JP5843929B1 - 支持装置を具備するリニアモジュール - Google Patents
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Abstract
Description
また、前記の技術では部材が多過ぎるため、組立てコストが高く、外部蓋体(図示せず)を支持する機能も備わっていない。
以下、第1実施形態の支持装置を具備するリニアモジュールを図1〜6に基づいて説明する。
第1実施形態の支持装置を具備するリニアモジュールは、台座21、2つの枢軸座22、スクリュー23、2本のガイドレール24、移動プラットホーム30、2つの支持用台座40、ロール50、結合部材60及び外部蓋体70で主に構成される。移動プラットホーム30、各支持用台座40、ロール50及び結合部材60による構成はスクリュー23及び外部蓋体70を支持させる支持装置として使用される。
本実施形態に係る移動プラットホーム30はプラットホーム上面31及びプラットホーム上面31に設けられるプラットホーム用凹所32を有し、プラットホーム用凹所32の対向する溝壁面にはアーム部321が各々設けられ、また、移動プラットホーム30は各ガイドレール24に滑動可能に設置される2つの支持用滑動部33を有する。特に説明すると、移動プラットホーム30内にはスクリュー23に覆設されるナット34を有する。ナット34及びスクリュー23の形態及び作動方式は全て従来のものと同じであり、本発明による創作の重点ではないため、これら前記部材の詳細な構造及び作動方式については詳述を省く。
この好ましい実施形態では、ロール50の第一ロール部51は一部がプラットホーム上面31から突出し、また第一ロール部51の輪径511と第二ロール部52の輪径521の比は2対1である(図7参照)。
この好ましい実施形態では、外部蓋体の底面72と第一ロール部51との間では滑動せず、スクリュー23により移動プラットホーム30が連動されて往復移動する場合、ロール50は追随して正方向の回転或いは反対方向の回転を行う。
(1)ロール50は移動プラットホーム30のプラットホーム用凹所32に回転可能に設置され、また装設後に第一ロール部51及び第二ロール部52の一部はプラットホーム上面31から突出し、プラットホーム上面31から突出する第一ロール部51は外部蓋体70の外部蓋体の底面72に接触する。こうして外部蓋体70が支持され、外部蓋体70の長さが長過ぎることによる撓曲の発生を回避させ、外部蓋体70及びリニアモジュールの移動プラットホーム30或いは支持用台座40による干渉の低減の目的を達成させる。
(2)移動プラットホーム30、及び2つの支持用台座40は共にスクリュー23に覆設されると共に前記ガイドレール24に移動可能に設置されるため、スクリュー23の長さが長過ぎることによる撓曲の発生を回避させ、スクリュー23を支持する基本的な要求を達成させる。同時に、移動プラットホーム30と2つの支持用台座40との間の連動関係も単一のロール50及び単一の結合部材60により達成させる。このため、構成部材の数量が前述の特許案よりも明確に少なく、メカニズムを簡素化させてメンテナンスコストを削減させる目的を達成させる。
(3)本発明に係る移動プラットホーム30、各支持用台座40、ロール50、及び結合部材60による構成はスクリュー23及び外部蓋体70を支持させる支持装置として用いられる。移動プラットホーム30及び各支持用台座40には全て剛性の構造体が使用され、移動プラットホーム30と2つの支持用台座40との間を連動させるロール50及び結合部材60には変形しにくいブロック体及び板体が選択されて使用される。このため、スクリュー23及び外部蓋体70の支持に用いられる移動プラットホーム30、各支持用台座40、ロール50、及び結合部材60の耐用年数も延びる。また、本発明は設計上ガイドロープ及び滑車は使用されず、このため構造設計の複雑さを減らし、信頼度も高く、以後のメンテナンスコストも低い。
(4)図6及び図8によると、ロール50の第一ロール部51は外部蓋体70の外部蓋体の底面72に接触し、第二ロール部52は結合部材60の連結底面611に接触し、結合部材60の2つの接合端部61は2つの支持用台座40にそれぞれ固設され、第一ロール部51の輪径511と第二ロール部52の輪径521の比は2対1である。このためスクリュー23が原点で回転する場合、移動プラットホーム30が追随して移動し、移動プラットホーム30がS距離移動すると、ロール50が回転し結合部材60を連動させて反対方向にS/2距離移動させ、支持用台座40をS/2距離移動させる。
図9A及び図9Bに示すように、本発明の第2実施形態も同様に台座、枢軸座、スクリュー、ガイドレール、移動プラットホーム、支持用台座、ロール、結合部材及び外部蓋体で構成される。第1実施形態と同じ形態及び効果については、再述しない。
図10A及び図10Bに示すように、本発明の第3実施形態の第2実施形態と異なる点は、外部蓋体70の外部蓋体の底面72にはラック73を設置させるための外部蓋体の凹部721が設けられ、他の実施状態を達成させる点である。
図11A及び図11Bに示すように、本発明の第4実施形態の第1実施形態との差異は、ロール50の第二ロール部52には第二噛合歯部522が周設され、結合部材60の連結底面62には各第二ロール部52の第二噛合歯部522に噛合されるラック部621が設置され、これにより、スクリュー23が高速回転する場合、第二噛合歯部522及びラック部621の組合せを利用し、ロール50と結合部材60との接触をより確実にさせ、両者が滑動するのを防止させ、移動プラットホーム30と2つの支持用台座40との連動関係を確保させる点である。
図12A及び図12Bに示すように、本発明の第5実施形態の第1実施形態との違いは、ロール50の各第一ロール部51には第一噛合歯部512が周設され、外部蓋体70の外部蓋体の底面72には各第一ロール部51の第一噛合歯部512に噛合されるラック73が設置され、ロール50の第二ロール部52には第二噛合歯部522が周設され、結合部材60の連結底面62には各第二ロール部52の第二噛合歯部522に噛合されるラック部621が設置され、これにより、スクリュー23が高速回転する場合、第一噛合歯部512及びラック73の組合せを利用し、ロール50と外部蓋体70との接触をより確実にさせ、両者が滑動するのを防止させ、同時に外部蓋体70の支持を確保させる点である。
また、第二噛合歯部522及びラック部621の組合せを利用し、ロール50と結合部材60との接触をより確実にさせ、両者の滑動を防止させ、移動プラットホーム30と2つの支持用台座40との連動関係を確保させる。
図13A及び図13Bに示すように、本発明の第6実施形態の第1実施形態との異なる点は、外部蓋体70の外部蓋体の底面72には2つの外部蓋体の凹部721が設けられ、各外部蓋体の凹部721にはロール50の第一ロール部51との接触が保持される滑り止め部材80が設置され、滑り止め部材80は高い摩擦力の材質で製造され、ロール50と外部蓋体70との接触をより確実にさせ、両者の滑動を防止させ、同時に外部蓋体70の支持を確保させる点である。
図14A及び図14Bに示すように、本発明の第7実施形態の第1実施形態との差異箇所は、ガイドレールの数量は1本で、鳩尾形みぞ24A形態を呈し、台座21に設置されると共にスクリュー23の下方に位置され、移動プラットホーム30及び各支持用台座40には全て鳩尾形みぞ24Aに滑動可能に設置される鳩尾形リブ35及び鳩尾形リブ42が設けられ、他の実施状態を達成させる点である。
図15A及び図15Bに示すように、本発明の第8実施形態の第1実施形態との違いは、ガイドレールの数量は1本で、鳩尾形リブ24B形態を呈し、台座21に設置されると共にスクリュー23の下方に位置され、移動プラットホーム30及び各支持用台座40には共に鳩尾形リブ24Bに滑動可能に設置される鳩尾形みぞ36及び鳩尾形みぞ43が設けられ、他の実施状態を達成させる点である。
12 ガイドレール
13 支持用台座
14 ガイロープ
15 ガイロープ
16 滑車
17 滑車
18 滑車
19 滑車
21 台座
22 枢軸座
23 スクリュー
24 ガイドレール
24A 鳩尾形みぞ
24B 鳩尾形みぞ
25 モーター
30 移動プラットホーム
31 プラットホーム上面
32 プラットホーム用凹所
321 アーム部
33 支持用滑動部
34 ナット
35 鳩尾形リブ
36 鳩尾形リブ
40 支持用台座
41 支持用滑動部
42 鳩尾形リブ
43 鳩尾形リブ
50 ロール
51 第一ロール部
511 輪径
512 第一噛合歯部
52 第二ロール部
521 輪径
522 第二噛合歯部
53 軸部
60 結合部材
61 接合端部
62 連結底面
621 ラック部
70 外部蓋体
71 外部蓋体の端部
72 外部蓋体の底面
721 外部蓋体の凹部
73 ラック
80 滑り止め部材
Claims (5)
- 台座と、
互いに一定の距離を保ち前記台座に固設される2つの枢軸座と、
2つの枢軸座の間に設置されるスクリューと、
前記台座に固設されると共に前記スクリューの一側に位置される少なくとも1つのガイドレールと、
前記スクリューに覆設されると共に前記ガイドレールに移動可能に設置される移動プラットホームと、
前記スクリューに覆設されると共に前記ガイドレールに移動可能に設置され、且つ前記移動プラットホームの両端にそれぞれ位置される2つの支持用台座と、
前記移動プラットホームに回転可能に設置されると共に少なくとも1つの第一ロール部、及び輪径が前記第一ロール部の輪径より小さい第二ロール部を有するロールと、
前記2つの支持用台座にそれぞれ固設される2つの接合端部、及び前記第二ロール部に接触されることにより連動される連結底面を有する結合部材と、
前記2つの枢軸座にそれぞれ固設される2つの外部蓋体の端部、及び前記第一ロール部との接触を保持させる外部蓋体の底面を有する外部蓋体と、を備えることを特徴とする、
支持装置を具備するリニアモジュール。 - 前記ガイドレールの数量は2本で、互いに平行に前記台座に固設されると共に前記スクリューの両側にそれぞれ位置され、前記移動プラットホーム及び各前記支持用台座は共に前記ガイドレールに滑動可能に設置される支持用滑動部を有することを特徴とする請求項1記載の支持装置を具備するリニアモジュール。
- 前記ロールの第一ロール部の数量は2つで、各前記第一ロール部には第一噛合歯部が周設され、前記外部蓋体の外部蓋体の底面には各第一ロール部の第一噛合歯部に噛合されるラックが設けられ、前記外部蓋体の外部蓋体の底面には前記ラックを設置させるための外部蓋体の凹部が設けられることを特徴とする請求項1記載の支持装置を具備するリニアモジュール。
- 前記ロールの第一ロール部の数量は2つで、各前記第一ロール部には第一噛合歯部が周設され、第二ロール部には第二噛合歯部が周設され、前記外部蓋体の外部蓋体の底面には各前記第一噛合歯部に噛合されるラックが設けられ、前記結合部材の連結底面には各前記第二噛合歯部に噛合されるラック部が設けられることを特徴とする請求項1記載の支持装置を具備するリニアモジュール。
- 前記ロールの第一ロール部及び第二ロール部の輪径の比は2対1であることを特徴とする請求項1記載の支持装置を具備するリニアモジュール。
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