JP7222241B2 - 水洗大便器装置 - Google Patents

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Description

本発明は、水洗大便器装置に関し、特に、タンク装置から便器本体に洗浄水が供給される水洗大便器装置に関する。
水洗大便器として、例えば特許文献1に記載されているような、便器本体と、便器本体の後方に配置される機能部とを有する、一体型の大便器が知られている。近年、デザイン性を向上するために、便器の小型化が進んでいる。このため、特に一体型の大便器では、便器本体の後方の機能部に収納される装置の大きさや部品数などによって、活用できるスペースが異なってくる。
特開2018-80455号公報
ここで、特許文献1に記載された水洗大便器装置では、オーバーフロー管が接続されるオーバーフロー開口がタンク本体の側面に一体的に形成されている。このような場合には、タンク本体が共通であっても、製品ごとに機能部の構成が異なり活用できるスペースが異なる場合には、オーバーフロー管の取り回しが困難になったり、オーバーフロー管の接続作業が難しかったりすることがある。
本発明は、上記の問題に鑑みなされたものであり、その目的は、機能部の構成が異なっても、オーバーフロー管の取り回しや接続作業を容易に行うことができる水洗大便器装置を提供することである。
本発明の水洗大便器装置は、タンク装置から便器本体に洗浄水が供給される水洗大便器装置であって、タンク装置は、便器本体に供給される洗浄水が貯留部に貯留され、開口部が形成されたタンク本体と、タンク本体の開口部に着脱可能に取り付けられ、内部空間がタンク本体の貯留部に連通する連結ユニットと、を備え、連結ユニットには、オーバーフロー管が接続され、内部空間の洗浄水を外部に逃がすことができるオーバーフロー開口が形成されている、ことを特徴とする。
上記構成の本発明によれば、着脱可能な連結ユニットを取り換えることにより、オーバーフロー開口の位置を変えることができるため、製品ごとに異なるオーバーフロー開口の取り回しが可能になるとともに、オーバーフロー管の接続作業に適するようにオーバーフロー開口の位置を変更することができる。さらに、オーバーフロー水位をタンク本体の上端よりも上方にすることができ、タンク本体の容積を最大限活用できる。
本発明において、好ましくは、連結ユニットには、内部空間へ洗浄水を供給する給水管が接続される給水口が形成されている。
上記構成の本発明によれば、連結ユニットを交換することにより、給水管の取り回しに適した位置に給水口を配置することができる。
本発明において、好ましくは、給水口は開口部に対して水平方向に偏心して設けられている。
上記構成の本発明によれば、給水口から供給された洗浄水は、一度連結ユニットの底面に衝突した後、開口部からタンク本体に供給される。このため、給水時における静音化及び水はねの抑制を実現できる。
本発明において、好ましくは、給水口の鉛直下方に開口部に向かって傾斜する傾斜面が設けられている。
上記構成の本発明によれば、傾斜面を設けることにより給水時に洗浄水が衝突する際の音を抑えることができるとともに、水はねの抑制を実現できる。
本発明において、好ましくは、連結ユニットのオーバーフロー開口の上方には、内部空間と外部とを連通させる、第2のオーバーフロー開口が設けられている。
上記構成の本発明によれば、連結ユニットを交換することにより、各国の規格に対応したタンク装置を構成することができる。
本発明において、好ましくは、連結ユニットには、タンク本体の開口部に接続される給水開口部が形成されており、連結ユニットは、給水開口部が洗浄水により密閉されるのを防止する密閉防止手段を有する。
上記構成の本発明によれば、密閉防止手段により給水開口部が洗浄水により密閉されるのを防止できるため、配管が水により閉塞されることに起因する異音などが発生することなく、洗浄水が給水開口部をスムーズに流れる。
本発明において好ましくは、給水開口部内を水平断面内において洗浄水が流れる洗浄水流路と、空気が流れる空気流路とに区画する壁部を有する。
上記構成の本発明によれば、壁部により給水開口部の内部空間が、洗浄水流路と、空気が流れる空気流路とに区画されるため、確実に空気が流れる空気流路を確保することができ、給水開口部が洗浄水により密閉されるのを防止できる。
本発明において、好ましくは、壁部の側方において、空気流路は内部空間に連通している。
上記構成の本発明によれば、タンク本体から排出される空気が空気流路を流通し、壁部の側方を通って内部区間に排出されるため、給水開口部が洗浄水により密閉されるのを防止できる。
本発明において、好ましくは、壁部の上方において、空気流路は内部空間に連通している。
上記構成の本発明によれば、タンク本体から排出される空気が空気流路を流通し、壁部の上方を通って内部区間に排出されるため、給水開口部が洗浄水により密閉されるのを防止できる。
本発明において、好ましくは、密閉防止手段は、さらに、一端が外部に連通する空気逃がし流路を形成する空気流路形成部材を含み、空気流路は空気逃がし流路の他端に連通している。
上記構成の本発明によれば、タンク本体から排出される空気が空気流路から空気逃がし流路を通り外部に排出されるため、給水開口部が洗浄水により密閉されるのを防止できる。
本発明によれば、機能部の構成が異なっても、オーバーフロー管の取り回しや接続作業を容易に行うことができる水洗大便器装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態による水洗大便器装置を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態による水洗大便器装置の構成を示す構成図である。 図1に示す水洗大便器装置のタンク装置の縦断面図である。 オーバーフロー管及び給水部材の接続位置を変更するために、連結ユニットを交換した図1に示す水洗大便器装置のタンク装置の縦断面図である。 欧州規格に対応するために、連結ユニットを交換した図1に示す水洗大便器装置のタンク装置の縦断面図である。 第2実施形態の水洗大便器装置の連結ユニットを示す斜視図である。 第2実施形態の水洗大便器装置の連結ユニットを示す上面図である。 第2実施形態の水洗大便器装置の連結ユニットを示す、図7におけるA-A断面図である。 第2実施形態の水洗大便器装置の連結ユニットを示す、図7におけるB-B断面図である。 第3実施形態の水洗大便器装置の連結ユニットを示す斜視図である。 第3実施形態の水洗大便器装置の連結ユニットを示す上面図である。 第3実施形態の水洗大便器装置の連結ユニットを示す、図11におけるA-A断面図である。 第4実施形態の水洗大便器装置の連結ユニットを示す斜視図である。 第4実施形態の水洗大便器装置の連結ユニットを示す上面図である。 第4実施形態の水洗大便器装置の連結ユニットを示す、図16におけるB-B断面図である。 第4実施形態の水洗大便器装置の連結ユニットを示す、図14におけるA-A断面図である。
<第1実施形態>
以下、本発明の水洗大便器装置の第1実施形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の第1実施形態による水洗大便器装置を示す斜視図である。また、図2は、本発明の第1実施形態による水洗大便器装置の構成を示す構成図である。図1に示すように、本実施形態による水洗大便器装置1は、便器本体2と、タンク装置4とを備える。
便器本体2は、汚物を受けるボウル部2aと、ボウル部2aの底部から延びる排水トラップ管2bと、を有する。ボウル部2aにはタンク装置4から延びる吐水管6が接続されている。
タンク装置4には外部から洗浄水が供給される給水管8が接続されている。給水管8には止水栓18が設けられており、タンク装置4への洗浄水の供給を制御することができる。また、タンク装置4から吐水管6が便器本体2に延びており、タンク装置4から便器本体2に洗浄水が供給され、排便後の洗浄を行うことができる。
タンク装置4は、バルブユニット12と、連結ユニット14と、タンクユニット16とを備える。給水管8はバルブユニット12を介して連結ユニット14に接続されている。連結ユニット14はタンクユニット16に接続されている。
バルブユニット12は、給水管8に設けられた定流量弁20と、定流量弁20の下流に設けられたダイヤフラム式の電磁弁22とを備える。定流量弁20は、給水管8を流れ込む洗浄水の流量を一定にする。電磁弁22は、ダイヤフラム22Aを電磁的に開閉させることにより、連結ユニット14を介するタンクユニット16への洗浄水の供給を制御する。
図3は、図1に示す水洗大便器装置のタンク装置の縦断面図である。図3に示すように、連結ユニット14は、ハウジング24を有する。連結ユニット14は、タンクユニット16の上方に着脱可能に接続されている。ハウジング24は、底面に筒状の給水開口部24Aが形成されており、また、一方の側壁(図3の左側側壁)の下部にはオーバーフロー開口24Bが形成されている。オーバーフロー開口24Bには、オーバーフロー管6A(図1、図2)が接続されており、オーバーフロー管6Aは、吐水管6に接続されている。このオーバーフロー開口24Bの下端高さAがオーバーフロー水位となる。また、オーバーフロー開口24Bには、逆止弁30が取り付けらえている。なお、図3に示すハウジング24では、逆止弁30が一方の側壁の内側に設けられている。逆止弁30はハウジング24の内部空間24Cからオーバーフロー管6Aへ水が流れるのを可能にし、オーバーフロー管6Aからハウジング24の内部空間24Cへの流れを妨げる。ハウジング24の給水開口部24Aは、タンクユニット16のタンク本体32の開口部32Bに着脱可能に接続されている。
ハウジング24の一方の側壁(図3の左側側壁)上部には、給水管8に接続され、給水口26Aからハウジング24内の内部空間24Cに洗浄水を給水する給水部材26が設けられている。また、ハウジング24の底面には傾斜部28が設けられている。傾斜部28の上面(傾斜面)は給水開口部24Aに向かって下方に傾斜している。給水部材26は、ハウジング24の給水開口部24Aから水平方向に偏心して設けられており、傾斜部28は給水部材26の給水口26Aの鉛直下方に設けられている。
タンクユニット16は、タンク本体32と、ポンプユニット34と、フロートスイッチ36と、水抜き栓38と、を備える。タンク本体32は、水平断面視でコの字型に形成されており、内部に貯留部32Aが形成されている。また、タンク本体32の上部には開口部32Bが形成されており、開口部32Bにはハウジング24の給水開口部24Aが接続されている。これにより、ハウジング24の内部空間24Cはタンク本体32の貯留部32Aと連通している。
ポンプユニット34には、通水管34A及び吐水管6が接続されている。図3に示すように、通水管34Aの先端は、タンク本体32の貯留部32Aの下部に配置されている。水洗大便器装置1の使用者によりポンプユニット34が駆動されると、ポンプユニット34はタンク本体32の貯留部32A内の洗浄水を通水管34Aから吸い込み、吐水管6へと送出する。吐水管6へ送出された洗浄水は、便器本体2のボウル部2aに吐出される。
フロートスイッチ36は、タンク本体32内の水位を検知する。フロートスイッチ36はバルブユニット12の電磁弁22に連動している。電磁弁22はタンク本体32内の水位が所定の水位以下の場合には給水管8を開放し、所定の水位まで到達すると給水管8を閉鎖する。
水抜き栓38は、タンク本体32の底面に設けられている。水抜き栓38は、常時は閉鎖されており、必要に応じて開放され、これにより、タンク本体32内の洗浄水を外部に排出することができる。
以下、本実施形態の水洗大便器装置1の作動について説明する。
タンクユニット16のタンク本体32内の貯留部32Aには洗浄水が貯留されている。使用者がリモコンなどにより水洗大便器装置1の洗浄スイッチを起動すると、ポンプユニット34が駆動され、タンク本体32の貯留部32A内の洗浄水が吐水管6に送出され、便器本体2のボウル部2aに吐出される。この際、連結ユニット14のオーバーフロー開口24Bに逆止弁30が取り付けられているため、オーバーフロー管6Aに吐水管6から洗浄水が流れ込んでも、連結ユニット14のハウジング24内に流れこむのを防止できる。
タンク本体32の貯留部32A内の洗浄水が吐出され、貯留部32A内の水位が低下すると、フロートスイッチ36が水位の低下を検出する。フロートスイッチ36により水位の低下が検知されると、電磁弁22により給水管8が開放され、連結ユニット14の給水部材26の給水口26Aから洗浄水が連結ユニット14のハウジング24内へ下方に向かって供給される。そして、給水部材26の給水口26Aから供給された洗浄水は、傾斜部28の上面に落下する。
連結ユニット14のハウジング24内に供給された洗浄水は、タンク本体32の開口部32Bを通り、タンク本体32内の貯留部32Aに注ぎ込まれる。そして、フロートスイッチ36がタンク本体32の貯留部32A内の所定の高さまで洗浄水の水位が達したのを検知すると、電磁弁22により給水管8が閉鎖される。
ここで、フロートスイッチ36や電磁弁22の故障により、貯留部32A内の水位が所定の高さまで到達しても、電磁弁22により給水管8が閉鎖されない場合には、貯留部32Aへの洗浄水の供給が続けられる。そして、洗浄水の水位が連結ユニット14のハウジング24のオーバーフロー開口24Bの下端まで到達すると、洗浄水はオーバーフロー開口24Bからオーバーフロー管6Aへ流れこみ、吐水管6を介して便器本体2のボウル部2aに排出される。
なお、例えば、スペースの関係でオーバーフロー管6Aや給水部材26を、連結ユニット14のハウジング24の一方の側壁(図3の左側側壁)に接続できない場合には、連結ユニット14を変更すればよい。図4は、オーバーフロー管及び給水部材の接続位置を変更するために、連結ユニットを交換した図1に示す水洗大便器装置のタンク装置の縦断面図である。図4に示すように、交換用連結ユニット114は、他方の側壁(図4の右側側壁)の下部にオーバーフロー開口124Bが形成されている。また、ハウジング124の他方の側壁(図4の右側側壁)上部には、給水管8に接続され、給水口126Aからハウジング124内の内部空間124Cに洗浄水を給水する給水部材126が設けられている。これにより、オーバーフロー管6A及び給水部材26を他方の側壁に接続することができる。
また、例えば、欧州規格では、オーバーフロー管が接続される開口以外に、外部に開放されたオーバーフロー開口を設ける必要がある。図5は、欧州規格に対応するために、連結ユニットを交換した図1に示す水洗大便器装置のタンク装置の縦断面図である。図5に示すように、規格対応用連結ユニット214は、一方の側壁(図5の左側側壁)の下部にはオーバーフロー開口224Bが形成されており、このオーバーフロー開口224Bにはオーバーフロー管6Aが接続される。さらに、一方の側壁のオーバーフロー開口224Bの上方には、第2のオーバーフロー開口224Dが形成されている。この第2のオーバーフロー開口224Dを通じて、ハウジング224の内部空間224Cは外部空間と連通している。また、規格対応用連結ユニット214では、逆止弁30が一方の側壁の内側に設けられている。このような構成の連結ユニットに変更することにより、欧州規格に対応することができる。なお、第2のオーバーフロー開口224Dは、オーバーフロー開口224Bが形成されている一方の側壁に形成される必要はない。
図3~図5に示す連結ユニット14、114、214において、傾斜部28、128、228の下端が湾曲部Bとして形成されている。この湾曲部Bは、傾斜部28、128、228から流れる洗浄水が給水開口部24A、124A、224Aの対向する部分に到達しないような、大きな曲率を有することが好ましい。このような構成により、連結ユニット14、114、214に給水口26A、126A、226Aから供給された洗浄水は傾斜部28、128、228上に落下し、傾斜部28、128、228に沿って流れた後、湾曲部Bに沿うように落下する。これにより、洗浄水が給水開口部24A、124A、224Aの傾斜部28、128、228近傍の領域を流れ、給水開口部24A、124A、224Aの全断面が洗浄水により密閉されるのを防止することができる。タンクユニット16に洗浄水が供給されると、タンクユニット16内の空気が排出されるが、タンクユニット16から排出される空気は、給水開口部24A、124A、224Aの傾斜部28、128、228と反対側の領域を流通することができる。これにより、配管が水により閉塞されることに起因する異音などが発生することなく、給水開口部24A、124A、224Aをスムーズに流れる。このように、傾斜部28、128、228の下端が湾曲部Bは、給水開口部24A、124A、224Aが洗浄水により密閉されるのを防止する密閉防止手段として機能する。
以上説明したように、本実施形態によれば、以下の効果が奏される。
本実施形態によれば、着脱可能な連結ユニット14、114を取り換えることにより、オーバーフロー開口24B、224Bの位置を変えることができるため、製品ごとに異なるオーバーフロー開口24B、224Bの取り回しが可能になるとともに、オーバーフロー管6Bの接続作業に適するようにオーバーフロー開口24B、224Bの位置を変更することができる。さらに、オーバーフロー水位をタンク本体32の上端よりも上方にすることができ、タンク本体32の容積を最大限活用できる。
また、本実施形態では、連結ユニット14、114には、内部空間24Cへ洗浄水を供給する給水管8が接続される給水口26Aが形成されている。このような構成により、連結ユニット14、114を交換することにより、給水管8の取り回しに適した位置に給水口26Aを配置することができる。
また、本実施形態では、給水口26Aはタンク本体32の開口部32Bに対して水平方向に偏心して設けられている。このような構成により、給水口26Aから供給された洗浄水は、一度連結ユニット14、114、214の底面に衝突した後、開口部32Bからタンク本体32に供給される。このため、給水時における静音化及び水はねの抑制を実現できる。
また、本実施形態では、給水口26Aの鉛直下方にタンク本体32の開口部32Bに向かって傾斜する傾斜部28が設けられている。このような構成により、給水時に洗浄水が衝突する際の音を抑えることができるとともに、水はねの抑制を実現できる。
また、本実施形態では、連結ユニット214のオーバーフロー開口224Bの上方には、内部空間224Cと外部とを連通させる、第2のオーバーフロー開口224Dが設けられている。このような構成により、連結ユニット14、214を交換することにより、各国の規格に対応したタンク装置を構成することができる。
また、本実施形態では、連結ユニット14、114、214において、密閉防止手段として、傾斜部28、128、228の下端に湾曲部Bを形成されている。これより給水開口部24A、124A、224Aが洗浄水により密閉されるのを防止できる。これにより、配管が水により閉塞されることに起因する異音などが発生することなく、洗浄水が給水開口部24A、124A、224Aをスムーズに流れる。
なお、上記実施形態では、連結ユニット14、114、214をタンク本体32の上方に設けているが、側方に設けることも可能である。
なお、上記実施形態では、給水時に洗浄水が衝突する際の音を抑えるために傾斜部28が設けられているが、傾斜部28を設けずに給水口26Aからの給水を連結ユニット14内の壁面に沿わせるように給水することで、給水時に洗浄水が衝突する際の音を抑えることも可能である。
また、上記の実施形態では、密閉防止手段として、傾斜部28、128、228の下端に湾曲部Bを形成しているが、密閉防止手段の構成はこれに限られない。
例えば、密閉防止手段として、傾斜部28、128、228の上面にシボ加工を施してもよい。シボ加工を施すことにより、傾斜部28、128、228の上面には微細な凹凸が形成される。これにより、傾斜部28、128、228の親水性が向上し、給水口26A、126A、226Aから供給された洗浄水は傾斜部28、128、228に沿って流れ、給水開口部24A、124A、224Aの傾斜部28、128、228側の部分を流れる。このため、給水開口部24A、124A、224Aの全断面が洗浄水により密閉されるのを防止することができ、給水開口部24A、124A、224Aの傾斜部28、128、228と反対側の領域を、タンクユニット16から排出される空気が流通することができる。このように、傾斜部28、128、228にシボ加工により形成された凹凸も、給水開口部24A、124A、224Aが洗浄水により密閉されるのを防止する密閉防止手段として機能する。
また、給水開口部24A、124A、224Aが洗浄水により密閉されるのを防止する手段として、給水開口部24A、124A、224Aの直径を大きくすることも可能である。給水開口部24A、124A、224Aの直径を大きくすることで、傾斜部28、128、228に沿って流れた洗浄水は、給水開口部24A、124A、224Aの傾斜部28、128、228側の部分を流れる。このため、給水開口部24A、124A、224Aの全断面が洗浄水により密閉されるのを防止することができ、給水開口部24A、124A、224Aの傾斜部28、128、228と反対側の領域を、タンクユニット16から排出される空気が流通することができる。
<第2実施形態>
以下、本発明の水洗大便器装置の第2実施形態を説明する。なお、第2実施形態における水洗大便器装置は、連結ユニットの構成のみが第1実施形態と異なっている。
図6~図9は、第2実施形態の水洗大便器装置の連結ユニットを示し、図6は斜視図、図7は上面図、図8は図7におけるA-A断面図、図9は図7におけるB-B断面図である。なお、図6及び図7では、給水部材及び逆止弁を省略して図示する。
図6~図9に示すように、連結ユニット314は、ハウジング324を有する。ハウジング324は、上方が開放し、下方が閉塞された筒状の本体部340と、本体部340と一体に形成された供給部342とを有する。本体部340の内部空間と供給部342の内部空間とは連通している。
本体部340は、平坦な底板340Aと、底板340Aから鉛直上方に延びるように立設された側壁340B、340C、340D、340Eとにより構成されている。底板340Aは、供給部342と干渉する部分が円弧状に切りかかれている。側壁340Bは平面視円弧状に形成されており、供給部342と干渉する部分が切り欠かれている。側壁340Cは、側壁340Bの一方の側縁から平面視接線方向に延びており、平坦に形成されている。側壁340Dは、側壁340Cの側縁から平面視直角に折れ曲がって延びている。側壁340Eは、側壁340Dの側縁から平面視鈍角に折れ曲がり、側壁340Bの他方の縁に接続されている。
本体部340の側壁340Eの上部には開口340E1が形成されており、この開口340E1に給水部材326(図9)が取り付けられる。給水部材326は、ハウジング324の給水開口部324Aから水平方向に偏心して取り付けられる。また、本体部340の側壁340Dの下部には開口部324Bが形成されており、このオーバーフロー開口部324Bには、オーバーフロー管6A(図1、図2)が接続されており、オーバーフロー管6Aは、吐水管6に接続されている。なお、第1実施形態と同様に、オーバーフロー開口部324Bには逆止弁330が取り付けられている。
供給部342は、水平断面が円環状の側壁342Aと、側壁342Aの上部を閉塞する天板342Bとを有する。側壁342Aは、平面視円環状であり、本体部340と干渉する部分が切りかかれている。側壁342Aは、下端が本体部340の底板340Aよりも下方まで延出している。供給部342の下方は開放されており、供給部342により給水開口部324Aが形成されている。天板342Bは側壁342Aの上部を閉鎖しており、一部が傾斜面として形成されている。ハウジング324の給水開口部324Aは、タンクユニット16のタンク本体32の開口部32Bに着脱可能に接続されている。
また、連結ユニット314は、給水開口部324A内を鉛直方向に延びる壁部344を有する。壁部344は側壁342Aから延びる基部344Aと、基部344Aの側縁から折れ曲がって延びる本体部344Bとを有する。本体部344Bは、一面が本体部340を向くように配置されている。壁部344の上端は供給部342の天板342Bに接続されている。壁部344により給水開口部324Aは、壁部344と側壁342Aとで挟まれた空気流路346Aと、壁部344の本体部340側の洗浄水流路346Bとに区画されている。洗浄水流路346Bは、ハウジング324の本体部340の内部空間と連通している。また、空気流路346Aは、壁部344の本体部344Bの先端と側壁342Aとの間を通じて、洗浄水流路346Bとつながっている。これにより、空気流路346Aは壁部344の側方において、本体部340の内部空間と連通している。
給水部材326から供給された洗浄水は、本体部340内に流れ込む。そして、本体部340内に流れこんだ洗浄水は、給水開口部324A内が壁部344により区画されているため、空気流路346A内に入り込むことなく、概ね洗浄水流路346Bを流れる。この際、洗浄水が流入することによりタンクユニット16から空気流路346Aに排出される空気が流通することができる。このため、配管が水により閉塞されることに起因する異音などが発生することなく、洗浄水が給水開口部324Aをスムーズに流れる。このように、本実施形態における壁部344は、給水開口部324Aが洗浄水により密閉されるのを防止する密閉防止手段として機能する。
本実施形態によれば、第1実施形態で奏される効果に加えて、以下の効果が奏される。
本実施形態によれば、壁部344により給水開口部324Aの内部空間が、洗浄水流路346Bと、空気が流れる空気流路346Aとに区画されるため、確実に空気が流れる空気流路346Aを確保することができ、給水開口部324Aが洗浄水により密閉されるのを防止できる。
また、本実施形態では、壁部344の側方において、空気流路346Aが本体部340の内部空間に連通している。これにより、本体部340から排出される空気が空気流路346Aを流通し、壁部344の側方を通って内部区間に排出されるため、給水開口部324Aが洗浄水により密閉されるのを防止できる。
<第3実施形態>
以下、本発明の水洗大便器装置の第3実施形態を説明する。なお、第3実施形態における水洗大便器装置は、連結ユニットにおける壁部の構成のみが第2実施形態と異なっている。
図10~図12は、第3実施形態の水洗大便器装置の連結ユニットを示し、図10は斜視図、図11は上面図、図12は図11におけるA-A断面図である。なお、図10及び図11では、給水部材及び逆止弁を省略して図示する。上述の通り、本実施形態では、連結ユニット414の壁部444の構成が、第2実施形態の壁部344と異なっているものの、ハウジング324の構成は同一であるため、ハウジング324に関しては同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
図10~図12に示すように、連結ユニット414は、給水開口部324A内を鉛直方向に延びる壁部444を有する。図11に示すように、壁部444は一面が本体部340を向くように配置されており、両側縁が供給部342の側壁342Aに接続されている。図12に示すように、壁部444の上縁と、供給部342の天板342Bとの間には隙間が形成されている。壁部444により給水開口部324Aは、壁部444に対して本体部340側の洗浄水流路446Bと、反対側の空気流路346Aに区画されている。洗浄水流路446Bは、ハウジング324の本体部340の内部空間と連通しており、空気流路446Aは、壁部444の上縁と、側壁342Aとの間を通じて、洗浄水流路446Bとつながっている。これにより、空気流路446Aは、壁部444の上方において本体部340の内部空間と連通している。
給水部材326から供給された洗浄水は、本体部340内に流れ込む。そして、本体部340内に流れこんだ洗浄水は、給水開口部324A内が壁部444により区画されているため、空気流路446A内に入り込むことなく、概ね洗浄水流路446Bを流れる。この際、洗浄水が流入することによりタンクユニット16から排出される空気が空気流路446Aを流通することができる。このため、配管が水により閉塞されることに起因する異音などが発生することなく、洗浄水が給水開口部324Aをスムーズに流れる。このように、本実施形態における壁部444は、給水開口部324Aが洗浄水により密閉されるのを防止する密閉防止手段として機能する。
本実施形態によれば、第1実施形態で奏される効果に加えて、以下の効果が奏される。
本実施形態によれば、壁部444により給水開口部424Aの内部空間が、洗浄水流路446Bと、空気が流れる空気流路446Aとに区画されるため、確実に空気が流れる空気流路446Aを確保することができ、給水開口部324Aが洗浄水により密閉されるのを防止できる。
また、本体部340から排出される空気が空気流路446Bを流通し、壁部444の上方を通って内部区間に排出されるため、給水開口部324Aが洗浄水により密閉されるのを防止できる。
<第4実施形態>
以下、本発明の水洗大便器装置の第4実施形態を説明する。なお、第4実施形態における水洗大便器装置は、連結ユニットの構成のみが第1実施形態と異なっている。
図13~図16は、第4実施形態の水洗大便器装置の連結ユニットを示し、図13は斜視図、図14は上面図、図15は図16におけるB-B断面図、図16は図14におけるA-A断面図である。なお、図13では、給水部材及び逆止弁を省略し、図16では給水部材を省略して図示する。
図13~図16に示すように、連結ユニット514は、ハウジング524を有する。ハウジング524は、上方が開放し、下方が閉塞された筒状の本体部540と、本体部540と一体に形成された供給部542とを有する。本体部540の内部空間と供給部542の内部空間とは連通している。
本体部540は、平坦な底板540Aと、底板540Aから鉛直上方に延びるように立設された側壁540B、540C、540D、540Eとにより構成されている。底板540Aは、供給部542と干渉する部分が円弧状に切りかかれている。側壁540Bは平面視円弧状に形成されており、供給部542と干渉する部分が切り欠かれている。側壁540Cは、側壁540Bの一方の側縁から平面視接線方向に延びており、平坦に形成されている。側壁540Dは、側壁540Cの側縁から平面視直角に折れ曲がって延びている。側壁540Eは、側壁540Dの側縁から平面視鈍角に折れ曲がり、側壁540Bの他方の縁に接続されている。
本体部540の側壁540Eの上部には開口540E1が形成されており、この開口540E1に給水部材526(図14)が取り付けられる。給水部材526は、ハウジング524の給水開口部524Aから水平方向に偏心して取り付けられる。また、本体部540の側壁540Dの下部には開口部524Bが形成されており、このオーバーフロー開口部524Bには、オーバーフロー管6A(図1、図2)が接続されており、オーバーフロー管6Aは、吐水管6に接続されている。なお、第1実施形態と同様に、オーバーフロー開口部524Bには逆止弁530が取り付けられている。
供給部542は、平面視円環状の側壁542Aと、側壁542Aの上部を閉塞する天板542Bとを有する。側壁542Aは、円環状であり、本体部540と干渉する部分が切りかかれている。側壁542Aは、下端が本体部540の底板540Aよりも下方まで延出している。供給部542の下方は開放されており、供給部542により給水開口部524Aが形成されている。天板542Bは側壁542Aの上部を閉鎖しており、水平に設けられた水平部542B2と、水平方向に対して傾斜した傾斜部542B1とを有する。天板542Bの水平部542B2には、後述する空気流路形成部材546の水平断面形状に対応する形状を有する開口部542B3が形成されている。ハウジング524の給水開口部524Aは、タンクユニット16のタンク本体32の開口部32Bに着脱可能に接続されている。
また、連結ユニット514は、給水開口部524A内を鉛直方向に延びる壁部544を有する。壁部544は、平坦な平坦部544Aと、水平断面円弧状の円弧部544Bとを有する。
平坦部544Aは、天板542Bの傾斜部542B1と水平部542B2との境界に沿って延びる。平坦部544Aは、側壁542Aから本体部540の円弧状の側壁540Bに当たる位置まで延びている。平坦部544Aの上縁は、天板542Bの水平部542B2の下面に接続されている。円弧部544Bは、本体部540の側壁540Bと同様の円弧状に形成されている。円弧部544Bは、平坦部544Aの側縁から本体部540の側壁540Bの切りかかれた部分の縁まで延びている。円弧部544Bの上縁は、本体部540の側壁540Bの切りかかれた部分の上縁に接続されている。これにより、給水開口部524Aは、本体部540の内部空間に連通する洗浄水流路546Bと、本体部540の内部空間から隔離された空気流路546Aとに区画されている。
また、連結ユニット514は、本体部540の側壁540Bの外壁に沿うように設けられた空気流路形成部材546を備える。空気流路形成部材546は、水平断面がコの字形であり、開放された側の両側縁が本体部540の側壁540Bの外壁に接続されている。空気流路形成部材546は下縁が、供給部542の天板542Bの開口542B3の縁に接続されている。このような構成により、空気流路形成部材546と、本体部540の側壁540Bとの間には、空気逃がし流路が形成される。そして、この空気逃がし流路は、上端が外部に連通し、下端が空気流路546Aに連通する。
給水部材526から供給された洗浄水は、本体部540内に流れ込む。そして、本体部540内に流れこんだ洗浄水は、給水開口部524A内が壁部544により区画されているため、空気流路546A内に入り込むことなく、概ね洗浄水流路546Bを流れる。この際、洗浄水が流入することによりタンクユニット16から排出される空気が空気流路546A及び空気逃がし流路を流通することができる。このため、配管が水により閉塞されることに起因する異音などが発生することなく、洗浄水が給水開口部524Aをスムーズに流れる。このように、本実施形態における壁部544及び空気流路形成部材546は、給水開口部524Aが洗浄水により密閉されるのを防止する密閉防止手段として機能する。
本実施形態によれば、第1実施形態で奏される効果に加えて、以下の効果が奏される。
本実施形態によれば、壁部544により給水開口部524Aの内部空間が、洗浄水流路546Bと、空気が流れる空気流路546Aとに区画されるため、確実に空気が流れる空気流路546Aを確保することができ、給水開口部524Aが洗浄水により密閉されるのを防止できる。
また、本実施形態によれば、本体部540から排出される空気が空気流路546Bから空気逃がし流路を通り外部に排出されるため、給水開口部524Aが洗浄水により密閉されるのを防止できる。
1 水洗大便器装置
2 便器本体
2a ボウル部
2b 排水トラップ管
4 タンク装置
6 吐水管
6A オーバーフロー管
6B オーバーフロー管
8 給水管
12 バルブユニット
14 連結ユニット
16 タンクユニット
18 止水栓
20 定流量弁
22 電磁弁
22A ダイヤフラム
24 ハウジング
24A 給水開口部
24B オーバーフロー開口
24C 内部空間
26 給水部材
26A 給水口
28 傾斜部
30 逆止弁
32 タンク本体
32A 貯留部
32B 開口部
34 ポンプユニット
34A 通水管
36 フロートスイッチ
38 水抜き栓
114 交換用連結ユニット
124 ハウジング
124A 給水開口部
124B オーバーフロー開口
124C 内部空間
126 給水部材
126A 給水口
128 傾斜部
214 連結ユニット
224 ハウジング
224A 給水開口部
224B オーバーフロー開口
224C 内部空間
224D 第2のオーバーフロー開口
226A 給水口
228 傾斜部
314 連結ユニット
324 ハウジング
324A 給水開口部
324B オーバーフロー開口部
326 給水部材
330 逆止弁
340 本体部
340A 底板
340B 側壁
340C 側壁
340D 側壁
340E 側壁
340E1 開口
342 供給部
342A 側壁
342B 天板
344 壁部
344A 基部
344B 本体部
346A 空気流路
346B 洗浄水流路
414 連結ユニット
444 壁部
446A 空気流路
446B 洗浄水流路
514 連結ユニット
524 ハウジング
524A 給水開口部
524B オーバーフロー開口部
526 給水部材
530 逆止弁
540 本体部
540A 底板
540B 側壁
540C 側壁
540D 側壁
540E 側壁
540E1 開口
542 供給部
542A 側壁
542B 天板
542B1 傾斜部
542B2 水平部
542B3 開口
542B3 開口部
544 壁部
544A 平坦部
544B 円弧部
546 空気流路形成部材
546A 空気流路
546B 洗浄水流路
A 下端高さ
B 湾曲部

Claims (9)

  1. タンク装置から便器本体に洗浄水が供給される水洗大便器装置であって、
    前記タンク装置は、
    前記便器本体に供給される洗浄水が貯留部に貯留され、開口部が形成されたタンク本体と、
    前記タンク本体の前記開口部に着脱可能に取り付けられ、内部空間が前記タンク本体の貯留部に連通する連結ユニットと、を備え、
    前記連結ユニットには、オーバーフロー管が接続され、前記内部空間の洗浄水を外部に逃がすことができるオーバーフロー開口が形成されており、
    前記連結ユニットのオーバーフロー開口の上方には、前記内部空間と外部とを連通させる、第2のオーバーフロー開口が設けられている、ことを特徴とする水洗大便器装置。
  2. 前記連結ユニットには、前記内部空間へ洗浄水を供給する給水管が接続される給水口が形成されている、請求項1に記載の水洗大便器装置。
  3. 前記給水口は前記開口部に対して水平方向に偏心して設けられている、請求項2に記載の水洗大便器装置。
  4. 前記給水口の鉛直下方に前記開口部に向かって傾斜する傾斜面が設けられている、請求項3に記載の水洗大便器装置。
  5. 前記連結ユニットには、前記タンク本体の前記開口部に接続される給水開口部が形成されており、
    前記連結ユニットは、前記給水開口部が洗浄水により密閉されるのを防止する密閉防止手段を有する、請求項1~の何れか1項に記載の水洗大便器装置。
  6. 前記密閉防止手段は、前記給水開口部内を水平断面内において前記洗浄水が流れる洗浄水流路と、空気が流れる空気流路とに区画する壁部を有する、請求項に記載の水洗大便器装置。
  7. 前記壁部の側方において、前記空気流路は前記内部空間に連通している、請求項に記載の大便器装置。
  8. 前記壁部の上方において、前記空気流路は前記内部空間に連通している、請求項に記載の大便器装置。
  9. 前記密閉防止手段は、さらに、一端が外部に連通する空気逃がし流路を形成する空気流路形成部材を含み、
    前記空気流路は前記空気逃がし流路の他端に連通している、請求項に記載の大便器装置。
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