JP5840646B2 - アクセス・ポイント基地局における隣接チャネル干渉緩和のための方法および装置 - Google Patents

アクセス・ポイント基地局における隣接チャネル干渉緩和のための方法および装置 Download PDF

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Description

関連出願に対する相互参照
本願は、2009年3月12日に出願された「アクセス・ポイント基地局における隣接チャネル干渉緩和のための方法および装置」(METHOD AND APPARATUS FOR ADJACENT CHANNEL INTERFERENCE MITIGATION IN ACCESS POINT BASE STATIONS)と題された米国仮特許出願61/159,753号に対する35U.S.C.§119(e)の下の優先権を主張する。この出願の内容は、すべての目的のために、その全体が本明細書において参照によって組み込まれている。
本願は、一般に、無線通信システムに関する。さらに詳しくは、限定される訳ではないが、本願は、他の無線ネットワークに隣接して動作するフェムトセルにおける干渉緩和のための方法および装置に向けられる。
無線通信システムは、例えば、音声、データ、ビデオ等のようなさまざまなタイプのコンテンツを提供するために広く開発されてきた。これらのシステムは、(例えば、帯域幅、送信電力等のような)利用可能なシステム・リソースを共有することにより、複数のユーザとの通信をサポートすることができる多元接続システムでありうる。このような多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、第3世代パートナシップ計画(3GPP)ロング・ターム・イボリューション(LTE)システムのみならず、その他の直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムを含む。
一般に、無線多元接続通信システムは、モバイル、ユーザ機器、またはUEとしても知られている複数のモバイル端末のための通信を同時にサポートすることができる。端末はおのおのの、順方向リンクおよび逆方向リンクによる送信を介して1または複数の基地局と通信することができる。(ダウンリンクとしても知られている)順方向リンクは、基地局から端末への通信リンクを称し、(アップリンクとしても知られている)逆方向リンクは、端末から基地局への通信リンクを称する。これらの通信リンクは、単一入力単一出力、単一入力複数出力、複数入力単一出力、あるいは、複数入力複数出力(MIMO)システムを含むシステムによって確立されうる。
現在使用されているモバイル電話ネットワークに加えて、小型基地局からなる新たなクラスが出現した。これらは、既存のブロードバンド・インターネット接続と連携してUEへ屋内無線有効通信範囲を提供する例えばユーザの住宅や事務所の環境のように、よりローカルな環境において設置されうる。これらの小規模な基地局は、一般に、アクセス・ポイント基地局、あるいは、ホーム・ノードB(HNB)、ホーム・イボルブド・ノードB(HeNB)、またはフェムトセルとして知られている。一般に、これら小規模な基地局は、例えばDSL、ルータ、またはケーブル・モデムを経由してインターネットおよびオペレータのネットワークに接続される。
これらの小規模な基地局は、住宅、事務所、またはその他のビルディング、あるいは、ローカル・エリアにおけるユーザによって展開され、その他のフェムトセル、ピコセル、マクロセル、および/または、その他の無線ネットワークからの干渉を被る。これらはまた、他のネットワークにおいても干渉をもたらしうる。したがって、当該技術分野では、これら無線ネットワーク間の干渉緩和のための方法および装置に対するニーズがある。
本開示は、一般に、無線ネットワークにおける干渉を緩和するための装置および方法に関する。アクセス・ポイント基地局またはHeNBを用いる1つの実施では、他のネットワークの存在が検出され、例えば帯域幅および電力レベルのような1または複数の伝送パラメータが調節されうる。このような調節を実施することによって、ネットワーク間の干渉レベルが、許容可能な制限内に維持されうる。
1つの態様では、隣接チャネル干渉を最小化する方法は、無線ネットワークのノードにおいて、複数の隣接チャネルのうちの1または複数において受信した信号電力を感知することと、これに応じて、隣接チャネルが、第1のネットワーク・タイプの隣接無線ネットワーク、または、第2のネットワーク・タイプの隣接無線ネットワークによって使用されているかを判定することと、受信した信号電力に応じて、隣接チャネルにおける干渉レベルを最小化するために、ノードによって送信される出力電力を調節することとを含む。
別の態様では、隣接チャネル干渉を最小化する方法は、無線ネットワークのノードにおいて、複数の隣接チャネルのうちの少なくとも1つにおいて受信した少なくとも1つの信号の電力レベルを判定することと、ここで、複数の隣接チャネルは、第1のネットワーク・タイプの隣接無線ネットワークによって、あるいは、第2のネットワーク・タイプの隣接無線ネットワークによって使用されており、電力レベルが判定されることに応じて、ノードの出力電力を調節することとを含む。
別の態様では、フェムト・ノードは、複数の隣接チャネルのうちの少なくとも1つのチャネルで受信した少なくとも1つの信号の電力レベルを判定するように構成された信号電力判定部と、ここで、複数の隣接チャネルは、第1のネットワーク・タイプの隣接無線ネットワークによって、あるいは、第2のネットワーク・タイプの隣接無線ネットワークによって使用されており、電力レベルが判定されることに応じて、フェムト・ノードの出力電力を調節するように構成された送信電力コントローラとを含む。
別の態様では、コンピュータに対して、無線ネットワークのノードにおいて、複数の隣接チャネルのうちの少なくとも1つにおいて受信した少なくとも1つの信号の電力レベルを判定させ、ここで、複数の隣接チャネルは、第1のネットワーク・タイプの隣接無線ネットワークによって、あるいは、第2のネットワーク・タイプの隣接無線ネットワークによって使用されており、電力レベルが判定されることに応じて、ノードの出力電力を調節させるためのコードを含むコンピュータ読取可能媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品。
別の態様では、干渉緩和のための方法は、第1のキャリア帯域幅内の第1の複数のサブキャリアが、アップリンク制御チャネルの第1のセットをマクロセル・ノードへ伝送するために使用されていることを判定することと、アップリンク制御チャネルの第2のセットをフェムトセル・ノードへ伝送する際に使用するために、第2のキャリア帯域幅内の第2の複数のサブキャリアを割り当てることとを含む。ここで、第1の複数のサブキャリアと、第2の複数のサブキャリアとは直交している。
別の態様では、干渉緩和のための方法は、第1の無線通信システムのノードにおいて、第2の無線通信システムの1または複数のノードによって送信された受信信号電力レベルを判定することと、電力レベルが判定されることに応じて、ノードによって送信される信号の帯域幅を調節することとを含む。
別の態様では、方法は、マクロセル・ノードから、第1の複数のサブキャリア信号を受信することと、マクロセル・ノードから、第2の複数のサブキャリア信号を受信することと、ここで、第2の複数のサブキャリアは、フェムトセル・ノードと共有された帯域幅内に含まれており、第2の複数のサブキャリア信号によって伝送された第2の複数の変調シンボルに対して異なるように、第1の複数のサブキャリア信号によって伝送される第1の複数の変調シンボルを重み付けることとを含む。
別の態様では、通信デバイスで使用される装置は、メモリと、メモリに接続されたプロセッサとを含む。このプロセッサは、無線ネットワークのノードにおいて、複数の隣接チャネルのうちの少なくとも1つにおいて受信した少なくとも1つの信号の電力レベルを判定し、ここで、複数の隣接チャネルは、第1のネットワーク・タイプの隣接無線ネットワークによって、あるいは、第2のネットワーク・タイプの隣接無線ネットワークによって使用されており、電力レベルが判定されることに応じて、ノードの出力電力を調節するための、メモリに格納された命令群を実行するように構成されている。
別の態様では、フェムト・ノードは、第1のキャリア帯域幅内の第1の複数のサブキャリアが、アップリンク制御チャネルの第1のセットをマクロセル・ノードへ伝送するために使用されていることを判定するように構成された信号電力判定部と、アップリンク制御チャネルの第2のセットをフェムトセル・ノードへ伝送する際に使用するために、第2のキャリア帯域幅内の第2の複数のサブキャリアを割り当てるように構成された送信電力コントローラとを含み、ここで、第1の複数のサブキャリアと、第2の複数のサブキャリアとは直交している。
別の態様では、コンピュータに対して、第1のキャリア帯域幅内の第1の複数のサブキャリアが、アップリンク制御チャネルの第1のセットをマクロセル・ノードへ伝送するために使用されていることを判定させ、アップリンク制御チャネルの第2のセットをフェムトセル・ノードへ伝送する際に使用するために、第2のキャリア帯域幅内の第2の複数のサブキャリアを割り当てさせるためのコードを含むコンピュータ読取可能媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品。ここで、第1の複数のサブキャリアと、第2の複数のサブキャリアとは直交している。
別の態様では、フェムト・ノードは、第1の無線通信システムのノードにおいて、第2の無線通信システムの1または複数のノードによって送信された受信信号電力レベルを判定し、電力レベルが判定されることに応じて、ノードによって送信される信号の帯域幅を調節するように構成された信号電力判定部を含む。
別の態様では、コンピュータに対して、第1の無線通信システムのノードにおいて、第2の無線通信システムの1または複数のノードによって送信された受信信号電力レベルを判定させ、電力レベルが判定されることに応じて、ノードによって送信される信号の帯域幅を調節させるためのコードを含むコンピュータ読取可能媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品。
別の態様では、フェムト・ノードは、マクロセル・ノードによって送信された予め定められた信号を、フェムトセル・ノードにおいて判定し、予め定められた信号を判定することに応じて、フェムトセル・ノードによって送信される信号の帯域幅を調節するように構成された信号電力判定部を含む。
別の態様では、フェムト・ノードは、マクロセル・ノードから、第1の複数のサブキャリア信号を受信し、マクロセル・ノードから、第2の複数のサブキャリア信号を受信し、ここで、第2の複数のサブキャリアは、フェムトセル・ノードと共有された帯域幅内に含まれており、第2の複数のサブキャリア信号によって伝送された第2の複数の変調シンボルに対して異なるように、第1の複数のサブキャリア信号によって伝送される第1の複数の変調シンボルを重み付けるように構成された信号電力判定部を含む。
別の態様では、コンピュータに対して、マクロセル・ノードから、第1の複数のサブキャリア信号を受信させ、マクロセル・ノードから、第2の複数のサブキャリア信号を受信させ、ここで、第2の複数のサブキャリアは、フェムトセル・ノードと共有された帯域幅内に含まれており、第2の複数のサブキャリア信号によって伝送された第2の複数の変調シンボルに対して異なるように、第1の複数のサブキャリア信号によって伝送される第1の複数の変調シンボルを重み付けさせるためのコードを含むコンピュータ読取可能媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品。
本明細書で示された実施形態のさらなる態様が、添付図面とともに以下にさらに説明される。
本開示の特徴、特性、および利点は、同一の参照符号が全体を通じて同一物に特定している図面とともに考慮された場合、以下に記載する詳細な記述からより明らかになるだろう。
図1は、多元接続無線通信システムを例示する。 図2は、HeNBおよびUE構成の例を示すブロック図である。 図3は、ネットワーク環境内のアクセス・ポイント基地局の配置を可能にする通信システムを例示する。 図4は、無線通信システムにおけるフェムトセルの使用を図示する。 図5は、無線通信システムにおける隣接チャネルとの干渉環境の例を図示する。 図6は、LTEシステムにおけるリソース・ブロックおよびスペクトル構成を図示する。 図7は、隣接チャネル干渉緩和のための処理を例示する。 図8は、コンフィギュレーションPUCCHリソースによる隣接チャネル干渉緩和のための処理を例示する。 図9Aは、マクロセルに隣接して動作している通信デバイスの例の周波数割当を図示する。 図9Bは、図9Aに関して記載された通信デバイスのためのフィルタ動作後の帯域幅を例示する。 図10Aは、無線通信システムにおけるHeNBとマクロセルとの間で共有される帯域幅を図示する。 図10Bは、帯域幅調節の1つの実施を図示する。 図10Cは、帯域幅調節の別の実施を図示する。 図11は、無線通信システムにおける干渉を緩和するために帯域幅を調節する処理を例示する。
本開示は、一般に、無線ネットワークにおける干渉を緩和するための装置および方法に関する。実施形態のさまざまな態様が、以下に述べられる。本明細書における教示は、さまざまな広範な形態で実現され、本明細書で開示されているあらゆる具体的な構成、機能、またはこれら両方は、単に代表例であることが明らかであるべきである。本明細書における教示に基づいて、当業者であれば、本明細書に開示された態様は、その他任意の態様と独立して実施され、これら態様のうちの複数は、さまざまな方式で組み合わされうることを認識すべきである。例えば、本明細書に記載された任意の数の態様を用いて装置が実施され、方法が実現されうる。さらに、他の構成や機能、および、本明細書に記載された態様のうちの1または複数に追加された、または、その代わりとなる他の構成や機能を用いて、このような装置が実装され、このような方法が実現されうる。さらに、態様は、特許請求の範囲のうちの少なくとも1つの構成要素を含みうる。さまざまな実施形態が、処理および方法、装置およびデバイス、システム、および/または、コンピュータ読取可能媒体の形態で実現されうる。
アクセス・ポイント基地局またはHeNBを用いる1つの実施では、他のネットワークの存在が検出され、例えば、帯域幅、チャネライゼーション、および/または電力レベルのような1または複数の伝送パラメータが調節されうる。このような調節を実行することによって、ネットワーク間の干渉レベルが、許容可能な制限内に維持されうる。
別の態様では、隣接チャネル干渉を最小化する方法は、無線ネットワークのノードにおいて、複数の隣接チャネルのうちの1または複数において受信した信号電力を感知することと、これに応じて、隣接チャネルが、第1のネットワーク・タイプの隣接無線ネットワーク、または、第2のネットワーク・タイプの隣接無線ネットワークによって使用されているかを判定することと、受信した信号電力に応じて、隣接チャネルにおける干渉レベルを最小化するために、ノードによって送信される出力電力を調節することと含む。
別の態様では、隣接チャネル干渉を最小化する方法は、無線ネットワークのノードにおいて、複数の隣接チャネルのうちの少なくとも1つにおいて受信した少なくとも1つの信号の電力レベルを判定することと、ここで、複数の隣接チャネルは、第1のネットワーク・タイプの隣接無線ネットワークによって、あるいは、第2のネットワーク・タイプの隣接無線ネットワークによって使用されており、電力レベルが判定されることに応じて、ノードの出力電力を調節することとを含む。
別の態様では、フェムト・ノードは、複数の隣接チャネルのうちの少なくとも1つのチャネルで受信した少なくとも1つの信号の電力レベルを判定するように構成された信号電力判定部と、ここで、複数の隣接チャネルは、第1のネットワーク・タイプの隣接無線ネットワークによって、あるいは、第2のネットワーク・タイプの隣接無線ネットワークによって使用されており、電力レベルが判定されることに応じて、ノードの出力電力を調節するように構成された送信電力コントローラとを含む。
別の態様では、コンピュータに対して、無線ネットワークのノードにおいて、複数の隣接チャネルのうちの少なくとも1つにおいて受信した少なくとも1つの信号の電力レベルを判定させ、ここで、複数の隣接チャネルは、第1のネットワーク・タイプの隣接無線ネットワークによって、あるいは、第2のネットワーク・タイプの隣接無線ネットワークによって使用されており、電力レベルが判定されることに応じて、ノードの出力電力を調節させるためのコードを含むコンピュータ読取可能媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品。
別の態様では、干渉緩和のための方法は、第1のキャリア帯域幅内の第1の複数のサブキャリアが、アップリンク制御チャネルの第1のセットをマクロセル・ノードへ伝送するために使用されていることを判定することと、アップリンク制御チャネルの第2のセットをフェムトセル・ノードへ伝送する際に使用するために、第2のキャリア帯域幅内の第2の複数のサブキャリアを割り当てることとを含む。ここで、第1の複数のサブキャリアと、第2の複数のサブキャリアとは直交している。
別の態様では、干渉緩和のための方法は、第1の無線通信システムのノードにおいて、第2の無線通信システムの1または複数のノードによって送信された受信信号電力レベルを判定することと、電力レベルが判定されることに応じて、ノードによって送信される信号の帯域幅を調節することとを含む。
別の態様では、方法は、マクロセル・ノードから、第1の複数のサブキャリア信号を受信することと、マクロセル・ノードから、第2の複数のサブキャリア信号を受信することと、ここで、第2の複数のサブキャリアは、フェムトセル・ノードと共有された帯域幅内に含まれており、第2の複数のサブキャリア信号によって伝送された第2の複数の変調シンボルに対して異なるように、第1の複数のサブキャリア信号によって伝送される第1の複数の変調シンボルを重み付けることとを含む。
別の態様では、通信デバイスで使用される装置は、メモリと、メモリに接続されたプロセッサとを含む。ここで、プロセッサは、無線ネットワークのノードにおいて、複数の隣接チャネルのうちの少なくとも1つにおいて受信した少なくとも1つの信号の電力レベルを判定することと、ここで、複数の隣接チャネルは、第1のネットワーク・タイプの隣接無線ネットワークによって、あるいは、第2のネットワーク・タイプの隣接無線ネットワークによって使用されており、電力レベルが判定されることに応じて、ノードの出力電力を調節することとのための、メモリに格納された命令群を実行するように構成されている。
別の態様では、フェムト・ノードは、第1のキャリア帯域幅内の第1の複数のサブキャリアが、アップリンク制御チャネルの第1のセットをマクロセル・ノードへ伝送するために使用されていることを判定するように構成された信号電力判定部と、アップリンク制御チャネルの第2のセットをフェムトセル・ノードへ伝送する際に使用するために、第2のキャリア帯域幅内の第2の複数のサブキャリアを割り当てるように構成された送信電力コントローラとを含む。ここで、第1の複数のサブキャリアと、第2の複数のサブキャリアとは直交している。
別の態様では、コンピュータに対して、第1のキャリア帯域幅内の第1の複数のサブキャリアが、アップリンク制御チャネルの第1のセットをマクロセル・ノードへ伝送するために使用されていることを判定させ、アップリンク制御チャネルの第2のセットをフェムトセル・ノードへ伝送する際に使用するために、第2のキャリア帯域幅内の第2の複数のサブキャリアを割り当てさせるためのコードを含むコンピュータ読取可能媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品。ここで、第1の複数のサブキャリアと、第2の複数のサブキャリアとは直交している。
別の態様では、フェムト・ノードは、第1の無線通信システムのノードにおいて、第2の無線通信システムの1または複数のノードによって送信された受信信号電力レベルを判定し、電力レベルが判定されることに応じて、ノードによって送信される信号の帯域幅を調節するように構成された信号電力判定部を含む。
別の態様では、コンピュータに対して、第1の無線通信システムのノードにおいて、第2の無線通信システムの1または複数のノードによって送信された受信信号電力レベルを判定させ、電力レベルが判定されることに応じて、ノードによって送信される信号の帯域幅を調節させるためのコードを含むコンピュータ読取可能媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品。
別の態様では、フェムト・ノードは、マクロセル・ノードによって送信された予め定められた信号を、フェムトセル・ノードにおいて判定し、予め定められた信号を判定することに応じて、フェムトセル・ノードによって送信される信号の帯域幅を調節するように構成された信号電力判定部を含む。
別の態様では、フェムト・ノードは、マクロセル・ノードから、第1の複数のサブキャリア信号を受信し、マクロセル・ノードから、第2の複数のサブキャリア信号を受信し、ここで、第2の複数のサブキャリアは、フェムトセル・ノードと共有された帯域幅内に含まれており、第2の複数のサブキャリア信号によって伝送された第2の複数の変調シンボルに対して異なるように、第1の複数のサブキャリア信号によって伝送される第1の複数の変調シンボルを重み付けるように構成された信号電力判定部を含む。
別の態様では、コンピュータに対して、マクロセル・ノードから、第1の複数のサブキャリア信号を受信させ、マクロセル・ノードから、第2の複数のサブキャリア信号を受信させ、ここで、第2の複数のサブキャリアは、フェムトセル・ノードと共有された帯域幅内に含まれており、第2の複数のサブキャリア信号によって伝送された第2の複数の変調シンボルに対して異なるように、第1の複数のサブキャリア信号によって伝送される第1の複数の変調シンボルを重み付けさせるためのコードを含むコンピュータ読取可能媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品。
本明細書における記載では、比較的大きな領域にわたって有効通信範囲を提供するノードは、マクロ・ノードと称されうる。一方、比較的小さな領域(例えば、住宅または事務所)に対して有効通信範囲を提供するノードは、フェムト・ノードと称されうる。同様に、比較的大きな領域をカバーするセルは、マクロセルと称されうる一方、比較的小さな領域をカバーするセルは、フェムトセルと称されうる。
本明細書における実施形態は、一般に、フェムトセルおよびフェムト・ノードのコンテキストで記載されている一方、本明細書における教示は、その他のタイプの有効通信範囲領域に関連付けられたノードに適用可能であることが認識されるべきである。例えば、ピコノードは、マクロ・エリアよりも小さいが、フェムト・エリアよりも大きな領域にわたって有効通信範囲(例えば、商業ビルディングまたは同様な領域内の有効通信範囲)を提供する。
さらに、さまざまなアプリケーションでは、マクロ・ノード、フェムト・ノード、あるいはその他のアクセス・ポイント・タイプのノードを称するためにその他の用語が使用されうる。例えば、マクロ・ノードは、アクセス・ノード、基地局、アクセス・ポイント、eノードB、マクロセル等として構成されうるか、称されうる。さらに、フェムト・ノードは、ホーム・ノードB、ホームeノードB、アクセス・ポイント基地局、フェムトセル等として構成されうるか、称されうる。いくつかの実施では、ノードは、1または複数のセクタまたはセクタに関連付けられうる(例えば、分割されうる)。マクロ・ノード、フェムト・ノード、あるいはピコノードに関連付けられたセルまたはセクタは、マクロセル、フェムトセル、またはピコセルとそれぞれ称されうる。いくつかの実施では、おのおののセルがさらに、1または複数のセクタに関連付けられうる(分割されうる)。
さまざま実施形態では、本明細書に記載された技術および装置は、例えば、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、シングル・キャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワークのみならず、その他の通信ネットワークのような無線通信ネットワークのために使用される。本明細書で記述されるように、「ネットワーク」、および「システム」という用語は、交換可能に使用されうる。
CDMAネットワークは、例えば、ユニバーサル地上ラジオ・アクセス(UTRA)、cdma2000等のようなラジオ技術を実現しうる。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))および低チップ・レート(LCR)を含んでいる。cdma2000は、IS−2000規格、IS−95規格、およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、例えばグローバル・システム・フォー・モバイル通信(GSM(登録商標))のようなラジオ技術を実現することができる。
OFDMAネットワークは、例えば、イボルブドUTRA(E−UTRA)、IEEE802.11、IEEE802.16、IEEE802.20、フラッシュ−OFDM(登録商標)等のようなラジオ技術を実現する。UTRA、E−UTRA、およびGSMは、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の一部である。特に、ロング・ターム・イボリューション(LTE)は、E−UTRAを使用するUMTSの最新のリリースである。UTRA、E−UTRA、GSM、UMTS、およびLTEは、「第3世代パートナシップ計画」(3GPP)と命名された組織から提供された文書に記載されており、cdma2000は、「第3世代パートナシップ計画2」(3GPP2)と命名された組織からの文書に記載されている。これらさまざまなラジオ技術および規格は、当該技術分野において知られているか、開発中である。
明確にするために、これら装置および技術のある態様は、以下において、LTEについて記載されており、LTE用語が以下の説明の多くで使用される。しかしながら、記述および関連付けられたアプリケーションは、LTEアプリケーションに限定されるようには意図されていない。したがって、本明細書で記載された装置および方法は、その他さまざまな通信システムおよびアプリケーションに適用されうることが、当業者に明らかになるであろう。
例えば、LTEダウンリンクで使用されるように、複数の直交サブキャリアを用いる直交周波数分割多元接続(OFDMA)は、1つの興味のある通信技術である。例えばLTEアップリンクで使用され、シングル・キャリア変調および周波数領域等値化を用いるシングル・キャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)は、興味のある別の無線通信技術である。SC−FDMA実施は、OFDMAシステムと同様のパフォーマンスを有し、本質的に全体的に同等の複雑さを有する。しかしながら、SC−FDMA信号は、その固有のシングル・キャリア構造のために、より低い平均ピーク対電力比(PAPR)を有する。その結果、SC−FDMAは、送信電力効率に関して、より低いPAPRがモバイル端末に大いに有益となるアップリンク通信において特に、最近、大きな注目を集めた。SC−FDMAを用いることは、現在、3GPPロング・ターム・イボリューション(LTE)またはE−UTRAにおけるアップリンク多元接続スキームのための動作前提となっている。
無線通信システムにおける論理チャネルは、制御チャネルおよびトラフィック・チャネルに分類されうる。論理制御チャネルは、システム制御情報をブロードキャストするためのダウンリンク(DL)チャネルであるブロードキャスト制御チャネル(BCCH)と、ページング情報を転送するDLチャネルであるページング制御チャネル(PCCH)と、1またはいくつかのMTCHのためのマルチメディア・ブロードキャストおよびマルチキャスト・サービス(MBMS)スケジューリングおよび制御情報を送信するために使用されるポイント・トゥ・マルチポイントDLチャネルであるマルチキャスト制御チャネル(MCCH)とを備えうる。一般に、ラジオ・リソース制御(RRC)接続を確立した後、このチャネルは、MBMSを受信するUEによってのみ使用される。専用制御チャネル(DCCH)は、専用制御情報を送信するポイント・トゥ・ポイント双方向チャネルであり、RRC接続を有するUEによって使用される。
論理トラフィック・チャネルは、ユーザ情報の転送のために1つのUEに特化されたポイント・トゥ・ポイント双方向チャネルである専用トラフィック・チャネル(DTCH)と、トラフィック・データを送信するためのポイント・トゥ・マルチポイントDLチャネルのためのマルチキャスト・トラフィック・チャネル(MTCH)とを備える。
伝送チャネルは、ダウンリンク(DL)とアップリンク(UL)に分類される。DL伝送チャネルは、ブロードキャスト・チャネル(BCH)、ダウンリンク共有データ・チャネル(DL−SDCH)、およびページング・チャネル(PCH)を備える。PCHは、(DRXサイクルが、ネットワークによってUEへ示される場合における)UEの節電、および、セル全体にわたるブロードキャストをサポートするために使用され、他の制御/トラフィック・チャネルのために使用されうるPHYリソースにマップされる。UL伝送チャネルは、ランダム・アクセス・チャネル(RACH)、要求チャネル(REQCH)、アップリンク共有データ・チャネル(UL−SDCH)、および複数のPHYチャネルを備えうる。PHYチャネルは、DLチャネルおよびULチャネルのセットを備えうる。
さらに、DL PHYチャネルは、以下を備える。
共通パイロット・チャネル(CPICH)、
同期チャネル(SCH)、
共通制御チャネル(CCCH)、
共有DL制御チャネル(SDCCH)、
マルチキャスト制御チャネル(MCCH)、
共有UL割当チャネル(SUACH)、
アクノレッジメント・チャネル(ACKCH)、
DL物理共有データ・チャネル(DL−PSDCH)、
UL電力制御チャネル(UPCCH)、
ページング・インジケータ・チャネル(PICH)、
負荷インジケータ・チャネル(LICH)。
UL PHYチャネルは、以下を備える。
物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)、
チャネル品質インジケータ・チャネル(CQICH)、
アクノレッジメント・チャネル(ACKCH)、
アンテナ・サブセット・インジケータ・チャネル(ASICH)、
共有要求チャネル(SREQCH)、
UL物理共有データ・チャネル(UL−PSDCH)、
ブロードキャスト・パイロット・チャネル(BPICH)。
様々な実施形態の説明の目的のために、次の用語および略語が本明細書で使用されうる。
3G:無線セルラ規格の第3世代、
4G:無線セルラ規格の第4世代、
AM:アクノレッジ・モード、
AMD:アクノレッジ・モード・データ、
ARQ:自動反復要求、
BCCH:ブロードキャスト制御チャネル、
BCH:ブロードキャスト・チャネル、
C−:制御−、
CCCH:共通制御チャネル、
CCH:制御チャネル、
CCTrCH:符号化された合成伝送チャネル、
CP:サイクリック・プレフィクス、
CRC:巡回冗長検査、
CTCH:共通トラフィック・チャネル、
DCCH:専用制御チャネル、
DCH:専用チャンネル、
DL:ダウンリンク、
DSCH:ダウンリンク共有チャネル、
DTCH:専用トラフィック・チャネル、
FACH:順方向リンク・アクセス・チャンネル、
FDD:周波数分割デュプレクス、
L1:レイヤ1(物理レイヤ)、
L2:レイヤ2(データ・リンク・レイヤ)、
L3:レイヤ3(ネットワーク・レイヤ)、
LI:長さインジケータ、
LSB:最下位ビット、
MAC:媒体アクセス制御、
MBMS:マルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャスト・サービス、
MCCH:MBMSポイント・トゥ・マルチポイント制御チャネル、
MRW:動き受信ウィンドウ、
MSB:最上位ビット、
MSCH:MBMSポイント・トゥ・マルチポイント・スケジューリング・チャネル、
MTCH:MBMSポイント・トゥ・マルチポイント・トラフィック・チャネル、 PCCH:ページング制御チャネル、
PCH:ページング・チャネル、
PDU:プロトコル・データ・ユニット、
PHY:物理レイヤ、
PhyCH:物理チャネル、
RACH:ランダム・アクセス・チャネル、
RLC:無線リンク制御、
RRC:ラジオ・リソース制御、
SAP:サービス・アクセス・ポイント、
SDU:サービス・データ・ユニット、
SHCCH:共有チャネル制御チャネル、
SN:シーケンス番号、
SUFI:スーパ・フィールド、
TCH:トラフィック・チャネル、
TDD:時分割デュプレクス、
TFI:伝送フォーマット・インジケータ、
TM:透過モード、
TMD:透過モード・データ、
TTI:送信時間インタバル、
U−:ユーザ−、
UE:ユーザ機器、
UL:アップリンク、
UM:非アクノレッジ・モード、
UMD:非アクノレッジ・モード・データ、
UMTS:ユニバーサル・モバイル通信システム、
UTRA:UMTS地上ラジオ・アクセス、
UTRAN:UMTS地上ラジオ・アクセス・ネットワーク、
MBSFN:マルチキャスト・ブロードキャスト単一周波数ネットワーク、
MCE:MBMS調整エンティティ、
MCH:マルチキャスト・チャネル、
DL−SCH:ダウンリンク共有チャネル、
MSCH:MBMS制御チャネル、
PDCCH:物理的ダウンリンク制御チャネル、
PDSCH:物理ダウンリンク共有チャネル。
MIMOシステムはデータ送信のために、複数(N個)の送信アンテナと複数(N個)の受信アンテナとを適用する。N個の送信アンテナおよびN個の受信アンテナによって形成されたMIMOチャネルは、空間チャネルとも称されるN個の独立したチャネルへ分解されうる。線形受信機が使用される場合、最大空間多重化Nは、min(N、N)である。ここで、N個の独立チャネルのおのおのは、ディメンションに相当する。これは、スペクトル効率のN増加を提供する。複数の送信アンテナおよび受信アンテナによって生成される追加のディメンションが利用される場合、MIMOシステムは、(例えば、より高いスループット、および/または、より高い信頼性のような)向上されたパフォーマンスを与える。ランクに関し、特別のディメンションが説明されうる。
MIMOシステムは、時分割デュプレクス(TDD)実施および周波数分割デュプレクス(FDD)実施をサポートしうる。TDDシステムでは、相互原理によって、逆方向リンク・チャネルから、順方向リンク・チャネルの推定が可能となるように、順方向リンク送信と逆方向リンク送信とが同じ周波数領域を使用する。これによって、アクセス・ポイントにおいて複数のアンテナが利用可能である場合、アクセス・ポイントは、順方向リンクで送信ビーム・フォーミング・ゲインを抽出できるようになる。
「典型的である」という単語は、本明細書において、「例、事例、あるいは実例として役立つ」ことを意味するために使用される。本明細書で「典型的である」と記載されたあらゆる実施形態は、他の実施形態によりも好適であるとか有利であるとか解釈される必要は必ずしもない。
多元接続無線通信システムを例示する図1に注目されたい。様々な実施では、図1のHeNBまたはAP100のようなアクセス・ポイントは、アクセス端末と通信するために使用される固定局でありうる。そして、アクセス・ポイント、eノードB、HeNB、またはその他の用語で称されうる。図1のUEまたはAT100のようなユーザ機器またはアクセス端末は、アクセス端末、ユーザ機器(UE)、無線通信デバイス、端末、アクセス端末、または、その他の用語で称されうる。図1に示すように、イボルブド・ノードB(eノードB)またはアクセス・ポイント(AP)100は、1つのグループはアンテナ104、106を含み、別のグループはアンテナ108、110を含み、さらに別のグループはアンテナ112、114を含む複数のアンテナ・グループを含みうる。図1では、2本のアンテナだけが各アンテナ・グループのために示されている。しかしながら、さまざまな実施形態では、2より多い、または、2より少ないアンテナも、おのおののグループのために利用されうる。
UEまたはアクセス端末(AT)116は、アンテナ112、114と通信している。ここで、アンテナ112、114は、順方向リンク120でUE116に情報を送信し、逆方向リンク118でUE116から情報を受信する。UE122は、アンテナ106、108と通信している。ここで、アンテナ106、108は、順方向リンク126でUE122に情報を送信し、逆方向リンク124でUE122から情報を受信する。周波数分割デュプレクス(FDD)システムでは、通信リンク118、120、124、126は、HeNB100とUE116、122との間の通信のために、異なる周波数を利用しうる。例えば、順方向リンク120は、逆方向リンク118によって使用されるものとは異なる周波数を使用することができる。同様に、リンク124、126は、互いに異なる、および/または、リンク118、120とは異なる周波数を使用しうる。
通信するように設計されたエリアおよび/またはアンテナのおのおののグループは、HeNBまたはAPのセクタと称される。例示された実施形態では、アンテナ・グループはおのおの、HeNB100によってカバーされたエリアの、指定されたセクタ内のアクセス端末と通信するように設計および構成される。例えば、アンテナ112、114を含むアンテナ・グループは、図1のセクタ1として指定されるセクタに割り当てられる一方、アンテナ106、108を含むアンテナ・グループは、セクタ2に割り当てられる。
順方向リンク120、126による通信では、HeNB100の送信アンテナは、その他のUE(図示せず)のみならず、別のUE116、122のための順方向リンクの信号対雑音比を改善するために、ビームフォーミングを利用するように構成されうる。また、典型的な実施では、有効通信範囲領域にわたってランダムに散在するUEへ送信するためにビームフォーミングを用いるHeNBまたはAPは、すべてのUEまたはATに対して単一のアンテナによって送信しているHeNBまたはAPよりも、近隣セル内のUEまたはアクセス端末に対して少ない干渉しかもたらさない。典型的な実施形態では、HeNB100およびUE250は、第4世代すなわち4Gシグナリングと、例えばLTE実施のために定義されたような関連データを処理するように構成されている。
MIMOシステム200の例において基地局または送信機ノード210(すなわち、AP、eNB、またはHeNB)および受信機システムまたはユーザ端末250(すなわち、ATまたはUE)の実施形態のブロック図を例示している図2に注目されたい。これらのシステムは、図1のHeNB100、UE116、122に相当しうる。
動作中、送信機システム210では、多くのデータ・ストリームのトラフィック・データが、データ・ソース212から送信(TX)データ・プロセッサ214に提供され、ここで処理され、1または複数の受信機システム250へ送信される。
1つの実施形態では、おのおののデータ・ストリームは、送信システム210のそれぞれの送信機サブ・システム(送信機224−224NTとして示される)によって処理され送信される。TXデータ・プロセッサ214は、符号化されたデータを提供するために、おのおののデータ・ストリームのトラフィック・データを受信し、フォーマットし、このデータ・ストリームのために選択された特定の符号化スキームに基づいて符号化し、インタリーブする。特に、送信システム210は、特定の基準信号および基準信号パターンを決定し、選択されたパターンに基準信号を含む送信信号を提供するように構成されうる。
おのおののデータ・ストリームの符号化されたデータは、OFDM技術を用いてパイロット・データと多重化されうる。パイロット・データは一般に、既知の手法で処理される既知のデータ・パターンであり、チャネル応答を推定するために受信機システムにおいて使用されうる。例えば、パイロット・データは、基準信号を含みうる。パイロット・データは、図2に示されるようなTXデータ・プロセッサ214に提供され、符号化されたデータと共に多重化されうる。データ・ストリームのおのおのの多重化されたパイロットおよび符号化されたデータは、その後、変調シンボルを提供するために、このデータ・ストリームのために選択された特定の変調スキーム(例えば、BPSK、QSPK、M−PSK、M−QAM等)に基づいて変調(すなわち、シンボル・マップ)されうる。各データ・ストリームのデータ・レート、符号化および変調は、メモリ232、または、その他のメモリ、あるいは、送信システム250の(図示しない)命令格納媒体に格納された命令群に基づいて、プロセッサ230によって実行される命令群によって決定されうる。さらに、プロセッサ230は、以下にさらに説明されるように、隣接チャネルの特性に基づいて、電力レベル、および、帯域幅決定、および/または、調節を実行しうる。これは、メモリ232、および/または、その他のメモリ、または、コンピュータ・プログラム記憶デバイスに格納された命令群と連携して実行されうる。あるいは、以下にさらに説明されるように、電力および帯域幅処理は、ノード210のその他の構成要素(図2に図示せず)で実行されうる。これらの構成要素および関連する機能は、本明細書では、判定部または判定モジュールとしても称されうる。
すべてのデータ・ストリームの変調シンボルは、その後、TX MIMOプロセッサ220に提供される。TX MIMOプロセッサ220は、この変調シンボルを(例えば、OFDM実施のために)さらに処理する。TX MIMOプロセッサ220は、その後、N個の送信機(TMTR)222乃至222NTへ、N個の変調シンボル・ストリームを提供する。さまざまなシンボルが、送信のために、関連付けられたRBにマップされうる。
ある実施形態では、TX MIMOプロセッサ220は、データ・ストリームのシンボル、および、そのシンボルが送信されているアンテナへ、ビームフォーミング重みを適用しうる。これは、基準信号と連携して、あるいは、基準信号によって提供されるチャネル推定情報のような情報を用いて実行されうる。
おのおのの送信機サブ・システム222乃至222NTは、1または複数のアナログ信号を提供するために、それぞれのシンボル・ストリームを受信して処理し、さらには、MIMOチャネルを介した送信に適切な変調信号を提供するために、このアナログ信号を調整(例えば、増幅、フィルタ、およびアップコンバート)する。送信機222乃至222NTからのN個の変調信号は、その後、N個のアンテナ224乃至224NTからそれぞれ送信される。受信信号処理は、受信信号メトリックに基づいて受信信号電力レベルを判定する信号電力判定モジュールとして構成されたプロセッサ230、242、メモリ232、および/または(図示しない)その他の構成要素のようなHeNB210の構成要素によって実行されうる。さらに、送信出力電力制御が、HeNB210で実行されうる。これは、HeNB210の出力電力レベルを設定する送信出力電力コントローラとして構成されたプロセッサ220、230、メモリ232、および/または(図示しない)その他の構成要素を用いて実行されうる。
受信機システム250では、送信された変調信号がN個のアンテナ252乃至252NRによって受信され、アンテナ252乃至252NRのおのおのからの受信信号が、それぞれの受信機(RCVR)254乃至252NRへ提供される。おのおのの受信機254乃至254NRは、それぞれの受信信号を調整(例えば、フィルタ、増幅、およびダウンコンバート)し、この調整された信号をデジタル化してサンプルを提供し、さらにこのサンプルを処理して、対応する「受信された」シンボル・ストリームを提供する。
RXデータ・プロセッサ260は、N個の「検出された」シンボル・ストリームを提供するために、N個の受信機254乃至252NRからN個のシンボル・ストリームを受信し、受信されたこれらシンボル・ストリームを、特定の受信機処理技術に基づいて処理する。RXデータ・プロセッサ260は、その後、検出されたおのおののシンボル・ストリームを復調し、デインタリーブし、復号して、そのデータ・ストリームのためのトラフィック・データを復元する。RXデータ・プロセッサ260による処理は、一般に、送信機システム210におけるTX MIMOプロセッサ220およびTXデータ・プロセッサ214によって実行されるものと相補的である。プロセッサ270は、以下にさらに説明されるように、使用する事前符号化行列を定期的に決定しうる。プロセッサ270は、その後、行列インデクス部およびランク値部を備える逆方向リンク・メッセージを定式化することができる。さまざまな実施形態において、これら逆方向リンク・メッセージは、通信リンクおよび/または受信データ・ストリームに関する様々なタイプの情報を含みうる。その後、逆方向リンク・メッセージは、多くのデータ・ストリームのトラフィック・データをデータ・ソース236から受け取るTXデータ・プロセッサ238によって処理され、変調器280によって変調され、送信機254乃至254NRによって調整され、基地局210へ送り戻される。以下にさらに説明されるように、(HeNB、UEのいずれかまたは両方において)送信信号電力および/または帯域幅が調節されうる。
送信機システム210では、受信機システム250からの変調された信号が、アンテナ224によって受信され、受信機222によって調整され、復調器240によって復調され、RXデータ・プロセッサ242によって処理されて、受信機システム250によって送信された逆方向リンク・メッセージが抽出される。さらに、プロセッサ230は、ビームフォーミング重みを決定するためにどの事前符号化行列を使用するかを決定するために、この抽出されたメッセージを処理する。さらに、送信機システム210は、例えば第3世代信号すなわち3G信号のような追加信号と、例えばWCDMA信号のような関連データを受信し、復調し、処理するために、プロセッサ230、メモリ232、受信機222、復調器240、RXデータ・プロセッサ242、および/または、その他の構成要素(図示せず)で実施されうる機能を含みうる。
通信ネットワークにおいてフェムト・ノードがどのようにして展開されるかの簡単な例が、図3および図4を参照して記載される。
図3は、多くのユーザをサポートするように構成された典型的な無線通信システム300を例示しており、ここでは、開示されたさまざまな実施形態および態様が実現される。図3に示すように、一例として、システム300は、例えばマクロセル302a−302gのような複数のセル302のための通信を提供する。ここで、おのおののセルは、例えばHeNB304a−304gのような対応するHeNBまたはアクセス・ポイントすなわちAP304によってサービス提供される。おのおののマクロセルは、(図示しない)1または複数のセクタにさらに分割されうる。図3にさらに示すように、ユーザ機器(UE)、移動局(MS)、または端末デバイスとしても置換可能に知られているAT306a−306lを含むATデバイス306またはさまざまなUEは、システム内にわたるさまざまな位置において分散されうる。ATまたはUE306はおのおのの、例えば、UEまたはATがアクティブであるか、および、ソフト・ハンドオフにあるかに依存して、所与の瞬間において、順方向リンク(FL)および/または逆方向リンク(RL)によって、1または複数のAPまたはHeNB304と通信することができる。無線通信システム300は、大規模な地理的領域にわたってサービスを提供しうる。例えば、マクロセル302a−302gは、過疎環境における近隣または数平方マイル内の数ブロックのみをカバーしうる。いくつかの実施では、ATまたはUEから、フェムトセル・ノード、マクロセル・ノード、ピコセル・ノード、マイクロセル・ノード、またはその他のネットワーク・ノードへ信号をリレーまたは転送するために、(図示しない)リレー構成要素もまた使用されうる。典型的な実施では、フェムトセルは、図3に示すようなマクロセルまたはその他のセルに隣接する、あるいは、オーバラップする領域で動作しうる。
ネットワーク環境内でのフェムトセルの展開を可能にする典型的な通信システムを例示する図4に注目されたい。図4に示すように、システム400は、多元接続ポイント基地局、あるいは、フェムト・ノード、ホーム・ノードBユニット(HNB)、または、ホーム・イボルブド・ノードBユニット(HeNB)を含む。例えば、図4に示すように、1または複数のHeNB410が、例えば、1または複数のユーザの住宅または事務所430のような対応する小規模ネットワーク環境内に搭載され、関連する、あるいは、外部のUE420またはその他の移動局にサービス提供するように構成されうる。おのおののHeNB410はさらに、(図示しない)DSLルータや、(図示しない)ケーブル・モデムや、または(図示しない)その他の接続によって、インターネット440およびモバイル・オペレータ・コア・ネットワーク450に接続されうる。
さらに、おのおののHeNB410が接続され、さらに、例えばインターネット440のような広域ネットワークによって、(「コア・ネットワーク」とも称される)マクロ・モバイル・オペレータ・コア・ネットワーク450を含む、インターネット上の任意のノードと通信するように構成されうる。本明細書においてキャリアまたは通信プロバイダとして示されているモバイル・オペレータは、例えば、動作、管理、およびメンテナンス(OAM)設備470におけるHEMSのような追加の施設およびリソースを有しうる。
HeNB410はまた、図3に示すようなマクロセル302a−gでありうる1または複数の隣接マクロセル460に近接しうる。
ホームeノードB(HeNB)またはフェムト・ノードは、例えば、住宅、事務所、ビルディング、またはその他の領域のような位置へとネットワーク限界を拡大することによって、LTEネットワークにおける有効通信範囲および容量を改善するための役に立つメカニズムである。HeNBは、小規模領域における有効通信範囲および/または容量を生成するために、および、屋内有効通信範囲を提供するために特に役立ち、HeNBは、オープンな加入者グループ、およびクローズされた加入者グループをサポートしうる。しかしながら、HeNBは、他のネットワークとともに共有される環境内で動作しうる。さらに、HeNBは、一般にはキャリアによる詳細な計画と連携して搭載されているマクロセルのようなその他のセルにおける展開ほどは制御されない方式で、フェムトセルにおいて展開されうる。
例えば、図5は、複数のノードと、対応するセル、およびATまたはUE520a−520eを含む通信システムの1つの構成に関連付けられた干渉環境の例を図示する。図5に示されるように、HeNB510は、他のHeNB、HNB、マクロセル530、および/または、他のセルまたはネットワーク、および、関連するネットワーク・デバイスに隣接しうる。典型的な構成では、HeNBは、少なくとも1つのマクロセル・ネットワークに隣接するであろう。しかしながら、HeNBは、無計画的な方式で住宅または事務所に搭載されうる。HeNBは一般に、所有されたライセンス済スペクトルで実施されるか、あるいは、特定のキャリアによってライセンス/制御される。HeNBは、自身のスペクトルを個別に有しているか、使用しているスペクトルをライセンスした1または複数のその他のキャリアによって動作されるマクロセル・ネットワークに隣接して動作しうる。これは、ネットワークへの干渉を受け入れる際に最小の能力または関心しかもたらさない。しかしながら、これらのさまざまな隣接ネットワークは、互いに干渉を生成するように相互作用しうる。本明細書で使用されように、用語「隣接する」は、互いに物理的に近いネットワーク、ノード、セル等を称し、全体的または部分的に、有効通信範囲または干渉においてオーバラップしているか、あるいは、互いに近接しているか、互いにオーバラップしている。
定義および動作において、HeNBは、マクロeNBと、既知の相違点を有する。例えば、HeNBは一般に、より低い電力を有しており、コンシューマ・バックホールを使用し、無計画方式で自律的に展開され、クローズド加入者グループ(CSG)を活用することによって、いくつかのUEがアクセスすることを制限する。HeNBおよびマクロeNBは、その他の相違点をも有しうる。さらに、ラジオ伝搬条件が、マクロeNBのものとは異なりうる。
いくつかのそのような相違点は、ホーム・ノードB(HNB)のコンテキストで以前に説明されており、これら問題に対処するために、いくつかの技術が提案された。これら技術のうちのいくつかは、HeNBにも同様に適用可能でありうる。しかしながら、HeNBの場合、別の、および/または、追加の干渉緩和の実現に利用されうる、HNBからの相違点がある。
1つの態様では、HeNBにおいて使用されるシグナリングの性質が異なる。OFDMAでは、複数のサブキャリアが使用される。これは、隣接チャネル干渉を緩和するために、電力レベルの調節、および/または、サブ・キャリア・チャネル選択を可能にする。これを行うために、例えばeNBまたはHeNBのような、無線ネットワークにおけるノードは、1または複数の隣接チャネルにおける受信信号電力レベルを感知し、これに応じて、ノードによって送信される、および/または、ノードと通信しているUEによって送信される出力電力レベルを調節しうる。隣接チャネルは、(例えば、UTRA、cdma2000、GSM等のような)異なるタイプのネットワーク(単数または複数)で動作しうる。そして、いくつかの実施では、調節は、特定のネットワーク・タイプ(単数または複数)のみならず、電力レベルおよび/または帯域幅に基づきうる。特に、1つの実施形態では、HeNBは、隣接したチャネル3Gネットワーク・チャネルと4Gネットワーク・チャネルとの両方を測定し、これにしたがって電力レベルを設定するように構成されうる。典型的な実施では、HeNBは、例えばWCDMAまたはその他の3G受信機のような3G受信機を含んでいる。
本明細書に記載された実施形態は、一般に3GPP用語に関連して説明されているが、本明細書に記載されたこれら実施形態は、3GPP(リリース99、リリース5、リリース6、リリース7、リリース8、リリース9等)技術のみならず、3GPP2(1×RTT、1×EV−DO リリース0、改訂A、改訂B等)技術、およびその他の周知および/または関連する技術にも適用されることが理解されるべきである。本明細書に記載されたこのような実施形態では、(図4に示すような)例えばHNB410のようなHNBの所有者は、マクロ・モバイル・オペレータ・コア・ネットワーク450によって提供された例えば3Gモバイル・サービスのようなモバイル・サービスを申し込み、UE420は、マクロ・セルラ環境と、HNBベースの小規模有効通信範囲ネットワーク環境との両方において動作することができる。したがって、HNB410は、任意の既存のUE420との下位互換性のために適応されうる。
いくつかの実施では、システムは、時分割デュプレクス(TDD)を利用しうる。TDDの場合、アップリンクとダウンリンクとが同じ周波数スペクトルまたはチャネルを共有し、ダウンリンク送信およびアップリンク送信が、同じ周波数スペクトルで送信される。ダウンリンク・チャネル応答は、このように、アップリンク・チャネル応答と相関付けられうる。相互原理によって、ダウンリンク・チャネルは、アップリンクによって送られた送信に基づいて推定されるようになる。これらアップリンク送信は、基準信号であるか、または(復調後に基準シンボルとして使用されうる)アップリンク制御チャネルでありうる。アップリンク送信によって、複数のアンテナによる空間選択チャネルの推定が可能となる。
LTE実施では、直交周波数分割多重化(OFDM)が、ダウンリンク、すなわち、基地局、アクセス・ポイント、またはeノードBからアクセス端末またはUEへのために使用される。OFDMを使用することは、スペクトル柔軟性に対するLTE要件を満たし、高いピーク・レートによって、非常に広いキャリアのためのコスト効率の良い解決策を可能とする、良好に確立された技術である。例えば、OFDMは、IEEE802.11a/g、802.16、HIPERLAN−2、DVB、およびDABのような規格で使用される。
(本明細書では、リソース・ブロックとして、または、簡略化して「RB」としても称される)時間周波数物理リソース・ブロックは、伝送キャリア(例えば、サブ・キャリア)のグループとして、あるいは、データを伝送するために割り当てられたインタバルとして、OFDMシステムにおいて定義されうる。RBは、時間および周波数期間について定義される。LTE実施におけるRBの例が、図6に図示される。当該技術で周知なように、リソース・ブロックは、時間−周波数リソース要素から構成される(本明細書では、リソース要素として、または、簡略化して「RE」とも称される)。これは、スロット内の時間および周波数のインデクスによって定義されうる。LTE RBおよびREのさらなる詳細は、3GPP TS 36.211に記述されている。LTEシステムでは、ダウンリンクは、周波数において、例えば15kHzずつ間隔を置かれた各リソース・ブロック内に多くの直交サブキャリアを含んでいる。リソース・ブロック(RB)620は、タイム・スロット内の複数のリソース要素(RE)610から構成される。図示する例では、タイム・スロットTsは、0.5ミリ秒の持続時間を有し、7つのOFDMシンボルを含んでいる。LTEは、基準信号および関連付けられたパターンを定義する。これらは、RBのリソース要素に割り当てられ、パイロット信号として使用される。基準信号パターンの例は、図6に示されるようにアレイ化されたRE640に関して示される。
RB620は、おのおのが15kHzの帯域幅からなる12のサブキャリアを含んでいる。これによって、合計して180kHzの帯域幅を有する。したがって、このRBの例は、12x7の構成中に、84のREを備える。パターン640内の基準信号は、パイロット信号として使用され、これにより、3Gネットワークで使用されるパイロット・シグナリングとは異なる。
UMTS LTEは、20MHzから1.4MHzまでスケール可能なキャリア帯域幅をサポートする。LTEでは、RBは、サブキャリア帯域幅が15kHzである場合、12のサブキャリアとして定義され、サブキャリア帯域幅が7.5kHzである場合、24のサブキャリアとして定義される。実施の例では、時間領域において、10ミリ秒の長さであり、おのおのが1ミリ秒からなる10のサブ・フレームから構成されている、定義されたラジオ・フレームが存在する。各スロットが0.5ミリ秒である場合、おのおののサブ・フレームは、2つのスロットから構成される。周波数領域におけるサブキャリア間隔は、この場合、15kHzである。(スロットあたり)これらのサブキャリアの12がRBを構成するので、この実施では、1つのリソース・ブロックは、180kHzである。6つのリソース・ブロックが、1.4MHzのキャリアに収まり、100のリソース・ブロックが、20MHzのキャリアに収まる。さまざまなUEに対するこれらリソースの割当は、一般に、HNBまたはHeNBにおいて実行される。
ダウンリンクでは、3つの主な物理チャネルが存在する。物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)が、データ送信のために使用され、物理マルチキャスト・チャネル(PMCH)が、単一周波数ネットワークを用いて、ブロードキャスト送信のために使用され、物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)が、セル内の最も重要なシステム情報を送るために使用される。LTEにおいてサポートされているPDSCHにおける変調フォーマットは、QPSK、16QAM、および64QAMである。
アップリンクでは、3つの物理チャネルが存在する。初期アクセスのために、かつ、UEがアップリンク同期されていない場合にのみ、物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)が使用される一方、データは、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)で送信される。UEのためにアップリンクで送信されるべきデータがない場合、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)で制御情報が送信されるだろう。アップリンク・データ・チャネルでサポートされている変調フォーマットは、QPSK、16QAM、および64QAMである。
仮想MIMO/空間分割多元接続(SDMA)が導入される場合、アップリンク方向におけるデータ・レートは、基地局におけるアンテナの数に依存して増加されうる。この技術を用いると、複数のモバイルが、同じリソースを再使用しうる。MIMO動作の場合、1つのユーザのデータ・スループットを高めるためのシングル・ユーザMIMOと、セル・スループットを高めるためのマルチ・ユーザMIMOとが区別される。
一般的な実施形態では、HeNBは、隣接ネットワークの検出に応じて、出力電力レベルを調節する。この処理は、一般に、1または複数の隣接ネットワークを検出することと、隣接する無線ネットワークによって使用されている複数の隣接チャネルのうちの少なくとも1つのチャネルで受信された少なくとも1つの信号の電力レベルまたは電力メトリックを判定することと、ここで、隣接する無線ネットワークは、第1または第2のネットワーク・タイプであり、隣接チャネルに対する干渉を最小化するように、受信された信号電力、および/または、隣接ネットワークのタイプ(単数または複数)が判定されることに応じて、HeNBの出力電力を調節することを含む。図7は、このような電力レベル調節を実行するための処理700の実施形態を例示する。この処理は、例えばHeNBのようなフェムトセル・ノードにおいて、例えば図2に示すようなハードウェア要素および/またはソフトウェア要素を信号処理することによってなされうる。ノードは、電力レベル判定および処理を実行するためにHeNB内に格納または包含されているソフトウェアを、メモリおよび/またはコンピュータ・プログラム製品内に含みうる。ステージ710では、例えばHeNBのようなノードが、1または複数のチャネル(一般的には複数のチャネル)で動作している1または複数の隣接ネットワークを検出する。これら隣接ネットワークは、他のフェムトセル・ネットワーク、マクロセル・ネットワーク、あるいはその他のネットワークであり、UTRA構成、E−UTRA構成、または、その他のネットワーク構成で動作しうる。720では、隣接チャネル(単数または複数)における電力レベルが、一般的には、判定された電力レベル・メトリックに基づいて判定されうる。電力レベルに加えて、例えば、特定のサブキャリアまたはサブ帯域を用いて、隣接チャネル周波数/帯域幅設定のみならず、(例えば、サブキャリアで伝送されるパイロット信号のような)全体的な電力レベルまたはサブキャリア電力レベルが判定され、電力レベル・メトリックにおいて使用される。ステージ720における処理はまた、隣接ネットワーク、または、ネットワークのタイプおよび設定を判定するための処理をも含む。これらは、同時処理および/またはその後の処理において使用されうる。
ステージ730では、ノードは、隣接チャネル(単数または複数)との干渉を低減または制限できるように、全体的な電力レベルおよび/またはサブチャネル(単数または複数)電力レベルの調節、および/または、調節の制御を行いうる。電力レベル調節は、ノードにおける送信要素と連携して行われ、および/または、ノードと通信しているUEまたは他の要素に提供された制御命令群によってなされうる。
さまざまな実施形態において、さまざまな方式で、電力調節がなされうる。例えば、出力電力は、予め定められた最大値、動的に決定された最大値、あるいは調節された最大値よりも低い平均値またはピーク値に制限されうる。いくつかの実施では、この電力レベル制限は、ステージ720において判定された隣接チャネル電力レベルとの関数関係に基づきうる。例えば、1つの実施では、電力レベルは、隣接チャネル電力に逆比例して減少しうる(すなわち、隣接電力レベルが高い場合、減少は小さいが、隣接電力レベルが低い場合、減少は大きい)。
さまざまな実施では、隣接チャネルの電力判定は、隣接チャネル信号の特定の構成要素またはサブキャリアに基づきうる。同様に、これは、隣接ネットワーク・タイプに基づきうる。例えば、受信電力は、隣接チャネル内の特定のサブキャリア、あるいは、信号に基づいて判定されうる。例えば、パイロット信号の場合、判定される電力は、パイロット信号の測定値に基づく。パイロット信号は、隣接チャネルの、専用パイロット・サブ・チャネルまたは割り当てられたパイロット・サブ・チャネルにおけるパイロット信号でありうる。例えば、LTEに関して定義されるような基準信号が、パイロット信号として使用されうる。そして、電力レベルを判定するために処理されうる。UTRA実施では、別のパイロット信号が使用され、これらは、隣接ネットワーク電力のメトリックおよびレベルを判定するために使用されうる。
いくつかの実施では、平均またはピークの電力レベル測定が、隣接チャネル信号についてなされうる。これは、例えば、隣接チャネル信号についてなされる電力密度判定でありうる。その他の電力判定もまた使用され、および/または、前述したものと組み合わされうる。例えば、1つの実施では、電力密度測定値は、ステージ720で使用される電力レベル・メトリックを生成するために、ピーク判定またはパイロット信号判定と組み合わされうる。
いくつかの実施では、受信信号電力レベル・メトリックは、リソース要素毎の基準信号受信電力(RSRP)に基づきうる。これは、隣接チャネルのうちの1つで送信された基準信号を、ノードにおいて測定することによって、リソース要素毎の基準信号受信電力を判定することを含む判定を伴う。さらに、RSRPは、例えばMIMOシステムでは、複数の送信アンテナにわたるリソース要素毎とのRSRPの平均に基づきうる。
WCDMA(UTRAネットワーク)では、送信電力スペクトル密度(PSD)が帯域幅にわたって一様であるので、受信される干渉もまた、(周波数選択チャネルによる変動を除いて)ほぼフラットである。しかしながら、これは、LTEの場合、OFDMおよびSC−FDMAを用いることによって、当てはまらないことがありうる。したがって、いくつかの実施形態では、HeNBのための干渉を緩和するために、シングル・キャリア構造において、周波数分割(FDM)パーティショニングが使用されうる。
1つの実施の例として、アップリンクでは、HeNB UEへ割り当てられたPUCCHリソースを適切に設定することによって、異なるUEの制御チャネルが直交化されうる。これがどのようにして実施されるかの例が、図8に示す処理800に例示されている。処理800は、開始ステップで始まる。ここでは、第1のHeNB(あるいは、いくつかの実施では、例えばeNB等のようなその他のネットワーク要素)が設定される。第1のHeNBは、1または複数のアクティブなUEに接続されるか、あるいは、何れのアクティブなUEにも接続されない。
ステップ810では、第1のHeNBが、第2のネットワークの存在を検出する。これは、隣接している、あるいは、オーバラップしているHeNB、HNB、マクロセル、および/または、その他のネットワークでありうる。隣接ネットワークの検出後、ステップ820において、第2のネットワークで使用されているチャネル利用および電力が判定される。これは、例えば、第2のネットワーク内で動作しているUEのアップリンク制御チャネルを判定することによって、および/または、その他の手段によってなされうる。第2のネットワークの検出中あるいは検出後、ステップ830では、フェムトセルで使用されている電力レベル、および/または、使用されているチャネルが、例えば第2のネットワークの電力レベルおよび/またはチャネルまたは帯域幅利用のような第2のネットワークのパラメータに基づいて選択されうる。
第2のネットワークの検出、および、そのチャネルの判定に応じて、ステップ840では、第2のネットワークに関して直交したアップリンク制御チャネルを提供するように、第1のHeNBで動作するUEに割り当てられるPUCCHリソースが設定されうる。
他のネットワークのさらなる追加(および/または、削除、電力レベルの変化、および/または、隣接ネットワークのチャネライゼーション)のモニタリングを継続するかを評価するために、判定ステップ850が実行されうる。モニタリングを継続することが選択された場合、処理はステップ810に戻り、さらなるネットワークの追加または存在が検出される。この後、追加のネットワーク(単数または複数)について、処理ステップ810乃至850が、繰り返されうる。いくつかの実施では、処理800は、判定ステップ850を実行することなく、連続的に繰り返されうる。それに加えて、いくつかの実施では、処理800はさらに、ステップ830において、隣接ネットワークの解除に基づいて、チャネル割当を再評価するように構成されうる。
直交化は、いくつかの方式で実行されうる。1つの典型的な実施では、HeNBは、マクロPCCHからのリソース割当をモニタリングすることによって直交化を実行し、このモニタリングに基づいて、直交信号を選択する。
別の実施では、直交選択および制御は、制御エンティティからなされる。これは、HeNB管理サーバ(HEMS)でありうる。これは一般に、キャリアの通信施設またはOAMに位置する。
別の実施では、一般的にはグループであるが、典型的にはペアをなす直交チャネルを、HeNBが選択する。
1つの実施では、直交化は、隣接キャリア帯域幅における制御チャネルのセットを判定することによって、および、制御チャネルの第2のセットが、第1のセットに直交化するように選択されるように、HeNB内に第2のセットを割り当てることによってなされうる。制御チャネルは、アップリンク制御チャネルでありうる。
WCDMAシステムで見られる干渉の性質は、LTEにおけるものとは非常に異なる。例えば、WCDMAでは、広帯域C−PICHが、アイドル・モードにある場合でさえ、HNBによって終始送信される。この電力は、例えば、合計送信電力を10dB下回る。したがって、アクティブなUEを持たないHNBは、アクティブなHNBと比べて、さほど干渉を引き起こさない。しかしながら、これはHeNBの場合には当てはまらないことがありうる。アクティブなUEを持たないHeNBは、例えばPSS、SSS、および、共通RSのような信号を送信する必要がある。これらは一般に、データ(PDSCH)送信と同等のp.s.dを有する。
同期システムでは、SSS位置がオーバラップし、CRS位置がオーバラップする。このような場合、アクティブなUEを持たないHeNBからの干渉状態のインパクトは、アクティブなUEを持つHeNBからのものとあまり変わらない。これは、HNBとは異なる方式で、システム・レベル・パフォーマンスに影響を与えるだろう。
一般に、フェムトセルが近隣のチャネルおよびキャリアにインパクトを与えるべきではないことは、特に、これらのキャリアが、異なるオペレータによって所有されている場合、非常に重要である。この理由により、隣接キャリアにおけるノードBの存在を感知するHNBのために指定された送信電力制限がある。
HeNBの場合には、干渉緩和のための要件は、以前に説明したように、電力および帯域幅利用の違いを含む異なるタイプの干渉状態を考慮しながら、HNBのものとは異なって選択されうる。例えば、1つの典型的な実施では、図7の処理700の例に示すように、HeNBは、近隣キャリアにおける他のオペレータによって使用されているLTEキャリアとWCDMAキャリアとの両方の存在を検出し、これにしたがって電力レベルを選択するべきである。
さらに、いくつかのHeNB実施については、電力制御および電力制限に加えて、あるいは、その代わりに、他の技術が使用されうる。1つの設計では、帯域の中心に比べて、帯域の端部においてより低い電力が使用されるように、ロウ・パス・フィルタを用いた電力シェーピングが使用されうる。これは、隣接チャネル干渉(ACI)を低下させることに役立ちうる。これは、例えば、これらの周波数における干渉を最小化するように、チャネル内の重要な帯域幅内の、あるいは、帯域端部における出力送信信号をフィルタすることによってなされうる。しかしながら、フィルタは、好適には、UEに対して透過的である(そして、UEに対して単にマルチ・パスとして見える)ように選択されるべきである。
図9Aおよび図9Bは、1つの実施を用いて、シグナリングの詳細を例示する。図9Aでは、HeNBは、帯域920で動作している隣接チャネルに近い帯域910で動作している。狭いガード帯域930が、帯域910と帯域920との間に存在する。信号エネルギが、HeNB帯域910内の信号から、920へ広がり、および/または、受信機信号処理においてオーバラップし、干渉を引き起こす。
これを緩和するために、HeNBは、本明細書ですでに説明したように、隣接ネットワークと、例えば電力および/または帯域幅のようなその特性とを検出し、次に、図9Bに示すように、HeNBの出力をフィルタする。このフィルタリングは、図9Bに示すように帯域幅全体を対称的に狭くするようになされ、および/または、送信された信号を、(図示しない)非対称方式でフィルタおよび/またはシフトすることを含みうる。
1つの実施では、このフィルタリングは、CDD技術を用いて実行されうる。特に、CDDは、送信された信号の複数の時間遅れバージョンを提供するために使用されうる。これらは、実際、受信機/UEから見た場合、送信された信号のロウ・パス・フィルタとして見られる。
別の設計では、HeNBは、電力低下およびフィルタリングに加えて、隣接チャネル信号を検出し、その帯域幅を調節または制限しうる。隣接チャネル信号は、HeNBの帯域幅とオーバラップする帯域幅で有効であるか、あるいは、HeNBによって使用されているものに近い帯域幅にありうる。
図10Aは、(例えばマクロセル帯域のような)隣接チャネルによって使用される帯域1020の全てまたは一部とオーバラップする帯域1010において、比較的高い電力レベルでHeNBが動作する1つの構成を例示する。さまざまな実施において、隣接チャネル信号は、マクロセル、ミクロセル、ピコセル、フェムトセル、あるいはその他の無線ネットワーク構成に存在しうる。
LTEでは、図3に示すように、帯域幅が、リソース・ブロック内に割り当てられる。そして、これらは、リソース・ブロック毎に12のサブキャリアからなる幅に制限されうる。HeNBは一般に、これら周波数割当を制御する。そして、これによって、干渉を緩和するように、利用可能な帯域幅内のサブキャリアを選択しうる。
図10Bは、干渉を緩和するために周波数調節されたHeNB送信信号を例示する。図10Bに示す例では、帯域幅調節された信号が、帯域1020に対してオフセット(または、中心化(図示せず))された帯域1030を占有しうる。
図10Cは、干渉を緩和するために、周波数調節された別のHeNB送信信号を例示する。図10Cでは、HeNB送信信号は、(隣接しているか、あるいは、図10Cに示すように隣接していない帯域1040A、1040Bを含む)帯域1040を占有しうる。いくつかの実施形態では、例えば1.08MHz中心のチャネル(または、図示しないその他の重要なチャネル)のように、隣接ネットワークにおける重要なチャネルにおける干渉を緩和するように、HeNB信号を調節することが特に重要でありうる。
帯域幅選択処理1100の例は、図11に示すアプローチと一貫している。処理1100は、隣接チャネルとの干渉を緩和するように送信信号を調節するために、HeNBにおいて使用されうる。ステージ1110では、隣接チャネル(単数または複数)および関連付けられたネットワーク(単数または複数)が検出される。検出されると、ステージ1120では、(前述した電力利用のみならず、)隣接チャネル周波数割当が決定されうる。この決定に基づいて、ステージ1130では、調節された帯域幅割当が決定されうる。ステージ1140では、調節された構成で動作するようにリソースが設定されうる。これは、例えば、HeNB、あるいは、HEMS、OAM、またはその他のキャリア要素の何れかにおいて、隣接チャネル帯域の一部を回避できるように、HeNBにおいてリソース・ブロックを割り当てることを含みうる。処理1100は、ステージ1150において、定期的または非同期的に繰り返されうる。
1つの実施では、使用されている合計帯域幅またはPDSCH使用の何れかを、利用可能な合計帯域幅の一部に制限することによって、帯域幅調節がなされうる。HeNBは、その後、隣接チャネル干渉を制限するように、あるいは、隣接キャリアによって使用されている重要なチャネルまたは帯域を回避するように、帯域の端部から離れた帯域幅の一部を占有することによって動作しうる。
いくつかの実施では、異なるガード・プロファイルが、PBCHにおける帯域幅を示すために使用されるビットを用いて、HeNBのために設計され、これによって、HeNBおよび通常のeNBとは異なって解釈されうる。
別の設計では、異なるHeNBのための電力レベルおよび帯域幅のためのルールが、eNBのためのものとは異なるように選択される。例えば、HeNBは、近隣キャリアにおける信号(例えば、CPICHまたはCRS)の存在を検出し、その後、電力、帯域幅、またはこれらの組み合わせを低下させうる。
1つの実施では、帯域幅割当が、低電力を用いた帯域幅全体を用いた場合と比較される。非対称の帯域幅が使用された場合、DL帯域幅は、アップリンク帯域幅を縮小せずに縮小されうる。
さらに、キャリア内の干渉状態と格闘するために、部分的な帯域幅共存も使用されうる。このような場合、帯域幅は、図10Cに示すように、重要な制御チャネル(例えば、PSS/SSS等を含む中心1.08MHz)を回避するように選択されうる。UEは、帯域幅の別の部分を用いて、恐らくはHeNBの共存によって引き起こされる干渉状態を知るように構成されうる。例えば、これは、フェムトを持たないサブキャリアと異なるように、フェムトを持つサブキャリアで受信された変調シンボルを重み付けうる。これら帯域幅のおのおのにおいて、別の方法で干渉状態をレポートするために、新たなUEレポートが提供されうる。
1つの構成では、本明細書に記載された無線通信のための装置は、本明細書に記載されたようなさまざまな機能を実行するための手段を含む。例えば図2に示すような本発明の実施形態が存在し、前述した手段によって記述された機能を実行するように構成された1つの態様では、前述の手段は、プロセッサ(単数または複数)および関連するメモリでありうる。別の態様では、前述の手段は、前述の手段によって記述された機能を実行するように構成されたモジュールまたは任意の装置でありうる。これらは、例えば、図1、図3乃至5に示すようなHeNB、AP、UE、および/またはAT内に存在するモジュールまたは装置でありうる。
1または複数の典型的な実施形態では、記載された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、あるいはそれらの任意の組み合わせによって実現されうる。ソフトウェアで実現される場合、これら機能は、コンピュータ読取可能媒体上に格納されるか、あるいは、コンピュータ読取可能媒体上の1または複数の命令群またはコードとして符号化されうる。コンピュータ読取可能媒体は、コンピュータ記憶媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされうる利用可能な任意の媒体である。例として、限定することなく、このようなコンピュータ読取可能媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたはその他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置またはその他の磁気記憶デバイス、あるいは、所望のプログラム・コード手段を命令群またはデータ構造の形式で搬送または格納するために使用され、しかも、コンピュータによってアクセスされうるその他任意の媒体を備えうる。本明細書で使用されるディスク(diskおよびdisc)は、コンパクト・ディスク(CD)、レーザ・ディスク、光ディスク、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、およびブルー・レイ・ディスクを含む。これらdiscは、レーザを用いてデータを光学的に再生する。それに対して、diskは、通常、データを磁気的に再生する。上記の組み合わせもまた、コンピュータ読取可能媒体の範囲内に含まれるべきである。
HeNBについて上記に詳述された技術は、本開示の範囲から逸脱することなく、他のタイプのセル(例えば、ピコ・セル)に適用されうることが理解されるべきである。開示された処理のステップの具体的な順序または階層は、典型的なアプローチの例であることが理解される。設計選択に基づいて、これら処理におけるステップの具体的な順序または階層は、本開示のスコープ内であることを保ちながら、再構成されうることが理解される。方法請求項は、さまざまなステップの要素を、サンプル順で示しており、示された具体的な順序または階層に限定されないことが意味される。
当業者であれば、情報および信号は、さまざまな異なる技術および技法のうちの何れかを用いて表されうることを理解するであろう。例えば、上記説明を通じて参照されうるデータ、命令群、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場または磁性粒子、光学場または光学粒子、あるいはこれらの任意の組み合わせによって表現されうる。
当業者であればさらに、本明細書で開示された実施形態に関連して記載された例示的なさまざまな論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズム・ステップは、電子的なハードウェア、コンピュータ・ソフトウェア、あるいはこれら両方の組み合わせとして実現されることを認識するであろう。ハードウェアとソフトウェアとの相互置換性を明確に説明するために、さまざまな例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、それらの機能の観点から一般的に記載された。それら機能がハードウェアとしてまたはソフトウェアとして実現されるかは、特定のアプリケーションおよびシステム全体に課せられている設計制約に依存する。当業者であれば、特定のアプリケーションおのおのに応じて変化する方法で上述した機能を実現することができる。しかしながら、この適用判断は、本発明の範囲からの逸脱をもたらすものと解釈されるべきではない。
本明細書で開示された実施形態に関連して記述されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)あるいはその他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリート・ゲートあるいはトランジスタ・ロジック、ディスクリート・ハードウェア構成要素、または上述された機能を実現するために設計された上記何れかの組み合わせを用いて実現または実施されうる。汎用プロセッサとしてマイクロ・プロセッサを用いることが可能であるが、代わりに、従来技術によるプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、あるいは順序回路を用いることも可能である。プロセッサは、例えばDSPとマイクロ・プロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロ・プロセッサ、DSPコアと連携する1または複数のマイクロ・プロセッサ、またはその他任意のこのような構成である計算デバイスの組み合わせとして実現することも可能である。
本明細書で開示された実施形態に関して記述された方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアにおいて直接的に、プロセッサによって実行されるソフトウェア・モジュールによって、あるいはこれら2つの組み合わせによって具体化されうる。ソフトウェア・モジュールは、RAMメモリ、フラッシュ・メモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハード・ディスク、リムーバブル・ディスク、CD−ROM、あるいは当該技術分野で知られているその他の型式の記憶媒体に収納されうる。典型的な記憶媒体は、この記憶媒体から情報を読み取ったり、この記憶媒体に情報を書き込むことができるプロセッサのようなプロセッサに接続される。あるいは、この記憶媒体は、プロセッサに統合されうる。このプロセッサと記憶媒体とは、ASIC内に存在することができる。ASICは、ユーザ端末内に存在することもできる。あるいはプロセッサと記憶媒体とは、ユーザ端末内のディスクリート部品として存在することができる。
開示された実施形態の上記記載は、当業者をして、本開示の製造または利用を可能とするように提供される。これら実施形態に対する様々な変形例もまた、当業者には明らかであって、本明細書で定義された一般的な原理は、本開示の主旨または範囲から逸脱することなく他の例にも適用されうる。このように、本発明は、本明細書で示された実施形態に限定されるものではなく、本明細書で開示された原理および新規な特徴に一致した最も広い範囲に相当することが意図されている。
特許請求の範囲は、本明細書に示された態様に限定されず、請求項の文言と一貫したすべての範囲が与えられることが意図されており、ここで、単数形による要素への参照は、もしも明確に述べられていないのであれば、「1および1のみ」を意味するのではなく、「1または複数」を意味することが意図されている。特に明記されていない限り、用語「いくつか」は、1または複数を称する。アイテムのリストのうちの「少なくとも1つ」を称する句は、単数を含むこれらアイテムのうちの任意の組み合わせを称する。例として、「a、b、またはcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、aとb、aとc、bとc、および、aとbとc、をカバーすることが意図される。
以下の特許請求の範囲およびこの等価物が、本発明の範囲を規定することが意図される。
以下に本願発明の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
隣接チャネル干渉を最小化する方法であって、
無線ネットワークのノードにおいて、複数の隣接チャネルのうちの少なくとも1つにおいて受信した少なくとも1つの信号の電力レベルを判定することと、ここで、前記複数の隣接チャネルは、第1のネットワーク・タイプの隣接する無線ネットワークによって、あるいは、第2のネットワーク・タイプの隣接する無線ネットワークによって使用されており、
前記電力レベルが判定されることに応じて、前記ノードの出力電力を調節することとを備える方法。
[C2]
前記第1のネットワーク・タイプは、ユニバーサル地上ラジオ・アクセス(UTRA)ネットワークを備え、
前記第2のネットワーク・タイプは、イボルブド・ユニバーサル地上ラジオ・アクセス(E−UTRA)ネットワークを備えるC1に記載の方法。
[C3]
前記電力レベルは、予め定められた信号の測定された電力を備えるC1に記載の方法。
[C4]
前記調節することは、前記出力電力を、予め定められた最大出力電力未満に制限することを備えるC1に記載の方法。
[C5]
前記電力レベルは、測定されたパイロット電力を備え、
前記電力レベルを判定することは、前記隣接チャネルのうちの少なくとも1つで送信された共通パイロット・チャネルの電力を測定することによって、前記測定されたパイロット電力を判定することを備えるC1に記載の方法。
[C6]
前記電力レベルを判定することは、合計受信電力密度を前記ノードにおいて測定することを備え、
前記調節することは、前記測定されたパイロット電力と、前記合計受信電力密度との間の関係に基づいて、前記出力電力を低下させることを備えるC5に記載の方法。
[C7]
前記電力レベルは、前記隣接チャネルのうちの少なくとも1つで送信されたプライマリ共通パイロット・チャネル(CPICH)信号の符号電力を備えるC6に記載の方法。
[C8]
前記電力レベルは、リソース要素毎の基準信号受信電力を備え、
前記電力レベルを判定することは、前記隣接チャネルのうちの1つで送信された基準信号を前記ノードにおいて測定することによって、前記リソース要素毎の基準信号受信電力を判定することを備えるC1に記載の方法。
[C9]
前記リソース要素毎の基準信号受信電力は、複数の送信アンテナにわたるリソース要素毎の複数の基準信号受信電力値の平均を備えるC8に記載の方法。
[C10]
前記電力レベルを判定することは、前記ノードにおいて合計受信電力密度を測定することを備え、
前記調節することは、前記リソース要素毎の基準信号受信電力と前記合計受信電力密度との間の関係に基づいて前記出力電力を低下させることを備えるC8に記載の方法。
[C11]
前記ノードは、複数の送信アンテナを備え、
前記出力電力は、前記複数の送信アンテナによって送信された電力の合計を備えるC1に記載の方法。
[C12]
前記ノードは、ホームeノードB(HeNB)またはフェムト・ノードであるC1に記載の方法。
[C13]
前記第1のネットワーク・タイプの隣接する無線ネットワークは、マクロセル、マイクロセル、ピコセル、リレー、およびフェムトセルのうちの少なくとも1つを備えるC1に記載の方法。
[C14]
前記隣接チャネルが、前記第1のネットワーク・タイプの無線ネットワーク、または、前記第2のネットワーク・タイプの無線ネットワークによって使用されているかを判定することを備えるC1に記載の方法。
[C15]
前記隣接チャネルに関連付けられたネットワークのネットワーク・タイプを判定することをさらに備え、
前記出力電力レベルを調節することは、前記ネットワーク・タイプに少なくとも部分的に基づくC14に記載の方法。
[C16]
フェムト・ノードであって、
複数の隣接チャネルのうちの少なくとも1つのチャネルで受信した少なくとも1つの信号の電力レベルを判定するように構成された信号電力判定部と、ここで、前記複数の隣接チャネルは、第1のネットワーク・タイプの隣接する無線ネットワークによって、あるいは、第2のネットワーク・タイプの隣接する無線ネットワークによって使用されており、 前記電力レベルが判定されることに応じて、前記フェムト・ノードの出力電力を調節するように構成された送信電力コントローラと
を備えるフェムト・ノード。
[C17]
前記第1のネットワーク・タイプは、ユニバーサル地上ラジオ・アクセス(UTRA)ネットワークを備え、
前記第2のネットワーク・タイプは、イボルブド・ユニバーサル地上ラジオ・アクセス(E−UTRA)ネットワークを備えるC16に記載のフェムト・ノード。
[C18]
前記電力レベルは、予め定められた信号の測定された電力を備えるC17に記載のフェムト・ノード。
[C19]
前記電力レベルは、測定されたパイロット電力を備え、
前記信号電力判定部はさらに、前記隣接チャネルのうちの少なくとも1つで送信された共通パイロット・チャネルの電力を測定することによって、前記測定されたパイロット電力を判定するように構成されたC15に記載のフェムト・ノード。
[C20]
前記信号電力判定部は、合計受信電力密度を測定するように構成され、
前記送信電力コントローラは、前記測定されたパイロット電力と、前記合計受信電力密度との間の関係に基づいて、前記出力電力を低下させるように構成されたC19に記載のフェムト・ノード。
[C21]
前記測定されたパイロット電力は、前記隣接チャネルのうちの少なくとも1つで送信されたプライマリCPICH信号の符号電力を備えるC20に記載のフェムト・ノード。
[C22]
複数の送信アンテナをさらに備え、
前記出力電力は、前記複数の送信アンテナによって送信された電力の合計を備えるC16に記載のフェムト・ノード。
[C23]
前記信号電力判定部は、
第3世代(3G)受信信号の電力レベルを判定するように構成された第1の回路と、 第4世代(4G)信号の電力レベルを判定するように構成された第2の回路と
を備えるC16に記載のフェムト・ノード。
[C24]
前記信号電力判定部はさらに、前記隣接チャネルが、前記第1のネットワーク・タイプの無線ネットワーク、または、前記第2のネットワーク・タイプの無線ネットワークによって使用されているかを判定するように構成されたC16に記載のフェムト・ノード。
[C25]
前記信号電力判定部は、前記隣接チャネルに関連付けられたネットワークのネットワーク・タイプを判定するように構成され、
前記送信電力コントローラは、前記ネットワーク・タイプに少なくとも部分的に基づいて前記出力電力レベルを調節するように構成されたC24に記載のフェムト・ノード。
[C26]
フェムト・ノードであって、
複数の隣接チャネルのうちの少なくとも1つのチャネルで受信した少なくとも1つの信号の電力レベルを判定する手段と、ここで、前記複数の隣接チャネルは、第1のネットワーク・タイプの隣接する無線ネットワークによって、あるいは、第2のネットワーク・タイプの隣接する無線ネットワークによって使用されており、
前記電力レベルが判定されることに応じて、前記フェムト・ノードの出力電力を調節する手段と
を備えるフェムト・ノード。
[C27]
前記第1のネットワーク・タイプは、ユニバーサル地上ラジオ・アクセス(UTRA)ネットワークを備え、
前記第2のネットワーク・タイプは、イボルブド・ユニバーサル地上ラジオ・アクセス(E−UTRA)ネットワークを備えるC26に記載のフェムト・ノード。
[C28]
前記電力レベルは、予め定められた信号の測定された電力を備えるC27に記載のフェムト・ノード。
[C29]
前記電力レベルは、測定されたパイロット電力を備え、
前記電力レベルを判定する手段は、前記隣接チャネルのうちの少なくとも1つで送信された共通パイロット・チャネルの電力を測定する手段を備えるC26に記載のフェムト・ノード。
[C30]
前記電力レベルを判定する手段は、合計受信電力密度を測定する手段を備え、
前記調節する手段は、前記測定されたパイロット電力と、前記合計受信電力密度との間の関係に基づいて、前記出力電力を低下させる手段を備えるC29に記載のフェムト・ノード。
[C31]
前記測定されたパイロット電力は、前記隣接チャネルのうちの少なくとも1つで送信されたプライマリCPICH信号の符号電力を備えるC30に記載のフェムト・ノード。
[C32]
前記電力レベルを判定する手段は、
第3世代(3G)受信信号の電力レベルを判定する手段と、
第4世代(4G)信号の電力レベルを判定する手段と
を備えるC26に記載のフェムト・ノード。
[C33]
コンピュータ読取可能媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品であって、
前記コンピュータ読取可能媒体は、コンピュータに対して、
無線ネットワークのノードにおいて、複数の隣接チャネルのうちの少なくとも1つにおいて受信した少なくとも1つの信号の電力レベルを判定させ、ここで、前記複数の隣接チャネルは、第1のネットワーク・タイプの隣接する無線ネットワークによって、あるいは、第2のネットワーク・タイプの隣接する無線ネットワークによって使用されており、 前記電力レベルが判定されることに応じて、前記ノードの出力電力を調節させる、
ためのコードを備えるコンピュータ・プログラム製品。
[C34]
前記第1のネットワーク・タイプは、ユニバーサル地上ラジオ・アクセス(UTRA)ネットワークを備え、
前記第2のネットワーク・タイプは、イボルブド・ユニバーサル地上ラジオ・アクセス(E−UTRA)ネットワークを備えるC33に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C35]
前記コンピュータに対して、出力電力を調節させるためのコードは、前記コンピュータに対して、前記出力電力を、予め定められた最大出力電力未満に低下させるためのコードを備えるC33に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C36]
前記電力レベルは、測定されたパイロット電力を備え、
前記コンピュータに対して、前記受信信号電力を感知させるためのコードは、前記コンピュータに対して、前記隣接チャネルのうちの少なくとも1つで送信された共通パイロット・チャネルの電力を測定することによって、前記測定されたパイロット電力を判定させるためのコードを備えるC33に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C37]
前記コンピュータに対して、出力電力を調節させるためのコードは、前記コンピュータに対して、合計受信電力密度を測定させ、前記測定されたパイロット電力と、前記合計受信電力密度との間の関係に基づいて、前記出力電力を低下させるためのコードを備えるC36に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C38]
前記受信信号電力は、前記隣接チャネルのうちの少なくとも1つで送信されたプライマリCPICH信号の符号電力を備えるC37に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C39]
前記電力レベルは、リソース要素毎の基準信号受信電力を備え、
前記コンピュータに対して、前記受信信号電力を感知させるためのコードは、前記コンピュータに対して、前記隣接チャネルのうちの1つで送信された基準信号を測定することによって、前記リソース要素毎の基準信号受信電力を判定させるためのコードを備えるC33に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C40]
前記コンピュータに対して、電力レベルを判定させるためのコードは、前記コンピュータに対して、合計受信電力密度を測定させるためのコードを備え、
前記コンピュータに対して、出力電力を調節させるためのコードは、前記コンピュータに対して、前記リソース要素毎の基準信号受信電力と前記合計受信電力密度との間の関係に基づいて前記出力電力を低下させるためのコードを備えるC39に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C41]
前記コードは、前記隣接チャネルが、前記第1のネットワーク・タイプの無線ネットワーク、または、前記第2のネットワーク・タイプの無線ネットワークによって使用されているかを判定するためのコードを備えるC33に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C42]
前記コードは、前記隣接チャネルに関連付けられたネットワークのネットワーク・タイプを判定するためのコードを備え、
前記出力電力を調節するためのコードは、前記ネットワーク・タイプに少なくとも部分的に基づいて出力電力レベルを調節するためのコードを備えるC41に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C43]
前記コードは、
第3世代(3G)受信信号の電力レベルを判定するためのコードと、
第4世代(4G)信号の電力レベルを判定するためのコードと
を備えるC33に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C44]
干渉緩和のための方法であって、
第1のキャリア帯域幅内の第1の複数のサブキャリアが、アップリンク制御チャネルの第1のセットをマクロセル・ノードへ伝送するために使用されていることを判定することと、
前記アップリンク制御チャネルの第2のセットをフェムトセル・ノードへ伝送する際に使用するために、第2のキャリア帯域幅内の第2の複数のサブキャリアを割り当てることと、ここで、前記第1の複数のサブキャリアと、前記第2の複数のサブキャリアとは直交している、
を備える方法。
[C45]
前記調節することは、前記フェムトセル・ノードにおいて、前記第1の複数のサブキャリアを識別する情報を受信することを備えるC44に記載の方法。
[C46]
前記調節することは、前記フェムトセル・ノードにおいて、前記第1の複数のサブキャリアを感知することを備えるC43に記載の方法。
[C47]
干渉緩和のための方法であって、
第1の無線通信システムのノードにおいて、第2の無線通信システムの1または複数のノードによって送信された受信信号電力レベルを判定することと、
前記電力レベルが判定されることに応じて、前記ノードによって送信される信号の帯域幅を調節することと
を備える方法。
[C48]
前記電力レベルに応じて、前記ノードによって送信される信号の送信電力を調節することをさらに備えるC47に記載の方法。
[C49]
前記調節することは、送信信号フィルタリングを備えるC48に記載の方法。
[C50]
前記送信信号フィルタリングは、循環遅延ダイバーシティ(CDD)を用いてフィルタリングすることを備えるC49に記載の方法。
[C51]
前記ノードによって送信された信号は、複数のサブキャリアを備え、
前記調節することはさらに、
前記複数のサブキャリアのうちの1または複数の送信電力を低下させることと、
前記複数のサブキャリアのうちの他のものの送信電力を増加させることと
を備えるC49に記載の方法。
[C52]
前記ノードによって送信された信号は、複数のサブキャリアを備え、
前記調節することはさらに、前記ノードからの信号送信を、前記複数のサブキャリアのサブセットに制限することを備えるC47に記載の方法。
[C53]
前記複数のサブキャリアのサブセットは、前記第1の無線通信システムに関連付けられた第1のキャリア帯域幅のサブキャリアに隣接した端部を含まないC47に記載の方法。
[C54]
第1のキャリア帯域幅が、前記第1の無線通信システムに関連付けられ、第2のキャリア帯域幅が、前記第2の無線通信システムに関連付けられ、前記第1のキャリア帯域幅は、少なくとも部分的に、前記第2のキャリア帯域幅とオーバラップするC47に記載の方法。
[C55]
前記調節することはさらに、前記第2のキャリア帯域幅内の制御チャネルを回避するために、前記第1のキャリア帯域幅を制限することを備えるC54に記載の方法。
[C56]
無線通信ネットワークにおいて通信する方法であって、
マクロセル・ノードによって送信される予め定められた信号を、フェムトセル・ノードにおいて判定することと、
前記予め定められた信号を判定することに応じて、前記フェムトセル・ノードによって送信される信号の帯域幅を調節することと
を備える方法。
[C57]
前記調節することは、前記フェムトセル・ノードからの送信を、第1のキャリア帯域幅内に構成された複数のサブキャリアのサブセットに制限することを備えるC56に記載の方法。
[C58]
前記複数のサブキャリアのサブセットは、前記マクロセル・ノードに関連付けられた第2のキャリア帯域幅に隣接した前記第1のキャリア帯域幅の第の端部に隣接した1または複数のサブキャリアを含まないC56に記載の方法。
[C59]
前記予め定められた信号を感知することに応じて、前記フェムトセル・ノードによって送信される信号の送信電力を調節することをさらに備えるC56に記載の方法。
[C60]
前記フェムトセル・ノードによって送信された信号は、複数のサブキャリアを備え、 前記方法はさらに、前記複数のサブキャリアのうちの第1のサブセットの送信電力を低下させることを備えるC59に記載の方法。
[C61]
前記複数のサブキャリアのうちの第2のサブセットの送信電力を増加させることをさらに備えるC60に記載の方法。
[C62]
方法であって、
マクロセル・ノードから、第1の複数のサブキャリア信号を受信することと、
前記マクロセル・ノードから、第2の複数のサブキャリア信号を受信することと、ここで、前記第2の複数のサブキャリアは、フェムトセル・ノードと共有された帯域幅内に含まれており、
前記第2の複数のサブキャリア信号によって伝送された第2の複数の変調シンボルに対して異なるように、前記第1の複数のサブキャリア信号によって伝送される第1の複数の変調シンボルを重み付けることと
を備える方法。
[C63]
通信デバイスで使用される装置であって、
メモリと、前記メモリに接続されたプロセッサとを備え、
前記プロセッサは、
無線ネットワークのノードにおいて、複数の隣接チャネルのうちの少なくとも1つにおいて受信した少なくとも1つの信号の電力レベルを判定し、ここで、前記複数の隣接チャネルは、第1のネットワーク・タイプの隣接する無線ネットワークによって、あるいは、第2のネットワーク・タイプの隣接する無線ネットワークによって使用されており、
前記電力レベルが判定されることに応じて、前記ノードの出力電力を調節する、
ための、前記メモリに格納された命令群を実行するように構成された装置。
[C64]
フェムト・ノードであって、
第1のキャリア帯域幅内の第1の複数のサブキャリアが、アップリンク制御チャネルの第1のセットをマクロセル・ノードへ伝送するために使用されていることを判定するように構成された信号電力判定部と、
前記アップリンク制御チャネルの第2のセットをフェムトセル・ノードへ伝送する際に使用するために、第2のキャリア帯域幅内の第2の複数のサブキャリアを割り当てるように構成された送信電力コントローラと、ここで、前記第1の複数のサブキャリアと、前記第2の複数のサブキャリアとは直交している、
を備えるフェムト・ノード。
[C65]
フェムト・ノードであって、
第1のキャリア帯域幅内の第1の複数のサブキャリアが、アップリンク制御チャネルの第1のセットをマクロセル・ノードへ伝送するために使用されていることを判定する手段と、
前記アップリンク制御チャネルの第2のセットをフェムトセル・ノードへ伝送する際に使用するために、第2のキャリア帯域幅内の第2の複数のサブキャリアを割り当てる手段と、ここで、前記第1の複数のサブキャリアと、前記第2の複数のサブキャリアとは直交している、
を備えるフェムト・ノード。
[C66]
コンピュータ読取可能媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品であって、
前記コンピュータ読取可能媒体は、コンピュータに対して、
第1のキャリア帯域幅内の第1の複数のサブキャリアが、アップリンク制御チャネルの第1のセットをマクロセル・ノードへ伝送するために使用されていることを判定させ、 前記アップリンク制御チャネルの第2のセットをフェムトセル・ノードへ伝送する際に使用するために、第2のキャリア帯域幅内の第2の複数のサブキャリアを割り当てさせる、ここで、前記第1の複数のサブキャリアと、前記第2の複数のサブキャリアとは直交している、
ためのコードを備えるコンピュータ・プログラム製品。
[C67]
通信デバイスで使用される装置であって、
メモリと、前記メモリに接続されたプロセッサとを備え、
前記プロセッサは、
第1のキャリア帯域幅内の第1の複数のサブキャリアが、アップリンク制御チャネルの第1のセットをマクロセル・ノードへ伝送するために使用されていることを判定し、
前記アップリンク制御チャネルの第2のセットをフェムトセル・ノードへ伝送する際に使用するために、第2のキャリア帯域幅内の第2の複数のサブキャリアを割り当てる、ここで、前記第1の複数のサブキャリアと、前記第2の複数のサブキャリアとは直交している、
ための、前記メモリに格納された命令群を実行するように構成された装置。
[C68]
フェムト・ノードであって、
第1の無線通信システムのノードにおいて、第2の無線通信システムの1または複数のノードによって送信された受信信号電力レベルを判定し、
前記電力レベルに応じて、前記ノードによって送信される信号の帯域幅を調節する
ように構成された信号電力判定部を備えるフェムト・ノード。
[C69]
フェムト・ノードであって、
第1の無線通信システムのノードにおいて、第2の無線通信システムの1または複数のノードによって送信された受信信号電力レベルを判定する手段と、
前記電力レベルに応じて、前記ノードによって送信される信号の帯域幅を調節する手段と
を備えるフェムト・ノード。
[C70]
コンピュータ読取可能媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品であって、
前記コンピュータ読取可能媒体は、コンピュータに対して、
第1の無線通信システムのノードにおいて、第2の無線通信システムの1または複数のノードによって送信された受信信号電力レベルを判定させ、
前記電力レベルに応じて、前記ノードによって送信される信号の帯域幅を調節させる、ためのコードを備えるコンピュータ・プログラム製品。
[C71]
通信デバイスで使用される装置であって、
メモリと、前記メモリに接続されたプロセッサとを備え、
前記プロセッサは、
第1の無線通信システムのノードにおいて、第2の無線通信システムの1または複数のノードによって送信された受信信号電力レベルを判定し、
前記電力レベルに応じて、前記ノードによって送信される信号の帯域幅を調節する、ための、前記メモリに格納された命令群を実行するように構成された装置。
[C72]
フェムト・ノードであって、
マクロセル・ノードによって送信される予め定められた信号を、フェムトセル・ノードにおいて判定し、
前記予め定められた信号を判定することに応じて、前記フェムトセル・ノードによって送信される信号の帯域幅を調節する、
ように構成された信号電力判定部を備えたフェムト・ノード。
[C73]
フェムト・ノードであって、
マクロセル・ノードによって送信される予め定められた信号を、フェムトセル・ノードにおいて判定する手段と、
前記予め定められた信号を判定することに応じて、前記フェムトセル・ノードによって送信される信号の帯域幅を調節する手段と
を備えるフェムト・ノード。
[C74]
コンピュータ読取可能媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品であって、
前記コンピュータ読取可能媒体は、コンピュータに対して、
マクロセル・ノードによって送信される予め定められた信号を、フェムトセル・ノードにおいて判定させ、
前記予め定められた信号を判定することに応じて、前記フェムトセル・ノードによって送信される信号の帯域幅を調節させる、
ためのコードを備えるコンピュータ・プログラム製品。
[C75]
通信デバイスで使用される装置であって、
メモリと、前記メモリに接続されたプロセッサとを備え、
前記プロセッサは、
マクロセル・ノードによって送信される予め定められた信号を、フェムトセル・ノードにおいて判定し、
前記予め定められた信号を判定することに応じて、前記フェムトセル・ノードによって送信される信号の帯域幅を調節する、
ための、前記メモリに格納された命令群を実行するように構成された装置。
[C76]
フェムト・ノードであって、
マクロセル・ノードから、第1の複数のサブキャリア信号を受信し、
前記マクロセル・ノードから、第2の複数のサブキャリア信号を受信し、ここで、前記第2の複数のサブキャリアは、フェムトセル・ノードと共有された帯域幅内に含まれており、
前記第2の複数のサブキャリア信号によって伝送された第2の複数の変調シンボルに対して異なるように、前記第1の複数のサブキャリア信号によって伝送される第1の複数の変調シンボルを重み付ける、
ように構成された信号電力判定部を備えるフェムト・ノード。
[C77]
フェムト・ノードであって、
マクロセル・ノードから、第1の複数のサブキャリア信号を受信する手段と、
前記マクロセル・ノードから、第2の複数のサブキャリア信号を受信する手段と、ここで、前記第2の複数のサブキャリアは、フェムトセル・ノードと共有された帯域幅内に含まれており、
前記第2の複数のサブキャリア信号によって伝送された第2の複数の変調シンボルに対して異なるように、前記第1の複数のサブキャリア信号によって伝送される第1の複数の変調シンボルを重み付ける手段と
を備えるフェムト・ノード。
[C78]
コンピュータ読取可能媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品であって、
前記コンピュータ読取可能媒体は、コンピュータに対して、
マクロセル・ノードから、第1の複数のサブキャリア信号を受信させ、
前記マクロセル・ノードから、第2の複数のサブキャリア信号を受信させ、ここで、前記第2の複数のサブキャリアは、フェムトセル・ノードと共有された帯域幅内に含まれており、
前記第2の複数のサブキャリア信号によって伝送された第2の複数の変調シンボルに対して異なるように、前記第1の複数のサブキャリア信号によって伝送される第1の複数の変調シンボルを重み付けさせる、
ためのコードを備えるコンピュータ・プログラム製品。
[C79]
通信デバイスで使用される装置であって、
メモリと、前記メモリに接続されたプロセッサとを備え、
前記プロセッサは、
マクロセル・ノードから、第1の複数のサブキャリア信号を受信し、
前記マクロセル・ノードから、第2の複数のサブキャリア信号を受信し、ここで、前記第2の複数のサブキャリアは、フェムトセル・ノードと共有された帯域幅内に含まれており、
前記第2の複数のサブキャリア信号によって伝送された第2の複数の変調シンボルに対して異なるように、前記第1の複数のサブキャリア信号によって伝送される第1の複数の変調シンボルを重み付ける、
ための、前記メモリに格納された命令群を実行するように構成された装置。

Claims (11)

  1. 干渉緩和のための方法であって、
    第1の無線通信システムのノードにおいて、第2の無線通信システムの1または複数のノードによって送信された受信信号電力レベルを判定することと、
    前記電力レベルが判定されることに応じて、前記ノードによって送信される信号の帯域幅を調節することとを備え
    前記ノードによって送信された前記信号は、複数のサブキャリアを備え、前記調節することはさらに、前記ノードからの信号送信を、前記複数のサブキャリアのサブセットに制限することを備え、前記複数のサブキャリアのサブセットは、前記第1の無線通信システムに関連付けられた第1のキャリア帯域幅のサブキャリアに隣接した端部を含まない方法。
  2. 前記電力レベルに応じて、前記ノードによって送信される信号の送信電力を調節することをさらに備える請求項1に記載の方法。
  3. 前記調節することは、送信信号フィルタリングを備える請求項2に記載の方法。
  4. 前記送信信号フィルタリングは、循環遅延ダイバーシティ(CDD)を用いてフィルタリングすることを備える請求項3に記載の方法。
  5. 前記ノードによって送信される信号は、複数のサブキャリアを備え、
    前記調節することはさらに、
    前記複数のサブキャリアのうちの1または複数の送信電力を低下させることと、
    前記複数のサブキャリアのうちの他のものの送信電力を増加させることとを備える請求項3に記載の方法。
  6. 第1のキャリア帯域幅が、前記第1の無線通信システムに関連付けられ、第2のキャリア帯域幅が、前記第2の無線通信システムに関連付けられ、前記第1のキャリア帯域幅は、少なくとも部分的に、前記第2のキャリア帯域幅とオーバラップする請求項1に記載の方法。
  7. 前記調節することはさらに、前記第2のキャリア帯域幅内の制御チャネルを回避するために、前記第1のキャリア帯域幅を制限することを備える請求項に記載の方法。
  8. フェムト・ノードであって、
    第1の無線通信システムのノードにおいて、第2の無線通信システムの1または複数のノードによって送信された受信信号電力レベルを判定し、
    前記電力レベルに応じて、前記ノードによって送信される信号の帯域幅を調節するように構成されたプロセッサを備え
    前記ノードによって送信された前記信号は、複数のサブキャリアを備え、前記プロセッサは、前記ノードからの信号送信を、前記複数のサブキャリアのサブセットに制限するように構成され、前記複数のサブキャリアのサブセットは、前記第1の無線通信システムに関連付けられた第1のキャリア帯域幅のサブキャリアに隣接した端部を含まないフェムト・ノード。
  9. フェムト・ノードであって、
    第1の無線通信システムのノードにおいて、第2の無線通信システムの1または複数のノードによって送信された受信信号電力レベルを判定する手段と、
    前記電力レベルに応じて、前記ノードによって送信される信号の帯域幅を調節する手段とを備え
    前記ノードによって送信された前記信号は、複数のサブキャリアを備え、前記調節する手段は、前記ノードからの信号送信を、前記複数のサブキャリアのサブセットに制限するように構成され、前記複数のサブキャリアのサブセットは、前記第1の無線通信システムに関連付けられた第1のキャリア帯域幅のサブキャリアに隣接した端部を含まないフェムト・ノード。
  10. コンピュータ読取可能記憶体であって、
    前記コンピュータ読取可能記憶媒体は、コンピュータに対して、
    第1の無線通信システムのノードにおいて、第2の無線通信システムの1または複数のノードによって送信された受信信号電力レベルを判定させ、
    前記電力レベルに応じて、前記ノードによって送信される信号の帯域幅を調節させる、ためのコードを備え
    前記ノードによって送信された前記信号は、複数のサブキャリアを備え、前記コンピュータに対して調節させるためのコードは、前記ノードからの信号送信を、前記複数のサブキャリアのサブセットに制限するように構成され、前記複数のサブキャリアのサブセットは、前記第1の無線通信システムに関連付けられた第1のキャリア帯域幅のサブキャリアに隣接した端部を含まないコンピュータ読取可能記憶媒体
  11. 通信デバイスで使用される装置であって、
    メモリと、前記メモリに接続されたプロセッサとを備え、
    前記プロセッサは、
    第1の無線通信システムのノードにおいて、第2の無線通信システムの1または複数のノードによって送信された受信信号電力レベルを判定し、
    前記電力レベルに応じて、前記ノードによって送信される信号の帯域幅を調節する、ための、前記メモリに格納された命令群を実行するように構成され
    前記ノードによって送信された前記信号は、複数のサブキャリアを備え、前記プロセッサはさらに、前記ノードからの信号送信を、前記複数のサブキャリアのサブセットに制限するための、前記メモリに格納された命令群を実行するように構成され、前記複数のサブキャリアのサブセットは、前記第1の無線通信システムに関連付けられた第1のキャリア帯域幅のサブキャリアに隣接した端部を含まない装置。
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