JP5835927B2 - 健診情報取得装置及び健診情報表示システム - Google Patents

健診情報取得装置及び健診情報表示システム Download PDF

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Description

本発明の実施の形態は、健診情報取得装置及び健診情報表示システムに関する。
近年、外国人向けの観光サービスとして日本の医療機関を利用して健康診断を実施する医療観光の推進がなされている。但し、外国人が受診する健康診断は元来日本人向けであるため、問診や成績表、検査中の会話等は全て日本語で実施される。
このように意思の疎通には日本語が使用されるため、外国人の受診者は、例えば医療知識を備える通訳を同伴した上で受診する。
一方、インターネット上でコンピュータを用いた多言語問診システムが利用されつつある(以下の特許文献1参照)。
特開2008−59425号公報
しかしながら、前述の特許文献1において開示されている技術では、次の点について配慮がなされていない。
すなわち、前述の特許文献1に係る技術はあくまでもインターネットを介したテレメンタリングシステムに関する技術であり、実際の問診の際には利用しにくい。特に、外国人の受診者が実際に健康診断を受診する際には、様々な場面で日本語による意思疎通が必要となる。
確かに通訳が介することで、基本的な意思疎通には問題ないものの、医療機関側から受診者側へ様々な内容をニュアンスをも含めて正確に伝えることができるかは不安である。また言語によっては、例えば同じ言語に括られるものであっても地方によって、国によってその言い回しが異なることもある。
本発明が解決しようとする課題は、健康診断における医師と受診者との意思疎通の円滑化を図るために、診断の基礎となる健診結果を予め特定される受診者が普段使用する言語に翻訳して表示することが可能な健診情報取得装置及び健診情報表示システムを提供することである。
前述の課題を達成するために、実施形態の健診情報取得装置(請求項1の発明に対応)は、医用情報表示装置から送信される受診者情報に基づいて、健診データベースから該当の健診情報を取得する情報取得部と、情報取得部から送信される受診者情報のうち、受診者の勤務会社または受診者の健康診断の手配を行う旅行代理店を示す情報である団体情報が旅行代理店である場合に、受診者情報のうちさらに受診者の名前或いは住所の少なくとも一方の情報に基づいて受診者に提示される健診情報を表示する言語を特定する言語判断部とを備える。
また前述の課題を達成するために、実施形態の健診情報表示システム(請求項3の発明に対応)は、健康診断の受診者に対して検査結果を健診情報として表示する医用情報表示装置と、健診情報を格納する健診データベースと、医用情報表示装置から送信される受診者情報に基づいて、健診データベースから該当の健診情報を取得する情報取得部と、情報取得部から送信される受診者情報のうち、受診者の勤務会社または受診者の健康診断の手配を行う旅行代理店を示す情報である団体情報が旅行代理店である場合に、受診者情報のうちさらに受診者の名前或いは住所の少なくとも一方の情報に基づいて受診者に提示される健診情報を表示する言語を特定する言語判断部と、言語判断部により特定された言語を用いて健診情報を受診者が理解可能な言語に変換する言語変換部とを備える。
また前述の課題を達成するために、実施形態の健診情報表示システム(請求項4の発明に対応)は、健康診断の受診者に対して検査結果を健診情報として表示する医用情報表示装置と、健診情報を格納する健診データベースと、医用情報表示装置から送信される受診者情報に基づいて、健診データベースから該当の健診情報を取得する情報取得部と、情報取得部から送信される受診者情報に基づいて受診者に提示される健診情報を表示する言語を特定する言語判断部と、を備え、言語判断部は、受診者情報のうち、受診者の勤務会社または受診者の健康診断の手配を行う旅行代理店を示す情報である団体情報が旅行代理店である場合に、受診者情報のうちさらに受診者の名前或いは住所の少なくとも一方の情報を利用して健診情報の表示言語を特定する健診情報取得装置と、健診情報取得装置にて特定された言語を用いて健診情報を受診者が理解可能な言語に変換する言語変換装置とを備える。
第1の実施の形態における健診情報表示システムの全体構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態における健診情報取得装置の内部構成を示すブロック図である。 実施の形態における健診情報の取得依頼から健診結果が受診者が理解可能な言語に変換されて表示されるまでの流れを示すシーケンス図である。 実施の形態の説明を行うために挙げた受診者情報の一例を示す説明図である。 実施の形態において一旦表示された健診結果について再度言語の変換が依頼され表示されるまでの流れを示すシーケンス図である。 第2の実施の形態における健診情報表示システムの全体構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態における健診情報取得装置の内部構成を示すブロック図である。
以下、実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態における健診情報表示システムSの全体構成を示すブロック図である。健診情報表示システムSは、医用情報表示装置1と、健診データベース2と、健診情報取得装置3と、言語変換装置4とが、通信ネットワークNにそれぞれ接続されて構成される。
なお、実施の形態では、健診情報表示システムSに焦点を当てて説明を行うが、この健診情報表示システムSは、通信ネットワークNを介して、例えば、病院情報管理システム(HIS:Hospital Information System)、放射線部門情報管理システム(RIS:Radiological Information System)、医用画像管理システム(PACS:Picture Archiving and Communication System)といった医療機関内に構築された各種管理システムと組み合わされて用いられても良い。
医用情報表示装置1は、例えば、診察室に設置されており、健康診断の一環として受診
者に対して健診結果に基づいて診察、問診を行う際に診察医によって利用される。医用情報表示装置1には、図面には示されていないが少なくとも診察医が操作する入力部と入力結果や診察等の際に利用される健診結果を表示する表示部が備えられている。
医用情報表示装置1には、健診情報が受診者の理解可能な言語で表示される。従って、診察医と受診者との間の言語によるコミュニケーションは通訳を介して行われるものの、受診者は医用情報表示装置1に表示される健診結果を見ることで健康診断の結果を確認、理解することができる。
なお、本発明の実施の形態においては、受診者は日本の医療機関で健康診断を受診するために外国から日本に来日する。従って、受診者は基本的に日本語を理解しない外国人であり、一方、診察医は日本の医療機関に勤務する日本人であり、診察医は受診者が理解しうる言語を話すことができないことが前提となる。そのため、健康診断の一環として行われる診察医が受診者と相対して診察等を行う際には、通訳が介在する。
図1に示す健診情報表示システムSでは、通信ネットワークNに3つの医用情報表示装置1Aないし1C(以下、適宜これら複数の医用情報表示装置をまとめて「医用情報表示装置1」と表わす。)が接続されているが、通信ネットワークNに接続される医用情報表示装置1の数は単数、或いは複数のいずれでも良く、その数は任意である。
健診データベース2には、健康診断を受診する受診者の情報及び、それぞれの受診者が健康診断を受診した結果が格納されている。本実施の形態においては、健診データベース2には、健康診断に関する情報のみが格納されることを前提に説明を行うが、例えば、前述した医療機関内に構築される各種システムとの関係で、健康診断に関する情報のみを格納するのではなく、その他医療機関内で必要とされる情報をも併せて格納するデータベースであっても構わない。なお、図1に示す健診情報表示システムSでは、健診データベースを「健診DB」と表わしている。
健診情報取得装置3は、診察医が利用する医用情報表示装置1からの健診情報取得要求に基づいて、健診データベース2から必要とされる健診情報を取得する。併せて、医用情報表示装置1の表示部に表示される健診結果について、当該健診結果を見た受診者がその内容を理解することができるよう、受診者の理解可能な言語がいずれの言語であるかを判断、特定する。
言語変換装置4は、健診情報取得装置3から送信される健診結果及び言語情報を用いて健診結果を該当の言語に変換する。言語変換装置4内には、特に図示しないが、少なくとも言語を変換する(翻訳する)言語変換部と変換に必要な言語の対応テーブルを備える翻訳データベースが備えられている。翻訳データベース内には、検査結果に表わされている日本語で示される語句と対応する、各国言語が格納されている。従って、言語変換装置4は、健診情報取得装置3が特定した健診結果の表示言語に関する情報(言語情報)に基づいて、健診結果を翻訳する。
通信ネットワークNの例としては、LAN(Local Area Network)やインターネット等のネットワークを挙げることができる。また、通信ネットワークNで使用される通信規格は、DICOM(Digital Imaging and Communication in Medicine)等、いずれの規格
であっても良い。
図2は、本実施の形態における健診情報取得装置3の内部構成を示すブロック図である。健診情報取得装置3は、受信部31と、情報取得部32と、言語判断部33と、送信部34とから構成される。受信部31は、医用情報表示装置1からの健診情報取得依頼を受
信する。また、送信部34は、医用情報表示装置1からの健診情報取得依頼に対応した該当の健診情報を、通信ネットワークNを介して健診情報取得装置3へ送信し、或いは、健診結果を翻訳するために必要な情報を言語変換装置4へと送信する。
情報取得部32は、受信部31が受信した医用情報表示装置1からの健診情報取得依頼に基づいて健診データベース2から対象となる健診情報を取得する。なお、この健診情報取得依頼には、健診情報の対象となる受診者に関する情報(後述)が含まれており、この受診者情報に基づいて健診データベース2に該当する健診情報の取得依頼を行う。依頼を受けた健診データベース2は、受診者情報に基づいて該当する健診結果を検索し、検索された健診結果を健診情報取得装置3へと送信する。
言語判断部33は、情報取得部32が取得した医用情報表示装置1からの健診情報取得依頼(受診者情報)に基づいて、健診情報取得依頼の対象となっている受診者が理解可能な言語は何であるかを判断、特定する。
次に、図3に示すシーケンス図を利用して本発明の実施の形態における健診情報の取得依頼から受診者が理解可能な言語に変換されて表示されるまでの流れを説明する。
まず、本実施の形態が適用される場面は、例えば診察室で健康診断の結果について診察医が受診者に対して説明をする場面である。診察医は受診者に対して健診結果に基づいて診察を行うべく、健診結果(健診情報)の取得を医用情報表示装置1から健診情報取得装置3に対して依頼する(ST1)。依頼の際には、例えば、医用情報表示装置1の表示部に示される入力画面に受診者ID等を入力し健診結果を必要とする受診者を特定する。
この取得依頼には、受診者に関する情報(受診者情報)が含まれている。ここで受診者情報とは、例えば、受診者ID、受診者名、住所、年齢、団体情報等、健康診断の受診者に関する個人的な情報である。「団体情報」とは、受診者が属する団体に関する情報であり、例えば、勤務する会社であり、健康診断を受診するために当該医療機関を訪れたのであれば、健康診断を手配する旅行代理店である。その他、例えば、「通訳の有無」や医療観光の場合には「ツアーの内容」、「過去の旅行経験」等が情報として挙げられていても良い。なお、受診者情報としていずれの情報を含めるのかは自由である。
図4は、本実施の形態の説明を行うために挙げた受診者情報の一例を示す説明図である。例えば、受診者IDが「001」の受診者は、名前が「高橋太郎」で、「日本の栃木県」に住む「40歳」の者であることがわかる。また、この受診者は、団体情報が日本の会社である「□□□株式会社」と規定されているので、この会社に勤務していることが把握できる。また、例えば、受診者IDが「002」の受診者は、名前が「王健」で、「中国の北京市」に住む「54歳」の者であることがわかる。また、この受診者は、団体情報が「中国旅行代理店北京支店」と規定されているので、健康診断を受診するために中国旅行代理店を通して来日していることが把握できる。
医用情報表示装置1から送信された取得依頼は、健診情報取得装置3の受信部31が受信し情報取得部32に渡される。この依頼に含まれている受診者情報はさらに健診データベース2に送信され(ST2)、当該受診者情報に対応する健診結果が検索される。
一方で、情報取得部32は受診者情報を言語判断部33へと送信する。受診者情報を受けた言語判断部33は、当該受診者情報に基づいて健診結果を医用情報表示装置1にて表示する際の言語を特定する(ST3)。
なお、これまでは例えば図4に示す受診者情報を医用情報表示装置1から健診情報取得
装置3が受信し、健診データベース2、或いは、言語判断部33へと送信する例を挙げて説明した。但し、このような流れを採用せず、例えば、受診者が健康診断の受診のために受付をした際に受診者情報を取得し、予め健診データベース2と言語判断部33へと送信しそれぞれで記憶しておく方法も採用できる。この場合には、健診情報を取得する際には診察医は医用情報表示装置1に例えば、受診者IDや受診者名を入力することでこの受診者IDや受診者名に関する情報が健診データベース2、或いは、言語判断部33へと送信される。健診データベース2、或いは、言語判断部33では送信された受診者ID等に関する情報に基づいてそれぞれに記憶されている受診者情報を特定、該当する健診情報を検索し、表示言語を判断することになる。
ここで、言語判断部33内における表示言語の特定方法の一例を挙げると以下の通りである。本実施の形態においては、医用情報表示装置1から送信される受診者情報の項目ごとに重み付けがされる。そのため、受診者情報の各項目を等しく判断材料とするのではなく、項目ごとに判断材料としての利用の有無、判断の順が決定される。
すなわち、言語判断部33では、受診者情報のうち「団体情報」を基礎とし、さらに、「名前」、或いは、「住所」の少なくとも一方の項目をも加味して当該受診者情報を持つ受診者の健診結果の表示言語の特定を行う。例えば、図4に示す受診者IDが「001」の健康診断の受診者の場合、その「団体情報」は「□□□株式会社」であることから、日本の会社に勤務する者であるとの推測が成り立つ。日本の会社に勤務しているということは、そのレベルは別として、日本語で検査結果を表示し、或いは、日本語を用いて診察を行うことが可能であると判断できる。
なお、「団体情報」の他に、「名前」、或いは、「住所」のいずれか一方の情報を利用するか、またはいずれの情報をも利用するかは判断項目を設定する際に自由に設定することができる。
一方、受診者IDが「002」の者の場合、団体情報は「中国旅行代理店北京支店」である。この団体情報からは、旅行代理店を通じて中国から日本へ健康診断を受診しにきた者であるとの推測が成り立つ。しかも、「名前」、或いは、「住所」の項目を参照しても、この者は「王健」といった中国名と推測できる名前を持ち、住所から中国に在住していると判断し得る。従って、受診者IDが「002」の者は、中国から日本へ健康診断を受診しにきた者であると判断することができる。
受診者IDが「003」の者の場合は、団体情報が「□□□株式会社」という日本の会社であることから、診断結果の日本語での表記が可能であると判断し得る。但し、「名前」の項目には、「陳影」という中国名と推測できる名前が記録されていることから、診断結果を日本語で表記するべきか、或いは、中国語で表記するべきかの判断に迷う可能性がある。このような場合には、設定により、あくまでも団体情報を基礎に日本語で健診結果を表記する、と判断することとしても良い。または「名前」の項目のみならず「住所」の項目も併せて判断材料とすることで日本語で健診結果を表記する、と判断することとしても良く、任意に設定可能である。
また、前述の方法ではなく、例えば、「団体情報」及び過去の「団体情報」を考慮して表示言語を判断する方法も考えられる。すなわち、例えば、「中国旅行代理店北京支店」との団体情報に着目し、これまで当該「中国旅行代理店北京支店」から受け入れた外国人に対して表示した言語を確認することによって、今回の健診結果の表示言語を判断する。このようにこれまでの経験に基づいて表示言語を判断することで、医用情報表示装置1に健診結果が表示された場合の受診者が理解できないという不都合を少しでも回避することが可能となる。
健診情報取得装置3からの健診情報の取得依頼を受信した健診データベース2は、受診者情報に合致する健診情報を検索して健診情報取得装置3へと返信する(ST4)。健診情報取得装置3は、返信された健診情報と言語判断部33で特定した健診情報の表示言語に関する情報を言語情報として言語変換装置4へと送信する(ST5)。すなわち言語変換の対象(健診情報)と日本語から変換すべき言語に関する情報(言語情報)を送信する。言語変換装置4では、健診情報及び言語情報から健診情報を受診者が理解可能な言語へと変換(翻訳)する(ST6)。なお、翻訳の方法については、既に明らかになっている方法を採用することができる。
言語変換装置4で翻訳された健診結果は、健診情報取得装置3に健診情報の取得依頼を送信した医用情報表示装置1へと送信され、医用情報表示装置1の表示部に表示される(ST7)。表示される健診結果は既に受診者が理解できる言語に翻訳されていることから、受診者は健診結果の内容について十分に理解することができる。また、診察医とのやり取りについては、通訳が対応することでスムーズに受診できる。
図5は、本実施の形態において一旦表示された健診結果について再度言語の変換が依頼され表示されるまでの流れを示すシーケンス図である。健診情報取得装置3の言語判断部33は、前述のように、受診者情報のうち団体情報と名前、或いは、住所の少なくとも一方に規定される情報に基づいて医用情報表示装置1に健診結果が表示される際の表示言語を判断、特定する。
但し、表示された健診結果を見ても受診者がその内容を理解することができない場合、すなわち、言語の特定が適切ではない場合が発生しうる。例えば、同じ○○語と括られる場合であっても、地方によっては細かなところで言い回しが異なることもあり、通じない、或いは、そのニュアンスを十分に伝えきれない場合もある。そこで、このような場合には再度翻訳し直さなければならない。
受診者が医用情報表示装置1に表示された翻訳後の健診結果を理解することができていない、と担当の診察医が判断した場合には、翻訳をやり直す必要がある(ST11)。この場合新たに翻訳される言語を特定しなければならない(ST12)。
医用情報表示装置1からの依頼で健診結果を翻訳する場合には、前述のように言語判断部33が表示言語を判断する。但し、ここでは既に診察医と受診者とが診察の場にいるので、改めて言語判断部33に判断させるよりも診察医が直接受診者に尋ねる等、言語判断部33を介さずに特定する。
また、例えば、受診者が健康診断の前に受付に立ち寄って受付をする場合に、受付の者とのやり取りから使用言語を特定し、受診者情報として追加して登録することも考えられる。そのような登録がなされていれば、医用情報表示装置1に表示された後に翻訳をし直す場合に翻訳する言語を特定する上で有力な情報となる。
翻訳の言語が特定された後(ST12のYES)、医用情報表示装置1に送信されている健診情報と、ここで特定された言語情報とを合わせて言語変換装置4に送信する(ST13)。言語変換装置4ではこれらの情報に基づいて再度翻訳を行い(ST14)、改めて医用情報表示装置1へと翻訳された健診結果を送信する。医用情報表示装置1の表示部では、受信した健診結果を表示する(ST15)。
以上説明した構成、方法を採用することにより、健康診断における医師と受診者との意思疎通の円滑化を図るために、診断の基礎となる健診結果を予め特定される受診者が普段
使用する言語に翻訳して表示することが可能な健診情報取得装置及び健診情報表示システムを提供することができる。
特にまず言語判断部に表示言語を判断させた後、修正等必要がある場合に受診者に直接使用言語を問い合わせる等の方法で健診結果を翻訳するといった流れ、すなわち、最初は受診者情報のみから、必要であれば直接翻訳に必要な情報を入手して利用するという流れを採用することにより、医療観光等、健康診断を受診するために医療機関を訪れる受診者の数が多い場合に有効である。
(第2の実施の形態)
次に第2の実施の形態について説明する。なお、第2の実施の形態において、前述の第1の実施の形態において説明した構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、同一の構成要素の説明は重複するので省略する。
第2の実施の形態においては、健診情報表示システム及び健診情報取得装置の構成が異なる。図6は、第2の実施の形態における健診情報表示システムS1の全体構成を示すブロック図である。また、図7は、第2の実施の形態における健診情報取得装置5の内部構成を示すブロック図である。
第2の実施の形態では、第1の実施の形態において健診情報表示システムSを構成する装置として言語変換装置4が設けられていたが、第2の実施の形態においては、この言語変換装置が備える機能を健診情報取得装置が備えていることに特徴がある。すなわち、図5に示す健診情報取得装置5は、その内部に言語変換部51と翻訳データベース52とを備える。
健診結果の取得依頼から翻訳して表示させるまでの流れは第1の実施の形態と同様である。但し、言語変換装置に替わり健診情報取得装置5内の言語変換部51は、情報取得部32から健診情報(健診データベース2から取得)及び言語情報(言語判断部33から取得)を取得し、言語情報に基づいて翻訳データベース52に記憶されている日本語と言語情報として特定された言語との対応テーブルを利用して健診情報の言語を変換(翻訳)する。
以上説明した構成、方法を採用することにより、健康診断における医師と受診者との意思疎通の円滑化を図るために、診断の基礎となる健診結果を予め特定される受診者が普段使用する言語に翻訳して表示することが可能な健診情報取得装置及び健診情報表示システムを提供することができる。
特に、健診情報取得装置が言語変換装置の機能を備えることにより、健診情報表示システムを構成する機器を減らすことができるため、受診者が理解可能な健診結果を表示する機能を損なうことなくコストを下げることが可能となる。
以上のように本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することを意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。例えば、健診データベースと翻訳データベースについては、これまで別々のデータベースであることを前提に説明を行ってきたが、両者をまとめて1つのデータベースとして構成することも可能である。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 医用情報表示装置
2 健診データベース
3 健診情報取得装置
4 言語変換装置
31 受信部
32 情報取得部
33 言語判断部
34 送信部
N 通信ネットワーク
S 健診情報表示システム

Claims (4)

  1. 医用情報表示装置から送信される受診者情報に基づいて、健診データベースから該当の健診情報を取得する情報取得部と、
    前記情報取得部から送信される前記受診者情報のうち、受診者の勤務会社または受診者の健康診断の手配を行う旅行代理店を示す情報である団体情報が前記旅行代理店である場合に、前記受診者情報のうちさらに前記受診者の名前或いは住所の少なくとも一方の情報に基づいて前記受診者に提示される前記健診情報を表示する言語を特定する言語判断部と、
    を備えることを特徴とする健診情報取得装置。
  2. 前記言語判断部は、前記団体情報が前記受診者の勤務会社である場合には、前記受診者に対して提示される前記健診情報を表示する言語を日本語と特定し、前記健診情報を日本語で表示させることを特徴とする請求項1記載の健診情報取得装置。
  3. 健康診断の受診者に対して検査結果を健診情報として表示する医用情報表示装置と、
    前記健診情報を格納する健診データベースと、
    医用情報表示装置から送信される受診者情報に基づいて、健診データベースから該当の健診情報を取得する情報取得部と、前記情報取得部から送信される前記受診者情報のうち、受診者の勤務会社または受診者の健康診断の手配を行う旅行代理店を示す情報である団体情報が前記旅行代理店である場合に、前記受診者情報のうちさらに前記受診者の名前或いは住所の少なくとも一方の情報に基づいて前記受診者に提示される前記健診情報を表示する言語を特定する言語判断部と、前記言語判断部により特定された言語を用いて前記健診情報を受診者が理解可能な言語に変換する言語変換部と、を備える健診情報取得装置と、
    を備えることを特徴とする健診情報表示システム。
  4. 健康診断の受診者に対して検査結果を健診情報として表示する医用情報表示装置と、
    前記健診情報を格納する健診データベースと、
    医用情報表示装置から送信される受診者情報に基づいて、健診データベースから該当の健診情報を取得する情報取得部と、前記情報取得部から送信される前記受診者情報に基づいて受診者に提示される前記健診情報を表示する言語を特定する言語判断部と、を備え、前記言語判断部は、前記受診者情報のうち、受診者の勤務会社または受診者の健康診断の手配を行う旅行代理店を示す情報である団体情報が前記旅行代理店である場合に、前記受診者情報のうちさらに前記受診者の名前或いは住所の少なくとも一方の情報を利用して前記健診情報の表示言語を特定する健診情報取得装置と、
    前記健診情報取得装置にて特定された言語を用いて前記健診情報を受診者が理解可能な言語に変換する言語変換装置と、
    を備えることを特徴とする健診情報表示システム。
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