JP5838859B2 - 双方向電力変換装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に搭載された双方向電力変換装置に備えられたコンデンサの電荷を放電する技術に関する。
従来、電気自動車やプラグインハイブリット車等の車両に搭載される双方向電力変換装置として、例えば、双方向車載充電器がある。
双方向車載充電器は、系統AC電圧をバッテリーDC電圧に変換してバッテリーを充電する充電動作に加え、バッテリーDC電圧をAC電圧に変換して出力する回生動作も可能である。
双方向車載充電器は、例えば、力率改善回路とDC−DCコンバータ等を備えており、充電動作時には、力率改善回路により系統AC電圧(例えばAC100V)を一時的に昇圧した後、DC−DCコンバータによりバッテリーDC電圧(例えばDC240V)に降圧してバッテリーを充電する。また、回生動作時には、DC−DCコンバータによりバッテリーDC電圧(例えばDC240V)を一時的に昇圧した後、力率改善回路により降圧してAC電圧(例えばAC100V)を出力する。
このような構成の双方向車載充電器では、充電動作が終了した後も、その充電動作時の力率改善回路の出力電圧、すなわち力率改善回路により昇圧された高電圧(例えばDC380V)が、コンデンサの残留電荷によって保持されたままとなる。また、回生動作が終了した後は、その回生動作時のDC−DCコンバータの出力電圧、すなわちDC−DCコンバータにより昇圧された高電圧(例えばDC380V)が、コンデンサの残留電荷によって保持されたままとなる。従って、充電動作終了後や回生動作終了後には、コンデンサの残留電荷を放電させる必要がある。
なお、車両に搭載された回路に含まれるコンデンサの電荷を放電する技術として、次のような技術が知られている。例えば、車両に搭載された電源回路の放電制御装置に関し、電源回路に含まれるDC/DCコンバータの高圧側コンデンサの電荷を迅速に放電する技術がある(例えば特許文献1参照)。
特開2008−306795号公報
本発明は、上記実情に鑑み、充電動作終了後及び回生動作終了後にコンデンサの残留電荷を放電させることができる双方向電力変換装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る双方向電力変換装置は、第1の方向へのDC−DC変換時に第1のコンデンサの端子間電圧をDC−DC変換し、第2の方向へのDC−DC変換時に第2のコンデンサの端子間電圧をDC−DC変換する絶縁型双方向DC−DCコンバータと、前記第2のコンデンサとバッテリーとの間の電気的接続を短絡又は開放するスイッチ回路と、を備え、前記スイッチ回路により前記第2のコンデンサと前記バッテリーとの間の電気的接続が開放されているときに、前記絶縁型双方向DC−DCコンバータに含まれる双方向半導体スイッチング素子をオン、オフさせることにより、前記第1のコンデンサの電荷及び前記第2のコンデンサの電荷のうち少なくとも一方を放電させることを特徴とする。
本発明によれば、充電動作終了後及び回生動作終了後にコンデンサの残留電荷を放電させることができる。
実施形態1に係る双方向電力変換装置の構成例を示す図である。 実施形態1に係る放電動作の内容を示すフローチャートである。 実施形態2に係る双方向電力変換装置の構成例を示す図である。 実施形態2に係る放電動作の内容を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
[実施形態1]
本発明の実施形態1に係る双方向電力変換装置は、例えば電気自動車やプラグインハイブリット車等の車両に搭載される双方向車載充電器であり、外部から入力される系統AC電圧を、車両高圧バッテリーDC電圧と車両低圧バッテリーDC電圧に変換して、車両高圧バッテリーと車両低圧バッテリーを充電する充電動作に加え、車両高圧バッテリーDC電圧をAC電圧に変換して外部に出力する回生動作を行う構成を有する。
図1は、本実施形態に係る双方向電力変換装置の構成例を示す図である。
図1に示したように、本実施形態に係る双方向電力変換装置は、AC入出力部10と、フィルタ回路20と、PFC(Power Factor Correction)回路(力率改善回路)30と、絶縁型双方向DC−DCコンバータ40と、フィルタ回路50と、リレー回路(スイッチ回路の一例)60と、車両高圧バッテリー70と、フィルタ回路80と、車両低圧バッテリー90と、制御部100を含む。
AC入出力部10は、AC入力端子11と、AC出力端子12と、スイッチ13、14を含む。AC入力端子11は、図示しない系統AC電源のコンセントに接続される。AC出力端子12は、図示しない家電製品等の電気器具のプラグに接続される。AC入力端子11及びAC出力端子12は、スイッチ13、14を介して、フィルタ回路20の一方の端子対に接続されている。そして、スイッチ13、14の切り替えにより、AC入力端子13とフィルタ回路20の一方の端子対、又は、AC出力端子14とフィルタ回路20の一方の端子対が導通状態となる。
PFC回路30は、AC電流センサ31と、AC電圧センサ32と、コイルL1、L2と、ブリッジ回路33と、電解コンデンサC2と、DC電圧センサ34を含む。
フィルタ回路20の他方の端子対の一方の端子は、AC電流センサ31を介してコイルL1の一方の端子に接続され、他方の端子は、コイルL2の一方の端子に接続されている。さらに、フィルタ回路20の他方の端子対間には、AC電圧センサ32が接続されている。コイルL1、L2の各々の他方の端子は、ブリッジ回路33に接続されている。
ブリッジ回路33は、8個の半導体スイッチング素子S1乃至S8と、4個のダイオードD1乃至D4からなる。半導体スイッチング素子S1乃至S4は、例えばIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)であり、その各々のコレクタとエミッタ間に、ダイオードD1乃至D4が、カソードがコレクタにアノードがエミッタに対応する状態で逆並列に接続されている。半導体スイッチング素子S5乃至S8は、例えばMOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)である。なお、ダイオードが逆並列に接続されたIGBTとMOSFETは双方向半導体スイッチング素子でもあることから、ブリッジ回路33は、並列接続された2つの双方向半導体スイッチング素子がそれぞれブリッジ接続された回路でもある。
半導体スイッチング素子S1のエミッタと半導体スイッチング素子S5のドレインとの中点、及び、半導体スイッチング素子S2のエミッタと半導体スイッチング素子S6のドレインとの中点は、コイルL1の他方の端子に接続され、半導体スイッチング素子S3のエミッタと半導体スイッチング素子S7のドレインとの中点、及び、半導体スイッチング素子S4のエミッタと半導体スイッチング素子S8のドレインとの中点は、コイルL2の他方の端子に接続されている。半導体スイッチング素子S1乃至S4の各々のコレクタは、電解コンデンサC2の一方の端子に接続され、半導体スイッチング素子S5乃至S8の各々のソースは、電解コンデンサC2の他方の端子に接続されている。電解コンデンサC2の端子間にはDC電圧センサ34が接続されている。
絶縁型双方向DC−DCコンバータ40は、トランス41と、トランス41の一次側回路、二次側回路、三次側回路を含む。
トランス41の一次側回路は、ブリッジ回路42と、コイルL3と、AC電流センサ43を含む。
ブリッジ回路42は、8個の半導体スイッチング素子S9乃至S16と、4個のコンデンサC3乃至C6からなる。8個の半導体スイッチング素子S9乃至S16は、例えばMOSFETである。また、半導体スイッチング素子S9とS10の各々のドレインとソース間、S11とS12の各々のドレインとソース間、S13とS14の各々のドレインとソース間、S15とS16の各々のドレインとソース間に、コンデンサC3乃至C6が並列に接続されている。なお、MOSFETは双方向半導体スイッチング素子でもあることから、ブリッジ回路42は、コンデンサが並列接続された2つの双方向半導体スイッチング素子がそれぞれブリッジ接続された回路でもある。
半導体スイッチング素子S9乃至S12の各々のドレインは、PFC回路30の電解コンデンサC2の一方の端子に接続され、半導体スイッチング素子S13乃至S16の各々のソースは、PFC回路30の電解コンデンサC2の他方の端子に接続されている。半導体スイッチング素子S11のソースと半導体スイッチング素子S15のドレインとの中点、及び、半導体スイッチング素子S12のソースと半導体スイッチング素子S16のドレインとの中点は、コイルL3の一方の端子に接続され、コイルL3の他方の端子は、トランス41の一次巻線41aの一方の端部に接続されている。半導体スイッチング素子S9のソースと半導体スイッチング素子S13のドレインとの中点、及び、半導体スイッチング素子S10のソースと半導体スイッチング素子S14のドレインとの中点は、AC電流センサ43を介してトランス41の一次巻線41aの他方の端部に接続されている。
トランス41の二次側回路は、ブリッジ回路44と、コイルL4と、電解コンデンサC7と、DC電圧センサ45と、DC電流センサ46を含む。
ブリッジ回路44は、4個の半導体スイッチング素子S17乃至S20と、4個のダイオードD5乃至D8からなる。4個の半導体スイッチング素子S17乃至S20は、例えばIGBTであり、その各々のコレクタとエミッタ間に、ダイオードD5乃至D8が、カソードがコレクタにアノードがエミッタに対応する状態で逆並列に接続されている。なお、ダイオードが逆並列に接続されたIGBTは双方向半導体スイッチング素子でもあるので、ブリッジ回路44は、双方向半導体スイッチング素子がそれぞれブリッジ接続された回路でもある。
半導体スイッチング素子S17のエミッタと半導体スイッチング素子S19のコレクタとの中点は、トランス41の二次巻線41bの一方の端部に接続され、半導体スイッチング素子S18のエミッタと半導体スイッチング素子S20のコレクタとの中点は、トランス41の二次巻線41bの他方の端部に接続されている。半導体スイッチング素子S17、S18の各々のコレクタは、コイルL4の一方の端子に接続され、コイルL4の他方の端子は、電解コンデンサC7の一方の端子に接続されていると共に、DC電流センサ46を介してフィルタ回路50の一方の端子対の一方に接続されている。半導体スイッチング素子S19、S20の各々のエミッタは、電解コンデンサC7の他方の端子に接続されていると共に、フィルタ回路50の一方の端子対の他方に接続されている。電解コンデンサC7の端子間には、DC電圧センサ45が接続されている。
トランス41の三次側回路は、3つのダイオードD9乃至D11と、2つの半導体スイッチング素子S21、S22と、コイルL5と、コンデンサC8と、DC電圧センサ47と、DC電流センサ48を含む。
ダイオードD9のアノードは、トランス41の3次巻線41cの一方の端部に接続され、ダイオードD9のカソードは、半導体スイッチング素子S21のドレインに接続されている。ダイオードD10のアノードは、トランス41の3次巻線41cの他方の端部に接続され、ダイオードD10のカソードは、半導体スイッチング素子S22のドレインに接続されている。半導体スイッチング素子S21、S22の各々のソースは、ダイオードD11のカソードとコイルL5の一方の端子とに接続されている。コイルL5の他方の端子は、DC電流センサ48を介してコンデンサC8の一方の端子とフィルタ回路80の一方の端子対の一方とに接続されている。ダイオードD11のアノードは、コンデンサC8の他方の端子とフィルタ回路80の一方の端子対の他方とに接続されている。コンデンサC8の端子間には、DC電圧センサ47が接続されている。なお、半導体スイッチング素子S21、S22は、例えばMOSFETである。
車両高圧バッテリー70は、プラス側端子がリレー回路60を介してフィルタ回路50の他方の端子対の一方に接続され、マイナス側端子がフィルタ回路50の他方の端子対の他方に接続されている。そして、リレー回路60がオンしたときには、車両高圧バッテリー70のプラス側端子とフィルタ回路50の他方の端子対の一方とが導通状態(短絡状態)となり、リレー回路60がオフしたときには、それらが非導通状態(開放状態)となる。このことから、リレー回路60は、絶縁型双方向DC−DCコンバータ40の電解コンデンサC7と車両高圧バッテリー70との間の電気的接続を短絡又は開放する回路でもある。
車両低圧バッテリー90は、両端子がフィルタ回路80の他方の端子対に接続されている。
制御部100は、充電動作時、回生動作時、後述の放電動作時等に、AC入出力部10のスイッチ13、14と、PFC回路30の半導体スイッチング素子S1乃至S8と、絶縁型双方向DC−DCコンバータ40の半導体スイッチング素子S9乃至S22と、リレー回路60を制御する。
但し、PFC回路30の半導体スイッチング素子S1乃至S8の制御において、S1とS2は同一の制御信号により制御され、S3とS4は同一の制御信号により制御され、S5とS6は同一の制御信号により制御され、S7とS8は同一の制御信号により制御される。また、絶縁型双方向DC−DCコンバータ40におけるブリッジ回路42の半導体スイッチング素子S9乃至S16の制御において、S9とS10は同一の制御信号により制御され、S11とS12は同一の制御信号により制御され、S13とS14は同一の制御信号により制御され、S15とS16は同一の制御信号により制御される。
また、制御部100は、上記の動作時等に、必要に応じて、PFC回路30のAC電流センサ31、AC電圧センサ32、DC電圧センサ34と、絶縁型双方向DC−DCコンバータ40のAC電流センサ43、DC電圧センサ45、47、DC電流センサ46、48から、検出値(センサー値)を読み出す。
例えば、充電動作時のPFC回路30の入力電流及び入力電圧、及び、回生動作時のPFC回路30の出力電流及び出力電圧が、AC電流センサ31及びAC電圧センサ32により検出される。また、電解コンデンサC2の端子間電圧(VH電圧,VH−VHGND間電圧)が、DC電圧センサ34により検出される。また、トランス41の一次巻線41aを流れる電流が、AC電流センサ43により検出される。また、充電動作時の絶縁型双方向DC−DCコンバータ40の車両高圧バッテリー側の出力電圧(電解コンデンサC7の端子間電圧(PV電圧,PV−PVGND間電圧))及び出力電流、及び、回生動作時の絶縁型双方向DC−DCコンバータ40の車両高圧バッテリー側の入力電圧(電解コンデンサC7の端子間電圧)及び入力電流が、DC電圧センサ45、DC電流センサ46により検出される。また、充電動作時の絶縁型双方向DC−DCコンバータ40の車両低圧バッテリー側の出力電圧及び出力電流が、DC電圧センサ47、DC電流センサ48により検出される。
次に、このように構成された本実施形態に係る双方向電力変換装置の動作について説明する。
はじめに、外部から入力される系統AC電圧(例えばAC100V)を、車両高圧バッテリーDC電圧(例えばDC240V)と車両低圧バッテリーDC電圧(例えばDC12V)に変換して、車両高圧バッテリー70と車両低圧バッテリー90を充電する充電動作について説明する。
なお、充電動作時における絶縁型双方向DC−DCコンバータ40によるDC−DC変換動作は、第1の方向へのDC−DC変換時における電解コンデンサC2の端子間電圧をDC−DC変換する動作でもある。
充電動作では、まず、車両高圧バッテリー70のプラス側端子とフィルタ回路50の出力側端子対の一方とが導通(短絡)するように、制御部100によりリレー回路60がオンに制御される。そして、AC入出力部10において、図示しない系統AC電源に接続されているAC入力端子11とフィルタ回路20の入力側端子対とが導通するように、制御部100によりスイッチ13、14の切り替えが制御される。すると、系統AC電圧が、AC入出力部10とフィルタ回路20を介して、PFC回路30のブリッジ回路33に供給される。
ブリッジ回路33の半導体スイッチング素子S1乃至S8は、制御部100からの制御信号により、供給された系統AC電圧を目標とするDC電圧(例えばDC380V)に変換するようにスイッチング制御される。その際、半導体スイッチング素子S1乃至S8は、例えば電流不連続モード制御方式に従って、2つのコイルL1、L2を昇圧回路のコイルとして機能するように制御されると共に、供給されたAC電流の位相がAC電圧の位相と同じになるように制御される。そして、変換されたDC電圧が絶縁型双方向DC−DCコンバータ40のブリッジ回路42に供給される。
ブリッジ回路42の半導体スイッチング素子S9乃至S16は、PFC回路30から供給されるDC電圧をAC電圧に変換するように、制御部100からの制御信号によってスイッチング制御される。その際、半導体スイッチング素子S9乃至S16は、フェーズシフト制御方式(位相シフト制御方式)によりスイッチング制御されると共に、コイルL3を、各半導体スイッチング素子のゼロボルトスイッチングを実現するコイルとして機能するように制御される。そして、変換されたAC電圧がトランス41の一次巻線41aに供給されて、トランス41の二次巻線41b及び三次巻線41cにAC電圧が誘起される。
トランス41の二次巻線41bに誘起されたAC電圧は、ブリッジ回路44に供給されてダイオードD5乃至D8により整流され、コイルL4及び電解コンデンサC7により平滑化されて、フィルタ回路50を介して車両高圧バッテリー70に供給される。これにより、DC電圧が車両高圧バッテリー70に供給され、車両高圧バッテリー70が充電される。なお、このときに、半導体スイッチング素子S17乃至S20は、制御部100からの制御信号により、オフに制御される。
また、トランス41の三次巻線41cに誘起されたAC電圧は、ダイオードD9、D10と半導体スイッチング素子S21、S22により整流され、コイルL5及びコンデンサC8により平滑化されて、フィルタ回路80を介して車両低圧バッテリー90に供給される。これにより、DC電圧が車両低圧バッテリー90に供給され、車両低圧バッテリー90が充電される。なお、このときに、半導体スイッチング素子S21、S22は、制御部100からの制御信号により、目標とするDC電圧が車両低圧バッテリー90に供給されるようにスイッチング制御される。
このような充電動作により、系統AC電圧が、車両高圧バッテリーDC電圧と車両低圧バッテリーDC電圧に変換されて、車両高圧バッテリー70と車両低圧バッテリー90の充電が行われる。
次に、車両高圧バッテリーDC電圧(例えばDC240V)をAC電圧(例えばAC100V)に変換して外部に出力する回生動作について説明する。
なお、回生動作時における絶縁型双方向DC−DCコンバータ40によるDC−DC変換動作は、第2の方向へのDC−DC変換時における電解コンデンサC7の端子間電圧をDC−DC変換する動作でもある。
回生動作では、まず、AC入出力部10において、図示しない家電製品等の電気器具のプラグに接続されているAC出力端子12とフィルタ回路20の出力側端子対とが導通するように、制御部100によりスイッチ13、14の切り替えが制御される。そして、車両高圧バッテリー70のプラス側端子とフィルタ回路50の入力側端子対の一方とが導通(短絡)するように、制御部100によりリレー回路60がオンに制御される。すると、車両高圧バッテリーDC電圧が、リレー回路60とフィルタ回路50を介して、絶縁型双方向DC−DCコンバータ40のブリッジ回路44に供給される。
ブリッジ回路44の半導体スイッチング素子S17乃至S20は、制御部100からの制御信号により、供給された車両高圧バッテリーDC電圧をAC電圧に変換するようにスイッチング制御される。そして、変換されたAC電圧がトランス41の二次巻線41bに供給され、トランス41の一次巻線41aにAC電圧が誘起されて、ブリッジ回路42に供給される。
ブリッジ回路42の半導体スイッチング素子S9乃至S16は、制御部100からの制御信号により、供給されたAC電圧を目標とするDC電圧(例えばDC380V)に変換するようにスイッチング制御される。そして、変換されたDC電圧がPFC回路30のブリッジ回路33に供給される。
ブリッジ回路33の半導体スイッチング素子S1乃至S8は、制御部100からの制御信号により、供給されたDC電圧を目標とするAC電圧に変換するようにスイッチング制御される。そして、変換されたAC電圧がフィルタ回路20、スイッチ13、14、AC出力端子12を介して図示しない家電製品等の電気器具のプラグに供給される。
このような回生動作により、車両高圧バッテリーDC電圧がAC電圧に変換されて外部に出力される。
なお、回生動作時において、絶縁型双方向DC−DCコンバータ40のトランス41の三次側回路の半導体スイッチング素子S21、S22は、制御部100からの制御信号により、オフに制御されたままとなる。
次に、充電動作終了後と回生動作終了後に行われる放電動作について説明する。
上述の充電動作が終了した時点では、充電動作時におけるPFC回路30の出力電圧(例えばDC380V)が電解コンデンサC2の残留電荷により保持されたままであると共に、充電動作時における絶縁型双方向DC−DCコンバータ40の車両高圧バッテリー側の出力電圧(例えばDC240V)が電解コンデンサC7の残留電荷により保持されたままである。
また、上述の回生動作が終了した時点では、回生動作時における絶縁型双方向DC−DCコンバータ40の入力電圧(例えばDC240V)が電解コンデンサC7の残留電荷により保持されたままであると共に、回生動作時における絶縁型双方向DC−DCコンバータ40の出力電圧(例えばDC380V)が電解コンデンサC2の残留電荷により保持されたままである。
従って、充電動作が終了した時点、及び、回生動作が終了した時点では、電解コンデンサC2、C7の各々の端子間電圧は、その残留電荷により、高電圧のままである。
そこで、本実施形態に係る双方向電力変換装置では、充電動作終了後、及び、回生動作終了後に、図2に示すように、電解コンデンサC2、C7に蓄積されている電荷を放電させる放電動作が行われる。
なお、充電動作が終了した時点、及び、回生動作が終了した時点では、PFC回路30の半導体スイッチング素子S1乃至S8と、絶縁型双方向DC−DCコンバータ40の半導体スイッチング素子S9乃至S22が、制御部100によりオフに制御されている。
また、絶縁型双方向DC−DCコンバータ40のトランス41の一次側回路において、直列接続されているコンデンサC3、C5と、C4、C6は、電解コンデンサC2に並列接続されていることから、充電動作が終了した時点、及び、回生動作が終了した時点では、コンデンサC3、C5と、コンデンサC4、C6にも電荷が蓄積されている。
図2は、本実施形態に係る放電動作の内容を示すフローチャートである。
図2に示したように、放電動作では、まず、車両高圧バッテリー70のプラス側端子とフィルタ回路50の他方の端子対の一方とが非導通(開放)となるように、制御部100によりリレー回路60がオフに制御される(S101)。また、このときに、AC入出力部10においては、例えば、AC入力端子11とAC出力端子12とが開放状態にされる。或いは、例えば、AC出力端子12とフィルタ回路20の一方の端子対とが導通するように、制御部100によりスイッチ13、14の切り替えが制御される。
続いて、電解コンデンサC2の電荷を、絶縁型双方向DC−DCコンバータ40のトランス41の一次側回路にて放電する動作が行われる(S102乃至S106)。
具体的には、制御部100により、まず、半導体スイッチング素子S9乃至S12がオンに、半導体スイッチング素子S13乃至S16がオフに制御される(S102)。これにより、コンデンサC3→半導体スイッチング素子S9、S10というようにコンデンサC3の電荷が流れると共に、コンデンサC4→半導体スイッチング素子S11、S12というようにコンデンサC4の電荷が流れるので、コンデンサC3の電荷が半導体スイッチング素子S9、S10で消費されると共に、コンデンサC4の電荷が半導体スイッチング素子S11、S12で消費される。すなわち、コンデンサC3、C4の電荷が放電される。
続いて、半導体スイッチング素子S9乃至S16がオフに制御される(S103)。これにより、電解コンデンサC2に蓄積されている電荷が移動して、再び、コンデンサC3乃至C6に電荷が蓄積された状態となる。
続いて、半導体スイッチング素子S9乃至S12がオフに、半導体スイッチング素子S13乃至S16がオンに制御される(S104)。これにより、コンデンサC5→半導体スイッチング素子S13、S14というようにコンデンサC5の電荷が流れると共に、コンデンサC6→半導体スイッチング素子S15、S16というようにコンデンサC6の電荷が流れるので、コンデンサC5の電荷が半導体スイッチング素子S13、S14で消費されると共に、コンデンサC6の電荷が半導体スイッチング素子S15、S16で消費される。すなわち、コンデンサC5、C6の電荷が放電される。
続いて、半導体スイッチング素子S9乃至S16がオフに制御される(S105)。これにより、電解コンデンサC2に蓄積されている電荷が移動して、再び、コンデンサC3乃至C6に電荷が蓄積された状態となる。
続いて、DC電圧センサ34の検出値が読み出され、電解コンデンサC2の端子間電圧が第1の閾値未満であるか否かが判定される(S106)。なお、第1の閾値は、後述の第2の閾値よりも大きな値である。S106において、その判定結果がNoの場合には、S102へ戻り、再びS102乃至S105が繰り返される。
一方、S106の判定結果がYesの場合には、上述の回生動作時におけるブリッジ回路44、42の動作と同様の動作が行われる(S107)。これにより、電解コンデンサC7から電解コンデンサC2に電荷が移動する。また、その際には、電解コンデンサC7とC2との間に設けられた回路抵抗(例えば、スイッチング素子、トランス、コイル)によって、電荷の消費が行われる。
続いて、DC電圧センサ34の検出値が読み出され、電解コンデンサC2の端子間電圧が第2の閾値未満であるか否かが判定される(S108)。なお、第2の閾値は、例えば、電荷が放電されている状態の電解コンデンサC2の端子間電圧に相当する値である。
S108の判定において、その判定結果がNoの場合には、S102へ戻り、再びS102乃至S107が繰り返される。一方、その判定結果がYesの場合には、当該放電動作を終了する。
このような放電動作により、電解コンデンサC2、C7に蓄積されている電荷が放電される。
以上のように、本実施形態に係る双方向電力変換装置によれば、充電動作終了後、及び、回生動作終了後に、電解コンデンサC2、C7の残留電荷を放電させることができる。
また、電解コンデンサC2の電荷をトランス41の一次側回路にて放電させる際に、ブリッジ回路42では、1つのコンデンサ(例えばC3)の電荷を2つの半導体スイッチング素子(例えばS9、S10)に消費させることができるので、例えば、コンデンサに並列接続された1つの半導体スイッチング素子がそれぞれブリッジ接続された構成のブリッジ回路に比べて、放電時間を短くすることができる。
なお、本実施形態に係る双方向電力変換装置において、PFC回路30は、例えば、電流連続モード制御方式、又は、電流臨界モード制御方式に従って制御されるようにしてもよい。
また、絶縁型双方向DC−DCコンバータ40において、ブリッジ回路42は、コンデンサに並列接続された3つ以上の双方向半導体スイッチング素子がそれぞれブリッジ接続されるように構成することも可能である。これにより、コンデンサに並列接続された3つ以上の双方向半導体スイッチング素子においては、そのコンデンサの電荷を、その3つ以上の双方向半導体スイッチング素子に消費させることができるので、結果として、電解コンデンサC2の電荷をトランス41の一次側回路で放電する際の放電時間をより短くすることができる。
また、絶縁型双方向DC−DCコンバータ40において、ブリッジ回路44は、並列接続された複数の双方向半導体スイッチング素子がそれぞれブリッジ接続されるように構成することも可能である。これにより、図2に示した放電動作におけるS107において、より多くの電荷を消費させることができるので、放電時間をより短くすることができる。
また、図2に示した放電動作では、電解コンデンサC2の電荷をトランス41の一次側回路で放電させる際に、コンデンサC3、C4の電荷の放電とコンデンサC5、C6の電荷の放電が交互に行われるものであったが、例えば、コンデンサC3、C6の電荷の放電と、コンデンサC4、C5の電荷の放電が交互に行われるように半導体スイッチング素子S9乃至S16を制御することも可能である。或いは、例えば、コンデンサC3、C4、C5、C6の各々の電荷の放電が順に行われるように半導体スイッチング素子S9乃至S16を制御することも可能である。
また、図2に示した放電動作において、電解コンデンサC2及びC7のうち少なくとも一方を放電させるように制御を行うことも可能である。
[実施形態2]
本発明の実施形態2に係る双方向電力変換装置は、例えば電気自動車やプラグインハイブリット車等の車両に搭載される双方向車載充電器であり、外部から入力される系統AC電圧を車両高圧バッテリーDC電圧変換して車両高圧バッテリーを充電する充電動作に加え、車両高圧バッテリーDC電圧をAC電圧に変換して外部に出力する回生動作を行う構成を有する。
図3は、本実施形態に係る双方向電力変換装置の構成例を示す図である。
図3に示したように、本実施形態に係る双方向電力変換装置は、AC入出力部210と、フィルタ回路220と、PFC回路230と、絶縁型双方向DC−DCコンバータ240と、フィルタ回路250と、リレー回路(スイッチ回路の一例)260と、車両高圧バッテリー270と、制御部280を含む。
AC入出力部210は、AC入力端子211と、AC出力端子212と、スイッチ213、214を含む。AC入力端子211は、図示しない系統AC電源のコンセントに接続される。AC出力端子212は、図示しない家電製品等の電気器具のプラグに接続される。AC入力端子211及びAC出力端子212は、スイッチ213、214を介して、フィルタ回路220の一方の端子対に接続されている。そして、スイッチ213、214の切り替えにより、AC入力端子213とフィルタ回路220の一方の端子対、又は、AC出力端子214とフィルタ回路220の一方の端子対が導通状態となる。
PFC回路230は、AC電流センサ231と、AC電圧センサ232と、コイルL11、L12と、ブリッジ回路233と、電解コンデンサC12と、DC電圧センサ234を含む。
フィルタ回路220の他方の端子対の一方の端子は、AC電流センサ231を介してコイルL11の一方の端子に接続され、フィルタ回路220の他方の端子対の他方の端子は、コイルL12の一方の端子に接続されている。さらに、フィルタ回路220の他方の端子対の端子間には、AC電圧センサ232が接続されている。コイルL11、L12の各々の他方の端子は、ブリッジ回路233に接続されている。
ブリッジ回路233は、8個の半導体スイッチング素子S31乃至S38からなる。半導体スイッチング素子S31乃至S38は、例えばMOSFETである。なお、MOSFETは双方向半導体スイッチング素子でもあることから、ブリッジ回路233は、並列接続された2つの双方向半導体スイッチング素子がそれぞれブリッジ接続された回路でもある。この場合、半導体スイッチング素子S31乃至S34は、例えばIGBTでもよく、その各々のコレクタとエミッタ間に、ダイオードD1乃至D4が、カソードがコレクタにアノードがエミッタに対応する状態で逆並列に接続されている。
半導体スイッチング素子S31のソースと半導体スイッチング素子S35のドレインとの中点、及び、半導体スイッチング素子S32のソースと半導体スイッチング素子S36のドレインとの中点は、コイルL11の他方の端子に接続され、半導体スイッチング素子S33のソースと半導体スイッチング素子S37のドレインとの中点、及び、半導体スイッチング素子S34のソースと半導体スイッチング素子S38のドレインとの中点は、コイルL12の他方の端子に接続されている。半導体スイッチング素子S31乃至S34の各々のドレインは、電解コンデンサC12の一方の端子に接続され、半導体スイッチング素子S35乃至S38の各々のソースは、電解コンデンサC12の他方の端子に接続されている。電解コンデンサC12の端子間にはDC電圧センサ234が接続されている。
絶縁型双方向DC−DCコンバータ240は、トランス241と、トランス241の一次側回路、二次側回路を含む。
トランス241の一次側回路は、ブリッジ回路242と、AC電流センサ243を含む。
ブリッジ回路242は、8個の半導体スイッチング素子S39乃至S46からなる。8個の半導体スイッチング素子S39乃至S46は、例えばMOSFETである。なお、MOSFETは双方向半導体スイッチング素子でもあることから、ブリッジ回路242は、並列接続された2つの双方向半導体スイッチング素子がそれぞれブリッジ接続された回路でもある。
半導体スイッチング素子S39乃至S42の各々のドレインは、PFC回路230の電解コンデンサC12の一方の端子に接続され、半導体スイッチング素子S43乃至S46の各々のソースは、PFC回路230の電解コンデンサC12の他方の端子に接続されている。半導体スイッチング素子S39のソースと半導体スイッチング素子S43のドレインとの中点、及び、半導体スイッチング素子S40のソースと半導体スイッチング素子S44のドレインとの中点は、トランス241の一次巻線241aの一方の端部に接続されている。半導体スイッチング素子S41のソースと半導体スイッチング素子S45のドレインとの中点、及び、半導体スイッチング素子S42のソースと半導体スイッチング素子S46のドレインとの中点は、AC電流センサ243を介してトランス241の一次巻線241aの他方の端部に接続されている。
トランス241の二次側回路は、ブリッジ回路244と、コイルL13と、電解コンデンサC13と、DC電圧センサ245と、DC電流センサ246を含む。
ブリッジ回路244は、8個の半導体スイッチング素子S47乃至S54と、8個のダイオードD21乃至D28からなる。8個の半導体スイッチング素子S47乃至S54は、例えばIGBTであり、その各々のコレクタとエミッタ間に、ダイオードD21乃至D28が、カソードがコレクタにアノードがエミッタに対応する状態で逆並列に接続されている。なお、ダイオードが逆並列に接続されたIGBTは双方向半導体スイッチング素子でもあることから、ブリッジ回路244は、並列接続された2つの双方向半導体スイッチング素子がそれぞれブリッジ接続された回路でもある。
半導体スイッチング素子S47のエミッタと半導体スイッチング素子S51のコレクタとの中点、及び、半導体スイッチング素子S48のエミッタと半導体スイッチング素子S52のコレクタとの中点は、トランス241の二次巻線241bの一方の端部に接続され、半導体スイッチング素子S49のエミッタと半導体スイッチング素子S53のコレクタとの中点、及び、半導体スイッチング素子S50のエミッタと半導体スイッチング素子S54のコレクタとの中点は、トランス241の二次巻線241bの他方の端部に接続されている。半導体スイッチング素子S47乃至S50の各々のコレクタは、コイルL13の一方の端子に接続され、コイルL13の他方の端子は、電解コンデンサC13の一方の端子に接続されていると共に、DC電流センサ246を介してフィルタ回路250の一方の端子対の一方に接続されている。半導体スイッチング素子S51乃至S54の各々のエミッタは、電解コンデンサC13の他方の端子に接続されていると共に、フィルタ回路250の一方の端子対の他方に接続されている。電解コンデンサC13の端子間には、DC電圧センサ245が接続されている。
車両高圧バッテリー270は、プラス側端子がリレー回路260を介してフィルタ回路250の他方の端子対の一方に接続され、マイナス側端子がフィルタ回路250の他方の端子対の他方に接続されている。そして、リレー回路260がオンしたときには、車両高圧バッテリー270のプラス側端子とフィルタ回路250の他方の端子対の一方とが導通状態(短絡状態)となり、リレー回路260がオフしたときには、それらが非導通状態(開放状態)となる。このことから、リレー回路260は、絶縁型双方向DC−DCコンバータ240の電解コンデンサC13と車両高圧バッテリー270との間の電気的接続を短絡又は開放する回路でもある。
制御部280は、充電動作時、回生動作時、後述の放電動作時等に、AC入出力部210のスイッチ213、214と、PFC回路230の半導体スイッチング素子S31乃至S38と、絶縁型双方向DC−DCコンバータ240の半導体スイッチング素子S39乃至S54と、リレー回路260を制御する。
但し、PFC回路230の半導体スイッチング素子S31乃至S38の制御において、S31とS32は同一の制御信号により制御され、S33とS34は同一の制御信号により制御され、S35とS36は同一の制御信号により制御され、S37とS38は同一の制御信号により制御される。また、絶縁型双方向DC−DCコンバータ240におけるブリッジ回路242の半導体スイッチング素子S39乃至S46の制御において、S39とS40は同一の制御信号により制御され、S41とS42は同一の制御信号により制御され、S43とS44は同一の制御信号により制御され、S45とS46は同一の制御信号により制御される。さらに、絶縁型双方向DC−DCコンバータ240におけるブリッジ回路244の半導体スイッチング素子S47乃至S54の制御において、S47とS48は同一の制御信号により制御され、S49とS50は同一の制御信号により制御され、S51とS52は同一の制御信号により制御され、S53とS54は同一の制御信号により制御される。
また、制御部280は、上記の動作時等に、必要に応じて、PFC回路230のAC電流センサ231、AC電圧センサ232、DC電圧センサ234と、絶縁型双方向DC−DCコンバータ240のAC電流センサ243、DC電圧センサ245、DC電流センサ246から、検出値(センサー値)を読み出す。
例えば、充電動作時のPFC回路230の入力電流及び入力電圧、及び、回生動作時のPFC回路230の出力電流及び出力電圧が、AC電流センサ231及びAC電圧センサ232により検出される。また、電解コンデンサC12の端子間電圧(VH電圧,VH−VHGND間電圧)が、DC電圧センサ234により検出される。また、トランス241の一次巻線241aを流れる電流が、AC電流センサ243により検出される。また、充電動作時の絶縁型双方向DC−DCコンバータ240の出力電圧(電解コンデンサC13の端子間電圧(PV電圧,PV−PVGND間電圧))及び出力電流、及び、回生動作時の絶縁型双方向DC−DCコンバータ240の入力電圧(電解コンデンサC13の端子間電圧)及び入力電流が、DC電圧センサ245、DC電流センサ246により検出される。
次に、このように構成された本実施形態に係る双方向電力変換装置の動作について説明する。
はじめに、外部から入力される系統AC電圧(例えばAC100V)を車両高圧バッテリーDC電圧(例えばDC240V)に変換して車両高圧バッテリー70を充電する充電動作について説明する。
なお、充電動作時における絶縁型双方向DC−DCコンバータ240によるDC−DC変換動作は、第1の方向へのDC−DC変換時における電解コンデンサC12の端子間電圧をDC−DC変換する動作でもある。
充電動作では、まず、車両高圧バッテリー270のプラス側端子とフィルタ回路250の出力側端子対の一方とが導通(短絡)するように、制御部280によりリレー回路260がオンに制御される。そして、AC入出力部210において、図示しない系統AC電源に接続されているAC入力端子211とフィルタ回路220の入力側端子対とが導通するように、制御部280によりスイッチ213、214の切り替えが制御される。すると、系統AC電圧が、AC入出力部210とフィルタ回路220を介して、PFC回路230のブリッジ回路233に供給される。
ブリッジ回路233の半導体スイッチング素子S31乃至S38は、制御部280からの制御信号により、供給された系統AC電圧を目標とするDC電圧(例えばDC380V)に変換するようにスイッチング制御される。その際、半導体スイッチング素子S31乃至S38は、例えば電流不連続モード制御方式に従って、2つのコイルL11、L12を昇圧回路のコイルとして機能するように制御されると共に、供給されたAC電流の位相がAC電圧の位相と同じになるように制御される。そして、変換されたDC電圧が絶縁型双方向DC−DCコンバータ240のブリッジ回路242に供給される。
ブリッジ回路242の半導体スイッチング素子S39乃至S46は、PFC回路230から供給されるDC電圧をAC電圧に変換するように、制御部280からの制御信号によってスイッチング制御される。そして、変換されたAC電圧がトランス241の一次巻線241aに供給されて、トランス241の二次巻線241bにAC電圧が誘起される。
トランス241の二次巻線241bに誘起されたAC電圧は、ブリッジ回路244に供給されてダイオードD21乃至D28により整流され、コイルL13及び電解コンデンサC13により平滑化されて、フィルタ回路250を介して車両高圧バッテリー270に供給される。これによりDC電圧が車両高圧バッテリー270に供給され、車両高圧バッテリー270が充電される。なお、このときに、半導体スイッチング素子S47乃至S54は、制御部280からの制御信号により、オフに制御される。
このような充電動作により、系統AC電圧が車両高圧バッテリーDC電圧に変換されて車両高圧バッテリー270の充電が行われる。
次に、車両高圧バッテリーDC電圧(例えばDC240V)をAC電圧(例えばAC100V)に変換して外部に出力する回生動作について説明する。
なお、回生動作時における絶縁型双方向DC−DCコンバータ240によるDC−DC変換動作は、第2の方向へのDC−DC変換時における電解コンデンサC13の端子間電圧をDC−DC変換する動作でもある。
回生動作では、まず、AC入出力部210において、図示しない家電製品等の電気器具のプラグに接続されているAC出力端子212とフィルタ回路220の出力側端子対とが導通するように、制御部280によりスイッチ213、214の切り替えが制御される。そして、車両高圧バッテリー270のプラス側端子とフィルタ回路250の入力側端子対の一方とが導通(短絡)するように、制御部280によりリレー回路260がオンに制御される。すると、車両高圧バッテリーDC電圧が、リレー回路260とフィルタ回路250を介して、絶縁型双方向DC−DCコンバータ240のブリッジ回路244に供給される。
ブリッジ回路244の半導体スイッチング素子S47乃至S54は、制御部280からの制御信号により、供給された車両高圧バッテリーDC電圧をAC電圧に変換するようにスイッチング制御される。そして、変換されたAC電圧がトランス241の二次巻線241bに供給され、トランス241の一次巻線41aにAC電圧が誘起されて、ブリッジ回路242に供給される。
ブリッジ回路242の半導体スイッチング素子S39乃至S46は、制御部280からの制御信号により、供給されたAC電圧を目標とするDC電圧(例えばDC380V)に変換するようにスイッチング制御される。そして、変換されたDC電圧がPFC回路230のブリッジ回路233に供給される。
ブリッジ回路233の半導体スイッチング素子S31乃至S38は、制御部280からの制御信号により、供給されたDC電圧を目標とするAC電圧に変換するようにスイッチング制御される。そして、変換されたAC電圧がフィルタ回路220、スイッチ213、214、AC出力端子212を介して図示しない家電製品等の電気器具のプラグに供給される。
このような回生動作により、車両高圧バッテリーDC電圧がAC電圧に変換されて外部に出力される。
次に、充電動作終了後と回生動作終了後に行われる放電動作について説明する。
上述の充電動作が終了した時点では、充電動作時におけるPFC回路230の出力電圧(例えばDC380V)が電解コンデンサC12の残留電荷により保持されたままであると共に、充電動作時における絶縁型双方向DC−DCコンバータ240の出力電圧(例えばDC240V)が電解コンデンサC13の残留電荷により保持されたままである。
また、上述の回生動作が終了した時点では、回生動作時における絶縁型双方向DC−DCコンバータ240の入力電圧(例えばDC240V)が電解コンデンサC13の残留電荷により保持されたままであると共に、回生動作時における絶縁型双方向DC−DCコンバータ240の出力電圧(例えばDC380V)が電解コンデンサC12の残留電荷により保持されたままである。
従って、充電動作が終了した時点、及び、回生動作が終了した時点では、電解コンデンサC12、C13の各々の端子間電圧は、その残留電荷により、高電圧のままである。
そこで、本実施形態に係る双方向電力変換装置では、充電動作終了後、及び、回生動作終了後に、図4に示すように、電解コンデンサC12、C13に蓄積されている電荷を放電させる放電動作が行われる。
なお、充電動作が終了した時点、及び、回生動作が終了した時点では、PFC回路230の半導体スイッチング素子S31乃至S38と、絶縁型双方向DC−DCコンバータ240の半導体スイッチング素子S39乃至S54が、制御部280によりオフに制御されている。
図4は、本実施形態に係る放電動作の内容を示すフローチャートである。
図4に示したように、放電動作では、まず、車両高圧バッテリー270のプラス側端子とフィルタ回路250の他方の端子対の一方とが非導通(開放)となるように、制御部280によりリレー回路260がオフに制御される(S201)。また、このときに、AC入出力部210においては、例えば、AC入力端子211とAC出力端子212とが開放状態にされる。或いは、例えば、AC出力端子212とフィルタ回路220の一方の端子対とが導通するように、制御部280によりスイッチ213、214の切り替えが制御される。
続いて、上述の充電動作時における絶縁型双方向DC−DCコンバータ240の動作と同様の動作が所定期間行われる(S202)。これにより、電解コンデンサC12から電解コンデンサC13に電荷が移動し、その際に、電解コンデンサC12とC13との間に設けられた回路抵抗(例えば、スイッチング素子、トランス、コイル)によって、電荷の消費が行われる。
続いて、上述の回生動作時における絶縁型双方向DC−DCコンバータ240の動作と同様の動作が所定期間行われる(S203)。これにより、電解コンデンサC13から電解コンデンサC12に電荷が移動し、その際に、電解コンデンサC13とC12との間に設けられた回路抵抗(例えば、スイッチング素子、トランス、コイル)によって、電荷の消費が行われる。
続いて、制御部280により、DC電圧センサ234の検出値が読み出され、電解コンデンサC12の端子間電圧が閾値未満であるか否かが判定される(S204)。なお、閾値は、例えば、電荷が放電されている状態の電解コンデンサC12の端子間電圧に相当する値である。
S204の判定において、その判定結果がNoの場合には、S202へ戻り、再びS202及びS203が繰り返される。一方、その判定結果がYesの場合には、当該放電動作が終了する。
このような放電動作により、電解コンデンサC12、13に蓄積されている電荷が放電される。
以上のように、本実施形態に係る双方向電力変換装置によれば、充電動作終了後、及び、回生動作終了後に、電解コンデンサC12、C13の残留電荷を放電させることができる。
また、絶縁型双方向DC−DCコンバータ240において、ブリッジ回路242、244は、並列接続された2つの双方向半導体スイッチング素子がそれぞれブリッジ接続された構成であるので、例えば、1つの双方向半導体スイッチング素子がそれぞれブリッジ接続された構成のブリッジ回路に比べて、放電時間を短くすることができる。
なお、本実施形態に係る双方向電力変換装置において、PFC回路230は、例えば、電流連続モード制御方式、又は、電流臨界モード制御方式に従って制御されるようにしてもよい。
また、絶縁型双方向DC−DCコンバータ240において、ブリッジ回路242、2444は、並列接続された3つ以上の双方向半導体スイッチング素子がそれぞれブリッジ接続されるように構成することも可能である。これにより、図4に示した放電動作におけるS203、S204において、より多くの電荷を消費させることができるので、放電時間をより短くすることができる。
また、図4に示した放電動作においては、S202及びS203が1回行われる毎に、S204の判定が行われているが、例えば、S202及びS203が複数回行われる毎に、S204の判定が行われるようにすることも可能である。
また、図4に示した放電動作において、電解コンデンサC12及びC13のうち少なくとも一方を放電させるように制御を行うことも可能である。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良・変更が可能である。
10 AC入出力部
11 AC入力端子
12 AC出力端子
13、14 スイッチ
20 フィルタ回路
30 PFC回路
31 AC電流センサ
32 AC電圧センサ
33 ブリッジ回路
34 DC電圧センサ
40 絶縁型双方向DC−DCコンバータ
41 トランス
42 ブリッジ回路
43 AC電流センサ
44 ブリッジ回路
45 DC電圧センサ
46 DC電流センサ
47 DC電圧センサ
48 DC電流センサ
50 フィルタ回路
60 リレー回路
70 車両高圧バッテリー
80 フィルタ回路
90 車両低圧バッテリー
100 制御部
210 AC入出力部
211 AC入力端子
212 AC出力端子
213、214 スイッチ
220 フィルタ回路
230 PFC回路
231 AC電流センサ
232 AC電圧センサ
233 ブリッジ回路
234 DC電圧センサ
240 絶縁型双方向DC−DCコンバータ
241 トランス
242 ブリッジ回路
243 AC電流センサ
244 ブリッジ回路
245 DC電圧センサ
246 DC電流センサ
250 フィルタ回路
260 リレー回路
270 車両高圧バッテリー
280 制御部

Claims (6)

  1. 第1の方向へのDC−DC変換時に第1のコンデンサの端子間電圧をDC−DC変換し、第2の方向へのDC−DC変換時に第2のコンデンサの端子間電圧をDC−DC変換する絶縁型双方向DC−DCコンバータと、
    前記第2のコンデンサとバッテリーとの間の電気的接続を短絡又は開放するスイッチ回路と、
    を備え、
    前記スイッチ回路により前記第2のコンデンサと前記バッテリーとの間の電気的接続が開放されているときに、前記絶縁型双方向DC−DCコンバータに含まれる双方向半導体スイッチング素子をオンさせることにより前記双方向半導体スイッチング素子に並列接続されるコンデンサに蓄積されている電荷を前記双方向半導体スイッチング素子により消費させた後、前記双方向半導体スイッチング素子をオフさせることにより前記第1のコンデンサに蓄積されている電荷を前記双方向半導体スイッチング素子に並列接続されるコンデンサに移動させる
    ことを特徴とする双方向電力変換装置。
  2. 前記スイッチ回路により前記第2のコンデンサと前記バッテリーとの間の電気的接続が開放されているときに、前記絶縁型双方向DC−DCコンバータに含まれるブリッジ回路の上アームの双方向半導体スイッチング素子をオン、前記ブリッジ回路の下アームの双方向半導体スイッチング素子をオフさせることにより前記上アームの双方向半導体スイッチング素子に並列接続されるコンデンサに蓄積されている電荷を前記上アームの双方向半導体スイッチング素子により消費させた後、前記上アームの双方向半導体スイッチング素子をオフ、前記下アームの双方向半導体スイッチング素子をオフさせることにより前記第1のコンデンサに蓄積されている電荷を前記上アームの双方向半導体スイッチング素子に並列接続されるコンデンサに移動させる第1の処理、及び、前記上アームの双方向半導体スイッチング素子をオフ、前記下アームの双方向半導体スイッチング素子をオンさせることにより前記下アームの双方向半導体スイッチング素子に並列接続されるコンデンサに蓄積されている電荷を前記下アームの双方向半導体スイッチング素子により消費させた後、前記上アームの双方向半導体スイッチング素子をオフ、前記下アームの双方向半導体スイッチング素子をオフさせることにより前記第1のコンデンサに蓄積されている電荷を前記下アームの双方向半導体スイッチング素子に並列接続されるコンデンサに移動させる第2の処理を順序不同で行う
    ことを特徴とする請求項1記載の双方向電力変換装置。
  3. 前記スイッチ回路により前記第2のコンデンサと前記バッテリーとの間の電気的接続が開放されているときに、前記第1のコンデンサに蓄積されている電荷を前記双方向半導体スイッチング素子に並列接続されるコンデンサに移動させた後、前記双方向半導体スイッチング素子をオン、オフさせることにより前記第2のコンデンサに蓄積されている電荷を前記第1のコンデンサに移動させる
    ことを特徴とする請求項1の双方向電力変換装置。
  4. 第1の方向へのDC−DC変換時に第1のコンデンサの端子間電圧をDC−DC変換し、第2の方向へのDC−DC変換時に第2のコンデンサの端子間電圧をDC−DC変換する絶縁型双方向DC−DCコンバータと、
    前記第2のコンデンサとバッテリーとの間の電気的接続を短絡又は開放するスイッチ回路と、
    を備え、
    前記スイッチ回路により前記第2のコンデンサと前記バッテリーとの間の電気的接続が開放されているときに、前記絶縁型双方向DC−DCコンバータに含まれる双方向半導体スイッチング素子をオン、オフさせることにより前記第1のコンデンサに蓄積されている電荷を前記第2のコンデンサに移動させた後、前記絶縁型双方向DC−DCコンバータに含まれる双方向半導体スイッチング素子をオン、オフさせることにより前記第2のコンデンサに蓄積されている電荷を前記第1のコンデンサに移動させる
    ことを特徴とする双方向電力変換装置。
  5. 前記第1の方向へのDC−DC変換時における前記絶縁型双方向DC−DCコンバータの入力側には、ACが入力される力率改善回路が設けられる
    ことを特徴とする請求項1乃至の何れか一項に記載の双方向電力変換装置。
  6. 外部から入力されるAC電圧をDC電圧に変換して前記バッテリーを充電する充電動作時、及び、前記バッテリーのDC電圧をAC電圧に変換して外部へ出力する回生動作時には、前記スイッチ回路により前記第2のコンデンサと前記バッテリーとの間の電気的接続が短絡される
    ことを特徴とする請求項1乃至の何れか一項に記載の双方向電力変換装置。
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