JP5838863B2 - 射出成形品及び検査チップ - Google Patents

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Description

本発明は、異なる内径を有する突出部が基板上に複数形成され、射出成形において複数の突出部の先端面を突き出して離型させて成形される射出成形品、検査チップに関する。
内径の異なる複数の突出部が基板の上側に形成されてなり、射出成形において複数の突出部の先端面を突き出して離型させて成形される射出成形品として、特許文献1に記載のものが知られている。
図9に示すように、検査チップ200は、基板201と、複数の突出部210と、これらの突出部210とは径の異なる突出部220とを備えて構成され、射出成形において複数の突出部210及び突出部220の先端面を成形機側のエジェクタロッドを作動させることによって金型より突き出して離型させて成形される射出成形品である。
11個の突出部210は全て、同一形状(円環形状)で、内径t1、肉厚D1が等しい。突出部220は、突出部210に比べて内径が小さく肉厚は薄い(内径t2<t1、肉厚D2<D1)。突出部210,220は、流路230と連通している。
特開2010−85281号公報
ところで、検査チップ200は、射出成形機を用いて、所定の工程を経て完成する。ここで、射出成形金型を用いた射出成形工程について図10及び図11を参照して簡単に説明する。なお、図10は2つの可動金型を突き合わせてキャビティを形成する、いわゆる型締め工程の様子を示した模式図である。図11は射出成形機から射出成形品を離型させる、いわゆる突出し工程の様子を示した模式図である。
図10に示すように、射出成形金型250は、射出成形品の形状を有する凹部(キャビティ)330が形成された第1の可動金型300と、第1の可動金型300に突き合わせることによって凹部330を塞ぐ機能を有する第2の可動金型310と、エジェクタ部材320と、射出成形品の材料である樹脂材をキャビティに供給するシリンダー部260とを含んで構成されている。
射出成形の工程には、型締め工程、射出工程、離間工程、突出し工程が、この順に行われる。型締め工程では、図10に示すように第1の可動金型300と第2の可動金型310を突き合わせることによって、第1の可動金型300に形成された凹部330を塞いでキャビティを形成する。次に、樹脂材供給炉303からの樹脂材305を射出してキャビティにこれを充填する(射出工程)。所定時間経過し、樹脂材305が十分に冷却されると、図11に示すように、第2の可動金型310を移動させて第1の可動金型300から遠ざける(型開工程)。次に、エジェクタ部材320を外側(図11の矢印方向)に突き出すことにより射出成形品350が離型される(突出し工程)。この射出成形品350に図示しない第2の基板(例えば、プリズム)及び流路形成部品を接合することによって前記検査チップ200を得る。
しかしながら、上記した構造を有する検査チップ200では、突出し工程において、突出部210に比べて内径が小さい突出部220の先端に加わる圧力は、突出部210に加わる圧力よりも大きくなる。このため、検査チップ200の突出部220近傍にクラック等の外観上の不具合が生じる虞がある。
本発明は上記問題点を解決するものであり、外観上の不具合を生じさせることなく、それぞれ異なる内径を有する複数の突出部が基板上に形成された射出成形品を離型して成形させることができる技術を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1記載の射出成形品は、第1の内径を有する第1の突出部と、第1の内径より小さい第2の内径を有する第2の突出部とを含む複数の突出部が基板上に形成されてなる。射出成形品は、射出成形において複数の突出部の先端面を突き出して離型させて成形され、第2の突出部の肉厚は、第1の突出部の肉厚よりも厚い。第1の突出部の先端における外円面積と内円面積との差分から得られる第1の先端面積と、第2の突出部の先端における外円面積と内円面積との差分から得られる第2の先端面積との比は0.9〜1.1である。
また、上記課題を解決するために、請求項記載の射出成形品は、請求項に記載の射出成形品であって、第2の突出部の肉厚が前記基板の肉厚以下である。
また、上記課題を解決するために、請求項記載の射出成形品は、請求項1又は2に記載の射出成形品であって、前記第2の突出部の肉厚は前記基板の肉厚と同等であり、前記基板の肉厚は1〜3mmである。
また、上記課題を解決するために、請求項記載の検査チップは、第1の内径を有する試薬混合部としての第1の突出部と、第1の内径より小さい第2の内径を有する試薬注入部としての第2の突出部を含む複数の突出部が基板上に形成されてなる。検査チップは、射出成形において複数の突出部の先端面を突き出して離型させて成形され、第2の突出部の肉厚は、第1の突出部の肉厚よりも厚い。第1の突出部の先端における外円面積と内円面積との差分から得られる第1の先端面積と、第2の突出部の先端における外円面積と内円面積との差分から得られる第2の先端面積との比は0.9〜1.1である。
また、上記課題を解決するために、請求項記載の検査チップは、請求項4に記載の検査チップであって、第1の突出部及び第2の突出部における内径部に段差が形成されている。
このように、本発明における検査チップによれば、外観上の不具合を生じさせることなく、それぞれ異なる内径を有する複数の突出部が基板上に形成された射出成形品を離型して成形させることができる。
実施例1に係る検査チップの平面図である。 図1AのA−A線断面図である。 突出部の開口周縁部に段差部が形成された検査チップの部分縦断面図である。 検査チップの離型時における外観評価を説明するための表である。 実施例2に係る検査チップの平面図である。 実施例3に係る検査チップの平面図である。 図5AのA−A線断面図である。 実施例4に係る検査チップの平面図である。 図6AのA−A線断面図である。 実施例5に係る検査チップの平面図である。 図7AのA−A線断面図である。 比較例1に係る検査チップの平面図である。 図8AのA−A線断面図である。 従来の検査チップの平面図である。 2つの可動金型を突き合わせてキャビティを形成する、いわゆる型締め工程の様子を示した模式図である。 射出成形機から射出成形品を離型させる、いわゆる突出し工程の様子を示した模式図である。
以下、本発明の実施形態について、添付した図面を参照しつつ説明する。
図1Aは、本発明の実施例1に係る検査チップの平面図であり、図1Bは、図1AのA−A線断面図である。図2は、突出部の開口周縁部に段差部が形成された検査チップの部分縦断面図である。図3は、検査チップの離型時における外観評価を説明するための表である。図4は、本発明の実施例2に係る検査チップの平面図である。図5Aは、実施例3に係る検査チップの平面図であり、図5Bは、図5AのA−A線断面図である。図6Aは、実施例4に係る検査チップの平面図であり、図6Bは、図6AのA−A線断面図である。図7Aは、実施例5に係る検査チップの平面図であり、図7Bは、図7AのA−A線断面図である。図8Aは、比較例1に係る検査チップの平面図であり、図8Bは、図8AのA−A線断面図である。
<検査チップの基本構成>
本実施形態に係る検査チップ10は、抗原抗体反応等による生体物質の検査・分析等に用いられるチップであり、図1A及び図1Bに示すように、検査チップ基板12と第1の突出部(以下、「第1のボス」と呼ぶ。)13と、第2の突出部(以下、「第2のボス」と呼ぶ。)14とを備えて構成されている。
検査チップ基板12は、その内部(後述する第1基板12aと第2基板12bが貼り合わされてなる検査チップ基板12の内部)に流路11を有し、樹脂を用いて構成される。その樹脂としては、成形性(転写性、離型性)が良いこと、透明性が高いこと、紫外線や可視光に対する自家蛍光性が低いことなどが条件としてあげられる。この流路11には、図示しない送液装置により注入される液体等が流れる。
<検査チップ基板>
検査チップ基板12は、図1に示すように第1基板12aと、流路シール(図示省略)と、第2基板12b(例えばプリズム)を備えて構成されている。流路11は、流路シールを用いて張り合わされた第1基板12aと第2基板12bに画定される領域に形成されている。なお、検査チップ基板12を構成する第1基板12aと第2基板12bは、射出成形法、プレス成形法、又は機械加工法などの方法によって製造され、第1基板12aと第2基板12bの少なくとも一方に微細加工が施されている。
検査チップ基板12は、第1基板12aと、第2基板12bとを接合することによって形成される。この接合によって、第1基板12aと第2基板12bの間に流路11が形成される。ここで、基板同士の接合には、熱板、熱風、熱ロール、超音波、振動、レーザなどを用いて樹脂製基板を加熱して接合する溶着方法、接着剤や溶剤を用いて樹脂製基板を接合する接着方法、樹脂製基板自体の粘着性を利用して接合する方法、及び、樹脂製基板にプラズマ処理などの表面処理を施すことで基板同士を接合する方法などが挙げられる。以上により、内部に流路11を有する検査チップ10が製造される。
また、流路11は、検査チップ基板12の内部において所定の方向(図1Bにおいて検査チップ基板12の上面12dに沿った方向)に延びる反応路15と、反応路15と第1のボス13とを連通する連通路16と、反応路15と第2のボス14とを連通する連通路17とを備えて構成されている。
なお、流路11の形成については、第2基板12bに流路用の溝(図1の反応路15に相当する部分)を形成し、その流路用溝を内側にして、流路用溝を有する第2基板12bにカバー機能を有する第1基板12aを接合することによって流路11が形成される。
ここで、流路用溝が形成された第2基板12bの板厚は、成形性を考慮して、0.2mm〜5mmが好ましく、0.5mm〜2mmがより好ましい。流路用溝を覆うための蓋(カバー)として機能する第1基板12aの板厚は、成形性を考慮して、0.2mm〜5mmが好ましく、0.5mm〜2mmがより好ましい。また、第1基板12aについては、板状の部材以外にも、フィルム(シート状の部材)を用いてもよい。この場合、フィルムの厚さが30μm〜300μmであることが好ましく、50μm〜150μmであることがより好ましい。
また、検査チップ本体12には、低コストで使い捨て可能な樹脂が用いられ、具体的には、熱可塑性樹脂が用いられる。熱可塑性樹脂としては、例えばポリカーボネート、ポリメタクリル酸メチル、ポリスチレン、ポリアクリロニトリル、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン6、ナイロン66、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリプロピレン、ポリプロピレン、ポリイソプレン、ポリエチレン、ポリジメチルシロキサン、環状ポリオレフィンなどを用いることが好ましい。特に好ましいのは、ポリメタクリル酸メチル、環状ポリオレフィンを用いることである。
<ボス>
第1のボス13は、検査チップ基板12の上面に形成され、貫通穴(内径部)21を有し、試薬を内径部21の中で混合したり反応させたりする試薬混合部や試薬反応部として機能する。試薬混合や試薬反応については公知であるのでここでは説明を省略する。内径部21は、流路11の連通路16と連通している。
第2のボス14は、検査チップ基板12の上面に、かつ、第1のボス13の形成領域とは異なる領域に形成され、貫通穴(内径部)22を有している。内径部22は、流路11の連通路17と連通している。
ここで、第2のボス14における内径部22の第2の内径t3が、第1のボス13における内径部21の第1の内径t1よりも小さい(t3<t1)。第2のボス14の肉厚t4は、第1のボス13の肉厚t2よりも厚く(t4>t2)なっている。なお、第1のボス13の先端における面積(以下、「先端面積」と呼ぶ。)A1と、第2のボス14の先端面積A2の比(先端面積比:A1/A2)は、0.9〜1.1であることが望ましい。ここで、先端面積A1は、外径t5の円(外円)の面積と内径t1の円(内円)の面積との差分をとって求められる。先端面積A2は、外径t6の円(外円)の面積と内径t3の円(内円)の面積との差分をとって求められる。
なお、上記した面積比についての説明は、検査チップを構成するボスが2つの場合におけるものである。検査チップを構成する内径の異なる2種類のボスが併せて3つ以上ある場合、例えば第1の先端面積を有する第1のボスと、第1の先端面積とは異なる第2の先端面積を有する第2のボスとがそれぞれ2つ(合計4つ)形成されているような場合には、2つの第1のボスの合計先端面積と2つの第2のボスの合計先端面積との面積比が0.9〜1.1であることが望ましい。
上記した条件を満足することが必要である理由は、上記した構造を有する検査チップ10を射出成形の突出し工程において、複数の突出部の先端面を突き出して離型させるときに、第2のボス14の肉厚t4が第1のボス13の肉厚t2よりも薄い場合には、第1のボス13に比べて内径が小さい第2のボス14の先端に加わる圧力は、第1のボス13の先端に加わる圧力よりも大きくなる。このため、第2のボス14近傍にクラック等の外観上の不具合が生じる虞があるからである。
つまり、第2のボス14の肉厚t4が、第1のボス13の肉厚t2よりも厚い場合には、第1のボス13の先端と第2のボス14の先端に加わる圧力はほぼ等しくなり、第2のボス14近傍にクラック等の外観上の不具合の発生を防止することができる。
また、第2のボス14の肉厚t4と検査チップ基板12の肉厚Hについては、t4≦Hを満足させることが必要である。より詳細には、t4=Hを満足させることが望ましい。
t4≦Hを満足させることが必要である理由は以下のとおりである。射出成形により成形された検査チップ(射出成形品)を金型から離型する場合には、成形機側のエジェクタロッドを用いて第2のボス14の上方から検査チップ基板12側の方向に向かって突き出す。このときに、第2のボス14の上方からの突き出し力(応力)が第2のボス14を介して検査チップ基板12に作用する。
t4≦Hの場合には、検査チップ基板12の肉厚Hが第2のボス14の肉厚t4以上であるため、検査チップ基板12が第2のボス14を介して作用する突き出し力に耐えられる。このため、外観の不具合(クラック、ヒケ)は生じない。しかし、t4>Hの場合には、検査チップ基板12の肉厚Hが第2のボス14の肉厚t4よりも薄いため、検査チップ基板12が第2のボス14を介して作用する突き出し力に耐えきれず第2のボス14の根元にクラック、ヒケが入る確率が高くなる。このような理由によりt4≦Hを満足させることが必要となる。
なお、本実施形態では、第1のボス13は貫通穴(内径部)21を有し、第2のボス14は貫通穴(内径部)22を有する構造をしているが、第1のボス13と第2のボス14のいずれか一方のみが貫通穴を有し、他方は片側開口構造(凹部)を有する構造であっても、上記した条件を満足する構造を有することにより、上記同様の効果が得られる。
ここで、片側開口構造を有するボスが形成された検査チップ基板12において、その内部であってボス形成領域直下に相当する位置には、一般に流路は存在しない。このような片側開口構造を有するボスは、例えば、検査試料溶液を貯留するという用途に用いられるからである。
また、第1のボス13と第2のボス14の双方が片側開口構造(凹部)を有する構造であっても、上記した条件を満足する構造を有することにより、上記同様の効果が得られる。
また、検査チップ基板12を構成する第1基板12aにおける第1のボス13の内径部21及び/又は第2のボス14の内径部22の開口周縁部に段差部25を形成するようにしてもよい。図3に第2のボス14の内径部22の開口周縁部に段差部25を形成する様子を示す。なお、幅Bは、段差部の幅Aと幅Bとを加算した長さ(A+B)の50%以上であることが望ましい。
このように、内径部21(22)の開口周縁部に段差部25を形成することにより、開口周縁部におけるバリ突端が先端面より上面に出現することを防止できるので、その後、図示しない封止部材を第1のボス13及び/又は第2のボス14に貼付した場合において、第1のボス13及び/又は第2のボス14と前記封止部材との密着性を向上させることができる。
なお、試薬混合部や試薬反応部として機能する第1のボスの肉厚が薄ければ薄いほど、温度調節された検査チップ内の熱変化に対する応答性が高まり、反応が安定する。
[実施例1]
以下に、本発明に係る検査チップの実施例1について図1A、図1B及び図3を参照して説明する。
<検査チップの構成>
実施例1に係る検査チップ10は、図1Aに示すように、検査チップ基板12と第1のボス13と、第2のボス14とを備えて構成されている。検査チップ基板12は、その内部(第1基板12aと第2基板12bが貼り合わされてなる検査チップ基板12の内部)に流路11を有している。第1のボス13は、検査チップ基板12の上面右領域に設けられ、貫通穴(内径部)21を有している。内径部21は、流路11の連通路16と連通している。第2のボス14は、検査チップ基板12の上面左領域に設けられ、内径部22を有している。内径部22は、流路11の連通路17と連通している。
実施例1に係る検査チップ基板12の基板寸法(D(奥行)×W(幅))は、14×35mmである。第1のボス13の内径t1は10mmであり、外径t5は12mmであり、肉厚t2は1mmである。第2のボス14の内径t3は4mmであり、外径t6は8mmであり、肉厚t4は2mmである。第1のボス13の先端面積A1と第2のボス14の先端面積A2の面積比(A1/A2)は1.1である。また、第2のボス14の肉厚t4と検査チップ基板12の肉厚Hは等しい。
<検査チップの離型時におけるチップ外観評価>
実施例1では、第2の内径t3を有する第2のボス34の肉厚t4は、第2の内径t3よりも大きい第1の内径t1を有する第1のボス33の肉厚t2よりも厚く、上記した条件(t1>t3、t4>t2)を満たしている。第1のボス13の先端面積A1と第2のボス14の先端面積A2の断面積比は1.1であり、上記した条件(面積比が0.9〜1.1)を満たしている。また、検査チップ基板12の肉厚Hは、第1のボス13の肉厚t2より厚く、第2のボス14の肉厚t4と等しい。
上記した構成を有する検査チップ10については、射出成形の突出し工程において、第1のボス13及び第2のボス14の先端面を突き出して離型させた際に、第2のボス14近傍にクラック、ヒケ等の外観上の不具合は生じなかった。
[実施例2]
以下に、本発明に係る検査チップの実施例2について図3及び図4を参照して説明する。
<検査チップの構成>
本実施例に係る検査チップ30は、図4に示すように、検査チップ基板32と、2つの第1のボス33と、2つの第2のボス34とを備えて構成されている。検査チップ基板32は、その内部(図示しない第1基板と第2基板が貼り合わされてなる検査チップ基板の内部)に図示しない流路を有している。第1のボス33は、貫通穴(内径部)41を有している。内径部41は、図示しない流路の連通路と連通している。第2のボス34は、内径部22を有している。内径部42は、図示しない流路の連通路と連通している。
実施例2に係る検査チップ基板32の基板寸法(D(奥行)×W(幅))は、35×35mmである。実施例2に係る検査チップ30における第1のボス33の内径t1は10mmであり、外径t5は12mmであり、肉厚t2は1mmである。第2のボス34の内径t3は4mmであり、外径t6は8mmであり、肉厚t4は2mmである。2つの第1のボス33の合計先端面積(A1×2)と2つの第2のボス34の合計先端面積(A2×2)の面積比(A1/A2)は1.1である。また、第2のボス34の肉厚t4と検査チップ基板12の肉厚Hは等しい。
<検査チップの離型時におけるチップ外観評価>
実施例2では、第2の内径t3を有する第2のボス34の肉厚t4は、第2の内径t3よりも大きい第1の内径t1を有する第1のボス33の肉厚t2よりも厚く、上記した条件(t1>t3、t4>t2)を満たしている。また、2つの第1のボス33の合計先端面積と2つの第2のボス34の合計先端面積の面積比は1.1であり、上記した条件(面積比が0.9〜1.1)を満たしている。また、検査チップ基板12の肉厚Hは、第1のボス33の肉厚t2より厚く、第2のボス34の肉厚t4と等しい。
上記した構成を有する検査チップ30については、射出成形の突出し工程において、第1のボス33及び第2のボス34の先端面を突き出して離型させた際に、第2のボス34近傍にクラック、ヒケ等の外観上の不具合は生じなかった。
[実施例3]
以下に、本発明に係る検査チップの実施例3について図3、図5A及び図5Bを参照して説明する。
<検査チップの構成>
本実施例に係る検査チップ50は、図5Aに示すように、検査チップ基板52と、第1のボス53と、5つの第2のボス54とを備えて構成されている。検査チップ基板52は、その内部(第1基板52aと第2基板52bが貼り合わされてなる検査チップ基板52の内部)に流路51を有している。第1のボス53は、貫通穴(内径部)61を有している。内径部61は、流路51の連通路57と連通している。第2のボス54は、内径部62を有している。内径部62は、流路51の連通路56と連通している。
実施例3に係る検査チップ基板52の基板寸法(D(奥行)×W(幅))は、14×35mmである。実施例3に係る検査チップ50における第1のボス53の内径t1は10mmであり、外径t5は12mmであり、肉厚t2は1mmである。第2のボス54の内径t3は0.5mmであり、外径t6は3mmであり、肉厚t4は1.25mmである。第1のボス53の先端面積(A1)と5つの第2のボス54の合計先端面積(A2×5)の面積比(A1/(A2×5))は1.1である。また、第2のボス54の肉厚t4は検査チップ基板12の肉厚Hより薄い。
<検査チップの離型時におけるチップ外観評価>
実施例3では、第2の内径t3を有する第2のボス54の肉厚t4は、第2の内径t3よりも大きい第1の内径t1を有する第1のボス53の肉厚t2よりも厚く、上記した条件(t1>t3、t4>t2)を満たしている。また、第1のボス53の合計先端面積と5つの第2のボス54の合計先端面積の面積比は1.1であり、上記した条件(面積比が0.9〜1.1)を満たしている。また、検査チップ基板12の肉厚Hは、第1のボス53の肉厚t2より厚く、第2のボス14の肉厚t4より厚い。
上記した構成を有する検査チップ50については、射出成形の突出し工程において、第1のボス53及び5つの第2のボス54の先端面を突き出して離型させた際に、第2のボス54近傍にクラック、ヒケ等の外観上の不具合は生じなかった。
[実施例4]
以下に、本発明に係る検査チップの実施例4について図3、図6A及び図6Bを参照して説明する。
<検査チップの構成>
本実施例に係る検査チップ70は、図6Aに示すように、検査チップ基板72と、2つの第1のボス73と、2つの第2のボス74とを備えて構成されている。検査チップ基板72は、その内部(第1基板72aと第2基板72bが貼り合わされてなる検査チップ基板72の内部)に流路71を有している。第1のボス73は、貫通穴(内径部)81を有している。内径部81は、流路71の連通路77と連通している。第2のボス74は、内径部82を有している。内径部82は、流路71の連通路76と連通している。
実施例4に係る検査チップ基板72の基板寸法(D(奥行)×W(幅))は、14×35mmである。実施例4に係る検査チップ70における第1のボス73の内径t1は3mmであり、外径t5は5mmであり、肉厚t2は1mmである。第2のボス74の内径t3は0.5mmであり、外径t6は4mmであり、肉厚t4は1.75mmである。2つの第1のボス73の合計先端面積(A1×2)と2つの第2のボス74の合計先端面積(A2×2)の面積比(A1/A2)は1.1である。また、第2のボス34の肉厚t4は検査チップ基板12の肉厚Hよりも薄い。
<検査チップの離型時におけるチップ外観評価>
実施例4では、第2の内径t3を有する第2のボス74の肉厚t4は、第2の内径t3よりも大きい第1の内径t1を有する第1のボス73の肉厚t2よりも厚く、上記した条件(t1>t3、t4>t2)を満たしている。また、2つの第1のボス73の合計先端面積と2つの第2のボス74の合計先端面積の面積比は1.1であり、上記した条件(面積比が0.9〜1.1)を満たしている。また、検査チップ基板12の肉厚Hは、第1のボス73の肉厚t2より厚く、第2のボス74の肉厚t4よりも厚い。
上記した構成を有する検査チップ70については、射出成形の突出し工程において、2つの第1のボス73及び2つの第2のボス74の先端面を突き出して離型させた際に、2つの第2のボス74近傍にクラック、ヒケ等の外観上の不具合は生じなかった。
[実施例5]
以下に、本発明に係る検査チップの実施例5について図3、図7A及び図7Bを参照して説明する。
<検査チップの構成>
本実施例に係る検査チップ90は、図7Aに示すように、検査チップ基板92と、3つの第1のボス93と、2つの第2のボス94とを備えて構成されている。検査チップ基板92は、その内部(第1基板92aと第2基板92bが貼り合わされてなる検査チップ基板92の内部)に流路91を有している。第1のボス93は、貫通穴(内径部)101を有している。内径部101は、流路91の連通路97と連通している。第2のボス94は、内径部102を有している。内径部102は、流路91の連通路96と連通している。
実施例5に係る検査チップ基板92の基板寸法(D(奥行)×W(幅))は、14×35mmである。実施例5に係る検査チップ90における第1のボス93の内径t1は4mmであり、外径t5は5mmであり、肉厚t2は0.5mmである。第2のボス94の内径t3は1mmであり、外径t6は4mmであり、肉厚t4は1.5mmである。3つの第1のボス93の合計先端面積(A1×3)と2つの第2のボス94の合計先端面積(A2×2)の面積比((A1×3)/(A2×2))は1.1である。また、第2のボス94の肉厚t4は検査チップ基板12の肉厚Hよりも薄い。第1のボス93の肉厚t2は検査チップ基板12の肉厚Hよりも薄い。
<検査チップの離型時におけるチップ外観評価>
実施例5では、第2の内径t3を有する第2のボス94の肉厚t4は、第2の内径t3よりも大きい第1の内径t1を有する第1のボス93の肉厚t2よりも厚く、上記した条件(t1>t3、t4>t2)を満たしている。また、3つの第1のボス93の合計先端面積と2つの第2のボス94の合計先端面積の面積比は1.1であり、上記した条件(面積比が0.9〜1.1)を満たしている。また、検査チップ基板12の肉厚Hは、第1のボス93の肉厚t2より厚く、第2のボス94の肉厚t4よりも厚い。
上記した構成を有する検査チップ90については、射出成形の突出し工程において、3つの第1のボス93及び2つの第2のボス94の先端面を突き出して離型させた際に、2つの第2のボス94近傍にクラック、ヒケ等の外観上の不具合は生じなかった。
なお、上記した実施例1〜実施例5については、第1の内径を有する第1のボスと第1の内径より小さい第2の内径を有する第2のボスを検査チップ基板上に形成した例を示した。これ以外にも、例えば、第1の内径を有する第1のボスと、第1の内径より小さい第2の内径を有する第2のボスと、第2の内径より小さい第3の内径を有する第3のボスとを検査チップ基板上に形成した場合についても同様に適用でき、上記同様の効果が得られる。この場合、第2のボスの肉厚は常に第1のボスの肉厚より厚くし、第3のボスの肉厚は常に第1のボスの肉厚及び第2のボスの肉厚より厚くする必要がある。
なお、上記実施例1〜5については、第1のボスの合計先端面積と第2のボスの合計先端面積の面積比が1.1である例を示したが、面積比が0.9〜1.1の範囲内である場合でも、射出成形の突出し工程において、第1のボス及び第2のボスの先端面を突き出して離型させた際に、第2のボス近傍にはクラック、ヒケ等の外観上の不具合は生じなかった。
また、上記各実施例におけるボス形状は、先端面形状と底面形状が同じである(縦断面形状が四角形状)例を示したが、これ以外にも、例えば下広がりのテーパ形状(縦断面形状が台形形状)のようなものでもよい。この場合には射出成形の突出し工程における離型がより行い易くなるという効果が得られる。
[比較例1]
以下、図3、図8A及び図8Bを参照して、本発明の成立条件を満足していないケースを例(比較例1)にとって、その比較例1及び外観評価について説明する。
<検査チップの構成>
比較例1に係る検査チップ110は、図8Aに示すように、検査チップ基板112と第1のボス113と、第2のボス114とを備えて構成されている。第1のボス113は、検査チップ基板112の上面右領域に設けられ、貫通穴(内径部)121を有している。内径部121は、流路111の連通路116と連通している。第2のボス114は、検査チップ基板112の上面左領域に設けられ、内径部122を有している。内径部122は、流路111の連通路117と連通している。
比較例1に係る検査チップ基板112の基板寸法(D(奥行)×W(幅))は、14×35mmである。第1のボス113の内径t1は10mmであり、外径t5は12mmであり、肉厚t2は1mmである。第2のボス14の内径t3は4mmであり、外径t6は6mmであり、肉厚t4は1mmである。第1のボス113の先端面積A1と第2のボス114の先端面積A2の面積比(A1/A2)は2.2である。また、第2のボス114の肉厚t4は検査チップ基板112の肉厚Hより薄い。
<検査チップの離型時におけるチップ外観評価>
比較例1では、第2の内径t3を有する第2のボス34の肉厚t4は、第2の内径t3よりも大きい第1の内径t1を有する第1のボス33の肉厚t2と等しく、実施例1〜実施例5における本発明の成立条件(t1>t3、t4>t2)を満たしていない。第1のボス113の先端面積A1と第2のボス114の先端面積A2の断面積比は2.2であり、上記した条件(面積比が0.9〜1.1)を満たしていない。また、検査チップ基板112の肉厚Hは、第1のボス113の肉厚t2より厚く、第2のボス114の肉厚t4より厚い。
上記した構成を有する検査チップ110については、射出成形の突出し工程において、第1のボス113及び第2のボス114の先端面を突き出して離型させた際に、第2のボス114近傍にクラック130が生じた。
<効果>
本実施形態における検査チップ10は、第1の内径t1を有する第1のボス13と、第1の内径t1より小さい第2の内径t3を有する第2のボス14が検査チップ基板12上に形成されてなる。射出成形において第1のボス13と第2のボス14の先端面を突き出して離型させて成形される検査チップ10は、第2のボス14の肉厚t4が第1のボス13の肉厚t2よりも厚くなるように構成される。
このように、本発明の検査チップ10によれば、第2のボス14の肉厚t4が、第1のボス13の肉厚t2よりも大きい場合には、第1のボス13の先端と第2のボス14の先端に加わる圧力はほぼ等しくなるので、第2のボス14近傍にクラック等の外観上の不具合の発生を防止することができる。したがって、外観上の不具合を生じさせることなく、異なる内径を有する突出部が基板上に複数形成された射出成形品を離型して成形させることができる。
また、第1のボス13の肉厚t2と第2のボス14の肉厚t4を検査チップ基板12の肉厚Hよりも薄くしているので、クラック、ヒケ等の外観不具合を生じさせない。
10 検査チップ
11 流路
12 検査チップ基板
12a 第1基板
12b 第2基板
13 第1のボス(第1の突出部)
14 第2のボス(第2の突出部)
21 第1の内径部
22 第2の内径部

Claims (5)

  1. 第1の内径を有する第1の突出部と、前記第1の内径より小さい第2の内径を有する第2の突出部とを含む複数の突出部が基盤上に形成されてなり、射出成形において前記複数の突出部の先端面を突き出して離型させて成形される射出成形品であって、
    前記第2の突出部の肉厚が前記第1の突出部の肉厚よりも厚く、
    前記第1の突出部の先端における外円面積と内円面積との差分から得られる第1の先端面積と、前記第2の突出部の先端における外円面積と内円面積との差分から得られる第2の先端面積との比が0.9〜1.1である
    ことを特徴とする射出成形品。
  2. 前記第2の突出部の肉厚は、前記基盤の肉厚以下である
    ことを特徴とする請求項に記載の射出成形品。
  3. 前記第2の突出部の肉厚は、前記基盤の肉厚と同等であり、前記基盤の肉厚は、1〜3mmである
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の射出成形品。
  4. 第1の内径を有する試薬混合部としての第1の突出部と、前記第1の内径より小さい第2の内径を有する試薬注入部としての第2の突出部を含む複数の突出部が基盤上に形成されてなり、射出成形において前記複数の突出部の先端面を突き出して離型させて成形される検査チップであって、
    前記第2の突出部の肉厚が前記第1の突出部の肉厚よりも厚く、
    前記第1の突出部の先端における外円面積と内円面積との差分から得られる第1の先端面積と、前記第2の突出部の先端における外円面積と内円面積との差分から得られる第2の先端面積との比が0.9〜1.1である
    ことを特徴とする検査チップ。
  5. 前記第1の突出部及び前記第2の突出部における内径部に段差が形成された
    ことを特徴とする請求項に記載の検査チップ。
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