JP5843883B2 - 凹版印刷用スクリーニング方法と装置 - Google Patents

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Description

本発明は、印刷分野に関し、具体的には、凹版印刷用スクリーニング方法と装置に関する。
凹版印刷は、版材平面に対して、その網点が完全に凹んでいる。印刷する時に、インキが凹んでいる網点に充填され、圧印によって媒介に転写される。
上記した凹版印刷の特徴で、網点同士の間に壁のような間隔が存在するようになる。この間隔は「スクリーン壁」と呼ばれる。凹版印刷における製版法はエッチングでも電子彫刻でも、いずれも版材に一つ一つの凹んでいる網点を形成するものである。そのため、「スクリーン壁」の変化規則は、特に、ディープトーン領域には極めて重要である。
本発明の発明者らは、研究を経て、凹版印刷の製版において、ディープトーン領域の「スクリーン壁」の形状と変化規則が直接に暗部のグラデーション再現に影響を与えることが分かった。凹版印刷のプロセスにおいて、グラデーションが徐々に暗くなるにつれて、即ち、網点が徐々に大きくなるにつれて、「スクリーン壁」が徐々に薄くなる。また、「スクリーン壁」が薄ければ薄いほど、「スクリーン壁」が割れる、または「スクリーン壁」の薄さが不均一の現象を起こしやすい。このような現象はディープトーンにモアレが現れやすい原因となる。つまり、従来の凹版印刷における網点の形状(即ち、スクリーンパターン)は方形であり、その「スクリーン壁」も長方形であり、AMスクリーニングのサイズがグラデーションに従って変化するプロセスにおいて、「スクリーン壁」も変化し、その変化するプロセスにおけるスクリーンパターンは長方形に類似するが、長方形と言えないため、長方形の厚さにばらつきがあり、モアレなどが現れる原因となる。
本発明は、従来の技術においてモアレなどの不良が現れる問題を解決するために、凹版印刷用スクリーニング方法と装置を提供することを目的とする。
本発明は、凹版印刷用スクリーニング方法であって、この凹版印刷用スクリーニング方法は、明度に基づいて色調範囲を複数のタイプの領域に分割するステップと、異なるタイプの領域に対して異なるスクリーンパターンの網点をそれぞれ生成するステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明は、凹版印刷用スクリーニング装置であって、この凹版印刷用スクリーニング装置は、明度に基づいて色調範囲を複数のタイプの領域に分割する分割モジュールと、異なるタイプの領域に対して異なるスクリーンパターンの網点をそれぞれ生成する生成モジュールと、を備えることを特徴とする。
本発明の上記の凹版印刷用スクリーニング方法と装置によれば、複数のタイプの異なるスクリーンパターンを使用するため、従来の技術においてモアレなどの不良が現れる問題を解決でき、印刷品質を向上することができる。
以下で説明される図面は、本発明を更に理解するためのものであり、本願の一部分となる。本発明の実施例及びその説明は本発明を解釈するが、本発明に対する不当な制限を構成しない。
本発明の実施例による凹版印刷用スクリーニング方法のフローチャートを示す図である。 本発明の好ましい実施例による網点の形状を示す図である。 本発明の好ましい実施例による網点の空間対称性を示す図である。 本発明の好ましい実施例によるハーフトーン−ディープトーン領域の網点の形状を示す図である。 本発明の好ましい実施例によるディープトーン領域の特徴スクリーンパターンを示す図である。 本発明の好ましい実施例による凹版印刷網点の拡散の効果を示す図である。 本発明の実施例による凹版印刷用スクリーニング装置の模式図である。
以下、図面を参照しながら実施例で本発明を詳細に説明する。
図1は本発明の実施例による凹版印刷用スクリーニング方法のフローチャートであり、この方法は、色調範囲を明度に基づいて複数のタイプの領域に分割するステップS10と、異なるタイプの領域に対して異なるスクリーンパターンの網点をそれぞれ生成するステップS20と、を含んでいる。
従来の技術における凹版印刷の網点は方形であるため、モアレなどの不良が生じやすい。これに対して、本発明において、複数のスクリーンパターンを使用することによって、従来の技術により発生するモアレなどの不良の問題を解決でき、印刷品質を向上することができる。
好ましくは、ステップS10においては、明度範囲が[0,Per]の領域をライトトーン領域として、明度範囲が[Per,Per]の領域をライトトーン−ハーフトーン領域として、明度範囲が[Per,Per]の領域をハーフトーン−ディープトーン領域として、明度範囲が[Per,1] の領域をディープトーン領域とする。この好ましい実施例は明度に基づいて、四種類の領域に分割することによって、四種類の異なるスクリーンパターンを使用でき、計算量は少なくなり、印刷品質を顕著に向上できる。
好ましくは、Perを0.25とし、Perを0.5とし、Perを0.8とする。本発明の発明者らは、適宜に異なる明暗領域に分割するために、大量の実験を行うことによって、[0,0.25]、[0.25,0.5]、[0.5,0.8]、[0.8,1]という四種類の領域に分割された場合に効果が最もよいことが分かる。もちろん、本発明はこれらの具体値に限定されなく、実際に明度範囲を確定する際に、これらの値とほぼ同じ値であっても、比較的によい効果が得られる。これも本発明の主旨に含まれる。
図2は本発明の好ましい実施例による網点の形状を示す図である。図2にスクリーンパターンは規則的に変化する。しかも、それぞれのグラデーションにおける網点のスクリーンパターンは、網点空間におけるX軸とY軸に対して対称し、二本の直線
に対しても対称する。そのため、図3に示すように、本発明の好ましい実施例において、スクリーンパターンが
の領域にある場合だけを説明する。他の領域にある場合は、対称変換によって得られる。本発明の好ましい実施例は、図3における陰影部分を特徴スクリーンパターンとすることによって、全てのスクリーンパターンを生成する。以下、コンピュータにより図2におけるそれぞれのスクリーンパターンを生成する方法を詳細に説明する。
好ましくは、ステップS20においては、ライトトーン領域に第一スクリーンパターン(即ち、図2における(1)〜(3))の網点を生成し、具体的には、
ライトトーン領域における各網点に対して単位空間を構築し、網点の中心を原点とし、x、yを網点の座標とし、
とし、
ここで、
例えば、
上記の関数式から、この第一スクリーンパターンが方形であることが分かる。つまり、ライトトーン領域において、簡単な方形が逓増する形状変化が使用される。
この好ましい実施例は図2におけるライトトーン領域のスクリーンパターンの数学記述を提供し、コンピュータにより実現しやすく、凹版印刷のスクリーニングを実現する。
図4は本発明の好ましい実施例によるハーフトーン−ディープトーン領域の網点の形状を示す図である。図4を見ると、ハーフトーン−ディープトーン領域において、スクリーンパターンのアウトラインは余弦曲線より構成される四つの辺を有し、1/4円周は余弦曲線と繋がって隅部を形成することが分かる。図4に示すように、この四本の余弦曲線と繋がるように、当該特徴スクリーンパターンにおいて、四本の1/4円周が使用され、余弦曲線の両端の頂点がちょうど網点空間の境界(これによって、80%網点が特徴スクリーンパターンと呼ばれる)になるまで、全体のスクリーンパターンが徐々に大きくなる。例えば明度範囲は[0.5,0.8]であれば、この段階で網点関数が
を満足する。
好ましくは、ステップS20においては、ハーフトーン−ディープトーン領域に第三スクリーンパターン(即ち、図2における(6)〜(7))の網点を生成し、具体的には、
ハーフトーン−ディープトーン領域における各網点に対して単位空間を構築し、網点の中心を原点とし、x、yを網点の座標とし、
とし、
前記ハーフトーン−ディープトーン領域の各網点(x,y)について、yを以下の式4〜6の関数値
と比較することによって、n個の式4〜6において、(x,y)はどの二本の曲線に囲まれる小さな領域にあるかを判断し、判断標準としては、y値は、当該小さな領域におけるt値が比較的に大きい式4〜6の関数値より小さいとともに、t値が比較的に小さい式4〜6の関数値より大きいものである。
ここで、nは1より大きい整数であり、例えば256である。当該領域[Per,Per]をn個の小さな領域iに分割し、ここで、
[0,1]の範囲において、曲線群D(t)におけるグラデーションtを1/n、2/n、3/n・・・、(n−1)/n、1であるn個の点によって平均分割し、上記したtのそれそれの値をD(t)に代入し相応するtグラデーションにおける曲線方程式D(t)を取得する。tは以下の方程式系により確定され、
ただし、
ただし、
ただし、
式4〜6において、
曲線群方程式D(t)が式4〜6により構成され、ここで、{D(t)│t∈[0,1]}、tはスクリーンパターンが変化するプロセスにおけるグラデーションである。この明度範囲において、それぞれのtグラデーションが一つの曲線方程式で示されることを意味する。図4における特徴スクリーンパターンがD(t)により生成され、その中、特徴スクリーンパターンにおける余弦曲線が式4により生成され、特徴スクリーンパターンにおける二本の1/8円周が式5と式6により生成される。この二本の1/8円周が左右対称であり、式6のx座標と式5のx座標が網点の中心座標に対して対称するので、式6は式5を網点の中心座標に対して対称変換することによって得られるものであり、即ち、x’=−x、ここで、x’は対称変換された後のx座標である。
この好ましい実施例は図2におけるハーフトーン−ディープトーン領域のスクリーンパターンの数学記述を提供し、コンピュータにより実現しやすく、凹版印刷スクリーニングを実現する。
好ましくは、ステップS20においては、ライトトーン−ハーフトーン領域に第二スクリーンパターン(即ち、図2における(4)〜(5))の網点を生成し、具体的には、
ライトトーン−ハーフトーン領域における各網点に対して単位空間を構築し、網点の中心を原点とし、x、yを網点の座標とし、
とし、
前記ディープトーン領域の各網点(x,y)について、yを以下の式7〜9の関数値
と比較することによって、n個の式7〜9において、(x,y)はどの二本の曲線に囲まれる小さな領域にあるかを判断し、判断標準としては、y値は、当該小さな領域におけるt値が比較的に大きい式7〜9の関数値より小さいとともに、t値が比較的に小さい式7〜9の関数値より大きいものである。
ここで、nは1より大きい整数であり、tは以下の方程式系により確定され、
ただし、
ただし
ただし、
式1〜3において、
曲線群方程式D(t)が式1〜3に構成され、ここで、{D(t)│t∈[0,1]}、tはスクリーンパターンが変化するプロセスにおけるグラデーションである。この明度範囲において、それぞれのtグラデーションが一つの曲線方程式で示されることを意味する。ライトトーン−ハーフトーンの特徴スクリーンパターンがD(t)により生成され、その中、特徴スクリーンパターンにおける余弦曲線が式1により生成され、特徴スクリーンパターンにおける二本の1/8円周が式2と式3により生成される。この二本の1/8円周が左右対称であり、式3のx座標と式2のx座標が網点の中心座標に対して対称するので、式3は式2を網点の中心座標に対して対称変換することによって得られるものであり、即ち、x’=−x、ここで、x’は対称変換された後のx座標である。
この領域の明度範囲を[0.25,0.5]とし、当該領域の特徴スクリーンパターンの標識を25%とすると、当該領域におけるそれぞれの点(x, y)の変化範囲は
になる。ライトトーン−ハーフトーン領域のスクリーンパターンを生成するプロセスとハーフトーン−ディープトーン領域のスクリーンパターンを生成するプロセスが大体同じであるが、ただ後者のサイズが縮小され、縮小の伸縮率は
であり、これによって、網点の変化規則と網点の関数が確定され、この段階における網点の関数も取得され、網点の関数値はライトトーン−ハーフトーン領域の関数値の1/2になる。
この好ましい実施例は図2におけるライトトーン−ハーフトーン領域のスクリーンパターンの数学記述を提供し、コンピュータにより実現しやすく、凹版印刷スクリーニングを実現できる。
図5は本発明の好ましい実施例に係るディープトーン領域の特徴スクリーンパターンを示す図である。この領域の明度範囲を[0.8,1]とし、当該領域の網点の変化規則は、余弦曲線を変化する領域において、特徴スクリーンパターンである80%余弦曲線が点(0,1)に平滑に収縮し、二本の1/8円周もそれぞれ点(−1,1)と(1,1)に平滑に収縮する。
好ましくは、ステップS20においては、ディープトーン領域に第四スクリーンパターン(即ち、図2における(8)〜(10))の網点を生成し、具体的には、
ディープトーン領域における各網点に対して単位空間を構築し、網点の中心を原点とし、x、yを網点の座標とし、
とし、
前記ディープトーン領域の各網点(x,y)について、yを以下の式7〜9の関数値
と比較することによって、n個の式7〜9において、(x,y)はどの二本の曲線に囲まれる小さな領域にあるかを判断し、判断標準としては、y値は、当該小さな領域におけるt値が比較的に大きい式7〜9の関数値より小さいとともに、t値が比較的に小さい式7〜9の関数値より大きいものである。
ここで、nは1より大きい整数であり、例えば200であり、tは以下の方程式系により確定され、
ただし、
ただし、
ただし、
式7〜9において、
曲線群方程式D(t)が式7〜9により構成され、ここで、{D(t)│t∈[0,1]}、tはスクリーンパターンが変化するプロセスにおけるグラデーションである。この明度範囲において、それぞれのtグラデーションが一つの曲線方程式で示されることを意味する。図5における特徴スクリーンパターンがD(t)により生成され、その中、特徴スクリーンパターンにおける余弦曲線が式7により生成され、特徴スクリーンパターンにおける二本の1/8円周が式8と式9により生成される。この二本の1/8円周が左右対称であり、式9のx座標と式8のx座標が網点の中心座標に対して対称するので、式9は式8を網点の中心座標に対して対称変換することによって得られるものであり、即ち、x’=−x、ここで、x’は対称変換された後のx座標である。
この好ましい実施例は図2におけるディープトーン領域のスクリーンパターンの数学記述を提供し、コンピュータにより実現しやすく、凹版印刷スクリーニングを実現できる。
図6は本発明の好ましい実施例に係る凹版印刷網点の拡散の効果を示す図である。本発明の好ましい実施例はスクリーンパターンを一層改善し、余弦曲線の制御メカニズムを使用し、網点の境界形状を最適化することによって、その結果、スクリーン壁の印刷適性が改善され、凹版印刷製版の方形の網点によりスクリーン壁が割れやすい、または暗部にモアレなどが現れるなど、従来の技術に存在する諸問題が解決され、凹版印刷グラデーションを再現する範囲を拡大し、凹版印刷の品質を極めて大きく向上することができる。
図7は本発明に係る実施例の凹版印刷用スクリーニング装置の模式図であり、この装置は、明度に基づいて色調範囲を複数のタイプの領域に分割する分割モジュール10と、異なるタイプの領域に対して異なるスクリーンパターンの網点をそれぞれ生成する生成モジュール20と、を備える。
本発明は印刷の品質を向上することができる。
好ましくは、分割モジュールによって、明度範囲が[0,Per]の領域をライトトーン領域として、明度範囲が[Per,Per]の領域をライトトーン−ハーフトーン領域として、明度範囲が[Per,Per]の領域をハーフトーン−ディープトーン領域として、明度範囲が[Per,1] の領域をディープトーン領域とする。この好ましい実施例は明度に基づいて四種類の領域に分割することによって、四種類の異なるスクリーンパターンを使用でき、計算量は少なくなり、印刷品質を著しく向上することできる。
好ましくは、生成モジュールは、ライトトーン領域に第一スクリーンパターンの網点を生成するライトトーンモジュールと、ライトトーン−ハーフトーン領域に第二スクリーンパターンの網点を生成するライトトーン−ハーフトーンモジュールと、ハーフトーン−ディープトーン領域に第三スクリーンパターンの網点を生成するハーフトーン−ディープトーンモジュールと、前記ディープトーン領域に第四スクリーンパターンの網点を生成するディープトーンモジュールとを備える。
ライトトーンモジュールは、ライトトーン領域における網点に対して単位空間を構築し、網点の中心を原点とし、x、yを網点の座標とし、
とし、ここで、
ライトトーン−ハーフトーンモジュールは、ライトトーン−ハーフトーン領域における各網点に対して単位空間を構築し、網点の中心を原点とし、x、yを網点の座標とし、
とし、ここで、nは1より大きい整数であり、tは以下の方程式系により確定され、
ただし、
ただし、
ただし、
式1〜3において、
ハーフトーン−ディープトーンモジュールはハーフトーン−ディープトーン領域における各網点に対して単位空間を構築し、網点の中心を原点とし、x、yを網点の座標とし、
とし、ここで、nは1より大きい整数であり、tは以下の方程式系により確定され、
ただし、
ただし、
ただし、
式4〜6において、
ディープトーンモジュールはディープトーン領域における各網点に対して単位空間を構築し、網点の中心を原点とし、x、yを網点の座標とし、
とし、ここで、nは1より大きい整数であり、tは以下の方程式系により確定され、
ただし、
ただし、
ただし、
式7〜9において、
上記した説明で分かるように、本発明の上記した実施例において、従来の方形の凹版印刷のスクリーンパターンを基に、凹版印刷の製版プロセスにおいて、網点に対する特殊的な要求に基づいて、スクリーンパターンを一層改善し、余弦曲線の制御メカニズムを使用し、網点の境界形状を最適化し、従来の直線から平滑な曲線に変更することによって、その結果、スクリーン壁の印刷適性が改善され、凹版印刷製版の方形の網点によりスクリーン壁が割れやすい、または暗部にモアレが現れるなど、従来の技術に存在する諸問題が解決され、凹版印刷のベタ濃度(solid ink density)を効果的に向上することを確保し、これによって、凹版印刷製版のプロセスにおけるグラデーションが再現する範囲を効果的に拡大し、その結果、凹版印刷の品質を極めて大きく向上することができる。
言うまでもなく、当業者であれば分かるように、上記した本発明の各モジュールや各ステップは、汎用のコンピューター装置によって実現でき、単一のコンピューター装置に集積されても良く、複数のコンピューター装置からなるネットワークに配置されても良く、任意に、各モジュールや各ステップは、コンピューター装置にて実行可能なプログラムコードで実現でき、それらを記憶装置に記憶して計算装置に実行させても良く、あるいは、それぞれ各集積回路モジュールとして作成しても良く、あるいは、それらの中の複数のモジュール又はステップを単一の集積回路モジュールとして作成して実現しても良い。このように、本発明は、いかなる特定のハードウェアとソフトウェアとの組合せに限定されない。
以上は、本発明の好ましい実施例に過ぎず、本発明を限定するものではない。当業者にとって、本発明に対して、様々な変更や変化が可能である。本発明の主旨と原則を離脱しない範囲で、いかなる変更、均等代替、改良なども本発明の保護範囲内に含まれる。

Claims (10)

  1. 凹版印刷用スクリーニング方法であって、
    明度に基づいて色調範囲を複数のタイプの領域に分割するステップと、
    異なるタイプの領域に対してスクリーンパターンの網点をそれぞれ生成するステップであって、1つのタイプの領域のための各スクリーンパターンの網点は同一の形状を有し、そのスクリーンパターンの網点は、他のタイプの領域のスクリーンパターンの網点と形状が異なる、ステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 明度に基づいて色調範囲を複数のタイプの領域に分割するステップにおいては、
    明度範囲が[0,Per1]の領域をライトトーン領域として、明度範囲が[Per1,Per2]の領域をライトトーン−ハーフトーン領域として、明度範囲が[Per2,Per3]の領域をハーフトーン−ディープトーン領域として、明度範囲が[Per2,1]の領域をディープトーン領域とすることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. Per1を0.25とし、Per2を0.5とし、Per3を0.8とすることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記ライトトーン領域に第一スクリーンパターンの網点を生成し、具体的には、
    前記ライトトーン領域における各網点に対して単位空間を構築し、前記網点の中心を原点とし、x、yを前記網点の座標とし、

    とし、
    ここで、
    とされることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  5. 前記ライトトーン−ハーフトーン領域に第二スクリーンパターンの網点を生成し、具体的には、
    前記ライトトーン−ハーフトーン領域における各網点に対して単位空間を構築し、前記網点の中心を原点とし、x、yを前記網点の座標とし、

    とし、
    前記ライトトーン−ハーフトーン領域の各網点(x,y)について、yを以下の式1〜3の関数値
    と比較することによって、n個の式1〜3において(x,y)がどの二本の曲線により囲まれる小さな領域内にあるかを判断し、判断標準としては、y値は、当該小さな領域におけるt値が比較的に大きい式1〜3の関数値より小さいとともに、t値が比較的に小さい式1〜3の関数値より大きいものであり、
    ここで、nは1より大きい整数であり、tは以下の方程式系により確定され、

    ただし、


    ただし、


    ただし、

    式1〜3において、

    であることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  6. 前記ハーフトーン−ディープトーン領域に第三スクリーンパターンの網点を生成し、具体的には、
    前記ハーフトーン−ディープトーン領域における各網点に対して単位空間を構築し、前記網点の中心を原点とし、x、yを前記網点の座標とし、

    とし、
    前記ハーフトーン−ディープトーン領域の各網点(x,y)について、yを以下の式4〜6の関数値

    と比較することによって、n個の式4〜6において、(x,y)がどの二本の曲線により囲まれる小さな領域にあるかを判断し、判断標準としては、y値は、当該小さな領域におけるt値が比較的に大きい式4〜6の関数値より小さいとともに、t値が比較的に小さい式4〜6の関数値より大きいものであり、
    ここで、nは1より大きい整数であり、tは以下の方程式系により確定され、

    ただし、


    ただし、


    ただし、

    式4〜6において、

    であることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  7. 前記ディープトーン領域に第四スクリーンパターンの網点を生成することにおいて、
    前記ディープトーン領域における各網点に対して単位空間を構築し、前記網点の中心を原点とし、x、yを前記網点の座標とし、

    とし、
    前記ディープトーン領域の各網点(x,y)について、yを以下の式7〜9の関数値

    と比較することによって、n個の式7〜9において、(x,y)はどの二本の曲線に囲まれる小さな領域にあるかを判断し、判断標準としては、y値は、当該小さな領域におけるt値が比較的に大きい式7〜9の関数値より小さいとともに、t値が比較的に小さい式7〜9の関数値より大きいものであり、
    ここで、nは1より大きい整数であり、tは以下の方程式系により確定され、

    ただし


    ただし、


    ただし、

    式7〜9において、

    であることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  8. 凹版印刷用スクリーニング装置であって、
    明度に基づいて色調範囲を複数のタイプの領域に分割する分割モジュールと、
    異なるタイプの領域に対してスクリーンパターンの網点をそれぞれ生成する生成モジュールであって、1つのタイプの領域のための各スクリーンパターンの網点は同一の形状を有し、そのスクリーンパターンの網点は、他のタイプの領域のスクリーンパターンの網点と形状が異なる、生成モジュールと、
    を備えることを特徴とする装置。
  9. 前記分割モジュールは、明度範囲が[0,Per1]の領域をライトトーン領域として、明度範囲が[Per1,Per2]の領域をライトトーン−ハーフトーン領域として、明度範囲が[Per2,Per3]の領域をハーフトーン−ディープトーン領域として、明度範囲が[Per2,1]の領域をディープトーン領域とすることを特徴とする請求項8に記載の装置。
  10. 前記生成モジュールは、前記ライトトーン領域に第一スクリーンパターンの網点を生成するライトトーンモジュールと、前記ライトトーン−ハーフトーン領域に第二スクリーンパターンの網点を生成するライトトーン−ハーフトーンモジュールと、前記ハーフトーン−ディープトーン領域に第三スクリーンパターンの網点を生成するハーフトーン−ディープトーンモジュールと、前記ディープトーン領域に第四スクリーンパターンの網点を生成するディープトーンモジュールとを備えており、
    前記ライトトーンモジュールは、ライトトーン領域における網点に対して単位空間を構築し、網点の中心を原点とし、x、yを網点の座標とし、

    とし、ここで、

    前記ライトトーン−ハーフトーンモジュールは、前記ライトトーン−ハーフトーン領域における各網点に対して単位空間を構築し、前記網点の中心を原点とし、x、yを前記網点の座標とし、

    とし、ここで、nは1より大きい整数であり、tは以下の方程式系により確定され、

    ただし、


    ただし、


    ただし、

    式1〜3において、

    前記ハーフトーン−ディープトーンモジュールは、前記ハーフトーン−ディープトーン領域における各網点に対して単位空間を構築し、前記網点の中心を原点とし、x、yを前記網点の座標とし、

    とし、ただし、nは1より大きい整数であり、tは以下の方程式系により確定され、

    ただし、


    ただし、


    ただし、

    式4〜6において、

    前記ディープトーンモジュールは、前記ディープトーン領域における各網点に対して単位空間を構築し、前記網点の中心を原点とし、x、yを前記網点の座標とし、

    とし、ここで、nは1より大きい整数であり、tは以下の方程式系により確定され、

    ただし、


    ただし、


    ただし、

    式7〜9において、

    であることを特徴とする請求項9に記載の装置。
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