JP5830410B2 - 溶湯供給管および連続鋳造装置 - Google Patents

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Description

本発明は、マグネシウムまたはマグネシウム合金(以下、これらを総称して「マグネシウム合金」という。)からなる鋳造物を連続して鋳造する連続鋳造装置に用いられる溶湯供給管およびそれを用いた連続鋳造装置に関する。
従来、マグネシウム合金の連続鋳造装置では、マグネシウム合金の溶湯が保持炉からタンディッシュを経由して連続鋳造用鋳型に給湯され、連続鋳造用鋳型による一次冷却、直接水冷による二次冷却を経て凝固され、連続鋳造用鋳型の延長方向に引き抜かれて鋳造物に形成される。そして、この連続鋳造装置は、一般的に縦型(垂直型)連続鋳造装置と横型(水平型)連続鋳造装置とに分類することができる。
連続鋳造装置において、保持炉に貯溜された溶湯をタンディッシュに供給するために用いられる溶湯供給管には種々の構成のものがあり、例えば、特許文献1には、ダイカストマシンに溶湯を供給する以下の構成の溶湯供給管が記載されている。
図5に示すように、特許文献1の溶湯供給管101は、ダイカスト鋳造装置111において、溶湯排出部131から送出される溶湯Mをダイカストスリーブ141に供給する。そして、溶湯排出部131は、溶湯流路135が穿設されたベースプレート134と、内部に上下方向に摺動する射出ピストン133を保持してベースプレート134に固設された射出スリーブ132とを備え、溶湯Mが貯溜される保持炉121内に懸架されている。
溶湯供給管101は、一端が保持炉121内に垂下してベースプレート134に接合された給湯管102と、給湯管102の他端に接合して垂下する吐出管103と、吐出管103に上下方向に昇降自在に接合されてダイカストスリーブ141内に挿入される可動管104と、を備え、給湯管102が、吐出管103側に向って傾斜して立ち上がる傾斜を有する。また、溶湯供給管101は、ダイカストスリーブ141に供給される溶湯Mの酸化・燃焼を防止するために、吐出管103の上端部に不活性ガスを溶湯Mに吹き込むためのガス注入ノズル105が備えられている。
溶湯排出部131では、射出ピストン133を射出スリーブ132内で上下方向に摺動することによって、保持炉121内に貯溜された溶湯Mが溶湯流路135に収納され、溶湯供給管101の給湯管102に送出される。そして、溶湯供給管101では、給湯管102に送出された溶湯Mは、給湯管102に連通する吐出管103および可動管104を介してダイカストスリーブ141内に供給される。
特許第3179289号公報
しかしながら、特許文献1の溶湯供給管101では、給湯管102の傾斜角度θが大きいため、給湯管102の端部から吐出管103および可動管104を通ってダイカストスリーブ141内に滴下する溶湯Mの滴下距離が長くなり、特に溶湯供給の初期段階で、ダイカストスリーブ141内の溶湯Mの液面が乱れ、ダイカストスリーブ141から溶湯Mが供給されるダイカスト金型(図示しない)で製造される鋳造物に鋳造巣等の欠陥が発生するという問題がある。なお、溶湯Mに不活性ガスが吹き込まれる場合には、溶湯Mの液面の乱れによって、溶湯M内への不活性ガスのまき込みが生じ、製造される鋳造物に鋳造巣等の欠陥が発生しやすくなる。
また、溶湯供給管101では、給湯管102とベースプレート134とがネジ等で強固に接合されていると共に、給湯管102は保持炉121のトッププレート122ともネジ等で強固に接合されている。したがって、溶湯供給終了後に溶湯供給管101を清掃する際に、溶湯供給管101(給湯管102)をトッププレート122(保持炉121)およびベースプレート134から取り外すのに長時間を要するため、溶湯供給管101内に残留している溶湯Mが固化してしまう。その結果、溶湯供給管101の清掃に長時間を要し、清掃性が低下するという問題もある。
そこで、本発明は、前記問題を鑑みてなされたもので、連続鋳造装置に使用した際に、製造される鋳造物に欠陥が発生せず、溶湯供給終了後の清掃性に優れた溶湯供給管およびそれを用いた連続鋳造装置を提供することを課題とする。
本発明に係る溶湯供給管は、保持炉に貯溜された溶湯を加圧装置の加圧によってタンディッシュに供給する連続鋳造装置に使用される溶湯供給管であって、前記保持炉と前記タンディッシュとの間に配置されて前記溶湯を前記タンディッシュに供給する給湯管部と、前記給湯管部に設けた当該給湯管部を前記保持炉に係合させる係合部と、を備え、前記給湯管部は、前記保持炉内に垂下して前記加圧装置によって送出された前記溶湯を受ける基端部と、前記基端部に第1折曲部を介して連続して前記溶湯を移湯する傾斜部と、前記傾斜部に第2折曲部を介して連続して前記タンディッシュ内に垂下して前記溶湯を吐出する先端部と、を有し、前記傾斜部は、前記第1折曲部側から前記第2折曲部側に向かって立ち上がる傾斜を有し、その傾斜角度が水平面に対して1〜10度であり、前記係合部は、前記基端部に設けられ、前記保持炉の開口部を覆う蓋板に設けられた係合機構に着脱自在となる鍔部を有することを特徴とする。
前記構成によれば、給湯管部が1度以上の傾斜を有することによって、溶湯供給終了時に、第2折曲部の溶湯が第1折曲部側に速やかに排出されるため、溶湯の重力によって第2折曲部から溶湯が滴り落ちることがなく、第2折曲部での湯切れがよくなる。その結果、第2折曲部からの湯垂れに起因した鋳造トラブルがなくなると共に、溶湯供給終了後に行う清掃においても、給湯管部の清掃がしやすくなるため、溶湯供給管の清掃性が向上する。また、溶湯供給の初期段階でも、溶湯は給湯管部内をむくり上がるように移湯されることとなり、溶湯の重力によって第2折曲部から溶湯が滴り落ちることがない。その結果、タンディッシュにおける溶湯の液面の乱れが防止されると共に、溶湯への不活性ガスのまき込みも防止され、鋳造品質が向上する。
また、傾斜部が10度以下の傾斜を有することによって、先端部の長さが短くなり、第2折曲部からの溶湯の滴下距離が短くなるため、特に溶湯供給の初期段階で、タンディッシュにおける溶湯の液面の乱れが防止されると共に、溶湯への不活性ガスのまき込みも防止され、鋳造品質が向上する。
さらに、給湯管部を保持炉に係合させる係合部である鍔部が、保持炉の蓋板に設けられた係合機構に着脱自在となることによって、溶湯供給終了後、溶湯供給管を保持炉から短時間で取り外すことができるため、給湯管部内の溶湯の温度低下を最小限に抑えることができる。その結果、溶湯固化物の発生量が少ない段階で、給湯管部を清掃できるため、溶湯供給管の清掃性が向上する。
溶湯供給管は、前記加圧装置が溶湯流路を備えたポンプであって、前記基端部の端部に、前記溶湯流路の送出口に着脱自在に差し込まれる差込部を備えることが好ましい。
前記構成によれば、差込部を備えることによって、溶湯供給終了後、給湯管部をポンプから短時間で取り外すことができるため、給湯管部内の溶湯の温度低下を最小限に抑えることができる。その結果、溶湯固化物の発生量が少ない段階で、給湯管部を清掃できるため、溶湯供給管の清掃性がさらに向上する。
溶湯供給管は、前記給湯管部が、その長さ方向の少なくとも一部の周囲をヒータで覆ったものであることが好ましい。
前記構成によれば、給湯管部がヒータで覆われていることによって、給湯管部内の溶湯の温度低下を最小限に抑えることができるため、溶湯供給中に給湯管部内に溶湯固化物が発生することがなく、溶湯固化物に起因する溶湯詰まりが防止される。
溶湯供給管は、前記給湯管部が、前記基端部、前記第1折曲部、前記傾斜部、前記第2折曲部および前記先端部の各部の間が連続して形成された1本の管で構成されていることが好ましい。
前記構成によれば、給湯管部が1本の管で構成されていることによって、給湯管部の各部間を接続する必要がないため、各部間の接続不良によって隙間等が生じることがない。その結果、溶湯供給中に、給湯管部の隙間等から溶湯が漏れることが防止される。
また、給湯管部が1本の管で構成されていることによって、各部間の接続不良によって段差が生じることがない。このような段差には、溶湯が溜まりやすく、溶湯固化物が発生しやすい。しかしながら、本願発明では、給湯管部に段差がないため、給湯管部内に溶湯固化物が発生しにくく、溶湯固化物に起因する溶湯詰まりがさらに防止される。
溶湯供給管は、前記給湯管部が、前記第1折曲部および前記第2折曲部の少なくとも一方が円弧状に形成されていることが好ましい。
前記構成によれば、第1折曲部および第2折曲部の少なくとも一方が円弧状に形成されていることによって、第1折曲部および第2折曲部に溶湯が溜まりにくくなり、溶湯固化物の発生が抑えられる。その結果、溶湯固化物に起因する溶湯詰まりがさらに防止される。また、円弧状に形成された第1折曲部および第2折曲部は管内ブラシ等、清掃冶具の挿入を容易にする。
本発明に係る連続鋳造装置は、溶湯を貯溜する保持炉と、前記保持炉に貯溜された前記溶湯が供給されるタンディッシュと、前記保持炉に貯溜された前記溶湯を加圧する加圧装置と、前記保持炉と前記タンディッシュとの間に配置され、前記加圧装置の加圧によって前記溶湯を前記保持炉から前記タンディッシュに供給する溶湯供給管と、前記タンディッシュに接続され、当該タンディッシュに供給された前記溶湯を冷却して鋳造物を成型する連続鋳造用鋳型と、前記連続鋳造用鋳型を介して前記タンディッシュから送り出される前記鋳造物を引き抜く引抜装置と、を備え、前記溶湯供給管として本発明に係る溶湯供給管を使用することを特徴とする。
前記構成によれば、前記溶湯供給管を使用することによって、溶湯供給終了時に、溶湯供給管からの湯垂れに起因した鋳造トラブルがなくなると共に、溶湯供給終了後に行う清掃においても、溶湯供給管の清掃がしやすくなるため、連続鋳造装置の清掃性が向上する。また、溶湯供給の初期段階でも、タンディッシュにおける溶湯の液面の乱れが防止されると共に、溶湯への不活性ガスのまき込みも防止され、鋳造品質が向上する。
本発明に係る溶湯供給管および連続鋳造装置によれば、製造される鋳造物に欠陥が発生せず、溶湯供給終了後の清掃性に優れる。しかも、本発明に係る溶湯供給管および連続鋳造装置では、湯垂れに起因した鋳造トラブルの発生もない。また、本発明に係る溶湯供給管および連続鋳造装置によれば、溶湯漏れ、溶湯詰まりが防止できる。
連続鋳造装置の構成を示す概略図である。 本発明の実施形態に係る溶湯供給管の構成を示す概略図である。 図2の溶湯供給管の保持炉への固定方法を示す概略図である。 図2の溶湯供給管の差込部を示す概略図である。 従来の溶湯供給管を使用したダイカスト鋳造装置の構成を示す概略図である。
<溶湯供給管>
本発明に係る溶湯供給管について、図面を参照して説明する。
図1、図2に示すように、溶湯供給管1は、保持炉31に貯溜された溶湯Mを加圧装置41の加圧によってタンディッシュ51に供給する連続鋳造装置21で使用される。ここで、溶湯Mは、溶解炉(図示せず)で溶融され保持炉31に供給される溶融金属であり、マグネシウム合金からなる。
そして、溶湯供給管1は、給湯管部2と、係合部8(鍔部9)とを備える。以下、各構成について説明する。なお、連続鋳造装置21の構成である保持炉31、加圧装置41、タンディッシュ51等については、後記する。
(給湯管部)
給湯管部2は、保持炉31とタンディッシュ51との間に配置されて、保持炉31に貯溜された溶湯Mをタンディッシュ51に供給する金属管で、耐食性、耐熱性に優れたステンレス鋼管あるいは鋼管等が使用でき、また、マグネシウム合金の場合には、これらの耐食性を低下させるNiを含まない素材からなることが好ましく、内径は例えば80mmである。そして、図2に示すように、給湯管部2は、基端部3と、第1折曲部4と、傾斜部5と、第2折曲部6と、先端部7とを備え、後記する係合部8によって保持炉31に係合されている。また、給湯管部2は、基端部3、第1折曲部4、傾斜部5、第2折曲部6および先端部7の各部の間が連続して形成された1本の管で構成されていることが好ましいが、複数の管の間を接着あるいは溶着等によって連続するように結合して1本の管としてもよい。
基端部3は、保持炉31に貯溜された溶湯M内に蓋板33から垂下して、後記する加圧装置41によって送出された溶湯Mを受ける部分で、直管からなる。また、基端部3の下端の位置は、溶湯M内であれば特に限定されないが、酸化膜が形成される溶湯Mの表層(最上層)と、スラッジが溜まる溶湯Mの底層(最下層)との間に位置することが好ましい。
第1折曲部4は、基端部3と傾斜部5との間に配置され、基端部3と傾斜部5とを連続させる部分で、折曲管からなる。第1折曲部4の折曲角度αは、基端部3が保持炉31内に垂下し、傾斜部5が所定の傾斜角度θで傾斜するように、適宜設定する。
傾斜部5は、基端部3と先端部7との間に配置され、第1折曲部4および第2折曲部6を介して基端部3と先端部7とを連続させる部分で、基端部3から先端部7に溶湯Mを移湯させる。そして、傾斜部5は、直管からなる。
傾斜部5は、第1折曲部4側から第2折曲部6側に向かって立ち上がる傾斜を有する。そして、傾斜部5の傾斜角度θは、水平面に対して1〜10度である。好ましくは、3〜5度である。
ここで、傾斜部5の傾斜角度θが1度未満であると、溶湯供給終了時に、第2折曲部6の溶湯が第1折曲部4側に排出されず、傾斜部5に滞留する。その結果、第2折曲部6での湯切れが悪くなり、第2折曲部6からの湯垂れに起因した鋳造トラブルが発生すると共に、傾斜部5に滞留した溶湯が固化して、溶湯供給管の清掃性が低下する。また、傾斜部5の傾斜角度θが10度を超えると、タンディッシュ51内に垂下させる先端部7の長さを長くとる必要が生じる。その結果、第2折曲部6から先端部7を通って滴下する溶湯の滴下距離が長くなり、特に溶湯供給の初期段階で、タンディッシュ51における溶湯の液面に乱れが生じたり、タンディッシュ51内に封入された不活性ガスの溶湯へのまき込みが生じ、鋳造品質が低下して、製造される鋳造物に鋳造巣等の欠陥が発生する。
第2折曲部6は、傾斜部5と先端部7との間に配置され、傾斜部5と先端部7とを連続させる部分で、折曲管からなる。第2折曲部6の折曲角度βは、先端部7がタンディッシュ51内に差し込み等によって垂下し、傾斜部5が所定の傾斜角度θで傾斜するように、適宜設定する。
先端部7は、タンディッシュ51内に垂下して溶湯Mを吐出する部分で、直管からなる。また、先端部7の差込方法、先端部7の下端の位置は、吐出によってタンディッシュ51内に溶湯Mの貯溜層が形成できれば、特に限定されない。
前記したように、給湯管部2の基端部3、傾斜部5および先端部7が直管からなることによって、溶湯Mの供給経路が最短となり、給湯管部2内の溶湯温度の低下を最小限に抑えることができる。
(係合部)
係合部8は、給湯管部2に設けられ、給湯管部2を保持炉31に係合させるものである。そして、係合部8は、給湯管部2の基端部3に設けられ、保持炉31の開口部32を覆う蓋板33に設けられた係合機構35(図3参照)に着脱自在となる鍔部9を有する。これにより、溶湯供給終了後に、溶湯供給管1(給湯管部2)を保持炉31から短時間で取り外すことができるようになる。なお、係合部8の構成は、蓋板33に設けられた係合機構35に着脱自在となれば、鍔部9に限定されない。
ここで、図3に示すように、係合機構35とは、市販の係合具であって、トグルクランプ36が好ましい。トグルクランプ36は、2つの部材の接合、および、その接合の解除をレバー36aの一動作で行えるクランプである。
以下に、溶湯供給管1(給湯管部2)の固定および取り外しについて説明する。
図3に示すように、給湯管部2の基端部3を、加圧装置41の1つであるポンプ42(図2参照)の支持板37に穿設された取付穴(図示せず)に挿入する。そして、支持板37の4隅に設けられたトグルクランプ36を用いて、給湯管部2の係合部8(鍔部9)を支持板37に固定する。図3では、2つのトグルクランプ36を記載し、接合後の係合部8(鍔部9)および支持板37の状態を記載している。次いで、支持板37に固定された給湯管部2を、保持炉31の蓋板33に穿設された取付穴34に挿入する。そして、取付穴34の周囲に設けられたトグルクランプ36を用いて、支持板37を蓋板33に固定することによって、溶湯供給管1(給湯管部2)が保持炉31(蓋板33)に固定される。図3では、2つのトグルクランプ36を記載し、接合前の支持板37および蓋板33の状態を記載している。
なお、加圧装置41として後記する気体加圧方式の加圧装置(図示せず)を採用する場合には、給湯管部2の係合部8(鍔部9)を保持炉31の蓋板33にトグルクランプ36で直接固定することも可能である。
なお、後記する溶湯供給管1の使用手順に記載するように、保持炉31に溶湯Mが貯溜されると、全てのトグルクランプ36のレバー36aを接合解除方向に動かすことによって、蓋板33と支持板37との接合が解除されると共に、支持板37と係合部8(鍔部9)との接合が解除され、その状態で保持炉31からタンディッシュ51に溶湯供給管1を介して溶湯Mが供給される。また、溶湯供給終了後、給湯管部2(基端部3)は保持炉31から取り外される。
(差込部)
図2、図4に示すように、前記した溶湯供給管1は、加圧装置41として溶湯流路44を備えたメカニカルポンプ(ポンプ42)を使用する場合には、給湯管部2の基端部3の端部に、溶湯流路44の送出口44bに着脱自在に差し込まれる差込部10を備えることが好ましい。
ここで、溶湯流路44の送出口44bに着脱自在に差し込まれる差込部10とは、溶湯流路44の送出口44bに形成された溝部44cに差込可能な端部である。そして、溝部44cの大きさは、基端部3の端部の大きさと同等または大きく形成されている。
差込部10の構成は、図4に記載された構成に限定されず、他の構成であってもよい。例えば、図示しないが、基端部3の端部から縮径して突出する縮径部であってもよい。
<溶湯供給管の変形例>
次に、前記した溶湯供給管1の好ましい実施形態(変形例)について説明する。
図2に示すように、溶湯供給管1は、給湯管部2の長さ方向の少なくとも一部の周囲をヒータ11で覆ったものであることが好ましい。そして、ヒータ11は、図示しない電源部からの電流供給によって発熱する電熱ワイヤからなり、従来公知の電熱ワイヤを使用できる。なお、溶湯供給管1は、グラスウール等の保温材料からなる保温層12で、ヒータ11の長さ方向の少なくとも一部の周囲をさらに覆ったものでもよい。
また、溶湯供給管1は、給湯管部2の長さ方向の30〜90%以上を覆うことが好ましい。ヒータ11での被覆率が30%未満であると、給湯管部2の温度低下が生じやすくなる。また、ヒータ11での被覆率が90%を超えても、給湯管部2の温度低下のさらなる抑制が期待できない。なお、保温層12の被覆率もヒータ11(給湯管部2)の長さ方向の30〜90%が好ましく、その理由は前記ヒータ11と同様である。
<連続鋳造装置>
次に、本発明に係る前記溶湯供給管を使用した連続鋳造装置について説明する。
図1に示すように、連続鋳造装置21は、金属の溶湯Mを連続鋳造用鋳型61で凝固させて鋳造物Wを連続鋳造するものである。連続鋳造装置21は、保持炉31と、加圧装置41と、溶湯供給管1と、タンディッシュ51と、連続鋳造用鋳型61と、引抜装置71と、を備えている。なお、連続鋳造装置21は、いわゆる横型(水平型)であっても、縦型(垂直型)であってもよく、図1には横型(水平型)の場合を記載した。
以下、各構成について説明する。なお、溶湯供給管1については前記のとおりであるので、説明を省略する。
溶湯Mは、溶解炉(図示せず)で溶融され保持炉31に供給される溶融金属であり、マグネシウム合金からなる。また、鋳造物Wは、図1に示すように、連続鋳造装置21によって溶湯Mを連続鋳造して凝固させた鋳片(鋳塊)であり、例えば直径が数10〜100mm程度の丸棒からなる。鋳造物Wは、図1に示すように、引抜装置71の送りローラ72によって鋳造方向へ引っ張られることにより、連続鋳造用鋳型61の鋳型面から引き出される。鋳型面から出た鋳造物Wは、送りローラ72で送られながら、さらに、冷却装置(図示せず)から放水される冷却水によって強制的に二次冷却される。そして、鋳造物Wは、送りローラ72によって引っ張られて所定場所へ搬送され、所望の長さに裁断される。
(保持炉)
保持炉31は、溶解炉(図示せず)から供給された溶湯Mを所定の温度に保温した状態で一時的に貯溜するものである。保持炉31は、略密閉容器状に形成され、溶湯Mを貯溜する有底円筒状の容器であり、例えば内径が1m、深さが1.5mで容量が350kg程度のものからなる。この保持炉31の側壁上部には、不活性ガスの供給口が設けられている(図示せず)。また、保持炉31には、溶湯Mを加圧する加圧装置41が取り付けられている。
(加圧装置)
図1、図2に示すように、加圧装置41は、溶湯Mを加圧によって保持炉31から給湯管部2の基端部3に送出させる装置である。加圧装置41の加圧方式は、特に限定されないが、気体加圧方式、ポンプ加圧方式、または、両者を併用した方式等が挙げられ、ポンプ加圧方式が好ましい。また、ポンプ加圧方式の加圧装置41としてのポンプ42には、メカニカルポンプ、電磁ポンプ等があり、メカニカルポンプが好ましい。なお、加圧装置41の加圧は、1〜100kPaであることが好ましい。
図2、図4に示すように、メカニカルポンプ(ポンプ42)は、溶湯Mの流路となる溶湯流路44が穿設されたベース部43と、このベース部43の溶湯流路44の送入口44a側に内設されて溶湯Mを給湯管部2の基端部3に送出する羽根車45と、この羽根車45に連結された回転軸46と、この回転軸46を回転駆動させるモータユニット47と、このモータユニット47に接続されるポンプ用制御装置48、ポンプ用電源49とを備えていることが好ましい。このようなメカニカルポンプ(ポンプ42)では、羽根車45を回転駆動することによって溶湯Mを加圧して、その加圧によって基端部3(給湯管部2)の内部に溶湯Mを送出している。
なお、メカニカルポンプ(ポンプ42)は、図5に示す溶湯排出部131のように、溶湯流路135が穿設されたベースプレート134に固設された射出スリーブ132の内部に保持された射出ピストン133を上下方向に摺動することによって、溶湯Mを加圧して送出するポンプであってもよい。また、電磁ポンプは、従来公知のポンプが使用できる。
気体加圧方式の加圧装置は、図示しないが、アルゴンガスやヘリウムガス等の不活性ガスを圧縮して圧縮ガスを保持炉内に供給する圧縮機と、この圧縮機を制御する制御装置と、圧縮機および制御装置を駆動させる電源とを備えることが好ましい。このような加圧装置では、圧縮機で圧縮ガスを保持炉内に供給することによって、保持炉内に貯溜された溶湯の表面が加圧され、その加圧によって溶湯供給管(給湯管部)の内部に溶湯を送出している。
(タンディッシュ)
タンディッシュ51は、保持炉31から溶湯供給管1を介して供給された溶湯Mを保温した状態で一時的に貯溜するものである。タンディッシュ51は、略容器状に形成されている。また、タンディッシュ51の内部には、当該タンディッシュ51内の溶湯Mを濾過して不要な介在物を分離するフィルタが取り付けられている(図示せず)。また、タンディッシュ51には、連続鋳造用鋳型61側の側壁の下部に、溶湯Mを連続鋳造用鋳型61に供給する溶湯供給口が形成されている。なお、このタンディッシュ51内の溶湯Mは、当該タンディッシュ51が溶湯供給管1を介して保持炉31に連通していることにより、加圧装置41によって溶湯Mが加圧された状態になっている。
(連続鋳造用鋳型)
連続鋳造用鋳型(モールド)61は、タンディッシュ51の溶湯供給口から型内に供給された溶湯Mを冷却しながら送り出すことによって、所定の形状に成型する冷却鋳型である。連続鋳造用鋳型61は、例えば、棒状の鋳造物Wを連続鋳造する略筒状の型面を有している。また、連続鋳造用鋳型61は、例えば、熱伝導率の高い銅、アルミニウム合金、ステンレス鋼、あるいは、黒鉛製のものからなる。なお、連続鋳造用鋳型61は、例えば、当該連続鋳造用鋳型61とタンディッシュ51の溶湯供給口との間に介在された鋳型取付盤52によって、タンディッシュ51に接続されている。
連続鋳造用鋳型61には、例えば、この連続鋳造用鋳型61および鋳造物Wを強制的に一次冷却するウォータジャケットや二次冷却する冷却水噴射ノズル装置等からなる冷却装置(図示せず)と、連続鋳造用鋳型61の鋳造面に潤滑剤を供給して鋳造物Wが鋳造面に焼き付くのを防止する潤滑剤供給装置(図示せず)と、が設けられている。
(引抜装置)
引抜装置71は、連続鋳造用鋳型61を介してタンディッシュ51から送り出される鋳造物Wを引き抜くものである。引抜装置71は、従来公知の引抜装置を使用でき、例えば、一対の送りローラ72で鋳造物Wを引き抜くものである。
なお、本発明の溶湯供給管1は、前記した連続鋳造装置21だけでなく、図5に示したダイカスト鋳造装置111においても使用することができる。そして、連続鋳造装置21に使用した際と同様に、ダイカスト鋳造装置111に使用した際にも、本発明の溶湯供給管1は、製造される鋳造物に欠陥が発生せず、溶湯供給終了後の清掃性に優れるという効果を奏する。また、ダイカスト鋳造装置111に使用した際に、本発明の溶湯供給管1は、湯垂れに起因した鋳造トラブルの発生もなく、溶湯漏れ、溶湯詰まりが防止できるという効果も奏する。
<溶湯供給管の使用手順>
次に、溶湯供給管の使用手順について、連続鋳造装置を例にとって説明する。
(1)図1〜図4に示すように、溶湯供給管1(基端部3)の差込部10を加圧装置41(溶湯流路44の送出口44b)に着脱自在に差し込む。そして、溶湯供給管1(基端部3)の係合部8(鍔部9)と、加圧装置41の支持板37とを係合機構35(トグルクランプ36)を用いて接合する。これによって、溶湯供給管1(基端部3)が加圧装置41に着脱自在に固定される。
(2)加圧装置41に固定された溶湯供給管1を保持炉31内に挿入し、支持板37と、保持炉31の蓋板33とを係合機構35(トグルクランプ36)を用いて接合する。これによって、溶湯供給管1が保持炉31に着脱自在に固定される。なお、溶湯供給管1の先端部7もタンディッシュ51内に差し込み等により挿入する
(3)保持炉31内に溶解炉(図示せず)から溶湯Mを供給して、保持炉31内に所定量の溶湯Mを貯溜する。
(4)加圧装置41を駆動して、保持炉31から溶湯供給管1を介してタンディッシュ51内に溶湯Mを供給する。このとき、全ての係合機構35(トグルクランプ36)を接合解除方向に操作して、係合部8(鍔部9)と支持板37との接合を解除すると共に、支持板37と蓋板33との接合も解除する。その結果、溶湯供給管1と保持炉31との固定が解除された状態で、溶湯Mがタンディッシュ51に供給される。そして、タンディッシュ51に供給された溶湯Mは、連続鋳造用鋳型61によって鋳造物Wに鋳造され、鋳造された鋳造物Wは、引抜装置71によって連続鋳造用鋳型61から引き出され、所定長さに裁断される。
このとき、溶湯供給管1の傾斜部5が1〜10度の傾斜を有することによって、タンディッシュ51の溶湯表面に第2折曲部6から溶湯Mが滴り落ちたり、その滴下距離(先端部7の長さ)が長くなることを防止できる。その結果、タンディッシュ51における溶湯Mの液面の乱れ、不活性ガスのまき込みがなくなり、鋳造品質が向上する。
(5)鋳造を終了するため、加圧装置41の駆動を停止して、溶湯供給管1による溶湯Mの供給を停止する。次に、溶湯供給管1の基端部3および先端部7を、保持炉31およびタンディッシュ51から取り外して、取り外された溶湯供給管1の内部を清掃する。
このとき、溶湯供給管1の傾斜部5が1〜10度の傾斜を有することによって、第1折曲部4側に溶湯Mが速やかに排出されるため、第2折曲部6での湯切れがよくなり、湯垂れに起因した鋳造トラブルがなくなる。また、溶湯供給管1内に残留する溶湯Mの量も少なくなり、溶湯供給管1の清掃がしやすくなる。
また、溶湯供給管1は、係合部8(鍔部9)で保持炉31に着脱自在に固定され、また、前記手順(4)において固定が解除されている。また、溶湯供給管1は、差込部10が加圧装置41に着脱自在に差し込まれている。その結果、溶湯供給管1の保持炉31および加圧装置41からの取り外しを短時間で行うことができるため、溶湯供給管1(給湯管部2)内の溶湯Mの温度低下を最小限に抑えることができる。その結果、溶湯供給管1が清掃しやすくなる。
1 溶湯供給管
2 給湯管部
3 基端部
4 第1折曲部
5 傾斜部
6 第2折曲部
7 先端部
8 係合部
9 鍔部
10 差込部
21 連続鋳造装置
31 保持炉
41 加圧装置
51 タンディッシュ
61 連続鋳造用鋳型
71 引抜装置

Claims (6)

  1. 保持炉に貯溜された溶湯を加圧装置の加圧によってタンディッシュに供給する連続鋳造装置に使用される溶湯供給管であって、
    前記保持炉と前記タンディッシュとの間に配置されて前記溶湯を前記タンディッシュに供給する給湯管部と、
    前記給湯管部に設けた当該給湯管部を前記保持炉に係合させる係合部と、を備え、
    前記給湯管部は、前記保持炉内に垂下して前記加圧装置によって送出された前記溶湯を受ける基端部と、前記基端部に第1折曲部を介して連続して前記溶湯を移湯する傾斜部と、前記傾斜部に第2折曲部を介して連続して前記タンディッシュ内に垂下して前記溶湯を吐出する先端部と、を有し、
    前記傾斜部は、前記第1折曲部側から前記第2折曲部側に向かって立ち上がる傾斜を有し、その傾斜角度が水平面に対して1〜10度であり、
    前記係合部は、前記基端部に設けられ、前記保持炉の開口部を覆う蓋板に設けられた係合機構に着脱自在となる鍔部を有することを特徴とする溶湯供給管。
  2. 前記加圧装置が溶湯流路を備えたポンプであって、前記基端部の端部に、前記溶湯流路の送出口に着脱自在に差し込まれる差込部を備えることを特徴とする請求項1に記載の溶湯供給管。
  3. 前記給湯管部は、その長さ方向の少なくとも一部の周囲をヒータで覆ったものであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の溶湯供給管。
  4. 前記給湯管部は、前記基端部、前記第1折曲部、前記傾斜部、前記第2折曲部および前記先端部の各部の間が連続して形成された1本の管で構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の溶湯供給管。
  5. 前記給湯管部は、前記第1折曲部および前記第2折曲部の少なくとも一方が円弧状に形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の溶湯供給管。
  6. 溶湯を貯溜する保持炉と、
    前記保持炉に貯溜された前記溶湯が供給されるタンディッシュと、
    前記保持炉に貯溜された前記溶湯を加圧する加圧装置と、
    前記保持炉と前記タンディッシュとの間に配置され、前記加圧装置の加圧によって前記溶湯を前記保持炉から前記タンディッシュに供給する溶湯供給管と、
    前記タンディッシュに接続され、当該タンディッシュに供給された前記溶湯を冷却して鋳造物を成型する連続鋳造用鋳型と、
    前記連続鋳造用鋳型を介して前記タンディッシュから送り出される前記鋳造物を引き抜く引抜装置と、を備え、
    前記溶湯供給管として請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載されたものを使用することを特徴とする連続鋳造装置。
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