JP5835656B2 - 医療用スタンド - Google Patents
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Description
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明の実施形態に係る医療用スタンド1の概略図である。医療用スタンド1は、図1に示すように、支柱部2、ポンプ台3、フック4、脚部5及びキャスター6を有している。ポンプ台3は支柱部2に装着され、ポンプ台3には医療用ポンプ101が着脱自在に取り付けられる。フック4には薬剤等が入った輸液バッグ102が吊り下げられ、医療用ポンプ101と輸液バッグ102とはチューブ103で接続されている。チューブ103は医療用ポンプ101からさらに延びて図示しない患者等に接続され、薬剤等が医療用ポンプ101により患者等に注入される。なお、脚部5とキャスター6は必要に応じて設置されるものであり、医療用スタンド1は、支柱部2がベッド脇に差し込まれて使用されてもよい。
次に、ポンプ台3の構造について図3を参照しつつ説明する。図3(a)は図1に示したポンプ台3の斜視図であり、(b)は(a)の平面図である。ポンプ台3は、金属板をコの字状に折り曲げて形成された本体部17と、本体部17とねじにより接続され、本体部17を補強支持する樹脂製のスペーサ18と、本体部17の側面にねじにより着脱自在に取り付けられる樹脂製のポンプ取付部19とを有している。前記した貫通孔15は、この本体部17とスペーサ18とを貫くように形成されている。また、ポンプ取付部19の中央部には、ねじ穴20が形成されており、ポンプ取付部19に医療用ポンプ101が着脱自在に取り付けられる。なお、スペーサ18やポンプ取付部19は金属製であってもよく、それぞれ本体部17と一体に形成されていてもよい。
次に、ポンプ台3の向きの変更方法について図4及び図5を参照しつつ説明する。図4(a)は図2のIVA−IVA断面図であり、図4(b)は、図2の要部拡大図である。また、図5は、図4(a)に示したポンプ台の向きを時計回りに45°変更したときの図4(a)のIVA−IVA断面に相当する断面図である。図4の状態においては、複数の溝16のうちの溝16aとこの溝に対向する溝16eが突起12に係合している。したがって、この状態においては、ポンプ台3の回転は規制されており、ポンプ台3は回転しない。
次に、抜け止め機構10について図7を参照しつつ説明する。図7(a)は、第1部分7と第2部分8bとの接続前の状態を示した要部断面図であり、図7(b)は、第1部分7と第2部分8bとの接続後の状態を示した要部断面図である。抜け止め機構10は、第1部分7と第2部分8bとが予期せずに抜けないように固定する一方で、簡単な操作で固定を解除できるものであり、第1部分7の外周面に設けられたねじ穴21と、ねじ穴21に固定された弾性体機構22と、第2部分8bに設けられたストッパー機構23とから構成されている。弾性体機構22は、固定部24と、固定部24の一端から延在する弾性部材25と、弾性部材25の先端に固定された第1硬質部材26とから構成され、固定部24の外周に設けられたねじ部がねじ穴21に螺着されている。弾性体機構22は、弾性部材25が圧縮されていない状態において、第1硬質部材26が第1部分7の外周面から突出した状態となっている。弾性部材25としては、コイルばね、板ばね、ゴム等が好適に用いられる。第1硬質部材26は、半球形状で、平面側が弾性部材25に固定されている。第1硬質部材26の材質は、弾性変形が小さいものが好ましく、樹脂や金属等が好適に用いられる。なお、本実施形態においては、ねじ穴21は第1部分7を貫通しているが、貫通させずに凹部としもよい。
本実施形態において、支柱部2は、2つの第1部分7と3つの第2部分8とが交互に接続されて構成されている(図1参照)。このように、支柱部2には2つの第1部分7を含んでいるので、ポンプ台3を取り付ける位置(高さ)を選択することができ、その結果、ポンプ台3の取り付け高さを変更することができる。また、第1部分7と第2部分8とが抜け止め機構10により接続されている箇所においては、第1部分7と第2部分8との着脱が容易であるため、簡単にポンプ台3を着脱でき、ポンプ台3の取り付け位置(高さ)を容易に変更することができる。なお、支柱部2は、3つ以上の第1部分7と3つ以上の第2部分8(即ち、3つ以上の棒状部材2a)とから構成されていてもよく、また、1つの第1部分7と2つの第2部分8から構成されていてもよいし、第1部分7と第2部分8がそれぞれ1つ(即ち、1つの棒状部材2a)から構成されていてもよい。
2:支柱部
2a:棒状部材
3:ポンプ台
4:フック
5:脚部
6:キャスター
7:第1部分
8:第2部分
9:ねじ
10:抜け止め機構
11:面
12:突起
13:凸部
14:ピン
15:貫通孔
16:溝
17:本体部
18:スペーサ
19:ポンプ取付部
20、21:ねじ穴
22:弾性体機構
23:ストッパー機構
24:固定部
25:弾性部材
26:第1硬質部材
27:孔
28:ゴム部材
29:第2硬質部材
101:医療用ポンプ
102:輸液バッグ
103:チューブ
Claims (6)
- 支柱部と、前記支柱部に装着されたポンプ台とを備えた医療用スタンドであって、
前記支柱部は、断面外形形状が円形である第1部分と、前記第1部分よりも外径が大きく且つ前記第1部分を軸方向に挟むように接続された断面外形形状が円形である2つの第2部分とを有し、
前記ポンプ台には、医療用ポンプが着脱自在に取り付けられるポンプ取付部と、前記第1部分の外径よりも大きく前記第2部分の外径よりも小さい内径を有し、且つ、前記ポンプ台を前記軸方向に貫通する貫通孔とが設けられており、
前記ポンプ台の前記貫通孔が設けられた領域の前記軸方向への厚さが前記第1部分の長さよりも短く、前記第1部分が前記貫通孔を貫くように前記支柱部に取り付けられた前記ポンプ台が、前記軸方向に沿って摺動可能となっており、
前記第1部分の外周面及び前記貫通孔を画定する前記ポンプ台の内周面の一方及び他方には、それぞれ、突起及び前記軸方向に延在した複数の溝の一方及び他方が設けられており、
前記突起は、前記ポンプ台の前記軸方向への摺動可能範囲の一部においてのみ前記複数の溝のうち任意の1つと係合して前記ポンプ台の回転を規制し、前記摺動可能範囲の前記一部以外では前記複数の溝のいずれとも係合しないために前記ポンプ台の回転を許容することを特徴とする医療用スタンド。 - 前記支柱部は、複数の前記第1部分と複数の前記第2部分とを有し、
前記複数の第1部分のうち、両端に前記第2部分が接続された第1部分については、前記両端に接続された2つの前記第2部分のうち、少なくとも一方の第2部分が着脱自在に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の医療用スタンド。 - 前記支柱部は、前記第1部分及び前記第2部分を1つずつ有する2本以上の棒状部材が、前記第1部分と前記第2部分とが交互となるように前記軸方向に着脱自在に接続されたものであることを特徴とする請求項1に記載の医療用スタンド。
- 前記第1部分の一部を別の前記棒状部材の前記第2部分に差し込むことが可能なように、前記第2部分に円筒領域が設けられており、
前記棒状部材には、接続された前記棒状部材同士の回転防止機構及び抜け止め機構が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の医療用スタンド。 - 前記回転防止機構は、前記第1部分の先端に設けられた凹部と、この凹部と係合するように前記第2部分内に配置されたピンとを含んでいることを特徴とする請求項4に記載の医療用スタンド。
- 前記抜け止め機構は、前記第1部分の外周面に設けられた穴と、前記穴内に配置された硬質部材と、前記硬質部材を外向きに付勢して前記硬質部材の一部を前記穴から突出させる弾性部材と、前記第2部分の前記円筒領域の内周面に設けられた穴とを含んでおり、
前記硬質部材が前記第2部分の前記円筒領域の内周面に設けられた穴に係合することを特徴とする請求項4又は5に記載の医療用スタンド。
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JP2011197937A JP5835656B2 (ja) | 2011-09-12 | 2011-09-12 | 医療用スタンド |
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Family Applications (1)
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-
2011
- 2011-09-12 JP JP2011197937A patent/JP5835656B2/ja active Active
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