JPH11137680A - 輸液ポンプ及び輸液ポンプ用スタンド - Google Patents
輸液ポンプ及び輸液ポンプ用スタンドInfo
- Publication number
- JPH11137680A JPH11137680A JP9310935A JP31093597A JPH11137680A JP H11137680 A JPH11137680 A JP H11137680A JP 9310935 A JP9310935 A JP 9310935A JP 31093597 A JP31093597 A JP 31093597A JP H11137680 A JPH11137680 A JP H11137680A
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- Japan
- Prior art keywords
- infusion pump
- holding
- stand
- infusion
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- Pending
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- Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
Abstract
る際の取り付け作業を簡単にでき、1機の輸液ポンプ用
スタンドに複数の輸液ポンプを容易に固定することがで
きる輸液ポンプ及び輸液ポンプ用スタンドの提供。 【解決手段】 輸液ポンプ用スタンドの輸液ポンプ載置
台に対して着脱自在に使用される輸液ポンプ1であっ
て、輸液ポンプ側の取付部に設けられる金具333と、
この金具333に嵌合するとともに輸液ポンプの輸液ポ
ンプ用スタンドの載置台に少なくとも1つ以上設けられ
る孔部341と、金具333と孔部341とが勘合後
に、金具333と孔部341とを互いに係合させるレバ
ー330とを具備し、レバー330の操作により輸液ポ
ンプ1を個別に着脱自在に構成する。
Description
液ポンプ取付部に対して着脱自在に使用される輸液ポン
プ及び輸液ポンプ用スタンドに関する。
他の輸液ポンプは、手術室やICU、CCUなどの術後
の集中管理が必要とされる治療環境において、5から1
0台分が使用される。この場合1機の輸液スタンドに5
台以上設置されることもしばしばである。
CCUに移動する際や、ICU、CCUから回復室や病
棟に移動する際には、患者に注入ラインを接続したまま
でこれらのスタンドを輸液ポンプとともに移動する。
が設けられている必要がある。また、患者が回復した場
合や、別の患者の手術、治療の場合には、これらのポン
プを取り外して別のスタンドまたは置き台上に取り付け
るようにしている。
取り付けるためには、従来は輸液ポンプの底部に重心付
近に設けられた固定ネジ孔に対して輸液ポンプ用スタン
ドの置き台に設けられた固定ノブを螺合することでスタ
ンドの置き台に固定する一方、置き台から取り外すため
には固定ノブを緩み方向に回動することで取り外すよう
にしている。
プの底面の固定ネジ孔に対して置き台に設けられた固定
ノブを螺合して置き台に固定し、取り外すために固定ノ
ブを緩み方向に回動する作業は煩雑となる問題がある。
な制約があり、1機の輸液スタンドに複数の輸液ポンプ
を固定しなければならない場合において、複数の輸液ポ
ンプを1機の輸液スタンドに設ける場合には、スタンド
ポールの上下方向に複数の輸液ポンプを均等に配置し、
しかも安定性を考慮しなければならずナース他に負担を
強いる問題があった。
てなされたものであり、輸液ポンプを輸液スタンドに着
脱する際の取り付け作業を簡単にできる輸液ポンプ及び
輸液ポンプ用スタンドの提供を目的としている。加え
て、1機の輸液スタンドに複数の輸液ポンプを容易に固
定できる輸液ポンプ及び輸液ポンプ用スタンドの提供を
目的としている。
目的を達成するために、本発明によれば、輸液スタンド
の輸液ポンプ取付部に対して着脱自在に使用される輸液
ポンプであって、前記輸液ポンプ取付部に設けられる第
1の保持固定手段と、前記第1の保持固定手段に嵌合す
るとともに前記輸液ポンプの前記輸液スタンド取付部に
少なくとも1つ以上設けられる第2の保持固定手段と、
前記嵌合後に、前記第1の保持固定手段と前記第2の保
持固定手段とを互いに係合させる係合手段とを具備して
なり、前記係合手段の操作により前記輸液ポンプを個別
に着脱自在に構成したことを特徴としている。
の保持固定手段はそれぞれ略凹形状、及び略凸形状であ
ることを特徴としている。
定手段において回動可能あるいは往復直動可能に設けら
れる係合部材を有し、前記第2の保持固定手段は、前記
係合部材に係合する切り欠き部を有することを特徴とし
ている。
液ポンプに対して着脱自在に設けられることを特徴とし
ている。
液ポンプに取り付けた状態で、輸液スタンドのポールの
任意の高さに固定される置き台に取り付け可能に形成さ
れることを特徴としている。
ド足からなる基台部と、前記基台部の中央部の中央から
前記基台部に対して垂直方向に取り付けられた支持部
と、輸液ポンプに設けられた第1の保持固定手段を有す
る輸液ポンプを載置するための載置台を有する輸液ポン
プ用スタンドであって、前記第1の保持固定手段に嵌合
するとともに少なくとも2つ以上設けられる第2の保持
固定手段と、前記嵌合後に、前記第1の保持固定手段と
前記第2の保持固定手段とを互いに係合させる係合手段
とを具備し、前記係合手段の回動操作または往復操作に
より前記輸液ポンプを個別に着脱自在に構成したことを
特徴としている。
ついて、添付図面を参照して詳細に説明する。尚、後述
する説明では、輸液チューブの蠕動運動を行うように構
成されたペリスタリックフィンガー方式の輸液ポンプに
ついてのみ述べるが、これに限定されずシリンジポンプ
式等の他の形式の輸液ポンプないし他の医療用注入機器
にも適宜適用可能である。
使用状態について添付図を参照して述べると、図1は、
輸液ポンプ1患者が輸液を行う様子を示した外観図であ
る。
1は少なくとも3個以上より好ましくは安定を図るため
に5個のキャスター313を設けたスタンド足(基台
部)312の中央から起立状態(垂直状態)に固定され
たスタンドポール(支持部)310の途中部位において
固定された置き台305上に固定される。また、輸液バ
ッグ300に形成された係止孔に対して係止する係止部
を端部に形成したフック311がスタンドポール310
の上端から水平方向になるように固定されており、図示
のように輸液バック300を着脱自在に固定できるよう
にしている。尚、移動式の輸液ポンプ用スタンド以外に
ベッド脇に固定する構成であっても良い。
いて点滴筒301を接続した輸液チューブ2が接続され
ており、この輸液チューブ2を上述のように輸液ポンプ
1にセットするとともに、輸液チューブ2のさらに下流
側のクレンメ303を介して接続される静脈刺針304
を患者の静脈に図示のように刺針する。
して着脱自在にセットされる点滴プローブ302は図示
のように固定されて、万が一の流量異常やフリーフロー
を検出できるようにする。
1を載置するための輸液ポンプ用スタンドの側面図であ
る。また、図3は図2の正面図であって、図2との共通
構成部分を省略して示した図である。
の構成部品については同様の符号を附して説明を割愛し
て相違する構成について述べる。スタンドポール310
は上述の置き台305に略相当する高さとなっており、
このスタンドポール310の上端には図示のようなデザ
イン形状を有することで内部に直流電源321を設ける
ようにした専用置き台320が固定されている。この専
用置き台(載置台)320上において最大で4台までの
輸液ポンプ1を着脱可能に載置できるように構成されて
いる。また、最大設置台数は適宜増設可能であることは
言うまでもない。
上下方向に2個分が設けられたノブ317を操作するこ
とで高さを調整可能にしたサブスタンドポール316が
設けられており、図3に図示のように多数のフック31
1を設けることで多くの輸液バッグ300をセットでき
るようにしている。また、この専用置き台320の背面
下側には全体を移動するときに把持されるハンドル32
3が固定されている。
タンドポール310の途中部位には上述した置き台30
5が固定されており、専用置き台320上に設置できな
い5台以上の輸液ポンプ1を破線図示のように随時増設
できるように構成されている。
けられる各輸液ポンプ1は図4に図示のレバー330の
操作により簡単に固定及び取り外しができる。
斜視図であり、専用置き台320の部分を示した外観斜
視図と置き台305の外観斜視図を同様に示した図であ
る。
示のように四隅にゴム足309をネジなどにより固定し
た裏蓋308が4個のサラネジ110を用いることによ
り輸液ポンプ1の底面のネジ孔307に対して螺合する
ように構成されており、この裏蓋308を取り外すこと
でバッテリーユニット(不図示)を交換できるようにし
ている。また、裏蓋308の略中央には上記の置き台3
05に設けられる固定ノブ328が螺合されるネジ孔部
を形成した固定ネジ部材307が固定されており、破線
矢印のように固定ノブ328をセットすることで輸液ポ
ンプ1を置き台305上に完全に固定できるようにして
いる。
ら図示のような形状に一体射出成形されるものであり、
上記のゴム足309に相当する凹部305aと後述する
金具333の形状部334に干渉しないようにした凹部
305bとが図示のように形成されており、固定後にお
いて安定して固定できるようにしている。また、この置
き台305の背面側にはノブ326の回転によりジョー
325を往復移動自在にした金属製の部材355が固定
されており、この部材355とジョー325とでサブス
タンドポール316の途中部位を挟持することで任意の
高さ位置に固定できるようにしている。
おいて最大で4台までの輸液ポンプ1を着脱可能にする
ために、輸液ポンプ1の底面に上記のようにして固定さ
れる裏蓋308には上記の固定ネジ部材307との干渉
を防ぐようにして図示のような形状の金具(第1の保持
固定手段)333がさらにネジ止めされている。この金
具333の形状部334は図示のように筒状に形成され
ており、環状端部と金具333の間を一体または別部材
から形成するとともに、空間部を形成するようにしてこ
の空間部に上記のレバー(係合手段)330が潜入する
状態と回避する状態にすることで固定する状態と取り外
し可能な状態になるように構成されている。
用置き台320上に固定されるカバー板340に穿設さ
れる孔部341に対して金具333とともに矢印方向に
セットされた後に、レバー330を回動することによ
り、レバー330に形成された係止部330cが空間部
に潜入するようにして抜け防止ができるように構成され
ている。
金具333の形状部334が専用置き台320上に固定
されたカバー板(第2の保持固定手段)340に穿設さ
れる孔部341に対してセットされた後に、レバー33
0を回転した後の様子を示した要部破断図である。ま
た、図5(b)は、要部横断面図である。
れる状態では、裏蓋に固定された4個のゴム足309に
よりカバー板340の幅方向を丁度挟む位置関係になる
ようにしていることから、この状態において左右方向に
輸液ポンプ1が回転することはない。一方、レバー33
0は置き台320とカバー板340により両端が支持さ
れたピン336により回動自在に支持されるとともに
「コ」の字状に内側の対向面が平行に形成される形状部
330cの近傍に設けられたロック機構338によりロ
ック位置で停止するように構成されている。このために
このロック機構は、コイルバネ(付勢部材)338cで
常時圧縮されるボール338bがカバー板340の裏面
の凹部に落ち込むことでレバー330を同じ位置で停止
できるように構成されている。
設される孔部341に対して金具333とともに輸液ポ
ンプ1をセットした後に、レバー330を破線図示の位
置から実線図示の位置に回動しロック機構により停止位
置において停止すると、レバー330の互いに向かい会
う一対の形状部330cが金具333の形状部334の
空間部の内部に位置するようになり、輸液ポンプ1が固
定されることになる。また、専用置き台から輸液ポンプ
を取り外すときは、レバーを回動することで固定状態を
解除できるようになる。
のではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等
があつても本発明に含まれることは言うまでもなく、係
止手段であるレバー330は回動自在でなく、スライド
自在にすることもできる。
ば、輸液ポンプを輸液スタンドに着脱する際の取り付け
作業を簡単にできる輸液ポンプ及び輸液ポンプ用スタン
ドを提供できる。
ポンプを容易に固定できる輸液ポンプ及び輸液ポンプ用
スタンドを提供できる。
観図である。
ための輸液ポンプスタンドの側面図である。
成部分を省略して示した図である。
り、専用置き台320の部分を示した外観斜視図と置き
台305の外観斜視図を同様に示した図である。
3の形状部334が専用置き台320上に固定されたカ
バー板340に穿設される孔部341に対してセットさ
れた後に、レバー330を回転した後の様子を示した要
部破断図である。(b)は、要部横断面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 輸液スタンドの輸液ポンプ取付部に対し
て着脱自在に使用される輸液ポンプであって、 前記輸液ポンプ取付部に設けられる第1の保持固定手段
と、 前記第1の保持固定手段に嵌合するとともに前記輸液ポ
ンプの前記輸液スタンド取付部に少なくとも1つ以上設
けられる第2の保持固定手段と、 前記嵌合後に、前記第1の保持固定手段と前記第2の保
持固定手段とを互いに係合させる係合手段とを具備して
なり、 前記係合手段の操作により前記輸液ポンプを個別に着脱
自在に構成したことを特徴とする輸液ポンプ。 - 【請求項2】 前記第1の保持固定手段、及び第2の保
持固定手段はそれぞれ略凹形状、及び略凸形状であるこ
とを特徴とする請求項1に記載の輸液ポンプ。 - 【請求項3】 前記係合手段は、前記第1の保持固定手
段において回動可能あるいは往復直動可能に設けられる
係合部材を有し、 前記第2の保持固定手段は、前記係合部材に係合する切
り欠き部を有することを特徴とする請求項1または請求
項2のいずれかに記載の輸液ポンプ。 - 【請求項4】 前記第2の保持固定手段は、前記輸液ポ
ンプに対して着脱自在に設けられることを特徴とする請
求項1に記載の輸液ポンプ。 - 【請求項5】 前記第2の保持固定手段を、前記輸液ポ
ンプに取り付けた状態で、輸液スタンドのポールの任意
の高さに固定される置き台に取り付け可能に形成される
ことを特徴とする請求項1に記載の輸液ポンプ。 - 【請求項6】 キャスターを備えた複数のスタンド足か
らなる基台部と、前記基台部の中央部の中央から前記基
台部に対して垂直方向に取り付けられた支持部と、 輸液ポンプに設けられた第1の保持固定手段を有する輸
液ポンプを載置するための載置台を有する輸液ポンプ用
スタンドであって、 前記第1の保持固定手段に嵌合するとともに少なくとも
2つ以上設けられる第2の保持固定手段と、 前記嵌合後に、前記第1の保持固定手段と前記第2の保
持固定手段とを互いに係合させる係合手段とを具備し、 前記係合手段の回動操作または往復操作により前記輸液
ポンプを個別に着脱自在に構成したことを特徴とする輸
液ポンプ用スタンド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9310935A JPH11137680A (ja) | 1997-11-12 | 1997-11-12 | 輸液ポンプ及び輸液ポンプ用スタンド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9310935A JPH11137680A (ja) | 1997-11-12 | 1997-11-12 | 輸液ポンプ及び輸液ポンプ用スタンド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11137680A true JPH11137680A (ja) | 1999-05-25 |
Family
ID=18011166
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9310935A Pending JPH11137680A (ja) | 1997-11-12 | 1997-11-12 | 輸液ポンプ及び輸液ポンプ用スタンド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11137680A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009034233A (ja) * | 2007-07-31 | 2009-02-19 | Terumo Corp | 輸液装置用設置具 |
JP4623821B2 (ja) * | 2000-12-08 | 2011-02-02 | テルモ株式会社 | 医療電子機器用カート |
JP2013059366A (ja) * | 2011-09-12 | 2013-04-04 | Kansai Medical Univ | 医療用スタンド |
-
1997
- 1997-11-12 JP JP9310935A patent/JPH11137680A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4623821B2 (ja) * | 2000-12-08 | 2011-02-02 | テルモ株式会社 | 医療電子機器用カート |
JP2009034233A (ja) * | 2007-07-31 | 2009-02-19 | Terumo Corp | 輸液装置用設置具 |
JP2013059366A (ja) * | 2011-09-12 | 2013-04-04 | Kansai Medical Univ | 医療用スタンド |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040422 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040517 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040715 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040917 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041105 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20041201 |
|
A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20050121 |