適所にある場合、弁60は、ヒトの腹部が直立姿勢にあるとき、例えばヒトが直立しているか又は着座しているときに、シャフト68の回転軸69が実質的に水平な位置にあるような向きとなる。
ケース121は、ガーゼパッド135が実質的に平坦な部分127とヒトの皮膚との間にある状態で、ハウジング61が開口128を通って該ケース121の実質的に平坦な部分127がヒトの体に隣接して位置付けられるように適所に配置される。シュラウド126はハウジング61とフランジ部材22の突出部分37とを実質的に覆い、実質的に平坦な部分29はフランジ部材22の外側部分29を覆う。ストラップ122及びバックル131を用いて、ヒトの腰の周りでベルト120を調節することができる。
保持リング140は、該保持リング140の中心開口143をシュラウド126上に通すとともに該保持リング140上のねじ山141をケース121のシュラウド126上のねじ山129と係合させることによってベルト120に取り付けられる。保持リング140上の鋸歯状部分142は、保持リング140をケース121上にねじ留めするために、また保持リング140をケース121から外すためにユーザーが保持リング140を把持するための摩擦把持部を提供する。インプラント10と保持リング140との間の磁気引力によって、フランジ部材22とケース121とがインプラント10と保持リング140
との間に挟まれる。この手順によって、排出機構20をストーマSの部位に位置付けて保持する。ケース121はまた、インプラント10と保持リング140との間のスペーサーとして働く。ねじ山129及び141を設けることによって、ヒトがインプラント10と保持リング140との間の距離を調節することが可能となる。これによって、インプラント10と保持リング140との間の引き付け力をヒトが所望に応じて調節することが可能となる。
代替的な使用モードでは、固定ベルト120を省いてもよく、保持リング140はフランジ部材22と当接するまでハウジング61上に通される。インプラント10と保持リング140との間の磁気引力によってフランジ部材22がそれらの間に挟まれる。これによって、管状部材21が腸I内に位置付けられている状態で排出機構20が定位置に保たれる。
しかし、長い間、この代替的な使用モードは後に皮膚の壊死につながる可能性があるというリスクが存在している。これは、インプラント10と保持リング140との間の磁気引力に起因して生じる可能性がある。インプラント10と保持リング140との間の強力な磁気引力は、ストーマSの周りの部位における血液循環の低減又は低下につながる可能性がある。これは最終的には周囲の細胞を破壊して皮膚の壊死を招く。しかし、後に皮膚が壊死するリスクは、この代替的なモードを用いる期間を縮めること、またフランジ部材22と保持リング140との間にスペーサーを用いることによって軽減することができる。
通常の使用時には、オストミー器具1は本明細書において前述したようにストーマSの部位に位置決めされ、弁60はその閉状態にある。弁60がその閉状態にあるため、いかなる腸内の排泄物も腸I内及び管状部材21内に保持される。ヒトは、腸Iを空にすることを必要とする場合、キャップ90をハウジング61から取り外し、次いでハンドル71を回して弁60を便器等の好適な受口の上でその開状態に移動させる。次いで、腸内の排泄物を腸I及び管状部材21から、開いている弁60を通して、ハウジング61の開口78を介して排出させる。次いで、ヒトは必要であれば排出機構20を洗浄することができる。これは、保持リング140及びベルト120を取り外し、次いで管状部材21をストーマSから取り外すことによって行う。次いで、排出機構20を適切な洗浄用製剤によって洗浄することができる。ヒトはまた、ストーマSを調べ、必要であれば任意の洗浄を行うように対処することができる。しかし、腸内の排泄物は、排出されるときにストーマSとは接触しないため、ストーマSを洗浄する必要がある頻度は、従来技術のオストミーバッグを用いる場合よりも少ない。ハンドル71を用いて弁60をその閉状態に戻す。次いで、排出機構20を、本明細書において前述したようにストーマSの部位におけるその場所に再び位置決めする。
腸内のガスは、本明細書において前述したように圧力逃し弁94を用いて必要に応じて解放することができる。
オストミー挿入機構50は、定期的に、例えば1ヶ月ごとに取り替えることができる。このことは、ストーマSの衛生状態及び清潔さを保つ上で役立つ。
変形形態−更なる実施形態
本明細書において前述したように、本発明のオストミー器具1の排出機構20は、磁気引力によってストーマSの部位の適所に保持される。記載した実施形態では、この磁気引力は、インプラント10が磁化されるとともに保持リング140が磁化されるために生じる。
しかし、排出機構20をストーマSの部位に保持してインプラント10に引き付けるように磁気引力を提供するために必要な磁界を形成するように磁化することができる、本発明のオストミー器具1の構成部材の種々の変形形態が存在する。
第1の変形形態では、インプラント10のみが磁化される。保持リング140は、磁化されたインプラント10に引き付けられる磁性材料で作られる。この実施形態では、排出機構20のフランジ部材22は、磁化されていても磁性であってもよく、磁化されていなくても磁性でなくてもよい。
第2の変形形態では、インプラント10は磁性であるが磁化されていない。保持リング140は、該保持リング140とインプラント10との間に磁気引力を生成するように磁化される。この変形形態では、排出機構20のフランジ部材22は、磁化されていても磁性であってもよく、磁化されていなくても磁性でなくてもよい。
第3の変形形態では、インプラント10は磁化され、排出機構20のフランジ部材22も磁化される。この変形形態では、保持リング140及び固定ベルト120はいずれかを省いてもよいか、又は保持リング140が磁性であっても磁化されてもよい。
第4の変形形態では、インプラント10は磁性であるが磁化されていない。排出機構20のフランジ部材22は、該フランジ部材22とインプラント10との間に磁気引力を生成することによって排出機構20を定位置に保持するように磁化される。この変形形態では、保持リング140及び固定ベルト120を省くことができ、そのため、フランジ部材22が該フランジ部材22とインプラント10とを操作可能に関連付けるとともに排出機構20をストーマSの部位に取り外し可能に位置付ける保持手段となる。代替的には、保持リング140は磁性であっても磁化されてもよく、任意選択的には固定ベルト120も用いてもよい。
当業者(skilled addressee)には明らかであろう変更形態及び変形形態は、本発明の範囲内にあるものとみなされる。

Claims (29)

  1. オストミー器具であって、
    使用時にヒトの体内のストーマの部位付近に位置付けられるように配置されるインプラントと、
    管状部材と環状ディスク又はフランジ部材とを含む排出機構とを備え、
    前記管状部材は、それぞれ開口を有する第1の端部と第2の端部とを有し、前記第1の端部は、前記ストーマを介してヒトの腸内に挿入可能であり、前記管状部材は、流体及び排泄物をヒトの腸内から前記第1の端部の開口と前記第2の端部の開口とを介してヒトの体外に排出するように前記腸内に位置決め可能であり、前記腸内は前記ストーマを形成するのに用いられ、
    前記環状ディスク又は前記フランジ部材は、前記管状部材が前記環状ディスク又は前記フランジ部材の第1の側から延びるように前記第2の端部に設けられ、前記環状ディスク又は前記フランジ部材は、前記管状部材が前記腸内に位置決めされたときに、ヒトの体の外面の前記ストーマの部位付近に押当たるように配置され、
    使用時に前記インプラントと操作可能に関連付けられる保持部材を更に備え、前記インプラントと前記保持部材とは、前記排出機構が磁力によって前記ストーマの部位に取り外し可能に保持されるように磁気的に引き付けられ、
    ユーザーが操作可能な排出制御弁を更に備え、前記排出制御弁は、開閉することでヒトの体外への前記流体及び排泄物の排出を制御し、前記排出制御弁が開状態にあるときに前記流体及び排泄物は前記管状部材からヒトの体外に出ることが可能であり、前記排出制御弁が閉状態にあるときに前記流体及び排泄物は前記管状部材からヒトの体外に出ることができず、
    前記環状ディスク又は前記フランジ部材には、前記第1の側の前記第2の端部に隣接する位置にリセスが設けられ、前記リセスは、前記第2の端部の周りに円形に延び、前記管状部材が前記腸内に位置決めされたときに前記ストーマを覆って位置合わせされ、
    前記リセス内には、前記管状部材が前記腸内に位置決めされたときに、前記ストーマと密接して前記ストーマを保護し、ヒトの体の外面の前記ストーマの部位の周りをシールするように、環状の膨張可能なブラダーが前記第2の端部に隣接して配置され、
    前記排出制御弁は、前記排出制御弁が開状態にあるときに前記流体及び排泄物を前記第
    2の端部の開口から前記排出制御弁を介して排出し、前記管状部材が前記腸内に位置決めされたときに前記流体及び排泄物がオストミー器具からヒトの体外に出るように、前記第2の端部に隣接して配置されることを特徴とする、オストミー器具。
  2. 前記インプラントは可撓性であることを特徴とする、請求項に記載のオストミー器具。
  3. 前記環状ディスク又は前記フランジ部材は、前記リセスを囲む環状プレート部分を含み、前記環状プレート部分は、使用時に前記管状部材が前記腸内に位置決めされたときに、ヒトの体の外面の前記ストーマの部位付近に押当たるように配置されることを特徴とする、請求項1又は2に記載のオストミー器具。
  4. 前記排出機構は、ともに着脱可能に接続されている第1の部分と第2の部分とを含み、該第1の部分は前記管状部材を有し、該第2の部分は前記排出制御弁を有することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載のオストミー器具。
  5. 前記排出制御弁は、
    ハウジングと、
    前記ハウジング内に取り付けられているとともに、前記排出制御弁が閉状態にあり前記流体及び排泄物を前記排出制御弁を通過させない第1の位置から、前記排出制御弁が開状態にあり前記流体及び排泄物を前記排出制御弁を通過させる第2の位置へ移動可能であるシール部材と、
    弁座とを備え、前記シール部材の表面は、前記排出制御弁の前記閉状態では前記弁座と接触し、前記排出制御弁の前記開状態では前記弁座ともはや接触せず、
    前記排出制御弁を開閉するように前記第1の位置と前記第2の位置との間で前記シール部材を回転させるよう操作可能なハンドルを更に備え、
    前記ハンドルは、前記排出制御弁を開閉して、使用時に前記流体及び排泄物のヒトの体外への排出を制御するように操作可能であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載のオストミー器具。
  6. 前記表面は凸状の表面であり、前記凸状の表面と凹状の表面とが前記シール部材のそれぞれの反対の面に設けられ、前記凸状の表面は、前記排出制御弁の前記閉状態では前記弁座と接触し、前記凸状の表面は前記ハウジングの内面に隣接して位置決めされており、前記排出制御弁の前記開状態では前記弁座ともはや接触しないことを特徴とする、請求項に記載のオストミー器具。
  7. 前記ハウジングには、該ハウジングの、前記シール部材を収容する部分の直径よりも小さい直径を有する首部が設けられており、前記弁座は、前記首部と、前記ハウジングの、前記シール部材を収容する部分との間に設けられていることを特徴とする、請求項5又は6に記載のオストミー器具。
  8. 前記排出制御弁が前記閉状態にあるときに、必要に応じて前記管状部材の内部からガス圧を解放しガスを放出する圧力逃し弁を更に備えることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載のオストミー器具。
  9. 前記圧力逃し弁はチューブを含み、閉鎖可能な穴が前記シール部材内に設けられており、それによって、前記チューブの先端が、ガスを前記管状部材の内部から前記チューブを通して放出することを可能にするように前記シール部材内の前記閉鎖可能な穴を通って移動可能であり、前記チューブは、前記先端を後退させるとともに前記閉鎖可能な穴を閉鎖し、前記圧力逃し弁を閉状態に戻すように移動可能であることを特徴とする、請求項
    記載のオストミー器具。
  10. 前記圧力逃し弁は、前記先端が該圧力逃し弁の閉状態において後退するように前記チューブを付勢するばねを更に備えることを特徴とする、請求項に記載のオストミー器具。
  11. 前記ハウジングの開口を閉鎖し、前記圧力逃し弁を収容する取り外し可能なキャップを更に備えることを特徴とする、請求項5に従属する請求項8〜10のいずれか1項に記載のオストミー器具。
  12. 使用時に前記排出機構を前記ストーマの部位に固定する固定手段を更に備え、前記固定手段は、使用時に前記保持部材と前記ストーマの部位との間に設けられて前記排出機構の前記第2の部分を覆うように配置されるケースを含むことを特徴とする、請求項4〜11のいずれか1項に記載のオストミー器具。
  13. 前記保持部材は、前記ケースに取り外し可能に取り付けられるように配置されることを特徴とする、請求項12に記載のオストミー器具。
  14. 前記保持部材は実質的にリング又は環状ディスクの形態であることを特徴とする、請求項1〜13のいずれか1項に記載のオストミー器具。
  15. 前記インプラントと前記保持部材との間の前記磁力は、ユーザーが前記インプラントと前記保持部材との間の距離を調整することで調節可能であることを特徴とする、請求項1〜14のいずれか1項に記載のオストミー器具。
  16. 前記インプラントと前記保持部材との間の距離を調整するための1つ以上のスペーサーを更に備えることを特徴とする、請求項15に記載のオストミー器具。
  17. 使用時に前記ブラダーを膨張させるように該ブラダーに空気を注入するための入口が、前記環状ディスク又は前記フランジ部材に設けられていることを特徴とする、請求項1〜16のいずれか1項に記載のオストミー器具。
  18. 前記保持部材は、前記排出機構の前記環状ディスク又は前記フランジ部材を含むことを特徴とする、請求項1〜17のいずれか1項に記載のオストミー器具。
  19. 前記排出制御弁は、前記管状部材に係合することなく操作可能であることを特徴とする、請求項1〜18のいずれか1項に記載のオストミー器具。
  20. 前記排出制御弁は、前記保持部材と前記インプラントの操作可能な関連付けとは独立して操作可能であることを特徴とする、請求項1〜19のいずれか1項に記載のオストミー器具。
  21. 医療器具の流体流制御弁であって、
    ハウジングと、
    前記ハウジング内に取り付けられているとともに、該流体流制御弁が閉状態にあり流体及び排泄物を該流体流制御弁を通過させない第1の位置から、該流体流制御弁が開状態にあり前記流体及び排泄物を該流体流制御弁を通過させる第2の位置へ移動可能であるシール部材と、
    弁座とを備え、前記シール部材の表面は、前記流体流制御弁の前記閉状態では前記弁座と接触し、前記流体流制御弁の前記開状態では前記弁座ともはや接触せず、
    該流体流制御弁を開閉するように前記第1の位置と前記第2の位置との間で前記シール
    部材を回転させるよう操作可能なハンドルと
    前記流体流制御弁が前記閉状態にあるときに、ガス圧を解放しガスを放出する圧力逃し弁とを更に備え、
    前記圧力逃し弁はチューブを含み、閉鎖可能な穴が前記シール部材内に設けられており、それによって、前記チューブの先端が、ガスを前記チューブを通して放出することを可能にするように前記シール部材内の前記閉鎖可能な穴を通って移動可能であり、前記チューブは、前記先端を後退させるとともに前記閉鎖可能な穴を閉鎖し、前記圧力逃し弁を前記閉状態に戻すように移動可能であり、
    該流体流制御弁は医療器具内に設けられるように配置され、前記ハンドルは、前記医療器具がヒトの体において使用されるときに、前記シール部材を回転させて該流体流制御弁を開閉して該流体流制御弁を通る流体及び排泄物の通過を制御するように操作可能であることを特徴とする、医療器具の流体流制御弁。
  22. 前記表面は凸状の表面であり、前記凸状の表面と凹状の表面は前記シール部材のそれぞれの反対の面に設けられ、前記凸状の表面は、前記流体流制御弁の前記閉状態では前記弁座と接触し、前記凸状の表面は前記ハウジングの内面に隣接して位置決めされており、前記流体流制御弁の前記開状態では前記弁座ともはや接触しないことを特徴とする、請求項21に記載の医療器具の流体流制御弁。
  23. 前記凸状の表面は、開口に隣接する前記シール部材の一方側に設けられていることを特徴とする、請求項22に記載の流体流制御弁。
  24. 前記ハウジングには、該ハウジングの、前記シール部材を収容する部分の直径よりも小さい直径を有する首部が設けられており、前記弁座は、前記首部と、前記ハウジングの、前記シール部材を収容する部分との間に設けられていることを特徴とする、請求項21〜23のいずれか1項に記載の流体流制御弁。
  25. 前記圧力逃し弁は、前記先端が該圧力逃し弁の前記閉状態において後退するように前記チューブを付勢するばねを更に備えることを特徴とする、請求項21〜24のいずれか1項に記載の流体流制御弁。
  26. 前記ハウジングの端部を閉鎖するように取り外し可能なキャップが設けられており、該キャップは前記圧力逃し弁を収容することを特徴とする、請求項21〜25のいずれか1項に記載の流体流制御弁。
  27. オストミー挿入機構であって、
    それぞれ開口を有する第1の端部と第2の端部を有する管状部材を備え前記第1の端部は、使用時にヒトの体内に挿入され、前記管状部材をヒトの体内で位置決めし、流体及び排泄物をヒトの体内から前記第1の端部の開口と前記第2の端部の開口とを介してヒトの体外に排出するように、配置され
    環状ディスク又はフランジ部材を更に備え、前記環状ディスク又は前記フランジ部材は、前記管状部材が前記環状ディスク又は前記フランジ部材の第1の側から延びるように前記第2の端部に設けられ、前記環状ディスク又は前記フランジ部材は、前記管状部材がヒトの体内で位置決めされたときに、ヒトの体の外面に押当たるように配置され、
    前記環状ディスク又は前記フランジ部材には、リセスと前記リセスの周りに設けられた環状プレート部分とが設けられ、前記リセスは、前記第2の端部の周りに円形に延びるように、前記第1の側の前記第2の端部に隣接する位置に設けられ、
    前記リセス内には、環状の膨張可能なブラダーが前記第2の端部に隣接して設けられ、
    使用時に、前記リセスは、前記管状部材がヒトの体内で位置決めされたときに、ヒトの
    ストーマを覆って位置合わせされて配置され、前記環状プレート部分はヒトの体の前記ストーマの部位の周りに押し当たり、前記ブラダーは、前記管状部材がヒトの体内で位置決めされたときに、膨張した前記ブラダーが前記ストーマと密接して前記ストーマを保護し、ヒトの体の外面の前記ストーマの部位の周りをシールするように、膨張可能である、オストミー挿入機構。
  28. 使用時に前記ブラダーを膨張させるように該ブラダーに空気を注入するための入口が、前記環状ディスク又は前記フランジ部材に設けられていることを特徴とする、請求項27に記載のオストミー挿入機構。
  29. 前記環状プレート部分は、使用時に前記管状部材がヒトの体内で位置決めされたときに、ヒトの体の外面に押当たるように配置されることを特徴とする、請求項27又は28に記載のオストミー挿入機構。
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