JP6065521B2 - 基地局、通信システムおよび通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、基地局、通信システムおよび通信方法に関する。
個人宅などに設置されるフェムト基地局(Home eNB:HeNB)が知られている。フェムト基地局においては、たとえば登録したユーザ以外は接続できないようにアクセス制限が行われる。
フェムト基地局を利用する場合、たとえばフェムト基地局に近いがフェムト基地局に接続できないユーザが、フェムト基地局から干渉を受けてスループットが劣化したり接続が切れたりする場合がある。これに対して、このようなユーザを検出した場合にフェムト基地局からの送信電力を下げる方法が知られている(たとえば、下記特許文献1参照。)。
また、フェムト基地局同士が近接している場合に、フェムト基地局同士で干渉しあってスループットが劣化する場合がある。これに対して、フェムト基地局で帯域制御を行う方法が知られている(たとえば、下記特許文献2参照。)。
特開2010−283826号公報 特開2010−103753号公報
しかしながら、上述した従来技術では、フェムト基地局等から干渉を受けるユーザ端末と、フェムト基地局等に接続するユーザ端末と、のスループットの向上を図ることができない場合がある。
本発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、スループットの向上を図ることができる基地局、通信システムおよび通信方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明の一側面によれば、共通の周波数帯域を使用可能であり互いに干渉が生じ得るセルを形成する各基地局が、前記各基地局のうちの自局と異なる他の基地局を検出し、自セルに接続中であり通信品質が所定値以下の低品質端末を検出し、自セルに接続しておらず、かつ自セルから送信される信号による干渉を受ける被干渉端末を検出し、前記他の基地局、前記低品質端末および前記被干渉端末の検出結果の組み合わせに基づいて前記共通の周波数帯域の中から帯域を選択し、選択した前記帯域を用いて、自セルに接続中の無線端末への信号を無線送信する基地局、通信システムおよび通信方法が提案される。
本発明の一側面によれば、スループットの向上を図ることができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態1にかかる通信システムの一例を示す図である。 図2−1は、基地局の一例を示す図である。 図2−2は、図2−1に示した基地局における信号の流れの一例を示す図である。 図2−3は、基地局のハードウェア構成の一例を示す図である。 図3は、送信パターン候補抽出部および送信パターン決定部の動作の一例を示すフローチャートである。 図4−1は、送信パターンの候補の一例を示す図(その1)である。 図4−2は、送信パターンの候補の一例を示す図(その2)である。 図4−3は、送信パターンの候補の一例を示す図(その3)である。 図5は、送信パターンテーブルの一例を示す図である。 図6−1は、通信システムの動作の一例を示す図(その1)である。 図6−2は、通信システムの動作の一例を示す図(その2)である。 図6−3は、通信システムの動作の一例を示す図(その3)である。 図6−4は、通信システムの動作の一例を示す図(その4)である。 図7−1は、送信パターンの一例を示す図(その1)である。 図7−2は、送信パターンの一例を示す図(その2)である。 図7−3は、送信パターンの一例を示す図(その3)である。 図7−4は、送信パターンの一例を示す図(その4)である。 図7−5は、送信パターンの一例を示す図(その5)である。 図7−6は、送信パターンの一例を示す図(その6)である。 図8は、送信パターンテーブルの一例を示す図である。 図9は、実施の形態3にかかる通信システムの一例を示す図である。 図10−1は、基地局の一例を示す図である。 図10−2は、図10−1に示した基地局における信号の流れの一例を示す図である。 図11は、送信パターン候補抽出部および送信パターン決定部の動作の一例を示すフローチャートである。 図12は、送信パターンテーブルの一例を示す図である。 図13は、通信システムの動作の一例を示す図である。 図14−1は、送信パターンの候補の変形例を示す図(その1)である。 図14−2は、送信パターンの候補の変形例を示す図(その2)である。 図14−3は、送信パターンの候補の変形例を示す図(その3)である。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかる基地局、通信システムおよび通信方法の実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1にかかる通信システムの一例を示す図である。図1に示すように、実施の形態1にかかる通信システム100は、第1基地局110と、第2基地局120と、無線端末101〜104と、を含む。
第1基地局110および第2基地局120は、それぞれのセルにおいて共通の周波数帯域(以下、「共通周波数帯域」と称する。)を使用可能であり、互いに隣接するセルを形成する。すなわち、第1基地局110および第2基地局120は、互いに干渉が生じ得るセルを形成する。第1基地局110および第2基地局120のそれぞれは、たとえばフェムトセルを形成するHeNB(Home eNodeB)である。
無線端末101,102は、第1基地局110のセルに接続中の無線端末である。また、無線端末102は、第1基地局110との間の距離が離れていたり、第2基地局120からの距離が近く第2基地局120からの干渉を受けたりするなどの理由により、第1基地局110との間の通信品質が所定値以下の低品質端末である。このような端末をビクティムUEと呼ぶ。
無線端末103は、第2基地局120のセルに接続中の無線端末である。無線端末104は、第1基地局110および第2基地局120のいずれにも接続していないが、第1基地局110の付近に位置しており、第1基地局110から無線端末101,102への送信信号による干渉を受ける被干渉端末である。無線端末101〜104のそれぞれは、たとえばUE(User Equipment:ユーザ端末)である。
第1基地局110は、自セルに接続中の無線端末101,102への下り信号を無線送信する。具体的には、第1基地局110は、第1検出部111と、第2検出部112と、第3検出部113と、選択部114と、送信部115と、を備える。
第1検出部111は、第2基地局120などの隣接基地局のうちの通信中の隣接基地局の有無を検出する。たとえば、第1検出部111は、隣接基地局から送信される信号に基づいて通信中の隣接基地局の有無を検出する。第1検出部111は、検出結果を選択部114へ出力する。
第2検出部112は、無線端末102などの低品質端末の有無を検出する。たとえば、第2検出部112は、接続中の無線端末から通知される通信品質に基づいて低品質端末を検出する。第2検出部112は、検出結果を選択部114へ出力する。
第3検出部113は、無線端末104などの被干渉端末の有無を検出する。たとえば、第3検出部113は、他のセルに接続中の無線端末によって送信される上り信号の電力を測定し、測定結果に基づいて被干渉端末の有無を検出する。第3検出部113は、検出結果を選択部114へ出力する。
選択部114は、第1検出部111、第2検出部112および第3検出部113から出力される検出結果の組み合わせに基づいて、共通周波数帯域の中から、第1基地局110による下り信号の送信に用いるための帯域を選択する。そして、選択部114は、選択した帯域を送信部115へ通知する。
たとえば、選択部114は、検出結果の組み合わせと、共通周波数帯域に含まれる帯域の候補と、の対応情報に基づいて、検出結果の組み合わせに対応する帯域の候補を抽出する。そして、選択部114は、抽出した帯域の候補のそれぞれについて、自セルに接続中の無線端末(たとえば無線端末101,102)との間のスループットを算出し、算出したスループットに基づいて、抽出した帯域の候補の中から帯域を選択する。これにより、検出結果の組み合わせに対応する帯域の候補の中から、よりスループットが向上する帯域を選択することができる。
送信部115は、選択部114によって通知された帯域を用いて、自セルに接続中の無線端末101,102への下り信号を無線送信する。ただし、送信部115は、選択部114によって通知された帯域のすべてを用いなくてもよく、選択部114によって通知された帯域の一部を用いてもよい。
第2基地局120は、第1検出部121と、第2検出部122と、第3検出部123と、選択部124と、送信部125と、を備える。第2基地局120の第1検出部121、第2検出部122、第3検出部123、選択部124および送信部125は、それぞれ第1基地局110の第1検出部111、第2検出部112、第3検出部113、選択部114および送信部115と同様の構成である。
図1に示す例では、第2基地局120の第1検出部121は第1基地局110を隣接基地局として検出する。また、第2基地局120に接続中の低品質端末は存在しないため、第2検出部122は低品質端末を検出しない。また、第2基地局120の周辺には、第2基地局120からの干渉を受ける被干渉端末は存在しないため、第3検出部123は被干渉端末を検出しない。
たとえば、第1基地局110の選択部114は、第1検出部111によって隣接基地局が検出され、かつ第2検出部112によって低品質端末が検出された場合に、共通周波数帯域の一部の帯域を選択する。これにより、図1に示す例では、第1検出部111によって第2基地局120が隣接基地局として検出され、かつ第2検出部112によって無線端末102が低品質端末として検出されるため、選択部114によって共通周波数帯域の一部の帯域が選択される。このため、共通周波数帯域の一部の帯域を用いて送信部115から無線端末101,102への下り信号が送信される。
これにより、第2基地局120に対して、共通周波数帯域のうちの第1基地局110において選択されなかった帯域を使用することを促し、第2基地局120から無線端末102への干渉を低減することができる。
また、第1基地局110の選択部114は、第3検出部113によって被干渉端末が検出された場合には、隣接基地局および低品質端末の少なくともいずれかが検出されていなくても、共通周波数帯域の一部の帯域を選択するようにしてもよい。これにより、図1に示す例では、第3検出部113によって無線端末104が被干渉端末として検出されるため、共通周波数帯域の一部の帯域を用いて送信部115から無線端末101,102への下り信号が送信される。
これにより、無線端末104に対して、共通周波数帯域のうちの第1基地局110において選択されなかった帯域を使用することを促し、第1基地局110から無線端末104への干渉を低減することができる。
このように、通信システム100においては、隣接する第1基地局110および第2基地局120が、自セルによるビクティムUE、自セルの低品質UE、隣接基地局の検出結果の組み合わせに応じて送信帯域を自律制御する。これにより、ビクティムUEと低品質UEのスループットを向上させ、通信システム100の全体のスループットを向上させることができる。
図2−1は、基地局の一例を示す図である。図2−2は、図2−1に示した基地局における信号の流れの一例を示す図である。図1に示した第1基地局110および第2基地局120のそれぞれは、たとえば図2−1,図2−2に示す基地局200によって実現することができる。基地局200は、たとえばLTE(Long Term Evolution)の規格に基づくHeNBに適用することができる。
基地局200は、受信アンテナ201と、受信機202と、受信信号処理部203と、ビクティムUE検出部204と、隣接HeNB検出部205と、低品質UE検出部206と、UE品質情報取得部207と、送信パターンテーブル記憶部208と、を備える。また、基地局200は、送信パターン候補抽出部209と、スループット推定部210と、送信パターン決定部211と、UEスケジューラ212と、送信信号作成部213と、送信機214と、送信アンテナ215と、を備える。
図1に示した第1検出部111,121のそれぞれは、たとえば受信アンテナ201、受信機202、受信信号処理部203および隣接HeNB検出部205によって実現することができる。図1に示した第2検出部112,122のそれぞれは、たとえば受信アンテナ201、受信機202、受信信号処理部203および低品質UE検出部206によって実現することができる。図1に示した第3検出部113,123のそれぞれは、たとえば受信アンテナ201、受信機202、受信信号処理部203およびビクティムUE検出部204によって実現することができる。
図1に示した選択部114,124のそれぞれは、たとえば送信パターンテーブル記憶部208、送信パターン候補抽出部209、スループット推定部210および送信パターン決定部211によって実現することができる。図1に示した送信部115,125のそれぞれは、たとえばUEスケジューラ212、送信信号作成部213、送信機214および送信アンテナ215によって実現することができる。
受信機202は、受信アンテナ201を介して、他の無線通信装置(たとえば無線端末や他の基地局)から無線送信された信号を受信する。そして、受信機202は、受信した信号を受信信号処理部203へ出力する。
受信信号処理部203は、受信機202から出力された信号に対して、チャネル推定や復号等の受信信号処理を行う。そして、受信信号処理部203は、受信信号処理によって得られた信号をビクティムUE検出部204、隣接HeNB検出部205、低品質UE検出部206およびUE品質情報取得部207へ出力する。
ビクティムUE検出部204は、受信信号処理部203から出力された信号に基づいて、基地局200のセルに接続しておらず、かつ基地局200から送信される信号による干渉を受けるビクティムUE(被干渉端末)の検出を行う。たとえば、ビクティムUE検出部204は、他のセルに接続中のUEによって送信される上り信号の電力を測定し、測定結果が一定値以上であればビクティムUEが存在すると判定する。
他のセルに接続中のUEによって送信される上り信号の電力は、たとえば、他のセルに接続中のUEによって送信される上り信号の既知のパターンの信号を検出し、検出した信号の電力を測定することによって測定することができる。または、他のセルに接続中のUEによって送信される上り信号の電力は、自セルに接続中のUEから受信した上り信号に対する干渉電力に基づいて測定することができる。ビクティムUE検出部204は、ビクティムUEの検出結果を送信パターン候補抽出部209へ出力する。
隣接HeNB検出部205は、受信信号処理部203から出力された信号に基づいて、基地局200のセルと共通の周波数帯域を使用可能であり、基地局200のセルとの間で干渉が生じる隣接セルを形成する隣接HeNBの検出を行う。たとえば、隣接HeNB検出部205は、隣接セルにおいてセルサーチのために隣接HeNBから送信される下り信号の電力を測定することによって検出することができる。隣接HeNB検出部205は、隣接HeNBの検出結果を送信パターン候補抽出部209へ出力する。
低品質UE検出部206は、受信信号処理部203から出力された信号に基づいて、自セルに接続中であり、かつ通信品質が所定値以下の低品質UE(低品質端末)の検出を行う。たとえば、低品質UE検出部206は、自セルのUEから送信される、自セルのUEにおける下りの通信品質を示すCQI(Channel Quality Indicator:チャネル品質情報)を取得し、取得したCQIの一定期間における平均値を算出する。そして、低品質UE検出部206は、算出したCQIの平均値が一定値以下である場合は、CQIの送信元のUEが低品質UEであると判定する。低品質UE検出部206は、低品質UEの検出結果を送信パターン候補抽出部209へ出力する。
UE品質情報取得部207は、受信信号処理部203から出力された信号に基づいて、自セルに接続中の各UEについて下りの通信品質を示す品質情報を取得する。たとえば、UE品質情報取得部207は、自セルのUEから送信される帯域ごとのCQIを品質情報として取得する。そして、UE品質情報取得部207は、取得した品質情報をスループット推定部210へ出力する。
送信パターンテーブル記憶部208には、ビクティムUE検出部204、隣接HeNB検出部205および低品質UE検出部206による各検出結果の組み合わせと、送信パターンの候補と、を対応付ける送信パターンテーブル(対応情報)が記憶されている。送信パターンは、基地局200によるUEへの信号送信に用いる帯域を示す情報である。送信パターンテーブルにおいては、各検出結果の組み合わせのそれぞれに対して、1つまたは複数の送信パターンの候補が対応付けられている。
送信パターン候補抽出部209は、ビクティムUE検出部204、隣接HeNB検出部205および低品質UE検出部206による各検出結果を取得する。また、送信パターン候補抽出部209は、取得した各検出結果の組み合わせに対応する1つまたは複数の送信パターンの候補を送信パターンテーブル記憶部208から取得する。そして、送信パターン候補抽出部209は、取得した送信パターンをスループット推定部210および送信パターン決定部211へ通知する。
スループット推定部210は、UE品質情報取得部207から出力された品質情報に基づいて、送信パターン候補抽出部209から通知された送信パターンの候補のそれぞれについて、自セルに接続中の各UEにおける下りのスループットの推定値を算出する。そして、スループット推定部210は、算出したスループットの推定値を送信パターン決定部211へ出力する。スループット推定部210によるスループットの推定値の算出については後述する。
送信パターン決定部211は、送信パターン候補抽出部209から通知された送信パターンの候補の中から、UEへの信号送信に用いる送信パターンを決定する。たとえば、送信パターン決定部211は、通知された送信パターンの候補のうちの、スループット推定部210から通知されたスループットの推定値が最大の送信パターンを、UEへの信号送信に用いる送信パターンとして決定する。送信パターン決定部211は、決定した送信パターンをUEスケジューラ212へ通知する。
UEスケジューラ212は、送信パターン決定部211から通知された送信パターンが示す帯域を用いるように、UEに無線リソースを割り当てるスケジューリングを行う。無線リソースには、たとえば周波数リソースおよび時間リソースが含まれる。UEスケジューラ212は、スケジューリングの結果を送信信号作成部213へ出力する。
送信信号作成部213は、UEスケジューラ212から出力されたスケジューリングの結果に基づいて、UEへ送信する信号を作成する。そして、送信信号作成部213は、作成した信号を送信機214へ出力する。送信機214は、送信信号作成部213から出力された信号を、送信アンテナ215を介してUEへ無線送信する。
図2−3は、基地局のハードウェア構成の一例を示す図である。図2−3に示すように、受信信号処理部203、ビクティムUE検出部204、隣接HeNB検出部205、低品質UE検出部206、UE品質情報取得部207および送信パターン候補抽出部209は、デジタル回路231によって実現することができる。また、スループット推定部210および送信パターン決定部211、UEスケジューラ212および送信信号作成部213は、デジタル回路231によって実現することができる。
デジタル回路231には、たとえばDSP(Digital Signal Processor)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などを用いることができる。この場合は、たとえば、受信機202は、受信アンテナ201から出力された信号をアナログからデジタルに変換してデジタル回路231へ出力するADC(Analog/Digital Converter:アナログ/デジタル変換器)を含む。また、たとえば、送信機214は、デジタル回路231から出力された信号をデジタルからアナログに変換して送信アンテナ215へ出力するDAC(Digital/Analog Converter:デジタル/アナログ変換器)を含む。
また、図2−1,図2−2に示した送信パターンテーブル記憶部208は、メモリ232によって実現することができる。メモリ232には、たとえば磁気ディスクやフラッシュメモリなどの不揮発メモリを用いることができる。
図3は、送信パターン候補抽出部および送信パターン決定部の動作の一例を示すフローチャートである。実施の形態1にかかる基地局200の送信パターン候補抽出部209および送信パターン決定部211は、たとえば以下の各ステップを繰り返し行う。
まず、送信パターン候補抽出部209が、ビクティムUE検出部204からビクティムUEの検出結果を取得する(ステップS301)。また、送信パターン候補抽出部209が、隣接HeNB検出部205から隣接HeNBの検出結果を取得する(ステップS302)。また、送信パターン候補抽出部209が、低品質UE検出部206から低品質UEの検出結果を取得する(ステップS303)。なお、ステップS301〜S303の順序は入れ替え可能である。
つぎに、送信パターン候補抽出部209が、ステップS301〜S303によって取得した各検出結果の組み合わせに基づいて、送信パターンの候補を抽出する(ステップS304)。つぎに、送信パターン決定部211が、ステップS304によって抽出された送信パターンの候補のそれぞれについて、スループット推定部210からスループットの推定値を取得する(ステップS305)。
つぎに、送信パターン決定部211が、ステップS305によって取得したスループットの推定値に基づいて、ステップS304によって抽出された候補の中から送信パターンを決定し(ステップS306)、一連の動作を終了する。
以上の各ステップにより、ビクティムUE、隣接HeNBおよび低品質UEの各検出結果の組み合わせに基づく送信パターンの候補を抽出し、抽出した候補の中からスループットの高い送信パターンを選択することができる。
図4−1〜図4−3は、送信パターンの候補の一例を示す図である。図4−1〜図4−3に示す送信パターンP1,P2,P3は、送信パターンテーブル記憶部208に記憶された送信パターンテーブルに含まれる送信パターンを示している。パターンP1,P2,P3において、横軸は下り信号の周波数を示し、縦軸は下り信号の電力を示している。共通周波数帯域410は、第1基地局110および第2基地局120の下り通信において共通で使用可能な帯域を示している。
図4−1に示す送信パターンP1は、共通周波数帯域410の全帯域を使用し、かつ所定の電力密度(電力V)を使用して信号を送信することを示す送信パターンである。
図4−2に示す送信パターンP2は、共通周波数帯域410のうちの低周波側の半分の帯域を使用し、かつ送信パターンP1に対して2倍の電力密度(電力2V)を使用して信号を送信することを示す送信パターンである。したがって、送信パターンP2においては、送信パターンP1に比べて帯域幅が1/2となり電力密度が2倍となるため、電力密度×帯域幅は送信パターンP1と同一になる。
図4−3に示す送信パターンP3は、共通周波数帯域410のうちの高周波側の半分の帯域を使用し、かつ送信パターンP1に対して2倍の電力密度(電力2V)を使用して信号を送信することを示す送信パターンである。したがって、送信パターンP3においては、送信パターンP1に比べて帯域幅が1/2となり電力密度が2倍となるため、電力密度×帯域幅は送信パターンP1と同一になる。
このように、共通周波数帯域410の一部の帯域を用いる送信パターンP2,P3においては、共通周波数帯域410の全帯域を用いる送信パターンP1よりも大きな電力密度となっている。これにより、共通周波数帯域410の一部の帯域を使用する場合に、共通周波数帯域410の全部の帯域を使用する場合よりも大きな電力密度によって信号を無線送信することができる。これにより、共通周波数帯域410の一部の帯域のみを用いる場合のスループットの低下を抑えることができる。
<スループットの推定値の算出>
スループット推定部210による送信パターンP1,P2,P3についてのスループットの推定値の算出について説明する。たとえば、UE#i(i=1,2,3,…)の低周波側のCQIをCQI_L[i]、高周波側のCQIをCQI_H[i]とする。この場合は、パターンP1,P2,P3を用いる場合のUE#iのスループットの推定値TP1[i]〜TP3[i]をたとえば下記(1)式によって算出することができる。
P1[i]=log2(1+f(CQI_L[i]))
+log2(1+f(CQI_H[i]))
P2[i]=log2(1+f(CQI_L[i]))
P3[i]=log2(1+f(CQI_H[i])) …(1)
上記(1)式においてはShannonのチャネル容量の式C=log2(1+SINR)を利用している。また、f(CQI)はCQIからSINR(Signal to Interference and Noise Ratio:信号対干渉雑音比)への換算式である。
スループット推定部210は、自セルの各UE#i(i=1,2,3,…)について上述したスループットの推定値TP1[i]〜TP3[i]を算出する。そして、パターンP1,P2,P3のそれぞれについてスループットの推定値の平均値を算出し、算出結果を送信パターン決定部211へ出力する。ただし、スループット推定部210は、スループットの推定値の平均値に限らず、スループットの推定値の最低値や対数平均など、スループットの推定値に基づく他の指標を算出してもよい。
このように、UEによって送信される周波数帯域ごとのCQIを用いることにより、周波数帯域ごとの見込みスループットを計算することができ、電力密度の増加分を含めて、送信パターンごとの各ユーザのスループットを計算することができる。
図5は、送信パターンテーブルの一例を示す図である。図5に示す送信パターンテーブル500は、送信パターンテーブル記憶部208に記憶される送信パターンテーブルの一例である。送信パターンテーブル500において、○は対象が検出されたことを示し、×は対象が検出されなかったことを示している。
<ビクティムUEが検出された場合>
たとえば、ビクティムUEが検出された場合は、ビクティムUEの救済のために干渉の少ない帯域を確保することが望ましい。このため、送信パターンテーブル500において、ビクティムUEの検出結果が○であるレコードには、帯域を半分にした送信パターンP2,P3が対応付けられている。この場合は、基地局200は、送信パターンP2,P3のうちのスループットが最も高くなる送信パターンを選択する。
<低品質UEと隣接HeNBの両方が検出された場合>
また、低品質UEと隣接HeNBの両方が検出された場合は、隣接HeNBの帯域制限を促すことが望ましい。このため、送信パターンテーブル500において、低品質UEと隣接HeNBの両方の検出結果が○であるレコードには、帯域を半分にした送信パターンP2,P3が対応付けられている。この場合は、基地局200は、送信パターンP2,P3のうちのスループットが最も高くなる送信パターンを選択する。
<その他の場合>
また、送信パターンテーブル500において、ビクティムUEの検出結果が×であり、かつ低品質UEと隣接HeNBの少なくともいずれかの検出結果が×であるレコードには、送信パターンP1を含む送信パターンP1,P2,P3が対応付けられている。この場合は、基地局200は、送信パターンP1,P2,P3のうちのスループットが最も高くなる送信パターンを選択する。
また、隣接セルにおいて送信パターンP2,P3が選択されている場合は、全帯域の半分が隣接セルにおいて使用されない。このため、候補の送信パターンP1,P2,P3のうちの送信パターンP2,P3のいずれかのスループットの推定値が最大となる可能性が高い。結果として、互いに隣接する基地局200の間で自動的に異なる帯域を選択し、スループットを向上させることができる。
図6−1〜図6−4は、通信システムの動作の一例を示す図である。図6に示す通信システム600は、HeNB611,612と、MeNB613と、HUE621,622と、MUE631,632と、を含む。HeNB611は、たとえば図1に示した第1基地局110に対応する。HeNB612は、たとえば図1に示した第2基地局120に対応する。HUE621は、たとえば図1に示した無線端末102に対応する。MUE631は、たとえば図1に示した無線端末104に対応する。
HeNB611のセル611aと、HeNB612のセル612aと、は互いに隣接している。このため、HeNB611は、HeNB612を隣接HeNBとして検出する。また、HeNB612は、HeNB611を隣接HeNBとして検出する。
HUE621(Home UE)は、HeNB611に接続しているが、HeNB611から離れているのに加えてHeNB612から近く干渉を受けるためHeNB611との間の通信品質が低い低品質UEとなっている。このため、HeNB611は、低品質UEとしてHUE621を検出する。
HUE622は、HeNB612に接続している。
MUE631,632(Macro UE)は、MeNB613(Macro eNB)のセル613aに在圏し、MeNB613に接続している。また、MUE631は、HeNB611に接続していないが、HeNB611に近いため、HeNB611からの干渉を受けるビクティムUEとなっている。このため、HeNB611は、ビクティムUEとしてMUE631を検出する。
送信パターン621aは、HeNB611がHUE621へ送信する下り信号の帯域を示している。図6−1に示す状態では、HeNB611は送信パターン621aとして送信パターンP1を選択している。送信パターン622aは、HeNB612がHUE622へ送信する下り信号の帯域を示している。図6−1に示す状態では、HeNB612は送信パターン622aとして送信パターンP1を選択している。
送信パターン631aは、MeNB613がMUE631へ送信する下り信号の帯域を示している。図6−1に示す状態では、MeNB613は送信パターン631aとして低周波側の帯域を選択している。送信パターン632aは、MeNB613がMUE632へ送信する下り信号の帯域を示している。図6−1に示す状態では、MeNB613は送信パターン632aとして高周波側の帯域を選択している。
HeNB611は、隣接HeNB(HeNB612)、ビクティムUE(MUE631)および低品質UE(HUE621)を検出したため、帯域を半分にするパターンP2,P3のうちのスループットが高くなるパターンを選択する。ここでは、HeNB611は、図6−2に示すように、低周波側の帯域を使用するパターンP2を選択したとする。
これにより、MUE631に対するHeNB611からの干渉が高周波側で低下するため、MeNB613は、図6−3に示すように、スケジューリングの結果、高周波側の帯域をMUE631に割り当てる。一方、MUE632についてはHeNB611からの干渉が小さいため、MeNB613は、スケジューリングの結果、HeNB611と同じ低周波側の帯域をMUE632に割り当てる。
また、HeNB612は、隣接HeNB(HeNB611)のみを検出しているため、パターンP1,P2,P3のいずれかを抽出する。そして、ここでは高周波側においてHeNB611からの干渉が低下しているため、高周波側の帯域のみを使用するパターンP3においてスループットが最大となる。このため、HeNB612は、図6−4に示すように、高周波側の帯域を使用するパターンP3を選択する。
このように、マクロ基地局(MeNB613)とフェムト基地局(HeNB611,612)が混在する通信システム600において、HeNB611,612が自律的に干渉制御を行うことができる。これにより、ビクティムUE(MUE631)の救済とフェムトユーザ(HUE621,622)のスループットの向上を図り、通信システム600の全体のスループットの向上を図ることができる。
このように、実施の形態1によれば、隣接する各フェムト基地局が、自セルによるビクティムUE、自セルの低品質UE、隣接フェムト基地局の各検出結果の組み合わせに応じて送信帯域を自律制御することができる。これにより、ビクティムUEと低品質UEの両方のスループットを向上させ、全体のスループットを向上させることができる。
(実施の形態2)
実施の形態2にかかる基地局200について、実施の形態1にかかる基地局200と異なる部分について説明する。たとえばLTEにおいては、共通周波数帯域410の中心の6リソースブロック(RB:Resource Block)の帯域で10[ms]に2回の所定タイミングでSCH(Synchronization Channel)が送信される。SCHにはたとえば同期情報が含まれている。
また、たとえばLTEにおいては、共通周波数帯域410の中心の6リソースブロックの帯域で10[ms]に1回の所定タイミングでPBCH(Physical Broadcast Channel)が送信される。PBCHにはシステム情報が含まれている。SCHやPBCHは、UEが通信開始時に受信するチャネルである。
図7−1〜図7−6は、送信パターンの一例を示す図である。図7−1〜図7−6に示すように、実施の形態2にかかる基地局200においては、送信パターンP1〜P6が規定されている。図7−1〜図7−6に示す送信パターンP1〜P6において、横軸は下り信号の周波数を示し、縦軸は下り信号の電力を示している。
中心帯域710は、共通周波数帯域410のうちの、SCHやPBCHなどの制御信号が送信される帯域を含む帯域を示している。たとえば、中心帯域710は、共通周波数帯域410における中心の1/8を占める帯域である。図7−1〜図7−3に示す送信パターンP1,P2,P3は、たとえば図4−1〜図4−3に示した送信パターンP1,P2,P3と同様である。
図7−4に示す送信パターンP4は、共通周波数帯域410のうちの中心帯域710を除いた帯域を使用し、かつ送信パターンP1に対して8/7倍の電力密度(電力V8/7)を使用して信号を送信することを示す送信パターンである。したがって、送信パターンP4においては、送信パターンP1に比べて帯域幅が7/8となり電力密度が8/7倍となるため、電力密度×帯域幅は送信パターンP1と同一になる。
図7−5に示す送信パターンP5は、共通周波数帯域410の低周波側の半分の帯域のうちの中心帯域710を除いた帯域を使用し、かつ送信パターンP1に対して16/7倍の電力密度(電力V16/7)を使用して信号を送信することを示す送信パターンである。したがって、送信パターンP5においては、送信パターンP1に比べて帯域幅が7/16となり電力密度が16/7倍となるため、電力密度×帯域幅は送信パターンP1と同一になる。
図7−6に示す送信パターンP6は、共通周波数帯域410の高周波側の半分の帯域のうちの中心帯域710を除いた帯域を使用し、かつ送信パターンP1に対して16/7倍の電力密度(電力V16/7)を使用して信号を送信することを示す送信パターンである。したがって、送信パターンP6においては、送信パターンP1に比べて帯域幅が7/16となり電力密度が16/7倍となるため、電力密度×帯域幅は送信パターンP1と同一になる。
このように、図7−4〜図7−6に示す送信パターンP4,P5,P6においては、SCHやPBCHなどの制御信号が送信される中心帯域710によるUEへの下り信号の送信が停止される。これにより、SCHやPBCHなどの制御信号への干渉を低減することができる。
また、共通周波数帯域410の一部の帯域を用いる送信パターンP4,P5,P6においては、共通周波数帯域410の全帯域を用いる送信パターンP1よりも大きな電力密度となっている。これにより、共通周波数帯域410の一部の帯域を使用する場合に、共通周波数帯域410の全部の帯域を使用する場合よりも大きな電力密度によって信号を無線送信することができる。これにより、共通周波数帯域410の一部の帯域のみを用いる場合のスループットの低下を抑えることができる。
図8は、送信パターンテーブルの一例を示す図である。図8に示す送信パターンテーブル500は、実施の形態2にかかる送信パターンテーブル記憶部208に記憶される送信パターンテーブルの一例である。
たとえば、ビクティムUEが検出された場合は、ビクティムUEの救済のために、SCHやPBCHなどの制御信号が送信される帯域を確保することが望ましい。このため、図8に示す送信パターンテーブル500において、ビクティムUEの検出結果が○であるレコードには、共通周波数帯域410のうちの中心帯域710を除いた送信パターンP4,P5,P6に含まれる送信パターンが対応付けられている。
このように、実施の形態2によれば、被干渉端末が検出された場合の組み合わせに対応付けられた複数の候補帯域が、他の通信装置によって所定の制御信号が送信される所定の帯域を除く帯域となっている。これにより、制御信号への干渉を低減することができる。
さらに、MeNB613とHeNB611,612との間で信号の送信タイミングを同期させ、時間ごとに送信パターンを送信させるようにしてもよい。これにより、SCHやPBCHなどの制御信号に対する干渉が生じる送信パターンが継続することを回避し、SCHやPBCHなどの制御信号に対する干渉を効率的に回避することができる。
(実施の形態3)
実施の形態3にかかる基地局200について、実施の形態1にかかる基地局200と異なる部分について説明する。
図9は、実施の形態3にかかる通信システムの一例を示す図である。図9において、図1に示した部分と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。図9に示すように、実施の形態3にかかる通信システム100においては、図1に示した第1基地局110の第3検出部113および第2基地局120の第3検出部123を省いた構成としてもよい。
第1基地局110の選択部114は、第1検出部111および第2検出部112から出力される検出結果の組み合わせに基づいて、共通周波数帯域の中から、第1基地局110による下り信号の送信に用いるための帯域を選択する。
第2基地局120の選択部124は、第1検出部121および第2検出部122から出力される検出結果の組み合わせに基づいて、共通周波数帯域の中から、第2基地局120による下り信号の送信に用いるための帯域を選択する。
図10−1は、基地局の一例を示す図である。図10−2は、図10−1に示した基地局における信号の流れの一例を示す図である。図10−1,図10−2において、図2−1,図2−2に示した構成と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。図10−1,図10−2に示すように、実施の形態3にかかる基地局200は、図2−1,図2−2に示した基地局200においてビクティムUE検出部204を省いた構成としてもよい。
送信パターンテーブル記憶部208には、隣接HeNB検出部205および低品質UE検出部206による各検出結果の組み合わせと、送信パターンの候補と、を対応付ける送信パターンテーブルが記憶されている。送信パターン候補抽出部209は、隣接HeNB検出部205および低品質UE検出部206による各検出結果の組み合わせに対応する1つまたは複数の送信パターンを送信パターンテーブル記憶部208から取得する。
図11は、送信パターン候補抽出部および送信パターン決定部の動作の一例を示すフローチャートである。実施の形態3にかかる基地局200の送信パターン候補抽出部209および送信パターン決定部211は、たとえば以下の各ステップを繰り返し行う。
まず、送信パターン候補抽出部209が、隣接HeNB検出部205から隣接HeNBの検出結果を取得する(ステップS1101)。また、送信パターン候補抽出部209が、低品質UE検出部206から低品質UEの検出結果を取得する(ステップS1102)。ステップS1101,S1102の順序は入れ替え可能である。
つぎに、送信パターン候補抽出部209が、ステップS1101,S1102によって取得した各検出結果の組み合わせに基づいて、送信パターンの候補を抽出する(ステップS1103)。つぎに、送信パターン決定部211が、ステップS1103によって抽出された送信パターンの候補のそれぞれについて、スループット推定部210からスループットの推定値を取得する(ステップS1104)。
つぎに、送信パターン決定部211が、ステップS1104によって取得したスループットの推定値に基づいて、ステップS1103によって抽出された候補の中から送信パターンを決定し(ステップS1105)、一連の動作を終了する。
以上の各ステップにより、隣接HeNBおよび低品質UEの各検出結果の組み合わせに基づく送信パターンの候補を抽出し、抽出した候補の中からスループットの高い送信パターンを選択することができる。
図12は、送信パターンテーブルの一例を示す図である。図12に示す送信パターンテーブル500は、実施の形態3にかかる送信パターンテーブル記憶部208に記憶される送信パターンテーブルの一例である。
図12に示すように、実施の形態3にかかる送信パターンテーブル記憶部208に記憶された送信パターンテーブル500においては、隣接HeNBの検出結果および低品質UEの検出結果の組み合わせと、送信パターンの候補と、が対応付けられている。
図13は、通信システムの動作の一例を示す図である。図13において、図6−4に示した部分と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。図6−1に示した状況と同様の状況における、ビクティムUE(MUE631)の検出を省いた実施の形態3にかかるHeNB611,612の動作について説明する。
HeNB611は、隣接HeNB(HeNB612)および低品質UE(HUE621)を検出したため、帯域を半分にするパターンP1,P2のうちのスループットが高くなるパターンを選択する。ここでは、HeNB611は、図13に示すように、低周波側の帯域を使用するパターンP2を選択したとする。
これに対して、HeNB612は、隣接HeNB(HeNB611)のみを検出しているため、パターンP1,P2,P3のいずれかを抽出する。そして、ここでは高周波側においてHeNB611からの干渉が低下しているため、高周波側の帯域のみを使用するパターンP3においてスループットが最大となる。このため、HeNB612は、図13に示すように、高周波側の帯域を使用するパターンP3を選択する。
このように、ビクティムUEの検出を省いた実施の形態3においても、マクロ基地局(MeNB613)とフェムト基地局(HeNB611,612)が混在する通信システム600において、HeNB611,612が自律的に干渉制御を行うことができる。これにより、フェムトユーザ(HUE621,622)のスループットの向上を図り、通信システム600の全体のスループットの向上を図ることができる。
(送信パターンの変形例)
図14−1〜図14−3は、送信パターンの候補の変形例を示す図である。図14−1〜図14−3において、図4−1〜図4−3に示した部分と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。図14−1〜図14−3に示すように、送信パターンP2,P3(帯域の候補)のそれぞれは、周波数が互いに隣接しない複数の帯域であってもよい。また、送信パターンP2の各帯域と、送信パターンP3の各帯域と、は互いに重複しないようになっている。
これにより、たとえば第1基地局110および第2基地局120がそれぞれ送信パターンP2,P3を選択することにより、互いの干渉を抑えることができる。また、第1基地局110および第2基地局120のそれぞれにおいて、周波数が互いに隣接しない複数の帯域が使用されるため、周波数ダイバーシチ効果によりスループットをより向上させることができる。
このように、送信パターンP1,P2,P3のうちの共通周波数帯域410の一部の帯域を用いる送信パターンP2,P3のそれぞれを、周波数が互いに隣接しない複数の帯域とすることによって、スループットをより向上させることができる。
以上説明したように、基地局、通信システムおよび通信方法によれば、スループットの向上を図ることができる。
上述した各実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)自セルと共通の周波数帯域を使用可能であり自セルとの間で干渉が生じ得るセルを形成する他の基地局を検出する第1検出部と、
自セルに接続中であり通信品質が所定値以下の低品質端末を検出する第2検出部と、
自セルに接続しておらず、かつ自セルから送信される信号による干渉を受ける被干渉端末を検出する第3検出部と、
前記第1検出部、前記第2検出部および前記第3検出部による検出結果の組み合わせに基づいて前記共通の周波数帯域の中から帯域を選択する選択部と、
前記選択部によって選択された帯域を用いて、自セルに接続中の無線端末への信号を無線送信する送信部と、
を備えることを特徴とする基地局。
(付記2)前記選択部は、
前記検出結果の組み合わせと、前記共通の周波数帯域に含まれる複数の候補帯域と、の対応情報に基づいて、前記検出結果の組み合わせに対応する複数の候補帯域を抽出し、
抽出した前記複数の候補帯域のそれぞれについて、自セルに接続中の無線端末との間の予測スループットを算出し、
算出した前記予測スループットに基づいて、抽出した前記複数の候補帯域の中から帯域を選択することを特徴とする付記1に記載の基地局。
(付記3)前記対応情報において、前記第1検出部によって前記他の基地局が検出され、かつ前記第2検出部によって前記低品質端末が検出された場合の組み合わせに対応付けられた前記複数の候補帯域は、それぞれ前記共通の周波数帯域の一部の帯域であることを特徴とする付記2に記載の基地局。
(付記4)前記対応情報において、前記第3検出部によって前記被干渉端末が検出された場合の組み合わせに対応付けられた前記複数の候補帯域は、それぞれ前記共通の周波数帯域の一部の帯域であることを特徴とする付記2または3に記載の基地局。
(付記5)前記送信部は、前記選択部によって前記一部の帯域が選択された場合に、前記選択部によって前記共通の周波数帯域の全部の帯域が選択された場合よりも大きな電力密度によって信号を無線送信することを特徴とする付記3または4に記載の基地局。
(付記6)前記一部の帯域は、周波数が互いに隣接しない複数の帯域であることを特徴とする付記3〜5のいずれか一つに記載の基地局。
(付記7)前記対応情報において、前記第3検出部によって前記被干渉端末が検出された場合の組み合わせに対応付けられた前記複数の候補帯域は、他の通信装置によって所定の制御信号が送信される所定の帯域を除く帯域であることを特徴とする付記2〜6のいずれか一つに記載の基地局。
(付記8)前記所定の帯域は、前記共通の周波数帯域の中心の帯域であることを特徴とする付記7に記載の基地局。
(付記9)前記送信部は、自セルから送信される信号による干渉を受ける他の通信装置間の通信における信号の送信タイミングと同期して前記自セルに接続中の無線端末への信号を無線送信し、
前記選択部は、選択する帯域を時間ごとに変化させることを特徴とする付記1〜8のいずれか一つに記載の基地局。
(付記10)前記第1検出部は、前記他の基地局から送信される信号に基づいて前記他の基地局を検出することを特徴とする付記1〜9のいずれか一つに記載の基地局。
(付記11)前記第2検出部は、前記自セルに接続中の無線端末から通知される、前記自セルに接続中の無線端末と自セルとの間の通信品質に基づいて前記低品質端末を検出することを特徴とする付記1〜10のいずれか一つに記載の基地局。
(付記12)前記第3検出部は、他のセルに接続中の無線端末によって送信される上り信号の電力を測定し、測定した前記電力に基づいて前記被干渉端末を検出することを特徴とする付記1〜11のいずれか一つに記載の基地局。
(付記13)自セルと共通の周波数帯域を使用可能であり自セルとの間で干渉が生じ得るセルを形成する他の基地局を検出する第1検出部と、
自セルに接続中であり通信品質が所定値以下の低品質端末を検出する第2検出部と、
前記第1検出部および前記第2検出部による検出結果の組み合わせに基づいて前記共通の周波数帯域の中から帯域を選択する選択部と、
前記選択部によって選択された帯域を用いて、自セルに接続中の無線端末への信号を無線送信する送信部と、
を備えることを特徴とする基地局。
(付記14)共通の周波数帯域を使用可能であり互いに干渉が生じ得るセルを形成する各基地局を含む通信システムにおいて、
前記各基地局は、
前記各基地局のうちの自局と異なる他の基地局を検出する第1検出部と、
自セルに接続中であり通信品質が所定値以下の低品質端末を検出する第2検出部と、
自セルに接続しておらず、かつ自セルから送信される信号による干渉を受ける被干渉端末を検出する第3検出部と、
前記第1検出部、前記第2検出部および前記第3検出部による検出結果の組み合わせに基づいて前記共通の周波数帯域の中から帯域を選択する選択部と、
前記選択部によって選択された帯域を用いて、自セルに接続中の無線端末への信号を無線送信する送信部と、
を備えることを特徴とする通信システム。
(付記15)共通の周波数帯域を使用可能であり互いに干渉が生じ得るセルを形成する各基地局による通信方法において、
前記各基地局のうちの自局と異なる他の基地局を検出し、
自セルに接続中であり通信品質が所定値以下の低品質端末を検出し、
自セルに接続しておらず、かつ自セルから送信される信号による干渉を受ける被干渉端末を検出し、
前記他の基地局、前記低品質端末および前記被干渉端末の検出結果の組み合わせに基づいて前記共通の周波数帯域の中から帯域を選択し、
選択した前記帯域を用いて、自セルに接続中の無線端末への信号を無線送信する、
ことを特徴とする通信方法。
100,600 通信システム
101〜104 無線端末
110 第1基地局
111,121 第1検出部
112,122 第2検出部
113,123 第3検出部
114,124 選択部
115,125 送信部
120 第2基地局
200 基地局
201 受信アンテナ
202 受信機
203 受信信号処理部
204 ビクティムUE検出部
205 隣接HeNB検出部
206 低品質UE検出部
207 UE品質情報取得部
208 送信パターンテーブル記憶部
209 送信パターン候補抽出部
210 スループット推定部
211 送信パターン決定部
212 UEスケジューラ
213 送信信号作成部
214 送信機
215 送信アンテナ
231 デジタル回路
232 メモリ
410 共通周波数帯域
500 送信パターンテーブル
611,612 HeNB
611a,612a,613a セル
613 MeNB
621,622 HUE
621a,622a,631a 送信パターン
631,632 MUE
710 中心帯域

Claims (9)

  1. 自セルと共通の周波数帯域を使用可能であり自セルとの間で干渉が生じ得るセルを形成する他の基地局を検出する第1検出部と、
    自セルに接続中であり通信品質が所定値以下の低品質端末を検出する第2検出部と、
    自セルに接続しておらず、かつ自セルから送信される信号による干渉を受ける被干渉端末を検出する第3検出部と、
    前記第1検出部、前記第2検出部および前記第3検出部による検出結果の組み合わせと、前記共通の周波数帯域に含まれる複数の候補帯域と、の対応情報に基づいて、前記検出結果の組み合わせに対応する複数の候補帯域を抽出し、抽出した前記複数の候補帯域のそれぞれについて、自セルに接続中の無線端末との間の予測スループットを算出し、算出した前記予測スループットに基づいて、抽出した前記複数の候補帯域の中から帯域を選択する選択部と、
    前記選択部によって選択された帯域を用いて、自セルに接続中の無線端末への信号を無線送信する送信部と、
    を備えることを特徴とする基地局。
  2. 前記対応情報において、前記第1検出部によって前記他の基地局が検出され、かつ前記第2検出部によって前記低品質端末が検出された場合の組み合わせに対応付けられた前記複数の候補帯域は、それぞれ前記共通の周波数帯域の一部の帯域であることを特徴とする請求項1に記載の基地局。
  3. 前記対応情報において、前記第3検出部によって前記被干渉端末が検出された場合の組み合わせに対応付けられた前記複数の候補帯域は、それぞれ前記共通の周波数帯域の一部の帯域であることを特徴とする請求項1または2に記載の基地局。
  4. 前記送信部は、前記選択部によって前記一部の帯域が選択された場合に、前記選択部によって前記共通の周波数帯域の全部の帯域が選択された場合よりも大きな電力密度によって信号を無線送信することを特徴とする請求項2または3に記載の基地局。
  5. 前記一部の帯域は、周波数が互いに隣接しない複数の帯域であることを特徴とする請求項2〜4のいずれか一つに記載の基地局。
  6. 前記対応情報において、前記第3検出部によって前記被干渉端末が検出された場合の組み合わせに対応付けられた前記複数の候補帯域は、他の通信装置によって所定の制御信号が送信される所定の帯域を除く帯域であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の基地局。
  7. 自セルと共通の周波数帯域を使用可能であり自セルとの間で干渉が生じ得るセルを形成する他の基地局を検出する第1検出部と、
    自セルに接続中であり通信品質が所定値以下の低品質端末を検出する第2検出部と、
    前記第1検出部および前記第2検出部による検出結果の組み合わせと、前記共通の周波数帯域に含まれる複数の候補帯域と、の対応情報に基づいて、前記検出結果の組み合わせに対応する複数の候補帯域を抽出し、抽出した前記複数の候補帯域のそれぞれについて、自セルに接続中の無線端末との間の予測スループットを算出し、算出した前記予測スループットに基づいて、抽出した前記複数の候補帯域の中から帯域を選択する選択部と、
    前記選択部によって選択された帯域を用いて、自セルに接続中の無線端末への信号を無線送信する送信部と、
    を備えることを特徴とする基地局。
  8. 共通の周波数帯域を使用可能であり互いに干渉が生じ得るセルを形成する各基地局を含む通信システムにおいて、
    前記各基地局は、
    前記各基地局のうちの自局と異なる他の基地局を検出する第1検出部と、
    自セルに接続中であり通信品質が所定値以下の低品質端末を検出する第2検出部と、
    自セルに接続しておらず、かつ自セルから送信される信号による干渉を受ける被干渉端末を検出する第3検出部と、
    前記第1検出部、前記第2検出部および前記第3検出部による検出結果の組み合わせと、前記共通の周波数帯域に含まれる複数の候補帯域と、の対応情報に基づいて、前記検出結果の組み合わせに対応する複数の候補帯域を抽出し、抽出した前記複数の候補帯域のそれぞれについて、自セルに接続中の無線端末との間の予測スループットを算出し、算出した前記予測スループットに基づいて、抽出した前記複数の候補帯域の中から帯域を選択する選択部と、
    前記選択部によって選択された帯域を用いて、自セルに接続中の無線端末への信号を無線送信する送信部と、
    を備えることを特徴とする通信システム。
  9. 共通の周波数帯域を使用可能であり互いに干渉が生じ得るセルを形成する各基地局による通信方法において、
    前記各基地局のうちの自局と異なる他の基地局を検出し、
    自セルに接続中であり通信品質が所定値以下の低品質端末を検出し、
    自セルに接続しておらず、かつ自セルから送信される信号による干渉を受ける被干渉端末を検出し、
    前記他の基地局、前記低品質端末および前記被干渉端末の検出結果の組み合わせと、前記共通の周波数帯域に含まれる複数の候補帯域と、の対応情報に基づいて、前記検出結果の組み合わせに対応する複数の候補帯域を抽出し、抽出した前記複数の候補帯域のそれぞれについて、自セルに接続中の無線端末との間の予測スループットを算出し、算出した前記予測スループットに基づいて、抽出した前記複数の候補帯域の中から帯域を選択し、
    選択した前記帯域を用いて、自セルに接続中の無線端末への信号を無線送信する、
    ことを特徴とする通信方法。
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