JP5831328B2 - 液晶表示装置用カラーフィルタ - Google Patents
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Description
(1)表示領域を囲むように非表示領域が形成され、前記非表示領域は少なくともブラックマトリクス層、透明保護膜層、透明導電膜層で構成された液晶表示装置用カラーフィルタであって、前記非表示領域に設けられた各形成層の内部応力の総和が5〜25MPaとなることを特徴とする液晶表示装置用カラーフィルタ。
(2)前記非表示領域における透明導電膜層の内部応力が圧縮応力である(1)記載の液晶表示装置用カラーフィルタ。
(3)前記ブラックマトリクス層は、ポリイミド樹脂からなり、かつその膜厚が0.8〜1umである(1)または(2)に記載の液晶表示装置用カラーフィルタ。
(4)前記透明保護膜層は、透明樹脂からなり、かつその膜厚が0.8〜1umである(1)〜(3)のいずれかに記載の液晶表示装置用カラーフィルタ。
(5)(1)〜(4)のいずれかに記載のカラーフィルタを具備する液晶表示装置。
本発明の液晶表示装置用カラーフィルタの構成を以下に説明する。本発明のカラーフィルタは、図1と同様に、透明基板の上に、樹脂ブラックマトリックス、感光性レジスト、着色膜(赤、青、緑)、透明保護膜、透明導電膜、固定スペーサが順次形成されている。
本発明で用いられるカラーフィルタの製造方法の一例を以下に示す。まず、透明基板上に非感光性の樹脂ブラックマトリクスを形成する。ブラックマトリクスの形成方法は、ダイコート法、スピンコート法、ダイスピンコート法、ロールコート法、ディピィング法等が好ましく用いられる。この後、バキュームチャンバーを用いて真空乾燥を行い、オーブンやホットプレートを用いて加熱乾燥(セミキュア)を行う。セミキュア条件は、使用する材料により異なるが、通常60〜200℃で1〜60分加熱することが好ましい。次いで、感光性レジスト材料をブラックマトリクスと同様に、塗布、加熱乾燥(プリベーク)した後、露光、現像を行う。プリベイク条件は、通常70〜150℃で1〜60分加熱するのが一般的である。
その後、感光性レジスト膜を剥離する工程にて剥離を行い、加熱乾燥(本キュア)を行う。本キュア条件は、ブラックマトリクスにおいて、前駆体からポリイミド系樹脂を得るために、通常200〜300℃で1〜60分加熱するのが一般的である。
着色膜が感光性樹脂であれば、着色膜そのものが感光性であるため、感光性レジストの形成および剥離工程が不要となり、塗布、真空乾燥、加熱乾燥、露光、現像、本キュアを行い、所定の領域へ形成する。
測定方法は、レーザー光を利用した基板曲率法を用いた。測定方法は、薄膜応力測定器F2300S(FLEXUS製)を用いて、基板上の膜の曲率半径を測定し、下記式(1)から応力を算出した。(a)ブラックマトリクス層、透明保護膜層、透明導電膜層をまとめて測定、(b)透明導電膜層のみ測定、の2通り行った。
(式1) 応力 = Eh2/(1−ν)6Rt
E/(1−ν):基板の二軸弾性係数
h:基板の厚さ
R:基板の曲率半径
t:薄膜の厚さ
ここで、本発明のいう引っ張り応力および圧縮応力の定義は、上記式1より算出した応力の値がプラスであれば引っ張り応力、マイナスであれば圧縮応力とする。
測定方法は、引っ張り試験機Ez−test(島津製作所製)を用いて、セバスチャン法によるカラーフィルタシール部の密着強度を測定した。
カーボンブラックからなる黒色顔料、ポリアミック酸、溶剤を撹拌混合して得られた非感光性黒色ペーストを、ガラス基板(コーニング製、Eagle2000)にダイコータで塗布し、ホットプレートで135℃、10分間乾燥して、黒色の樹脂塗膜を形成した。ポジ型フォトレジスト(AZ社製)をカーテンフローコータで塗布、ホットプレートで90℃、5分間プリベイクし、超高圧水銀灯を用いて120mJ/cm2 紫外線照射してマスク露光した後、2.25%のテトラメチルアンモニウムヒドロキシド水溶液を用いて、フォトレジストの現像と樹脂塗膜のエッチングを同時に行い、パターンを形成、メチルセロソルブアセテートでレジストを剥離し、ホットプレートで290℃、10分間加熱することでイミド化させ、ブラックマトリクスを形成した。
またこれらの得られたカラーフィルタ上および対向する配線基板にそれぞれポリイミド系の配向膜を設け、ラビング処理を施し、この2枚の基板を樹脂ブラックマトリクスにかかるようにシール剤を塗布し貼り合わせ、次にシール部に設けられた注入口から液晶を注入した後注入口を封止し、さらに偏光板を基板の外側に貼り合わせることによって、液晶表示装置を作製した。
11 :樹脂ブラックマトリクス
12 :着色層
13 :透明保護膜
14 :透明導電膜
15 :配向膜
16 :透明画素電極
18 :液晶
19 :スペーサ
20 :シール剤
101:カラーフィルタ
102:配線基板
Claims (5)
- 表示領域を囲むように非表示領域が形成され、前記非表示領域は少なくともブラックマトリクス層、透明保護膜層、透明導電膜層で構成された液晶表示装置用カラーフィルタであって、前記非表示領域に設けられた各形成層の内部応力の総和が5〜25MPaとなることを特徴とする液晶表示装置用カラーフィルタ。
- 前記非表示領域における透明導電膜層の内部応力が圧縮応力である請求項1記載の液晶表示装置用カラーフィルタ。
- 前記ブラックマトリクス層は、ポリイミド樹脂膜からなり、かつその膜厚が0.8〜1umである請求項1または2に記載の液晶表示装置用カラーフィルタ。
- 前記透明保護膜層は、透明樹脂からなり、かつその膜厚が0.8〜1umである請求項1〜3のいずれかに記載の液晶表示装置用カラーフィルタ。
- 請求項1〜4のいずれかに記載のカラーフィルタを具備する液晶表示装置。
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