JP6941075B2 - 入場者特定装置、入場者特定方法及び入場者特定プログラム - Google Patents

入場者特定装置、入場者特定方法及び入場者特定プログラム Download PDF

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Description

本発明は、入場者特定装置、入場者特定方法及び入場者特定プログラムに関する。
従来、店舗や施設等への入場者数を計数することが行われている。例えば、特許文献1には、施設の入り口にゲートを設けておき、ゲートの通過人数を計数する装置が開示されている。
特開2014−214459号公報
店舗等において入場者数を計数する場合には、店舗がゲートの設置を望まないことがある。したがって、ゲートを設置することなく入場者数を精度良く計数することが求められている。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、ゲートを設置することなく入場者数を精度良く計数することを可能とする入場者特定装置、入場者特定方法及び入場者特定プログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係る入場者特定装置は、所定エリアの内部を移動する人物の時刻ごとの位置を示す一以上の動線のうち、前記所定エリアの入口に対応する入口エリアの内部の位置を開始位置とする動線を選択する選択部と、前記選択部が選択した動線の開始位置からの当該動線に対応する人物の移動方向と、前記所定エリアへの人物の入場時の基準となる方向を示す基準方向とがなす角度が所定角度以内である場合に、当該動線に対応する人物を前記所定エリアの外部から前記所定エリアに入場した人物と特定する入場人物特定部と、を備える。
前記入場人物特定部は、前記選択部が選択した動線の開始位置と、当該開始位置からの移動距離が所定範囲内である当該動線の位置とを通る直線が示す方向を、前記移動方向としてもよい。
前記入場者特定装置は、前記入口エリアに隣接し、前記所定エリアの内部のエリアを示す隣接エリアの内部の位置を開始位置とする動線について、前記動線に含まれる位置に基づいて当該開始位置に関連付けられている時刻よりも所定時間前までの一以上の時刻のそれぞれに対応する前記動線の位置を推定する推定部をさらに備え、前記選択部は、前記推定部が推定した位置のうち、相対的に古い時刻に対応する位置が前記入口エリアの内部の位置である動線を、前記入口エリアの内部の位置を開始位置とする動線として選択してもよい。
前記選択部は、前記所定エリアの外部の位置を開始位置とする動線が、前記入口エリアの内部を通過している場合に、当該動線を、前記入口エリアの内部の位置を開始位置とする動線として選択してもよい。
前記入場者特定装置は、前記入口エリアの内部の位置を開始位置とする動線について、当該動線に含まれる位置に基づいて当該開始位置に関連付けられている時刻よりも所定時間前までの一以上の時刻のそれぞれに対応する当該動線の位置を推定する推定部をさらに備え、前記選択部は、前記推定部が推定した位置に基づいて前記動線を延長した場合に、当該動線が前記入口エリアと前記所定エリアの外部との境界に対応する境界エリアを通るとき、当該動線の開始位置を、前記入口エリアの内部の位置であって前記境界エリアに含まれる位置に変更してもよい。
前記入場者特定装置は、前記所定エリアに入場した人物と特定された複数の人物のそれぞれに対応する前記移動方向に基づいて、前記所定角度を設定する設定部をさらに備え、前記入場人物特定部は、前記動線に対応する前記移動方向と前記基準方向とがなす角度が、前記設定部が設定した前記所定角度以内である場合に、当該動線に対応する人物を前記所定エリアの外部から前記所定エリアに入場した人物と特定してもよい。
前記入場者特定装置は、前記入場人物特定部が特定した、前記所定エリアに入場した一以上の人物のそれぞれに対応する一以上の画像を取得し、取得した一以上の画像に基づいて前記一以上の人物が同一人物であるか否かの判定を行い、非同一人物と判定された人物の数を計数する計数部をさらに備えてもよい。
本発明の第2の態様に係る入場者特定方法は、コンピュータが実行する、所定エリアの内部を移動する人物の時刻ごとの位置を示す一以上の動線のうち、前記所定エリアの入口に対応する入口エリアの内部の位置を開始位置とする動線を選択するステップと、選択された動線の開始位置からの当該動線に対応する人物の移動方向と、前記所定エリアへの人物の入場時の基準となる方向を示す基準方向とがなす角度が所定角度以内である場合に、当該動線に対応する人物を前記所定エリアの外部から前記所定エリアに入場した人物と特定するステップと、を備える。
本発明の第3の態様に係る入場者特定プログラムは、コンピュータを、所定エリアの内部を移動する人物の時刻ごとの位置を示す一以上の動線のうち、前記所定エリアの入口に対応する入口エリアの内部の位置を開始位置とする動線を選択する選択部、及び、前記選択部が選択した動線の開始位置からの当該動線に対応する人物の移動方向と、前記所定エリアへの人物の入場時の基準となる方向を示す基準方向とがなす角度が所定角度以内である場合に、当該動線に対応する人物を前記所定エリアの外部から前記所定エリアに入場した人物と特定する入場人物特定部、として機能させる。
本発明によれば、ゲートを設置することなく入場者数を精度良く計数することができるという効果を奏する。
第1実施形態に係る入場者計数システムの構成を示す図である。 第1実施形態に係る入場者計数装置の構成を示す図である。 所定エリアに入場した人物を特定する例を説明するための図である。 第1実施形態に係る入場者計数装置における処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る入場者計数装置の構成を示す図である。 第2実施形態に係る推定部が動線の位置を推定した例を示す図である。 第3実施形態に係る推定部が動線の位置を推定した例を示す図である。 第4実施形態に係る入場者計数装置の構成を示す図である。
<第1実施形態>
[入場者計数システムSの概要]
図1は、第1実施形態に係る入場者計数システムSの構成を示す図である。入場者計数システムSは、所定エリアに入場する入場者の人数を計数するシステムである。入場者計数システムSは、入場者特定装置としての入場者計数装置1と、撮像装置2とを備える。
撮像装置2は、所定エリアを撮像することにより動画を生成する撮像装置である。ここで、所定エリアは、例えば店舗のフロアである。また、撮像装置2が撮像する動画には、入場エリアを示す画像を含む複数の画像が含まれている。複数の画像のそれぞれには、所定エリアの入口に対応する入口エリアを示す画像が含まれている。また、複数の画像のそれぞれには、当該画像の撮像時刻が関連付けられている。
入場者計数装置1は、撮像装置2が生成した動画を取得する(図1の(1))。入場者計数装置1は、取得した動画に含まれる複数の画像を解析することにより、複数の撮像時刻のそれぞれにおける人物の所定エリア上の位置を示す動線を特定する(図1の(2))。
入場者計数装置1は、特定した動線のうち、入口エリアに対応する動線を選択し(図1の(3))、当該動線が示す人物の移動方向に基づいて、所定エリアに入場した人物を特定する(図1の(4))。入場者計数装置1は、特定された人物の数を入場者数として計数する(図1の(5))。このようにすることで、入場者計数装置1は、ゲートを設置することなく入場者数を精度良く計数することができる。
[入場者計数装置1の構成]
続いて、入場者計数装置1の構成を説明する。図2は、第1実施形態に係る入場者計数装置1の構成を示す図である。図2に示すように、入場者計数装置1は、記憶部11と、制御部12とを備える。
記憶部11は、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等を含む記憶媒体である。記憶部11は、制御部12が実行するプログラムを記憶している。例えば、記憶部11は、入場者計数装置1を、動線特定部121、選択部122、入場人物特定部123、及び計数部124として機能させ、入場者特定プログラムとして機能する入場者計数プログラムを記憶している。
制御部12は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。制御部12は、記憶部11に記憶された入場者計数プログラムを実行することにより、動線特定部121、選択部122、入場人物特定部123、及び計数部124として機能する。
動線特定部121は、所定エリアの内部を移動する人物の時刻ごとの位置を示す動線を特定する。具体的には、まず、動線特定部121は、撮像装置2が撮像した動画に含まれる複数の画像のそれぞれを解析することにより、複数の画像のそれぞれに含まれる一以上の人物を検出する。例えば、動線特定部121は、複数の画像のそれぞれに含まれる一以上の人物の領域を示す矩形領域を特定することにより、当該一以上の人物を検出する。ここで、矩形領域は、例えば、矩形領域の一つの頂点を示す画像上の2次元座標(x,y)と、当該頂点と隣接する2つの頂点との距離w、hとを含む情報(x,y,w,h)により規定される。
記憶部11には、矩形領域を示す情報と、所定エリアにおける位置とを関連付けた変換情報が記憶されている。動線特定部121は、記憶部11に記憶されている変換情報を参照し、複数の画像のそれぞれにおいて特定した矩形領域を示す情報に関連付けられている位置を特定することにより、複数の画像のそれぞれにおける一以上の人物の位置を特定する。複数の画像のそれぞれには撮像時刻が関連付けられていることから、動線特定部121は、特定した一以上の人物のそれぞれについて、人物の位置と、当該位置を特定した画像に関連付けられている撮像時刻とを関連付けた動線情報を生成することにより、当該人物の動線を特定する。
選択部122は、動線特定部121が特定した一以上の動線のうち、所定エリアの入口に対応する入口エリアの内部の位置を開始位置とする動線を選択する。具体的には、選択部122は、動線特定部121が生成した一以上の動線情報のそれぞれに含まれる最も古い時刻に関連付けられている位置を特定し、当該位置が入口エリアの内部であるか否かを判定する。選択部122は、当該位置が入口エリアの内部であると判定すると、当該位置に対応する動線を、入口エリアの内部の位置を開始位置とする動線として選択する。
なお、選択部122は、動線特定部121が特定した動線に、所定エリアの外部の位置を開始位置とする動線が含まれている場合において、当該動線が入口エリアの内部を通過しているとき、当該動線を、入口エリアの内部の位置を開始位置とする動線として選択してもよい。例えば、選択部122は、生成した動線情報のうち、開始位置が所定エリアの外部の位置を開始位置とする動線情報を特定する。選択部122は、特定した動線情報に、入口エリアの内部の位置が含まれている場合、当該動線の開始位置を当該入口エリアの内部の位置に変更した上で、当該動線を、入口エリアの内部の位置を開始位置とする動線として選択するとともに、当該動線情報に含まれている所定エリアの外部の位置と、当該所定エリアの外部の位置に関連付けられている時刻とを消去する。このようにすることで、入場者計数装置1は、当初は所定エリアの外部の位置を開始位置としていた動線も参照しながら所定エリアへの入場者数を特定することができる。
入場人物特定部123は、選択部122が選択した動線の開始位置からの当該動線に対応する人物の移動方向と、所定エリアへの人物の入場時の基準となる方向を示す基準方向とがなす角度θが所定角度以内である場合に、当該動線に対応する人物を所定エリアの外部から所定エリアに入場した人物と特定する。
図3は、所定エリアに入場した人物を特定する例を説明するための図である。以下に、図3を参照しながら、所定エリアに入場した人物を特定する例について説明する。
入場人物特定部123は、選択部122が選択した動線の開始位置と、当該開始位置からの移動距離が所定範囲(例えば、1m〜1m50cm)内である当該動線の位置とを通る直線が示す方向を、移動方向とする。図3に示す例では、所定エリアAの入り口に対応する入口エリアEAの内部を開始位置とする動線MLが示されている。複数の位置P(例えばP1、P2)は、動線MLを示す動線情報に含まれる位置情報が示す位置を示している。図3に示す位置P1は、動線MLの開始位置であり、位置P2は、開始位置からの移動距離が所定範囲内である動線MLの位置である。
また、図3に示す例では、所定エリアAの外部と入口エリアとの境界線BLから、垂直に伸びる所定エリア内の方向を基準方向とする。入場人物特定部123は、動線MLの開始位置である位置P1と、当該開始位置からの移動距離が所定範囲内である動線MLの位置P2とを通る直線Lが示す方向を、動線MLに対応する人物の移動方向と特定する。
入場人物特定部123は、特定した人物の移動方向と、基準方向とのなす角度θを算出する。そして、入場人物特定部123は、算出した角度θが所定角度以内である場合に、動線MLに対応する人物を、所定エリアの外部から所定エリアの内部に入場した人物と特定する。
計数部124は、入場人物特定部123が特定した所定エリアに入場した人物の数を計数する。なお、計数部124は、入場人物特定部123が所定エリアに入場した人物を特定したことに応じて、人物を特定した時刻を示す情報を、入場履歴情報として記憶部11に記憶させてもよい。そして、計数部124は、記憶部11に記憶されている入場履歴情報を参照して、各時間帯における入場者数を計数してもよい。
また、計数部124は、撮像装置2が撮像する動画に含まれる複数の画像から、入場人物特定部123が特定した人物に対応する画像を取得してもよい。そして、計数部124は、当該画像間で同一人物判定を行い、非同一人物と判定された人物の数を計数してもよい。同一人物判定には、機械学習や深層学習による判定器を用いることができる。例えば、計数部124は、入場人物特定部123が特定した人物X1〜X10の中で、人物X1と人物X5とが同一人物であると判定した場合、人物X5は再来店であると特定し、「来店人数:9人、来店のべ人数:10人」と計数する。このようにすることで、入場者計数装置1は、より正確に入場人物の数を計数することができるとともに、入場のべ人数を計数することができる。
[入場者計数装置1における処理の流れ]
続いて、入場者計数装置1における処理の流れについて説明する。図4は、第1実施形態に係る入場者計数装置1における処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、計数部124は、入場者数を0に設定する(S1)。
続いて、動線特定部121は、所定エリアの内部を移動する一以上の人物のそれぞれに対応する一以上の動線を特定する(S2)。
続いて、選択部122は、特定した一以上の動線の一部の動線である、入口エリアの内部の位置を開始位置とする動線のうち、未選択の動線を選択する(S3)。
続いて、入場人物特定部123は、選択した動線に対応する人物の移動方向を特定し(S4)、当該移動方向と基準方向とに基づいて、選択した動線に対応する角度θを特定する(S5)。
続いて、入場人物特定部123は、特定した角度θが所定角度以下であるか否かを判定する(S6)。入場人物特定部123は、特定した角度θが所定角度以下であると判定すると、S7に処理を移し、特定した角度θが所定角度よりも大きいと判定すると、S8に処理を移す。
S7において、計数部124は、入場者数に1を加算する。
続いて、選択部122は、入口エリアの内部の位置を開始位置とする動線を全て選択したか否かを判定する(S8)。選択部122は、動線を全て選択したと判定すると、本フローチャートに係る処理を終了し、動線を全て選択していないと判定すると、S3に処理を移す。
[第1実施形態における効果]
以上説明したように、第1実施形態に係る入場者計数システムSにおいて、入場者計数装置1は、所定エリアの内部を移動する人物の時刻ごとの位置を示す動線のうち、所定エリアの入口に対応する入口エリアの内部の位置を開始位置とする動線を選択する。入場者計数装置1は、選択した動線の開始位置からの当該動線に対応する人物の移動方向と、所定エリアへの人物の入場時の基準となる方向を示す基準方向とがなす角度θが所定角度以内である場合に、当該動線に対応する人物を所定エリアの外部から所定エリアに入場した人物と特定する。そして、入場者計数装置1は、所定エリアに入場したと特定した人物の数を計数することから、ゲートを設置することなく入場者数を精度良く計数することができる。
<第2実施形態>
[動線の延長位置を推定する]
続いて、第2実施形態について説明する。第1実施形態では、入口エリアの内部の位置を開始位置とする動線を選択し、当該動線に基づいて、当該動線に対応する人物が所定エリアの外部から所定エリアに入場した人物であるか否かを特定した。しかしながら、動線に対応する人物が、所定エリアの外部から所定エリアに入場した人物であるにもかかわらず、当該動線の開始位置が入口エリアに含まれていないことがあり、入場者の人物を正しく計数できないことがある。そこで、第2実施形態に係る入場者特定装置は、動線の開始位置よりも前の位置を推定し、推定した位置が入口エリアに含まれている動線に基づいても入場したか否かを特定する。以下、第2実施形態に係る入場者計数システムSについて説明する。なお、第1実施形態と同じ部分については適宜説明を省略する。
図5は、第2実施形態に係る入場者計数装置1の構成を示す図である。図5に示すように、制御部12は、推定部125をさらに備える。
推定部125は、動線特定部121が特定した一以上の動線のうち、入口エリアに隣接し、所定エリアの内部のエリアを示す隣接エリアの内部の位置を開始位置とする動線について、動線に含まれる位置に基づいて当該開始位置に関連付けられている時刻よりも所定時間前までの一以上の時刻のそれぞれに対応する動線の位置を推定する。
例えば、推定部125は、カルマンフィルタ等を用いて隣接エリアの内部の位置を開始位置とする動線の、当該開始位置よりも前の位置を推定する。図6は、第2実施形態に係る推定部125が動線の位置を推定した例を示す図である。図6に示すように、動線MLの開始位置P1が、入口エリアEAに隣接する隣接エリアAAの内部の位置である場合、推定部125は、当該開始位置P1よりも前の時刻における動線の位置として、推定位置EP1と、推定位置EP2とを推定する。
選択部122は、推定部125が推定した位置のうち、相対的に古い時刻に対応する位置が、入口エリアの内部の位置である動線を、入口エリアの内部の位置を開始位置とする動線として選択する。図6に示す例において、推定部125が推定した位置のうち、相対的に古い時刻に対応する位置は推定位置EP2であり、推定位置EP2は、入口エリアEAの内部の位置である。したがって、選択部122は、図6に示す動線MLを選択する。この場合、選択部122は、図6に示す動線MLにおいて、入口エリアEAの内部の位置である推定位置EP2を、動線MLの開始位置とする。
入場人物特定部123は、選択部122が選択した動線に対応する移動方向を特定し、当該移動方向と基準方向との角度θを特定し、当該角度θが所定角度以下であると判定すると、当該動線に対応する人物を所定エリアの外部から所定エリアに入場した人物と特定する。図6に示す例では、開始位置としての推定位置EP2よりも相対的に新しい時刻に対応し、開始位置からの移動距離が所定範囲内である位置P2が、移動方向の特定に用いられる位置となる。入場人物特定部123は、推定位置EP2と、位置P2とから構成される移動ベクトルにより人物の移動方向を特定する。
[第2実施形態における効果]
以上説明したように、第2実施形態に係る入場者計数装置1は、入口エリアに隣接し、所定エリアの内部のエリアを示す隣接エリアの内部の位置を開始位置とする動線について、当該動線に含まれる位置に基づいて当該開始位置に関連付けられている時刻よりも所定時間前までの一以上の時刻のそれぞれに対応する動線の位置を推定し、推定した相対的に古い時刻に対応する位置が、入口エリアの内部の位置である動線を選択する。このようにすることで、入場者計数装置1は、入口エリアの内部を開始位置としていない動線も選択し、当該動線に対応する人物についても、当該人物が所定エリアの外部から所定エリアに入場した人物であるか否かを判定することができる。
<第3実施形態>
[所定エリアの入口と所定エリアの外部との境界位置における動線の位置を推定し、当該位置に基づいて移動方向を特定する]
続いて、第3実施形態について説明する。第3実施形態では、所定エリアの入口と所定エリアの外部との境界位置における動線の位置を推定し、当該位置に基づいて、動線に対応する人物の移動方向を特定する点で第1実施形態と異なる。以下、第3実施形態に係る入場者計数システムSについて説明する。
第3実施形態に係る入場者計数装置1は、第2実施形態に係る入場者計数装置1と同様に推定部125を備える。推定部125は、選択部122が選択した、入口エリアの内部の位置を開始位置とする動線について、当該動線に含まれる位置に基づいて当該開始位置に関連付けられている時刻よりも所定時間前までの一以上の時刻のそれぞれに対応する当該動線の位置を推定する。
選択部122は、推定部125が推定した位置に基づいて動線を延長した場合に、当該動線が入口エリアと所定エリアの外部との境界線を通るとき、当該動線の開始位置を、境界線上における位置に変更する。本実施形態において、境界線上の位置は、入口エリアの内部の位置に含まれるものとみなす。
図7は、第3実施形態に係る推定部125が動線の位置を推定した例を示す図である。図7に示すように、推定部125は、入口エリアEAの内部の位置を開始位置P1とする動線MLについて、当該開始位置P1よりも前の時刻における動線MLの位置として、推定位置EP1と、推定位置EP2とを推定する。
推定位置EP1及び推定位置EP2は、所定エリアAの外部であることから、選択部122は、動線MLを延長した場合、動線MLが入口エリアEAと所定エリアの外部との境界線BLを通過すると判定する。なお、ここでは、選択部122は、動線MLが、境界線BLを通過すると判定することとするが、これに限らない。選択部122は、境界線BLを含む、入口エリアEAと、所定エリアの外部との境界エリアを動線MLが通過するか否かを判定してもよい。
選択部122は、動線MLが境界線BLを通過すると判定すると、図7に示すように、境界線BLと、動線MLとの交点EP0を特定する。そして、選択部122は、交点EP0の位置を動線MLの開始位置とする。図7に示す例では、開始位置としての交点EP0よりも相対的に新しい時刻に対応し、開始位置からの移動距離が所定範囲内である位置P2が、移動方向の特定に用いられる位置となる。
入場人物特定部123は、動線MLの開始位置としての交点EP0と、開始位置からの移動距離が所定範囲内である位置P2とを通る直線を特定し、当該直線が示す方向を、動線MLに対応する人物の移動方向と特定する。
[第3実施形態における効果]
以上説明したように、第3実施形態に係る入場者計数装置1は、動線を延長した場合に、当該動線が入口エリアと所定エリアの外部との境界エリアを通るとき、当該動線の境界エリアにおける位置を当該動線の開始位置とし、当該開始位置と、当該開始位置からの移動距離が所定範囲内である当該動線の位置とを通る直線が示す方向を移動方向とする。このようにすることで、入場者計数装置1は、人物の移動方向の精度を高めて、入場人物の計数精度を高めることができる。
<第4実施形態>
[正解動線に基づいて所定角度を設定する]
続いて、第4実施形態について説明する。第4実施形態では、所定エリアに入場した人物と特定された複数の人物のそれぞれに対応する移動方向に基づいて所定角度を設定する点で第1実施形態と異なる。以下、第4実施形態に係る入場者計数システムSについて説明する。
図8は、第4実施形態に係る入場者計数装置1の構成を示す図である。図8に示すように、制御部12は、設定部126をさらに備える。
設定部126は、所定エリアに入場した人物と特定された複数の人物のそれぞれに対応する移動方向を特定する。ここで、所定エリアに入場した人物は、入場者計数装置1の入場人物特定部123により特定されてもよいし、入場者計数装置1のユーザにより特定されてもよい。設定部126は、所定エリアに入場した人物と特定された複数の人物のそれぞれに対応する動線情報に基づいて、複数の人物のそれぞれの移動方向を特定する。
設定部126は、複数の人物のそれぞれに対して特定した一以上の移動方向に基づいて所定角度を設定する。例えば、設定部126は、特定した一以上の移動方向と、基準方向とのなす角度θの正規分布を特定する。そして、設定部126は、当該正規分布に基づいて、例えば3σ区間の閾値に対応する角度θを所定角度として特定する。
入場人物特定部123は、動線に対応する移動方向と、基準方向とがなす角度θが、設定部126が設定した所定角度以内である場合に、当該動線に対応する人物を所定エリアに入場した人物と特定する。
[第4実施形態における効果]
以上説明したように、第4実施形態に係る入場者計数装置1は、所定エリアに入場した人物と特定された複数の人物のそれぞれに対応する移動方向に基づいて、所定角度を設定する。このようにすることで、入場者計数装置1は、所定角度を適切な角度に設定することができるので、入場人物の計数精度を高めることができる。
以上、本発明を実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。例えば、上記の第2実施形態〜第4実施形態の少なくともいずれかを第1実施形態に組み合わせてもよい。
また、特に、装置の分散・統合の具体的な実施形態は以上に図示するものに限られず、その全部又は一部について、種々の付加等に応じて、又は、機能負荷に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
1・・・入場者計数装置、11・・・記憶部、12・・・制御部、121・・・動線特定部、122・・・選択部、123・・・入場人物特定部、124・・・計数部、125・・・推定部、126・・・設定部、2・・・撮像装置、S・・・入場者計数システム

Claims (14)

  1. 所定エリアの入口に対応する入口エリアと、前記入口エリアに隣接する隣接エリアとを含む前記所定エリアにおいて、前記隣接エリアの内部の位置を開始位置とする、前記所定エリアの内部を移動する人物の、時刻ごとの前記所定エリアの内部の位置を示す動線に対して、前記動線に含まれる位置に基づいて当該開始位置に関連付けられている時刻よりも所定時間前までの一以上の時刻のそれぞれに対応する前記動線の位置を推定する推定部と、
    前記所定エリアの内部を移動する人物の時刻ごとの位置を示す一以上の動線のうち、前記入口エリアの内部の位置を開始位置とする動線を選択するとともに、前記一以上の動線のうち、前記推定部が推定した相対的に古い時刻に対応する位置が前記入口エリアの内部の位置である動線を、前記入口エリアの内部の位置を開始位置とする動線として選択する選択部と、
    前記選択部が選択した動線の開始位置からの当該動線に対応する人物の移動方向と、前記所定エリアへの人物の入場時の基準となる方向を示す基準方向とがなす角度が所定角度以内である場合に、当該動線に対応する人物を前記所定エリアの外部から前記所定エリアに入場した人物と特定する入場人物特定部と、
    を備える入場者特定装置。
  2. 所定エリアの入口に対応する入口エリアの内部の位置を開始位置とする、前記所定エリアの内部を移動する人物の時刻ごとの位置を示す動線について、当該動線に含まれる位置に基づいて当該開始位置に関連付けられている時刻よりも所定時間前までの一以上の時刻のそれぞれに対応する当該動線の位置を推定する推定部と、
    前記所定エリアの内部を移動する人物の時刻ごとの位置を示す一以上の動線のうち、前記所定エリアの入口に対応する入口エリアの内部の位置を開始位置とする動線を選択し、前記推定部が推定した位置に基づいて、選択した動線を延長した場合に、当該動線が前記入口エリアと前記所定エリアの外部との境界に対応する境界エリアを通るとき、当該動線の開始位置を、前記入口エリアの内部の位置であって前記境界エリアに含まれる位置に変更する選択部と、
    前記選択部が選択した動線の開始位置からの当該動線に対応する人物の移動方向と、前記所定エリアへの人物の入場時の基準となる方向を示す基準方向とがなす角度が所定角度以内である場合に、当該動線に対応する人物を前記所定エリアの外部から前記所定エリアに入場した人物と特定する入場人物特定部と、
    を備える入場者特定装置。
  3. 所定エリアの内部を移動する人物の時刻ごとの位置を示す一以上の動線のうち、前記所定エリアの入口に対応する入口エリアの内部の位置を開始位置とする動線を選択する選択部と、
    前記所定エリアに入場した人物と特定された複数の人物のそれぞれに対応する動線の開始位置からの当該人物の移動方向に基づいて、所定角度を設定する設定部と、
    前記選択部が選択した動線の開始位置からの当該動線に対応する人物の移動方向と、前記所定エリアへの人物の入場時の基準となる方向を示す基準方向とがなす角度が、前記設定部が設定した前記所定角度以内である場合に、当該動線に対応する人物を前記所定エリアの外部から前記所定エリアに入場した人物と特定する入場人物特定部と、
    を備える入場者特定装置。
  4. 所定エリアの内部を移動する人物の時刻ごとの位置を示す一以上の動線のうち、前記所定エリアの入口に対応する入口エリアの内部の位置を開始位置とする動線を選択する選択部と、
    前記選択部が選択した動線の開始位置からの当該動線に対応する人物の移動方向と、前記所定エリアへの人物の入場時の基準となる方向を示す基準方向とがなす角度が所定角度以内である場合に、当該動線に対応する人物を前記所定エリアの外部から前記所定エリアに入場した人物と特定する入場人物特定部と、
    前記入場人物特定部が特定した、前記所定エリアに入場した一以上の人物のそれぞれに対応する一以上の画像を取得し、取得した一以上の画像に基づいて前記一以上の人物が同一人物であるか否かの判定を行い、非同一人物と判定された人物の数を計数する計数部と、
    を備える入場者特定装置。
  5. 前記入場人物特定部は、前記選択部が選択した動線の開始位置と、当該開始位置からの移動距離が所定範囲内である当該動線の位置とを通る直線が示す方向を、前記移動方向とする、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の入場者特定装置。
  6. 前記選択部は、前記所定エリアの外部の位置を開始位置とする動線が、前記入口エリアの内部を通過している場合に、当該動線を、前記入口エリアの内部の位置を開始位置とする動線として選択する、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の入場者特定装置。
  7. コンピュータが実行する、
    所定エリアの入口に対応する入口エリアと、前記入口エリアに隣接する隣接エリアとを含む前記所定エリアにおいて、前記隣接エリアの内部の位置を開始位置とする、前記所定エリアの内部を移動する人物の、時刻ごとの前記所定エリアの内部の位置を示す動線に対して、前記動線に含まれる位置に基づいて当該開始位置に関連付けられている時刻よりも所定時間前までの一以上の時刻のそれぞれに対応する前記動線の位置を推定するステップと、
    前記所定エリアの内部を移動する人物の時刻ごとの位置を示す一以上の動線のうち、前記入口エリアの内部の位置を開始位置とする動線を選択するとともに、前記一以上の動線のうち、推定された相対的に古い時刻に対応する位置が前記入口エリアの内部の位置である動線を、前記入口エリアの内部の位置を開始位置とする動線として選択するステップと、
    選択された動線の開始位置からの当該動線に対応する人物の移動方向と、前記所定エリアへの人物の入場時の基準となる方向を示す基準方向とがなす角度が所定角度以内である場合に、当該動線に対応する人物を前記所定エリアの外部から前記所定エリアに入場した人物と特定するステップと、
    を備える入場者特定方法。
  8. コンピュータが実行する、
    所定エリアの入口に対応する入口エリアの内部の位置を開始位置とする、前記所定エリアの内部を移動する人物の時刻ごとの位置を示す動線について、当該動線に含まれる位置に基づいて当該開始位置に関連付けられている時刻よりも所定時間前までの一以上の時刻のそれぞれに対応する当該動線の位置を推定するステップと、
    前記所定エリアの内部を移動する人物の時刻ごとの位置を示す一以上の動線のうち、前記所定エリアの入口に対応する入口エリアの内部の位置を開始位置とする動線を選択するステップと、
    推定された位置に基づいて、選択された動線を延長した場合に、当該動線が前記入口エリアと前記所定エリアの外部との境界に対応する境界エリアを通るとき、当該動線の開始位置を、前記入口エリアの内部の位置であって前記境界エリアに含まれる位置に変更するステップと、
    選択された動線の開始位置からの当該動線に対応する人物の移動方向と、前記所定エリアへの人物の入場時の基準となる方向を示す基準方向とがなす角度が所定角度以内である場合に、当該動線に対応する人物を前記所定エリアの外部から前記所定エリアに入場した人物と特定するステップと、
    を備える入場者特定方法。
  9. コンピュータが実行する、
    所定エリアの内部を移動する人物の時刻ごとの位置を示す一以上の動線のうち、前記所定エリアの入口に対応する入口エリアの内部の位置を開始位置とする動線を選択するステップと、
    前記所定エリアに入場した人物と特定された複数の人物のそれぞれに対応する動線の開始位置からの当該人物の移動方向に基づいて、所定角度を設定するステップと、
    選択された動線の開始位置からの当該動線に対応する人物の移動方向と、前記所定エリアへの人物の入場時の基準となる方向を示す基準方向とがなす角度が、設定された前記所定角度以内である場合に、当該動線に対応する人物を前記所定エリアの外部から前記所定エリアに入場した人物と特定するステップと、
    を備える入場者特定方法。
  10. コンピュータが実行する、
    所定エリアの内部を移動する人物の時刻ごとの位置を示す一以上の動線のうち、前記所定エリアの入口に対応する入口エリアの内部の位置を開始位置とする動線を選択するステップと、
    選択された動線の開始位置からの当該動線に対応する人物の移動方向と、前記所定エリアへの人物の入場時の基準となる方向を示す基準方向とがなす角度が所定角度以内である場合に、当該動線に対応する人物を前記所定エリアの外部から前記所定エリアに入場した人物と特定するステップと、
    前記所定エリアに入場したと特定された一以上の人物のそれぞれに対応する一以上の画像を取得し、取得した一以上の画像に基づいて前記一以上の人物が同一人物であるか否かの判定を行い、非同一人物と判定された人物の数を計数するステップと、
    を備える入場者特定方法。
  11. コンピュータを、
    所定エリアの入口に対応する入口エリアと、前記入口エリアに隣接する隣接エリアとを含む前記所定エリアにおいて、前記隣接エリアの内部の位置を開始位置とする、前記所定エリアの内部を移動する人物の、時刻ごとの前記所定エリアの内部の位置を示す動線に対して、前記動線に含まれる位置に基づいて当該開始位置に関連付けられている時刻よりも所定時間前までの一以上の時刻のそれぞれに対応する前記動線の位置を推定する推定部、
    前記所定エリアの内部を移動する人物の時刻ごとの位置を示す一以上の動線のうち、前記入口エリアの内部の位置を開始位置とする動線を選択するとともに、前記一以上の動線のうち、前記推定部が推定した相対的に古い時刻に対応する位置が前記入口エリアの内部の位置である動線を、前記入口エリアの内部の位置を開始位置とする動線として選択する選択部、及び、
    前記選択部が選択した動線の開始位置からの当該動線に対応する人物の移動方向と、前記所定エリアへの人物の入場時の基準となる方向を示す基準方向とがなす角度が所定角度以内である場合に、当該動線に対応する人物を前記所定エリアの外部から前記所定エリアに入場した人物と特定する入場人物特定部、
    として機能させる入場者特定プログラム。
  12. コンピュータを、
    所定エリアの入口に対応する入口エリアの内部の位置を開始位置とする、前記所定エリアの内部を移動する人物の時刻ごとの位置を示す動線について、当該動線に含まれる位置に基づいて当該開始位置に関連付けられている時刻よりも所定時間前までの一以上の時刻のそれぞれに対応する当該動線の位置を推定する推定部、
    前記所定エリアの内部を移動する人物の時刻ごとの位置を示す一以上の動線のうち、前記所定エリアの入口に対応する入口エリアの内部の位置を開始位置とする動線を選択し、前記推定部が推定した位置に基づいて、選択した動線を延長した場合に、当該動線が前記入口エリアと前記所定エリアの外部との境界に対応する境界エリアを通るとき、当該動線の開始位置を、前記入口エリアの内部の位置であって前記境界エリアに含まれる位置に変更する選択部、及び、
    前記選択部が選択した動線の開始位置からの当該動線に対応する人物の移動方向と、前記所定エリアへの人物の入場時の基準となる方向を示す基準方向とがなす角度が所定角度以内である場合に、当該動線に対応する人物を前記所定エリアの外部から前記所定エリアに入場した人物と特定する入場人物特定部、
    として機能させる入場者特定プログラム。
  13. コンピュータを、
    所定エリアの内部を移動する人物の時刻ごとの位置を示す一以上の動線のうち、前記所定エリアの入口に対応する入口エリアの内部の位置を開始位置とする動線を選択する選択部、
    前記所定エリアに入場した人物と特定された複数の人物のそれぞれに対応する動線の開始位置からの当該人物の移動方向に基づいて、所定角度を設定する設定部、及び、
    前記選択部が選択した動線の開始位置からの当該動線に対応する人物の移動方向と、前記所定エリアへの人物の入場時の基準となる方向を示す基準方向とがなす角度が、前記設定部が設定した前記所定角度以内である場合に、当該動線に対応する人物を前記所定エリアの外部から前記所定エリアに入場した人物と特定する入場人物特定部、
    として機能させる入場者特定プログラム。
  14. コンピュータを、
    所定エリアの内部を移動する人物の時刻ごとの位置を示す一以上の動線のうち、前記所定エリアの入口に対応する入口エリアの内部の位置を開始位置とする動線を選択する選択部、
    前記選択部が選択した動線の開始位置からの当該動線に対応する人物の移動方向と、前記所定エリアへの人物の入場時の基準となる方向を示す基準方向とがなす角度が所定角度以内である場合に、当該動線に対応する人物を前記所定エリアの外部から前記所定エリアに入場した人物と特定する入場人物特定部、及び、
    前記入場人物特定部が特定した、前記所定エリアに入場した一以上の人物のそれぞれに対応する一以上の画像を取得し、取得した一以上の画像に基づいて前記一以上の人物が同一人物であるか否かの判定を行い、非同一人物と判定された人物の数を計数する計数部、
    として機能させる入場者特定プログラム。
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