JP6421915B2 - 水洗大便器装置 - Google Patents
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Description
このような逆U字形状のスロート管を用いると、ノズルから噴射される水の流速が高速であるため、屈曲部を通過する際にスロート管の内壁と水流とが剥離してしまい、タンクから導水路に水を供給する前にスロート管に存在していた空気がスロート管から排出されなくなってしまう。スロート管に存在していた空気を排出することができずにスロート管の内部に空気溜まりが発生すると、その空気が自身の浮力によりスロート管の内部を通過する水流に抵抗を付与し、導水路に供給される水の瞬間流量が低下してしまうが、第一上昇部側の方が第二上昇部側を通過する水の流量より多くすることで、第一上昇部側と第二上昇部側を通過する水の量が同一もしくは第二上昇部側の方が多くなる場合に比べて第一曲面側を通過する水の量を多くすることができるため、屈曲部を通過することで発生する空気溜まりを抑制することができる。スロート管内部を通過する水がスロート管の内部で発生する空気溜まりによる抵抗を受けることが抑制され、大便器本体に供給される水の瞬間流量が低下することを抑制できる。
より具体的には、噴射口から噴射された水はジェットポンプ作用を誘発しながらスロート管の内部を進むことになる。そこで、第二噴射部よりも第一噴射部から噴射される流量を多くし、且つ外縁の長さが長くなるように構成することで、タンク内に貯留されている水との接触面積が大きくなり、より多くの水をスロート管内部に引き込むことができる。
そのため、第一上昇部側を通過する流量が第二上昇部側よりも多くすることができ、第一曲面側で発生する空気溜まりの領域を小さくすることができ、スロート管内部で発生する空気溜まりを抑制することができ、大便器本体に供給される水の瞬間流量の低下を抑制することができる。
なお、上昇部322に設けられる吸引口321の逆側を逆端329と定義する。逆端329をさらに詳細に説明すると、上昇部322と屈曲部323との接続されている位置を指す。
さらに、スロート管320は、第一曲面325側の上昇部322を第一上昇部327と、第二曲面326側の上昇部322を第二上昇部328とを有している。
さらに第一噴射部312と第二噴射部313を説明すると、図6aのB−B線より下方側を第一噴射部312とし、B−B線よりも上方側を第二噴射部313とする。
より具体的には、噴射口311aから噴射された水はジェットポンプ作用を誘発しながらスロート管320aの内部を進むことになる。そこで、第二噴射部313よりも第一噴射部312から噴射される流量を多くし、且つ第一噴射部外縁314の長さが長くなるように構成することで、タンク20a(図示しない)内に貯留されている水との接触面積が大きくなり、より多くの水をスロート管320a内部に引き込むことができる。
そのため、第一上昇部327a側を通過する流量が第二上昇部328a側よりも多くすることができ、第一曲面325a側で発生する空気溜まりの領域を小さくすることができ、スロート管320a内部で発生する空気溜まりを抑制することができ、大便器本体10aに供給される水の瞬間流量の低下を抑制することができる。
101:上面
110:ボウル部
120:リム部
130:導水路
131:入口
132:第一導水路
133:吐水部
134:第二導水路
135:吐水部
140:排水トラップ管路
141:上昇流路
142:下降流路
20:タンク
201:上蓋
210:第一タンク部
211:底壁
212:開口
213:前側壁面
214:左側壁面
220:第二タンク部
221:底壁
231:給水管
232:定流量弁
233:主弁
234:パイロット弁
235:バキュームブレーカー
236:手動レバー
237:伝達機構
238:フロート
239:接続管
240:隔壁
241:開閉窓
260:小タンク
300:ジェットポンプユニット
310,310a:ノズル
311,311a:噴射口
312:第一噴射部
313:第二噴射部
314:第一噴射部外縁(外縁)
315:第二噴射部外縁(外縁)
320,320a:スロート管
321,321a:吸引口
322,322a:上昇部
323,323a:屈曲部
324,324a:下降部
325,325a:第一曲面
326,326a:第二曲面
327,327a:第一上昇部
328,328a:第二上昇部
330,300a:オーバーフロー管
FT,FTa:水洗大便器装置
SW:排水管
WT:封水
CL:仮想中央線
SL:進行方向仮想線
Claims (6)
- 洗浄水によって汚物を排水管に排出する水洗大便器装置であって、
汚物を受け止めるボウル部を有しており、前記洗浄水として供給される水を前記ボウル部に導くための導水路が内部に形成された大便器本体と、
内部に水を貯留しており、当該水を前記導水路の入口に供給することができるように前記大便器本体の後方側上部に配置されたタンクと、
前記タンクの内部に配置されるジェットポンプユニットと、を備え、
前記ジェットポンプユニットは、
一端が前記導水路の入口に接続され、他端には吸引口が形成されているスロート管と、
前記吸引口から前記スロート管の内部に向けて高速の水を噴射することにより、ジェットポンプ作用を誘発させるノズルと、を有しており、
前記スロート管は、
前記吸引口から上方に向けて伸びる上昇部と、
前記上昇部の下流側に配置された屈曲部と、
前記屈曲部の下流側に配置され、前記屈曲部から下方に向かって伸びる下降部とを有し
ており、全体が逆U字形状となるように形成され、
前記スロート管が、逆U字形状に見える位置から見た場合において、
前記屈曲部は、第一曲面と、前記第一曲面の曲率よりも小さい曲率の第二曲面とを有し、
前記第一曲面より上流側における前記上昇部の壁面を第一上昇部とし、前期第二曲面より上流側における前記上昇部の壁面を第二上昇部とし、
前記スロート管と前記スロート管を通過する水の進行方向とが直交する断面の中心を前記吸引口から前記導水路の入口まで結んだ線を仮想中心線とした場合において、
前記ノズルは、前記上昇部の前記吸引口とは逆端側を通過する際に前記仮想中央線よりも前記第一上昇部側を通過する水の流量の方が第二上昇部側よりも多くなるように構成されていることを特徴とする水洗大便器装置。 - 前記ノズルは、
前記ノズルから噴射される際の水の進行方向を進行方向仮想線とし、且つ前記上昇部の前記吸引口とは逆端側を通過する位置において、
前記進行方向仮想線が前記仮想中央線よりも前記第一上昇部側を通過するように構成することを特徴とする請求項1に記載の水洗大便器装置。 - 前記ノズルは、前記ノズルの噴射位置を前記スロート管の前記仮想中央線と異なる位置から噴射するよう構成したことを特徴とする請求項2に記載の水洗大便器装置。
- 前記ノズルは、前記ノズルからの前記進行方向仮想線を前記仮想中央線に対して傾斜させて噴射することを特徴とする請求項2に記載の水洗大便器装置。
- 前記ノズルは、水を噴射する噴射口を備え、
前記噴射口は、第一噴射部と、前記第一噴射部よりも噴射する流量が少ない第二噴射部とを備え、
前記第一噴射部は、前記第一噴射部から噴射された水が前記上昇部を通過する際に前記第一上昇部側を通過するように配置され、
前記第二噴射部は、前記第二噴射部から噴射された水が前記上昇部を通過する際に前記第二上昇部側を通過するように配置されることを特徴とする請求項1に記載の水洗大便器装置。 - 前記第一噴射部は、前記第二噴射部の開口面積よりも大きくなるよう構成され、
さらに前記第一噴射部を構成する外縁の長さは、前記第二噴射部を構成する外縁の長さよりも長くなるように構成されていることを特徴とする請求項5に記載の水洗大便器装置。
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JP2014132633A JP6421915B2 (ja) | 2014-06-27 | 2014-06-27 | 水洗大便器装置 |
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Family
ID=55228399
Family Applications (1)
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JP2014132633A Active JP6421915B2 (ja) | 2014-06-27 | 2014-06-27 | 水洗大便器装置 |
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-
2014
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