JP6723822B2 - 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置、画像処理方法及びプログラムに関する。
従来、画像から人体等を検知する物体検知装置が知られている。物体検知装置は、例えば、スタジアムにいる観客の人数を計測したり、遊園地の来客数の人数を計測したりするのに用いられる。特許文献1には、頭を検出した結果から顔の特徴や表情を検出する技術や、その補正方法が開示されている。
特開2010−147808号公報
しかしながら、物体検知においては、誤検知や未検知が生じ得る。誤検知等が生じた場合には、人手により検知された個体数を訂正しなければならないという問題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、検知される個体数を調整することを支援することを目的とする。
そこで、本発明は、画像処理装置であって、画像から、第1の条件に基づいて、検知対象を検知する検知手段と、前記画像と、前記検知手段により前記第1の条件により検知された前記画像上の前記検知対象に対応する第1のマークとを表示手段に表示させる表示制御手段とを有し、前記検知手段は、前記第1の条件により検知された前記検知対象に対応させて前記第1のマークが表示された状態においてユーザから所定の指示を受け付けた場合、前記第1の条件と異なる第2の条件に基づいて前記画像から前記検知対象の検知を行い、前記表示制御手段は、前記第2の条件に基づく検知に応じて、前記第1の条件により検知された前記検知対象に対応する前記第1のマークと、前記第2の条件により新たに検知された前記検知対象に対応するマークであって、前記第1のマークと表示態様が異なるマークである第2のマークとを前記表示手段に表示させることを特徴とする。
本発明によれば、検知される個体数を調整することを支援することができる。
画像処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 画像処理装置のソフトウェア構成を示す図である。 対象画像の一例を示す図である。 画像処理装置による検知処理を示すフローチャートである。 画面遷移を示す図である。 矩形領域を指定するためのユーザ操作の説明図である。 矩形の形状と身長方向の傾きの関係の説明図である。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態に係る画像処理装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。画像処理装置100は、CPU101、ROM102、RAM103、ハードディスクドライブ(HDD)204、ディスクドライブ105、通信部106、入力部107、及び表示部108を有する。
CPU101は、画像処理装置100を統括制御する制御装置である。ROM102は、CPU101が画像処理装置100を制御するためのプログラムを記憶する。なお、ROM102に代えて、2次記憶装置を設けてもよい。RAM103は、CPU101がROM102から読み出したプログラムを展開し、処理を実行するためのメモリである。また、RAM103は、一時記憶メモリとして各種処理の対象となるデータを一時記憶するための記憶領域としても使用される。HDD104は、画像処理装置100の画像処理の対象となる画像ファイル等、各種情報を格納する。CPU101には、HDD104から画像ファイルが入力される。なお、画像ファイルは、HDD104ではなく、ディスクドライブ105又は通信部106からCPU101に入力されてもよく、この場合、CPU101は、HDD104を有さなくともよい。後述する画像処理装置100の機能や処理は、CPU101がROM102又はHDD104に格納されているプログラムを読み出し、このプログラムを実行することにより実現されるものである。
ディスクドライブ105は、CD、DVD、ブルーレイディスク、又はフレキシブルディスク内の画像ファイルを読み出し、CPU101はディスクドライブ105を介して画像ファイルを入力する。なお、CPU101が画像ファイルをHDD104又は通信部106から入力する場合には、ディスクドライブ105は必ずしもなくてもよい。
通信部106は、ネットワーク120を介して通信を行う回路である。CPU101は、ネットワーク120を介して画像ファイルを入力する。CPU101が画像ファイルをHDD104又はディスクドライブ105から入力する場合には、通信部106は必ずしもなくてもよい。表示部108は、画像や領域枠を表示するディスプレイ等のデバイスである。入力部107は、数値入力用のキーボード、表示部108の表示領域の表示位置を指示するためのポインティングデバイス、マウス、及びタッチパネル等を有する。
図2は、画像処理装置100のソフトウェア構成を示す図である。画像処理装置100は、受付部201と、選択部202と、検知部203と、計測部204と、表示処理部205と、ファイル処理部206と、を有している。受付部201は、入力部107を介してユーザにより入力された各種指示を受け付ける。選択部202は、HDD104等の記憶部に記憶されている複数の画像の中から、受付部201が受け付けたユーザからの選択指示に従い、処理対象の画像を選択する。以下、処理対象の画像を対象画像と称する。なお、対象画像は、静止画でもよく動画でもよい。
検知部203は、対象画像において画像解析を行い、所定の画像を検知する。本実施形態においては、人物を検知する場合を例に説明するが、検知対象は、人物に限定されるものではなく、例えば、車等の移動体等所定の物体であってもよい。さらに、検知対象は物体に限定されるものではなく、車のナンバー等物体に描かれた文字や記号等であってもよい。このように、検知対象は、画像から検知可能なものであればよく、その種類は実施形態に限定されるものではない。検知部203はさらに、検知した人物の位置や大きさをROM102等の記憶部に記録する。なお、画像から人物を検知するための方法は、特に限定されるものではない。例えば、人物の顔を認識することにより人物を認識する方法や、人物の頭部の大きさから人物を認識する方法、肩の傾きから人物を認識する方法等が挙げられる。
計測部204は、検知部203により対象画像から検知された人物の数(人数)を計測する。表示処理部205は、各種情報を表示部108に表示するよう制御する。表示処理部205は、表示部108への各種情報の表示を制御する。表示処理部205は、例えば、対象画像を表示部108に表示するよう制御する。表示処理部205はさらに、検知部203による検知結果を表示部108に表示するよう制御する。ファイル処理部206は、対象画像と、対象画像から得られた検知結果としての人数等の情報を含む結果ファイルを作成、保存する。ファイル処理部206は、また、結果ファイルを適宜外部装置等に出力する。
ユーザは、表示処理部205により表示部108に表示された検知結果から、人物以外が人物として検知されている領域、人物が存在するにも関わらず検知されていない領域等を確認することができる。そして、ユーザは、適宜、簡単なユーザ操作により、検知結果を訂正するための指示を入力することができる。計測部204は、このユーザから訂正のための指示を受け付けると、この指示に従い、計測結果としての人数を変更(訂正)する。なお、本処理については、図3、図4等を参照しつつ、後に詳述する。
図3は、対象画像300の一例を示す図である。対象画像300には、複数の人物が写っている。なお、画像処理装置100が処理対象とする画像は、例えば、所定の場所に設置され、所定の撮影範囲を撮影する監視カメラにより撮影された画像であるものとする。このため、対象画像に写る人物のサイズや、立位なのか、座位なのかといった人物の姿勢、複数の人物が取り得る位置関係等を予め想定することができる。このため、検知部203による人物検知に用いられるパラメータについても、対象画像において検知されることが想定される人物のサイズ等に応じて最適化することができる。
本実施形態の画像処理装置100においては、人物の上半身のサイズを検知することにより人物を検知するという基準条件が検知条件として予め定められているものとする。さらに基準条件においては、人物の半身のサイズというパラメータに対し、最適化されたパラメータの値(範囲)が定められているものとする。以下、最適化されたパラメータの値を、基準値と称することとする。
なお、基準条件は、1つのパラメータのみを含むものであってもよく、種類の異なる複数のパラメータを含むものであってもよい。また、基準条件に含まれるパラメータの種類及び基準値は、特に限定されるものではない。
図4は、画像処理装置100による検知処理を示すフローチャートである。図5は、対象画像300に対する検知結果を示す結果画面500の画面遷移の一例を示す図である。以下、図5に示す画面遷移を参照しつつ、検知処理について説明する。S400において、選択部202は、受付部201が受け付けた、画像の選択指示に従い、処理対象とする対象画像を選択する。選択部202は、例えば、対象画像が静止画である場合には、静止画ファイルを指定する。また、選択部202は、対象画像が動画である場合には、動画ファイルの中の対象となる場面(フレーム)を選択する。例えば、表示部108は、ライブ動画や録画動画を再生表示し、所望の場面が表示されたときに、ユーザがこの場面を指定するユーザ操作を行う。これに対し、受付部201は、フレームが指定された選択指示を受け付ける。
次に、S401において、検知部203は、基準条件を用いた人物検知を行う。検知部203は、例えば、撮像画像全体、撮像画像の中心を基準とした所定の領域等予め指定された平空間を検知対象領域として人物検知を行う。そして、計測部204は、検知部203により検知された人物の数(人数)を計測する。なお、計測部204は、受付部201が、ユーザ操作に応じて計測指示を受け付けた場合に、人数計測を開始することとしてもよい。
次に、S402において、表示処理部205は、検知結果を示す結果画面500を表示する。図5(a)に示すように、結果画面500には、対象画像300が表示され、対象画像上には、人物が検知された各領域上に検知枠501〜506が重畳表示されている。ここで、検知枠501〜506は、検知対象に対応して表示されるマークの一例である。検知枠501〜506は、いずれも楕円形状の枠である。また、S402の処理は、マークを表示部108に表示させる表示制御処理の一例である。
ユーザは、図5(a)の結果画面500を見て、人物が写っている領域が人物として検知されていない場合には、入力部107を介して修正指示を入力することができる。例えば、図5(a)の結果画面500においては、検知枠501の左側にも人物が存在している。この人物を検知結果に含めたい場合には、ユーザは、まず、修正を行うことを示す修正指示を入力する。
図4に戻り、S402の処理の後、S403において、受付部201は、ユーザ操作に応じて修正指示を受け付けたか否かを確認する。S403の処理は、受付処理の一例である。受付部201は、修正指示を受け付けた場合には(S403でYes)、処理S404へ進める。受付部201は、修正指示を受け付けなかった場合には(S403でNo)、検知処理を終了する。S404において、受付部201は、ユーザ操作に応じて、未検知の人物の指定指示を受け付ける。例えば、図5(a)の結果画面500において、ユーザは、検知枠501の左側の人物の領域をマウスのカーソルで指定すると、受付部201は、カーソルの位置に対応する人物を指定した指定指示を受け付ける。
次に、S405において、検知部203は、検知条件を変更する。以下、変更後の検知条件を他の検知条件と称することとする。すなわち、他の検知条件は、基準条件とは異なる検知条件である。本実施形態に係る、他の検知条件は、基準条件と、パラメータの値(範囲)が異なる条件である。本実施形態においては、検知部203は、基準条件において設定されている人物の上半身のサイズに係るパラメータの値(基準値)を、より大きいサイズ及びより小さいサイズの人物が検知されるような値に変更する。本実施形態においては、「a」から「b」(a<b)のサイズの領域を上半身の領域として検知するような値が基準値として設定されているとする。これに対し、検知部203は、「a−x」から「b+x」の範囲のサイズの領域を検知するような値に、パラメータを変更する。すなわち、他の検知条件は、「a−x」から「b+x」の範囲のサイズの領域を検知するようなパラメータの値が設定された条件である。検知部203は、さらに、変更後の他の検知条件を利用して、再び人物検知を行う。
なお、本実施形態においては、検知部203は、サイズの範囲をプラスマイナスの両方向に広げるようにパラメータの値を変更することとしたが、プラスマイナスのいずれか一方のみに変更することとしてもよい。また、変更量(x)は、予め定められた値であればよく、その具体的な値については特に限定されるものではない。
次に、S406において、検知部203は、指定指示に係る人物が検知されたか否かを確認する。指定指示に係る人物が検知された場合には(S406でYes)、処理をS407へ進める。検知部203は、指定指示に係る人物が検知されなかった場合には(S406でNo)、処理をS405へ進める。なお、この場合、S405において、検知部203は、さらにパラメータの値を変更し、人物検知を行う。例えば、処理時点におけるパラメータの値(すなわち前回のS405における変更後のパラメータの値)が「a−x」から「b+x」の範囲のサイズの領域を検知するような値であるとする。この場合、検知部203は、本処理において、「a−2x」から「b+2x」の範囲のサイズの領域を検知するような値にパラメータの値を変更する。なお、パラメータの値の変更量(x)は、1回目の変更時と2回目の変更時において同じ値でなくともよい。
S407において、表示処理部205は、結果画面500において、他の検知条件を用いた人物検知において人物が検知された領域上に候補枠を追加表示する。候補枠は、他の検知条件による人物検知により得られた人物(検知対象)に対応して表示されるマークの一例である。なお、他の検知条件により得られた人物は、検知結果に直ちに反映されるものではなく、この時点において、計測部204により計測される検知結果としての人数は、基準条件を用いた人物検知において得られた人物の数である。
候補枠は、検知枠と同様楕円形状の枠である。表示処理部205は、基準条件において検知された検知対象に対応する検知枠と、他の検知条件において検知された検知対象に対応する候補枠と、を識別可能に表示する。本実施形態においては、表示処理部205は、基準条件に対応する検知枠を、楕円形状の実線で示し、他の検知条件に対応する候補枠を、楕円形状の点線で示す。
図5(b)の結果画面500には、他の検知条件に対応する候補枠531〜538が追加表示されている。指定指示に係る人物に対しても候補枠532が表示されている。候補枠531〜538は、楕円形状の点線で示されている。なお、検知枠と候補枠と、を識別可能に表示するための具体的な表示方法は、実施形態に限定されるものではない。他の例としては、枠の線種を異なるものとしてもよく、また、枠の色を異なるものとしてもよい。
ユーザは、図5(b)のように、候補枠が追加された画面を確認し、候補枠531〜538の中から、実際に追加したい人物の候補枠を選択する。これに対し、S408において、受付部201は、追加対象の人物が指定された選択指示を受け付ける。さらに、表示処理部205は、選択指示に係る人物に対応する候補枠を、選択されなかった候補枠と異なる表示態様で表示する。図5(c)の結果画面500においては、選択指示に係る候補枠541〜545は、四角形状の実線の枠に変更されている。さらに、このとき、計測部204は、基準条件を用いた人物検知において得られた人物の数に、選択指示に係る人物の数を追加することにより、人数を更新(訂正)する。
次に、S409において、ファイル処理部206は、重畳画像と、人物検知により検知された人物の数(更新があった場合には更新後の数)と、を結果ファイルとしてHDD104等の記憶部に保存する。ここで、結果ファイルに含まれる重畳画像は、結果画面500に表示されている、選択指示に係る候補枠と、検知枠とが対象画像上に重畳された重畳画像である。ファイル処理部206は、結果ファイルを外部に出力することもできる。なお、ファイル処理部206は、少なくとも検知された人数(追加された場合には追加後の人数)を含む結果ファイルを保存すればよい。ファイル処理部206は、例えば、対象画像と、基準条件を用いた人物検知の検知結果としての検知位置を示す情報と、選択指示に係る人物の検知位置を示す情報と、検知結果としての合計人数と、を結果ファイルとして保存してもよい。次に、S410において、検知部203は、設定されている検知条件を基準条件に戻す。以上で、検知処理が終了する。
以上のように、本実施形態に係る画像処理装置100は、基準条件を用いた人物検知を行う。さらに、画像処理装置100は、検知されなかった人物が存在する場合には、簡単なユーザ操作に応じて、ユーザが希望する人物が検知されるような検知条件で、人物検知を再度実行することができる。そして、画像処理装置100は、基準条件を用いた人物検知の結果を示すマークとしての検知枠と、他の検知条件を用いた人物検知の結果を示すマークとしての候補枠とを、識別可能に表示する。したがって、ユーザは、表示された候補枠の中から、追加したい人物に対応する候補枠を選択するといった簡単な操作で、未検知の人物を検知結果に追加することができる。さらに、ユーザは、検知結果に含めたい検知対象を1つ指定するだけで、この検知対象が検知されるような検知条件で検知される複数の検知対象(検知結果)を表示させることができる。このように、本実施形態に係る画像処理装置100は、検知される個体数を調整することを支援することができる。
本実施形態に係る画像処理装置100の第1の変更例について説明する。画像処理装置100は、修正指示を受け付けた場合に、検知結果として含めたい人物の指定を受け付けることなく、検知条件を基準条件から他の検知条件に変更し、変更後の検知条件で人物検知を行い、検知結果に対応する候補枠を追加表示してもよい。
また、第2の変更例としては、画像処理装置100は、人物の上半身のサイズに替えて、画像の所定の方向に対する、人物の身長方向の傾きをパラメータとする検知条件を基準条件としてもよい。ここでは、所定の方向は、画像の縦方向とする。
さらに、本変更例において、画像処理装置100は、ユーザから、矩形状の検知枠の指定を受け付け、検知枠の形状に応じて、身長方向の傾きを推定してもよい。以下、身長方向の傾きを推定する推定処理について説明する。ユーザは、図6に示すように、結果画面500において、未検出の人物600の上半身の領域をドラッグすることにより、未検出の人物600を指定することができる。ユーザは例えば、点611でマウスダウンし、点612でマウスアップする操作により矩形領域610を指定することができる。
図7は、矩形の形状と身長方向の傾きの関係の説明図である。矩形領域710は、対象画像の縦方向Aと、未検出の人物700の身長方向Bとが一致する場合に指定される矩形領域である。これに対し、人物700が、前かがみになったこと等により、対象画像において左に傾いた状態で撮影されたとする。この場合、図7左側に示すように、人物700に外接する矩形領域711は、矩形領域710に比べて、縦辺に対する横辺の比が大きくなる。
また、人物が対象画像において右に傾いた状態で撮影された場合には、図7右側に示すように、人物700に外接する矩形領域712は、矩形領域711と同様に、矩形領域710に比べて縦辺に対する横辺の比が大きくなる。このように、身長方向の傾きと矩形領域の縦横比は相関がある。受付部201は、この相関を利用し、ユーザにより指定された未検出の人物の矩形領域の縦横比から身長方向の傾きを推定し、推定した傾きを含む傾きの許容範囲を指定する指定指示を受け付ける。そして、検知部203は、指定指示に係る許容範囲の傾きの人物が検知されるよう、パラメータの値を変更する。検知部203は、720に示すように、画像の縦方向に対する身長方向の傾きの許容範囲がプラスマイナスの両方向に広がるような値にパラメータを変更する。
また、第3の変更例としては、基準条件と他の検知条件は、異なる検知条件であればよく、相互の関係は実施形態に限定されるものではない。例えば、検知部203は、検知条件を変更する際に、パラメータの値を変更するのに替えて、基準条件として設定されている一のパラメータから、他の種類のパラメータを含む、他の検知条件に変更してもよい。具体的には、検知部203は、例えば、上半身の形状を検知する第1のパラメータを含む基準条件から、人物の顔を検知する第2のパラメータを含む、他の検知条件に変更してもよい。
また、他の例としては、人物の上半身のサイズをパラメータとする条件を基準条件とし、上半身のサイズのパラメータに加えて、画像の縦方向に対する人物の身長方向の傾きをパラメータとして含む条件を他の検知条件としてもよい。このように、基準条件と他の検知条件とで、パラメータの数が異なってもよい。
また、他の例としては、自転車に乗っている人物を検知対象とする場合に、人物と自転車の両方の検知を基準条件とし、人物のみを検知を他の検知条件としてもよい。これにより、例えば、人物は画像中に人物は写っているが、人物が乗っている自転車は撮影範囲からはみ出しているような人物についても、自転車に乗っている人物として検知することができる。
また、他の例としては、自動車を検知対象とする場合に、車の形状と、ナンバープレートの形状の両方をパラメータとする基準条件に対し、ナンバープレートを検知対象から外し、自動車の形状のみをパラメータとする条件を他の検知条件としてもよい。これにより、他の検知条件において、より多くの自動車を検知結果として得ることができる。
以上、上述した各実施形態によれば、検知される個体数を調整することを支援することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 画像処理装置
101 CPU
107 入力部
108 表示部
203 検知部
205 表示処理部

Claims (17)

  1. 画像から、第1の条件に基づいて、検知対象を検知する検知手段と、
    前記画像と、前記検知手段により前記第1の条件により検知された前記画像上の前記検知対象に対応する第1のマークとを表示手段に表示させる表示制御手段と
    を有し、
    前記検知手段は、前記第1の条件により検知された前記検知対象に対応させて前記第1のマークが表示された状態においてユーザから所定の指示を受け付けた場合、前記第1の条件と異なる第2の条件に基づいて前記画像から前記検知対象の検知を行い、
    前記表示制御手段は、前記第2の条件に基づく検知に応じて、前記第1の条件により検知された前記検知対象に対応する前記第1のマークと、前記第2の条件により新たに検知された前記検知対象に対応するマークであって、前記第1のマークと表示態様が異なるマークである第2のマークとを前記表示手段に表示させることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記第1の条件は、予め定められた基準条件であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記第2の条件は、前記基準条件に含まれるパラメータの値を変更した条件であることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記第2の条件は、前記基準条件のパラメータと異なるパラメータにより検知を行う条件であることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  5. 前記第1の条件により検知された前記検知対象に対応する前記第1のマークと、前記第2の条件により新たに検知された前記検知対象に対応する前記第2のマークとが前記表示手段に表示された状態において、少なくとも1つの前記第2のマークを選択するユーザ操作を受け付けた場合、前記表示制御手段は、前記少なくとも1つの前記第2のマークの各々を、前記第2のマークの表示態様と異なる第3のマークに変更することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記表示手段に表示された前記第1のマークの数と前記第3のマークの数とを合計した数を示す情報を出力する出力手段をさらに有することを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 前記第1の条件により検知された前記検知対象に対応させて前記第1のマークが表示された状態において、ユーザから未検知の検知対象を指定する指定指示を受け付ける受付手段をさらに有し、
    前記検知手段は、前記指定指示に係る前記検知対象を検知可能な前記第2の条件による検知を行うことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の画像処理装置。
  8. 前記検知対象は、人物であり、
    記人物を含む領域を指定する指定指示を受け付ける受付手段と
    記指定指示に係る前記領域に基づいて、前記画像に対する前記人物の身長方向の傾きの許容範囲を推定する推定手段をさらに有し、
    前記検知手段は、身長方向の傾きが前記許容範囲に含まれる人物を検知可能な前記第2の条件による検知を行うことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の画像処理装置。
  9. 像から、第1の条件に基づいて、検知対象を検知する第1の検知ステップと、
    前記画像と、前記第1の検知ステップにおいて前記第1の条件により検知された前記画像上の前記検知対象に対応する第1のマークとを表示手段に表示させる第1の表示制御ステップと
    前記第1の条件により検知された前記検知対象に対応させて前記第1のマークが表示された状態においてユーザから所定の指示を受け付けた場合、前記第1の条件と異なる第2の条件に基づいて前記画像から前記検知対象の検知を行う第2の検知ステップと、
    前記第2の条件に基づく検知に応じて、前記第1の条件により検知された前記検知対象に対応する前記第1のマークと、前記第2の条件により新たに検知された前記検知対象に対応するマークであって、前記第1のマークと表示態様が異なるマークである第2のマークとを前記表示手段に表示させる第2の表示制御ステップとを含むことを特徴とする画像処理方法。
  10. 前記第1の条件は、予め定められた基準条件であることを特徴とする請求項9に記載の画像処理方法。
  11. 前記第2の条件は、前記基準条件に含まれるパラメータの値を変更した条件であることを特徴とする請求項10に記載の画像処理方法。
  12. 前記第2の条件は、前記基準条件のパラメータと異なるパラメータにより検知を行う条件であることを特徴とする請求項10に記載の画像処理方法。
  13. 前記第1の条件により検知された前記検知対象に対応する前記第1のマークと、前記第2の条件により新たに検知された前記検知対象に対応する前記第2のマークとが前記表示手段に表示された状態において、少なくとも1つの前記第2のマークを選択するユーザ操作を受け付けた場合、前記少なくとも1つの前記第2のマークの各々を、前記第2のマークの表示態様と異なる第3のマークに変更する第3の表示制御ステップをさらに含むことを特徴とする請求項9乃至12の何れか1項に記載の画像処理方法。
  14. 前記第1のマークの数と前記第3のマークの数とを合計した数を示す情報を出力する出力ステップをさらに含むことを特徴とする請求項13に記載の画像処理方法。
  15. 前記第1の条件により検知された前記検知対象に対応させて前記第1のマークが表示された状態において、ユーザから未検知の検知対象を指定する指定指示を受け付ける受付ステップをさらに含み、
    前記第2の検知ステップにおいて、前記指定指示に係る前記検知対象を検知可能な前記第2の条件による検知を行うことを特徴とする請求項9乃至14の何れか1項に記載の画像処理方法。
  16. 前記検知対象は、人物であり、
    前記人物を含む領域を指定する指定指示を受け付ける受付ステップと、
    前記指定指示に係る前記領域に基づいて、前記画像に対する前記人物の身長方向の傾きの許容範囲を推定する推定ステップとをさらに含み、
    前記第2の検知ステップにおいて、身長方向の傾きが前記許容範囲に含まれる人物を検知可能な前記第2の条件による検知を行うことを特徴とする請求項9乃至14の何れか1項に記載の画像処理方法。
  17. コンピュータを、請求項1乃至8の何れか1項に記載の画像処理装置の各手段として、機能させるためのプログラム。
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