JP5832989B2 - ペット用排尿処理材及びその製造方法 - Google Patents
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Description
Na2O・xSiO2 ・・・式(1)
(式中、xはSiO2成分のモル数を表す係数で、0.3〜3の数である)
Na2O・nSiO2 ・・・式(2)
(式中、nはSiO2成分のモル数を表す係数である)
IH=(BH−AH)×1010 ・・・式(3)
(式中、AHは、1重量%水性懸濁液での水素イオン濃度(mol/l)、BHは、
同懸濁液100gに1gの塩化ナトリウムを加えて70℃で60分間処理した
のちの水素イオン濃度(mol/l)である。)
KR=RS2/RS1・・・式(4)
(式中RS1、RS2は、以下の計算により求められたものである。
RS1=(MX1/MO)×102 、RS2=(MX2/MAD)×102
上記MOは、疑似尿電解質溶液8gを吸収した固化塊状物の重量(g)、
MX1は、該塊状物を所定の条件下にふるい振とう器にかけて部分的に崩壊した後
にふるい面上に残存する全塊状物の重量(g)、
MADは、疑似尿電解質溶液8gを吸収した固化塊状物を45℃の雰囲気下に
6時間静置後の重量(g)、
MX2は、該塊状物を所定の条件下にふるい振とう器にかけて部分的に崩壊した後
にふるい面上に残存する全塊状物の重量(g)、である。)
(上記擬似尿電解質溶液は、5Lのビーカーに2kgの脱イオン水を入れ、撹拌
しながら下記7種の試薬を順次加え入れて溶解し、更に脱イオン水を加えて全量
を3kgとなした上で撹拌して均質な溶液となすことで得られるものである
CaCl2・2H2O(=147.01;≧99%):0.22g
MgCl2・6H2O(=203.30;≧97%):2.83g
KCl(=74.55;≧99%):27.11g
NaCl(=58.44;≧99%):3.54g
Na2SO4(=142.04;≧99%):17.22g
NaHCO3(=84.01;≧99.5%):17.73g
NaH2PO4・2H2O(=155.99;≧99%):37.82g)
Na2O・xSiO2 ・・・式(1)
(式中、xはSiO2成分のモル数を表す係数で、0.3〜3の数である)
本発明の原料粘土である酸性白土やサブベントナイトを主要に構成している粘土鉱物はジオクタヘドラル型スメクタイトに属するものであり、AlO6八面体層が二つのSiO4四面体層でサンドイッチされた三層構造を単位基本層とし、この単位基本層がc軸方向に積層された積層構造を有している。
(1)原料粘土の含水塊状物乃至粒状物とナトリウム化合物の粉末乃至顆粒との固−固反応、または、
(2)原料粘土の含水塊状物乃至粒状物とナトリウム化合物の水溶液との固−液反応、
これらはいずれも、スメクタイトのNa型化をそれぞれの用途に適した程度に進行させたものである。
また、水溶性ケイ酸ナトリウムは生成しないまでも、該含水シリカ(ケイ酸)がアルカリで中和され、表面にNa原子がイオン結合した[≡Si−O−・Na+]のごとき構造が生成すると、それも後述するように、本発明でアルカリ剤として添加するケイ酸ナトリウムと同様に、活性ベントナイト造粒物が吸水した時にほぼ同時に起こる主成分スメクタイトの層間のCaイオンまたはMgイオンとNaイオンとの交換反応を促進する効果が生じる。このことによって、吸水した該造粒物中のスメクタイト成分はNa型化が一挙に進み、急速な膨潤・粘着・固化を経て、優れた固化性能を発揮することとなる。
Na2O・xSiO2 ・・・式(1)
(式中、xはSiO2成分のモル数を表す係数である)
先にも述べたように、本発明においては、原材料となる天然のジオクタヘドラル型スメクタイト系粘土にアルカリ剤を添加して混合・混練することで原料粘土のスメクタイト層間にナトリウムイオンを適度に導入する所謂活性化処理を行うものである。本発明において用いるアルカリ剤としては、天然のジオクタヘドラル型スメクタイト系粘土に該アルカリ剤を添加混合して得られる活性ベントナイト造粒物が、活性ベントナイト造粒物100重量%(乾燥重量)当たりに式(1)で表される水浸出性ケイ酸ナトリウム成分を酸化ケイ素換算で0.1〜1.0重量%の範囲で含有するようにできるものであれば特に限定しないが、式(2)で表される水溶性ケイ酸ナトリウムを含むものであることがより好ましい。
Na2O・xSiO2 ・・・式(1)
(式中、xはSiO2成分のモル数を表す係数で、0.3〜3の数である)
Na2O・nSiO2 ・・・(2)
(式中、nはSiO2成分のモル数を表す係数である)
従来の活性ベントナイト造粒物からなるペット用トイレ砂基材の使用時においては、粒状物同士が、吸尿によってその接触域に形成された高濃度のスメクタイト粒子の集合乃至結合組織によって繋がり合い、ある一定の強度をもった塊状物となって固化すると考えられている。
ペット用排尿処理材に求められるもう一つの重要な性能は、ペットの尿や糞から発生する臭気成分を吸収・吸着する能力を増強し、基材そのものの脱臭性能を高めることである。
本発明に係るペット用排尿処理材の製造は、例えば次のように行われる。酸性白土やベントナイト等の天然のジオクタヘドラル型スメクタイト系粘土を原料粘土として用い、該原料粘土の含有水分がを40重量%以下になるように調整した後、ジオクタヘドラル型スメクタイト系粘土を5〜20mm程度の塊となるよう粗砕し、必要に応じて1回乃至複数回の混練、造粒を行う。次いで、該原料粘土100重量%(乾燥重量)に対して、アルカリ剤を酸化ナトリウム(Na2O)換算で0.8〜2.7重量%の範囲で添加・混練して、長径:4〜7mm、短径:2〜4mmの粒状物が得られるように造粒を行い、
乾燥させることでペット用排尿処理材として用いることができる活性ベントナイト粒状成型物が得られる。
Na2O・xSiO2 ・・・式(1)
(式中、x はSiO2成分のモル数を表す係数である)
Na2O・nSiO2 ・・・式(2)
(式中、n はSiO2成分のモル数を表す係数である)
ペット用排尿処理材に尿が接触したときに、尿がどの程度の時間で吸収されるかを示す指標として用いることができるのが、下記の式(4)で表される吸液固化速度SSである。発明者等の知見によれば、吸液固化速度:SS(mL/g/sec)が0.07以上であれば排尿された尿がペット用排尿処理材表面に溜まったりせずに速やかに吸収され、好ましい。
SS=2.5×N-1・・・式(4)
(式中、Nは疑似尿電解質溶液5mLが粒状物試料2gに吸収される迄の
時間(sec)である。)
ペット用排尿処理材が、どの程度の量の尿を吸収できるかの指標として用いることができるのが、下記の式(5)で表される固化吸液能CAである。発明者等の知見によれば、固化吸液能:CAが85以上であれば、ペット用排尿処理材として十分な吸尿能乃至吸液能を有すると考えられる。なお、ここで固化吸液能CAは、単位は無次元であるが、擬似尿電解質溶液に対する固化塊状物を構成している粒状品試料の100g当たりの吸液量(g)を意味している。
CA=[8/(MO−8)]×102・・・式(5)
(式中、MOは、疑似尿電解質溶液8gを吸収した固化塊状物の重量(g)で
ある。)
ペット用排尿処理材を吸収した後の固化塊状物に振動等の外力を与えたときに、どの程度崩れにくいかを示す指標として用いることができるのが、下記の式(6)で表される固化強度RSである。発明者等の知見によれば、固化強度:RSが65以上であれば、固化塊状物が除去や廃棄のために外力を受けた際にも崩れにくく、好適なペット用排尿処理材だと言える。
RS=(MX/MO)×102・・・式(6)
(式中、MOは、疑似尿電解質溶液8gを吸収した固化塊状物の重量(g)、
MXは、該塊状物を所定の条件下にふるい振とう器にかけて部分的に崩壊した後
にふるい面上に残存する全塊状物の重量(g)である。)
本願においては、窒素系悪臭ガスに対する脱臭能力については下記の式(7)で表されるアンモニア脱臭能DODN用い、硫黄系悪臭ガスに対する脱臭能力については下記の式(8)で表されるメルカプタン脱臭能DODSを用いて脱臭能の評価を行う。発明者等の知見によれば、窒素系悪臭ガスについてはアンモニア脱臭能DODNが98.5以上であれば十分な脱臭能が認められ、また、メルカプタン脱臭能DODSが96.5以上であれば硫黄系悪臭ガスに対する十分な脱臭能が認められる。
DODN={([AMCB]−[AMCR])/[AMCB]}×100・・・式(7)
(式中、AMCBは、試料が存在せず、所定濃度のアンモニア水溶液のみが存在
する密閉容器内気相部分のアンモニアのブランク濃度(ppm)、
AMCRは、所定濃度のアンモニアの水溶液が底部に敷き詰められた粒状物試料の
一部(中央部)に吸収された状態にある密閉容器内気相部分のアンモニアの濃度
(ppm)である。)
DODS={([EMCB]−[EMCR])/[EMCB]}×100・・・式(8)
(式中、EMCBは、試料が存在せず、所定濃度のエチルメルカプタン水溶液のみ
が存在する密閉容器内気相部分のエチルメルカプタンのブランク濃度(ppm)
EMCRは、所定濃度のエチルメルカプタン水溶液が底部に敷き詰められた
ペット用排尿処理材試料の一部(中央部)に吸収された状態にある密閉容器内気
相部分のエチルメルカプタンの濃度(ppm)である。)
以下に、本発明で用いられる各種試験法について説明する。
ペット用排尿処理材試料100g(150℃乾燥物換算)当たりに含有される、下記式(1)で表される水浸出性ケイ酸ナトリウム成分を、酸化ケイ素(SiO2)換算または酸化ナトリウム(Na2O)換算のミリモル量で求め、且つ、該水浸出性ケイ酸ナトリウム成分中のSiO2成分とNa2O成分の含有モル比(x)を求める。
Na2O・xSiO2 ・・・式(1)
(式中、x はSiO2成分のモル数を表す係数である。)
500mLのビーカーに、予めペット用排尿処理材試料を乳鉢で粉砕し100メッシュの篩を全通させた試料20.0g(150℃乾燥物換算)を秤取り、純水を加えて全量を400gとなし、マグネチックスターラーにより2時間撹拌した。撹拌終了後、試料と水の合量が正確に400gになるように必要に応じて水を加え、再度撹拌して全体を均質にし、その一部を遠心分離機にかけて透明な上澄液が得られるように遠心沈降させた。得られた上澄液を、測定に適した濃度となるように希釈し、該希釈液(希釈倍率:r1)をICP質量分析装置(サーモフィッシャーサイエンティフィック社製、iCAP6000シリーズを使用)にかけてSi原子とNa原子の濃度(A1,B1,単位:ppm)を測定した。このとき、試料100g当たりの溶解性ケイ酸ナトリウム成分の含有量等が次のように算出される。
SiO2換算量(aミリモル)=A1×r1×19×10-6/28
Na2O換算量(bミリモル)=B1×r1×19×10-6/46
成分モル比(x)=SiO2/Na2O=a/b
大部分の[111]面由来のX線回折ピークの頂点を回折角(2θ)=21.5〜22.5°の領域に有する低結晶性シリカ成分と、アルカリ剤処理により生じた種々のモル比のケイ酸塩中のシリカ成分から成るアルカリ可溶性シリカ成分の合量であり、ペット用排尿処理材試料100g(150℃乾燥物換算)当たりの酸化ケイ素(SiO2)換算の重量(g)で表す。
500mLのステンレス鋼製ビーカー中、予め粒状物試料を乳鉢で粉砕し100メッシュの篩を全通させた試料10g(150℃乾燥物換算)を0.5モル濃度のNaOH水溶液200mlに分散させてスラリー状となし、90℃で8時間加熱撹拌して溶解反応を行い、冷却後、このアルカリ溶解スラリーを遠心分離機にかけて無色透明な清澄液を得た。この無色透明なNa塩水溶液を蒸発乾固させて得られた粉末試料について蛍光X線分析と150℃基準での強熱減量(/1050℃)分析を行い、求められたSiO2成分とNa2O成分のモル比と溶解に関与したNaOHのモル量から、NaOH水溶液に溶解してきたシリカ(SiO2)のモル量を算出した。このとき、試料100g(150℃乾燥物換算)当たりの含有量(g/SiO2換算)が算出される。
予め粒状物試料を乳鉢で粉砕し100メッシュの篩を全通させた試料について、
下記X線回折条件:
X線回折装置:(株)リガク社製、MultiFlex(Cu−Kα)
管電圧 :40kV
管電流 :30mA
発散スリット:1°
散乱スリット:1°
受光スリット:0.3mm
により測定された回折角(2θ)=21.5〜22.5°の領域に頂点を有するシリカ成分の[111]面に基づくXRDピークに対して、同装置内蔵の基本データ処理ソフトウエアを用いて、ピーク位置P°を中心に2θ=P±1°の領域で〔平滑化処理〕、〔バックグランド除去処理〕及び〔Kα2除去処理〕等を行い、当該ピークの半値幅(°/2θ)を求める。
予めペット用排尿処理材試料を乳鉢で粉砕し100メッシュの篩を全通させた試料約2gを用い、150℃で2時間乾燥する。関係湿度RH=65%に設定したデシケータ中で、前記乾燥試料を当該湿度雰囲気に120時間暴露し、
下記X線回折条件:
X線回折装置:(株)リガク社製、MultiFlex(Cu−Kα)
管電圧 :40kV
管電流 :30mA
発散スリット:1°
散乱スリット:1°
受光スリット:0.3mm
で測定して、試料中主成分スメクタイト粘土鉱物の[001]面由来の底面反射によるピーク位置(最大強度位置)を回折角(°/2θ)で求め、適合性(適合範囲=5.2〜6.8°/2θ)を判定する。
なお、当該測定条件下でスメクタイト底面反射のピーク位置が回折角(2θ)=5.2〜6.8°、すなわち底面間隔が1.7〜1.3nmの範囲にあるということは、本発明によるアルカリ剤処理後のペット用排尿処理材中の主成分スメクタイトの層間陽イオンのNaイオン置換が必要以上には進行していず、適正な度合にあることを表している。
下記の式(3)で表される置換性水素指数IHを後段の測定結果を用いて求めた。
IH=(BH−AH)×1010 ・・・式(3)
(式中、AHは、粒状品試料が脱イオン水に1重量%濃度で分散された懸濁液での水素
イオン濃度(mol/l)、BHは、該懸濁液100gに1gの塩化ナトリウムを
加えて、70℃で60分間処理したのちの水素イオン濃度(mol/l)である。)
100mLのビーカーに、150℃乾燥基準で1gの粒状物試料(固形分:a%、有姿(100/a)g)を秤取し、脱イオン水を加えて全量を100gとして、室温(20℃〜30℃)下、マグネチックスターラ―付ホットプレート上で5分間撹拌し、ガラス電極の底部を水面下約3cmの位置まで差し入れて、その時点でのpHを測定(/20℃〜30℃)した。(A懸濁液、pH:A)
ついで、上記pH測定後のA懸濁液に、そのまま、試薬の塩化ナトリウム(NaCl:58.44,min.99.0%)1.0g(1.0g as NaCl)を加えて、マグネチックスターラ―付ホットプレート上で加熱し、液温を70℃±2℃に保ちながら60分間撹拌し、ついで、冷水浴上冷却して、液温が30℃以下に下がったら、脱イオン水を加えて全量を101gとなし、同様にpHを測定(/20℃〜30℃)した。(B懸濁液、pH:B)
上記のpH測定で求められたpH値[A]とpH値[B]より、それぞれの水性懸濁相における水素イオン濃度[AH]と水素イオン濃度[BH]を求めて前記式(3)に代入し、置換性水素指数IHが算出される。(小数点以下4捨5入)
5Lのビーカーに2kgの脱イオン水を入れ、撹拌下、各々別々に秤取した7種の試薬、
1_CaCl2・2H2O(=147.01;≧99%):0.22g
2_MgCl2・6H2O(=203.30;≧97%):2.83g
3_KCl(=74.55;≧99%):27.11g
4_NaCl(=58.44;≧99%):3.54g
5_Na2SO4(=142.04;≧99%):17.22g
6_NaHCO3(=84.01;≧99.5%):17.73g
7_NaH2PO4・2H2O(=155.99;≧99%):37.82g
を順次加え入れて溶解する。脱イオン水を加えて全量を3kgとなし、さらに撹拌して均質な溶液となして、擬似尿電解質溶液を得た。pHを測定すると、pH:6.0〜6.5(20〜30℃)でった。
なお、本処方における擬似尿電解質濃度は、文献1,2に示された各種電解質成分のペット(主にネコまたはイヌ)の尿中排泄量の値を参考にして定めたものである。このようにして調製されたペット擬似尿電解質溶液の電解質濃度が図1に示されている。
SS=2.5×N-1・・・式(4)
(式中、Nは疑似尿電解質溶液5mLが粒状物試料2gに吸収される迄の
時間(sec)である。)
容量30ml(内経:約28mm)のガラス製サンプル瓶に、あらかじめ150℃で3時間乾燥した後シリカゲルを敷き詰めたデシケータ―中で1時間放冷した粒状物試料2gを秤取し、疑似尿電解質溶液5mL(=2.5mL/g)を静かに加え入れて静置し、5秒間隔の目視観察により、該溶液が吸収されて泥状化し、未吸収の上澄液も略なくなった時点を終点としてその間の時間(N/sec)を計測した。このとき、上記式に当該時間(N)を代入して吸液固化速度:SS(mL/g/sec)が算出される。
<固化吸液能:CA>
CA=[8/(MO−8)]×102・・・式(5)
(式中、MOは、疑似尿電解質溶液8gを吸収した固化塊状物の重量(g)で
ある。)
深さが15cm以上である方形または円筒形のトレイに、あらかじめ150℃で3時間乾燥した後シリカゲルを敷き詰めたデシケータ中で1時間放冷した粒状物試料を約15cmの深さに敷き詰め、表面を平らにしてから、擬似尿電解質溶液8gを1cmの高さから10秒間で注下して得られた固化塊状物を10分後に取り出し、重量MO(g)を測定した。得られた固化塊状物の重量MO(g)を上記式に代入して固化吸液能:CAが算出される。
下記の式(6−1)および式(6−2)で表される固化強度RS1およびRS2が後段の測定結果から求められる。
RS1=(MX1/MO)×102・・・式(6−1)
(式中、MOは、疑似尿電解質溶液8gを吸収した固化塊状物の重量(g)、
MX1は、該塊状物を所定の条件下にふるい振とう器にかけて部分的に崩壊した後
にふるい面上に残存する全塊状物の重量(g)である。)
RS2=(MX2/MAD)×102・・・式(6−2)
(式中、MADは、疑似尿電解質溶液8gを吸収した固化塊状物を45℃の雰囲気下
に6時間静置後の重量(g)、
MX2は、該塊状物を所定の条件下にふるい振とう器にかけて部分的に崩壊した後
にふるい面上に残存する全塊状物の重量(g)である。)
下記の式(6−3)より、上記経時変化(45℃の雰囲気下に6時間静置)中の平均固化強度:RSAが求められる。
RSA=(RS1+RS2)/2・・・式(6−3)
下記の式(6−4)より、上記経時変化(45℃の雰囲気下に6時間静置)後の固化強度保持率:KRが求められる。
KR=RS2/RS1・・・式(6−4)
前記の固化吸液能[CA]の測定で得られた固化塊状物(重量:MO)と別途同様に得られた固化塊状物を45℃に設定された恒温箱型乾燥器(循環通風なし、上部通気孔からの自然排気あり)に入れ6時間後に得られた固化塊状物(重量:MAD)をそれぞれ所定の振とう条件下に電磁式ふるい振とう器(形式:AS200/Retsch社製)にかけて部分的に崩壊させた後、ふるい面(目開き:8mmφ)上に残存する全塊状物の重量(MX1,MX2/g)を測定した。このとき、上記式に代入して固化強度[RS]のRS1とRS2が算出される。
<振とう条件>
振幅:1.0mm(上下動)×円運動(水平方向)
振とう数:3000回/min(分)
振とう時間:60sec(秒)
<評価基準>
◎:[SS]≧0.10 ,[CA]≧100 ,[RSA]≧75 and [KR]≧0.80
吸液固化速度、固化吸液能が極めて大きく、固化塊状物は手指で殆ど乃至全く崩壊することなく堅い塊として取り出せ、且つ震とう試験での固化強度にも極めて優れた固化性である。
○:0.10>[SS]≧0.07 ,100>[CA]≧85 ,75>[RSA]≧70
and 0.80>[KR]≧0.75
吸液固化速度、固化吸液能がともに大きく、固化塊状物は手指で殆ど崩壊することなく堅い塊として取り出せ、且つ固化強度にも優れた固化性を示した。
△:0.07>[SS]≧0.05 ,85>[CA]≧80 ,70>[RSA]≧60
and 0.75>[KR]≧0.70
吸液固化速度、固化吸液能がある程度大きく、固化塊状物は手指で一部崩壊するが大部分は塊として取り出せ、且つ固化強度も実用的な固化性を示した。
×:[SS]<0.05 ,[CA]<50 ,[RSA]<60 and [KR]<0.70
吸液固化速度、固化吸液能がともに小さく、固化塊状物は殆ど乃至大半が崩壊して塊としては取り出せないか、手指で静かに扱えば塊として取り出せても、固化強度は実用的にも不十分な固化性である。
DODN={([AMCB]−[AMCR])/[AMCB]}×100・・・式(7)
(式中、AMCBは、試料が存在せず、所定濃度のアンモニア水溶液のみが存在
する密閉容器内気相部分のアンモニアのブランク濃度(ppm)、
AMCRは、所定濃度のアンモニアの水溶液が底部に敷き詰められた粒状物試料の
一部(中央部)に吸収された状態にある密閉容器内気相部分のアンモニアの濃度
(ppm)である。)
450ml容の広口ガラス瓶(口径:58.5mm、ポリエチレン製中蓋・ポリプロピレン製ネジ蓋付、中蓋の中央部には注入口ゴム栓を付設)の底部に、粒状物試料100gを秤取して平らに敷き容れた。臭気源として0.7(W/V)%アンモニア水溶液1mlを試料上に垂直に滴下し、直ちに密封して室温(20−30℃)で20分間静置後、北川式ガス検知管(アンモニアガス検知用)を用いてヘッドスペースのアンモニア濃度[AMCR](ppm)を測定した。比較試料の測定も、同場所でほぼ同時に行った。
ブランク濃度[AMCB]の測定は、試料を容れないブランクサンプルを作成し、別個に同場所でほぼ同時に行う。本実施例等の試験においては、ブランク濃度[AMCB]が4000ppmであった。
得られたアンモニア濃度及びブランク濃度を上記式に代入し、アンモニア脱臭能が算出される。
DODS={([EMCB]−[EMCR])/[EMCB]}×100・・・式(8)
(式中、EMCBは、試料が存在せず、所定濃度のエチルメルカプタン水溶液のみ
が存在する密閉容器内気相部分のエチルメルカプタンのブランク濃度(ppm)
EMCRは、所定濃度のエチルメルカプタン水溶液が底部に敷き詰められた
ペット用排尿処理材試料の一部(中央部)に吸収された状態にある密閉容器内気
相部分のエチルメルカプタンの濃度(ppm)である。)
450ml容の広口ガラス瓶(口径:58.5mm、ポリエチレン製中蓋・ポリプロピレン製ネジ蓋付、中蓋の中央部には注入口ゴム栓を付設)の底部に、粒状物試料100gを秤取して平らに敷き容れた。臭気源として0.32(W/V)%エチルメルカプタン水溶液1mlを試料上に垂直に滴下し、直ちに密封して室温(20−30℃)で5分間静置後、北川式ガス検知管(エチルメルカプタンガス検知用)を用いてヘッドスペースのエチルメルカプタン濃度[EMCR](ppm)を測定する。比較試料の測定も、同場所でほぼ同時に行った。
ブランク濃度[EMCB]の測定は、試料を容れないブランクサンプルを作成し、別個に同場所でほぼ同時に行った。本実施例等の試験においては、ブランク濃度[EMCB]が80ppmであった。
得られたエチルメルカプタン濃度及びブランク濃度を上記式に代入し、メルカプタン脱臭能が算出される。
ペットの糞尿から発生する悪臭ガスに対する脱臭性の評価として、塩基性臭気に分類され窒素(N)系悪臭ガスであるアンモニアに対する脱臭能と、酸性臭気に分類され硫黄(S)系悪臭ガスであるエチルメルカプタンに対する脱臭能とを測定し、その結果から、脱臭性について下記評価基準により4段階にて区分評価した。
<評価基準>
◎:DODN≧99.0 and DODS≧98.0
アンモニア脱臭能とメルカプタン脱臭能の両方ともに極めて高く、ペットの尿と糞から発生する窒素系と硫黄系の全ての高濃度悪臭に対する脱臭効果が期待できるので、基材だけでペット用のトイレ砂として使用でき、他の添加剤は不要である。
○:99.0>DODN≧98.5 and 98.0>DODS≧96.5
アンモニア脱臭能とメルカプタン脱臭能の両方ともに高いが、室内の温度や湿度の環境条件により高濃度の悪臭が発生した時などは基材の脱臭作用だけではやや不十分である。
△:98.5>DODN≧98.0 and 96.5>DODS≧96.0
アンモニア脱臭能とメルカプタン脱臭能の一方または両方がやや低く、現在市販のベントナイト系猫砂の最高レベルまで高める為には、他の防臭剤や消臭剤(芳香剤)の添加も必要である。
×:DODN<98.0 and DODS<96.0
アンモニア脱臭能とメルカプタン脱臭能の両方が低く、現在市販のベントナイト系猫砂の最高レベルまで高める為には、他の防臭剤や消臭剤(芳香剤)の添加が必須である。
以下において、実施例および比較例により、本発明をより詳細に説明する。
原料粘土として、新潟県新発田市小戸地域I鉱区産のジオクタヘドラル型スメクタイト系粘土(含水率:約33%;オパール性SiO2:約30%、150℃乾燥物換算)約10kgを用い、10mm巾の波目形孔を有する造粒板を装着した単軸型押出造粒機で押し出すことにより粗砕した。この粗砕原料粘土100重量%(150℃乾燥物換算)対してNa2O換算で31重量%となる量の40%水酸化ナトリウム水溶液(Na2O:31%、和光純薬工業株式会社製試薬により調製)をポリエチレン製袋に入れて、全量(T重量%)をよく振り混ぜてから、単軸式横型押出造粒機(6mm円形孔、造粒板装着)に3回かけて、混練・捏和・造粒する。得られた含水造粒物の0.0565T重量%をステンレス鋼製のビーカー様容器に入れ、開口部をアルミニウム箔とポリ塩化ビニリデン製ラップフィルム(旭化成ホームプロダクツ株式会社製)で覆い被せて密閉し、110℃で16時間蒸熱反応を行ってオパール性SiO2の大部分を溶解し、水溶性ケイ酸ナトリウム含有粘土を得た。
<活性ベントナイト粒状物の調製>
原料粘土として、新潟県新発田市小戸地域II鉱区産のジオクタヘドラル型スメクタイト系粘土(含水物)約10kgを用い、10mm巾の波目形孔を有する造粒板を装着した単軸型押出造粒機で押し出すことにより粗砕した。この粗砕原料粘土100重量%(150℃乾燥物換算)に対してアルカリ剤として上記調製の水溶性ケイ酸ナトリウム含有粘土の全量(Na2O換算で1.75重量%)をポリエチレン製袋に入れてよく振り混ぜてから、単軸式横型押出造粒機(6mm円形孔、造粒板装着)に3回、次いで回転ロール式縦型押出造粒機(デスクペレッター、2.8mm円形孔、造粒板装着)に1回かけて、混練・捏和・造粒する。得られた含水造粒物をステンレス鋼製の網かごに取り入れ、170℃に温度設定した大型送風乾燥器に入れて約3時間かけて乾燥する。冷後、解砕機と篩分機にかけて、短径:2.0〜2.5mm、長径:4〜7mmの略円柱形状の粒状成型物であるペット用排尿処理材を得た。
実施例1において、アルカリ剤としてNa2O換算で1.75重量%となる量の炭酸ナトリウム粉末(Na2O:58%、和光純薬工業株式会社製)を用いる以外は同様の方法によってペット用排尿処理材を得た。
実施例1において、アルカリ剤としてNa2O換算で0.875重量%となる量の炭酸ナトリウム粉末を用いる以外は同様の方法によってペット用排尿処理材を得た。
比較例1において、原料粘土として実施例8と同じに新潟県新発田市小戸地域II鉱区産のジオクタヘドラル型スメクタイト系粘土を用いる以外は同様の方法によってペット用排尿処理材を得た。
Claims (9)
- 天然のジオクタヘドラル型スメクタイト系粘土粒子にアルカリ剤を添加混合して製した活性ベントナイト造粒物からなり、
前記活性ベントナイト造粒物は、粉末X線回折法による測定で、[111]面由来のX線回折ピークの頂点を回折角(2θ)=21.5〜22.5°の領域に有する結晶性シリカ成分を含有し、
相対湿度(RH):65%の雰囲気下で120時間吸湿したときに、前記粉末X線回折法による測定で、スメクタイト成分の[001]面の底面反射によるピーク位置が、回折角(2θ)=5.2〜6.8°の領域にあり、
下記の式(1)で表される水浸出性ケイ酸ナトリウム成分を、前記活性ベントナイト造粒物100重量%(乾燥重量)に対して、酸化ケイ素(SiO2)換算で0.1〜1.0重量%の範囲で含有していることを特徴とするペット用排尿処理材。
Na2O・xSiO2 ・・・式(1)
(式中、xはSiO2成分のモル数を表す係数で、0.3〜3の数である) - 前記アルカリ剤が、下記の式(2)で表される水溶性ケイ酸ナトリウムを含有していることを特徴とする請求項1に記載のペット用排尿処理材。
Na2O・nSiO2 ・・・式(2)
(式中、nはSiO2成分のモル数を表す係数で、0.4〜4の数である) - 前記水浸出性ケイ酸ナトリウム成分中のSiO2成分とNa2O成分のモル比(x)が、0.5〜2.8の範囲であることを特徴とする請求項1に記載のペット用排尿処理材。
- 前記活性ベントナイト造粒物が含有する前記結晶性シリカ成分が、回折角(2θ)=21.5〜22.5°の領域に有する[111]面由来のX線回折ピークの半値幅(°/2θ)が0.4以上であるアルカリ可溶性シリカ成分であり、SiO2換算で前記活性ベントナイト造粒物(乾燥重量)100重量%に対して20〜35重量%の範囲で含有されていることを特徴とする請求項1に記載のペット用排尿処理材。
- 前記アルカリ可溶性シリカ成分が低結晶性オパール乃至非晶質シリカ(含水シリカ)からなる低結晶性シリカ成分であることを特徴とする請求項1に記載のペット用排尿処理材。
- 前記アルカリ剤が水酸化ナトリウムまたは水酸化ナトリウム水溶液であり、該アルカリ剤の添加混合は60℃以上の温度下における水熱反応乃至蒸熱反応の工程を含むことを特徴とする請求項1に記載のペット用排尿処理材。
- 下記の式(3)で定義される置換性水素指数IHが10以上であること、を特徴とする請求項1に記載のペット用排尿処理材。
IH=(BH−AH)×1010 ・・・式(3)
(式中、AHは、1重量%水性懸濁液での水素イオン濃度(mol/l)、BHは、
同懸濁液100gに1gの塩化ナトリウムを加えて70℃で60分間処理した
のちの水素イオン濃度(mol/l)である。) - 当該ペット用排尿処理材に所定の処方による擬似尿電解質溶液を吸収させることで得られた固化塊状物について、下記の式(4)で定義される固化強度保持率KRが、0.8以上であることを特徴とする請求項1に記載のペット用排尿処理材。
KR=RS2/RS1・・・式(4)
(式中RS1、RS2は、以下の計算により求められたものである。
RS1=(MX1/MO)×102 、RS2=(MX2/MAD)×102
上記MOは、疑似尿電解質溶液8gを吸収した固化塊状物の重量(g)、
MX1は、該塊状物を所定の条件下にふるい振とう器にかけて部分的に崩壊した後
にふるい面上に残存する全塊状物の重量(g)、
MADは、疑似尿電解質溶液8gを吸収した固化塊状物を45℃の雰囲気下に
6時間静置後の重量(g)、
MX2は、該塊状物を所定の条件下にふるい振とう器にかけて部分的に崩壊した後
にふるい面上に残存する全塊状物の重量(g)、である。)
(上記擬似尿電解質溶液は、5Lのビーカーに2kgの脱イオン水を入れ、撹拌
しながら下記7種の試薬を順次加え入れて溶解し、更に脱イオン水を加えて全量
を3kgとなした上で撹拌して均質な溶液となすことで得られるものである
CaCl2・2H2O(=147.01;≧99%):0.22g
MgCl2・6H2O(=203.30;≧97%):2.83g
KCl(=74.55;≧99%):27.11g
NaCl(=58.44;≧99%):3.54g
Na2SO4(=142.04;≧99%):17.22g
NaHCO3(=84.01;≧99.5%):17.73g
NaH2PO4・2H2O(=155.99;≧99%):37.82g) - 低結晶性シリカ成分を含有し、含有水分を25〜40重量%に調整したジオクタヘドラル型スメクタイト系粘土を5〜20mm程度の塊となるよう粗砕する粗砕工程と、
前記粗砕した粘土を、該粘土100重量%(乾燥重量)に対してNa2O換算で0.8〜2.7重量%の粉末状乃至水溶液状のアルカリ剤と混合・捏和する混練工程と、
前記混練された混合物を押出成形機等を用いて適宜の形状とサイズに造粒する造粒工程と、
前記造粒物を、150〜250℃の雰囲気下で3〜5時間、又は、250℃以上の雰囲気下で0.3〜3時間、のいずれかの条件で含有水分5%以下となるまで乾燥する乾燥工程と、を含み、
前記アルカリ剤が、前記式(2)において係数(n)が0.4以上である水溶性ケイ酸ナトリウムを含有し、
且つ前記式(1)で表される水浸出性ケイ酸ナトリウム成分を、造粒物100重量%(乾燥重量)当たり、酸化ケイ素(SiO2)換算で0.1〜1.0重量%の範囲で含有していることを特徴とするペット用排尿処理材の製造方法。
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