JP5834254B2 - 人数計測装置、人数計測システムおよび人数計測方法 - Google Patents

人数計測装置、人数計測システムおよび人数計測方法 Download PDF

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Description

本発明は、店舗等の所定の場所に出入りするための出入口の周辺を撮像した撮像画像に基づいて、出入口を通過した人物の人数を計測する人数計測装置、人数計測システムおよび人数計測方法に関するものである。
コンビニエンスストアなどの店舗においては、店舗内を撮影するカメラを設置して、そのカメラの映像で店舗内の人物を監視する監視システムが広く普及しているが、このカメラの映像を利用して、店舗の出入口を通過する人物を検出して、入店する人物や退店する人物を計数することで、入店人数や退店人数を取得するようにすると、これに基づいて店舗を効率的に運営するための改善策などを考えることができ、店舗の売上や利益の向上を図る上で有益である。
このような店舗の出入口を通過する人物の人数を計測することに関連するものとして、従来、カメラによる撮像画像上に、通過する人数を計測するためのカウントラインを設定して、撮像画像から取得した人物の動線がカウントラインを横切ったことが検知されると、その人物がカウントラインを通過したものと判断して、その人物を計数する技術が知られている(特許文献1,2参照)。
また、一般的な監視カメラによる撮像画像から人物を検出するとともに、レーザ光を用いた距離カメラにより測定対象までの距離を計測することで、一般的な監視カメラによる撮像画像よる人物検出では、適切に人物を検出することが難しい状況でも、人物を確実に検出することを可能にした技術が知られている(特許文献3参照)。
特許第3218521号公報 特開2009−211311号公報 特許第5396192号公報
さて、店舗の出入口を通過する人物を計数する場合、店内側から出入口の周辺を撮像した撮像画像から人物を検出すればよいが、夜間で屋外が暗い状況で、人物が黒色に近い色彩の服装をしている場合のように、人物と背景との識別が困難となるような事象が発生すると、人物検出が失敗して人数のカウント漏れが生じ、人数計測の精度が低下するという問題がある。
このような問題に対して、特許文献1,2に開示された技術では何の考慮もなされておらず、人数のカウント漏れにより人数計測の精度が低下する問題を何ら解決することはできない。
一方、特許文献3に開示された技術では、一般的な監視カメラによる撮像画像よる人物検出では、適切に人物を検出することが難しい状況でも人物検出が可能になるため、人数のカウント漏れを低減することができるが、距離カメラという特殊な装置が必要になるため、コストが嵩むという問題があり、特殊な装置を用いることなく、一般的な監視カメラによる撮像画像のみで人物検出を行う場合でも、人数のカウント漏れを低減して、人数計測の精度を向上させることができる技術が望まれる。
本発明は、このような従来技術の問題点を解消するべく案出されたものであり、その主な目的は、一般的な監視カメラによる撮像画像から人物検出を行う際に、人物と背景との識別が困難となる事象が発生して人物検出が失敗するような状況においても、特殊な装置を用いることなく、人数のカウント漏れを低減して、人数計測の精度を向上させることができるように構成された人数計測装置、人数計測システムおよび人数計測方法を提供することにある。
本発明の人数計測装置は、店舗等の所定の場所に出入りするための出入口の周辺を撮像した撮像画像に基づいて、前記出入口を通過した人物の人数を計測する人数計測装置であって、前記撮像画像から検出された人物ごとの動線を取得する動線取得部と、この動線取得部により取得した前記動線に基づいて、前記出入口を通過した人物を計数する人物計数部と、この人物計数部での計数結果に基づいて、前記出入口を通過した人物の人数を表す出力情報を生成する出力情報生成部と、を備え、前記人物計数部は、前記動線が前記出入口の近傍で途切れたことを検知する動線途切れ検知部と、前記撮像画像において前記出入口が写った背景画像と人物が写った人物画像との類似性を判定する類似性判定部と、前記動線途切れ検知部により、前記動線が前記出入口の近傍で途切れたことが検知され、かつ、前記類似性判定部により、前記人物画像と前記背景画像とが類似するものと判定された場合には、前記出入口を人物が通過したものと見做して、その人物を計数対象とする見做し計数処理部と、を備えた構成とする。
また、本発明の人数計測システムは、店舗等の所定の場所に出入りするための出入口の周辺を撮像した撮像画像に基づいて、前記出入口を通過した人物の人数を計測する人数計測システムであって、前記出入口の周辺を撮像するカメラと、複数の情報処理装置と、を有し、前記複数の情報処理装置のいずれかが、前記カメラによる撮像画像から人物を検出して位置情報を取得する人物追跡部と、この人物追跡部により取得した前記位置情報に基づいて、人物ごとの動線を取得する動線取得部と、この動線取得部により取得した前記動線に基づいて、前記出入口を通過した人物を計数する人物計数部と、この人物計数部での計数結果に基づいて、前記出入口を通過した人物の人数を表す出力情報を生成する出力情報生成部と、を備え、前記人物計数部は、前記動線が前記出入口の近傍で途切れたことを検知する動線途切れ検知部と、前記撮像画像において前記出入口が写った背景画像と人物が写った人物画像との類似性を判定する類似性判定部と、前記動線途切れ検知部により、前記動線が前記出入口の近傍で途切れたことが検知され、かつ、前記類似性判定部により、前記人物画像と前記背景画像とが類似するものと判定された場合には、前記出入口を人物が通過したものと見做して、その人物を計数対象とする見做し計数処理部と、を備えた構成とする。
また、本発明の人数計測方法は、店舗等の所定の場所に出入りするための出入口の周辺を撮像した撮像画像に基づいて、前記出入口を通過した人物の人数を計測する処理を情報処理装置に行わせる人数計測方法であって、前記撮像画像から検出された人物ごとの動線を取得するステップと、このステップにより取得した前記動線に基づいて、前記出入口を通過した人物を計数するステップと、このステップでの計数結果に基づいて、前記出入口を通過した人物の人数を表す出力情報を生成するステップと、を有し、前記人物を計数するステップは、前記動線が前記出入口の近傍で途切れたことを検知するステップと、前記撮像画像において前記出入口が写った背景画像と人物が写った人物画像との類似性を判定するステップと、前記動線の途切れを検知するステップにより、前記動線が前記出入口の近傍で途切れたことが検知され、かつ、前記類似性を判定するステップにより、前記人物画像と前記背景画像とが類似するものと判定された場合には、前記出入口を人物が通過したものと見做して、その人物を計数対象とするステップと、を有する構成とする。
本発明によれば、動線が出入口の近傍で途切れ、かつ出入口が写った背景画像と人物が写った人物画像とが類似する場合には、人物が出入口を通過する際に、人物と背景との識別が困難となるような事象が発生した結果、人物検出が失敗して動線が途切れたものと想定され、この場合に、その人物が出入口を通過したものと見做して、その人物を計数対象とする。これにより、一般的な監視カメラによる撮像画像から人物検出を行う際に、人物と背景との識別が困難となる事象が発生して人物検出が失敗するような状況においても、特殊な装置を用いることなく、人数のカウント漏れを低減して、人数計測の精度を向上させることができる。
第1実施形態に係る人数計測システムの全体構成図 店舗のレイアウトおよびカメラ1の設置状況を説明する店舗の平面図 人物と背景との識別が困難となる事象を説明する説明図 モニタ7に表示されるエリア設定画面を示す説明図 人物が出入口を通過して退店する際の人物検出の状況を示す説明図 人物が出入口を通過して退店する際の人物検出の状況を示す説明図 図5および図6の各ケースでの動線の状況を示す説明図 人物が出入口を通過して入店する際の人物検出の状況を示す説明図 人物が出入口を通過して入店する際の人物検出の状況を示す説明図 図8および図9の各ケースでの動線の状況を示す説明図 PC3の概略構成を示す機能ブロック図 PC3で行われる人数計測処理の手順を示すフロー図 モニタ7に表示される人数計測画面を示す説明図 第2実施形態において撮像画像上に設定されるカウントラインを示す説明図
前記課題を解決するためになされた第1の発明は、店舗等の所定の場所に出入りするための出入口の周辺を撮像した撮像画像に基づいて、前記出入口を通過した人物の人数を計測する人数計測装置であって、前記撮像画像から検出された人物ごとの動線を取得する動線取得部と、この動線取得部により取得した前記動線に基づいて、前記出入口を通過した人物を計数する人物計数部と、この人物計数部での計数結果に基づいて、前記出入口を通過した人物の人数を表す出力情報を生成する出力情報生成部と、を備え、前記人物計数部は、前記動線が前記出入口の近傍で途切れたことを検知する動線途切れ検知部と、前記撮像画像において前記出入口が写った背景画像と人物が写った人物画像との類似性を判定する類似性判定部と、前記動線途切れ検知部により、前記動線が前記出入口の近傍で途切れたことが検知され、かつ、前記類似性判定部により、前記人物画像と前記背景画像とが類似するものと判定された場合には、前記出入口を人物が通過したものと見做して、その人物を計数対象とする見做し計数処理部と、を備えた構成とする。
これによると、動線が出入口の近傍で途切れ、かつ出入口が写った背景画像と人物が写った人物画像とが類似する場合には、人物が出入口を通過する際に、人物と背景との識別が困難となるような事象が発生した結果、人物検出が失敗して動線が途切れたものと想定され、この場合に、その人物が出入口を通過したものと見做して、その人物を計数対象とする。これにより、一般的な監視カメラによる撮像画像から人物検出を行う際に、人物と背景との識別が困難となる事象が発生して人物検出が失敗するような状況においても、特殊な装置を用いることなく、人数のカウント漏れを低減して、人数計測の精度を向上させることができる。
また、第2の発明は、前記類似性判定部は、人物が退場する方向に移動する場合には、前記動線が消失した後の人物の移動先となる前記撮像画像内の画像領域から前記背景画像を取得し、人物が入場する方向に移動する場合には、前記動線が出現する前の人物の移動元となる前記撮像画像内の画像領域から前記背景画像を取得する構成とする。
これによると、人物画像と背景画像とが類似しているか否か、すなわち、人物と背景との識別が困難となる事象が発生しているか否かを判定する上で適切な背景画像を取得することができる。
また、第3の発明は、ユーザの入力操作に応じて、前記撮像画像上に、前記出入口を通過する最中に人物が位置する画像領域を含むように第1エリアを設定するとともに、この第1エリアの近傍の場内側において前記出入口から出入りする人物が位置する画像領域を含むように第2エリアを設定するエリア設定部をさらに備え、前記人物計数部は、前記第1エリアおよび前記第2エリアに前記動線が順次進入すると、前記出入口を通過したものと判断して、その人物を計数する構成とする。
これによると、人物と背景との識別が困難となる事象が発生していない場合に、出入口を通過する人物を精度よく計数することができる。なお、第1エリアおよび第2エリアに動線が進入する順序は、出入口を通過して入場する場合と退場する場合とで異なる。
また、第4の発明は、前記動線途切れ検知部は、前記第2エリア内で前記動線が途切れたことを検知する構成とする。
これによると、第1エリアの近傍でこれより場内側の画像領域を含むように設定された第2エリアでは、人物と背景との識別が困難となる事象に起因する動線の途切れが発生する可能性が高いため、この第2エリアで動線の途切れを検知することで、人物と背景との識別が困難となる事象に起因する動線の途切れを確実に検知することができる。
また、第5の発明は、前記類似性判定部は、前記撮像画像における前記第1エリアの画像領域から前記背景画像を取得して、その背景画像と前記人物画像との類似性を判定する構成とする。
これによると、出入口を通過する最中に人物が位置する画像領域を含むように設定された第1エリアでは、出入口を介して場外の状況が写り、この場外の状況と人物の外観とが類似した色彩となることで、人物と背景との識別が困難になって人物検出が失敗することから、この第1エリアの画像領域から取得した背景画像と人物画像との類似性を判定することで、人物検出の失敗の原因、すなわち人物と背景との識別が困難となる事象が発生していることを精度よく検知することができる。
また、第6の発明は、前記類似性判定部は、輝度情報および色情報のうちの少なくとも1つに関する特徴量を、前記背景画像および前記人物画像からそれぞれ抽出し、各々の特徴量を比較して、前記背景画像と前記人物画像との類似性を判定する構成とする。
これによると、背景画像と人物画像との類似性を精度よく判定することができる。特に、人物検出は、通常、輝度情報を用いて行われることから、輝度情報に基づいて類似性を判定することで、人物検出の失敗の原因、すなわち人物と背景との識別が困難となる事象が発生していることを精度よく検知することができる。
また、第7の発明は、前記人物計数部での計数結果を所定の集計期間ごとに集計して、所定の集計期間ごとの人数を取得する集計処理部をさらに備え、前記人物計数部は、前記動線取得部により取得した前記動線に基づいて、前記出入口を通過する人物の移動方向を判定して、その移動方向に応じて、前記出入口を通過して入場する人物および退場する人物を別々に計数し、前記集計処理部は、前記人物計数部での計数結果を所定の集計期間ごとに集計して、所定の集計期間ごとの入場人数および退場人数を取得し、前記出力情報生成部は、前記集計処理部により取得した前記集計期間ごとの入場人数および退場人数に関する前記出力情報を生成する構成とする。
これによると、集計期間ごとの入場人数および退場人数をユーザが把握することができる。そして、集計期間ごとの入場人数および退場人数を時系列で並べるようにすれば、入場人数および退場人数の時間的な推移状況をユーザが簡単に把握することができ、また、異なる日時の入場人数および退場人数を対比可能に並べるようにすれば、入場人数および退場人数の日時による違いをユーザが簡単に把握することができる。
また、第8の発明は、店舗等の所定の場所に出入りするための出入口の周辺を撮像した撮像画像に基づいて、前記出入口を通過した人物の人数を計測する人数計測システムであって、前記出入口の周辺を撮像するカメラと、複数の情報処理装置と、を有し、前記複数の情報処理装置のいずれかが、前記カメラによる撮像画像から人物を検出して位置情報を取得する人物追跡部と、この人物追跡部により取得した前記位置情報に基づいて、人物ごとの動線を取得する動線取得部と、この動線取得部により取得した前記動線に基づいて、前記出入口を通過した人物を計数する人物計数部と、この人物計数部での計数結果に基づいて、前記出入口を通過した人物の人数を表す出力情報を生成する出力情報生成部と、を備え、前記人物計数部は、前記動線が前記出入口の近傍で途切れたことを検知する動線途切れ検知部と、前記撮像画像において前記出入口が写った背景画像と人物が写った人物画像との類似性を判定する類似性判定部と、前記動線途切れ検知部により、前記動線が前記出入口の近傍で途切れたことが検知され、かつ、前記類似性判定部により、前記人物画像と前記背景画像とが類似するものと判定された場合には、前記出入口を人物が通過したものと見做して、その人物を計数対象とする見做し計数処理部と、を備えた構成とする。
これによると、第1の発明と同様に、一般的な監視カメラによる撮像画像から人物検出を行う際に、人物と背景との識別が困難となる事象が発生して人物検出が失敗するような状況においても、特殊な装置を用いることなく、人数のカウント漏れを低減して、人数計測の精度を向上させることができる。
また、第9の発明は、店舗等の所定の場所に出入りするための出入口の周辺を撮像した撮像画像に基づいて、前記出入口を通過した人物の人数を計測する処理を情報処理装置に行わせる人数計測方法であって、前記撮像画像から検出された人物ごとの動線を取得するステップと、このステップにより取得した前記動線に基づいて、前記出入口を通過した人物を計数するステップと、このステップでの計数結果に基づいて、前記出入口を通過した人物の人数を表す出力情報を生成するステップと、を有し、前記人物を計数するステップは、前記動線が前記出入口の近傍で途切れたことを検知するステップと、前記撮像画像において前記出入口が写った背景画像と人物が写った人物画像との類似性を判定するステップと、前記動線の途切れを検知するステップにより、前記動線が前記出入口の近傍で途切れたことが検知され、かつ、前記類似性を判定するステップにより、前記人物画像と前記背景画像とが類似するものと判定された場合には、前記出入口を人物が通過したものと見做して、その人物を計数対象とするステップと、を有する構成とする。
これによると、第1の発明と同様に、一般的な監視カメラによる撮像画像から人物検出を行う際に、人物と背景との識別が困難となる事象が発生して人物検出が失敗するような状況においても、特殊な装置を用いることなく、人数のカウント漏れを低減して、人数計測の精度を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る人数計測システムの全体構成図である。この人数計測システムは、コンビニエンスストアなどの小売店舗などを対象にして構築されるものであり、カメラ1と、レコーダ(画像記録装置)2と、PC(人数計測装置)3と、を備えている。
カメラ1は店舗内の適所に設置され、カメラ1により店舗内の監視エリアが撮像され、これにより得られた撮像画像がレコーダ2に蓄積される。
PC3には、監視員などのユーザが種々の入力操作を行うマウスなどの入力デバイス6と、監視画面を表示するモニタ(表示装置)7とが接続されている。なお、タッチパネルディスプレイで、入力デバイス6およびモニタ7を構成してもよい。
このPC3は、店舗の警備室などに設置され、監視者(警備員)が、モニタ7に表示される監視画面により、カメラ1で撮像された店舗内の撮像画像をリアルタイムで閲覧することができ、また、レコーダ2に録画された過去の店舗内の撮像画像を閲覧することができる。
なお、本部に設けられたPC11にも図示しないモニタが接続され、カメラ1で撮像された店舗内の撮像画像をリアルタイムで閲覧し、また、レコーダ2に録画された過去の店舗内の撮像画像を閲覧して、本部で店舗内の状況を確認することができる。
次に、コンビニエンスストアを例にして店舗のレイアウトおよびカメラ1の設置状況について説明する。図2は、店舗のレイアウトおよびカメラ1の設置状況を説明する店舗の平面図である。
店舗には、出入口、陳列棚およびレジカウンタなどが設けられている。陳列棚は、弁当、ペットボトル、おにぎりなどの商品の種類に分けて設置されている。顧客は、出入口から入店し、陳列棚の間の通路を通って店舗内を移動し、所望の商品が見つかると、その商品を持ってレジカウンタに向かい、レジカウンタで会計(代金の支払い)を済ませた後に出入口から退店する。
また、店舗には、店舗内(監視エリア)を撮像する複数のカメラ1が設置されている。このカメラは、店舗内の天井の適宜な位置に設置されている。特に、図2に示す例では、カメラ1に、魚眼レンズを用いて360度の撮像範囲を有する全方位カメラが採用され、このカメラ1により、出入口から店舗に出入りする人物や店舗内を移動する人物を撮像することができる。
次に、人物と背景との識別が困難となる事象が発生して人物検出が失敗する場合について説明する。図3は、人物と背景との識別が困難となる事象を説明する説明図である。
本実施形態では、カメラ1が店舗の天井に設置され、店内側の斜め上方から出入口の周辺を撮像した撮像画像が得られる。この撮像画像には、出入口、店舗の床面、陳列棚、およびレジカウンタが写っている。特に、出入口の周辺の画像領域には、出入口を介して店舗外の道路などが写っている。ここで、本実施形態では、カメラ1による撮像画像から人物を検出する人物検出が行われるが、人物が出入口を通過する際には、人物の外観、特に服装が、背景となる店舗外の状況と類似した色彩となると、人物と背景との識別が困難になり、人物検出が失敗することがある。
例えば、図3(A)に示すように、夜間で屋外が暗い状況で、人物が黒色に近い色彩の服装をしている場合には、人物の輪郭が不鮮明となって人物と背景との識別が困難となるため、人物検出が失敗する可能性がある。また、図3(B)に示すように、晴天の昼間で屋外が明るい状況で、出入口を通過する人物が白色に近い色彩の服装をしている場合にも、人物の輪郭が不鮮明となって人物と背景との識別が困難となるため、人物検出が失敗する可能性がある。特に、日射により白飛びが発生する状況では、人物と背景との識別がより一層困難になるため、人物検出が失敗する可能性が高くなる。
なお、人物と背景との識別が困難となる事象としては、図3に示した例の他に、屋外が降雪により白みがかった状況で、人物が白色に近い色彩の服装をしている場合や、道路を走行する車両と人物の服装とが類似する色彩となる場合や、向かいの建造物の壁面と人物の服装とが類似する色彩となる場合など、種々の場合がある。
このように人物と背景との識別が困難となる事象が発生して人物検出が失敗すると、人数のカウント漏れが発生して人数計測の精度が低下する。そこで、本実施形態では、以下に説明するように、出入口の近傍で人物検出が失敗したことが検知されると、その人物検出の失敗の原因となる、人物と背景との識別が困難となる事象が発生しているか否かの検証を行い、人物と背景との識別が困難となる事象が発生していることが確認されると、その人物を、出入口を通過したものと見做して計数するようにしており、これにより、人数のカウント漏れを低減して、人数計測の精度を向上させることができる。
次に、撮像画像上に設定される第1エリアおよび第2エリアについて説明する。図4は、モニタ7に表示されるエリア設定画面を示す説明図である。
本実施形態では、出入口を通過した人物の人数を計測するために、撮像画像上に第1エリアおよび第2エリアが設定され、この第1エリアおよび第2エリアの設定をユーザに行わせるエリア設定画面がモニタ7に表示される。このエリア設定画面には、カメラ1またはレコーダ2から取得した撮像画像が表示され、マウスなどの入力デバイス6を用いて、ユーザが撮像画像上に第1エリアおよび第2エリアの位置を入力する。
第1エリアは、出入口を通過する最中に人物が位置する画像領域を含むように設定される。第2エリアは、第1エリアの近傍でこれより店内側の画像領域を含むように設定される。特に、図4に示す例では、撮像画像が、店内側の斜め上方から出入口の周辺を撮像したものであり、第1エリアは、カメラ1から見て奥側、画像上では上側の画像領域に設定され、第2エリアは、カメラ1から見て手前、画像上では下側の画像領域に設定される。
また、本実施形態では、撮像画像から検出された人物ごとの動線を取得して、この動線が第1エリアおよび第2エリアに順次進入すると、出入口を通過したものと判断して、その人物を計数するようにしており、人物と背景との識別が困難となる事象(図3参照)が発生していない通常の状態における人数のカウント漏れを防ぐため、第1エリアおよび第2エリアは、出入口を通過する人物の動線が全て通過するように設定される。
次に、人物が出入口を通過して退店する際の人物検出の状況について説明する。図5および図6は、人物が出入口を通過して退店する際の人物検出の状況を示す説明図である。図7は、図5および図6の各ケースでの動線の状況を示す説明図である。
ここで、本実施形態では、人物検出により検出された人物の上半身の画像領域に矩形の人物枠が設定され、この人物枠の中心点を人物の位置とする。
人物が出入口を通過して退店する際に、人物と背景との識別が困難となる事象(図3参照)が発生していない状況では、図5(A)に示すように、人物が出入口から離れている時点、図5(B)に示すように、人物が出入口に近づいて第2エリアに進入した時点、および図5(C)に示すように、人物が出入口を通過する最中に第1エリアに進入した時点で、継続して人物検出が成功する。このため、図7(A)に示すように、動線が、第2エリアと第1エリアとを順次通過する状態で連続して得られる。
一方、人物と背景との識別が困難となる事象(図3参照)が発生している状況では、図6(A)に示すように、人物が出入口から離れている時点や、図6(B)に示すように、人物が出入口に近づいて第2エリアに進入した時点では、人物検出が成功するが、図6(C)に示すように、第2エリアの途中で人物が出入口の暗い画像領域に入ると、人物検出が失敗する。このため、図7(B)に示すように、動線が、出入口を通過する前に消失する途切れた状態で得られ、特に動線が第2エリア内で途切れた状態となり、動線の消失点(終点)が第2エリアに存在する。
そこで、本実施形態では、人物が退店する方向に移動する場合には、第1エリアをカウントエリアとして、動線が第2エリアに進入した後に第1エリアに進入したことが検知されると、その人物を、出入口を通過した人物として計数する。
また、第2エリアをフラグエリアとして、この第2エリアで動線が途切れた状態となると、動線が第1エリアに進入したことが不明でも、出入口を通過した可能性のある人物としてフラグを立て、人物と背景との識別が困難となる事象が発生しているか否かの検証を行い、人物と背景との識別が困難となる事象が発生していることが確認されると、その人物を、出入口を通過した人物として計数する。
次に、人物が出入口を通過して入店する際の人物検出の状況について説明する。図8および図9は、人物が出入口を通過して入店する際の人物検出の状況を示す説明図である。図10は、図8および図9の各ケースでの動線の状況を示す説明図である。
人物が出入口を通過して入店する際に、人物と背景との識別が困難となる事象(図3参照)が発生していない状況では、図8(A)に示すように、人物が出入口から店舗内に入る前に第1エリアに進入した時点、図8(B)に示すように、人物が出入口から店舗内に入って第2エリアに進入した時点、および図8(C)に示すように、人物が出入口から離れた時点で、継続して人物追跡が成功する。このため、図10(A)に示すように、動線が、第1エリアと第2エリアとを順次通過する状態で連続して得られる。
一方、人物と背景との識別が困難となる事象(図3参照)が発生している状況では、図9(A)に示すように、人物が出入口から店舗内に入る前に第1エリアに進入した時点では、人物検出が失敗するが、図9(B)に示すように、人物が出入口から店舗内に入って第2エリアの途中まで進んだ時点では、人物検出が成功し、図9(C)に示すように、人物が出入口から離れた時点でも、人物検出が成功する。このため、図10(B)に示すように、動線が、人物が出入口を通過した後に出現する途切れた状態で得られ、特に動線が第2エリア内で途切れた状態となり、動線の出現点(起点)が第2エリアに存在する。
そこで、本実施形態では、人物が入店する方向に移動する場合には、第2エリアをカウントエリアとして、動線が第1エリアに進入した後に第2エリアに進入したことが検知されると、その人物を、出入口を通過した人物として計数する。
また、第2エリアをフラグエリアとして、この第2エリア内で動線が途切れた状態となると、動線が第1エリアに進入したことが不明でも、出入口を通過した可能性のある人物としてフラグを立て、人物と背景との識別が困難となる事象が発生しているか否かの検証を行い、人物と背景との識別が困難となる事象が発生していることが確認されると、その人物を、出入口を通過した人物として計数する。
人物と背景との識別が困難となる事象が発生している否かの検証は、撮像画像において出入口が写った背景画像と人物が写った人物画像との類似性を判定する類似性判定により行われる。本実施形態では、第1エリアを背景エリアとして、第1エリアの画像領域から背景画像を取得するとともに、人物枠の画像領域から人物画像を取得して、背景画像と人物画像とが類似するか否かを判定する。人物画像と背景画像とが類似する場合には、人物と背景との識別が困難となる事象が発生しているものと判断する。
このように本実施形態では、動線の途切れにより出入口の近傍で人物検出が失敗したことが検知されると、その人物検出の失敗の原因となる、人物と背景との識別が困難となる事象が発生しているか否かの検証を、背景画像と人物画像との類似性の判定により行い、人物と背景との識別が困難となる事象が発生していることが確認されると、その人物を、出入口を通過したものと見做して計数する。
なお、第2エリア(フラグエリア)は、人物が出入口を通過する際に発生する動線の途切れを検知する領域であり、動線の途切れが発生する、すなわち動線の終点または始点が存在する可能性が高くように設定される。これには、人物検出が失敗する可能性の高い領域と、人物検出が成功する可能性の高い領域とに跨るように設定すればよく、具体的には、図3〜図10に示したように、店内側の斜め上方から出入口の周辺を撮像した撮像画像では、出入口の画像領域と店舗内の床面の画像領域とに跨るように設定すればよい。
次に、図1に示したPC3で行われる人数計測処理について説明する。図11は、PC3の概略構成を示す機能ブロック図である。
PC3は、画像入力部21と、人物追跡部22と、追跡情報格納部23と、動線取得部24と、動線情報格納部25と、人物計数部26と、エリア設定部27と、集計処理部28と、表示情報生成部(出力情報生成部)29と、を備えている。
画像入力部21では、カメラ1またはレコーダ2から撮像画像を取得する処理が行われる。人数計測をリアルタイムで行う場合にはカメラ1から撮像画像を取得し、過去の撮像画像から人数計測を行う場合にはレコーダ2から撮像画像を取得する。
人物追跡部22では、カメラ1による撮像画像から人物を検出して、人物ごとの追跡情報(位置情報など)を出力する。この人物追跡処理は、公知の画像認識技術(人物検出技術および人物追跡技術など)を利用すればよい。この人物追跡部22で取得した追跡情報は追跡情報格納部23に格納される。
なお、追跡情報には、カメラ1による撮像画像(フレーム)から検出された人物ごとの検出位置、および人物が検出されたフレームの撮像時刻から取得した人物ごとの検出時刻などに関する情報が含まれる。
動線取得部24では、人物追跡部22で生成されて追跡情報格納部23に格納された人物ごとの位置情報に基づいて、人物ごとの動線を取得する処理が行われる。この動線取得部24で取得した人物ごとの動線に関する情報は動線情報格納部25に格納される。
エリア設定部27では、ユーザの入力操作に応じて、第1エリアおよび第2エリア(図4参照)を設定する処理が行われる。ここで、第1エリアは背景エリアとなり、第2エリアはフラグエリアとなるが、カウントエリアは、退店時と入店時とで異なり、第1エリアおよび第2エリアのいずれをカウントエリアとするかの設定も、ユーザの入力操作に応じて行われる。
人物計数部26では、動線取得部24で取得して動線情報格納部25に格納された人物ごとの動線に基づいて、出入口を通過した人物を計数する処理が行われる。本実施形態では、第1エリアおよび第2エリアに動線が順次進入すると、出入口を通過したものと判断して、その人物を計数する。
なお、人物計数部26では、第1エリアおよび第2エリアの辺(境界線)と動線との交差状況に基づいて、動線が第1エリアや第2エリアに進入したか否かを判定するが、この判定では、第1エリアや第2エリアの辺と動線との交点を求める必要はなく、時系列で並んだ位置情報のみで判定を行うことも可能である。このため、動線取得部24で取得する動線情報には、検出位置を連結する線分(ベクトル)情報は必ずしも必要ではない。
また、本実施形態では、カウントエリア(第1エリアまたは第2エリア)に動線が進入したことを検知したところで、人物を計数するようにしたが、カウントエリアから動線が抜け出したことを検知したところで、人物を計数するようにしてもよい。また、人物の歩行速度などに基づいて設定されたカウントエリアでの滞在時間を考慮して出入口の通過を判断するようにしてもよい。また、第1エリアおよび第2エリアに動線が順次進入した場合でも、出入口を通過せずに出入口の近傍を素通りする場合が考えられ、このような人物が計数対象から排除されるように、動線の位置に関する条件を加えて出入口の通過を判断するようにしてもよい。
また、人物計数部26では、動線取得部24により取得した動線に基づいて、出入口を通過する人物の移動方向を判定して、その移動方向に応じて、出入口を通過して入店する人物および退店する人物を別々に計数する処理が行われる。すなわち、動線が第2エリアから第1エリアの順に進入した場合には、人物が退店したものと判断し、第1エリアから第2エリアの順に進入した場合には、人物が入店したものと判断する。
また、人物計数部26では、所定の条件を満足する場合に、その人物を、出入口を通過したものと見做して計数対象とする見做し計数処理が行われ、この見做し計数処理に関連するものとして、人物計数部26は、動線途切れ検知部31と、類似性判定部32と、見做し計数処理部33と、を備えている。
動線途切れ検知部31では、動線取得部24により取得した動線が出入口の近傍で途切れたことを検知する処理が行われる。本実施形態では、第2エリア内で動線が途切れたこと、すなわち、第2エリア内に動線の終点または起点が存在することを検知する。
類似性判定部32では、撮像画像において出入口が写った背景画像と人物が写った人物画像との類似性を判定する処理が行われる。この類似性判定部32は、人物画像取得部41と、背景画像取得部42と、人物特徴量抽出部43と、背景特徴量抽出部44と、類似度算出部45と、を備えている。
人物画像取得部41では、人物が検出された直近の撮像画像から人物画像を取得する処理が行われる。本実施形態では、撮像画像上の人物枠の画像領域から人物画像を取得する。背景画像取得部42では、直近の撮像画像から背景画像を取得する処理が行われる。本実施形態では、第1エリアの画像領域から背景画像を取得する。この背景画像は、人物が写っていないものが望ましいため、人物が検出されない撮像画像から取得するようにするとよい。また、人物画像を除去した複数の撮像画像から背景画像を合成することも可能である。
人物特徴量抽出部43では、人物画像取得部41で取得した人物画像から人物特徴量を抽出する処理が行われる。背景特徴量抽出部44では、背景画像取得部42で取得した背景画像から背景特徴量を抽出する処理が行われる。この特徴量抽出処理は、輝度情報および色情報のうちの少なくとも1つに関する特徴量を抽出する。輝度情報に関する特徴量としては、例えば、各画素の輝度を平均化した輝度平均値や、輝度(階調)ごとの度数(画素数)を表す輝度ヒストグラムがある。色情報に関する特徴量では、例えば、各画素の各色(チャンネル)の値を色ごとに平均化した色平均値や、各色の値(階調)ごとの度数(画素数)を表す色ヒストグラムがある。
類似度算出部45では、人物特徴量抽出部43で取得した人物特徴量と、背景特徴量抽出部44で取得した背景特徴量とを比較して、人物画像と背景画像との類似度を算出する処理が行われる。この類似度算出処理では、例えば、特徴量を輝度ヒストグラムとする場合には、人物画像および背景画像からそれぞれ取得した輝度ヒストグラムを比較して、その重なり合いの度合いを表す類似度を算出する。
この類似度算出部45で類似度が算出されると、類似性判定部32では、類似度に基づいて、背景画像と人物画像との類似性の判定が行われる。この類似性判定では、類似度を所定のしきい値と比較して、類似度がしきい値を超える場合には、背景画像と人物画像とが類似するものと判定する。
見做し計数処理部33では、動線途切れ検知部31により、動線が前記出入口の近傍で途切れたことが検知され、かつ、類似性判定部32により、人物画像と背景画像とが類似するものと判定された場合には、出入口を人物が通過したものと見做して、その人物を計数対象とする処理が行われる。この見做し計数処理部33で人物が計数対象とされると、人物計数部26では、その人物を出入口を通過した人物として計数する。
集計処理部28では、人物計数部26での計数結果を所定の集計期間(例えば時間帯、1日、1週間、1月など)ごとに集計して、所定の集計期間ごとの出入口通過人数(入店人数および退店人数)を取得する処理が行われる。集計期間は、ユーザが必要に応じて適宜に定めることができ、例えば、集計期間を時間帯や1日として、時間帯や1日ごとの入店人数および退店人数を取得する。また、リアルタイムの人数計測では、開店時から累計人数を取得するようにしてもよい。
また、集計処理部28では、入店の場合には加算、退店の場合には減算を逐次行うことで、現在あるいは過去の所定の時刻の店舗内滞在人数を求めることができる。さらに、特定の時刻の店舗内滞在人数を所定の集計期間ごとに集計することで、集計期間ごとの店舗内滞在人数を求めることができる。
なお、店舗に複数の出入口が設けられている場合には、人物計数部26において、各出入口を通過した人物を別々に計数する処理が行われ、集計処理部28では、人物計数部26による出入口ごとの計数結果から、出入口ごとの入店人数および退店人数を取得する。これにより、出入口ごとの利用状況の違いをユーザが把握することができる。
表示情報生成部(出力情報生成部)29では、人物計数部26での計数結果に基づいて、出入口を通過した人物の人数を表す表示情報(出力情報)を生成する処理が行われる。また、表示情報生成部29では、集計処理部28での集計結果、すなわち所定の集計期間ごとの人数を表す表示情報(出力情報)を生成する処理が行われる。この表示情報生成部で生成した表示情報はモニタ7に出力され、出入口を通過した人物の人数がモニタ7に表示される。
なお、図5に示したPC3の各部は、PC3のCPUで人数計測用のプログラムを実行させることで実現される。このプログラムは、情報処理装置としてのPC3に予め導入して専用の装置として構成する他、汎用OS上で動作するアプリケーションプログラムとして適宜なプログラム記録媒体に記録して、またネットワークを介して、ユーザに提供されるようにしてもよい。
次に、図11に示したPC3で行われる人数計測処理の手順について説明する。図12は、PC3で行われる人数計測処理の手順を示すフロー図である。
ここで、人物が退店する場合には、第1エリアがカウントエリアとなり、人物が入店する場合には、第2エリアがカウントエリアとなる。また、第2エリアがフラグエリアとなる。また、動線がフラグエリア(第2エリア)に進入したことを示すフラグが人物ごとに設定される。このフラグの初期値はオフ(FlagState=0)とする。
まず、画像入力部21において、カメラ1またはレコーダ2から撮像画像(フレーム)が入力され(ST101)、人物追跡部22において、撮像画像から人物を検出して位置情報を取得する処理が行われ、ついで、動線取得部24において、人物の動線を取得する処理が行われる(ST102)。なお、撮像画像から複数の人物が検出された場合には、以降の処理を人物ごとに行う。
次に、人物計数部26において、動線の途切れが発生したか否かの判定が行われ(ST103)、動線の途切れが発生していない場合には(ST103でNo)、動線がフラグエリアに進入したか否かの判定が行われ(ST109)、動線がフラグエリアに進入していれば(ST109でYes)、該当する人物のフラグをオン(FlagState=1)とする(ST110)。
次に、該当する人物のフラグがオン(FlagState=1)であるか否かの判定が行われ(ST111)、フラグがオンであれば(ST111でYes)、動線がカウントエリアに進入したか否かの判定が行われ(ST112)、動線がカウントエリアに進入していれば(ST112でYes)、カウント値を1増分する処理(Count++)が行われる(ST113)。
そして、フラグをオフ(FlagState=0)とした上で(ST114)、全ての撮像画像の入力が終了したか否かの判定が行われ(ST115)、全ての画像の入力が終了していなければ(ST115でNo)、次の撮像画像の処理に進む。
また、動線がフラグエリアに進入していなければ(ST109でNo)、該当する人物のフラグはオフのままで、次の撮像画像の処理に進む。また、動線がフラグエリアに進入したものの(ST109でYes)、カウントエリアに進入していなければ(ST112でNo)、カウント値の増分(ST113)およびフラグの初期化(ST114)は行われず、該当する人物のフラグはオンのままで、次の撮像画像の処理に進む。
一方、動線の途切れが発生している場合には(ST103でYes)、該当する人物のフラグがオン(FlagState=1)であるか否かの判定が行われ(ST104)、フラグがオンである、すなわち、以前の撮像画像の処理で動線がフラグエリアに進入したものの、カウントエリアに進入しなかった場合には(ST104でYes)、人物画像から特徴量を抽出する処理(ST105)、背景画像から特徴量を抽出する処理(ST106)、および特徴量の類似度を算出する処理(ST107)が行われる。
そして、類似度がしきい値THより大きいか否かの判定が行われ(ST108)、類似度がしきい値THより大きい、すなわち、人物画像と背景画像とが類似しているものと判定された場合には(ST108でYes)、カウント値を1増分する処理(Count++)が行われる(ST113)。一方、類似度がしきい値THより大きくなければ(ST108でNo)、フラグをオフ(FlagState=0)とした上で(ST114)、次の撮像画像の処理に進む。
また、動線の途切れが発生している場合に(ST103でYes)、フラグがオフ(FlagState=0)であれば(ST104でNo)、そのまま、次の撮像画像の処理に進む。
なお、図12に示した例では、動線に途切れが発生したタイミングで、人物画像および背景画像の特徴量を抽出する処理を行うようにしたが、この処理を、動線の途切れに関係なく、撮像画像(フレーム)ごとに行うようにしてよく、また、定期的に適宜なタイミングで行うようにしてもよい。また、背景画像は、人物が写っていない撮像画像から取得することが望ましく、例えば、撮像画像から人物が検出されない場合に撮像画像から背景画像を取得するようにするとよい。さらに、背景画像は、直近の撮像画像から取得することが望ましく、例えば、人物が検出されない撮像画像が見つかる度に背景画像を更新して、最新の背景画像を用いるようにするとよい。
次に、人数計測結果をユーザが閲覧するための人数計測画面について説明する。図13は、モニタ7に表示される来店者カウント画面(人数計測画面)を示す説明図である。
本実施形態では、表示情報生成部29において、人物計数部26での計数結果に基づいて、出入口を通過した人物の人数を表す表示情報を生成してモニタ7に出力し、モニタ7に、人数計測結果をユーザが閲覧するための人数計測画面が表示される。この人数計測画面には、撮像画像表示部51と、人数計測結果表示部52と、日時表示部53と、日時設定ボタン54と、出入口選択ボタン55と、出入口表示部56と、が設けられている。
撮像画像表示部51には、カメラ1による撮像画像が表示される。人数計測結果表示部52には、人数計測結果である入店人数(in)および退店人数(out)が表示される。
日時表示部53は、日時を表示するものであり、日時設定ボタン54は、日時を設定するものである。日時設定ボタン54を操作すると、図示しない日時設定画面が表示され、ここで日時を選択することで、選択した日時が日時表示部53に表示されるとともに、選択した日時の撮像画像が撮像画像表示部51に表示され、また、選択した日時の人数計測結果が人数計測結果表示部52に表示される。また、日時を現在に設定することもでき、リアルタイムで撮像画像および人数計測結果がそれぞれ撮像画像表示部51および人数計測結果表示部52に表示される。
出入口選択ボタン55は、店舗に複数の出入口が設けられている場合に出入口を選択するものであり、この出入口選択ボタン55で出入口が選択されると、出入口表示部56に出入口の名称が表示されるとともに、選択された出入口の撮像画像および人数計測結果がそれぞれ撮像画像表示部51および人数計測結果表示部52に表示される。また、モニタ7の画面内に、来店者カウントの表示ウィンドウを複数設定して、それぞれで出入口選択した上で、撮像画像および人数計測結果を比較表示するようにしてもよい。
以上のように本実施形態では、動線途切れ検知部31において、動線が出入口の近傍で途切れたことを検知し、類似性判定部32において、撮像画像において出入口が写った背景画像と人物が写った人物画像との類似性を判定し、見做し計数処理部33において、動線が出入口の近傍で途切れ、かつ人物画像と背景画像とが類似する場合には、出入口を人物が通過したものと見做して、その人物を計数対象とするようにしたため、撮像画像から人物検出を行う際に、人物と背景との識別が困難となる事象が発生して人物検出が失敗するような状況においても、特殊な装置を用いることなく、人数のカウント漏れを低減して、人数計測の精度を向上させることができる。
また、本実施形態では、類似性判定部32において、人物が退店する方向に移動する場合には、動線が消失した後の人物の移動先となる撮像画像の画像領域から背景画像を取得し、人物が入店する方向に移動する場合には、動線が出現する前の人物の移動元となる撮像画像の画像領域から背景画像を取得するようにしたため、人物画像と背景画像とが類似しているか否か、すなわち、人物と背景との識別が困難となる事象が発生しているか否かを判定する上で適切な背景画像を取得することができる。
また、本実施形態では、エリア設定部27において、ユーザの入力操作に応じて、撮像画像上に、出入口を通過する最中に人物が位置する画像領域を含むように第1エリアを設定するとともに、この第1エリアの近傍の場内側において出入口から出入りする人物が位置する画像領域を含むように第2エリアを設定し、人物計数部26において、第1エリアおよび第2エリアに動線が順次進入すると、出入口を通過したものと判断して、その人物を計数するようにしたため、人物と背景との識別が困難となる事象が発生していない場合に、出入口を通過する人物を精度よく計数することができる。
また、本実施形態では、動線途切れ検知部31において、第2エリア内で動線が途切れたことを検知するようにしており、第1エリアの近傍でこれより店内側の画像領域を含むように設定された第2エリアでは、人物と背景との識別が困難となる事象に起因する動線の途切れが発生する可能性が高いため、この第2エリアで動線の途切れを検知することで、人物と背景との識別が困難となる事象に起因する動線の途切れを確実に検知することができる。
また、本実施形態では、類似性判定部32において、撮像画像における第1エリアの画像領域から背景画像を取得して、その背景画像と人物画像との類似性を判定するようにしており、出入口を通過する最中に人物が位置する画像領域を含むように設定された第1エリアでは、出入口を介して店舗外の状況が写り、この店舗外の状況と人物の外観とが類似した色彩となることで、人物と背景との識別が困難になって人物検出が失敗することから、この第1エリアの画像領域から取得した背景画像と人物画像との類似性を判定することで、人物検出の失敗の原因、すなわち人物と背景との識別が困難となる事象が発生していることを精度よく検知することができる。
また、本実施形態では、類似性判定部32において、輝度情報および色情報のうちの少なくとも1つに関する特徴量を、背景画像および人物画像からそれぞれ抽出し、各々の特徴量を比較して、背景画像と人物画像との類似性を判定するようにしたため、背景画像と人物画像との類似性を精度よく判定することができる。特に、人物検出は、通常、輝度情報を用いて行われることから、輝度情報に基づいて類似性を判定することで、人物検出の失敗の原因、すなわち人物と背景との識別が困難となる事象が発生していることを精度よく検知することができる。
また、本実施形態では、人物計数部26において、動線取得部24により取得した動線に基づいて、出入口を通過する人物の移動方向を判定して、その移動方向に応じて、出入口を通過して入店する人物および退店する人物を別々に計数し、集計処理部28において、人物計数部26での計数結果を所定の集計期間ごとに集計して、所定の集計期間ごとの入店人数および退店人数を取得し、表示情報生成部29において、集計処理部28により取得した集計期間ごとの入店人数および退店人数に関する表示情報を生成するようにしたため、集計期間ごとの入店人数および退店人数をユーザが把握することができる。そして、集計期間ごとの入店人数および退店人数を時系列で並べるようにすれば、入店人数および退店人数の時間的な推移状況をユーザが簡単に把握することができ、また、異なる日時の入店人数および退店人数を対比可能に並べるようにすれば、入店人数および退店人数の日時による違いをユーザが簡単に把握することができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。図14は、第2実施形態において撮像画像上に設定されるカウントラインを示す説明図である。
第1実施形態では、撮像画像上に第1エリアおよび第2エリアを離して設定するようにしたが、この第2実施形態では、第1エリアおよび第2エリアが互いに接するように設定されるとともに、第1エリアおよび第2エリアの境界にカウントラインが設定される。
また、第1実施形態では、人物の進行方向、すなわち人物が退店する方向に進むか、あるいは人物が入店する方向に進むかに応じて、第1エリアおよび第2エリアのいずれかをカウントエリアに設定して、このカウントエリアに動線が進入すると、人物を計数するようにしたが、この第2実施形態では、動線がカウントラインを横切ると、人物を計数する。
第1エリアは、第1実施形態と同様に、背景画像を取得する背景エリアとなり、第2エリアは、第1実施形態と同様に、動線の途切れを検知して、出入口を通過した可能性のある人物にフラグを立てるフラグエリアとなる。
以上、本発明を特定の実施形態に基づいて説明したが、これらの実施形態はあくまでも例示であって、本発明はこれらの実施形態によって限定されるものではない。また、前記の各実施形態に示した本発明に係る人数計測装置、人数計測システムおよび人数計測方法の各構成要素は、必ずしも全てが必須ではなく、少なくとも本発明の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜取捨選択することが可能である。
例えば、前記の各実施形態では、コンビニエンスストアなどの店舗の例について説明したが、このような店舗に限定されるものではなく、出入口を通過した人物の人数を計測することが有用である場所に広く適用することができる。
また、前記の各実施形態では、図4などに示したように、第1エリアおよび第2エリアを矩形としたが、この第1エリアおよび第2エリアの形状は、矩形に限定されるものではなく、円や多角形なども可能である。
また、前記の各実施形態では、図2に示したように、カメラ1を、魚眼レンズを用いて360度の撮像範囲を有する全方位カメラとしたが、所定の画角を有するカメラ、いわゆるボックスカメラでも可能である。
また、前記の各実施形態では、PC3に人物追跡部22を設けたが、PC3とは別の人物追跡装置として構成することも可能である。また、人物追跡部22の機能をカメラ1に実装して人物追跡機能付きカメラとして構成することも可能である。さらに、PC3に設けた動線取得部24などの機能もカメラ1に一体化して高機能なカメラとして構成することも可能である。このようにPC3の機能をカメラ1に実装するようにすると、PC3に導入するアプリケーションを簡素化することができ、また、PC3での処理負荷を大幅に軽減することができる。
また、前記の各実施形態では、人数計測に必要な処理を店舗に設けられたPC3に行わせるようにしたが、この必要な処理を、本部に設けられたPC11や、クラウドコンピューティングシステムを構成するクラウドコンピュータ12に行わせるようにしてもよい。また、必要な処理を複数の情報処理装置で分担し、IPネットワークやLANなどの通信媒体を介して、複数の情報処理装置の間で情報を受け渡すようにしてもよい。この場合、必要な処理を分担する複数の情報処理装置で人数計測システムが構成される。
このような構成では、人数計測に必要な処理のうち、少なくとも演算量が大きな処理、例えば人物追跡処理や動線取得処理を、店舗に設けられたPC3などの装置に行わせるようにするとよい。このように構成すると、残りの処理で必要となる情報のデータ量が少なくて済むため、残りの処理を店舗とは異なる場所に設置された情報処理装置、例えば本部に設置されたPC11に行わせるようにしても、通信負荷を軽減することができるため、広域ネットワーク接続形態によるシステムの運用が容易になる。
また、人数計測に必要な処理のうち、少なくとも演算量が大きな処理、例えば人物追跡処理や動線取得処理を、クラウドコンピュータ12に行わせるようにしてもよい。このように構成すると、残りの処理は演算量が小さくて済むため、店舗などのユーザ側に高速な情報処理装置が不要となり、ユーザが負担するコストを軽減することができる。
また、クラウドコンピュータ12に必要な処理の全部を行わせ、また、少なくともクラウドコンピュータ12に人数計測結果を出力する機能を与えるようにすると、店舗や本部に設けられたPC3,11の他に、スマートフォン13などの携帯型端末でも、人数計測結果を表示させることができるようになり、これにより店舗や本部の他に外出先などの任意の場所で人数計測結果を確認することができる。また、人数計測結果を、店舗や本部などに設置されたプリンタで出力することも可能である。
本発明にかかる人数計測装置、人数計測システムおよび人数計測方法は、一般的な監視カメラによる撮像画像から人物検出を行う際に、人物と背景との識別が困難となる事象が発生して人物検出が失敗するような状況においても、特殊な装置を用いることなく、人数のカウント漏れを低減して、人数計測の精度を向上させることができる効果を有し、店舗等の所定の場所に出入りするための出入口の周辺を撮像した撮像画像に基づいて、出入口を通過した人物の人数を計測する人数計測装置、人数計測システムおよび人数計測方法などとして有用である。
1 カメラ
2 レコーダ
3 PC(人数計測装置)
6 入力デバイス
7 モニタ
12 クラウドコンピュータ
13 スマートフォン
21 画像入力部
22 人物追跡部
23 追跡情報格納部
24 動線取得部
25 動線情報格納部
26 人物計数部
27 エリア設定部
28 集計処理部
29 表示情報生成部(出力情報生成部)
31 動線途切れ検知部
32 類似性判定部
33 見做し計数処理部
41 人物画像取得部
42 背景画像取得部
43 人物特徴量抽出部
44 背景特徴量抽出部
45 類似度算出部

Claims (9)

  1. 店舗等の所定の場所に出入りするための出入口の周辺を撮像した撮像画像に基づいて、前記出入口を通過した人物の人数を計測する人数計測装置であって、
    前記撮像画像から検出された人物ごとの動線を取得する動線取得部と、
    この動線取得部により取得した前記動線に基づいて、前記出入口を通過した人物を計数する人物計数部と、
    この人物計数部での計数結果に基づいて、前記出入口を通過した人物の人数を表す出力情報を生成する出力情報生成部と、
    を備え、
    前記人物計数部は、
    前記動線が前記出入口の近傍で途切れたことを検知する動線途切れ検知部と、
    前記撮像画像において前記出入口が写った背景画像と人物が写った人物画像との類似性を判定する類似性判定部と、
    前記動線途切れ検知部により、前記動線が前記出入口の近傍で途切れたことが検知され、かつ、前記類似性判定部により、前記人物画像と前記背景画像とが類似するものと判定された場合には、前記出入口を人物が通過したものと見做して、その人物を計数対象とする見做し計数処理部と、
    を備えたことを特徴とする人数計測装置。
  2. 前記類似性判定部は、人物が退場する方向に移動する場合には、前記動線が消失した後の人物の移動先となる前記撮像画像内の画像領域から前記背景画像を取得し、人物が入場する方向に移動する場合には、前記動線が出現する前の人物の移動元となる前記撮像画像内の画像領域から前記背景画像を取得することを特徴とする請求項1に記載の人数計測装置。
  3. ユーザの入力操作に応じて、前記撮像画像上に、前記出入口を通過する最中に人物が位置する画像領域を含むように第1エリアを設定するとともに、この第1エリアの近傍の場内側において前記出入口から出入りする人物が位置する画像領域を含むように第2エリアを設定するエリア設定部をさらに備え、
    前記人物計数部は、前記第1エリアおよび前記第2エリアに前記動線が順次進入すると、前記出入口を通過したものと判断して、その人物を計数することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の人数計測装置。
  4. 前記動線途切れ検知部は、前記第2エリア内で前記動線が途切れたことを検知することを特徴とする請求項3に記載の人数計測装置。
  5. 前記類似性判定部は、前記撮像画像における前記第1エリアの画像領域から前記背景画像を取得して、その背景画像と前記人物画像との類似性を判定することを特徴とする請求項3または請求項4に記載の人数計測装置。
  6. 前記類似性判定部は、輝度情報および色情報のうちの少なくとも1つに関する特徴量を、前記背景画像および前記人物画像からそれぞれ抽出し、各々の特徴量を比較して、前記背景画像と前記人物画像との類似性を判定することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の人数計測装置。
  7. 前記人物計数部での計数結果を所定の集計期間ごとに集計して、所定の集計期間ごとの人数を取得する集計処理部をさらに備え、
    前記人物計数部は、前記動線取得部により取得した前記動線に基づいて、前記出入口を通過する人物の移動方向を判定して、その移動方向に応じて、前記出入口を通過して入場する人物および退場する人物を別々に計数し、
    前記集計処理部は、前記人物計数部での計数結果を所定の集計期間ごとに集計して、所定の集計期間ごとの入場人数および退場人数を取得し、
    前記出力情報生成部は、前記集計処理部により取得した前記集計期間ごとの入場人数および退場人数に関する前記出力情報を生成することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の人数計測装置。
  8. 店舗等の所定の場所に出入りするための出入口の周辺を撮像した撮像画像に基づいて、前記出入口を通過した人物の人数を計測する人数計測システムであって、
    前記出入口の周辺を撮像するカメラと、
    複数の情報処理装置と、
    を有し、
    前記複数の情報処理装置のいずれかが、
    前記カメラによる撮像画像から人物を検出して位置情報を取得する人物追跡部と、
    この人物追跡部により取得した前記位置情報に基づいて、人物ごとの動線を取得する動線取得部と、
    この動線取得部により取得した前記動線に基づいて、前記出入口を通過した人物を計数する人物計数部と、
    この人物計数部での計数結果に基づいて、前記出入口を通過した人物の人数を表す出力情報を生成する出力情報生成部と、
    を備え、
    前記人物計数部は、
    前記動線が前記出入口の近傍で途切れたことを検知する動線途切れ検知部と、
    前記撮像画像において前記出入口が写った背景画像と人物が写った人物画像との類似性を判定する類似性判定部と、
    前記動線途切れ検知部により、前記動線が前記出入口の近傍で途切れたことが検知され、かつ、前記類似性判定部により、前記人物画像と前記背景画像とが類似するものと判定された場合には、前記出入口を人物が通過したものと見做して、その人物を計数対象とする見做し計数処理部と、
    を備えたことを特徴とする人数計測システム。
  9. 店舗等の所定の場所に出入りするための出入口の周辺を撮像した撮像画像に基づいて、前記出入口を通過した人物の人数を計測する処理を情報処理装置に行わせる人数計測方法であって、
    前記撮像画像から検出された人物ごとの動線を取得するステップと、
    このステップにより取得した前記動線に基づいて、前記出入口を通過した人物を計数するステップと、
    このステップでの計数結果に基づいて、前記出入口を通過した人物の人数を表す出力情報を生成するステップと、
    を有し、
    前記人物を計数するステップは、
    前記動線が前記出入口の近傍で途切れたことを検知するステップと、
    前記撮像画像において前記出入口が写った背景画像と人物が写った人物画像との類似性を判定するステップと、
    前記動線の途切れを検知するステップにより、前記動線が前記出入口の近傍で途切れたことが検知され、かつ、前記類似性を判定するステップにより、前記人物画像と前記背景画像とが類似するものと判定された場合には、前記出入口を人物が通過したものと見做して、その人物を計数対象とするステップと、
    を有することを特徴とする人数計測方法。
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