JP5842332B2 - コークス炉炭化室内壁面の観察装置 - Google Patents

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Description

本発明は、コークス炉炭化室の内壁面の損傷状態を観察するための観察装置に関する。
コークス炉は、炭化室と燃焼室とが交互に配列された構造となっている。炭化室と燃焼室との隔壁は、耐火れんがなどの壁構造材でなることが多い。コークス炉の操業は、炭化室上部より原料炭を装入し、燃焼室から隔壁を介して加熱を行うことにより、原料炭を乾留する。乾留後は、炭化室からコークスを押し出して排出し、その後再び原料炭を装入するという操業サイクルとなっている。
このような操業サイクルにおいて、コークス炉炭化室の内壁面は、繰り返しの原料炭装入、押し出し等により、壁構造材の減肉、穴あき、れんがの脱落、れんが同士を接合するモルタル目地のすり減り、熱収縮による目地の断裂等が生じる。これら損傷に対する補修として、穴あきが顕著な部分、れんが脱落部分については、新規に耐火れんがをはめ込む、あるいは不定形耐火物を溶射することが行われている。
このような補修を行うにあたり、コークス炉炭化室の内壁面における変形、損傷発生位置、および変形や損傷の形状の特定が重要になる。しかし、炭化室は高さが約6.5〜6.8m、幅が約0.4m、奥行きが約16mというきわめて狭小な空間であり、しかも操業時には粉塵により視界が遮られるなどの理由から、炉外部からの目視による判断は難しい。また、通常、操業時において、炉壁からの輻射熱による炉内温度は、最高で約1200℃に達し、汎用の撮像機器などによる炉内の観察も同様に困難であった。
従来、このようなコークス炉炭化室の内壁面の観察を行う装置としては、カメラと、光学系を構成する反射鏡とを備えたものが知られている(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。ここで、特許文献1には、カメラの前方に反射鏡を配置して、鏡面を反射して得られた像を介して炭化室内壁を撮像する技術が記載されている。特許文献2には、光源が投射するレーザを観察対象面に反射し、観察対象面のレーザスポットを撮影手段に反射する円管状の反射鏡(ミラー管)を備え、円管内部に冷却水を通すことにより熱変形を防止する技術が開示されている。
特許第3590509号公報 特許第3895928号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の従来技術では、反射鏡が炉内雰囲気に晒されるため、反射鏡の熱変形の問題や、装置の移動に伴い反射鏡が炉内壁に接触や衝突して損傷され易い問題などが避けられないものであった。
また、上記特許文献2に記載の従来技術では、反射鏡が損傷され易い問題については解決していない。特に、撮像のための光路を形成する反射鏡が損傷され易いという問題を抱えることは、コークス炉において長期にわたる安定した使用に適さないことを示している。
そこで、本発明は、光源、撮像部、および光学系全体が断熱保護箱内に収容され、光学系の構造安定性が高いコークス炉炭化室内壁面の観察装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の特徴は、コークス炉炭化室内壁面の観察装置であって、光源と、撮像部と、前記光源から出射された光線をコークス炉炭化室の内壁面へ向けて導くと共に、前記コークス炉炭化室の内壁面で反射した前記光線を前記撮像部へ向けて導く光学系と、が前記光線の通過を可能とする窓を有する断熱保護箱に収納されてなる観察部ユニットと、前記観察部ユニットを支持し、前記コークス炉炭化室内を炉長方向に沿って移動する移動手段と、を備え、前記断熱保護箱は、外箱の内側に少なくとも1つの内箱が収納された入れ子状の多重構造でなり、前記外箱と前記内箱との間に隙間が形成され、最も内側の前記内箱に前記光源部、前記撮像部、および前記光学系が収納され、前記断熱保護箱内には、冷却媒体としての冷却水が流通され、最も内側の前記内箱の外側面に前記冷却媒体を循環させるための流路を規定する冷却媒体ガイドリブを設け、該冷却媒体ガイドリブは、前記内箱の後壁部から側壁に亘って、該側壁の中央部より下方に至るまで連続して突堤状に延在され、これにより、前記最も内側の前記内箱と該内箱より外側の箱との間の隙間を前記冷却媒体ガイドリブの上下で区画し、前記冷却媒体が、前記冷却媒体ガイドリブの下側を通過した後、上方に向けて流れることを要旨としている。
発明は、上記構成において、前記光源は前記撮像部の前方に配置され、前記光学系は前記光源の前方に配置されていることが好ましい。
本発明は、上記構成において、前記観察部ユニットが、前記移動手段に対して上下方向に沿って複数が列をなすように配置され、前記列の数は1以上であることが好ましい。
発明は、上記構成において、前記光学系が、反射面が平面状または鏡面状をなす反射鏡を備え、この反射鏡は、前記光源から出射された光線を前記コークス炉炭化室の内壁面へ向けて導くと共に、前記コークス炉炭化室の内壁面で反射した光線を前記撮像部へ向けて導く光路を形成する構成としてもよい。
本発明は、上記構成において、光学系が、レーザ光を反射して前記反射鏡に入射させる補助反射鏡をさらに備える構成としてもよい。
本発明は、上記構成において、前記冷却媒体が、最も内側の前記内箱内に流通される冷却ガスと、最も内側の前記内箱より外側の箱との間の前記隙間に流通される冷却水と、からなる構成でもよい。
本発明は、上記構成において、前記光源が、レーザ光を上下方向に延長したスリットレーザ光を出力するレーザ発振装置であることが好ましい。
本発明は、上記構成において、前記光源、前記撮像部、および前記光学系が取り付け枠に支持され、これら前記光源、前記撮像部、および前記光学系が、前記断熱保護箱に緩衝部材を介して設けられていることが好ましい。
本発明は、上記構成において、前記レーザ発振装置は2つ備えられ、前記反射鏡は水平断面がV字形状に形成されて左右一対の反射面を有し、前記レーザ発振装置から出射されたレーザ光が、一対の前記反射面でそれぞれコークス炉炭化室の左右の内壁面に入射され、左右の前記内壁部からの反射レーザ光を前記反射鏡の左右それぞれの反射面で、前記撮像部へ向けて反射するように設定されているが好ましい。
本発明は、上記構成において、前記移動手段が、移動台車であることが好ましい。
本発明によれば、光学系の構造安定性が高く、長期にわたり安定した状態で、コークス炉炭化室内壁面の観察、表面状態の計測を行うことができる。
本発明の実施の形態に係るコークス炉炭化室内壁面の観察装置を示す全体構成図である。 本発明の実施の形態に係るコークス炉炭化室内壁面の観察装置における観察部ユニットを示す斜視図である。 図2のIII−III面で破断した状態を示す観察装置における観察部ユニットの斜視図である。 図2のIV−IV断面図である。 図4のV−V断面図である。 本発明の実施の形態に係るコークス炉炭化室内壁面の観察装置の内箱表面の冷却媒体の流れを示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るコークス炉炭化室内壁面の観察装置でコークス炉炭化室内壁面の表面状態の計測を行っている状態を示す水平断面説明図である。 本発明の実施の形態に係るコークス炉炭化室内壁面の観察装置において、CCDカメラの視野に収まる、炉壁の形状に応じた線状の反射レーザ光を反射する反射鏡を示す正面図である。 本発明の実施の形態に係るコークス炉炭化室内壁面の観察装置において、観察装置の進行方向に沿った複数の位置で撮像した線状の反射レーザ光の撮影画像を配置したイメージを示す説明図である。 本発明の実施の形態に係るコークス炉炭化室内壁面の観察装置におけるコークス炉炭化室内壁面の所定高さ位置における炉長方向に沿った断面の凹凸状態を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係るコークス炉炭化室内壁面の観察装置を用いて得られた撮像データに基づくコークス炉炭化室内壁面の表面状態を示す図である。 本発明の実施の形態に係るコークス炉炭化室内壁面の観察装置において、移動台車の最上部に観察部ユニットを加えた構成を示す側断面図である。 本発明の実施の形態に係るコークス炉炭化室内壁面の観察装置において、移動台車の前端面に観察部ユニットの上下方向の列が2段になるように配置した構成を示す側断面図である。
以下、本発明の実施の形態に係るコークス炉炭化室内壁面の観察装置の詳細を図面に基づいて説明する。
[観察装置の構成]
図1に示すように、本発明の実施の形態に係るコークス炉炭化室内壁面の観察装置1は、複数の観察部ユニット100と、これら観察部ユニット100を支持する、移動手段としての移動台車200と、で構成されている。この観察装置1の動作の詳細については後述するが、図7に示すように、移動台車200でコークス炉炭化室2の炉長方向(図中、矢印yで示す方向)に沿って移動しながら、観察部ユニット100でコークス炉炭化室2の内壁面21を観察・形状計測を行うようになっている。
{観察部ユニット}
先ず、観察部ユニット100の概略構成を説明する。図3〜5に示すように、観察部ユニット100は、断熱保護箱として、内箱101と、この内箱101を内側に入れ子状に収納する外箱102との二重構造を有している。外箱102は、内箱101に対して所定間隔を保って図示しないスペーサ等を介して着脱可能に支持されている。
(内箱側の構成)
図3および図6に示すように、内箱101は直方体形状である。この内箱101は、ステンレス板、一般構造用圧延鋼板などの金属板や、耐熱性を有するセラミックスその他の材料で製作することができる。この内箱101の中には、左右に対をなすように配置された光源としてのレーザ発振装置103と、撮像部としてのCCDカメラ104と、左右に対をなすように配置された第1反射鏡105と、左右にそれぞれ反射面を持ち、光の出射と入射が行われる第2反射鏡106などを含む光学系107と、が収納されている。内箱101は、これらの部材を取り付けたり、調整したりする都合から、六面体のうち少なくとも一面例えば上面が着脱可能な蓋状体(図示省略する)として設けられている。しかも、内箱101は、一対のレーザ発振装置103、CCDカメラ104、光学系107が、冷却媒体(本実施の形態では水)に濡れないように水密的に密封されている。
図3および図4に示すように、上記したレーザ発振装置103、CCDカメラ104、光学系107などは、取り付け枠108に一体的に固定されている。取り付け枠108は直方体の対向する一対の面が除去されたような形状である。また、この取り付け枠108は、緩衝部材としての防振ダンパ109を介して内箱101内に設けられている。また、取り付け枠108は、レーザ発振装置103、CCDカメラ104の高さ位置を規定する取り付け台108Aを備えている。レーザ発振装置103は、CCDカメラ104の前方の両側方にそれぞれ配置されている。
また、図3および図4に示すように、取り付け枠108における、光学系107を取り付ける部分は、内側壁部108Bと外側壁部108Cとで形成されている。内側壁部108Bと外側壁部108Cは、それぞれ上下方向(図中、矢印zで示す方向)に沿うように延在され、所定間隔を隔てて互いに平行をなすように配置されている。内側壁部108Bは、方形の取り付け枠108のy方向の端部に位置する。外側癖部108Cは、内側壁部108Bのy方向側に位置する。内側壁部108Bには、補助反射鏡としての一対の第1反射鏡105が設けられている。外側壁部108Cには、第2反射鏡106が設けられている。第1反射鏡105は、上記のレーザ発振装置103の前方(y方向)にそれぞれ設けられている。第2反射鏡106は、一対の反射面106Aを備える。それぞれの反射面106Aは、第1反射鏡105より前方(y方向)に配置されている。第1反射鏡105は、上下方向に細長い平面状の反射面を備える。第2反射鏡106は、水平断面がくの字状に屈曲した形状であり、それぞれの反射面106Aは幅方向の中央が裏面側へ凹まされて屈曲した反射面106a及び106bが形成されている。
なお、本実施の形態では、レーザ発振装置103からの出射光は、上下方向に延長するスリット光とされ、第1反射鏡105および第2反射鏡106の反射面106Aを介して炉壁に対して斜め下方から入射するように設定され、その反射光をCCDカメラ104で撮像して炉壁の凹凸に応じた三次元データを得るものである。
このため、CCDカメラ104位置から見て第2反射鏡106に写る反射光の形状が上下方向(図中、矢印zで示す方向)に線状となるように設定されている。したがって、内側壁部108Bには、図4に示すように、この形状の反射光の光路を確保するために上下に長い開口部108Dが形成されている。
また、この開口部108Dには、レーザ発振装置103からの出射光と第2反射鏡106側からの反射光を透過する光透過板110が嵌め込まれている。戻り光である、第2反射鏡106側からの反射光は、この光透過板110を通過してCCDカメラ104に入射するように設定されている。
図6に示すように、内箱101における、矢印x方向の両側に互いに対向する一対の側壁101Aには、上下に長い開口部に耐熱性ガラス板が嵌め込まれてなる内箱光透過窓111が設けられている。この内箱光透過窓111は、第2反射鏡106と対向する位置に設けられている。
また、図6に示すように、内箱101における、矢印yで示す方向(観察装置1がコークス炉炭化室の窯口から炭化室の奥へ向けて進む方向)と反対側の後壁部101Bには、冷却媒体流通口101Cが形成されている。この冷却媒体流通口101Cは、後壁部101Bの半分の高さよりも上方の位置に形成されている。
さらに、図6に示すように、内箱101の外側面には、冷却媒体を効率よく循環させるための流路を規定するための冷却媒体ガイドリブ101Dが設けられている。この冷却媒体ガイドリブ101Dは、後壁部101Bの冷却媒体流通口101Cの上側では冷却媒体流通口101Cの上側縁に沿うように円弧状に形成されると共に、後壁部101Bから側壁101Aに亘って、側壁101Aの中央部より下方に至るまで連続して突堤状に延在されている。この冷却媒体ガイドリブ101Dにおける、内箱101の表面からの起立高さは、内箱101と外箱102との間の空隙の厚さと同一寸法に設定されている。したがって、この冷却媒体ガイドリブ101Dは、内箱101と外箱102との間の空隙を冷却媒体ガイドリブ101Dの上下で区画するようになっている。また、外箱102の下部には、図示しないドレインバルブが設けられており、ドレインバルブを操作することにより検査等で内部に溜まった冷却水を排出することができるようになっている。
(外箱側の構成)
図2〜5に示すように、外箱102は、上記内箱101を収納する直方体形状である。この外箱102は、内箱101と同様に、ステンレス鋼板、一般構造用圧延鋼板などの金属板や、耐熱性を有するセラミックスその他の材料で製作することができる。
図3および図4に示すように、外箱102における、矢印yで示す方向と反対方向側の後壁部102Aには、冷却媒体導入接続部112が設けられている。この冷却媒体導入接続部112は、内箱101の冷却媒体流通口101Cと対向する位置に配置されている。また、外箱102の後壁部102Aにおける、冷却媒体導入接続部112の上方側に後方へ向けて突出する筒状の冷却媒体排出口102Cが設けられている。さらに、図7に示すように、外箱102の側壁102Dには、内箱101の内箱光透過窓111と対向する位置に外箱光透過窓120が設けられている。なお、この外箱光透過窓120は、例えば、熱反射率50〜70%の断熱ガラスを嵌め込んで構成している。このため、外箱光透過窓120では、炉壁からの輻射入熱の影響を抑制できる。
図3に示すように、冷却媒体導入接続部112は、後壁部102Aより、矢印y方向と逆の方向に向けて突出する筒体部113と、筒体部113の先端部に、筒体113と同心円状に一体に設けられた大径のフランジ部114と、筒体113の外周部と後壁部102Aを結ぶように形成された三角形状の一対の補強リブ115とからなる。
図2〜4に示すように、筒体113の筒穴113Aには、2重管116が挿入されている。2重管116は、外側管116Aと、その内側に隙間を隔てて収納された構造を維持するように一体的に設けられた内側管116Bとでなる。外側管116Aの外径寸法は、内箱101の後壁部101Bに形成した冷却媒体流通口101Cの内径と同一に設定されている。なお、筒体113の筒穴113Aの内径寸法は、2重管116の外径寸法よりも大きく設定されており、外側管116Aの外周面と筒穴113Aの内壁面との間隙が第1流通路117となっている。この第1流通路117には、冷却水が流通される。外側管116Aと内側管116Bとの間隙は、第2流通路118となっており、冷却ガスが排出されるようになっている。また、内側管116Bの内部空隙は、第3流通路119となっており、冷却ガスが導入されるようになっている。なお、本実施の形態では、冷却ガスとして冷却した窒素ガスを用いている。
図3および図4に示すように、2重管116は、筒体113よりさらに内奥に向けて突出するような長さに設定されている。筒体113よりも内奥に突出する2重管116は、内箱101の冷却媒体流通口101Cに密に嵌合して、内箱101内に突出するようになっている。この冷却媒体流通口101Cに嵌合する外側管116Aは、十分なシール性が維持できるように、図示しないシール材が周回して設けられている。なお、2重管116は、上記した取り付け枠108も貫通して取り付け枠108内に達するように設定されている。そして、図3および図4に示すように、2重管116は、外側管116Aの方が内側管116Bよりも短く設定されている。
なお、2重管116は、取り付け枠108が防振ダンパ109を介して上下揺動する可能性があるため、可撓性を有する材料で形成されていることが好ましい。
図2に示すように、外箱102の外側面には、冷却媒体導入接続部112、冷却媒体排出口102C、および外箱光透過窓120のみが露出するように、固形断熱材層121が所定の厚さで設けられている。この固形断熱材層121は、観察部ユニット100に及ぶ熱の影響を防止すると共に、観察部ユニット100が損傷されることを防止する機能を有する。
{移動台車}
図1に示すように、移動台車200は、下部に炉内を走行するための走行手段210を備え、内部に冷却媒体供給装置201が搭載されており、矢印yで示す方向の前端の壁部202に、複数の観察部ユニット100が上下方向(図中、矢印zで示す方向)に沿って列をなすように固定されている。なお、観察部ユニット100同士の間隔は、上下方向に互いに隣接する観察部ユニット100で撮像される像を上下に貼り合わせる画像処理を行う際に、上下に隣接する観察部ユニット100同士間で像の欠落が生じない程度の間隔に設定されている。また、観察部ユニット100同士の間隔は、それぞれの光学系107の光学特性に依存するため、それぞれの光学系107の光学特性の設定に応じて決定することができる。
図1に示すように、壁部202の外側には、観察部ユニット100の冷却媒体導入接続部112と接続するための接続固定部203が設けられている。この接続固定部203は、壁部202を貫通する3重管204における、壁部202の外側に突出する部分と、3重管204の端部にこの3重管204と同心円状に形成されたフランジ部205とでなる。フランジ部205は、外箱102の冷却媒体導入接続部112のフランジ部114と接合され、図示しない固定部材で固定されている。3重管204は、壁部202より移動台車200の内側に延在され、上記した冷却媒体供給装置201に接続されている。冷却媒体供給装置201は、3重管204を介して図3および図4に示すような冷却媒体の導入および排出を行う。すなわち、冷却媒体供給装置201は、図3および図4に示すように、冷却媒体導入接続部112の第1流通路117に冷却水を導入し、第3流通路119には冷却ガスを導入し、第2流通路118からは冷却ガスを排出するように、冷却媒体の流通制御を行う。また、移動台車200は、観察部ユニット100や冷却媒体供給装置201などの主な機器の電源、伝送線などを保護し得る構造である。
なお、この移動台車200は、自ら駆動手段を備えて走行する構成でも、移動台車200を炉長方向へ向けて押し出したり引き戻したりできる別途駆動手段を有する構成のどちらでもよい。
[観察装置の動作および作用]
以下、観察装置1の動作および作用について説明する。
先ず、図7に示すようなコークス炉炭化室2に対して、観察装置1を窯口(図示省略する)から挿入して所定の速度で前進させ、図7に示すように、コークス炉炭化室2の奥(図中、矢印yで示す方向の炉端)まで達したら、後進するように設定されている。具体的には、移動台車200は、一例として毎分8mの速度で前進、後進するようになっている。
観察装置1は、このような移動に伴って、各観察部ユニット100でコークス炉炭化室内炉2の内壁面21の状態を観察、形状計測する。具体的には、図7に示すように、レーザ発振装置103からの出射された出射光は、第1反射鏡105で反射されて第2反射鏡106の反射面106aに入射するように設定されている。この第2反射鏡106の反射面106aで反射された光は、内箱光透過窓111と外箱光透過窓120を通って、側方に位置する、コークス炉炭化室2の内壁面21に対して斜め下方から照射されて、内壁面21に線状の光が投影される。内壁面21に入射した直線状の光は、内壁面21の表面状態を反映して曲がった線状の光として反射され、その反射光が再度外箱光透過窓120と内箱光透過窓111を通って第2反射鏡106の反射面106bに入射する。このとき、第2反射鏡106に入射した曲がった線状の光は、CCDカメラ104の視野内で図8に示すような形状の反射レーザ光fr、flとなり、このような反射レーザ光fr、flの形状がCCDカメラ104で撮像される。
次に、図9に示すように、単一の観察部ユニット100で毎分8mの速度で進行した際に、例えば約0.2秒間隔で撮像を連続的に行い得られた線状の画像fr1〜frnを等間隔に並べる(2次元情報を進行方向に蓄積する)と、図9に示す所定の高さ位置(矢印y方向の所定位置)でスキャンしたフレームF内には、図10に示すように、その高さ位置での炉長方向に沿った内壁面21の凹凸状態が表れる。
図11は、単一の観察部ユニット100で所定の距離だけ炉長方向に走行させて撮像した内壁面21の状態を表す3次元形状の画像を示す。図11において、符号Dで示すように、このような画像において損傷されて内壁面21に欠損が生じている部分が認識できる。なお、図11は、単一の観察部ユニット100から得られた3次元形状のデータであるが、上下方向に隣接する観察部ユニット100のデータを上下に貼り合わせる画像処理を行うことで、コークス炉炭化室2の(走行方向の左右両側の)内壁面21全体の表面状態を把握することが可能となる。
次に、冷却水および冷却ガスの流通動作について説明する。
先ず、冷却水の流通について説明する。図1に示すように、冷却媒体供給装置201から3重管204を介して送出された冷却水は、図3および図4の矢印Iwで示すように、冷却媒体導入接続部112の第1流通路117から導入され、図4に示すように、外箱102と内箱101との間隙に流れ込む。なお、本実施の形態では、例えば、流量が毎分50〜150リットルで各観察部ユニット100の冷却を行うことができる。
このとき、内箱101の外側面には、流れ込んだ冷却水の上側に冷却媒体ガイドリブ101Dが形成されているため、図4〜6に示すように、冷却水が冷却媒体ガイドリブ101Dの下側に矢印S1の方向に沿って流れる。また、第1流通路117から流れ込んだ冷却水の一部は、図5および図6に示すように、矢印S2の方向に側壁101Aに流れ、冷却媒体ガイドリブ101Dの下側を流れる。矢印S1、S2の方向に流れる冷却水は、内箱101の下側に向かう矢印S3で示す方向の流れとなる。
そして、冷却媒体ガイドリブ101Dの下側を通過した冷却水は、溢れて上方へ向けて矢印S4で示すような方向に流れ、内箱101の上壁部に流れて外箱102に開口した冷却媒体排出口102Cに向かう矢印S5で示す方向の流れとなる。内箱101の上壁部に流れ込んだ冷却水は、外箱102に形成された冷却媒体排出口102Cから排出される。なお、この冷却媒体排出口102Cには、図示しない冷却媒体回収管が接続されていることが好ましい。以上のように、内箱101と外箱102との間の間隙に冷却媒体ガイドリブ101Dにより、冷却水が略均一に流通するため、内箱101への熱の伝導を効率的に抑制して内蔵されたレーザ発振装置103、CCDカメラ104、第1反射鏡105、第2反射鏡106などを含む光学系107を保護する効果を奏する。
次に、冷却ガスの流通動作について説明する。冷却媒体供給装置201からは、冷却ガスの送出と回収が行われる。なお、本実施の形態では、冷却ガスとしての窒素ガスの流量を毎分100〜200リットルとしている。図1に示すように、冷却媒体供給装置201から送出される冷却ガスは、3重管204を介して、図3に示すように、各観察部ユニット100側の冷却媒体導入接続部112の第3流通路119に矢印Ieで示すように送り出される。
そして、冷却ガスは、2重管116の内側管116B内の第3流通路119に案内されて内箱101内のCCDカメラ104の上方から内箱101内に放出される。この冷却ガスによって、CCDカメラ104や光学系107(第1反射鏡105、第2反射鏡106を含む)などの熱の影響を受けやすい機器が加熱されることを防止して、撮像の高い精度を維持することが可能となる。内箱101内の冷却ガスは、2重管116の内側管116Bと外側管116Aとの間の第2流通路118から、図3および図4に矢印Oeで示すように冷却媒体供給装置201へ向けて送られ、冷却媒体供給装置201で再度冷却して観察部ユニット100へ向けて送出されるという、循環を行う。
上述のように、本実施の形態に係る観察装置1は、レーザ発振装置103、CCDカメラ104、第1反射鏡105、および第2反射鏡106が炉内雰囲気に曝されることがなく、熱変形の問題を解消できると共に、反射鏡などの清浄度を維持でき、しかも反射鏡などの損傷を防止できるため観察部ユニット100全体としての撮像性能を長期間維持することができる。また、本実施の形態では、外箱102の表面に固形断熱材層121が設けられているため、移動に伴って外箱102がコークス炉炭化室2の内壁面21に衝突して損傷されることを防止できる。このように、本実施の形態に係る観察装置1によれば、狭小で高温、かつ粉塵環境であるコークス炉炭化室内において、長期にわたり安定した保護環境下で、内壁面の観察、表面状態の計測を行うことができる。
また、複数の観察部ユニット100を1列に配置するようにしているので、内壁面の天井までの高さが異なるコークス炉で観察を行う場合には、観察部ユニット100の個数を調整することにより、任意の高さのコークス炉で内壁面の観察、表面状態の計測を行うことができる。
[その他の実施の形態]
以上、本発明の実施の形態について説明したが、この開示の一部をなす論述および図面はこの発明を限定するものではない。本発明は、様々な代替実施の形態、実施例および運用技術に適用することが可能である。例えば、上記の実施の形態では、コークス炉炭化室2の大きさに応じた観察装置1を用意したが、寸法設計の異なる別のコークス炉炭化室に適用可能とするため、図12に示すように、移動台車200の壁部202の上部に追加壁部202Aを付加可能とし、この追加壁部202Aに、追加用の観察部ユニット100を設けられるような観察装置1Aとしてもよい。
また、上記の実施の形態では、観察部ユニット100が移動台車200の壁部202に上下1列をなすように設けたが、コークス炉炭化室2の炉内寸法に応じて観察・計測範囲を確実に重複させて切れ目のない観察画像を作成するために、図13に示すように、互いの列が段違いになるように2列以上を多段的に配置した観察装置1Bとしてもよい。この場合は、図13に示すように、短い寸法の接続固定部203と交互に長い寸法の接続固定部203Aを設ければよい。
さらに、上記の実施の形態では、移動台車200の内部に冷却媒体供給装置201を配置したが、冷却可能なパイプなどを用いて冷却媒体供給装置を炉外に配置する構成としてもかまわない。
また、上記の実施の形態では、内箱101と外箱102との間隙に冷却水を流通させたが、冷却ガスを流通させる構成としてもよい。この場合、冷却媒体排出口102Cに、外箱光透過窓120へ向けて冷却ガスを吐出させて外箱光透過窓120に粉塵などが堆積することを防止するための、ガス吹き付け部材206を設ける構成としてもよい。本発明は、上記の冷却方法に限定されるものではなく、各種の冷却装置を用いた構成も本発明の適用範囲である。
さらに、上記の実施の形態では、第2反射鏡106は平面から見てV字状の反射面を有するものを用いたが、曲面状の反射面を用いても勿論よい。
また、上記の実施の形態では、第1反射鏡を設けた場合について説明したが、レーザ発振器を斜めに配置するスペースがある場合には、第1の反射鏡を省略してレーザ発振器から出射されたスリット状のレーザ光を直接第2の反射鏡で反射して炉内壁に照射するようにしてもよい。
また、上記の実施の形態では、観察部ユニット100の冷却媒体導入接続部112をフランジ部同士の接合構造としたが、固定方法はこれに限定されるものではない。
さらに、上記の実施の形態では、断熱保護箱として、内箱101と、この内箱101を内側に入れ子状に収納する外箱102との二重構造としたが、3重以上の多重構造としてもよい。
また、上記の実施の形態では、内箱101の表面に冷却媒体ガイドリブ101Dを形成した、その構造は上記構造に限定されるものではない。なお、内箱101に冷却媒体ガイドリブ101Dを形成せずに、外箱102の内側面に冷却媒体ガイドリブを形成してもよい。さらに、本発明においては、冷却媒体ガイドリブ101Dを形成しない構成としても勿論よい。
1…観察装置、2…コークス炉炭化室、21…内壁面、100…観察部ユニット、101…内箱、101D…冷却媒体ガイドリブ、102…外箱(断熱保護箱)、103…レーザ発振装置(光源)、104…CCDカメラ(撮像部)、105…第1反射鏡(光学系)、106…第2反射鏡(光学系)、107…光学系、109…防振ダンパ(緩衝部材)、111…内箱光透過窓、112…冷却媒体導入接続部、120…外箱光透過窓、121…固形断熱材層、200…移動台車(移動手段)、201…冷却媒体供給装置、203…接続固定部

Claims (10)

  1. 光源と、撮像部と、前記光源から出射された光線をコークス炉炭化室の内壁面へ向けて導くと共に、前記コークス炉炭化室の内壁面で反射した前記光線を前記撮像部へ向けて導く光学系と、が前記光線の通過を可能とする窓を有する断熱保護箱に収納されてなる観察部ユニットと、
    前記観察部ユニットを支持し、前記コークス炉炭化室内を炉長方向に沿って移動する移動手段と、
    を備え、
    前記断熱保護箱は、外箱の内側に少なくとも1つの内箱が収納された入れ子状の多重構造でなり、前記外箱と前記内箱との間に隙間が形成され、最も内側の前記内箱に前記光源部、前記撮像部、および前記光学系が収納され、
    前記断熱保護箱内には、冷却媒体としての冷却水が流通され、
    最も内側の前記内箱の外側面に前記冷却媒体を循環させるための流路を規定する冷却媒体ガイドリブを設け、該冷却媒体ガイドリブは、前記内箱の後壁部から側壁に亘って、該側壁の中央部より下方に至るまで連続して突堤状に延在され、これにより、前記最も内側の前記内箱と該内箱より外側の箱との間の隙間を前記冷却媒体ガイドリブの上下で区画し、前記冷却媒体が、前記冷却媒体ガイドリブの下側を通過した後、上方に向けて流れることを特徴とするコークス炉炭化室内壁面の観察装置。
  2. 前記光源は前記撮像部の前方に配置され、前記光学系は前記光源の前方に配置されていることを特徴とする請求項に記載のコークス炉炭化室内壁面の観察装置。
  3. 前記観察部ユニットは、前記移動手段に対して上下方向に沿って複数が列をなすように配置され、前記列の数は1以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載のコークス炉炭化室内壁面の観察装置。
  4. 前記光学系は、反射面が平面状または鏡面状をなす反射鏡を備え、
    該反射鏡は、前記光源から出射された光線を前記コークス炉炭化室の内壁面へ向けて導くと共に、前記コークス炉炭化室の内壁面で反射した光線を前記撮像部へ向けて導く光路を形成することを特徴とする請求項1から請求項のいずれか一項に記載のコークス炉炭化室内壁面の観察装置。
  5. 前記光学系は、レーザ光を反射して前記反射鏡に入射させる補助反射鏡をさらに備えることを特徴とする請求項に記載のコークス炉炭化室内壁面の観察装置。
  6. 前記冷却媒体は、最も内側の前記内箱内に流通される冷却ガスと、最も内側の前記内箱より外側の箱との間の前記隙間に流通される冷却水と、を含むことを特徴とする請求項から請求項のいずれか一項に記載のコークス炉炭化室内壁面の観察装置。
  7. 前記光源は、レーザ光を上下方向に延長したスリットレーザ光を出力するレーザ発振装置であることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか一項に記載のコークス炉炭化室内壁面の観察装置。
  8. 前記レーザ発振装置は2つ備えられ、前記反射鏡は水平断面V字形状に形成されて左右一対の反射面を有し、前記レーザ発振装置から出射されたレーザ光が、一対の前記反射面でそれぞれコークス炉炭化室の左右の内壁面に入射され、左右の前記内壁部からの反射レーザ光を前記反射鏡のそれぞれの反射面で、前記撮像部へ向けて反射するように設定されていることを特徴とする請求項に記載のコークス炉炭化室内壁面の観察装置。
  9. 前記光源、前記撮像部、および前記光学系が取り付け枠に支持され、これら前記光源、前記撮像部、および前記光学系が、前記断熱保護箱に緩衝部材を介して設けられていることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか一項に記載のコークス炉炭化室内壁面の観察装置。
  10. 前記移動手段は、移動台車であることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか一項に記載のコークス炉炭化室内壁面の観察装置。
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