JP6119864B2 - 基地局及びリソース選択方法 - Google Patents

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Description

本発明は、基地局及びリソース選択方法に関する。
従来、通信システムにおける伝送容量(以下では、「システム容量」と呼ばれることがある)を増大させるために、様々な工夫がなされている。例えば、3GPP LTE(3rd Generation Partnership Project Long Term Evolution)では、「マクロセル」の他に「ピコセル」を活用してシステム容量を増大させる技術に関する議論が行われている。ここで、「セル」は、1つの基地局の「通信エリア」と「チャネル周波数」とに基づいて規定される。「通信エリア」とは、基地局から送信された電波が到達するエリア(以下では、「射程エリア」と呼ばれることがある)の全体でもよいし、射程エリアが分割された分割エリア(所謂、セクタ)であってもよい。また、「チャネル周波数」とは、基地局が通信に使用する周波数の一単位であり、中心周波数と帯域幅とに基づいて規定される。また、チャネル周波数は、システム全体に割り当てられている「オペレーティング帯域」の一部である。そして、「マクロセル」は、高い送信電力で送信可能な基地局(マクロ基地局)、つまり射程エリアの大きい基地局のセルである。また、「ピコセル」は、低い送信電力で送信する基地局(ピコ基地局)、つまり射程エリアの小さい基地局のセルである。また、以上のように、送信電力及び種別の異なる複数の基地局が混在するネットワークは、「ヘテロジニアスネットワーク」と呼ばれることがある。
ここで、ヘテロジニアスネットワークでは、例えば、マクロセルの端末がピコセルの端末に対して与える干渉が問題となることがある。この干渉を抑制するための技術として、例えば、ICIC(Inter-Cell Interference Coordination)という技術が提案されている。ICICでは、マクロ基地局は、自局に接続中の端末に対する割当を抑えたリソース(つまり、「非割当対象リソース」)を用意し、当該リソースにおいてピコ基地局に接続中の端末に対する干渉を低減する。例えば、ICICでは、マクロ基地局は、自局に接続中の端末に対してリソースを割り当てないサブフレーム(ABS:Almost Blank Subframe)を用意し、当該サブフレームにおいてピコ基地局に接続中の端末に対する干渉を低減する。なお、マクロ基地局は、非割当対象リソースのパターン(つまり、「非割当対象リソースパターン」)に従って、非割当対象リソースを用意する。特に、ABSのパターンは、「ABSパターン」と呼ばれることがある。
また、ヘテロジニアスネットワークには、「フェムト基地局」が含まれる場合がある。フェムト基地局のセル、つまり「フェムトセル」は、ピコセルよりもさらに小さい。また、フェムト基地局も、ピコセルの端末に対して与える干渉を低減するために、非割当対象リソースを用意する場合がある。例えば、フェムト基地局がピコ基地局の存在を検知した場合、フェムト基地局がマクロ基地局と同一のABSパターンを使用する技術が提案されている。
国際公開第2012/063934号
ところで、ピコ基地局は、自局に接続中の複数の端末に対して、スケジューリング指標(つまり、スケジューリングメトリック)に従って、リソースを割り当てる。すなわち、ピコセルにおいて、複数の端末は、スケジューリング指標に基づいて相対的に比較されて、スケジューリングされる。
このため、従来技術の様に、フェムトセルからピコセルに対する干渉を低減させるために、フェムト基地局の非割当対象リソースパターンをマクロ基地局のものと同一に固定しても、フェムトセルの端末からピコセルの端末に対する干渉を低減できない可能性がある。この結果として、フェムト基地局が非割当対象リソースを用意したとしても、システムのスループットが低下してしまう可能性がある。また、干渉の低減に寄与しない非割当対象リソースを用意することはリソースの無駄になるため、この観点からも、システムのスループットが低下してしまう可能性がある。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、スループットを向上させることができる、基地局及びリソース選択方法を提供することを目的とする。
開示の態様では、通信システムが、第1の基地局と、第2の基地局と、第3の基地局とを有する。第1の基地局は、第1のセルに対応する。第2の基地局は、第1のセルを規定する第1のエリア内に存在し且つ第1のエリアよりも小さい第2のエリアによって規定される第2のセルに対応する。第3の基地局は、第1のセルを規定する第1のエリア内に存在し且つ第2のエリアよりも小さい第3のエリアによって規定される第3のセルに対応する。そして、第3の基地局は、第1の基地局が第1の基地局と接続中の端末に対して割り当てない非割当リソースの第1のパターンに関する情報を取得する。そして、第3の基地局は、自局に接続中の端末に対して用いる非割当リソースのパターンとして、第1のパターンと、第1のパターンとの間で非割当リソースが重ならない第2のパターンとの中から、自局と第2の基地局との距離に応じたパターンを選択する。
開示の態様によれば、スループットを向上させることができる。
図1は、実施例1の通信システムの一例を示す図である。 図2は、実施例1の第3の基地局の一例を示すブロック図である。 図3は、実施例1の第2の基地局の一例を示すブロック図である。 図4は、実施例1の第1の基地局の一例を示すブロック図である。 図5は、実施例1の通信システムの処理動作の一例を示すシーケンス図である。 図6は、実施例1の第3の基地局の処理動作の一例を示すフローチャートである。 図7は、実施例2の第3の基地局の一例を示すブロック図である。 図8は、実施例2の第3の基地局の処理動作の一例を示すフローチャートである。 図9は、下り回線割当制御信号と上り回線リソースとの対応関係の説明に供する図である。 図10は、基地局のハードウェア構成を示す図である。
以下に、本願の開示する基地局及びリソース選択方法の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態により本願の開示する基地局及びリソース選択方法が限定されるものではない。また、実施形態において同一の機能を有する構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
[実施例1]
[通信システムの概要]
図1は、実施例1の通信システムの一例を示す図である。図1において、通信システム1は、基地局10と、基地局30と、基地局50と、端末70−1,2とを有する。なお、以下では、基地局10、基地局30、及び基地局50をそれぞれ、「第3の基地局」、「第2の基地局」、及び「第1の基地局」と呼ぶことがある。図1において、セルC50は、基地局50の通信エリア(以下では、「第1の通信エリア」と呼ぶことがある)と第1のチャネル周波数によって規定される。また、セルC30は、基地局30の通信エリア(以下では、「第2の通信エリア」と呼ぶことがある)と第2のチャネル周波数によって規定される。また、セルC10は、基地局10の通信エリア(以下では、「第3の通信エリア」と呼ぶことがある)と第3のチャネル周波数によって規定される。そして、図1において、第2の通信エリア及び第3の通信エリアは、第1の通信エリアの中に存在している。また、図1において、第3の通信エリアは、第2の通信エリア内に存在している。すなわち、第1の通信エリアは、第2の通信エリア及び第3の通信エリアよりも大きく、第2の通信エリアは、第3の通信エリアよりも大きい。例えば、セルC50は、マクロセルであり、セルC30は、ピコセルであり、セルC10は、フェムトセルである。すなわち、基地局50は、マクロ基地局であり、基地局30は、ピコ基地局であり、基地局10は、フェムト基地局である。なお、図1においては、基地局10、基地局30、基地局50の数をそれぞれ1つとし、端末70の数を2つとしているが、これらの数はこれに限定されるものではない。また、図1では、基地局10と接続中の端末70及び基地局50と接続中の端末70の図示は省略している。
基地局10は、基地局50の非割当対象リソースパターン(以下では、「第1のパターン」と呼ぶことがある)を取得する。
そして、基地局10は、自局の非割当対象リソースパターンとして、上記の第1のパターンと、当該第1のパターンとの間で非割当リソースが重ならない第2のパターンとの中から、自局と基地局30との距離に応じたパターンを選択する。
具体的には、上記の第2の通信エリアは、「第1の部分エリア」と当該第1の部分エリアよりも基地局30との距離が遠い「第2の部分エリア」とを含む。図1においては、部分エリアPA31が第1の部分エリアであり、部分エリアPA32が第2の部分エリアである。そして、基地局10は、受信電力に基づいて、自局が第2の部分エリアに存在するか否かを判定する。そして、基地局10は、自局が第2の部分エリアに存在する場合、第1のパターンを選択し、自局が第2の部分エリア以外のエリアに存在する場合、第2のパターンを選択する。図1に示す状況では、基地局10は、部分エリアPA31に存在するので、自局の非割当対象リソースパターンとして、第2のパターンを選択する。
ここで、部分エリアPA32に存在する端末70−2は、基地局30のスケジューリングによって、部分エリアPA31に存在する端末70−1よりも優先的に、第1のパターンにおける非割当対象リソースに対応するリソースに割り当てられる。従って、基地局10が部分エリアPA32に存在する場合、つまり基地局10が例えば端末70−2に干渉を与えている場合、基地局10が第1のパターンを選択することで、端末70−2に与える干渉を効率的に低減することができる。一方、基地局10が部分エリアPA31に存在する場合、つまり基地局10が例えば端末70−1に干渉を与えている場合、基地局10が第1のパターンを選択しても端末70−1に与える干渉を低減できない。これは、上記の様に、基地局30のスケジューリングによって、端末70−1には第1のパターンの非割当対象リソース以外のリソースが割り当てられる可能性が高いためである。このため、基地局10が部分エリアPA31に存在する場合、つまり基地局10が例えば端末70−1に干渉を与えている場合、基地局10は、第2のパターンを選択する。なお、基地局10が第2の通信エリアを除く第1の通信エリア内に存在する場合、基地局10は、自局の非割当対象リソースパターンとして、第2のパターンを選択する。
以上のように基地局10が自局の位置に応じて非割当対象リソースパターンを選択することにより、基地局30に接続中の端末70に対する干渉を低減することができると共に、干渉の低減に寄与しない非割当対象リソースを低減することができる。この結果として、スループットを向上させることができる。
[第3の基地局の構成例]
図2は、実施例1の第3の基地局の一例を示すブロック図である。図2において、基地局10は、無線受信部11と、受信処理部12と、分離部13と、干渉ユーザ検出部14と、受信電力測定部15と、要求部16と、ネットワークインタフェース(IF)17とを有する。また、基地局10は、取得部18と、判定部19と、パターン決定部20と、スケジューラ21と、送信処理部22と、無線送信部23とを有する。
無線受信部11は、アンテナを介して受信した受信信号に対して所定の無線受信処理、つまりダウンコンバート、アナログディジタル変換等を施し、無線受信処理後の受信信号を受信処理部12へ出力する。
受信処理部12は、無線受信部11から受け取った受信信号に対して所定の受信処理を施し、受信処理後の受信信号を分離部13へ出力する。ここで、所定の受信処理は、復調処理及び復号処理を含む。また、受信信号がOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)信号である場合、所定の受信処理は、高速フーリエ変換(FFT:Fast Fourier Transform)処理を含む。
分離部13は、受信処理部12から受け取った受信信号から各種の信号及び情報を抽出し、対応する機能部へ出力する。例えば、分離部13は、基地局10に接続中の端末70から報告されるチャネル品質情報(CQI:Channel Quality Indicator)を受信信号から抽出し、スケジューラ21へ出力する。また、分離部13は、上り回線リソースの信号成分を受信信号から抽出し、干渉ユーザ検出部14へ出力する。また、分離部13は、基地局10の周辺に位置する基地局(基地局30及び基地局50を含む)から送信された参照信号を受信信号から抽出し、受信電力測定部15へ出力する。また、分離部13は、受信信号から基地局10宛ての受信データを抽出し、後段の機能部(図示せず)へ出力する。
干渉ユーザ検出部14は、スケジューラ21から基地局10に接続中の端末70の識別情報を取得する。そして、干渉ユーザ検出部14は、基地局10が干渉を与えている端末70(つまり、干渉ユーザ)を検出する。例えば、干渉ユーザ検出部14は、基地局10に接続中の端末70以外の基地局30又は基地局50に接続中の端末70から送信された信号の受信電力が所定の閾値以上である場合、干渉ユーザが存在すると判定する。そして、干渉ユーザ検出部14は、干渉ユーザを検出した場合、受信電力測定部15に測定命令信号を出力する。
受信電力測定部15は、干渉ユーザ検出部14から測定命令信号を受け取ると、基地局10の周辺に存在する基地局(基地局30及び基地局50を含む)から送信された参照信号の受信電力(つまり、RSRP:Reference Signal Received Power)を測定する。そして、受信電力測定部15は、各周辺基地局についての受信電力値と各周辺基地局の識別情報とを対応づけて要求部16へ出力する。
要求部16は、受信電力測定部15で測定された受信電力値が複数のマクロ基地局の中で最大のマクロ基地局(ここでは、基地局50)を特定すると共に、測定された受信電力値が複数のピコ基地局の中で最大のピコ基地局(ここでは、基地局30)を特定する。そして、要求部16は、受信電力値が最大のマクロ基地局である基地局50に対して、基地局50で用いられている非割当対象リソースパターンに関する情報を要求する第1の要求信号を形成する。また、要求部16は、受信電力値が最大のピコ基地局である基地局30に対して、上記の第1の部分エリアと第2の部分エリアとの判別に用いる「第1の閾値」に関する情報、及び、第2の部分エリアと第2の通信エリアを除く第1の通信エリアとの判別に用いる「CRE(Cell Range Expansion)バイアス値」に関する情報を要求する第2の要求信号を形成する。そして、要求部16は、ネットワークIF17を介して、第1の要求信号を基地局50へ送信すると共に、第2の要求信号を基地局30へ送信する。また、要求部16は、基地局50の受信電力値と基地局30の受信電力値とを判定部19へ出力する。
ネットワークIF17は、基地局30及び基地局50を含む他の基地局との間で信号を送受信するためのインタフェースである。
取得部18は、基地局30及び基地局50を含む他の基地局から送信された信号を、ネットワークIF17を介して取得する。例えば、取得部18は、上記の第1の要求信号に応じて基地局50から送信された、非割当対象リソースパターンに関する情報を取得する。また、取得部18は、上記の第2の要求信号に応じて基地局30から送信された、第1の閾値に関する情報及びCREバイアス値に関する情報を取得する。そして、取得部18は、取得した非割当対象リソースパターンに関する情報をパターン決定部20へ出力する。また、取得部18は、取得した第1の閾値に関する情報及びCREバイアス値に関する情報を判定部19へ出力する。
判定部19は、基地局10が存在するエリアが、第1の部分エリア、第2の部分エリア、及び、第2の通信エリアを除く第1の通信エリアのいずれであるかを判定する。例えば、判定部19は、基地局30についての受信電力値と、基地局50についての受信電力値と、第1の閾値と、CREバイアス値とに基づいて、判定する。この「エリア判定処理」については、後に詳しく説明する。
パターン決定部20は、基地局10が用いる非割当対象リソースパターンを決定する。例えば、パターン決定部20は、基地局10の存在するエリアが第2の部分エリアである場合、基地局10が用いる非割当対象リソースパターンとして、上記の第1のパターン(つまり、基地局50で用いられているパターン)を選択する。また、パターン決定部20は、基地局10の存在するエリアが第2の部分エリア以外である場合、基地局10が用いる非割当対象リソースパターンとして、上記の第2のパターンを選択する。そして、パターン決定部20は、決定した非割当対象リソースパターンをスケジューラ21へ通知する。
スケジューラ21は、パターン決定部20で決定された非割当対象リソースパターンと、分離部13から受け取ったチャネル品質情報とに基づいて、割当対象である端末70に対してリソースを割り当てる。具体的には、スケジューラ21は、非割当対象リソースパターンに基づいて、割当対象リソースを特定し、特定した割当対象リソースを割当対象である端末70に対して割り当てる。そして、スケジューラ21は、割り当てたリソースに関する割当情報を送信処理部22へ出力して、割当対象である端末70へ割当情報を送信する。また、スケジューラ21は、割当対象である端末70に対して割り当てたリソースにその端末70宛ての送信データをマッピングし、送信処理部22へ出力する。
送信処理部22は、送信データ、割当情報、及び参照信号を入力し、所定の送信処理を施して、無線送信部23へ出力する。所定の送信処理は、符号化処理及び変調処理を含む。また、送信信号がOFDM信号である場合、所定の送信処理は、逆高速フーリエ変換(IFFT:Inverse Fast Fourier Transform)を含む。
無線送信部23は、所定の送信処理後の送信信号に対して所定の無線送信処理、つまりディジタルアナログ変換、アップコンバート等を施し、無線送信処理後の送信信号をアンテナを介して送信する。
[第2の基地局の構成例]
図3は、実施例1の第2の基地局の一例を示すブロック図である。図3において、基地局30は、無線受信部31と、受信処理部32と、分離部33と、接続制御部34と、閾値算出部35と、通知生成部36と、ネットワークIF37とを有する。また、基地局30は、スケジューラ38と、送信処理部39と、無線送信部40とを有する。
無線受信部31は、アンテナを介して受信した受信信号に対して所定の無線受信処理、つまりダウンコンバート、アナログディジタル変換等を施し、無線受信処理後の受信信号を受信処理部32へ出力する。
受信処理部32は、無線受信部31から受け取った受信信号に対して所定の受信処理を施し、受信処理後の受信信号を分離部33へ出力する。ここで、所定の受信処理は、復調処理及び復号処理を含む。また、受信信号がOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)信号である場合、所定の受信処理は、高速フーリエ変換(FFT:Fast Fourier Transform)処理を含む。
分離部33は、受信処理部32から受け取った受信信号から各種の信号及び情報を抽出し、対応する機能部へ出力する。例えば、分離部33は、第2の通信エリア内に存在する端末70から報告される受信電力値を接続制御部34及び閾値算出部35へ出力する。この受信電力値は、基地局30から送信された参照信号の端末70における受信電力値である。また、分離部33は、基地局30に接続中の端末70から報告されるチャネル品質情報(CQI:Channel Quality Indicator)を受信信号から抽出し、スケジューラ38へ出力する。また、分離部33は、受信信号から基地局30宛ての受信データを抽出し、後段の機能部(図示せず)へ出力する。
接続制御部34は、第2の通信エリア内に存在する端末70から報告された受信電力値と、CREバイアス値とに基づいて、各端末70を基地局30に接続させるか否かを決定する。具体的には、接続制御部34は、各端末70における、基地局10から送信された参照信号の受信電力値と、基地局30から送信された参照信号の受信電力値にCREバイアス値を加算した加算値とを比較する。そして、接続制御部34は、その加算値が基地局10から送信された参照信号の受信電力値以上である場合、その端末70を基地局30に接続させる。基地局30に接続している端末70は、スケジューラ38によるスケジューリングの対象となる。すなわち、ここでは、各端末70における、基地局30から送信された参照信号の受信電力値をCREバイアス値だけ底上げすることにより、基地局50よりも基地局30に、つまりマクロセルよりもピコセルに、各端末70を接続し易くしている。換言すれば、CREバイアス値の分だけピコセルを拡張して、各端末70をピコセルに接続し易くしている。
また、接続制御部34は、CREバイアス値を通知生成部36へ出力する。
閾値算出部35は、上記の第1の閾値を算出する。例えば、閾値算出部35は、スケジューラ38から、上記の第1のパターンの非割当対象リソースに対応するリソースに割り当てられている端末70の識別情報と、その割当対象リソースに対応するリソースに割り当てられている端末70の識別情報とを取得する。この識別情報は、スケジューラ38が上記の第2の要求信号を受け取ったときに、スケジューラ38から出力される。そして、閾値算出部35は、第1のパターンの非割当対象リソースに対応するリソースに割り当てられている端末70の受信電力値の内の最大値を特定する。また、閾値算出部35は、第1のパターンの割当対象リソースに対応するリソースに割り当てられている端末70の受信電力値の内の最小値を特定する。そして、閾値算出部35は、特定した最大値と最小値との平均値を算出する。この平均値は、上記の第1の閾値である。そして、閾値算出部35は、算出した第1の閾値を通知生成部36へ出力する。ここで、上記の第1の閾値は、上記の第1のパターンの非割当対象リソースに対応するリソースに割り当てられている端末70と、その割当対象リソースに対応するリソースに割り当てられている端末70とを判別する閾値である。換言すれば、上記の第1の閾値は、第1の部分エリアと第2の部分エリアとを判別する閾値である。
通知生成部36は、閾値算出部35から第1の閾値を受け取ると、当該第1の閾値と接続制御部34から受け取ったCREバイアス値とを含む通知信号を生成する。そして、通知生成部36は、生成した通知信号をネットワークIF37を介して基地局10へ送信する。
ネットワークIF37は、基地局10及び基地局50を含む他の基地局との間で信号を送受信するためのインタフェースである。
スケジューラ38は、基地局50で用いられている非割当対象リソースパターンに関する情報を、ネットワークIF37を介して受け取る。そして、スケジューラ38は、その非割当対象リソースパターンと、分離部33から受け取ったチャネル品質情報とに基づいて、割当対象である端末70に対してリソースを割り当てる。具体的には、スケジューラ38は、割当対象の各端末70のチャネル品質情報に応じて、その非割当対象リソースパターンの割当対象リソース又は非割当対象リソースのいずれかを割り当てる。そして、スケジューラ38は、割り当てたリソースに関する割当情報を送信処理部39へ出力して、割当対象である端末70へ割当情報を送信する。また、スケジューラ38は、割当対象である端末70に対して割り当てたリソースにその端末70宛ての送信データをマッピングし、送信処理部39へ出力する。また、スケジューラ38は、ネットワークIF37から第2の要求信号を受け取ると、第1のパターンの非割当対象リソースに対応するリソースに割り当てられている端末70の識別情報を閾値算出部35へ出力する。さらに、スケジューラ38は、第1のパターンの割当対象リソースに対応するリソースに割り当てられている端末70の識別情報も閾値算出部35へ出力する。
送信処理部39は、送信データ、割当情報、及び参照信号を入力し、所定の送信処理を施して、無線送信部40へ出力する。所定の送信処理は、符号化処理及び変調処理を含む。また、送信信号がOFDM信号である場合、所定の送信処理は、逆高速フーリエ変換を含む。
無線送信部40は、所定の送信処理後の送信信号に対して所定の無線送信処理、つまりディジタルアナログ変換、アップコンバート等を施し、無線送信処理後の送信信号をアンテナを介して送信する。
[第1の基地局の構成例]
図4は、実施例1の第1の基地局の一例を示すブロック図である。図4において基地局50は、無線受信部51と、受信処理部52と、分離部53と、通知生成部54と、ネットワークIF55とを有する。また、基地局50は、スケジューラ56と、送信処理部57と、無線送信部58とを有する。
無線受信部51は、アンテナを介して受信した受信信号に対して所定の無線受信処理、つまりダウンコンバート、アナログディジタル変換等を施し、無線受信処理後の受信信号を受信処理部52へ出力する。
受信処理部52は、無線受信部51から受け取った受信信号に対して所定の受信処理を施し、受信処理後の受信信号を分離部53へ出力する。ここで、所定の受信処理は、復調処理及び復号処理を含む。また、受信信号がOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)信号である場合、所定の受信処理は、高速フーリエ変換(FFT:Fast Fourier Transform)処理を含む。
分離部53は、受信処理部52から受け取った受信信号から各種の信号及び情報を抽出し、対応する機能部へ出力する。例えば、分離部53は、基地局50に接続中の端末70から報告されるチャネル品質情報(CQI:Channel Quality Indicator)を受信信号から抽出し、スケジューラ56へ出力する。また、分離部53は、受信信号から基地局50宛ての受信データを抽出し、後段の機能部(図示せず)へ出力する。
通知生成部54は、基地局10から送信された上記の第1の要求信号が受信されると、スケジューラ56から非割当対象リソースパターンに関する情報を受け取る。そして、通知生成部54は、非割当対象リソースパターンに関する情報を含む通知信号を生成する。そして、通知生成部54は、生成した通知信号をネットワークIF55を介して基地局10へ送信する。なお、通知生成部54は、基地局30に対しても非割当対象リソースパターンに関する情報を含む通知信号を送信する。
ネットワークIF55は、基地局10及び基地局30を含む他の基地局との間で信号を送受信するためのインタフェースである。
スケジューラ56は、基地局50の非割当対象リソースパターンと、分離部53から受け取ったチャネル品質情報とに基づいて、割当対象である端末70に対してリソースを割り当てる。具体的には、スケジューラ56は、非割当対象リソースパターンに基づいて、割当対象リソースを特定し、特定した割当対象リソースを割当対象である端末70に対して割り当てる。そして、スケジューラ56は、割り当てたリソースに関する割当情報を送信処理部57へ出力して、割当対象である端末70へ割当情報を送信する。また、スケジューラ56は、割当対象である端末70に対して割り当てたリソースにその端末70宛ての送信データをマッピングし、送信処理部57へ出力する。
送信処理部57は、送信データ、割当情報、及び参照信号を入力し、所定の送信処理を施して、無線送信部58へ出力する。所定の送信処理は、符号化処理及び変調処理を含む。また、送信信号がOFDM信号である場合、所定の送信処理は、逆高速フーリエ変換(IFFT:Inverse Fast Fourier Transform)を含む。
無線送信部58は、所定の送信処理後の送信信号に対して所定の無線送信処理、つまりディジタルアナログ変換、アップコンバート等を施し、無線送信処理後の送信信号をアンテナを介して送信する。
[通信システムの動作例]
以上の構成を有する通信システムの処理動作について説明する。図5は、実施例1の通信システムの処理動作の一例を示すシーケンス図である。図6は、実施例1の第3の基地局の処理動作の一例を示すフローチャートである。なお、以下では、非割当対象リソースパターンの一例としてABSパターンを用いて説明する。
基地局10は、基地局10が干渉を与えている端末70(つまり、干渉ユーザ)を検出する(ステップS101)。
基地局10は、干渉ユーザを検出すると、基地局10の周辺に存在する基地局(基地局30及び基地局50を含む)から送信された参照信号の受信電力(つまり、RSRP)を測定する(ステップS102)。
基地局10は、測定した受信電力値(つまり、下り回線受信電力)が複数のマクロ基地局の中で最大のマクロ基地局を特定すると共に、測定した受信電力値が複数のピコ基地局の中で最大のピコ基地局を特定する(ステップS103)。ここでは、基地局10は、基地局50及び基地局30を特定する。
基地局10は、受信電力値が最大のマクロ基地局である基地局50に対して、上記の第1の要求信号を送信する(ステップS104)。
基地局50は、第1の要求信号を受け取ると、自局で用いているABSパターンに関する情報を基地局10へ送信する(ステップS105)。
基地局10は、受信電力値が最大のピコ基地局である基地局30に対して、上記の第2の要求信号を送信する(ステップS106)。
基地局30は、第2の要求信号を受け取ると、上記の第1の閾値を算出する(ステップS107)。
基地局30は、算出した第1の閾値及びCREバイアス値に関する情報を基地局10へ送信する(ステップS108)。
基地局10は、自局が存在するエリアを判定する(ステップS109)。すなわち、基地局10は、基地局10が存在するエリアが、第1の部分エリア、第2の部分エリア、及び、第2の通信エリアを除く第1の通信エリアのいずれであるかを判定する。このエリア判定は、基地局30についての下り回線受信電力値と、基地局50についての下り回線受信電力値と、第1の閾値と、CREバイアス値とに基づいて行われる。
基地局10は、自局が用いるABSパターンを決定する(ステップS110)。
次いで、基地局10の処理動作の一例について、図6を参照して説明する。
基地局10において干渉ユーザ検出部14は、基地局10が干渉を与えている端末70(つまり、干渉ユーザ)を検出する(ステップS201)。このステップS201は、上記のステップS101に対応する。例えば、干渉ユーザ検出部14は、基地局10に接続中の端末70以外の基地局30又は基地局50に接続中の端末70から送信された信号の受信電力が所定の閾値以上である場合、干渉ユーザが存在すると判定する。
受信電力測定部15は、基地局10の周辺に存在する基地局(基地局30及び基地局50を含む)から送信された参照信号の受信電力(つまり、RSRP)を測定する(ステップS202)。このステップS202は、上記のステップS102に対応する。そして、受信電力測定部15は、各周辺基地局についての下り回線受信電力値と各周辺基地局の識別情報とを対応づけて要求部16へ出力する。
要求部16は、受信電力測定部15で測定された受信電力値が複数のマクロ基地局の中で最大のマクロ基地局を特定すると共に、測定された受信電力値が複数のピコ基地局の中で最大のピコ基地局を特定する(ステップS203)。ここでは、基地局10は、基地局50及び基地局30を特定する。このステップS203は、上記のステップS103に対応する。
要求部16は、受信電力値が最大のマクロ基地局である基地局50に対して、上記の第1の要求信号を送信する(ステップS204)。このステップS204は、上記のステップS104に対応する。
取得部18は、上記の第1の要求信号に応じて基地局50から送信された、ABSパターン(つまり、第1のパターン)に関する情報を取得する(ステップS205)。
要求部16は、受信電力値が最大のピコ基地局である基地局30に対して、上記の第2の要求信号を送信する(ステップS206)。このステップS206は、上記のステップS106に対応する。
取得部18は、上記の第2の要求信号に応じて基地局30から送信された、第1の閾値に関する情報及びCREバイアス値に関する情報を取得する(ステップS207)。
判定部19は、「エリア判定処理」を実行する。判定部19は、基地局30についての受信電力値(RSRP)と、基地局50についての受信電力値(RSRP)と、第1の閾値(RSRP)と、CREバイアス値(Bias)とに基づいて、判定する。
具体的には、判定部19は、RSRPが(RSRP+Bias)よりも小さいか否かを判定する(ステップS208)。RSRPが(RSRP+Bias)以上の場合(ステップS208否定)、判定部19は、基地局10が第2の通信エリアを除く第1の通信エリアに存在していると判定することができる。
また、判定部19は、RSRPが(RSRP+Bias)より小さい場合(ステップS208肯定)、RSRPがRSRPより大きいか否かを判定する(ステップS209)。RSRPがRSRPより大きい場合(ステップS209肯定)、判定部19は、基地局10が第1の部分エリアに存在していると判定することができる。また、RSRPがRSRP以下の場合(ステップS209否定)、判定部19は、基地局10が第2の部分エリアに存在していると判定することができる。
パターン決定部20は、基地局10が第2の部分エリアに存在する場合(ステップS208肯定且つステップS209否定)、基地局10が用いるABSパターンとして、上記の第1のパターン(つまり、基地局50のパターン)を選択する(ステップS212)。
一方、パターン決定部20は、基地局10が第2の部分エリア以外に存在する場合(ステップS208否定又はステップS209肯定)、基地局10が用いるABSパターンとして、上記の第2のパターンを選択する(ステップS210、ステップS211)。
以上のように本実施例によれば、基地局10においてパターン決定部20は、自局に接続中の端末70に対して用いる非割当対象リソースパターンとして、上記の第1のパターンと上記の第2のパターンとの中から、自局と基地局30との距離に応じたパターンを選択する。上記の第1のパターンとは、基地局50で用いられている非割当対象リソースパターンである。また、上記の第2のパターンとは、第1のパターンとの間で非割当対象リソースが重ならないパターンである。
この基地局10の構成により、基地局10が自局の位置に応じて非割当対象リソースパターンを選択するので、基地局30又は基地局50に接続中の端末70に対する干渉を低減できると共に、干渉の低減に寄与しない非割当対象リソースを低減することができる。この結果として、スループットを向上させることができる。
具体的には、基地局10において判定部19は、下り回線受信電力に基づいて、基地局10が第2の部分エリアに存在するか否かを判定する。そして、パターン決定部20は、基地局10が第2の部分エリアに存在する場合、上記の第1のパターンを選択し、基地局10が第2の部分エリア以外のエリアに存在する場合、上記の第2のパターンを選択する。
この基地局10の構成により、基地局30によって第1のパターンの非割当対象リソースに割り当てられる可能性の高い端末70へ干渉を与える位置、つまり第2の部分エリアに基地局10が存在する場合に、基地局10は第1のパターンを選択することができる。これにより、基地局10の周辺に存在する端末70への干渉を低減できると共に、干渉の低減に寄与しない非割当対象リソースを低減することができる。また、この基地局10の構成により、基地局30によって第1のパターンの割当対象リソースに割り当てられる可能性の高い端末70へ干渉を与える位置、つまり第1の部分エリアに基地局10が存在する場合に、基地局10は第2のパターンを選択することができる。これにより、基地局10の周辺に存在する端末70への干渉を低減できると共に、干渉の低減に寄与しない非割当対象リソースを低減することができる。また、この基地局10の構成により、基地局50によって第1のパターンの割当対象リソースに割り当てられる端末70へ干渉を与える位置に基地局10が存在する場合に、基地局10は第2のパターンを選択することができる。基地局50によって第1のパターンの割当対象リソースに割り当てられる端末70へ干渉を与える位置は、つまり、第2の通信エリアを除く第1の通信エリアである。これにより、基地局10の周辺に存在する端末70への干渉を低減できると共に、干渉の低減に寄与しない非割当対象リソースを低減することができる。
また、基地局10において要求部16は、上記の第1の閾値及びCREバイアス値に関する情報を要求する第2の要求信号を基地局30へ送信する。さらに、要求部16は、基地局50で用いられている非割当対象リソースパターンに関する情報を要求する第1の要求信号を基地局50へ送信する。
また、基地局30において閾値算出部35は、上記の第1の閾値を算出する。この第1の閾値は、第1のパターンの非割当対象リソースに対応するリソースに割り当てられている端末70における受信電力値と、割当対象リソースに対応するリソースに割り当てられている端末70における受信電力値とに基づいて、算出される。例えば、閾値算出部35は、第1のパターンの非割当対象リソースに対応するリソースに割り当てられている端末70の受信電力値の内の最大値を特定する。また、閾値算出部35は、第1のパターンの割当対象リソースに対応するリソースに割り当てられている端末70の受信電力値の内の最小値を特定する。そして、閾値算出部35は、特定した最大値と最小値との平均値を算出することにより、上記の第1の閾値を算出する。
この基地局30の構成により、上記の第1のパターンの非割当対象リソースに対応するリソースに割り当てられている端末70と、その割当対象リソースに対応するリソースに割り当てられている端末70とを判別する閾値を算出することができる。すなわち、上記の第1の部分エリアと第2の部分エリアとを判別する閾値を算出することができる。
[実施例2]
実施例1では、フェムト基地局は、マクロ基地局で用いられている非割当対象リソースパターンに関する情報をマクロ基地局から取得している。これに対して、実施例2では、フェムト基地局は、サブフレーム毎の下り回線受信電力に基づいて、非割当対象サブフレームと割当対象サブフレームとを含むマクロ基地局の非割当対象リソースパターン(つまり、ABSパターン)を推定(取得)する。
[第3の基地局の構成例]
図7は、実施例2の第3の基地局の一例を示すブロック図である。図7において、基地局100は、パターン推定部101と、判定部102とを有する。
受信電力測定部15は、サブフレーム毎の上り回線受信電力を測定し、パターン推定部101へ出力する。また、受信電力測定部15は、サブフレーム毎の下り回線受信電力を測定し、判定部102へ出力する。
パターン推定部101は、受信電力測定部15で測定された、サブフレーム毎の下り回線受信電力に基づいて、マクロ基地局である基地局50のABSパターンを推定する。例えば、パターン推定部101は、複数のフレームに渡って、サブフレーム番号毎に下り回線受信電力を平均する。こうして得られた平均値をサブフレーム(番号)毎の下り回線受信電力とする。また、パターン推定部101は、複数のフレーム全体についての下り回線受信電力の平均値(以下では、単に「全体平均値」と呼ぶことがある)を算出する。そして、パターン推定部101は、或るサブフレームの下り回線受信電力が全体平均値より小さい場合、そのサブフレームをマクロ基地局50のABSパターン(つまり、第1のパターン)におけるABSであると推定する。これにより、第1のパターンを推定することができる。つまり、パターン推定部101は、非割当対象リソースパターンの取得部に相当する。
判定部102は、パターン推定部101で推定された第1のパターンと、受信電力測定部15で測定されたサブフレーム毎の上り回線受信電力と、下り回線割当制御信号と上り回線リソースとの「対応関係」とに基づいて、「エリア判定処理」を実行する。
具体的には、判定部102は、まず、推定された第1のパターンと、「対応関係」とに基づいて、第1のパターンに対応する「第1の上り送信サブフレームパターン」を特定する。「対応関係」は、例えば、下り回線制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel)が送信されたサブフレームの4つ後のサブフレームが上り回線共有チャネル(PUSCH:Physical Uplink Shared Channel)が送信されるサブフレームとなることを規定する。また、判定部102は、同様に、第2のパターンに対応する「第2の上り送信サブフレームパターン」を特定する。
そして、判定部102は、第1の上り送信サブフレームパターンの送信サブフレームにおける上り回線受信電力と、第2の上り送信サブフレームパターンの送信サブフレームにおける上り回線受信電力とに基づいて、基地局100が存在するエリアを判定する。例えば、判定部102は、第1の上り送信サブフレームパターンの送信サブフレームでの上り回線受信電力が第2の上り送信サブフレームパターンの送信サブフレームでの上り回線受信電力よりも大きい場合、基地局100が第2の部分エリアに存在すると判定できる。一方、判定部102は、第1の上り送信サブフレームパターンの送信サブフレームでの上り回線受信電力が第2の上り送信サブフレームパターンの送信サブフレームでの上り回線受信電力以下の場合、基地局100が第2の部分エリア以外のエリアに存在すると判定できる。
パターン決定部20は、基地局100が用いる非割当対象リソースパターンを決定する。例えば、パターン決定部20は、基地局100の存在するエリアが第2の部分エリアである場合、基地局100が用いる非割当対象リソースパターンとして、上記の第1のパターン(つまり、基地局50で用いられているABSパターン)を選択する。また、パターン決定部20は、基地局100の存在するエリアが第2の部分エリア以外である場合、基地局100が用いる非割当対象リソースパターンとして、上記の第2のパターンを選択する。そして、パターン決定部20は、決定した非割当対象リソースパターンをスケジューラ21へ通知する。
[第3の基地局の処理動作例]
以上の構成を有する基地局100の処理動作の一例について説明する。図8は、実施例2の第3の基地局の処理動作の一例を示すフローチャートである。図9は、下り回線割当制御信号と上り回線リソースとの対応関係の説明に供する図である。
基地局100においてパターン推定部101は、受信電力測定部15で測定された、サブフレーム毎の下り回線受信電力に基づいて、マクロ基地局(つまり、基地局50)のABSパターンを推定する(ステップS301)。
判定部102は、第1の上り送信サブフレームパターンの送信サブフレームにおける上り回線受信電力(IABS1)を特定する(ステップS302)。また、判定部102は、第2の上り送信サブフレームパターンの送信サブフレームにおける上り回線受信電力(IABS2)を特定する(ステップS303)。ここで、図9に示すように、基地局50がサブフレーム#1及びサブフレーム#3をABSとするABSパターンを用いる場合、基地局50は、サブフレーム#2及びサブフレーム#4でPDCCHを送信する。そして、このPDCCHを受信した端末70は、このPDCCHが送信されたサブフレームの4つ後のサブフレームでPUSCHを送信する。従って、判定部102は、パターン推定部101で推定された基地局50のABSパターンに基づいて、第1の上り送信サブフレームパターンを特定することができる。また、基地局50がサブフレーム#1及びサブフレーム#3をABSとするABSパターンを用いる場合、上記の第2のパターンは、サブフレーム#2及びサブフレーム#4をABSとするABSパターンとなる。従って、判定部102は、パターン推定部101で推定された基地局50のABSパターンに基づいて、第2の上り送信サブフレームパターンも特定することができる。
判定部102は、「エリア判定処理」を実行する。判定部102は、第1の上り送信サブフレームパターンの送信サブフレームにおける上り回線受信電力(IABS1)と、第2の上り送信サブフレームパターンの送信サブフレームにおける上り回線受信電力(IABS2)とに基づいて、判定する。
具体的には、判定部102は、IABS1がIABS2より大きいか否かを判定する(ステップS304)。IABS1がIABS2より大きい場合(ステップS304肯定)、判定部102は、基地局100が第2の部分エリア以外のエリアに存在していると判定することができる。一方、IABS1がIABS2以下の場合(ステップS304否定)、判定部102は、基地局100が第2の部分エリアに存在していると判定することができる。このエリア判定処理は、次の理由により実行可能である。すなわち、ピコセルにおいて基地局50のABSに対応するサブフレームには、第2の部分エリアに存在する端末70が割り当てられる。つまり、サブフレーム#2及びサブフレーム#4には、第2の部分エリアに存在する端末70宛てのPDCCHがマッピングされる。このため、第2の部分エリアに存在する端末70は、サブフレーム#6及びサブフレーム#8でPUSCHを送信する。従って、IABS2(つまり、サブフレーム#6及びサブフレーム#8での上り回線受信電力)がIABS1より大きい場合には、基地局100が第2の部分エリアに存在する端末70からの干渉をより大きく受けていると判定できる。すなわち、IABS2(つまり、サブフレーム#6及びサブフレーム#8での上り回線受信電力)がIABS1より大きい場合には、基地局100が第2の部分エリアに存在していると判定することができる。
パターン決定部20は、基地局100が第2の部分エリアに存在する場合(ステップS304否定)、基地局100が用いるABSパターンとして、上記の第1のパターン(つまり、基地局50のパターン)を選択する(ステップS305)。
一方、パターン決定部20は、基地局100が第2の部分エリア以外に存在する場合(ステップS304肯定)、基地局100が用いるABSパターンとして、上記の第2のパターンを選択する(ステップS306)。
以上のように本実施例によれば、基地局100においてパターン推定部101は、サブフレーム毎の下り回線受信電力に基づいて、基地局50における第1のパターン(つまり、ABSパターン)を推定する。そして、判定部102は、基地局100が第2の部分エリアに存在するか否かを判定する。このエリア判定は、上記の第1の上り送信サブフレームパターンの送信サブフレームにおける上り回線受信電力(IABS1)と、第2の上り送信サブフレームパターンの送信サブフレームにおける上り回線受信電力(IABS2)とに基づいて行われる。上記の第1の上り送信サブフレームパターンの送信サブフレームにおける上り回線受信電力(IABS1)は、推定した第1のパターンの割当対象サブフレームから所定サブフレーム数だけ後のサブフレームにおける上り回線受信電力である。また、上記の第2の上り送信サブフレームパターンの送信サブフレームにおける上り回線受信電力(IABS2)は、推定した第1のパターンの非割当対象サブフレームから所定サブフレーム数だけ後のサブフレームにおける上り回線受信電力である。
この基地局100の構成により、基地局50からABSパターンに関する情報を受け取らなくても、そのABSパターンを推定することができる。そして、この推定したABSパターンと、サブフレーム毎の上り回線受信電力とに基づいて、基地局100が第2の部分エリアに存在するか否かを判定することができる。
[他の実施例]
実施例1及び実施例2で図示した各部の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
更に、各装置で行われる各種処理機能は、CPU(Central Processing Unit)(又はMPU(Micro Processing Unit)、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしてもよい。また、各種処理機能は、CPU(又はMPU、MCU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行するプログラム上、又はワイヤードロジックによるハードウェア上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしてもよい。
実施例1及び実施例2の基地局は、次のようなハードウェア構成により実現することができる。
図10は、基地局のハードウェア構成を示す図である。図10に示すように、基地局200は、RF(Radio Frequency)回路201と、プロセッサ202と、メモリ203と、ネットワークIF(Inter Face)204とを有する。プロセッサ202の一例としては、CPU、DSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等が挙げられる。また、メモリ203の一例としては、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)等のRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ等が挙げられる。実施例1及び実施例2で示した基地局10,30,50,100のそれぞれが、図10に示すようなハードウェア構成を有している。
そして、実施例1及び実施例2の基地局で行われる各種処理機能は、不揮発性記憶媒体などの各種メモリに格納されたプログラムを増幅装置が備えるプロセッサで実行することによって実現してもよい。
すなわち、受信処理部12と、分離部13と、干渉ユーザ検出部14と、受信電力測定部15と、要求部16と、取得部18と、判定部19と、パターン決定部20と、スケジューラ21と、送信処理部22とによって実行される各処理に対応するプログラムがメモリ203に記録され、各プログラムがプロセッサ202で実行されてもよい。なお、無線受信部11及び無線送信部23は、RF回路201により実現される。また、ネットワークIF17は、ネットワークIF204により実現される。
また、受信処理部32と、分離部33と、接続制御部34と、閾値算出部35と、通知生成部36と、スケジューラ38と、送信処理部39とによって実行される各処理に対応するプログラムがメモリ203に記録され、各プログラムがプロセッサ202で実行されてもよい。なお、無線受信部31及び無線送信部40は、RF回路201により実現される。また、ネットワークIF37は、ネットワークIF204により実現される。
また、受信処理部52と、分離部53と、通知生成部54と、スケジューラ56と、送信処理部57とによって実行される各処理に対応するプログラムがメモリ203に記録され、各プログラムがプロセッサ202で実行されてもよい。なお、無線受信部51及び無線送信部58は、RF回路201により実現される。また、ネットワークIF55は、ネットワークIF204により実現される。
また、パターン推定部101と、判定部102とによって実行される各処理に対応するプログラムがメモリ203に記録され、各プログラムがプロセッサ202で実行されてもよい。
なお、ここでは、基地局200が一体の装置であるものとして説明したが、これに限定されない。例えば、基地局200は、無線装置と制御装置という2つの別体の装置によって構成されてもよい。この場合、例えば、RF回路201は無線装置に配設され、プロセッサ202と、メモリ203と、ネットワークIF204とは制御装置に配設される。
10,30,50,100 基地局
11,31,51 無線受信部
12,32,52 受信処理部
13,33,53 分離部
14 干渉ユーザ検出部
15 受信電力測定部
16 要求部
18 取得部
19,102 判定部
20 パターン決定部
21,38,56 スケジューラ
22,39,57 送信処理部
23,40,58 無線送信部
34 接続制御部
35 閾値算出部
36,54 通知生成部
70 端末
101 パターン推定部

Claims (6)

  1. 第1のセルに対応する第1の基地局と、前記第1のセルを規定する第1のエリア内に存在し且つ前記第1のエリアよりも小さい第2のエリアによって規定される第2のセルに対応する第2の基地局と、前記第1のセルを規定する第1のエリア内に存在し且つ前記第2のエリアよりも小さい第3のエリアによって規定される第3のセルに対応する第3の基地局とを具備する通信システムにおける、前記第3の基地局であって、
    前記第1の基地局が前記第1の基地局と接続中の端末に対して割り当てない非割当リソースの第1のパターンに関する情報を取得する取得部と、
    自局に接続中の端末に対して用いる非割当リソースのパターンとして、前記第1のパターンと、前記第1のパターンとの間で非割当リソースが重ならない第2のパターンとの中から、自局と前記第2の基地局との距離に応じたパターンを選択する選択部と、
    を具備することを特徴とする基地局。
  2. 前記第2のエリアは、第1の部分エリアと前記第1の部分エリアよりも前記第2の基地局との距離が遠い第2の部分エリアとを含み、
    受信電力に基づいて、自局が前記第2の部分エリアに存在するか否かを判定する判定部をさらに具備し、
    前記選択部は、自局が前記第2の部分エリアに存在する場合、前記第1のパターンを選択し、自局が前記第2の部分エリア以外のエリアに存在する場合、前記第2のパターンを選択する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の基地局。
  3. 前記取得部は、サブフレーム毎の下り回線受信電力に基づいて、非割当対象サブフレームと割当対象サブフレームとを含む、前記第1の基地局における前記第1のパターンを推定し、
    前記判定部は、前記推定した第1のパターンの割当対象サブフレームから所定サブフレーム数だけ後のサブフレームにおける上り回線受信電力と、前記推定した第1のパターンの非割当対象サブフレームから前記所定サブフレーム数だけ後のサブフレームにおける上り回線受信電力との比較結果に基づいて、自局が前記第2の部分エリアに存在するか否かを判定する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の基地局。
  4. 前記第2の部分エリアと前記第2の部分エリア以外のエリアとの判別に用いる受信電力閾値に関する情報を要求する要求信号を前記第2の基地局へ送信する送信部を、さらに具備することを特徴とする請求項2に記載の基地局。
  5. 第1のセルに対応する第1の基地局と、前記第1のセルを規定する第1のエリア内に存在し且つ前記第1のエリアよりも小さい第2のエリアによって規定される第2のセルに対応する第2の基地局と、前記第1のセルを規定する第1のエリア内に存在し且つ前記第2のエリアよりも小さい第3のエリアによって規定される第3のセルに対応する第3の基地局とを具備する通信システムにおける、前記第2の基地局であって、
    参照信号を送信する送信部と、
    前記第1の基地局が前記第1の基地局と接続中の端末に対して割り当てない非割当リソースの第1のパターンにおける前記非割当リソースに対応するリソースに割り当てている第1の端末における前記参照信号の受信電力値と、前記第1のパターンにおける割当リソースに対応するリソースに割り当てている第2の端末における前記参照信号の受信電力値とに基づいて、前記第3の基地局において前記第3の基地局の存在するエリアの判定に用いる閾値を算出する算出部と、
    前記算出した閾値を前記第3の基地局へ通知する通知部と、
    を具備することを特徴とする基地局。
  6. 第1のセルに対応する第1の基地局と、前記第1のセルを規定する第1のエリア内に存在し且つ前記第1のエリアよりも小さい第2のエリアによって規定される第2のセルに対応する第2の基地局と、前記第1のセルを規定する第1のエリア内に存在し且つ前記第2のエリアよりも小さい第3のエリアによって規定される第3のセルに対応する第3の基地局とを具備する通信システムにおける、前記第3の基地局でのリソース選択方法であって、
    前記第1の基地局が前記第1の基地局と接続中の端末に対して割り当てない非割当リソースの第1のパターンに関する情報を取得し、
    前記第3の基地局に接続中の端末に対して用いる非割当リソースのパターンとして、前記第1のパターンと、前記第1のパターンとの間で非割当リソースが重ならない第2のパターンとの中から、前記第3の基地局と前記第2の基地局との距離に応じたパターンを選択する、
    ことを特徴とするリソース選択方法。
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