JP5842137B2 - 水洗便器 - Google Patents

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Description

本発明は、水洗便器に関するものである。
従来から、水洗便器として、建物の壁に開口して設けられた外部排水管に、便器ボウル内の水や汚物を排出する壁排水型の水洗便器がある。また、この種の水洗便器では、封水姿勢と排水姿勢とに切替自在のトラップ部を備えたものがある(特許文献1等参照)。このトラップ部は、封水姿勢と排水姿勢とに切り替わるトラップ筒と、このトラップ筒を収納したトラップケースとを備える。トラップケースは、排水姿勢時にトラップ筒の下流端との干渉を避けるために、外部排水管に接続した排水管部の床面に段差部が設けてある。
特開2005−155146号公報
ところで、従来の水洗便器では、建物の床から便座までの高さや便器ボウルの容積や外部排水管の前記床からの高さ等の寸法や設置条件等の制限によって、床面の水勾配が緩やかなものになり易い。この場合、従来の水洗便器では、トラップ筒からの排水後等に、床面上に水が滞留し易くなる。そして、例えば排水管部が円環状の場合では、段差部の円弧の中央(排水方向を前後とした場合の左右方向における中央)に、滞留した水(以下、残留水とする)が集まり、この部位(位置)に水溜りを生じることがある。
更に、従来の水洗便器では、便器使用等で封水姿勢のトラップ筒から水がオーバーフローした場合、このオーバーフローした水(以下、オーバーフロー水とする)が残留水の水溜りに落下することがある。このとき、従来の水洗便器では、オーバーフロー水が前記水溜りの水面に当たり、滴下音を生じる。そして、従来の水洗便器では、このように滴下音を生じた場合、この滴下音を聞いた使用者等に、この水洗便器に漏水が生じたと誤認させる恐れがある。
そこで、本発明は、上記従来の問題点に鑑みて発明したもので、その目的とするところは、オーバーフロー水の滴下位置に水溜りを生じ難くして、滴下音を軽減した水洗便器を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、便器ボウルと、この便器ボウルから建物に設けられた壁排水口に至る排水経路とを備えた壁排水型の水洗便器であって、この排水経路に配設したトラップ装置は、上流側開口を前記便器ボウルの排水口に接続したトラップ筒と、このトラップ筒を上下に回動させて前記トラップ筒の下流側開口を上方に立ち上がる封水姿勢と横向きになる排水姿勢とに切り替える駆動機構部と、前記トラップ筒を収納したトラップ収納室とを備え、前記トラップ収納室の床面に段差部を設けて、この段差部より下流側となる部位に水勾配を設け、前記トラップ筒の前記下流側開口の下端は、排水姿勢時に平面視前記段差部上に位置し、且つ封水姿勢時に平面視前記排水姿勢時の位置より下流側に位置し、前記下流側となる部位の前記封水姿勢時の前記下流側開口の前記下端と平面視重なる位置に、凸部を設け、前記凸部に、前記下流側となる部位に比べて傾斜の大きい水勾配を設けたものであることを特徴とする。
この水洗便器として、前記凸部が、側方に向けて下向き傾斜した断面形状であることが好ましい。
本発明は、前記構成を具備したことで、凸部を設けた位置が、封水姿勢のトラップ筒からのオーバーフロー水が落下(滴下)する位置になっている。そのため、本発明は、オーバーフロー水を、床面の凸部の周囲の部位に比べて、凸部に落下し易くすることができる。そして、本発明は、この位置に凸部を設けたことで、この位置が前記周囲の部位に比べて高くなり、この周囲の部位に残留水を生じた場合であっても、凸部を設けた位置には水溜り(水面)を生じ難くすることができる。更に、本発明は、凸部が前記周囲の部位に比べて傾斜の大きい水勾配を有するため、オーバーフロー水等の凸部に落下した水等を、前記周囲の部位に比べて、下流側に流動し易くして、オーバーフロー水の滴下する位置に水溜り(水面)を生じ難くすることができる。これらによって、本発明は、オーバーフロー水の発生時に、このオーバーフロー水の水面への落下による滴下音を軽減し易くすることができるという効果を奏する。
水洗便器のトラップ収納室の後面図である。 トラップ装置の側断面図であり、(a)はトラップ筒の回動説明用の図であり、(b)は封水姿勢時のオーバーフロー水の説明用の図である。 水洗便器の斜視図である。 便器本体の一部を省略或いは切断した側面図である。
本発明を、添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。
本実施形態の水洗便器1は、図4に示すように、例えば、トイレルームの床50に設置される。そして、水洗便器1は、建物の壁面51に設けられた壁排水口52に、水や汚物等を排出する所謂壁排水型の水洗便器1になっている。また、水洗便器1は、図3に示すように、便器本体3と、便器本体3の上面に取り付けられる便蓋2及び便座(不図示)とを備える。なお、以下の説明では、水洗便器1を床50に設置した状態の平面視を基準として、便座に着座した利用者から視て前側を前方、後側(図3中の壁面51側)を後方とし、前後方向に交差する左右方向を側方とする。
便器本体3は、図4に示すように、便器ボウル4と、排水経路6と、給水経路(不図示)とを備える。給水経路は、外部の水道管等の給水源(不図示)に接続される。そして、給水経路は、前記給水源から供給された水を、便器ボウル4内に吐出する。これによって、便器本体3は、便器ボウル4内面を洗浄する。便器ボウル4は上方に開口した椀状で、底部後方に排水口5を有する。そして、排水口5は、排水経路6に連通接続してある。
排水経路6は、排水口5から壁排水口52に至るよう設けてある。そして、排水経路6には、トラップ装置10が配設してある。トラップ装置10は、図2に示すように、屈曲柔軟性を有したトラップ筒11と、トラップ筒11を上下に回動させる駆動機構部13と、トラップ筒11を収納したトラップ収納室18と、駆動機構部13の駆動を制御する制御部17(図4参照)とを備える。
トラップ筒11は、例えば蛇腹状の円筒形状の部材(所謂管状体)等で形成してある。トラップ筒11の上流側開口11aは、便器ボウル4の排水口5に接続してあり、固定端になっている。そして、トラップ筒11の下流側開口11bは、駆動機構部13によって上下に回動する自由端になっている。
駆動機構部13は、回動中心となる回動中心軸14と、下流側開口11bの外周に取り付けた保持部15と、回動中心軸14に取り付けた回動アーム16と、回動中心軸14を介して回動アーム16を上下に回動させる駆動源(不図示)とを備える。
回動アーム16の一端は、回動中心軸14を介して前記駆動源に連結してある。そのため、回動アーム16は、この一端側(回動中心軸14)を回動中心として、前記駆動源の駆動によって、他の一端側を上下に回動させる。そして、回動アーム16の前記他の一端には、保持部15が連結してある。保持部15は、回動アーム16の回動によって、後方上向きに凸の円弧状の軌跡を描いて、上下に移動する。
そして、保持部15は、トラップ筒11の下流側開口11bに取り付けてある。そのため、駆動機構部13は、回動アーム16を上下に回動させることで、保持部15を介して、トラップ筒11の下流側開口11bを上方に立ち上がる封水姿勢と横向き(下方横向きを含む)になる排水姿勢とに切り替える。そして、トラップ筒11は下流側開口11bの下端11cが、平面視において、封水姿勢時に排水姿勢時より下流側に位置する。
更に、保持部15は、駆動機構部13によるトラップ筒11の回動時に、例えば下流側開口11bが円環状から偏平形状に歪む等の下流側開口11bの変形を抑制する。これによって、水洗便器1は、トラップ筒11の排水姿勢時に、下流側開口11bからの排水を安定して行い易くすることができる。
また、保持部15は、例えば、下流側開口11bの外周に取り付けた環状の保持リングになっており、保持リングは、下流側開口11bの外周の略全体を覆っている。そのため、本例において、トラップ筒11の下流側開口11bの下端11cは、保持部15で形成されている。
トラップ収納室18は、箱状になっており、箱内に、トラップ筒11と保持部15と回動アーム16とが収納してある。トラップ収納室18の前壁には、排水口5取付用の上流側接続口19が設けてある。上流側接続口19は、図4に示すように、上流側が排水口5に連通接続される。そして、上流側接続口19は、図2に示すように、下流側がトラップ筒11の上流側開口11aに連通接続される。言い換えると、排水口5は上流側接続口19を介してトラップ筒11の上流側開口11aに連通接続される。
トラップ収納室18の側壁には、箱内外を貫通して回動中心軸14が回転自在で設けてあり、箱外に前記駆動源及び制御部17が配置される。トラップ収納室18の後壁の下端部には、下流側接続口20が設けてある、下流側接続口20は、上流側接続口19と上下にずれた位置で前後方向に並ぶ。そして、下流側接続口20は壁排水口52に連通接続される。
トラップ収納室18の床面18aは、図1に示すように、背面視下方に凸の円弧形状になっており、この円弧は前後方向に沿って軸心を有する。そして、この円弧(床面18a)は左右方向の略中央が最も低くなっている。更に、トラップ収納室18は、この円弧の最も低い位置とこの円弧の軸心とを通る直線上に、封水姿勢のトラップ筒11の軸心が並ぶように、トラップ筒11を収納している。言い換えると、トラップ収納室18の床面18aの円弧の軸心と、この円弧の最も低い位置と、トラップ筒11の軸心とが、平面視において、略重なって位置する。
また、床面18aは、図2に示すように、上流側接続口19側から下流側接続口20側に向けて(後方に向けて)水勾配が設けてある。そして、床面18aは、前後方向の途中に段差部25が設けてあり、段差部25は後方下向きの傾斜面になっている。そのため、床面18aは、段差部25を境にして、後方側の部位24が前方側の部位23より低くなっている。そして、前方側の部位23と後方側の部位24との水勾配は、略同じ傾斜となっている。
また、トラップ筒11は、排水姿勢となった際(排水姿勢時)に、保持部15が段差部25の上方に位置して、下流側開口11bが後方側の部位24の上方に位置する。更に、排水姿勢時に、下流側開口11bの下端11cは、背面視において、前方側の部位23の後端より下方に位置する。このように、トラップ装置10は、床面18aに段差部25を設けたことで、排水姿勢時に、例えば保持リングやトラップ筒11の厚みの分等、下流側開口11bを前方側の部位23より下方に下げることができる。これによって、トラップ装置10は、下流側開口11bの下端11cを、上流側開口11aの下端より低く(下方に)位置させることができる。
そのため、トラップ装置10は、排水姿勢時に、便器ボウル4内やトラップ筒11内等の水や汚物等を、トラップ筒11からトラップ収納室18の床面18aの後方側の部位24に流出し易く(排出し易く)することができる。そして、トラップ装置10は、床面18aに水勾配を設けたことで、排水姿勢時に、床面18a上の水等を壁排水口52に流動し易く(排出し易く)することができる。すなわち、床面18aの後方側の部位24は、排水経路6の段差部25より下流側となる部位30(下流側として機能する部位)になっている。
ところで、水洗便器1は、封水姿勢時において、使用時の振動等で、例えば図2(b)に示すように、下流側開口11bの下端11cから水がオーバーフローして落下(滴下)することがある。このオーバーフローした水(オーバーフロー水W1)の落下位置は、封水姿勢時の下流側開口11bの下端11cからの鉛直仮想直線(図2中の点線E1)に交差する後方側の部位24(下流側となる部位30)上の位置となる。言い換えると、オーバーフロー水W1は、封水姿勢時の下流側開口11bの下端11cと平面視略重なる位置に落下する。
そして、封水姿勢時の下流側開口11bの下端11cと床面18a(後方側の部位24)の円弧の略中央とは略鉛直方向に並ぶ。そのため、この平面視略重なる位置(点線E1との交差位置)は、図1に示すように、背面視(正面視)後方側の部位24の略中央に位置する。そして、この位置には、凸部28が設けてある。
凸部28は後方側の部位24(床面18aの凸部28の周囲の部位)から上方に突出する。凸部28は、左右方向に幅を有すると共に、前後方向に長尺(前記幅に比べて長い寸法)で床面18aに一体で形成してある。言い換えると、床面18aは、後方側の部位24の一部に、上方に隆起した凸部28が一体に設けてある。
凸部28の上部28aには、図2に示すように、壁排水口52に向かう水勾配が設けてある。そして、この水勾配は後方側の部位24(床面18a)に比べて大きい傾斜になっている。更に、上部28aの上端(上部28aの水勾配における前端位置)は、背面視前方側の部位23と段差部25との境界位置(段差部25の上端)より若干低い位置或いは略同じ高さ位置になっている。
そして、凸部28は、図1に示すように、背面視側方に向けて下向き傾斜した形状になっている。言い換えると、凸部28は、側方に向けて下向き傾斜した断面形状になっている。例えば、凸部28は上方に凸の半球状や上方に凸の楕円半球状等の断面形状になっている。これによって、凸部28は、上部28aの水を後方側に加えて側方にも流動し易くすることができる。
更に、図2に示すように、後方側の部位24は、段差部25の下端と凸部28の上部28aの前端(水勾配の上端)との間に、傾斜部26が設けてある。傾斜部26は、側面視後方に向けて上向き傾斜した形状になっている。傾斜部26は、排水姿勢時にトラップ筒11の下流側開口11bが隙間を有して近傍に位置する。そして、トラップ筒11は、下流側開口11bと傾斜部26との間に隙間を有して回動する。更に、傾斜部26は、平面視側方に向けて後向きに傾斜した形状になっている。
このように、水洗便器1は、封水姿勢のトラップ筒11からのオーバーフロー水W1が落下する位置に、凸部28を設けてある。これによって、水洗便器1は、オーバーフロー水W1を、後方側の部位24(凸部28の周囲の部位)に比べて高い位置である凸部28に落下し易くすることができる。そして、水洗便器1は、背面視円弧形状の床面18aにおいて、後方側の部位24上の残留水が円弧に沿って流動する等で、前記落下する位置(凸部28を設けた位置)の周囲に集まることがある。この場合、水洗便器1は、前記落下する位置が凸部28によって後方側の部位24より高く位置するため、この位置に残留水による水溜り(水面)を生じ難くすることができる。更に、凸部28(凸部28の上部28a)は、後方側の部位24に比べて大きい傾斜で水勾配を有する。これによって、凸部28は、オーバーフロー水W1や排水姿勢のトラップ筒11からの排水等の水を、後方側の部位24に比べて下流側に流動し易くすることができる。そのため、水洗便器1は、凸部28の上部28a等に水を滞留し難くすることができて、凸部28の上部28a等に残留水(水溜り)を生じ難くすることができる。
すなわち、後方側の部位24は、前記構成によって、前記落下する位置の周囲(前記落下する位置以外の部位)に比べて、前記落下する位置に水を滞留し難くすることができる。これによって、水洗便器1は、前記落下する位置に水溜り(水面)を生じ難くすることができる。そのため、水洗便器1は、例えば凸部28の周囲に水溜りを生じた状態で、封水姿勢のトラップ筒11からオーバーフロー水W1を生じた際に、オーバーフロー水W1を水溜り(水面)に落下し難くすることができる。これによって、水洗便器1は、封水姿勢のトラップ筒11からのオーバーフロー水W1による滴下音を生じ難くすることができて、この滴下音によって使用者が漏水と誤認する恐れを軽減し易くすることができる。
そして、水洗便器1は、凸部28を側方に向けて下向き傾斜した断面形状としたことで、凸部28の上部28aに水を滞留し難くして水溜りを生じ難くすることができる。これによって、水洗便器1は、前記滴下音による漏水との誤認の恐れを軽減し易くすることができる。
更に、水洗便器1は、凸部28と段差部25との間に、側面視後方に向けて上向き傾斜した傾斜部26を設けたことで、傾斜部26と回動するトラップ筒11との干渉を抑制して、凸部28と下流側開口11bとの間の隙間を狭くすることができる。これによって、水洗便器1は、例えばこの隙間への汚物等を引っ掛かりを生じ難くする等で、凸部28による排水性の低下を抑制し易くすることができる。そして、水洗便器1は、傾斜部26を平面視下流側に向けて側方向きに傾斜した形状としたことで、例えば傾斜部26や傾斜部26より前方側に水等が流入した際に側方へ流動し易くする等で、この水等を下流側に排出し易くすることができる。
なお、本発明は、前述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、本発明の意図する範囲内であれば、適宜の設計変更を行うことが可能である。例えば、水洗便器1は、例示のような便器ボウル4への供給水を貯溜するためのタンクを有さないタンクレス式のものに限らず、貯水タンクを備えた貯水式のもの等であってもよい。また、例えば、水洗便器1は、局部洗浄装置や、乾燥装置、脱臭装置等の周辺装置ユニットをさらに備えたものであってもよい。また例えば、水洗便器1は、一定期間使用されなかった際に、封水姿勢の状態で下流側開口11bから水をオーバーフローさせる自動清掃動作等を有するものであってもよく、この場合、この自動清掃動作時の滴下音を軽減することができる。また、例えば、水洗便器1は、凸部28を床面18aと別部材で形成して、下流側となる部位30に設けたものであってもよい。また、例えば、水洗便器1は、床面18aの段差部25より前方側の部位23に水勾配を有さないもの等であってもよい。
1 水洗便器
4 便器ボウル
5 排水口
6 排水経路
10 トラップ装置
11 トラップ筒
11a 上流側開口
11b 下流側開口
11c (下流側開口の)下端
13 駆動機構部
18 トラップ収納室
18a (トラップ収納室の)床面
25 段差部
28 凸部
30 (床面の)下流側となる部位
52 壁排水口
W1 オーバーフロー水

Claims (2)

  1. 便器ボウルと、この便器ボウルから建物に設けられた壁排水口に至る排水経路とを備えた壁排水型の水洗便器であって、
    この排水経路に配設したトラップ装置は、上流側開口を前記便器ボウルの排水口に接続したトラップ筒と、このトラップ筒を上下に回動させて前記トラップ筒の下流側開口を上方に立ち上がる封水姿勢と横向きになる排水姿勢とに切り替える駆動機構部と、前記トラップ筒を収納したトラップ収納室とを備え、
    前記トラップ収納室の床面に段差部を設けて、この段差部より下流側となる部位に水勾配を設け、
    前記トラップ筒の前記下流側開口の下端は、排水姿勢時に平面視前記段差部上に位置し、且つ封水姿勢時に平面視前記排水姿勢時の位置より下流側に位置し、
    前記下流側となる部位の前記封水姿勢時の前記下流側開口の前記下端と平面視重なる位置に、凸部を設け、
    前記凸部に、前記下流側となる部位に比べて傾斜の大きい水勾配を設けたものであることを特徴とする水洗便器。
  2. 前記凸部が、側方に向けて下向き傾斜した断面形状であることを特徴とする請求項1記載の水洗便器。
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