JP5841822B2 - 半鐘打撃装置 - Google Patents
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Description
以下、本発明にかかる半鐘打撃装置の第1実施形態を添付図面(図1〜図3)に基づいて詳細に説明する。
地上において把持手45を掴んでロープ41を引き下げ続けるとストッパ部61によって回動桿部42の回動が停止される(図1(b))。同時に、軸着部35に立設された押圧回動部30の回動も停止する。これにより、押圧回動部30の押圧部31の押圧によって回動していたハンマーの柄11が押圧部31から離れて慣性によって打撃方向Fへ回動を続け、ハンマー10で半鐘1を鳴らす。このようにハンマー10が半鐘1を打撃する直前に地上でロープ41を引き下げる者の操作から離脱するので、ハンマー10で半鐘1を二度叩いてしまうことを防止することができる。
次に、図4及び図5に基づいて、本発明にかかる半鐘打撃装置の他の形態について説明する。なお、以上に説明した構成と同等の構成には、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
第1実施形態の構成との主な違いは、ハンマーの柄11、重り部20及び回動桿部42を一つの軸着部から立設させたこと及びロープ41を引き下げる力を阻止するため、ストッパ部61ではなく孔保持体である梁5に備えたロープ引き下げ孔75とその孔75を通過できない下降阻止部材(本形態例では球体74)を用いたことである。第1実施形態と同様に、ハンマー10が半鐘1を叩く直前に打撃方向Fへハンマーの柄11を回動させる力から解放されて慣性力で半鐘1を叩く構成には変わりはない。
地上において把持手45を掴んでロープ41を引き下げ続けると球体74によって球体74より下方のロープ下部41aの下降が停止される(図4(b))。一方、回動桿部42は、ロープ41の引き下げが停止した後も慣性で回動を続ける。これによって回動桿部42の先端に吊り下げられ球体74の位置までのロープ上部41bは撓む。ロープ上部41bが撓むと同時に軸着部35に立設されたハンマーの柄11が慣性によって打撃方向Fへ回動を続けてハンマー10で半鐘1を鳴らす(図4(c))。このようにハンマー10が半鐘1を打撃する直前に地上でロープ41を引き下げる者の操作から離脱するので、ハンマー10で半鐘1をニ度叩いてしまうことを防止することができる。
図8に示す形態例では、柄付きのハンマー10の柄部11aの部分が、軸着部15から立設された筒状の柄の基部11bに挿入され、固定具13によって固定されている。本形態例のハンマーの柄11は、その柄部11aと、柄の基部11bと、軸着部15によって構成されている。そして、ハンマー10の頭部が、ハンマーの脱落防止手段14によって、落下しないように軸着部15側に連結されている。本形態例では、リング状の連結部14aと、柄の基部11bに設けられた連結部14cと、それらの連結部14a、14cとを連結する鎖状の連結部材14bとによって、ハンマーの脱落防止手段14が構成されている。このハンマーの脱落防止手段14の形態は、これに限定されず、ハンマー10の頭部と軸着部15を含む支柱51側とが連結するように機能するものであれば、周知の手段を適宜選択的に用いることができるのは勿論である。これによれば、ハンマー10が割れたり、柄部11aが折れたりしても、ハンマー10の落下を防止でき、高所での使用になる本装置の適切な安全対策となる。
2 吊り桟
5 梁体
6 ボルト
10 ハンマー
11 ハンマーの柄
12 ハンマー固定具
15 軸着部
20 重り部
21 延設部
22 重り
23 重り固定具
30 押圧回動部
31 押圧部
32 緩衝材
35 押圧回動部の軸着部
40 操作桿体
41 ロープ
41a ロープ下部
41b ロープ上部
42 回動桿部
45 把持手
50 回動軸
51 支柱
52 支柱連結体
70 軸着部
71 支柱
74 球体
75 ロープ引き下げ孔
F 打撃方向
B 退避方向
Claims (3)
- 火の見櫓や火の見梯子の上部に吊り下げられた半鐘を、地上からの操作用紐状体を引き下げる操作によって、ハンマーで叩くことによって鳴らすことができる半鐘打撃装置において、
前記半鐘の下方において実質的に水平に配された回動軸と、
該回動軸に基端側の軸着部で軸着されると共に先端側に前記ハンマーが固定されて該ハンマーを伴って半鐘への打撃方向と退避方向との両方向に回動自在に設けられたハンマーの柄と、
該ハンマーの柄の軸着部からの立設方向に対して前記退避方向へ一定の角度を傾けて前記ハンマーの柄の軸着部に一体的に立設された延設部、及び該延設部の先端側に配された重りによって前記ハンマーを退避方向へ戻すように付勢する重り部と、
前記ハンマーの前記回動軸と同軸に基端側の軸着部で軸着されて該ハンマーを前記打撃方向へ回動させるように前記退避方向側から前記ハンマーの柄に当接して押圧できる押圧回動部、及び該押圧回動部の軸着部からの立設方向に対して前記打撃方向へ一定の角度を傾けて前記押圧回動部の軸着部に一体的に立設され、前記押圧回動部を打撃方向へ回動させるために先端に前記操作用紐状体が固定された回動桿部を備える操作桿体と、
前記操作用紐状体の引き下げによって前記操作桿体を介して前記ハンマーの柄に伴わせて前記ハンマーを打撃方向へ回動させる際であって、前記半鐘を打撃する直前に前記操作桿体の動きを停止させて前記ハンマーの柄及び前記ハンマーが慣性によって前記打撃方向へ回動して半鐘を打撃するように、前記回動桿部の下面に当接する打撃方向側のストッパ部とを具備する半鐘打撃装置。 - 火の見櫓や火の見梯子の上部に吊り下げられた半鐘を、地上からの操作用紐状体を引き下げる操作によって、ハンマーで叩くことによって鳴らすことができる半鐘打撃装置において、
前記半鐘の下方において実質的に水平に配された回動軸と、
該回動軸に基端側の軸着部で軸着されると共に先端側に前記ハンマーが固定されて該ハンマーを伴って半鐘への打撃方向と退避方向との両方向に回動自在に設けられたハンマーの柄と、
該ハンマーの柄の軸着部からの立設方向に対して前記退避方向へ一定の角度を傾けて前記ハンマーの柄の軸着部に一体的に立設された延設部、及び該延設部の先端側に配された重りによって前記ハンマーを退避方向へ戻すように付勢する重り部と、
前記ハンマーの柄の軸着部からの立設方向に対して前記打撃方向へ一定の角度を傾けて前記ハンマーの柄の軸着部に一体的に立設され、前記ハンマーの柄を打撃方向へ回動させるために先端に前記操作用紐状体が固定された回動桿部と、
前記操作用紐状体の引き下げによって前記回動桿部を介して前記ハンマーの柄に伴わせて前記ハンマーを打撃方向へ回動させる際であって、前記半鐘を打撃する直前に該操作用紐状体の動きを停止させて前記ハンマーの柄及び前記ハンマーが慣性によって前記打撃方向へ回動して半鐘を打撃するように、前記回動桿部の先端から一定距離をおいて該操作用紐状体に固定された下降阻止部材と、
該下降阻止部材の下降方向に該下降阻止部材が通過できない大きさの孔を備えた孔保持体とを具備する半鐘打撃装置。 - 前記重り部の延設部の下面に当接し、該重り部を介して前記ハンマーの柄及び前記ハンマーの前記退避方向への回動を一定の角度位置で阻止するように設けられた退避方向側のストッパ部を具備することを特徴とする請求項1又は2記載の半鐘打撃装置。
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JP2011268768A JP5841822B2 (ja) | 2011-12-08 | 2011-12-08 | 半鐘打撃装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011268768A JP5841822B2 (ja) | 2011-12-08 | 2011-12-08 | 半鐘打撃装置 |
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JP2011268768A Expired - Fee Related JP5841822B2 (ja) | 2011-12-08 | 2011-12-08 | 半鐘打撃装置 |
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2011
- 2011-12-08 JP JP2011268768A patent/JP5841822B2/ja not_active Expired - Fee Related
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