JP5834247B2 - 整流回路装置 - Google Patents

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Description

本発明は、家庭などの単相交流電源を整流して略直流の電源を形成し、形成された直流電源により直流負荷を駆動する装置や、得られた直流をインバータ回路により、再度、任意周波数の交流に変換して、電動機を可変速度駆動する装置、例えば、圧縮機により冷媒を圧縮することによりヒートポンプを構成し、冷房、暖房、あるいは食品などの冷凍を行う装置に適用される整流回路装置に関する。そのような各種装置における電源電流に含まれる高調波成分の低減や、力率を改善することにより、送電系統の負担を軽減させることができる高効率な整流回路装置の駆動制御に関するものである。
従来、この種の整流回路装置は、例えば図10に示すように、交流電源1を整流ブリッジ2とリアクタ3aを介してオン状態の半導体スイッチ3cにより短絡して、リアクタ3aに電流を充電し、半導体スイッチ3cがオフ状態になったときに、リアクタ3aからダイオード3bを介して負荷4に電流を流すことにより、交流電源1の瞬時電圧が低い期間にも電源電流が流れるように構成されている。このように構成することにより、電源電流の高調波成分が少なくなり、力率が改善する。ところが、半導体スイッチ3cをオンオフ(以下チョッピング)させて、チョッピングする半導体スイッチ3cに電流が流れるため、回路の損失が発生する。このような回路の損失という課題を解決するため、半導体スイッチ3cを常にチョッピングさせるのではなく、交流位相の特定の期間だけチョッピングさせ、残りの期間は休止させる方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図10は、特許文献1に記載された従来のアクティブ整流回路装置を示すものである。この整流回路装置は、交流電源1を整流ブリッジ2で整流して、脈動を含む直流に変換した後、リアクタ3aおよびダイオード3bを介して、平滑コンデンサ3dおよび負荷4に電力を供給する。さらに、図10に示した従来のアクティブ整流回路装置は、リアクタ3aを介して、整流ブリッジ2の出力を半導体スイッチ3cにより短絡可能に構成した昇圧チョッパ回路3による力率改善機能つきの整流回路装置である。昇圧チョッパ回路3の制御は、検出手段6および入力電流検出部10で入力電流を検出し、入力電流が入力電圧検出部11で検出した入力電圧波形(電源電圧波形)と同じ形になるように半導体スイッチ3cをチョッピングするものであり、かつ、出力電圧が所望の電圧になるように、入力電流の大きさを調整するものである。
特に、特許文献1では、半導体スイッチを高調波が少なくなるための最低限の区間のみチョッピングすることにより、回路の損失を低減させる工夫を提案している。図11はそのための制御方法を示す制御ブロック図である。電源ゼロクロス検出手段5により、電源電圧の位相を検出し、パルスカウンタ13aにより一定の期間のみ、図10の半導体スイッチ3cのチョッピングを許可し、それ以外の期間では、半導体スイッチ3cがオフ状態となるよう制御されている。この制御方法により、電源高調波を殆ど増加させることなく、かつ低損失な整流回路装置の実現を図るものである。
また、特許文献1の制御方法では電源電圧の波形が必要であるが、電源電圧の波形を使用せず、予め決めた波形で同様の動作を実現する方法も提案されている(例えば、特許文献2参照)。さらに、目標となる電流波形を有せずに同様の効果を狙う簡便な制御方法も提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2005−253284号公報 特開2007−129849号公報 特開2000−224858号公報
しかしながら、前記の従来の整流回路装置の構成では、負荷が決まっている条件では、出力電圧が一定になるように制御され、また、半導体スイッチをチョッピングする期間も固定されている。このため、出力電圧の検出手段において誤差を有すると、電流波形が変化してしまう。例えば、実効値200Vの交流を整流して約280Vの直流を得る場合に、直流電圧が1V変化するだけで電流波形が大きく変化する。280Vの直流電圧に対して1Vの精度は、約0.3%に相当し、電圧検出において抵抗で電圧を分圧して低い電圧に加工する場合に、非常に高い精度の抵抗が必要になってしまう。このため、出力電圧の検出精度を考慮して、変化した電流波形でも高調波が少なくなるように、チョッピングする期間を長めに設定する必要があり、回路の損失が増加するという課題を有している。
また、このような従来の整流回路装置では、出力電圧が低いほど損失が少なくなるが、電源電圧の瞬時値よりも低い電圧に出力電圧を設定しようとした場合、半導体スイッチをチョッピングする期間の交流電圧が出力電圧より低くても、制御上は予め決められたチョッピング期間であればチョッピングを実施するため、そのチョピング期間は昇圧動作により出力電圧が上昇してしまうという現象が発生する。このため、従来の整流回路装置では、より損失が少なく、低い出力電圧を設定することが難しいという課題も有している。
本発明は、前記の従来の整流回路装置における課題を解決するものであり、出力電圧の検出精度によらず、電源高調波電流を低減することができ、かつ損失も低減することができる整流回路装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の整流回路装置は、交流電圧の位相を検出する手段を設け、検出した位相に応じた目標電流波形を形成し、交流側の電流もしくは交流側から直流側へと流れる電流を検出する手段、直流電圧を検出する手段、前記目標電流波形と検出した電流波形が同一波形になるように前記半導体スイッチのチョッピングを調整して制御するとともに前記直流電圧が所望の電圧になるように、前記目標電流波形の振幅を調整する手段を有し、これらの制御を実行して得られた、前記半導体スイッチがチョッピング状態からチョッピング休止状態へと変化する位相(θOFF)が、所望の位相になるよう、前記所望の直流電圧を調節するものである。
さらに、前記所望の直流電圧を調節する際に、前記半導体スイッチがチョッピング状態からチョッピング休止状態へと変化する位相(θOFF)に加えて、休止状態からチョッピング状態へと変化する位相(θON)を測定し、チョッピング状態からチョッピング休止状態へと変化する位相(θOFF)と休止状態からチョッピング状態へと変化する位相(θON)から、チョッピング状態が継続されている位相幅(θON幅)を計算し、チョッピング状態からチョッピング休止状態へと変化する位相(θOFF)が所望の位相(θOFF*)となる以前に、チョッピング状態が継続されている位相幅(θON幅)が予め設定されている値以下となる場合は、チョッピング状態からチョッピング休止状態へと変化する位相(θOFF)による直流電圧の調整に優先して、チョッピング状態が継続されている位相幅(θON幅)が予め設定されている値となる様に、前記所望の直流電圧を調節するものである。
さらに、交流電圧波形と同一周波数で位相関係を有する交流位相の0〜90度もしくは180〜270度の位相までは、単調増加もしくは一定状態の組合わせであって、前記交流位相の90〜180度、270〜360度の区間においては、目標値がゼロである区間が存在するようにする目標電流波形もしくは、前記交流位相の0〜90度もしくは180〜270度の位相までのうち、前記半導体スイッチのチョッピングを休止させようとする所望の位相までは、単調増加もしくは一定状態の組合わせであって、前記交流位相の90〜180度、270〜360度の区間においては、目標値がゼロである区間が存在する目標電流波形と、交流側の電流もしくは交流側から直流側へと流れる電流を検出する手段、直流電圧を検出する手段、前記目標電流波形と検出した電流が同一になるように前記半導体スイッチのチョッピングを調整して制御するとともに、前記直流電圧が所望の電圧になるように、前記目標電流波形の振幅を調整する手段を有し、これらの制御を実行して得られた、前記半導体スイッチがチョッピング状態からチョッピング休止状態へと変化する位相(θOFF)が、所望の位相になるよう、前記所望の直流電圧を調節するものである。
これによって、直流電圧の検出精度に誤差があっても、直流電圧が相対的に適正な値に調整されて、同様の電流波形になるので、常に損失が少なく、かつチョッピング状態が継続されている位相幅(θON幅)による制限を設けているために電力やリアクタの大小に影響されることなく高調波電流が少ない整流動作が実現される。
本発明の整流回路装置は、常に損失が少なく、かつ電力やリアクタの大小に影響されることなく、高調波電流が少ない整流動作を実現することができる。
本発明に係る実施の形態1における全体回路構成を示す回路ブロック図 図1における制御回路の内部処理を示す制御ブロック図 本発明に係る実施の形態1におけるチョッピング位相・幅検出手段の処理内容を説明するフローチャート 本発明に係る実施の形態1の動作原理を示す波形図 本発明に係る実施の形態2の動作原理を示す波形図 本発明に係る実施の形態2に使用可能な目標電流波形例を示す波形図 本発明に係る実施の形態1から4における電源位相検出原理を示す波形図 本発明に係る実施の形態3における全体回路構成を示す回路ブロック図 本発明に係る実施の形態4における全体回路構成を示す回路ブロック図 従来の整流回路装置の全体構成を示す回路ブロック図 従来の整流回路装置の制御回路の内部処理を示す制御ブロック図
本発明は、交流電圧の位相を検出する手段を設け、検出した位相に応じた目標電流波形を形成し、交流側の電流もしくは交流側から直流側へと流れる電流を検出する手段、直流電圧を検出する手段、前記目標電流波形と検出した電流波形とが同一波形になるように前記半導体スイッチのチョッピングを調整して制御するとともに、前記直流電圧が所望の電圧になるように、前記目標電流波形の振幅を調整する手段を有し、これらの制御を実行して得られた、前記半導体スイッチがチョッピング状態からチョッピングを休止状態へとなった位相が、所望の位相になるよう、前記所望の直流電圧を調節する。
更に、前記半導体スイッチのチョッピングを調整して制御する手段は、前記半導体スイッチがチョッピング状態からチョッピング休止状態へと変化する位相(θOFF)に加えて休止状態からチョッピング状態へと変化する位相(θON)を測定し、チョッピング状態からチョッピング休止状態へと変化する位相(θOFF)と休止状態からチョッピング状態へと変化する位相(θON)から、チョッピング状態が継続されている位相幅(θON幅)を計算し、チョッピング状態からチョッピング休止状態へと変化する位相(θOFF)が所望の位相(θOFF*)となる以前に、チョッピング状態が継続されている位相幅(θON幅)が予め設定されている値以下となる場合は、チョッピング状態からチョッピング休止状態へと変化する位相(θOFF)による直流電圧の調整に優先して、チョッピング状態が継続されている位相幅(θON幅)が予め設定されている値となる様に、前記所望の直流電圧を調節する。
更に、交流電圧波形と同一周波数で位相関係を有する、交流位相の0〜90度もしくは180〜270度の位相までは、単調増加もしくは一定状態の組合せであって、前記交流位相の90〜180度、270〜360度の区間においては、目標値がゼロである区間が存在するようにする第一の目標電流波形もしくは、前記交流位相の0〜90度もしくは180〜270度の位相までのうち、前記半導体スイッチがチョッピング状態からチョッピングを休止させようとする所望の位相までは、単調増加もしくは一定状態の組合せであって、前記交流位相の90〜180度、270〜360度の区間においては、目標値がゼロである区間が存在する第二の目標電流波形とのどちらかの目標電流波形とを用いて、交流側の電流もしくは交流側から直流側へと流れる電流を検出する手段、直流電圧を検出する手段、前記目標電流波形と検出した電流波形が同一波形になるように前記半導体スイッチのチョッピングを調整して制御するとともに、前記直流電圧が所望の電圧になるように、前記目標電流波形の振幅を調整する手段を有し、これらの制御を実行して得られた、チョッピング状態が継続されている位相幅(θON幅)が予め設定されている値より大きな場合は前記半導体スイッチがチョッピング状態からチョッピング休止状態へと変化する位相(θOFF)が所望の位相になるよう、前記所望の直流電圧を調節し、一方、チョッピング状態が継続されている位相幅(θON幅)が予め設定されている値以下の場合は、チョッピング状態が継続されている位相幅(θON幅)が予め設定されている値(θON幅*)となるように前記所望の直流電圧を調節する。
これによって、直流電圧の検出精度に誤差があっても、直流電圧が相対的に適正な値に調整されて、同様の電流波形になるので、常に損失が少なく、かつチョッピング状態が継続されている位相幅(θON幅)による制限を設けているために電力やリアクタの大小に影響されることなく高調波電流が少ない整流動作が実現される。
なお、本発明におけるチョッピング状態、或いはチョッピング休止状態とは、電源周期半周期中の前記半導体スイッチのスイッチングの状態を意味している。
以下、本発明に係る実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明に係る実施の形態1における整流回路装置の全体構成を示す回路ブロック図である。
図1において、交流電源1をリアクタ102とオン状態の半導体スイッチ104とで短絡するループを構成する。そのループの電流を検出できるよう電流検出手段103を設け、その検出結果を制御回路100に入力する。半導体スイッチ104をオンとして交流電源1を短絡すると、リアクタ102の電流は増加していき、半導体スイッチ104をオフすると、リアクタ102を流れていた電流はダイオードブリッジ105にて整流されて、平滑コンデンサ106および負荷4に流れ込み、負荷4を駆動する。負荷4へ印加される直流電圧は、直流電圧検出手段110により検出され、制御回路100に入力される。さらに、交流電源1の電圧レベルを比較する電圧レベル比較手段109が設けられており、電圧レベル比較手段109は交流電源1の電圧レベルが一定値以上か否かを示す2値化された情報を形成して、その情報を制御回路100に出力する。
制御回路100では、交流電源1が一定の電圧レベル以上か否かを示す2値化された情報から交流電源1の位相を検出し、目標電流波形を生成し、電流検出手段103での検出結果と目標電流波形との相似形とに漸近するように半導体スイッチ104をチョッピングする。さらに、直流電圧検出手段110の電圧情報が、制御回路内部に有する所望の電圧になるように、その偏差に応じて、目標電流波形の相似比率を調整する。すなわち、実際の直流電圧値が所望の直流電圧値より低ければ、目標電流指令の相似比率を増大させて、大きな電流になるように制御し、実際の直流電圧値が所望の直流電圧値よりも高ければ、小さな電流になるように制御を行う。
さらに、チョッピングの状況から、半導体スイッチ104のチョッピング休止が開始されている交流電圧位相と、半導体スイッチ104のチョッピングが開始されている交流電圧位相と、チョッピング開始及びチョッピング休止開始の双方の位相から、半導体スイッチ104がチョッピングを継続している位相幅を調べる。半導体スイッチ104がチョッピングを継続している位相幅が予め設定されている値を上回っている場合は、半導体スイッチ104のチョッピング休止が開始されている交流電圧位相が所望の値か否かを調べ、所望の値に対する偏差に応じて、前記所望の直流電圧値を調整する。
一方、半導体スイッチ104がチョッピングを継続している位相幅が設定されている値以下の場合は、半導体スイッチ104がチョッピングを継続している位相幅と予め設定されている値との偏差に応じて、前記所望の直流電圧値を調整する。
図2は、図1における制御回路100での制御情報の流れを示すブロック線図である。システムの最終制御目標は、半導体スイッチ104がチョッピングを継続している位相幅(θON幅)が設定されている値(θON幅*)を越える場合は、チョッピング状態からチョッピング休止に切替わる位相(θOFF)を所望の値(θOFF*)に制御することである。一方、半導体スイッチ104がチョッピングを継続している位相幅(θON幅)が設定されている値(θON幅*)以下の場合は、半導体スイッチ104がチョッピングを継続している位相幅(θON幅)を設定されている値(θON幅*)に制御することである。
まず、交流電源の電圧レベルを2値化した情報をもとに、交流位相検出手段201により交流位相を検出する。交流位相検出手段201の具体的な検出方法の例は後述する。得られた交流位相情報をもとに、目標電流波形形成手段202により目標電流波形を発生せしめ、乗算器208へと入力する。目標電流波形については、後述する。
チョッピング位相・幅検出手段212では、交流位相検出手段201の出力である交流位相情報と、電流系の補償演算手段210の出力から、チョッピングからチョッピング休止に変化したときの位相情報(θOFF)と、チョッピング休止からチョッピングに変化したときの位相情報と、それぞれの位相情報から計算したチョッピングが継続されている位相幅(θON幅)のうち、チョッピング休止に変化したときの位相情報(θOFF)とチョッピングが継続されている位相幅(θON幅)とを偏差設定手段213へ出力する。
偏差設定手段213は、チョッピング位相・幅検出手段212からの情報であるチョッピングからチョッピング休止に変化したときの位相情報(θOFF)とその目標値(θOFF*)、及びチョッピングが継続されている位相幅(θON幅)とその制限値(θON幅*)から制御に用いる偏差を計算し、電圧系の補償演算手段205へ出力する。
ここで、偏差設定手段213の動作を図3のフローチャートを用いて説明する。
ステップ1ではチョッピングが継続されている位相幅(θON幅)とその制限値(θON幅*)とを比較し、チョッピングが継続されている位相幅(θON幅)が大きい場合はステップ2へ進み、そうでない場合はステップ3へ進む。ステップ2では、チョッピングからチョッピング休止に変化したときの位相情報(θOFF)とその目標値である(θOFF*)との差分をとり、それを偏差として補償演算手段205へ出力し、処理を終了する。
ステップ3ではチョッピングが継続されている位相幅(θON幅)とその制限値(θON*)との差分を取り、それを偏差として補償演算手段205へ出力し、処理を終了する。このように、ある程度のチョッピングが継続されている位相幅(θON幅)を保つことにより、電力やリアクタの大小に対して電源高調波の悪化を防ぐことができる。
図2に示す位相系の補償演算手段205では、チョッピング休止状態に変化した時の位相(θOFF)、或いはチョッピングが継続されている位相幅(θON幅)を安定に保つための補償演算を行わせる。
補償演算結果は、出力電圧の指令電圧(Vdc*)となり、比較手段206へと送られる。比較手段206では実際の出力電圧との比較を行い、比較結果である電圧偏差を直流電圧制御用の電圧系の補償演算手段207へと送られる。電圧系の補償演算手段207では、実際の電圧が指令電圧(Vdc*)と合致し、かつ安定になるための補償演算を実行する。補償演算結果は乗算器208へと送られて、目標電流波形とで乗算が行われる。つまり、実際の電圧が指令電圧よりも低ければ、目標電流波形の振幅を増大させ、逆であれば、減少させる。乗算器208の出力結果は瞬時の電流指令(Iac*)として、比較手段209へと送られる。比較手段209では、瞬時の電流指令(Iac*)と実際の電流値(Iac)とを比較し、比較結果である電流偏差を電流系の補償演算手段210に送る。電流系の補償演算手段210では、電流が指令値に安定かつ速やかに合致するように補償演算を行う。補償演算結果はPWM手段211に送られ、半導体スイッチ用のON/OFF情報に変換される。一方で補償演算結果はチョッピング位相・幅検出手段212にも送られ、これにより位相に関する制御ループが構成されている。
図4は制御動作を波形で説明したものである。図4において、上段の波形は交流電圧と直流電圧との相対関係を示すものであり、中段の波形は目標電流波形であり、下段の波形は実際の電流波形である。図4の(a)では、出力電圧(DC電圧)が低く、半導体スイッチのチョッピングが休止となった位相(θOFF)が所望の位相(θOFF*)よりも小さくなっている場合である。この時には、交流電圧が直流電圧より高い位相期間が増加するので、交流電源からリアクタとダイオードを経由して直流側へと流れ込む電流が増加する。このため、電流波形が先鋭になり、電流の高調波成分が増加する。
一方、図4の(b)では、出力電圧(DC電圧)が高く、半導体スイッチのチョッピングが休止となった位相(θOFF)が所望の位相(θOFF*)よりも大きくなっている場合である。この場合には、交流電圧が直流電圧より高い位相期間が減少するので、交流電源からリアクタとダイオードを経由して直流側へと流れ込む電流も減少し、電流の高調波成分が減少する。しかし、図4の(b)においては、図4の(a)の波形に比べて、半導体スイッチのチョッピングが行われている期間が増加しているため、回路の損失が増加してしまう。但し、この時に、チョッピングが継続されている位相幅(θON幅)が制限値(θON幅*)以下の場合は、チョッピングからチョッピング休止に変化したときの位相(θOFF)は目標値である(θOFF*)に到達していないが、チョッピングが継続されている位相幅(θON幅)の確保が優先されるため、チョッピングが継続されている位相幅の制限値(θON幅*)を保つ動作が実行されることとなる。
また、図4の(c)は、出力電圧(DC電圧)がさらに高く、半導体スイッチのチョッピングが全域で実施されている場合である。この場合は、半導体スイッチのチョッピングが休止となる位相(θOFF)が所望の位相(θOFF*)となるまで出力電圧を下げていく動作が実行される。
なお、交流電源にひずみが含まれていると、交流電源の半周期の間にチョッピング状態からチョッピング休止状態へと変化する位相が複数回数出現することがあるが、その場合には、交流電源の位相の90度もしくは270度に近いほうの位相を選ぶことで、安定に制御することができる。また、交流電源の位相の90度もしくは270度の代わりに、交流電流の瞬時値が最大になっている位相に近い位相を選ぶことでも同様の効果を得ることができる。
(実施の形態2)
次に、本発明に係る実施の形態2における整流回路装置について説明する。実施の形態2の整流回路装置は、前述の実施の形態1の整流回路装置と実質的に同じ構成を有しているが、整流回路装置における駆動制御が異なっている。
図5は目標電流波形を正弦波以外の波形にすることで、さらに損失が低減できる制御方法の動作原理を示す波形図である。特に、負荷が軽いときには、波形歪みが増加しても、高調波電流そのものは少ないので、さらに損失を低減することが可能である。図5において、上段の波形は交流電圧と直流電圧との相対関係を示すものであり、中段の波形は目標電流波形であり、下段の波形は実際の電流波形である。図5の(a)では、出力電圧(DC電圧)が低く、半導体スイッチのチョッピングが休止となった位相(θOFF)が所望の位相(θOFF*)よりも小さくなっている場合である。この時にも、交流電圧が直流電圧より高い位相期間が増加するので、交流電源からリアクタとダイオードを経由して直流側へと流れ込む電流が増加する。このため、電流波形が先鋭になり、電流の高調波成分が増加する。
一方、図5の(b)では、出力電圧(DC電圧)が高く、半導体スイッチのチョッピングが休止となった位相(θOFF)が所望の位相(θOFF*)よりも大きくなっている場合である。この時には、交流電圧が直流電圧より高い位相期間が減少するので、交流電源からリアクタとダイオードを経由して直流側へと流れ込む電流も減少し、電流の高調波成分が減少する。しかし、図5の(b)においては、図5の(a)の波形に比べて、半導体スイッチのチョッピングが行われている期間が増加しているため、回路の損失が増加してしまう。
但し、この時、チョッピングが継続されている位相幅(θON幅)が制限値(θON幅*)以下の場合は、チョッピングからチョッピング休止に変化したときの位相(θOFF)は目標値である(θOFF*)に到達していないが、チョッピングが継続されている位相幅(θON幅)の確保が優先されるため、チョッピングが継続されている位相幅の制限値(θON幅*)を保つ動作が実行されることとなる。
目標電流波形は、180度期間の前半で上昇し、後半にゼロになる区間を有する波形を用いる。例えば図5の中段では、180度区間の前半で単調に増加し、90度よりも少し手前で逆に減少を開始し、後半にゼロを含む波形である。図6に他の波形例を示す。図6の(a)では、図5中段の波形と比べて、単調減少する区間の代わりに、瞬時にゼロにするようにしたものである。図6の(b)では、単調増加区間を正弦波状に増加させるものであり、後半にゼロになる区間を有するものである。さらに図6の(c)で示すように、制約条件を設けて、90度より手前でゼロにすることも可能である。また、図6の(d)で示すように、0度からしばらくの期間、ゼロにし、その後で単調増加させるものも可能である。
図6の(c),(d)では90度よりも手前で目標電流をゼロにしているが、ゼロにする位相よりも手前で半導体スイッチのチョッピング動作から、チョッピングが休止になる所望位相を設ければ同様に使用することができる。しかも、本動作は、直流電圧が交流電圧の最高瞬時電圧よりも低いので、90度近傍では、電源からリアクタとダイオードを経由して電流が流れ込むため、目標電流がゼロになっても電源電流がしばらくは流れ続け、高調波成分の少ない電流が高効率で実現できる。
図7は交流電圧が一定のレベル以上かどうかの情報から電圧位相を検出する方法を示した波形図である。この情報は交流電圧の瞬時電圧がしきい値を超えているかどうかを2値信号として得るものである。しきい値が変動しても2値信号の周期は電源周波数と同一であり、2値信号のHi側もしくはLo側の中点を求めれば、交流電圧位相の90度もしくは270度の時間を知ることができる。また、90度と270度の中点は180度および0度の位相になる。このようにして得られた情報を、PLLなどを用いて逓倍すれば、瞬時瞬時の位相を知ることができる。例えば、360逓倍すれば、1つのパルスが1度相当になり、このパルスを計数すれば、単位が度の位相情報を得ることができる。そして、得られた位相情報で、その瞬時瞬時の目標電流波形を呼び出せばよい。その他のレベル比較から得られた2値情報を用いて位相を検出する方法については、例えば、同一発明者を含む特開2001−45763号公報にも提案されており、特に限定されるものではない。
以上のように、実施の形態2の整流回路装置を用いることにより、直流電圧の検出精度に誤差があっても、チョッピング動作からチョッピング休止になる位相が所望の位相になるように直流電圧を相対的に調整するので、同様の電流波形になり、常に損失が少なく、かつ、チョッピングが継続されている位相幅(θON幅)の確保が行われることから、電力やリアクタの大小に影響されることなく高調波電流が少ない整流動作が実現される。
また、インバータを駆動する場合に対しては、電圧を下げることによる効率の向上を見込むことが可能である。
(実施の形態3)
次に、本発明に係る実施の形態3における整流回路装置について説明する。
図8は、本発明に係る実施の形態3における整流回路装置の基本回路構成を示す回路図である。図8に示す実施の形態3の整流回路装置は、交流電源1がリアクタ602を介して、半導体スイッチ604a、604bおよびダイオード605a、605b、605c、605dで構成されたブリッジ回路に接続されており、このブリッジ回路で整流された電流が平滑コンデンサ106および負荷4に供給されて、負荷4を駆動するよう構成されている。実施の形態3の整流回路装置における制御方法は、図1に示した実施の形態1と同じであり、2つの半導体スイッチ604a、604bを同時に駆動することで実現できる。
(実施の形態4)
次に、本発明に係る実施の形態4における整流回路装置について説明する。
図9は、本発明に係る実施の形態4における整流回路装置の基本回路構成を示す回路図である。図9に示す実施の形態4の整流回路装置は、交流電源1がリアクタ702を介して、半導体スイッチ704a、704bおよびダイオード705a、705b、705c、705dで構成されたブリッジ回路に接続されており、このブリッジ回路で整流された電流が平滑コンデンサ106および負荷4に供給されて、負荷4を駆動するよう構成されている。実施の形態4の整流回路装置における制御方法は、基本的に図1に示した実施の形態1と同じであるが、交流電源の極性に応じて、いずれか一方の半導体スイッチのみをチョッピングさせる点が異なっている。
例えば、交流電源1の極性がリアクタ702に接続されている側が高い期間であれば、半導体スイッチ704bをチョッピングし、交流電源1の極性がリアクタ702に接続されている側が低い期間であれば、半導体スイッチ704aをチョッピングする。なお、実施の形態4では、半導体スイッチ704aと704bを同時にオンさせると、直流出力を短絡することになるので、交流電源1の極性が反転する近傍、即ち位相が0度近傍および180度近傍では、どちらの半導体スイッチもオンしないように設定する場合がある。これは、この時に図9の半導体スイッチ704aと704bとが同時にONすると危険だからである。このような直流出力の短絡防止をしている場合、制御部は意図的にチョッピングを停止しており、制御部自身がチョッピング状態が分かっているので、本発明でのチョッピングが休止状態に変化した位相としての取り扱いをしないことで、制御をより容易にすることができる。
なお、全ての実施の形態において共通することとして、チョッピングの状況が休止状態からチョッピング状態に変化する際とその逆に変化する際に、回路の揺らぎやノイズにより、一瞬だけ休止状態或いはチョッピング状態に再度変化する場合があるが、これについては、本発明でのチョッピングが休止状態に変化した位相或いはチョッピング状態に変化した位相としての取り扱いをしないことにより、容易に実現することができる。
さらに、本発明の実施方法として、電源電圧の位相情報を用いることで説明しているが、電源の周波数が固定されている場合には、交流電源のゼロクロスなどの情報をもとに、時間情報で同様の制御ができることは明白である。同様に、時間を計測する代わりに、チョッピング手法の一例であるPWM制御を実現せしめるキャリア信号のパルス数で計数する方法でも実施できることも明白である。
以上のように、本発明の整流回路装置は、高調波電流の抑制と回路損失の低減を両立することが可能となるので、圧縮機により冷媒を圧縮することによりヒートポンプを構成し、冷房、暖房、あるいは食品などの冷凍を行うもの等の用途にも適用できる。
1 交流電源
100 制御手段
102,602,702 リアクタ
103 電流検出手段
104、604a、604b、704a、704b 半導体スイッチ
106 平滑コンデンサ
109 電圧レベル比較手段
110 直流電圧検出手段
201 交流位相検出手段
202 目標電流波形形成手段

Claims (6)

  1. 半導体スイッチをチョッピングすることにより、単相交流電源をリアクタを介して、短絡・開放し、前記リアクタを介して、電流が交流側から直流側へと供給される構成の整流回路装置であって、
    交流電圧波形と同一周波数の目標電流波形を形成する手段と、
    交流側の電流もしくは直流側の電流を検出する手段と、
    直流電圧を検出する手段と、
    前記目標電流波形と検出した電流波形が同一形状になるように前記半導体スイッチのチョッピングを調整して制御する手段と、
    前記直流電圧が所望の電圧になるように前記目標電流波形の振幅を調整する手段と、を有し、
    前記半導体スイッチがチョッピング状態からチョッピング休止状態へと変化する位相(θOFF)が所望の位相(θOFF*)になるよう、前記所望の直流電圧を調節することを特徴とする、整流回路装置。
  2. 前記半導体スイッチのチョッピングを調整して制御する手段は、前記半導体スイッチがチョッピング状態からチョッピング休止状態へと変化する位相(θOFF)に加えて前記半導体スイッチが休止状態からチョッピング状態へと変化する位相(θON)を測定し、前記半導体スイッチがチョッピング状態からチョッピング休止状態へと変化する位相(θOFF)と前記半導体スイッチが休止状態からチョッピング状態へと変化する位相(θON)から、チョッピング状態が継続されている位相幅(θON幅)を計算し、前記半導体スイッチがチョッピング状態からチョッピング休止状態へと変化する位相(θOFF)が所望の位相(θOFF*)となる以前に、チョッピング状態が継続されている位相幅(θON幅)が予め設定されている値(θON幅*)を下回る場合は、前記半導体スイッチがチョッピング状態からチョッピング休止状態へと変化する位相(θOFF)による直流電圧の調整に優先して、チョッピング状態が継続されている位相幅(θON幅)が予め設定されている値(θON幅*)となるように、前記所望の直流電圧を調節することを特徴とする、請求項1に記載の整流回路装置。
  3. 前記目標電流波形は、前記交流位相の0〜90度もしくは180〜270度の位相までは単調増加もしくは一定値の組合わせであって、前記交流位相の90〜180度、270〜360度の区間において、ゼロである区間が存在することを特徴とする請求項1または2に記載の整流回路装置。
  4. 前記目標電流波形は、前記交流位相の0〜90度もしくは180〜270度の位相までのうち、前記半導体スイッチのチョッピング状態からチョッピング休止状態となる所望の位相(θOFF*)までは、単調増加もしくは一定値の組合わせであって、前記交流位相の90〜180度、270〜360度の区間においては、ゼロである区間が存在することを特徴とする請求項1または2に記載の整流回路装置。
  5. 交流電圧と一定の電圧との大小関係を検出して2値化し、得られた2値信号の周期および位相から、前記交流電圧の位相を推定し、推定された位相から目標電流波形を形成し、推定された位相情報をもとに、半導体スイッチがチョッピング状態からチョッピング休止状態へと変化する位相(θOFF)と半導体スイッチがチョッピング休止状態からチョッピング状態へと変化する位相(θON)の検出および、所望位相(θOFF*)とチョッピングを継続して実施している位相幅(θON幅)と所望位相幅(θON幅*)を算出すること特徴とする、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の整流回路装置。
  6. 前記半導体スイッチのチョッピング状態からチョッピング休止状態へと変化する位相(θOFF)が交流電源の半分周期の間に複数回数出現するときには、交流電源の90度もしくは270度の位相に近いほうの位相値を用いることを特徴とする、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の整流回路装置。
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