JP6045106B2 - 便器洗浄タンク - Google Patents
便器洗浄タンク Download PDFInfo
- Publication number
- JP6045106B2 JP6045106B2 JP2012270316A JP2012270316A JP6045106B2 JP 6045106 B2 JP6045106 B2 JP 6045106B2 JP 2012270316 A JP2012270316 A JP 2012270316A JP 2012270316 A JP2012270316 A JP 2012270316A JP 6045106 B2 JP6045106 B2 JP 6045106B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- water
- toilet
- toilet bowl
- cleaning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
Description
水洗式大便器の便器本体に設けられ、便鉢部に吐水される洗浄水を貯留するための便器洗浄タンクであって、
第1タンクと、
前記便鉢部に向けて洗浄水を吐水する吐水路に接続される第2タンクと、
前記第2タンクの上端から上方向に伸び、前記第1タンクと前記第2タンクを直列に連結する連通路と、
少なくとも一部が前記連通路内に収容され、一方の端部が前記第1タンクにおける最大貯留時の水位よりも高い位置に開口し、他方の端部が前記連通路の下端よりも高い位置で、前記第2タンク内と連通するように開口する通気路とを備えていることを特徴とする。
前記第1タンクに、洗浄水を前記第1タンクに供給するための給水路が接続されていてもよい。
この構成の場合、便器洗浄タンク内に貯留されている洗浄水が便鉢部へ吐水される過程で、第1タンク内の空気が通気路を通して第2タンク内に流入するので、第2タンクの洗浄水の単位時間当たりの流出量が多くても、連通路における洗浄水の流速は速くならずに済む。したがって、連通路における洗浄水の流出の勢いによって第1タンク内の空気が連通路に引き込まれる、という虞がなく、空気が連通路に引き込まれることに起因する異音の発生が防止される。
前記第1タンクが前記第2タンクよりも上方に配置され、
前記連通路が前記第1タンクの底面に開口されていてもよい。
この構成によれば、第1タンク内に貯留されている洗浄水が、全て第2タンクを経由して便鉢部側へ吐水されるので、高い洗浄効果を期待できる。
前記通気路の少なくとも一部が、前記連通路内に収容されている。
この構成によれば、通気路を連通路の外部に配置して両タンク間を連通させた場合に必要となる通気路用のシール構造が不要となるので、部品点数の削減を図ることができるとともに、構造の簡素化を図ることができる。
以下、本発明を具体化した実施例1を図1〜図13を参照して説明する。本実施例1の便器洗浄タンクBは、水洗式大便器Aの便器本体60に設けられ、便器本体60の便鉢部61に吐水される洗浄水Wを貯留するためのものである。洗浄水Wとしては、水道水の他に、井戸水や中水を利用することができる。便器洗浄タンクBは、水洗式大便器Aの大型化を抑えながら、洗浄水Wの貯水容量を増大させることを実現している。便器洗浄タンクBは、第1タンク10、第2タンク20、電気駆動式のポンプ40、及び吐水路50を備えて構成される。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例1では、通気路の一方の端部(上端)を、第1タンクの内部で開口させたが、通気路の一方の端部(上端)は、第1タンクの外部で開口させてもよい。
(2)上記実施例1では、第1タンクを第2タンクの上方に配置したが、第1タンクと第2タンクを水平方向に並ぶように配置してもよい。
(3)上記実施例1では、第1タンクにおける連通路の開口位置を、第1タンクの底面に設定したが、第1タンクにおける連通路の開口位置は、第1タンクの側面であってもよい。
(4)上記実施例1では、便器洗浄タンクが2つのタンクで構成されているが、便器洗浄タンクは、3つ以上のタンクを連結した形態であってもよい。
(5)上記実施例1では、給水路を第1タンクに接続したが、給水路は第2タンクに接続してもよい。この場合、第2タンクが満水になる前に連通路が水封されることがないので、給水時の音が軽減される効果がある。
この場合は、連通路30が水封されたときに、第2タンク20を満水にすることができなくなる。つまり、第1タンク10に給水する場合は、第2タンク20のうち連通路30よりも上方の空間内に空気が閉じこめられるため、第2タンク20内に洗浄水Wが流入できなくなる。また、第2タンク20に給水する場合は、第2タンク20のうち連通路よりも上方の空間内に残留する空気が圧縮されて高圧になるため、第2タンク20に負荷がかかる。
しかし、上記実施例1と同様に、通気路32の一方の端部を、第1タンク10における最大貯留時の水位よりも高い位置に開口させ、通気路32の他方の端部を第2タンク20内と連通させれば、第2タンク20内に空気が閉じ込められないので、第1タンク10に給水した洗浄水Wは、第2タンク20内に支障なく流入することができる。逆に、第2タンク20に給水する場合は、第2タンク20内に残留する空気が圧縮されることがないので、第2タンク20が残留空気の圧力に起因する負荷を受けることはない。
B…便器洗浄タンク
W…洗浄水
10…第1タンク
20…第2タンク
30…連通路
32…通気路
50…吐水路
60…便器本体
61…便鉢部
85…給水路
Claims (3)
- 水洗式大便器の便器本体に設けられ、便鉢部に吐水される洗浄水を貯留するための便器洗浄タンクであって、
第1タンクと、
前記便鉢部に向けて洗浄水を吐水する吐水路に接続される第2タンクと、
前記第2タンクの上端から上方向に伸び、前記第1タンクと前記第2タンクを直列に連結する連通路と、
少なくとも一部が前記連通路内に収容され、一方の端部が前記第1タンクにおける最大貯留時の水位よりも高い位置に開口し、他方の端部が前記連通路の下端よりも高い位置で、前記第2タンク内と連通するように開口する通気路とを備えていることを特徴とする便器洗浄タンク。 - 前記第1タンクには、洗浄水を前記第1タンクに供給するための給水路が接続されていることを特徴とする請求項1記載の便器洗浄タンク。
- 前記第1タンクが前記第2タンクよりも上方に配置され、
前記連通路が前記第1タンクの底面に開口されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の便器洗浄タンク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012270316A JP6045106B2 (ja) | 2012-12-11 | 2012-12-11 | 便器洗浄タンク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012270316A JP6045106B2 (ja) | 2012-12-11 | 2012-12-11 | 便器洗浄タンク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014114631A JP2014114631A (ja) | 2014-06-26 |
JP6045106B2 true JP6045106B2 (ja) | 2016-12-14 |
Family
ID=51170931
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012270316A Active JP6045106B2 (ja) | 2012-12-11 | 2012-12-11 | 便器洗浄タンク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6045106B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7222241B2 (ja) * | 2018-09-20 | 2023-02-15 | Toto株式会社 | 水洗大便器装置 |
JP7173438B2 (ja) * | 2018-12-28 | 2022-11-16 | Toto株式会社 | トイレ装置 |
JP7213855B2 (ja) * | 2020-09-29 | 2023-01-27 | 株式会社Lixil | 便器装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5044652Y2 (ja) * | 1973-12-06 | 1975-12-19 | ||
JPH08253959A (ja) * | 1995-01-17 | 1996-10-01 | Noriatsu Kojima | 排水用管継手および該継手を用いた排水システム |
JP4113630B2 (ja) * | 1999-02-26 | 2008-07-09 | タキロン株式会社 | トラップ付き排水桝 |
JP2004116050A (ja) * | 2002-09-25 | 2004-04-15 | Toto Ltd | 水洗便器 |
-
2012
- 2012-12-11 JP JP2012270316A patent/JP6045106B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014114631A (ja) | 2014-06-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5912990B2 (ja) | 便器洗浄タンク | |
JP6384926B2 (ja) | 便器洗浄タンク | |
JP5663650B2 (ja) | バキュームブレーカ、腰掛便器自動吐水システムおよび電子腰掛便器 | |
JP6045106B2 (ja) | 便器洗浄タンク | |
JP2014208963A (ja) | 水洗大便器装置 | |
JP6053014B2 (ja) | 水洗式便器及び水洗式便器の施工方法 | |
JP6045105B2 (ja) | 便器洗浄タンク | |
JP6066404B2 (ja) | 水洗式大便器 | |
JP7435675B2 (ja) | 水洗大便器 | |
JP6621046B2 (ja) | 水洗大便器装置 | |
JP6156979B2 (ja) | 便器洗浄タンク | |
JP7284912B2 (ja) | 水洗大便器 | |
JP7015008B2 (ja) | 水洗大便器 | |
JP6666578B2 (ja) | 排水弁装置、この排水弁装置を備えた洗浄水タンク装置、及び、この洗浄水タンク装置を備えた水洗大便器 | |
JP6066705B2 (ja) | 便器洗浄タンク | |
JP6778403B2 (ja) | 水洗大便器 | |
JP2017180078A (ja) | 洗浄水供給装置および水洗大便器 | |
JP6361856B2 (ja) | 水洗大便器装置 | |
JP6180107B2 (ja) | 水洗式大便器 | |
JP6421915B2 (ja) | 水洗大便器装置 | |
JP5831703B2 (ja) | 洗浄水供給装置、この洗浄水供給装置を備えた洗浄水タンク装置、及び、この洗浄水タンク装置を備えた水洗大便器 | |
JP4857693B2 (ja) | トイレ装置 | |
JP7012947B2 (ja) | 水洗大便器 | |
JP6045111B2 (ja) | 便器洗浄タンク | |
JP5842137B2 (ja) | 水洗便器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150715 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160418 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160422 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160609 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20161111 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20161114 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6045106 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |