JP5839696B2 - コンデンサ - Google Patents

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本発明は、外装ケースを封口ゴムにより封口したコンデンサに関する。
従来のコンデンサは特許文献1に開示される。このコンデンサは一端に開口部を有する外装ケース内にコンデンサ素子を収納し、開口部が封口ゴムにより封口される。コンデンサ素子は陽極及び陰極の電極箔がセパレータを介して巻回して形成され、中心に配した金属パイプにより空洞の巻心部が形成される。
封口ゴムは円板状に形成され、一面にテーパ形状の突起部が設けられる。また、コンデンサ素子の電極箔からリード線が導出され、封口ゴムを貫通する端子部にリード線が接続される。
リード線と端子部との接続により封口ゴムと一体化されたコンデンサ素子を外装ケース内に収納した後、外装ケースを塑性変形して封口ゴムが固定される。これにより、外装ケースが封口される。この時、封口ゴムの突起部は巻心部内に挿入され、テーパ状の突起部の周面が巻心部の内周面の一端に当接する。これにより、コンデンサ素子が固定される。
特開平6−45192号公報(第2頁−第3頁、第1図) 実開昭51−76649号(第5図)
しかしながら、上記従来のコンデンサによると、テーパ形状に形成される突起部の周面が巻心部の内周面に当接してコンデンサ素子が固定される。この時、封口ゴム及び巻心部の加工精度を考慮し、突起部が根元まで巻心部に挿入されないようにテーパ形状の突起部を長く形成する必要がある。このため、コンデンサ素子の端面と封口ゴムの突起部の周囲との間に大きな空隙が形成される。
従って、コンデンサの軸方向長さが大きくなる問題や、コンデンサの軸方向長さを小さく形成するとコンデンサ素子が小型になるため特性が悪くなる問題があった。加えて、コンデンサのリフローハンダ等による実装時の熱により電極箔及びセパレータが軸方向にずれてコンデンサ素子と封口ゴムとの空隙に進出する場合がある。この時、該空隙が大きいとセパレータに対して電極箔がずれて露出し、陽極と陰極とのショートや電極箔の損傷によってコンデンサの特性劣化を招く問題もあった。
本発明は、小型化を図るとともに特性劣化を防止できるコンデンサを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、陽極箔及び対向陰極箔がセパレータを介して巻回されるとともに空洞の巻心部を中心に有するコンデンサ素子と、一面に開口部を有して前記コンデンサ素子を収納する有底筒状の外装ケースと、前記開口部を封口するとともに前記巻心部に遊嵌される突起部を有した封口ゴムとを備えたことを特徴としている。
この構成によると、中心に空洞の巻心部を有した巻回形のコンデンサ素子が外装ケース内に収納され、外装ケースが封口ゴムにより封口される。この時、封口ゴムの一面から突出した突起部が巻心部に挿入される。突起部は例えば巻心部の内径よりも小径の円柱状に形成され、巻心部の内面との間に隙間を有して突起部が遊嵌される。これにより、コンデンサ素子の端面と封口ゴムの突起部の周囲とが近接する。
また本発明は、上記構成のコンデンサにおいて、前記陽極箔及び前記対向陰極箔にそれぞれ固着されるリードタブを有して前記封口ゴムから延出される一対のリード線を前記コンデンサ素子に設けるとともに、前記リードタブを挿通する挿通部を前記封口ゴムに設けたことを特徴としている。
この構成によると、リード線のリードタブがカシメ等によって陽極箔及び対向陰極箔にそれぞれ固着される。外装ケースを封口すると封口ゴムの挿通部にリードタブが挿通され、コンデンサ素子が固定される。
また本発明は、上記構成のコンデンサにおいて、前記突起部を前記封口ゴムの軸方向の両端面に設けたことを特徴としている。
本発明によると、外装ケースを封口する封口ゴムがコンデンサ素子の中心の巻心部に遊嵌される突起部を有するので、コンデンサ素子の端面と封口ゴムの突起部の周囲との空隙を小さくすることができる。これにより、コンデンサ素子を小型にすることなくコンデンサの軸方向長さを小さくできるとともに、陽極箔及び対向陰極箔の軸方向のずれによる露出を防止することができる。従って、コンデンサの小型化を図るとともに特性劣化を防止することができる。また、コンデンサの組み立て時に軸方向に並べてストックされた複数の封口ゴムの密着を突起部により防止し、コンデンサの製造工数を削減することができる。
本発明の実施形態のコンデンサを示す側面断面図 本発明の実施形態のコンデンサのコンデンサ素子を示す斜視図 本発明の実施形態のコンデンサの封口ゴムを示す平面図
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は一実施形態のコンデンサを示す側面断面図である。コンデンサ1は一面に開口部2aを有した有底筒状のアルミニウム等から成る外装ケース2内にコンデンサ素子10が収納される。外装ケース2の開口部2aは封口ゴム3により封口される。
図2はコンデンサ素子10の分解斜視図を示している。コンデンサ素子10は陽極箔11及び対向陰極箔12を電解紙等のセパレータ13を介して巻回して形成され、中心に空洞の巻心部15を有している。陽極箔11または対向陰極箔12の終端は巻き止めテープ14によって固定される。巻心部15に金属や樹脂から成る筒状部材を配してもよい。
陽極箔11はアルミニウム、タンタル、ニオブ、チタン等の弁作用金属から成り、表面に誘電体皮膜が形成される。対向陰極箔12はセパレータ13を介して陽極箔11に対向し、アルミニウム等により形成される。
陽極箔11及び対向陰極箔12にはそれぞれリード線21、22が接続される。リード線21、22は陽極箔11及び対向陰極箔12にカシメ等によって固着されるリードタブ21a、22aを有し、先端を封口ゴム3から延出される。
また、コンデンサ素子10には電解液が含浸される。電解液として環状アミジン塩のγ−ブチロラクトン溶液、ボロジサリチル酸トリメチルアミンのγ−ブチロラクトン溶液等を用いることができる。
尚、陽極箔11の誘電体皮膜の表面及び対向陰極箔12の表面に導電性固体層を設けてもよい。導電性固体層は導電性ポリマーにより形成され、例えば、ポリピロール、ポリチオフェンまたはこれらの誘導体等が用いられる。
図3は封口ゴム3の平面図を示している。封口ゴム3は円板状に形成され、軸方向の両端面の中心にはそれぞれ円柱状の突起部3aが突設される。突起部3aの直径は巻心部15の内径よりも小さく形成される。突起部3aの周囲は平面に形成される。
突起部3aの両側方にはリード線21、22のリードタブ21a、22aが挿通される貫通孔から成る挿通部3bが設けられる。リードタブ21a、22aを挿通する挿通部3bを溝により形成し、挿通部3bの底面にリード線21、22が挿通される小径の貫通孔を形成してもよい。
図1において、コンデンサ素子10は外装ケース2内に収納され、外装ケース2の開口部2aに封口ゴム3を配した状態で外装ケース2の周面に絞り加工が施される。これにより、封口ゴム3が固定され、外装ケース2が封口ゴム3により封口される。この時、封口ゴム3の端面から突出した一方の突起部3aが巻心部15に挿入される。突起部3aは巻心部15の内径よりも小径に形成されるため、巻心部15の内面との間に隙間を有して突起部3aが遊嵌される。また、封口ゴム3の挿通部3bにリードタブ21a、22aが圧入され、コンデンサ素子10が固定される。
これにより、コンデンサ素子10の端面と封口ゴム3の突起部3aの周囲とが接近して配置され、両者間の空隙を小さくすることができる。このため、コンデンサ素子10を小型にすることなくコンデンサ1の軸方向長さを小さくすることができる。
また、コンデンサ1のリフローハンダ等による実装時の熱によりセパレータ13、陽極箔11及び対向陰極箔12が軸方向にずれてコンデンサ素子10と封口ゴム3との空隙に進出する。この時、該空隙が小さいため、セパレータ13に対して陽極箔11及び対向陰極箔12がずれて露出することが防止される。従って、陽極箔11及び対向陰極箔12のショートや損傷を防止することができる。
尚、突起部3aは巻心部15に隙間を有して遊嵌されていれば、角柱状、錐体状、錐台状に形成してもよい。
本実施形態によると、封口ゴム3がコンデンサ素子10の中心の巻心部15に遊嵌される突起部3aを有するので、コンデンサ素子10の端面と封口ゴム3の突起部3aの周囲との空隙を小さくすることができる。これにより、コンデンサ素子10を小型にすることなくコンデンサ1の軸方向長さを小さくできるとともに、陽極箔11及び対向陰極箔12の軸方向のずれによる露出を防止することができる。従って、コンデンサ1の小型化を図るとともに特性劣化を防止することができる。
加えて、コンデンサ1の組み立て時に軸方向に並べてストックされた複数の封口ゴム3の密着を突起部3aにより防止し、封口ゴム3を容易に取り出してコンデンサ1を組み立てることができる。従って、コンデンサ1の製造工数を削減することができる。
また、封口ゴム3の挿通部3bにリードタブ21a、22aが挿通されるので、コンデンサ素子10の端面と封口ゴム3の突起部3aの周囲との空隙をより確実に小さくすることができる。加えて、コンデンサ素子10を容易に固定することができる。
尚、突起部3aを封口ゴム3のコンデンサ素子10に対向した片面のみに形成してもよい。しかしながら、本実施形態に示すように突起部3aを封口ゴム3の軸方向の両端面に設けるとより望ましい。これにより、軸方向に並べてストックされた複数の封口ゴム3の密着をより確実に防止できるとともに、封口ゴム3の装着方向の誤認を防止することができる。
本発明によると、外装ケースを封口ゴムにより封口したコンデンサに利用することができる。
1 コンデンサ
2 外装ケース
3 封口ゴム
3a 突起部
3b 挿通部
10 コンデンサ素子
11 陽極箔
12 対向陰極箔
13 セパレータ
14 巻き止めテープ
15 巻心部
21、22 リード線
21a、22a リードタブ

Claims (3)

  1. 陽極箔及び対向陰極箔がセパレータを介して巻回されるとともに空洞の巻心部を中心に有するコンデンサ素子と、一面に開口部を有して前記コンデンサ素子を収納する有底筒状の外装ケースと、前記開口部を封口するとともに前記巻心部に遊嵌される突起部を有した封口ゴムとを備えたことを特徴とするコンデンサ。
  2. 前記陽極箔及び前記対向陰極箔にそれぞれ固着されるリードタブを有して前記封口ゴムから延出される一対のリード線を前記コンデンサ素子に設けるとともに、前記リードタブを挿通する挿通部を前記封口ゴムに設けたことを特徴とする請求項1に記載のコンデンサ。
  3. 前記突起部を前記封口ゴムの軸方向の両端面に設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコンデンサ。
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